Dies irae -楽しい大歌劇- 15話

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- セイバー「どこまでもムカつく男ですね・・・」 ベア「苦労してるんですね・・・」 -- 名無しさん (2012-12-12 19:34:56) - やれやれ……と首を振ってから、セイバー「では、気を取り直して」ベア「ええ、仕切り直しです」 -- 案山子さん (2012-12-12 19:51:52) - 士郎は後方に下がっていた。セイバー「先の話を戻しましょう……あなたとの戦いは、私の誉れです。故に」不可視の剣が、不意に揺れた。セイバー「――――本気で、行きます」刹那、風の結界がはがれ、爆風が荒れた。 -- 案山子さん (2012-12-12 19:53:52) - ベア「光栄ですね・・・ですが私も負けられない・・・」 雷光を纏い構えるベアトリス -- 名無しさん (2012-12-12 20:00:37) - 構える中、ついに秘蔵とされていた彼女の――その伝説の由来となったモノが姿を現した。 -- 案山子さん (2012-12-12 20:02:42) - ベア「それが・・・ですか」 セイバー「はい、これが我宝剣『エクスカリバー』です」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:04:15) - 曰く――最強の幻想(ラスト・ファンタズム)。 -- 案山子さん (2012-12-12 20:04:59) - 輝けるかの剣こそは、過去現在未来を通じ、戦場に散っていくすべての兵たちが、今際のきわに懐く哀しくも尊きユメ――『栄光』という名の祈りの結晶。それが――エクスカリバーなのだ。 -- 案山子さん (2012-12-12 20:06:49) - ベア「宝剣中の宝剣ですね……間近で見て分かりますよ」 -- 案山子さん (2012-12-12 20:07:32) - セイバー「本当に私たちはどこまでも似ているようだ・・・」 ベア「ですね・・・」 お互い笑い合う -- 名無しさん (2012-12-12 20:11:06) - ベア「えーと、そこの少年」 士郎「ん?俺は士郎だ」 ベア「もう少し離れていてくだい、巻き込まれると死にますよ?」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:12:20) - 士郎「ああ、大丈夫……セイバーの闘いなら、慣れたから」ベア「……慣れたって?」 -- 案山子さん (2012-12-12 20:15:02) - セイバー「彼は私とともに『聖杯戦争』を駆け抜けた、私のマスターだった人です -- 名無しさん (2012-12-12 20:16:57) - ベア「なるほど・・・それでアーチャーさんとまともにやり会えたわけだ・・・・」  -- 名無しさん (2012-12-12 20:17:40) - ……一方。 アーチャーは虐げられていた……黒髪の少女に。足でゲシゲシと。 -- 案山子さん (2012-12-12 20:19:07) - ???「来るのが遅いじゃない!思わず自力で脱出しちゃったじゃない!どうしてくれるのよもう!!!!バカアーチャー!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-12 20:19:40) - アーチャー「すまんな・・・いろいろ邪魔が入っていた・・・私だってホモに狙われたのだぞ!!?」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:20:46) - アーチャーは言い返すが・・・ -- 名無しさん (2012-12-12 20:21:13) - ???「うっさい!あんたの事情なんか知るか!!!!」ゲシッ!!!! -- 案山子さん (2012-12-12 20:21:28) - アーチャー「尻をけるな・・痛いじゃないか」 ???「それになんか聞こえてきたんだけど?誰が寝坊助だって(⌒▽⌒)?」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:22:38) - 無駄にいい笑顔で距離を詰める黒髪の少女・・・ -- 名無しさん (2012-12-12 20:23:16) - アーチャー「!?な、ナンノコトカナ~」 -- 案山子さん (2012-12-12 20:23:55) - ???「この完全無欠の美少女『凛』様に向かってねぼすけたぁ~覚悟できてんでしょうねえ(⌒▽⌒)?」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:26:04) - アーチャー「いや違うだろ?」……士郎「美少女ではないな」 -- 案山子さん (2012-12-12 20:26:51) - 凛「アーチャー、命令よ!!士郎を今すぐ矯正しなさい!!」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:28:17) - 士郎「俺はまともだ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:28:31) - セイバー「別の階にいるのに……相変わらずですね、リンも;」 -- 案山子さん (2012-12-12 20:29:10) - ベア「誰です?そのリンってのは?」 -- 案山子さん (2012-12-12 20:29:37) - 士郎「なんというか・・・自分で完璧とか言っててもどこか抜けてるやつ・・・俺の友人で仲間だ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:32:07) - ……凛「うっ……」アーチャー「ニヤニヤ」 -- 案山子さん (2012-12-12 20:32:50) - 凛「ふふふ・・・・私を怒らせたわね・・・衛宮くん・・・」 凛が悪魔のような笑みを浮かべた・・・ -- 名無しさん (2012-12-12 20:34:27) - 士郎「(;゚Д゚)!!!?」 悪寒が走ったようだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-12 20:35:44) - アーチャー「……骨は拾ってやるか;」 -- 案山子さん (2012-12-12 20:36:04) - ベア「……なるほど。これがあなたたちの日常なのですね」 -- 案山子さん (2012-12-12 20:36:50) - セイバー「そうですね・・・」 ベア「私はしょっちゅう焼かれてますね・・・少佐に・・・」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:37:57) - 二人は同時に頭を抱えた・・・ -- 名無しさん (2012-12-12 20:38:26) - ……別の階。ザミ「私に焼かれろおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」別の階から、ベアトリスに向かって炎が放たれた。 -- 案山子さん (2012-12-12 20:38:47) - もう元○玉顔負けの極大だった。 -- 案山子さん (2012-12-12 20:39:18) - 士郎&セイバー「(;゚Д゚)!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:40:59) - そのでかさに驚愕の表情で固まった -- 名無しさん (2012-12-12 20:41:37) - ベア「どひゃああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!?」クリーンヒット。パチンコ玉のように壁を飛びながら、最後は地面に頭から激突した。 -- 案山子さん (2012-12-12 20:42:03) - ベア「わ……私……た、戦う……ま、まえ……なのに……」痙攣するベアトリス。 -- 案山子さん (2012-12-12 20:42:38) - 士郎「大丈夫か?」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:43:24) - ザミ『加減はしてやったんだ!日々の特訓と比較すれば軽いほうであろうが!馬鹿娘!』 -- 案山子さん (2012-12-12 20:43:47) - 声だけが響く。 -- 案山子さん (2012-12-12 20:43:57) - セイバー「あれで軽いと(;゚Д゚)!」 ザミエル「当然だ、この場所でわれらが出せる全力は一割程度らしいからな・・・全力を見せられんのが悔しい限りだ」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:45:32) - 士郎「あれで一割程度ってでたらめだろ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:46:08) - ……凛「……なに?あのデタラメ。私の師父と同じぐらいの化け物よ?あれ」アーチャー「…………;」 -- 案山子さん (2012-12-12 20:46:34) - アーチャー「彼女に至ってはこの中で確実に進化している・・・」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:47:39) - ザミ「ははははは!褒めるな!」 -- 案山子さん (2012-12-12 20:47:57) - ベア「でも………マキナ卿か双首領なら………あれを打ち消せます…………」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:49:12) - 士郎「マジで(;゚Д゚)!!!?」 -- 案山子さん (2012-12-12 20:49:36) - ベア「マジです・・・」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:49:59) - ベア「マキナ卿は素手で・・・総首領ならモロにくらっても無傷です・・・」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:50:46) - 凛「デタラメすぎるでしょ(;゚Д゚)!!!?」 -- 案山子さん (2012-12-12 20:52:04) - 三人「ウソ(;゚Д゚)!!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:52:45) - ↑訂正 ザミエル「本当だ」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:53:36) - アーチャー「まあ……彼らならばそうだろうな;」 -- 案山子さん (2012-12-12 20:55:55) - ……別の階。シュライバーは別々に切り離され、一人単身でいた。 -- 案山子さん (2012-12-12 20:57:03) - 何もない空虚の空間。あるいは廃墟。あるいは伽藍堂。そんな今までで異質かつ此の世界にある意味で適応している空間にいる中、シュライバー「…………誰だい?」シュライバーが感じ取っていたそのとき、一方通行である階段の前に轟!!と吹き荒れた魔力の奔流に、シュライバーは予測していなかった。 -- 案山子さん (2012-12-12 20:57:36) - 巻き上がる魔力が次第に凝固して形成し、屈強な人影として実体化させ、その実体化した影は直立不動で立っていた。 -- 案山子さん (2012-12-12 20:59:11) - シュライバー「君は、誰だい?」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:59:58) - 短くそう返す・・・ -- 名無しさん (2012-12-12 21:00:09) - だが、無反応。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:01:27) - 長身で肩幅の広い「男」の総身は、一分の隙もなく甲冑に覆われていた。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:01:58) - しかもどこか黒い・・・ -- 名無しさん (2012-12-12 21:02:38) - 威圧感と同時に禍々しいものを感じる・・・ -- 名無しさん (2012-12-12 21:02:59) - シュライバー「・・・・・・・・・」 それに気づいてか警戒を強めるシュライバー -- 名無しさん (2012-12-12 21:04:32) - 面貌すらも無骨なヘルメットに覆われて視認できなかった。ただ、細く穿たれたスリットの奥から覗かせる爛々と燃える双眸の不気味な輝きだけが……そこにはあった。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:06:25) - 黒い騎士から放たれるのは、掛け値なしの殺気、つまり殺意のみ。魔力から生じた旋風すらもが、怨嗟の呻り声に似て禍々しい。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:08:15) - シュライバー「……へぇ」身体から匂い立つ殺意を嗅ぎわけ、シュライバーの中でスイッチが入る。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:08:32) - シュライバー「いいねえ、そのさ殺気・・・乗れそうだよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-12 21:09:38) - 歪んだ笑みを浮かべそ呟くシュライバー -- 名無しさん (2012-12-12 21:10:06) - 妄執、情熱、狂愛が目まぐるしくその眼球の奥で掻き混ぜられていく。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:10:46) - それに反応するように立ち上がり甲冑騎士は吠えた・・・ -- 名無しさん (2012-12-12 21:12:09) - 甲冑「ぐおおおおおおああああああああああ!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-12 21:12:27) - そしてシュライバーに特攻をかける・・・ -- 名無しさん (2012-12-12 21:12:50) - シュライバー「うあはははははは!ノロイんだよ!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-12 21:13:26) - だが、最速のシュライバーには届かない。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:13:42) - だが、地面をこすりつけながら振り返り、低く地を這うような不気味な気迫とともに、手にした「得物」をシュライバーの脳天に向かって投げていた。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:14:31) - シュライバー「へへ~ん!こんなもの余裕で――――ッ!?」また躱そうとしたのだが、飛んでくる獲物に違和感を覚え、咄嗟に上空へ飛んだシュライバー。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:15:33) - それはどこまでもシュライバーを追ってくる・・・まるで自分がトマホークであるかのように・・・ -- 名無しさん (2012-12-12 21:16:44) - シュライバー「コレ、ベイのよりウザイね・・・」 -- 名無しさん (2012-12-12 21:17:09) - 一瞬の空白。その瞬間、黒いのがシュライバーの視界から消えていた。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:17:47) - シュライバー「!!?」  -- 名無しさん (2012-12-12 21:19:37) - しかし漏れてくる殺気で解る・・・ -- 名無しさん (2012-12-12 21:20:12) - シュライバー「後ろ!?」振り返ると、壁を蹴って突貫してくる奴がいた。目の前からはトマホーク。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:21:03) - シュライバー「やるか・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-12 21:21:51) - シュライバーは二丁拳銃を取り出した・・・ -- 名無しさん (2012-12-12 21:22:24) - シュライバー「キミは早いね……けどね」ギラッ シュライバー「僕より遅いんだよ!!」 -- 案山子さん (2012-12-12 21:23:00) - シュライバーは叫ぶとギリギリまで二つひきつけ、躱した・・・その刹那にトマホークを打ち落とす -- 名無しさん (2012-12-12 21:27:07) - 背後から迫っていた者は地面に着地して、同様に着地したシュライバーを無言で見ていた。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:28:49) - やがて、黒い騎士の総身を塗り潰していた霧が晴れていく。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:30:53) - シュライバー「そんななりをしてるんだ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-12 21:32:22) - その問に答えずただ無言・・・・まるで言葉をすべて忘れたかのように -- 名無しさん (2012-12-12 21:33:00) - 猛々しくも流麗な、それでいて匠が技の限りを尽くしたかのような細緻な拵えに加え、刻み込まれた無数の疵さえも数多の武勲を物語る彫り細工となって勇猛の華を添えている。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:33:59) - これはマキナと似ている無双の剣士。誰よりも、何者よりも遥か高みに完成させられた騎士。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:34:54) - シュライバー(……そういえば、あの門の玉座の隣って真っ黒になってたねぇ)唐突に思い出したシュライバー。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:38:51) - それはそう――あのセイバーが待ち構える門に刻まれていた画だ。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:42:14) - シュライバー「君、『ランスロット』って言うんじゃないの?」 -- 名無しさん (2012-12-12 21:43:01) - とりあえず言ってみるシュライバー -- 名無しさん (2012-12-12 21:43:32) - ???『……Ar《アァ》……thur《サァ》……』 -- 案山子さん (2012-12-12 21:43:50) - シュライバー「アーサー・・・・・・?」 -- 名無しさん (2012-12-12 21:45:10) - なんか絞り出してる言葉を読み取っていく・・・ -- 名無しさん (2012-12-12 21:45:32) - すると、???「■■■■■■■■■■■■■■(アァァァァァァァァァァサァァァァァァァァァァァァ)ッ!!」 -- 案山子さん (2012-12-12 21:46:42) - ――獣の咆哮。否、これは凶獣の咆哮だ。シュライバーも大概だが、これは怨嗟や私怨などがシュライバーの比ではない。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:47:29) - シュライバー「僕はアーサーとかいうのじゃないいだけどな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-12 21:49:40) - ぼやきつつも戦闘態勢を取るシュライバー -- 名無しさん (2012-12-12 21:50:03) - ――かつて、数多の婦人を羨望の虜としたとされるその端然たる美貌は、今では無惨なまでに見る影もなくなっていた。昔年の憎悪にヤツれ果て、ただ憎しみを滾らせる双眸だけが爛々と光を放つ鬼相をしていた。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:50:36) - そう――彼こそが、円卓最強とされ、あのセイバーでさえ勝てない無謬にして無窮の騎士。湖の騎士――サー・ランスロット本人だ!! -- 案山子さん (2012-12-12 21:52:01) - シュライバー「君のことは知ってるよ?だけどね僕は君より強いよ?」 彼の方向に答えるように笑う -- 名無しさん (2012-12-12 21:53:06) - ↑訂正 シュライバー「君のことは知ってるよ?だけどね・・・・僕は君より強いよ?」 彼の咆哮に答えるように笑う -- 名無しさん (2012-12-12 21:53:38) - シュライバー「ああ私は願う どうか遠くへ」 -- 案山子さん (2012-12-12 21:55:47) - それはアルベドの渇望。水銀には感情の昂りは危険だと言われたが、この騎士を斃すのに、また戦うのに本気で戦わないのは、この狂気のシュライバーといえども、失礼に値するだろう。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:56:44) - シュライバー「美しく繊細なるものよ、恐ることはない手を伸ばせ!!・・・」 -- 名無しさん (2012-12-12 21:59:38) - 更に謳うように言葉を紡ぐシュライバー それは彼にとっては地獄の獣へと変えるための凱旋歌にほかならないのだ・・・・ -- 名無しさん (2012-12-12 22:00:53) - 彼の礼儀であり自分の望んだ真の姿・・・それを見せずして勝てるほど彼は安くない・・・ -- 名無しさん (2012-12-12 22:01:54) - シュライバー「我は汝の友であり 奪うために来たのではないのだから!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-12 22:02:51) - シュライバー「ああ、恐るな、怖がるな、誰も汝を傷つけない」 -- 名無しさん (2012-12-12 22:08:10) - シュライバー「和夫が腕の中で愛しきものよ、永劫安らかに眠るがいい!!!」 -- 名無しさん (2012-12-12 22:11:32) - シュライバー「創造(ブリアー)!!」 -- 名無しさん (2012-12-12 22:12:21) - シュライバー「人世界(ニブルヘイム)・凶獣変生(フェンリスボルフ)!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-12 22:21:49) - 纏う空気が変わり・・・狂気一色に染まった・・・ ランスロットはそれに応えるように咆哮を上げる -- 名無しさん (2012-12-12 22:26:29) - ……神父「困りましたね……分散されてしまいましたか。ねえ?リザ」リザ「ええ……そのようね」 -- 案山子さん (2012-12-12 23:09:05) - ここはあの黄金の城の内部のような場所だった。広い空間内に、今は二人しかいない。 -- 案山子さん (2012-12-12 23:11:46) - 神父「しかも私たちは非戦闘員……弱りましたねぇ」リザ「あまりそういう風には見えないんだけど?」 -- 案山子さん (2012-12-12 23:16:49) - そう言いながら目の前の門を開けると―― 玲愛「ようやく来たわね。ド腐れ外道神父。あ、UNOだよ。おじいちゃん」イザーク「……強いな、テレジア」なんか、UNOをやってる二人がいた。 -- 案山子さん (2012-12-12 23:36:01) - 二人『なにしてるの?』イザーク「見てわからんか?」玲愛「UNOよ」 -- 案山子さん (2012-12-13 00:15:48) - そう言いながらトランプに興じていた。リザ「あなた、囚われていたんじゃ――」イザーク「その意味がなくなったから、用済みということだ」神父「どういうことです?」玲愛「つまり――私たちの魂をコピーしたから、オリジナルは帰れってことらしいよ」イザーク「手荒いことはされてはおらんよ」 -- 案山子さん (2012-12-13 00:23:52) - 二人は首を傾げていたが、納得した。神父「ならば、ここから離脱しましょうか」リザ「ええ」玲愛「藤井君は?」イザーク「父様は?」 -- 案山子さん (2012-12-13 00:25:43) - 二人『二人なら、平気です/よ』 -- 案山子さん (2012-12-13 00:44:06) - ……別の階。蓮は見えないアサシンと悪戦苦闘をしていた。 -- 案山子さん (2012-12-13 01:06:01) - 蓮「やれやれ…本当に面倒なのばかりあてがってくれるよな…」 ぼやきつつ攻撃をはじき落とす -- 名無しさん (2012-12-13 08:08:13) - ???「その割にはよく耐える……狩りがいがあって良いぞ小僧」 闇の中からうざったらしい声が響く -- 名無しさん (2012-12-13 09:32:25) - 蓮「そりゃどうも」素っ気なく返す蓮。 -- 案山子さん (2012-12-13 11:13:51) - ???「それより小僧、ひとつ確認だ?」 蓮「何だ?」 ???「わしの神話、読んだ?」 やけ不安そうに聞いてきた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 11:19:54) - 先の一件を見てたのだろう・・・それで不安になったらしい・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 11:21:49) - 蓮「あ〜……その、だな;」どもる蓮。 -- 案山子さん (2012-12-13 11:50:54) - 蓮「し、知らないって言ったら……ど、どうする?;」流石に気まずいのか、蓮がそう尋ねると、 -- 案山子さん (2012-12-13 12:10:04) - ???「まずいじけるな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 12:12:37) - どよーんとした声が返ってきた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 12:13:10) - 蓮「け、けどよ……お、俺の仲間の本城ってのがお前のこと、知ってたぜ?;」 -- 案山子さん (2012-12-13 12:13:54) - ???「そうか・・・知っていてくれる輩がいればいいか・・・だが小僧では、貴様はわしのことが書かれた本を手にしたことはあるか?」 蓮「あるにはある・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 12:15:37) - 蓮(司狼と同じく冒頭三ページで放置してるんて言えねえ・・・・) -- 名無しさん (2012-12-13 12:16:39) - ???「そうか・・・わしの知名度もなかなか捨てたもんではないな・・・あのよう『妖怪爺』は貴様のことを知っておるのはわしぐらいのもんだとかほざいていたが・・・そうではなかったのだな・・・」 なんか喚起満ちた声が響いてきた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 12:27:50) - ↑訂正 ???「そうか・・・わしの知名度もなかなか捨てたもんではないな・・・あのよう『妖怪爺』は貴様のことを知っておるのはわしぐらいのもんだとかほざいていたが・・・そうではなかったのだな・・・」 なんか歓喜に満ちた声が響いてきた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 12:28:26) - ↑訂正 ???「そうか・・・わしの知名度もなかなか捨てたもんではないな・・・あの『妖怪爺』は貴様のことを知っておるのはわしぐらいのもんだとかほざいていたが・・・そうではなかったのだな・・・」 なんか歓喜に満ちた声が響いてきた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 12:29:27) - 蓮「でも暗殺者が有名って正直どうよ? まるで闇に隠れてないわけだし評価下がるもんじゃね?」 素朴な疑問をぶつける。 -- 名無しさん (2012-12-13 12:44:04) - ???「問題ない!暗殺者といえども名を馳せたい気持ちはある!英雄王然り!腹ペコ王然り!征服王然り!色男然り!狗然りだ!」心からの本音を暴露する。そして、蓮の前に姿を現して蓮の肩を掴みながら咽び泣いていた。 -- 案山子さん (2012-12-13 12:56:36) - ???「無名はイヤなのですよ……(泣」 -- 案山子さん (2012-12-13 12:57:13) - ・・・・・・・ Wセイバー「ムカっ!!?」 ランサー「ムカッ!!?」 うわさの英雄たちはキレていた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 13:08:47) - アーチャー「色男か・・なかなかいい言われようだな(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-12-13 13:09:42) - 士郎「ど、どうしたんだ?せ、セイバー?;」 -- 案山子さん (2012-12-13 13:10:26) - セイバー「いえ、先に滅人滅相しておかなければならない存在がいるようです」 -- 名無しさん (2012-12-13 13:12:11) - ……ランサー「悪いなバゼット。ちょいと野暮用ができた」 -- 案山子さん (2012-12-13 13:12:44) - バゼット「!!?どういうことです?」 ランサー「どっかの馬鹿が俺ら『赤枝の騎士』を馬鹿にしている・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 13:14:19) - バゼット「わかりました・・・私も行きましょう・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 13:14:48) - ……黒セイバー「すまないな、漢。私も出かける」戒「へっ!?」螢「え!?」 -- 案山子さん (2012-12-13 13:16:19) - ちなみに黒セイバーの相手は、戒と螢だった。 -- 案山子さん (2012-12-13 13:16:42) - オルター「私のことを馬鹿にした罪・・・先に滅人滅相されたいようだな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 13:18:22) - ……アサシン「!?!!?」 -- 案山子さん (2012-12-13 13:19:55) - 悪寒を感じ取ったアサシンは、蓮の肩を掴みながら尋常じゃないぐらい震えていた。仮面がカタカタと音を鳴らしていた。 -- 案山子さん (2012-12-13 13:20:28) - 四人「そこだな・・待ってろよ・・・滅人滅相おおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」 叫んで走り出した -- 名無しさん (2012-12-13 13:21:21) - 居場所をつかんだようだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 13:22:02) - アサシン「助けて下され!藤井殿!なんでもします故!」 -- 案山子さん (2012-12-13 13:23:36) - 蓮「どうした!!?急に?」 -- 名無しさん (2012-12-13 13:24:16) - 異常な領域の脅えように蓮はさすがに驚いた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 13:24:41) - アサシン「お慈悲を!お慈悲を!どうかお救いくだされ!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-13 13:25:16) - 蓮は後ろに迫る異常な殺気を感じ取り『無理だ』と短く答えた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 13:26:38) - アサシン「なんと!!?」 -- 名無しさん (2012-12-13 13:26:57) - 蓮「俺死にたくないし」 -- 案山子さん (2012-12-13 13:27:47) - 言うと同時に扉が蹴破られた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 13:28:34) - 四人「見つけたぞ(-_☆)」 悪鬼なスマイルを浮かべて四人がそこにいた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 13:29:13) - アサシン「HIYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!!!!?????????」 -- 案山子さん (2012-12-13 13:31:59) - もはや暗殺者としての面子なんてない……あるのは「恐れ」であった。まあ、理由は分かる。 -- 案山子さん (2012-12-13 13:32:32) - アサシン「ま、待てお前たち!?あ、あれはそうだな……そ、そう!言葉のあやだ!許せ!な!?」 -- 案山子さん (2012-12-13 13:38:00) - 四人「無理(^_☆)」 余計凶悪になった・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 13:44:19) - 連は最速で効果範囲から逃げていた・・というかむしろ攻撃側に回っていた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 13:45:56) - ↑訂正  蓮は最速で効果範囲から逃げていた・・というかむしろ攻撃側に回っていた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 13:46:35) - 蓮「加勢するぞ」 -- 案山子さん (2012-12-13 13:47:39) - アサシン「八方塞がり!?ま、待て!話し合おうではないか!!わ、我らは英雄同士だ!話せば通じる!!そ、そうであろう!?」 -- 案山子さん (2012-12-13 13:48:26) - 蓮「俺は英雄じゃねーぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-13 13:49:20) - ランサー「小僧、抜かるなよ?」 t蓮「おうよ」 -- 名無しさん (2012-12-13 13:49:50) - オルター「貴様ら、手心なんぞ必要ないぞ?」 セイバー「わかっている!!」 バゼット「そうですね」 -- 名無しさん (2012-12-13 13:50:46) - 聞く耳持たれずだ・・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 13:51:43) - アサシン「くっ!?こ、こうなれば――」全員『こうなれば、なんだ?』 -- 案山子さん (2012-12-13 13:54:24) - アサシン「逃げるが勝ち!暗殺者がそう簡単に死んだのでは話にならない!」そう言って暗闇の中に消えていくアサシン。気配断ちによって気配が完全に消えた。 -- 案山子さん (2012-12-13 13:55:32) - 蓮「逃がさん!!」 -- 名無しさん (2012-12-13 14:00:19) - 蓮が若夜刀と化し・・・気配を集中させる・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 14:01:27) - アサシン(何だあの姿は・・・やけに神々しくすら感じる・・・) -- 名無しさん (2012-12-13 14:05:06) - 蓮「…………――――そこだ!!左斜め二時の方向だ!!」アサシン(!!!!!???) -- 案山子さん (2012-12-13 14:22:58) - ランサー「おっ社ああああああああ!!!!!!!!!」 飛び出すランサー -- 名無しさん (2012-12-13 14:23:49) - ↑訂正 ランサー「おっしゃああああああああ!!!!!!!!!」 飛び出すランサー -- 名無しさん (2012-12-13 14:24:12) - セイバー「その姿は・・!!?」 -- 名無しさん (2012-12-13 14:24:37) - 蓮の変貌ぶりに驚愕するセイバー -- 名無しさん (2012-12-13 14:24:57) - 蓮「説明はあとだ!ランサー!」ランサー「任せろや!!」 -- 案山子さん (2012-12-13 14:25:44) - ランサーの本気の鉄槌(魔槍)が飛ぶ・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 14:26:51) - バゼット「私も行きましょう・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 14:27:29) - それにあわせる様にバゼットが鉄球を飛ばす・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 14:30:22) - 黒セイバー「面倒だ…………まとめて消すか」黒い聖剣を握るオルター。 -- 案山子さん (2012-12-13 14:33:00) - セイバー「待て、消すのはアサシンだけだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 14:33:45) - 黒セイバー「甘いな……だから貴様は国を滅ぼしたのだ」 -- 案山子さん (2012-12-13 14:34:10) - セイバー「貴様も元は私だろうが!!?」 -- 名無しさん (2012-12-13 14:35:02) - セイバーが叫び返す -- 名無しさん (2012-12-13 14:35:18) - 黒セイバー「一緒にするなモグモグ」 -- 案山子さん (2012-12-13 14:35:41) - セイバー「それは私がおやつに食べようと思っていたどら焼き!!?」 -- 名無しさん (2012-12-13 14:36:42) - 黒セイバー「おいしくいただかせてもたらったぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-13 14:37:18) - 黒セイバー「ズズズズー」なんか飲んでいた。 -- 案山子さん (2012-12-13 14:37:48) - セイバー「貴様、食後のお茶まで・・・・もう許さん!!」 -- 名無しさん (2012-12-13 14:38:31) - ご丁寧に湯飲みで飲んでいる・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 14:39:00) - 黒セイバー「これが私とおまえとの差だ……ついでに、あの優男に新たに創らせたどら焼きもある……ほれほれ」 -- 案山子さん (2012-12-13 14:40:22) - 見せびらかすオルター。 -- 案山子さん (2012-12-13 14:40:37) - セイバーは神速の踏み込みでそれを奪い取った -- 名無しさん (2012-12-13 14:41:30) - 黒セイバー「貴様!!?それは私のだ!!」 -- 名無しさん (2012-12-13 14:42:04) - セイバー「いいえ!私のです!」 ……士郎「セイバー;;」 -- 案山子さん (2012-12-13 14:42:56) - 戒「あ、あははははは;」螢「似た者同士というか……まあ同一人物だからそうだけど。食いしん坊なのね;」 -- 案山子さん (2012-12-13 14:43:32) - 二人「一緒にするな!!」 -- 名無しさん (2012-12-13 14:44:17) - 同時に叫んだ・・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 14:44:27) - ついでに、アサシンは三名によってボッコボコにされていた。 -- 案山子さん (2012-12-13 14:46:26) - ランサー「赤枝の騎士を犬呼ばわりしたこと、死んでわびろやああああああああああああああ!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-13 14:51:51) - アサシン「ぷげらー!!!??」 -- 案山子さん (2012-12-13 14:54:01) - 派手に回転しながらアサシンが空中を舞う。 -- 名無しさん (2012-12-13 15:26:16) - ランサー「てめえの場合、その長い腕の能力さえ封じて置けば、この俺に勝てる道理はねえんだよ」バゼット「アンサー!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-13 15:29:59) - それを聞いた蓮が両腕を迷わず切り落とした・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 15:31:17) - バゼット「ナイス(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-12-13 15:31:56) - そこから更にヒートアップ・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 15:36:37) - アサシン「わ、私の出番を消す気ですか!?鬼ですか!あなた方は!?」 -- 案山子さん (2012-12-13 15:36:56) - 五人「無くていい(-_☆)」 二人はどら焼き争奪戦を繰り広げながら叫ぶ・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 15:39:04) - 特に英雄三人からの殺気が半端でなく注がれている・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 15:40:56) - ぶっちゃけ無理もないが・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 15:41:46) - アサシン「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!????」 ……そのあと、アサシンの姿を見たものはいなかったとさ。 -- 案山子さん (2012-12-13 15:42:13) - ……黒セイバー「仕方ない。あいつが作ったこのぺろぺろキャンディーをくれてやる。頭を下げて詫びるがいい」 -- 案山子さん (2012-12-13 15:43:07) - セイバー「ふざけるな、そのどら焼きをよこせ!!」  -- 名無しさん (2012-12-13 15:45:15) - 黒セイバー「これはわたしのだモグモグモグモグ……ごちそうさまでした」 -- 案山子さん (2012-12-13 15:45:41) - セイバー「貴様あああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」 叫んで『エクスカリバー』を振りかぶった・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 15:46:30) - 黒セイバー「うまかったなおかわりを貰ってくるか」 -- 名無しさん (2012-12-13 15:47:17) - 目もくれず立ち上がった・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 15:47:31) - 戒「あはは・・・とりあえず作ってくるよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 15:48:29) - 士郎「俺も手伝うよ・・・」 二人は離れた場所で同じものを感じ取っていた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 15:49:13) - セイバー「シロウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!!!!!!早く作りなさああああああああああああああああああああああい!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-13 15:50:39) - オルター「こちらも早くしろおおおおおおおおお!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-13 15:51:22) - 二人「はっはいいいいいいいい!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-13 15:51:56) - 二人はせっせとどら焼を作る・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 15:52:50) - アーチャー「……やれやれ、私も手伝ってやるか;」凛「アーチャー」アーチャー「ああ、了解した。君の分も作ろう……お子様ランチでいいかね?」 -- 案山子さん (2012-12-13 15:53:15) - 凛「殺すわよ(⌒▽⌒)?」 -- 名無しさん (2012-12-13 15:54:12) - 無駄にいい笑顔で凄まれた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 15:54:28) - アーチャー「ハハハハハ!もう可愛いなリンは……仕方ない。創ってくるか……プリンもつけておこう」 -- 案山子さん (2012-12-13 15:55:30) - 懲りないアーチャー。凛の人差し指に魔力が籠っていく。 アーチャー「!?よせ、リン!どこぞの破壊魔法少女になる気かね!?」 -- 案山子さん (2012-12-13 15:56:19) - 凛「いいえ?消し飛ぶのはあたただけ♪」 -- 名無しさん (2012-12-13 15:57:05) - 更にいい笑顔だ・・・しかも怖い・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 15:57:30) - アーチャー「お、落ち着けリン!君はあれだ!そう……その……あ、あれだ;」 -- 案山子さん (2012-12-13 15:58:10) - 凛「何?私が完璧すぎてついからかいたくなっただけよね(⌒▽⌒)?」 -- 名無しさん (2012-12-13 15:59:12) - アーチャー「そ・・・そうだ、私は君に嫉妬して・・・ついな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 16:01:34) - 身の危険を感じてそう返した・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 16:02:05) - 凛「ふ~ん……嫉妬、ねえ……アーチャー、あなたでも嫉妬ってするんだ?変わったものね~」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:03:18) - アーチャー「人間変われば変わるものだぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-13 16:03:50) - 凛「それなら、解るわよね?私が何をご所望か(⌒▽⌒)?」 -- 名無しさん (2012-12-13 16:04:33) - アーチャー「あし~たがある♪さあ明日がある~♪」現実逃避。 -- 案山子さん (2012-12-13 16:05:22) - 青筋浮かばせながら迫る赤い悪魔。何故かあの宝石剣を持っていた。 -- 案山子さん (2012-12-13 16:05:50) - アーチャー「お、落ち着き給え!!?解った・・すぐ用意する!!」 -- 名無しさん (2012-12-13 16:07:00) - ……ベイ「あいつも苦労人なんだな;」離れた処で同情するベイ。 -- 案山子さん (2012-12-13 16:07:21) - 凛「そう……良い心がけね♪」すんごい良い笑顔を浮かべる凛。これが、彼らを怖がらせる赤い悪魔の微笑みなのだ……故に、次はない。 -- 案山子さん (2012-12-13 16:07:59) - アーチャー「では行くぞ、アレレらに格の違いを見せてやる」 凛を背負って戒たちのもとへ向かった・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 16:09:08) - しかもなぜかエプロン姿になっている・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 16:09:32) - 途中にアラヤがいたが蹴り飛ばして進んだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 16:10:01) - ……ベイ「さて……んじゃま、こっちも始めるか」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:10:55) - 一方、ベイはベイで彼らのことを感じつつも、眼前にいる男を見据えていた――明らかに、ヤバイ次元にいるヤツを。 -- 案山子さん (2012-12-13 16:11:24) - ベイ「名乗れや……名乗りを聞いてやる。戦の作法だァ」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:12:37) - ???「…………ケタ」ベイ「あン?」???「ケタ……ケタ、ケタ、ケタケタケタタタタケタケケケケタタタタ……ケタッ!!」 -- 名無しさん (2012-12-13 16:13:37) - ベイ「そんなにおかしいか?」 -- 名無しさん (2012-12-13 16:14:22) - ベイはとりあえず温厚にそう返してみる・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 16:14:46) - ???「ワタシ……オマエ……食ベタイ……ケタタタタタタタタタタタタタタタタ!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:15:41) - 狂ったようにカタカタ音をならしながら笑う男。それはまるで―― ベイ「はっ……てめえも人形ってか?しかも生粋の」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:16:20) - ???「ソノトオリダ・・・・ケタケタ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 16:17:09) - 小馬鹿にしくさったようにそう返す・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 16:17:27) - ベイ「……あ~あ。俺もあいつらみてえな英雄と闘いたかったんだが……ま、いいか」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:17:54) - 心底残念そうだ・・しかし奴のメルクリウス以下でウザイ笑いはやまない -- 名無しさん (2012-12-13 16:19:05) - そう言いながらも杭を生やすベイ。その殺気は推して知るべし。今のベイは永劫回帰の世界にいた頃と寸分違わずの実力を発揮できているのだ。それは恐らく、この空間のせいもあるのであろう。いわゆる――同調だ。 -- 案山子さん (2012-12-13 16:19:24) - ベイ「名前が無いじゃ、名乗っても仕方ねえか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 16:20:18) - 呟くと挨拶がわりだと言わんばかりに杭を放つ -- 名無しさん (2012-12-13 16:20:45) - だが、???「イタダキマス」その杭を――飲んだ。 -- 案山子さん (2012-12-13 16:21:24) - ベイ「!!?」 その行動に驚愕した -- 名無しさん (2012-12-13 16:22:51) - 彼の杭は枯渇させる闇の賜物だ。それを―― ???「……ふムフム。なルほドなルほド……おモしロい」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:23:38) - 徐々にではあるが、言葉が……人間らしく? -- 案山子さん (2012-12-13 16:24:02) - ベイ「なんだこいつ・・・」 変貌ぶりに警戒心を強める -- 名無しさん (2012-12-13 16:25:22) - だが、そこに仮説が立った。ベイ「てめえ……まさか、俺の杭から情報をかすめ取りやがったなァ!?」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:26:16) - ???「……そういうコトらしイな。カズィクル・ベイ……いイや、ハくボうか?」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:26:56) - ベイ「……なるほどなァ。掠め取った情報を取り込んで、俺のことを知りやがったか……面倒くさいタイプだな、おい」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:29:48) - ???「そういうことだ・・・・キサマに、勝ちの目は・・・ナイ」 -- 名無しさん (2012-12-13 16:31:26) - 人形はいうがベイは笑う・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 16:32:04) - ベイ「…………ほざくな、カスが」彼の双眸が真紅に燃え上がった。ベイ「……セレーナ、俺に力を貸してくれ。俺は殺してきた……ああ、俺は畜生だ。けどな、お前の弔い合戦だ……頼む」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:32:50) - 黒円卓に属する吸血鬼は、己の内に取り込んだ魂へ声をかける。無為なことなのは百も承知。だが、それでも彼女をこのようにしたこいつらを殺したい。その衝動を許してくれるか?という彼の心に、セレーナ『ヴィルヘルム様……愛しい人(モン・シェリ)』 -- 案山子さん (2012-12-13 16:34:07) - ベイ「いいのか?下手すりゃ消えるぞ?」 その声に返す・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 16:36:26) - 彼の最後に理性だ・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 16:36:50) - セレーナ『……私は、あなたと共に』そこまで言って、ベイは強い意志を目に宿した。 -- 案山子さん (2012-12-13 16:37:47) - ベイ「……あんがとな」そして、ベイ「おい人形野郎……悪いが、俺には負けられない理由があってな……消えちまいなァッ!!」今まで感じたことのない高揚感。そして感じる彼女の波動と鼓動。それを背に――ベイは紡ぐ。己の渇望を。 -- 案山子さん (2012-12-13 16:38:27) - ベイ「かつて何処かで そしてこれほど幸福だったことがあるだろうか」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:39:29) - ベイ「幼い私はまだあなたを知らなかった・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 16:39:55) - 言葉を紡ぐにつれてベイの纏う気質が変わる・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 16:40:34) - ベイ「いったい私は誰なのだろう いったいどうして 私はあなたの許に来たのだろう」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:41:12) - それは己が渇望・・・自分が思い描いた最強の自分へ変えるための思い・・・それをカタチにする力・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 16:42:58) - ベイ「もし私が騎士にあるまじき者ならば、このまま死んでしまいたい 何よりも幸福なこの瞬間 私は死しても 決して忘れはしないだろうから」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:43:39) - ベイ「故に恋人よ、枯れ落ちろ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 16:45:02) - ベイ「死骸を晒せ」 -- 名無しさん (2012-12-13 16:45:22) - アメーバのようにドロドロと揺らめく濃い闇。夜が、更なる夜に包まれていく。 -- 案山子さん (2012-12-13 16:45:47) - ベイ「何かが訪れ 何かが起こった 私はあなたに問いを投げたい」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:46:09) - ベイ「本当にこれでよいのか 私は何か過ちを犯していないか 恋人よ 私はあなただけを見 あなただけを感じよう 私の愛で朽ちるあなたを 私だけが知っているから」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:46:49) - ――そこに、鬼女も脈動した。内に眠っていた――ヤンデレ鬼女が。 -- 案山子さん (2012-12-13 16:47:47) - それと同時にベイの中の闇が威る・・・そして大気が軋みを上げ始めた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 16:49:24) - 瞬間、爆発する深い闇――ベイ「ゆえに恋人よ 枯れ落ちろ」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:50:09) - ベイ「創造(ブリアー)」 -- 名無しさん (2012-12-13 16:51:16) - 白貌を喜悦に歪め、高らかに謳う。ベイ「死森の薔薇騎士(ローゼンカヴァリエ・シュヴァルツヴァルド)!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:51:57) - ――――瞬間、かつての世界で発したことのないような規模で、彼の世界が展開された。しかも、流出並の強さと同時に彼の世界が流れ出したのだ。 -- 案山子さん (2012-12-13 16:52:48) - それは正しく、深淵・・・地獄の底の底にいるのかと錯覚させるほどだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 16:53:44) - ???「!!!??」ベイ「俺の情報を?取り込んだ?だからどうした?あァ?俺に勝てるのは……」あの小僧はああまあいいだろう。だがな、言わせてもらう!ベイ「あの人だけだあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:55:04) - 怒号とともに詰め寄り人形の腕を粉砕した・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 16:56:14) - だが、ベイ「な――にィ!?」粉砕した腕から、彼の杭が放たれていた。 -- 案山子さん (2012-12-13 16:56:47) - それはまさしく――先程放った己の杭に相違ない。 -- 案山子さん (2012-12-13 16:57:08) - 人形は笑う・・・この程度ではつぶせんぞと言いたげに -- 名無しさん (2012-12-13 16:58:36) - それに対してベイも笑う・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 16:58:53) - ベイ「もう俺の杭は用済みってか?クソがっ!!舐めるなァ!!」怒号一閃。彼の咆哮が敵を吹き飛ばす。 -- 案山子さん (2012-12-13 16:59:23) - そして壁にぶつかった・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 17:00:21) - すると、身体が激突したと同時にバラバラになってしまった。 -- 案山子さん (2012-12-13 17:00:53) - しかしベイは気を抜いていない・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 17:01:27) - それどころかここからが本番だと思っているようだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 17:01:53) - ベイ「……這い上がれやァ」???「……く、くふふふ」 -- 案山子さん (2012-12-13 17:02:24) - その声は人形からだが……女の声も混じっていた。 -- 案山子さん (2012-12-13 17:02:50) - ベイ「あん?」  -- 名無しさん (2012-12-13 17:03:14) - ???「痛いわね~……なにするのよ」バラバラになった人形が元の人型へと戻っていく。 -- 案山子さん (2012-12-13 17:03:46) - だが、聞こえる声はどう考えてもあの人形からだが、あれそのものではないだろう。となれば―― -- 案山子さん (2012-12-13 17:04:10) - ベイ「そういや、魔女がいるとか言ってたな?」 -- 名無しさん (2012-12-13 17:04:51) - とりあえず声を投げてみる -- 名無しさん (2012-12-13 17:05:54) - ???「…………ケタケタ」人形が嗤う。 -- 案山子さん (2012-12-13 17:06:58) - ベイ「やれやれ・・・・怖くて本人は出てこれねえか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 17:08:16) - がっかりだと言いたげに呟く -- 名無しさん (2012-12-13 17:08:35) - ???「用心深いといいなさい……吸血鬼」 -- 案山子さん (2012-12-13 17:09:13) - すると、人形の真横の空間が不意に揺れた。ゆらゆらと。 -- 案山子さん (2012-12-13 17:09:42) - ベイ「そういやあんた『神代の魔女』って言われてんだってな?」 -- 名無しさん (2012-12-13 17:11:17) - そして――像を成した。紫に黒の色が入ったローブを被る、女が。???「ええ、そうよ」 -- 案山子さん (2012-12-13 17:12:12) - ベイ「嬉しいね?英雄殿と戦える歴戦の英雄と戦えるなんざ」  -- 名無しさん (2012-12-13 17:13:05) - それは彼の本音だ・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 17:13:36) - ???「ふふふ、カワイイ坊やだこと」 -- 案山子さん (2012-12-13 17:14:33) - そう言いながら前に音もなくスライドする魔女。キャスター「初めましてになるかしら?私はキャスター」 -- 案山子さん (2012-12-13 17:15:09) - ベイ「俺は、名乗らなくていいよな?知ってるだろ?」 -- 名無しさん (2012-12-13 17:17:11) - キャスター「ええ……聖槍十三騎士団黒円卓第五位、ヴィルヘルム・エーレンブルグ=カズィクル・ベイ。通称『白貌』と呼ばれている、でいいかしら?」 -- 案山子さん (2012-12-13 17:18:23) - ベイ「ご察しの通りで」 -- 名無しさん (2012-12-13 17:18:57) - そう言いながら、ベイは身構える。無頼でありながら、彼なりの流儀だ。 -- 案山子さん (2012-12-13 17:21:17) - ベイ「そこの木偶人形じゃなく、あんたと闘えるってことでいいんだよな?」 -- 案山子さん (2012-12-13 17:21:42) - キャスター「ええ、いいわよ?神代の魔術とくと拝ませてあげる」 -- 名無しさん (2012-12-13 17:23:09) - そう言うと魔術で球体を作り出した -- 名無しさん (2012-12-13 17:23:31) - ベイ「そりゃ、楽しみだ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 17:25:37) - 二人は対峙した。魔女と吸血鬼。決して関係ないこの両者の火蓋が今――下ろされた。 -- 案山子さん (2012-12-13 17:26:04) - ……一方、マキナは彼らの中で一番特別な場所にいた。 -- 案山子さん (2012-12-13 17:27:38) - そこは――まさしく、また因縁深い闘技場だった。 -- 案山子さん (2012-12-13 17:27:57) - 人は死ぬ。救われぬ。この蠱毒にいる以上、決して救われることはない。ミハエル・ヴィットマンはそれを誰よりも理解している。この蠱毒において彼ほど相応しく、また似合い過ぎてはいないだろう。それほどまでに、この蠱毒は彼を受け入れていた。だが、今の彼はマキナであってミハエルでもあるのだ。かつての修羅道に囚われていた存在ではなく、確固たる自我と本来の己を掴んだ己がある。故に、この蠱毒に対して彼は否と唱える。 -- 案山子さん (2012-12-13 17:28:20) - 俺は違う。己は蠱毒の住人ではない。そう強く己に思うことで堅固となる。求道の使者であるマキナにこの程度の蠱毒など無為。だが、少なからず今の彼に精神を蝕む手法として、これほど効果的なものはないだろう。 -- 名無しさん (2012-12-13 17:28:35) - ??『そう……今のあなたは黄金の理(ほうそく)から半分解脱を果たしている存在。故に、悲しいですね。その魂は稀少であり、生み出された機械仕掛けの人形であるあなたは完成されていたのだ。だが、あなたは変わられた』心底残念、無念であると告げるこの声に、マキナは構える。マキナ「どこだ、いるのであろう?……出てこい」??「無論、隠れる気は毛頭ありませんので」そう言ってマキナが瞬きをした時には、中央部分に漆黒のフードを頭から被り、本を片手に持ち、顔が隠れている男が佇んでいた。 -- 案山子さん (2012-12-13 17:29:21) - マキナ「俺が哀れか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 17:32:06) - ???「ええ」 -- 名無しさん (2012-12-13 17:32:36) - ???「あなたは変わられた……ただの人形ではないのですからね」 -- 案山子さん (2012-12-13 17:33:29) - マキナ「黙れ」黙殺するかのように剛拳が唸る。瞬時に繰り出された鉄槌が目前の相手まで飛翔し、補足したはず。だが、その拳は虚しく空を穿つだけで、目標には掠りもしていなかった。 -- 案山子さん (2012-12-13 17:33:36) - ??「厳然たる実力さ。これは総じて目の前で見せることで意味を成す……分かりますね?この言葉の意味が」マキナ「……ああ」対して驚きもせずに振り返ると、左手で本を持ちながら読書をする男がいた。マキナ「空間転移か?」??「似ていますが、異なりますね」振り返ると同時に背後へ飛び、後ろ回し蹴りを放っていたが、それも無意味。掠ることなく、また外す。そして、目標はまた中央部分で中空に浮かびながら読書をしていた。??「ああ、原理は聞かないように。推察できるようなことでもありませんので」 -- 案山子さん (2012-12-13 17:34:05) - 丁寧な口調でそう告げるフードの男。マキナ「そうか」 -- 名無しさん (2012-12-13 17:44:06) - マキナ「ではこちらからお前を見た視点を話してやろうか?」  -- 名無しさん (2012-12-13 17:48:06) - フードの男を見ずに話し始めた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 17:50:26) - マキナ「お前と話して最初に感じたこと・・・お前は『生きることに絶望している』そう映る、それにお前は自分から傀儡に成り下がったというところか?」 -- 名無しさん (2012-12-13 17:53:36) - ??「ええ、そうです。その通り……中々の洞察力」 -- 案山子さん (2012-12-13 17:57:03) - マキナ「まあ・・・哀れとは言わんがな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 17:58:22) - マキナ「俺も違った意味で似たようなものだったからな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 17:59:19) - ???「では、自分は哀れではないと?」 マキナ「前を向けただけだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 17:59:56) - 『お前は一人で――どうやって成長するんだ』思い出す言葉。 -- 案山子さん (2012-12-13 18:02:14) - 『未来(あした)を見ないで――どうやって、前に進む』かつて、己に向かって言ってくれた言葉。 -- 案山子さん (2012-12-13 18:02:54) - それは彼の言葉、唯一戦友と認め殺しあった最大の友・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 18:03:59) - マキナ「暗闇の中にいた俺に『輝き』を灯してくた奴がいたんだよ」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:05:31) - ???「輝き――――――――ですか」 -- 案山子さん (2012-12-13 18:06:17) - マキナ「おかしく映るか?」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:06:57) - 問いを投げる・・ -- 名無しさん (2012-12-13 18:07:15) - ???「……いいえ」そこに関して、彼は首を横に振った。 -- 案山子さん (2012-12-13 18:09:09) - マキナ「お前も『求めて』いたのだな?」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:09:52) - 自分に光を『輝き』を灯してくれる存在を・・・唯一と言える存在を・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 18:11:05) - 彼はあえてそこまで続けなかった・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 18:11:30) - ???「――――――――求めて『いました』よ」 -- 案山子さん (2012-12-13 18:15:34) - そこまで言って男は右手で中空で十字を切ると、空間が波紋のように揺れ動き、一振りの武器が出てきた。それの柄を掴んで一気に引っ張りだした。 -- 案山子さん (2012-12-13 18:16:00) - すると、マキナ「……槍?」??「いいえ、戟です」 -- 案山子さん (2012-12-13 18:19:03) - それは三日月を描くように反り返った刃の薙刀で、朱色に染められた柄と刻まれた紅の龍の紋章が鮮やかだった。何よりも、あの刀身。如何なることか、マキナは否が応にも視認していた。あの戟から滲み出る血色の瘴気を。??「この戟はかつて幾千万もの者たちを葬った正真正銘本物の聖遺物です。いや……宝具というべきか。まあどちらにせよ、私専用に改良した概念武装でしてね。これでお相手しましょう」そう言って立ち上がり、戟の矛先を向ける。 -- 案山子さん (2012-12-13 18:19:51) - マキナ「そうか・・・・・それだけ聞ければ十分だ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:22:30) - マキナの目に宿ったのは殺意でではなかった・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 18:23:05) - ???「……同情ですか?その目は」 -- 案山子さん (2012-12-13 18:24:43) - マキナ「違うな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:25:51) - マキナ(見ていろ・・・兄弟、ロートス・・・お前たちのくれたもので俺はこいつを照らしてみせる) -- 名無しさん (2012-12-13 18:26:58) - マキナの思い・・・それは今は貰った物なんかじゃ断じてない・・・彼自身でそうしようと決めたのだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 18:27:58) - そしてここに、新たな激闘が始まった―― -- 案山子さん (2012-12-13 18:28:44) - ……黒セイバー「……ふむ。馳走になった、美味かったぞ、美味だった」セイバー「お世話になりました♪」士郎「ひゃ、百人分全部食い切りやがった;」 -- 案山子さん (2012-12-13 18:29:41) - アーチャー「以前より悪化しているぞ?セイバー」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:30:20) - セイバー「失礼な!これでも制限しています!」 -- 案山子さん (2012-12-13 18:30:47) - 戒「これ……一般家庭なら破産してるね;」 -- 案山子さん (2012-12-13 18:30:58) - アーチャー「以前はここまでではなかったがな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:31:47) - 螢「どのくらいだったのよ;」 -- 案山子さん (2012-12-13 18:32:07) - 士郎「今の十分の一・・・いや・・・20分の1ぐらいだた」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:33:11) - ↑訂正 士郎「今の十分の一・・・いや・・・20分の1ぐらいだった」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:33:36) - セイバー「それだけにここのごはんは不味すぎる」 オルター「同感だ」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:34:07) - きっぱりと切り捨てた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 18:34:23) - 戒「ま、マズイ……」ガーン、とショックを受ける戒。 -- 案山子さん (2012-12-13 18:35:11) - 螢「兄さん!?Σ(゜□゜;)」 -- 案山子さん (2012-12-13 18:35:25) - Wセイバー「あなたのご飯は美味しい!!だがここで支給されるご飯は不味すぎるだけだ!!」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:37:01) - 士郎「確かに俺が食べてもあんたのご飯は美味しかった」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:37:50) - 凛「ここで支給されるご飯ってクソ不味いのよね~」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:38:28) - 蛍「一体どんなのが支給されるんですか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:39:17) - 凛「見た目まとも・・・中身ゲテモノ?」 思い出したくないと言いたげな顔をしていった・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 18:40:02) - ???「失敬な……私の麻婆豆腐の入ったご飯がマズイわけがない」 -- 案山子さん (2012-12-13 18:40:51) - ――そこに、死んだはずの男の声が聞こえた。 -- 案山子さん (2012-12-13 18:41:10) - 敵陣営「黙れ、味覚音痴!!」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:42:11) - それは戦っていた陣営にも同時に言われていた -- 名無しさん (2012-12-13 18:43:01) - 綺礼「失敬な……あれほどの美味いご飯があるまい。何故わからん」 -- 案山子さん (2012-12-13 18:43:45) - 敵陣営「真実の麻婆豆腐を知ってからほざけ!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:45:24) - 綺礼「真実の麻婆豆腐・・・だと・・・・!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:45:50) - そして脳内には水銀の言葉が再生された・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 18:46:15) - 『貴様に真実の麻婆豆腐を見せてやる・・・・』 -- 名無しさん (2012-12-13 18:47:24) - 綺礼「彼に・・・彼に合えば解るのか・・・真実の麻婆豆腐が・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:48:10) - 綺礼「あの男のことを知れば、私もまた……真実に辿り着けるのであろうか」 -- 案山子さん (2012-12-13 18:53:19) - 綺礼「私は水銀殿に遭わねばならん!!」 明確な意思ととも綺礼は水銀を探すべく先へ進んだ・・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 18:56:54) - ベア「副首領に遭えば彼は確実に『さらなる変態』になりますね・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:58:26) - 敵陣営「(;゚Д゚)!!!?」 ベアトリスの呟きに絶句した敵陣営の皆さん -- 名無しさん (2012-12-13 18:59:40) - ……最上階。 レリウス「……随分と楽しそうだな奴らは、それにひきかえ君の方は随分と気分が悪そうだが、大丈夫かね?」 ヨハン(気持ち悪い……) ヨハンはこの世界に渦巻く邪念に限界が近かった。水銀の加護があろうと、なんら異能を持たない常人の彼には負担が大きすぎた。 レリウス「観客席に誘ってみたが、戦士でなく実験体にする価値も持たない魂ではこんなものか。……キャスター、介抱してやれ」 キャスター「はいは~い♪ 了解しましたマスター」 焦燥しきっているヨハンを興味も無く見つめるレリウスの呼びかけに、今ベイと戦っているものと同じクラス名を持つ狐耳を付けた導師服の女性がこたえる。 -- 名無しさん (2012-12-13 19:00:38) - キャスター「大丈夫ですか~」 ヨハン「ありがとうございます・・・お姉さん」 -- 名無しさん (2012-12-13 19:02:02) - ヨハン「……う、あ」 かろうじて答えるが、焦点の定まっていない瞳からも意識の混濁が見て取れる。 -- 名無しさん (2012-12-13 19:02:55) - キャスター「少し横になってなさい・・・」 ヨハン「ごめんなさい・・・・」 弱々しく呟いてキャスターの膝の上で横になった -- 名無しさん (2012-12-13 19:06:53) - ヨハン「……うう」 キャスター(狐)(良く見るとこの子結構可愛いわね~。私もいつか愛しの旦那さまとの子供を……) -- 名無しさん (2012-12-13 19:10:12) - キャスター(狐)(しかし・・・目の前の、男は論外と・・・) -- 名無しさん (2012-12-13 19:11:04) - 内心そんなことを思いながらヨハンをの様子を見ていた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 19:15:40) - ヨハン(……漣君…………) 横になりながら、ヨハンは弟のように思っていた友達を思い浮かべていた。 -- 名無しさん (2012-12-13 19:16:36) - ヨハン(……死んじゃったんだ……本当に) -- 名無しさん (2012-12-13 19:17:18) - 倒れながら目尻に涙を浮かべていた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 19:19:25) - ヨハン(漣君………) -- 名無しさん (2012-12-13 19:30:53) - キャスター(狐)(やばい・・・可愛すぎる・・・///) -- 名無しさん (2012-12-13 19:34:46) - レリウス「あの坊やが死んで悲しんでいるのかな?」 ヨハン「……」 人形師の言葉には配慮も嘲りも何もなかった。ただ、無機質な人形のように言葉が響く。そこには言葉通りの意味以外本当に何の感情も交じっていない。 レリウス「沈黙は肯定と受け取ろう。ひねりも何もなく凡人だね君は。あの坊や水銀の回帰で元に戻ると言うのに感情を処理できていない」 -- 名無しさん (2012-12-13 19:36:35) - 普通分かっていても無理なものがある・・・こいつにはそれが解っていないかの如くないいようにキャスターが声を上げた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 19:38:46) - キャスター(狐)「マスター、問題はそこではありません。……他者に思いを向けるならば、いかなる理由があろうと割り切れるものではないんですよ」 ヨハン(……この人は) 冷徹さを張り付けた言葉の裏には、大きな憤りと僅かな悲しみが感じられた。 -- 名無しさん (2012-12-13 19:48:24) - レリウス「そういうものなのか?」 まともに取り合っているのかさえわからない回答が帰ってきた -- 名無しさん (2012-12-13 19:52:48) - レリウス「その辺りに転がっている常識どおりに死者が戻らないならば、その言葉もまあ理屈には合っているだろう。代えの効かない者は必然希少価値が上がる。だが、治す事が戻す事が出来るならばその前提は崩れる。あの水銀の技をもってすれば、回帰で戻すことも寸分たがわぬ同じ存在を作ることも可能だろう、修理のきく量産品の価値は相対的に下がる、当たり前の理屈ではないか?」 ヨハン(なんだよ……あの人) 全てを理屈で数値で表現する。それは科学というものを学問たらしめるために必要な行為であり、科学者としてみれば真っ当な思考なのかもしれない。 -- 名無しさん (2012-12-13 20:00:39) - キャスター(狐)(こいつ人間としてはクズの領域だわ・・・・) -- 名無しさん (2012-12-13 20:03:13) - ヨハンも同じような結論に至っていた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 20:03:36) - ヨハン(……気持ち悪い……) 腹の底から不快感がわき上がってくる。 -- 名無しさん (2012-12-13 20:04:37) - … 漣「うっ………」 漣が目を覚ますと、そこは真っ暗な闇の中だった。 -- 名無しさん (2012-12-13 20:07:14) - 漣「ここは・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 20:08:29) - 上がっているのか下りているのか、立っているのか浮いているのか、それさえもわからない空間。 -- 名無しさん (2012-12-13 20:12:09) - ただの暗闇 漣「僕は・・・死んだんだ・・・」 それを思い出した・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 20:12:47) - 漣の姿は元の少年の姿……とは少し違っていた。蓮や水銀の面影をまるで残していない。神の因子と水銀製の肉体を自ら砕いたためだろう。 -- 名無しさん (2012-12-13 20:13:06) - 漣「……は、ははは」 笑みが零れる -- 名無しさん (2012-12-13 20:13:39) - 絶望でも悲しみでもない、満たされたような安らかな笑顔。 -- 名無しさん (2012-12-13 20:14:03) - 漣「……僕は……自由になったんだ……ほんのちょっとの間だけど…………誰の手も届かない所に」 -- 名無しさん (2012-12-13 20:14:58) - 同時に涙が溢れていた・・・じぶんではなぜかわからない・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 20:17:00) - なぜ泣いているのか・・・それがそういう理由なのか自分ではわからない・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 20:17:32) - 神の保護下から外れた脆弱な魂は程無くして消えるだろう。回帰によって肉体と魂を戻されようと、欠陥品の今の魂は綺麗に消されるだろう。 漣「……でもいいや、今こんなにうれしい」 -- 名無しさん (2012-12-13 20:18:04) - ???「…………本当にそれでいいのか?」 -- 名無しさん (2012-12-13 20:20:38) - 漣「だれ・・・?」 -- 名無しさん (2012-12-13 20:21:10) - それは水銀の声だった・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 20:21:36) - 水銀の蛇に飲まれたのだ・・・当然のことである・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 20:22:50) - 漣「……メルクリウスさんね」 やれやれと言いたげに肩を竦める。どうせ消えるのだから、もう少し余韻に浸りたいところなのだが。 -- 名無しさん (2012-12-13 20:23:11) - 水銀「そういえば、君には話してなかったね?」 -- 名無しさん (2012-12-13 20:24:28) - 漣「何を?」 水銀「私がそのうち死ぬということを」 -- 名無しさん (2012-12-13 20:24:59) - ふざけていない水銀の声はマジだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 20:25:22) - 漣「……話、長くなる?」 -- 名無しさん (2012-12-13 20:25:50) - 聞いてあげたいとは思ったが、自分の時間も長くは無い。 -- 名無しさん (2012-12-13 20:26:59) - 水銀「手っ取り早く行こう、壊れるなよ?」 -- 名無しさん (2012-12-13 20:27:42) - 漣「早くしてよ・・・」 水銀「これは大事なことだ・・・悲惨な光景でもある」 -- 名無しさん (2012-12-13 20:28:28) - 漣「解った・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 20:28:54) - どうせこれから死ぬのだろうぐらいの認氏だっ -- 名無しさん (2012-12-13 20:29:14) - ↑訂正 漣はコイツがこれから死ぬのだろうぐらいの認識だった・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 20:29:58) - 水銀「そうか、なら行くぞ・・・」 そう言ってそう遠くない未来の悲惨すぎる光景を記憶として見せた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 20:30:47) - 漣「……何あれ?」 実感がわかない。悲惨極まりないが、まるで作り物を見せられているような感覚だ。 -- 名無しさん (2012-12-13 20:33:12) - 水銀「事実だ・・・近いうちに起こる出来事・・・あれが座を握るという未来だよ」 -- 名無しさん (2012-12-13 20:35:53) - 漣「どういう事? あの邪神っていうのはやっつけたんじゃないの?」 -- 名無しさん (2012-12-13 20:36:34) - 水銀「つい先程も現れたよ・・・本体も別にどこかにある」 -- 名無しさん (2012-12-13 20:38:02) - その事実に漣は言葉を失った・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 20:39:10) - 水銀「あれはある並行世界で起こる出来事、そしてこれはアレを倒し私が回帰させた世界だ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 20:40:54) - 水銀「そして遠からずまた、遠からず同じことが起こるだろう・・・まあそんなことはさせんがね?」 -- 名無しさん (2012-12-13 20:41:56) - 漣「…………」 -- 名無しさん (2012-12-13 20:44:13) - 水銀「どうやら、私にお客さんのようだ・・・、君は私が必ず回帰させる・・・このことだけは忘れないでいて欲しい・・・」 それだけ言うと水銀は消え始めた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 20:45:58) - お客さんとは無論あの麻婆豆腐をこよなく愛するあいつだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 20:47:29) - 漣は再び真っ暗な闇の中に取り残される。 -- 名無しさん (2012-12-13 20:48:56) - 漣「…………」漣は再び考えた。 -- 名無しさん (2012-12-13 20:50:13) - 漣(僕は…………このまま死んでいいのかな?) -- 名無しさん (2012-12-13 20:51:04) - 神の因子を埋め込まれる苦痛は覚えている。 -- 名無しさん (2012-12-13 20:53:01) - しかし今の事実を知った・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 20:53:30) - それはどうしても現実味がない・・・それどころか認めたくすらない・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 20:53:56) - それに、散々みんなに迷惑をかけて心配させて………今だってみんな頑張っているはずなのに、自分だけこんなところで………みんなに「ごめんなさい」も言えないままに……… -- 名無しさん (2012-12-13 20:54:57) - それは遠くない未来の話・・・だがそれが意味するものは何もない未来だ・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 20:56:21) - 水銀が、黄金が、黄昏が、魂レベルで壊される未来・・・そして刹那が天魔に堕ちてまで殺意に駆られる・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 20:58:30) - 漣(…………いやだ)ポロリと漣の目から涙が零れる。 漣(いやだ………いやだ、いやだいやだ………このまま消えるのはいやだ!)こんなところで、こんなかたちで、何もないまま消えるだなんて -- 名無しさん (2012-12-13 20:59:09) - 漣(僕は………僕は………) ???「……で、お前はどうするんだ?」 漣「!?」 その時、水銀のものではない青年の声が響いた。 -- 名無しさん (2012-12-13 21:01:03) - 見ればそこにいたのは、ベイによく似た青年だった。 -- 名無しさん (2012-12-13 21:01:53) - 漣「ヴィルヘルム…さん?」 -- 名無しさん (2012-12-13 21:05:06) - ???「違えよ。まあ知っても意味はないと思うぜ? どうせお前にとって会うのはこれっきりになるだろうからな」 -- 名無しさん (2012-12-13 21:07:28) - 漣「…………?」 ???「まあそのなんだ、お前に一言に言いにきてやった」 漣「え……」 ???「お前なあ………甘ったれんじゃねえぞ」 -- 名無しさん (2012-12-13 21:10:29) - ???「男だったら意地を通せ・・・生きてえなら、意地でも抗えや」 -- 名無しさん (2012-12-13 21:12:01) - それは彼がそう生きてきたからにほかならない言葉だ・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 21:13:11) - 漣「な………」 ???「だってそうだろ? 今のお前はやっと嫌な思いをしなくてすむから、消滅することに甘えきってるんだよ」 漣「そ、そんなことは…!」 ???「んで、周りが大変だっていうのに、自分だけ楽な思いをしていることに罪悪感と迷いを感じているわけだ」 漣「っ………」 -- 名無しさん (2012-12-13 21:15:36) - ???「お前は何だ?お前の親は何だ?」 -- 名無しさん (2012-12-13 21:18:20) - ???「関係ないなんて言えるのか?」 言葉が続く -- 名無しさん (2012-12-13 21:19:14) - ???「だから俺から言ってやる。『ふざけんな』」 漣「!?」 ???「痛いのが、苦しいのが、怖いのが嫌だ? んなもん誰だっておんなじようなもんだろうが。嫌な思いをしない人間なんて、どんな世界にも1人もいねえ。それはそいつが『生きている』からだ」 漣「!」 -- 名無しさん (2012-12-13 21:21:58) - ???「苦痛、不幸、苦悩、みんな上等だ。満たされないからこそ人間ってのは今を一生懸命に生きるんだ」 -- 名無しさん (2012-12-13 21:24:31) - ???「あいつらは人じゃねえ、神様だ、それが全部背負ってたってんだぞ?、お前は人以下に成り下がる気か?」 -- 名無しさん (2012-12-13 21:26:35) - 辛辣な言葉だが・・・それは同時に彼にとっての血の叫びだ -- 名無しさん (2012-12-13 21:27:22) - 漣「…………」それまで虚ろだった漣の目が見開かれる。 -- 名無しさん (2012-12-13 21:28:30) - ???「空っぽじゃねえというなら見せてみろよ・・・お前の本当をよぉ!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-13 21:29:24) - それだけ言うと彼の体が消え始めた・・・ ???「もう時間かよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 21:29:58) - 漣「…………どこ、へ」 -- 名無しさん (2012-12-13 21:31:39) - ???「ワリーな、時間みてーだわ・・・せっかくあの変態に時間もらったってのによ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 21:32:50) - ???「けど伝えることは伝えたぜ?あとはお前で何とかしろや、漣」 -- 名無しさん (2012-12-13 21:33:33) - 漣「待って………せめて名前を………」 -- 名無しさん (2012-12-13 21:34:37) - しかしどこか懐かしい・・・昔の自分を見ているような感じだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 21:37:18) - それは生まれるもっと以前のこと・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 21:37:45) - ???「俺の名か・・・俺の名は『ライル』だ」 -- 名無しさん (2012-12-13 21:39:11) - ↑ベイに似た青年って書いてあるよ? -- 名無しさん (2012-12-13 21:41:30) - ごめんなさい -- 名無しさん (2012-12-13 21:42:16) - ???「俺の名か………俺の名は『凶月刑士郎』だ」 -- 名無しさん (2012-12-13 22:02:58) - そう言い残すと、青年は消えていった。 -- 名無しさん (2012-12-13 22:07:08) - 漣「・・・・・・『刑士郎』さんか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 22:10:37) - 再び1人になる漣。しかし、その目には虚ろな色はなくなっていた。 漣(僕は………そう、僕は………)それは決意の光。もはやどれほどの苦悩にも負けることがない信念があった。 漣「僕は決して………神様の良いように遊ばれるおもちゃなんかじゃない………僕は」 -- 名無しさん (2012-12-13 22:12:40) - 漣「僕も名前は………漣だ!」 -- 名無しさん (2012-12-13 22:13:26) - なんてことはない。今ここに、こうやって存在する自分が、まごうことなき『自分自身』なのだ。 -- 名無しさん (2012-12-13 22:14:48) - (いいのか?) 誰かの声が聞こえる -- 名無しさん (2012-12-13 22:16:21) - しかしその声に自信を持って『応』と答える -- 名無しさん (2012-12-13 22:17:24) - 漣「こんな………神様に利用されたあげくの結末なんて、僕自身じゃない。だから………」 -- 名無しさん (2012-12-13 22:17:50) - (なら行けよ・・・見せてやれよ?『自分自身』をよ・・・) -- 名無しさん (2012-12-13 22:19:19) - 再び響く声・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 22:19:33) - 漣「うん」そして、漣の信念に呼応するかのように、暗闇に亀裂が入る。気づけば、崩れかけていた漣の魂はもとに戻っていた。 -- 名無しさん (2012-12-13 22:21:24) - ・・・・・・ そして外 水銀と綺礼は語り合っていた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 22:22:12) - 水銀「食べたまえ(-_☆)」 これが真実の麻婆豆腐だと言わんばかりにつきだした・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 22:22:58) - 綺礼「これが・・・真実の・・・なのか」 -- 名無しさん (2012-12-13 22:23:54) - そしてレンゲですくって一口食べて目を見開いた・・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 22:24:34) - 綺礼「なんだ・・・これは・・・私が食べてきた麻婆豆腐がすべて偽りだったとでも言うのか・・・・(ToT)」 -- 名無しさん (2012-12-13 22:26:06) - 急に泣き始めた -- 名無しさん (2012-12-13 22:26:17) - 水銀「ようやく理解したかね」 -- 名無しさん (2012-12-13 22:33:12) - 綺礼「この麻婆豆腐こそ究極の至高だ・・・ヽ(;▽;)ノ」 -- 名無しさん (2012-12-13 22:34:42) - 涙を流してガツガツと食べ始めた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 22:35:10) - 水銀の意識はその途中孫と彼との対話に向いていた・・・そして漣が悟ったのを知った・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 22:39:36) - 水銀(子の成長というのは思いのほか早いものだな・・・・) 内心ほくそ笑んでいた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 22:40:21) - 水銀(もう大丈夫だな……私の手がなくとも自力で戻ってこれる。目下の問題は……目の前の神父か。まさか仲間になるなどと言い出さないよな) -- 名無しさん (2012-12-13 22:53:42) - …その頃、ほかのメンバーは -- 名無しさん (2012-12-13 23:02:42) - アーチャー「凛、どうするのだ?これから?」 改めて凛に問う -- 名無しさん (2012-12-13 23:17:05) - 凛「そうね~理由もなくなっちゃったし・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 23:22:09) - ベアトリス「とりあえず、進むしかないのでは?」 -- 名無しさん (2012-12-13 23:47:20) - 凛「そうね、とりあえずここを潰す側に回りましょうか」 -- 名無しさん (2012-12-13 23:49:18) - ものすごくあっさり言ってのけた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 23:49:57) - 凛「じゃあ行くわよ!」 -- 名無しさん (2012-12-13 23:58:50) - 士郎「何時もながら、本当に軽い性格だな…(゚Д゚;)」 -- 名無しさん (2012-12-14 00:08:00) - アーチャー「そこのベアトリスとセイバーを足して2で割れば、「遠坂凛」の出来上がりだ……」 -- 名無しさん (2012-12-14 00:18:52) - 士郎「ああ、凄いわかりやすいな。ベアトリスさんの性格が」 -- 名無しさん (2012-12-14 01:08:39) - 三人「アンタらから滅相しましょうか(^_^)?」 三人から笑顔で詰め寄られた… -- 名無しさん (2012-12-14 01:16:00) - 士郎・アーチャー(あ、凄いBADENDフラグ) 聖杯戦争においてあらゆる死亡フラグをくぐりぬけた男が久しぶりにマジモンの死臭を嗅ぎ取る。 -- 名無しさん (2012-12-14 01:21:07) - コレにザミエルと黄金が加わればまず回避不可能だ… -- 名無しさん (2012-12-14 01:23:26) - ↑訂正 コレにザミエルが加わればまず回避不可能だ… -- 名無しさん (2012-12-14 01:24:13) - ………そのころシュピーネは屈強な男と対峙していた… -- 名無しさん (2012-12-14 01:29:07) - ???「貴様がよの相手か?」 シュピーネ「そうなりますね?私は聖槍十三騎士団黒円卓第十位ロート・シュピーネ、お見知りおきを」 一礼する… -- 名無しさん (2012-12-14 01:32:09) - ???「騎士か…自らの名を此ほど丁寧に明かされるとは…世も独りの《王》として名乗らねばならん!」 -- 名無しさん (2012-12-14 01:35:02) - ???「我が名はライダー、名は《征服王・イスカンダル》だ!!!!!!」 シュピーネ「なんと(゚Д゚;)!!??」 高らかに告げられたら名前に驚愕する -- 名無しさん (2012-12-14 01:37:51) - シュピーネ「し、しかしイスカンダルにしては随分と大柄ですな……かなり小柄な人物と思われる逸話があると言うのに」 -- 名無しさん (2012-12-14 02:06:58) - イスカンダル「あー、貴様も我の伝説を読んだのだな?あれは強ち間違ってはいないが…恐らく我の遺骨が見つかった際に間違った結果を出したのだろう?《歴史は勝者の勝手な日記帳》と言うではないか?」  -- 名無しさん (2012-12-14 02:22:44) - 言葉を継げガハハと笑う、噂どうりでかなり豪快な性格のようだ -- 名無しさん (2012-12-14 02:24:04) - シュピーネ「な、なるほど……ご、豪快な方ですねぇ」イスカンダル「そう褒めるな!アハハハハハハ!…………んで?そこの男」 -- 案山子さん (2012-12-14 03:36:45) - そこでようやく目の前の屈強な男の視線が、シュピーネを敵対者として見た。イスカンダル「余の相手を務める以上、手を抜くでないぞ?余はこうして顕現した身なれど、加減をした覚えなど一つもない!あの英雄王かてそうだ!」シュピーネ「おや?あの金ピカ王とはお知り合いで?」 -- 案山子さん (2012-12-14 03:42:30) - イスカンダル「うむ!余が認めたまっこと王の頂にある男よ!余はあやつを認めようではないか!ぬははははははははは!」そこで腰に刺していた短剣を抜き放ち、イスカンダル「――――では、逢い見えようか」シュピーネ「荒事は得意ではないのですが……お相手いたしましょう」ここにもまた、奇妙な組み合わせによる戦が起きていたのだった。 -- 案山子さん (2012-12-14 06:49:33) - 編集しました。 -- 案山子さん (2012-12-12 20:02:05) - 1話以降の話を読みやすいように編集(投稿時間・投稿者名を消したり、改行したりとか)しようかと思うのですが、何か意見や要望などはありますか? -- 14番目の黒円卓 (2012-12-12 20:25:05) - ↑続き 無いようなら編集しようかと思いますが、よろしいでしょうか案山子さん? -- 14番目の黒円卓 (2012-12-12 20:58:08) - よろしいです。 -- 案山子さん (2012-12-12 20:58:53) - ↑わかりました。忙しいので編集速度はゆっくりではありますが、地道にやっていきますね。 -- 14番目の黒円卓 (2012-12-12 21:03:17) - ありがとうございます!感謝です^0^ -- 案山子さん (2012-12-12 21:04:49) - 案山子さんへ ここらで私自身のオリジナル新キャラを出そうかと思うのですが、更新する隙がないものでなかなか書けません。そこでこちらのほうでキャラ設定だけでも書き込もうかと思うのですが、よろしいでしょうか? -- 14番目の黒円卓 (2012-12-12 22:10:33) - いいですよ。 -- 案山子さん (2012-12-12 22:20:17) - ↑ありがとうございます。では早速    バルタザール・ヴォル:かつてミハエル・ヴィットマン(マキナ)の砲手として彼の右腕をつとめたドイツ軍人。ロートスに次ぐマキナをよく知る人物であり、彼の行動パターンなどがわかるために(ややギリギリではあるが)攻撃をかわせる。そのため「黒幕」にマキナ対策として呼び出され、自我を封じられて操り人形となっている。 -- 14番目の黒円卓 (2012-12-12 22:34:33) - ↑続き 本来の性格は明るく前向き。他者(特に親しい人物)の幸福を自分のことのように喜ぶ気質で、例えるならばマリィとベアトリスを足して2で割ったような人物。語尾に「〜ッス」とつける。 -- 14番目の黒円卓 (2012-12-12 22:38:05) - ↑続き 「黒幕」の調整でエイヴィヒカイトが使用可能で、位階は形成。聖遺物は妖精の子守唄(リャナンシー・ヴィーゲンリート)という名のオルゴールで、能力は「相手の五感全てを支配するあまりにも現実的な幻覚を見せる」こと。発現は事象展開型。 -- 14番目の黒円卓 (2012-12-12 22:47:18) - なるほど……面白いのですが、こちらもマキナに宛がう相手を決めていたので、悩んでいます、ちなみに、あの本を片手に持っている黒フードです。 -- 案山子さん (2012-12-12 22:56:51) - ↑どちらかが負けた後にどちらかが現れるっていう展開も面白いと思いますよ(^-^) -- 14番目の黒円卓 (2012-12-12 23:02:53) - 一理ありですね……なるほど。では、最初はこちらが先行して、のちにそちらのを出す……ってのはどうでしょうか?ダメですか? -- 案山子さん (2012-12-12 23:04:45) - ↑構いませんよ。ちなみにバルタザール(愛称バルティ)はマキナに負けたあとに正気に戻って、一行の仲間にしたいなあと思ってます。 -- 14番目の黒円卓 (2012-12-12 23:07:09) - ↑話がまだ終わっていないので、検討してみます。はい。 -- 案山子さん (2012-12-12 23:08:31) - ↑お手間をとらせてすみません; -- 14番目の黒円卓 (2012-12-12 23:26:04) - いえいえ♪ -- 案山子さん (2012-12-12 23:34:44) - すいません訂正お願いしたいんですけどいいですか? -- 名無しさん (2012-12-13 21:44:12) - 『しかしどこか懐かしい』の行からお願いしたいのですが・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 21:48:38) - 終わりは『ごめんなさい」までです行けますでしょうか? -- 名無しさん (2012-12-13 22:11:13) #comment() -合計:&counter() -今日:&counter(today) -昨日:&counter(yesterday) -トップページの合計:&counter(total, page=トップページ)
- そして、彼らは見た――遥か下にある「闇」を。 -- 案山子さん (2012-12-09 20:24:58) - ドス黒く、吐き気を催すような瘴気、狂気を誘発させるかのような死の気配、そして魂が引き裂かれたかのような怨嗟の叫び。 -- 案山子さん (2012-12-09 20:25:43) - 下に落ちていけば行くほど、それの濃度が濃くなっていく。 -- 案山子さん (2012-12-09 20:26:03) - 司狼「ここまで腐ると・・・モノの分別がつかないらしいな・・・」 吐き捨てる司狼 -- 名無しさん (2012-12-09 20:30:01) - 吐き捨ててはいるが落ち着いてはいるようだ -- 名無しさん (2012-12-09 20:30:26) - 水銀「そうだ……正気を保っていろ。でなくば――死ぬぞ」 -- 案山子さん (2012-12-09 20:31:01) - テルミ「おい変態、そろそろか?」 -- 名無しさん (2012-12-09 20:34:22) - 水銀「ああ、見えて来るぞ」 -- 案山子さん (2012-12-09 20:36:46) - 彼の言葉に呼応して下をよく見ていると――ついに、姿を現した。 -- 案山子さん (2012-12-09 20:37:11) - 元は水銀の生み出した世界が変わり果てた――魔の世界。魔世界、超巨大な要塞と形容すべき魔城があった。 -- 案山子さん (2012-12-09 20:37:51) - それは地球を覆い尽くさんとするほど――バカデカい。平行線の先の先まで続く、魔城。 -- 案山子さん (2012-12-09 20:38:46) - さらに怨嗟が音叉となって彼らに直接魂と精神に突き刺さってくる。 -- 案山子さん (2012-12-09 20:39:18) - アーチャー「随分と悪趣味なものを作ったものだな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 20:40:08) - 司狼「あの金ピカ以上だぜ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 20:40:36) - やがて、巨大な大橋へ降り立った彼らの内、リザが片膝をついた。 -- 案山子さん (2012-12-09 20:41:23) - 蓮「リザさん、大丈夫か?」 -- 名無しさん (2012-12-09 20:42:25) - リザ「ふ、藤井君……だ、大丈夫……よ;」 -- 案山子さん (2012-12-09 20:43:06) - もろに音叉が彼女を攻撃していた。しかも攻撃してくる魂に問題があった――すべてが、子供の魂なのだ。 -- 案山子さん (2012-12-09 20:43:38) - 司狼「こりゃあ、マジで癪だが金ピカ並の精神がいるな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 20:44:37) - 一同「あそこまで曲がりたくないわ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 20:45:07) - あれはあれだが、あれほどの魂と強さ、強靭さがなければ一瞬で死に絶える。つまりは、そういうことだ。 -- 案山子さん (2012-12-09 20:45:48) - 水銀「バビロン、精神を高めろ……如何に我が秘術を用いていても、魂が枯渇するぞ」 -- 案山子さん (2012-12-09 20:46:25) - テルミ「あの変態の言うとおりだ・・・下手すりゃ死ぬぞ?せめてここの魂の攻撃はしっかり受け流せ」 -- 名無しさん (2012-12-09 20:47:40) - リザ「そうね・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 20:50:13) - そしてどうにか立ち上がった・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 20:52:20) - 司狼「おい変態、お前陰陽師の真似事とかできるか?」 -- 名無しさん (2012-12-09 21:07:59) - 水銀「試したことはないが……可能やもしれん。それがどうかしたかね?」 -- 案山子さん (2012-12-09 21:15:41) - 司狼「適当に魂浄化とかできないかなと思ってよ?俺らに攻撃意思があるやつだけとか」 -- 名無しさん (2012-12-09 21:21:55) - 水銀「それが出来れば苦労はせんよ……それに、干渉が出来れば(・・・・)いいがね」 -- 案山子さん (2012-12-09 21:23:17) - 黄金「どういうことかね?」 -- 案山子さん (2012-12-09 21:27:30) - 水銀「単純な話だ……こうなっては、干渉がドウタラコウタラという次元を超えているのだよ」 -- 案山子さん (2012-12-09 21:28:15) - 司狼「力贈るのでせいぜいってことか・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 21:32:53) - 軍服を翻し、水銀が一歩前に踏み込む。水銀「そういうことだ」 -- 案山子さん (2012-12-09 21:34:12) - その時、目の前の空間が波紋が広がっていく。ゆっくり、じわり……と。そこから超高密度の存在がいるのが分かった。見えない何かが。 -- 案山子さん (2012-12-09 21:35:06) - 水銀「総員、警戒態勢!」黄金「構えィッ!!」 -- 案山子さん (2012-12-09 21:38:16) - 一同「応!!」 -- 名無しさん (2012-12-09 21:39:37) - 一気に後方に下がり、身構えた。 -- 案山子さん (2012-12-09 21:41:29) - その波紋が広がる空間から、足がスッ……と出てきた。その足に着いた銀の甲を見て、アーチャー「!?まさか」ランサー「おいおい……悪い冗談だろ?;」 -- 案山子さん (2012-12-09 21:42:35) - 二人の英雄は思い至っていた。 -- 案山子さん (2012-12-09 21:45:19) - ランサー「マジでふざけたことしやがって・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 21:46:18) - ランサーは低くうなった・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 21:46:39) - ???「――久しいですね。アーチャー、それにランサーも」 -- 案山子さん (2012-12-09 21:48:07) - 白銀の装甲に白銀の胸当て。白銀の手甲を付けた、金髪の少女。その少女が悠然と、彼らの前に現れたのだ。 -- 案山子さん (2012-12-09 21:49:17) - アーチャー「いきなり君か、セイバー・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 21:51:06) - ランサー「アーサー王と呼んだほうがいいのか?」 -- 名無しさん (2012-12-09 21:51:32) - そう、その銘は―― セイバー「ええ、そうです……このような形で、再会などしたくはありませんでしたが」 -- 案山子さん (2012-12-09 21:52:01) - 彼の円卓の騎士を束ねた王、アーサー・ペンドラゴンその人だった。 -- 案山子さん (2012-12-09 21:56:04) - ランサー「なんでこうなった?」 -- 名無しさん (2012-12-09 21:56:50) - セイバー「…………多くは語れません。すみません」 -- 案山子さん (2012-12-09 21:57:21) - ランサー「そうか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 21:58:04) - 残念がりながらも槍を構えるランサー。 -- 案山子さん (2012-12-09 21:58:51) - ランサー「なんでこう……女運がねえんだろうな」アーチャー「……さあな」そう言いながら、アーチャーも双剣を出していた。アーチャー「行け、マキナたち。私たちが食い止めよう」 -- 案山子さん (2012-12-09 21:59:38) - 司狼「俺らが変わってもいいんだぜ?」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:00:37) - ランサー「……セイバーとやり合えるのは、俺らか三騎士の連中だけだろうよ」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:01:05) - マキナ「やれるのか?」 アーチャー「ああ・・・どうにかなる」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:03:17) - セイバー「……シ○ウ。私は、あなたとは闘いたくない。しかし、これも命令です」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:04:16) - そう言って身構えるセイバー。蓮「……なあ、あいつ武器持ってなくね?」香純「う、うん……持ってない……よね?」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:05:03) - ジューダス「いや、持ってる・・・うっすらとだが見える・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:05:39) - 黄金「本当か?」 蓮「どんな武器だ?」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:06:07) - アーチャー「……君たちも聞いたことはないかね?アーサー王にまつわる話を」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:06:40) - 蓮「まさか・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:07:11) - セイバー「……どうやら、こちらのことは筒抜けのようですね」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:08:01) - 司狼「あんたが大飯食らいだってこともな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:08:37) - セイバー「!?Σ(゜□゜;)」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:09:24) - エリー「確か太巻き一本のためにランサーに必殺技叩き込もうとしたんだって聞いたね?」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:10:11) - ベイ「その事実は本当に知りたくなかった・・・・」 嘆くベイ -- 名無しさん (2012-12-09 22:10:45) - セイバー「シ○ウ!あなた、話ましたね!?それに、私は大飯ぐらいではありません!」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:11:01) - アーチャー「それでは君が来てからの食費分のレシート具合を見せようか?」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:11:47) - そう言って懐から家計簿を取り出すアーチャー -- 名無しさん (2012-12-09 22:12:12) - セイバー「それはフェイクです!嘘です!偽りです!」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:12:32) - ランサー「どれどれ・・・うなぎのぼりじゃねえか?これ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:13:10) - 蓮「……うわぁ」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:13:25) - セイバー「信じてはなりません!それは敵の罠です!計略です!」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:13:49) - アーチャー「私が誰だか忘れたか?」 セイバー「!?」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:15:06) - アーチャー「私は主婦だったのだぞ?故に家計簿は日課だった」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:15:46) - セイバー「シ○ウのバカぁ!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:16:28) - 涙を浮かべながら訴えるセイバー……かわいい。 -- 案山子さん (2012-12-09 22:16:46) - ヘラクレス「セイバー、ほらぬいぐるみやるから元気出せ」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:17:47) - ライオンのぬいぐるみをセイバーの方に乗せてやるヘラクレス -- 名無しさん (2012-12-09 22:18:24) - ↑訂正 ライオンのぬいぐるみをセイバーの肩に乗せてやるヘラクレス -- 名無しさん (2012-12-09 22:18:52) - セイバー「わ~い♪って、はっ!?」我に返るセイバー。 -- 案山子さん (2012-12-09 22:19:19) - 司狼「……やべえ。敵なのに、萌える」蓮「すまん……俺もだ」鼻血を出すアホ二人。 -- 案山子さん (2012-12-09 22:19:50) - ランサー「これ読み上げていいのか?」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:22:25) - アーチャー「それはやめておいてあげたまえ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:25:07) - セイバー「それはまさか!?Σ(゜□゜;)」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:25:45) - ベイ「んだ?」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:29:25) - 水銀「これはケーキというのだ、食べてみたくはないかね?」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:31:53) - セイバーはヨダレを垂らし始めた・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 22:32:30) - アーチャー「よし……あともうひと押し」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:32:59) - さらにアーチャーが追い打ちを掛けようとした時――目の前に、セイバーが踏込、懐に入られていた。 -- 案山子さん (2012-12-09 22:33:40) - アーチャー「!?」セイバー「――敵の策には、乗りません」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:34:27) - ベル「じゃあ俺が食べていい?」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:36:05) - 水銀「せっかくアーチャーが作ったのにもったいないみんなで食べよう、ちょうどおやつどきだし」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:36:51) - 一同「賛成!!」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:37:09) - なぜかセイバーも声を上げていた・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 22:37:28) - 蓮「分かりやすいな;」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:37:50) - セイバーが一歩ケーキを食べるために踏み込んだ次の瞬間、???「何をしているのかね?セイバー。それに……ふむ、ランサーもいるか」もっとも聞きたくない、男の声が聞こえた。 -- 案山子さん (2012-12-09 22:38:39) - その声の主は――ランサーたちとは因縁深い『神父』の声だった。 -- 案山子さん (2012-12-09 22:39:08) - ???「誰かと思えばこの因縁……めぐり合わせとは恐ろしいなぁ。なあ、ランサーよ」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:41:03) - ランサー「ようクソ神父」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:42:22) - ランサー「心理とやらは見えたのかい?」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:42:46) - 神父「ふ……いいや。まだだ、まだ見えぬからこそ、私はここにいる」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:43:14) - 神父「真理は見えぬ……故に、模索するためにここまで来たのだ。理解が足りんな、ランサーよ」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:45:05) - 黄金「……ほう?歪んだ心の持ち主のようだな」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:46:58) - ベア「心理は意外と近くにあるものですよ?神父さん」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:47:39) - 神父「ほう、では聞かせていただこう?」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:49:12) - ベアトリスが瞬きをした時には、ベアトリスの頭部を鷲掴みにしていた。 -- 案山子さん (2012-12-09 22:53:50) - ザミ「調子に」戒「乗るなッ!!」二人の戦鬼が攻撃を仕掛けたが、俊敏な動きで手を放して、後方へ下がっていた。戦闘経験から来る動きだ。 -- 案山子さん (2012-12-09 22:54:45) - ベイ「どこの神父も、腐ってるのは同じか」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:55:34) - 司狼「なあ、神父さんよ?」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:57:54) - 神父「なんだね?」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:58:14) - 司狼「うまいものをうまいと言えるのは心理じゃねえのか?」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:59:46) - 神父「……ふむ。それは心理ではないな。誤っている」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:03:17) - 司狼「あんたが求める心理の形とは何だ?」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:03:50) - 司狼「俺が思う心理ってのは一念だ、あんたは見たところ多念のように映るぜ?」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:05:01) - 神父「うむ……中々に察しがいいな」ランサー「おっと……聞くだけ野暮だ」アーチャー「破綻者の戯言だ……聞くものではない」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:06:11) - そう言って二人は皆の前に出た。それと同時に、真剣な表情のセイバーが相対した。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:06:40) - セイバー「退きなさい……ランサー。アーチャー」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:07:02) - ランサー「なんだよ、俺はそいつに特に因縁があるんだが?」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:08:07) - 止まりながらもそう返すランサー -- 名無しさん (2012-12-09 23:08:42) - セイバー「……これより先、進むのならば」そこで、雰囲気が変わった。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:09:33) - セイバー「――――我が剣技、その身で味わうことになりますよ」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:10:00) - 一同「!!?」 その剣気に瞠目する一同 -- 名無しさん (2012-12-09 23:10:58) - アーチャー「相も変わらずだな」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:11:17) - ランサー「全くだ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:12:08) - ランサー「嬢ちゃんたち、先に行け!はあああああああああああああ!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:12:18) - ついに――ランサーが突貫した。狙うは、セイバーだ。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:12:37) - 大気さえも穿つ魔槍による刺突は寸分違わずセイバーの心臓を目掛けて伸びた。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:13:17) - だが、セイバー「甘いィッ!!」――この程度のことで、破れる騎士王ではない。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:13:50) - 見えざる剣で払い、続いてアーチャーの高速に放たれた弓矢を首を傾けるだけで回避し、上へ飛翔した。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:14:28) - アーチャー「逃がさん!!」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:15:20) - 叫んで弓を連発する -- 名無しさん (2012-12-09 23:15:50) - 叫んで矢を連発した -- 名無しさん (2012-12-09 23:16:15) - だが、セイバー「読んでいます!」アーチャー「!?」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:16:38) - なんと、放たれた矢を空中で足場として踏みつけ――そのまま、一直線にアーチャーの元へ急降下していた。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:17:11) - アーチャー「甘いよ」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:17:51) - ランサー「そういうことだ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:18:12) - ランサーによる光速刺突が、真横から伸びていた。司狼「決まったか!?」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:18:48) - セイバー「この程度!私には効きません!」そう、この程度のことで騎士王がくたばるはずがない。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:19:21) - 彼女の見えざる剣から不意に風が唸り始めた。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:19:51) - アーチャー「いかん!ランサー、離れろッ!!」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:20:09) - ランサー「くっ!?」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:20:55) - セイバー「遅い!風よ――」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:22:03) - アーチャーはなんとかギリギリ離脱したが、ランサーは射程範囲だ。セイバー「――――吼えろッ!!」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:22:36) - 刹那――世界が暴風に呑み込まれた。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:22:57) - 凄まじい魔力の奔流と共に風が暴風となり、爆風となりこの場の総ての者を橋の上に叩き付け、吹き飛ばした。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:23:36) - 全員『ぐああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!?』神父「ふむ……流石は騎士王。やるではないか」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:24:05) - 蓮「ふっざけんじゃねえぞ!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:25:48) - 蓮は何とか加速して踏みとどまっていたが、風の刃が襲い掛かっていた。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:26:23) - アーチャー「右に避けろ!小僧!」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:26:44) - 蓮「おう!!」  -- 名無しさん (2012-12-09 23:27:14) - 呼応して何とか回避はしたが、暴風のせいで視界が最悪だった。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:27:46) - だが、その中で聞こえる剣戟音。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:28:05) - 蓮「アーチャーか?」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:29:28) - ランサー「おい小僧・・・」 割と近くでランサーの声がした -- 名無しさん (2012-12-09 23:29:56) - 蓮「ランサーか……」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:33:11) - ランサー「今どうなってる?」 蓮「視界が悪くてよく見えねえがみんな割と近くにいる、お前直撃してたが無事か?」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:34:32) - ランサー「あの程度でくたばるかよ、あの赤髪の姉ちゃんの攻撃の方が威力は上だからな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:35:30) - そんな中、アーチャー「ふっ!流石はセイバー!はぁッ!!」セイバー「そちらこそ!腕は鈍っていませんね!アーチャー!」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:35:52) - さらに激しく剣と剣が火花を散らしていく。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:36:20) - 司狼「おい、蓮」 司狼が隣に来たやってきた・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 23:37:21) - 蓮「司狼、みんなは?」 司狼「無事だ」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:38:25) - 司狼「バカスミエリーには黄金とお姉様が付いてる」 蓮「そうか」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:39:35) - そんな視界が最悪の中、視界で見えないことを利用して、神父「掌底」ベア「え……ぐぁっ!?」戒「ベアトリス!?」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:39:57) - 神父「震脚」戒「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」見えない中、攻撃を喰らう声があった。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:40:31) - 神父「まずは二人」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:42:01) - シュピーネ「それは困りますね?」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:42:28) - シュピーネガ二人を横からかっさらった -- 名無しさん (2012-12-09 23:42:53) - 神父「私が気配に気づかんとはやるではないか」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:43:23) - さらに背後からワイヤーが神父に絡みつくが、神父「八卦」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:43:43) - 神父「六十四掌」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:44:18) - なんと、見えないはずのシュピーネの経絡64か所総てを穿っていた。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:44:58) - 蓮「おい、まさか!?」司狼「あの神父も中国拳法使えるのかよ!?」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:45:26) - ランサー「あのクソ神父はなんだかなんだかんだで強いからな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:46:35) - 神父「ふっ……師の真似事だがな」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:47:30) - ランサー「その真似事で人を蹴り一発で殺せるんだから、十分ヤバイだろうが」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:48:02) - シュピーネ「私は・・・・まだ・・・死んでませんよ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:48:59) - シュピーネがよろめきながら立ち上がった・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 23:49:25) - 神父「ほう?耐久力……いや、内在する魂のお陰か」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:50:27) - シュピーネ「違いますね・・・私はお茶の間の代表格だからですよ」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:51:06) - 神父「セイバー……戯言を消したまえ」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:52:44) - ???「――諒解」すると、質の異なった低いセイバーの声が逆方向(・・・)から聞こえた。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:53:13) - 確かに今、アーチャーと戦っている最中なのに。まるで、もう一人(・・・・)のセイバーがいるかのようだ。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:53:43) - ランサー「まさか・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:54:32) - ???「私に命令するな」 声が聞こえた -- 名無しさん (2012-12-09 23:55:01) - 姿形はセイバーだが黒い・・・何もかもが・・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 23:55:33) - ランサー「!?最悪だ……最悪だ」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:56:13) - 黄金「この暴風……払おう。形成(イェツラー)!!」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:56:38) - ハイドリヒが聖槍を形成したことで、暴風が晴れた。すると――いた。神父「それは失礼したな――セイバーオルタ(・・・・・・・)よ」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:57:13) - ???「貴様がそういう男なのは嫌というほど知っている」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:58:26) - 神父「私なりの愛情表現なのだがな」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:59:15) - ???「貴様の愛情なんぞいらん」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:59:57) - 神父「ふむ……年頃の娘の気持ちはわからん」 -- 案山子さん (2012-12-10 00:00:35) - ???「貴様から殺すぞ?」 神父にさっきを向ける -- 名無しさん (2012-12-10 00:01:36) - 神父「冗談だ、気にするな」 -- 案山子さん (2012-12-10 00:01:56) - ザミ「なんだ……あれは。あの女と同じ……いや、違う!?」 -- 案山子さん (2012-12-10 00:02:23) - ???「下郎……控えろ」ベイ「てめえがな」背後から杭が放たれたが、一瞥し、???「邪魔だ」 -- 案山子さん (2012-12-10 00:02:55) - ――一閃。たった一振り。なんの気兼ねもなく振るったふと一振りが、ベイの杭を砕き、ベイを裂いていた。 -- 案山子さん (2012-12-10 00:03:36) - エイヴィヒカイトの装甲があるというのに、それを無視した一閃。 -- 案山子さん (2012-12-10 00:03:59) - ランサー「そいつは本物より強いぞ!!!気をつけろ!!」 -- 名無しさん (2012-12-10 00:04:36) - アーチャー&セイバー「!!?」 戦っていた二人もソレの姿に瞠目した -- 名無しさん (2012-12-10 00:50:25) - ???「戯言を吠えるな……狗」地面に剣を突き刺した瞬間、黒き波動が刃となって襲い掛かった。 -- 案山子さん (2012-12-10 00:51:16) - ランサー「なんじゃねえぞ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-10 00:52:06) - ランサーの気合い一閃。なんとか衝撃を真横へ反らしたが――その威力は、核兵器並だった。 -- 案山子さん (2012-12-10 00:52:41) - 真横へ薙ぎ払った衝撃は、存在していた横の空間丸ごと――呑み込み、消えていた。 -- 案山子さん (2012-12-10 00:53:09) - ???「ふん……威力を落とし過ぎたか」 -- 案山子さん (2012-12-10 00:53:30) - 蓮「威力落としてあれかよ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 00:54:32) - ???「安心しろ……次は容赦せん」 -- 案山子さん (2012-12-10 00:55:40) - アーチャー「君はあんなものまで作り出されてそれでもあれらに従うのか?」 -- 名無しさん (2012-12-10 00:56:42) - アーチャーの声は怒りに震えている・・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 00:56:58) - セイバー「……それでも、私は従わなければならない!」 -- 案山子さん (2012-12-10 00:59:05) - その声に、震えなどを感じ取った。これはまるで――誰かが共にいるかのような。アーチャー「……もしや」 -- 案山子さん (2012-12-10 00:59:40) - セイバー「――――ええ、あそこにいます。内部に……彼(・)が」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:00:16) - ドクンッ!! 激しくアーチャーの脈動が鳴った。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:00:37) - ジューダス「飲まれるな?相棒・・・・今は目先だ!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:01:38) - ジューダスの激が飛ぶ -- 名無しさん (2012-12-10 01:02:00) - アーチャー「解っている」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:02:31) - だが、ザー!!流れるノイズ。『―――おまえには負けない。誰かに負けるのはいい。けど、自分には負けられない―――!』 -- 案山子さん (2012-12-10 01:02:52) - さらに流れる。『―――決して、間違いなんかじゃないんだから……!』 -- 案山子さん (2012-12-10 01:04:09) - アーチャー「どこまで汚してくれるつもりだ・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:05:00) - 歯ぎしりをしながら、キッ!!と睨む。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:05:28) - 神父「怒ることか?あそこにいる少年は、自ら進んでこちらに着いたのだぞ?」その事実に、アーチャーに空白の時間を生じさせた。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:06:07) - セイバー「隙ありッ!!」その隙を、セイバーは逃さなかった。セイバーの蹴りがアーチャーの腹部を蹴り飛ばした。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:06:50) - アーチャー「!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:07:15) - セイバー「敵に対して目の前で止まるなどあってはならない愚行です!!」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:08:03) - そのまま吹き飛ばされるアーチャー。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:08:55) - 神父「油断大敵……戦場の基本的ルールさえ忘れたのか?英霊エミヤ(・・・・・)よ」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:09:33) - アーチャー「誰が忘れるかよ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:09:56) - アーチャー「我が骨子は、捻じれ狂う・・・・」飛ばされながらも反撃に転じる -- 名無しさん (2012-12-10 01:10:43) - セイバー「!!?」 アーチャー「カラド・ボルグ!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:11:24) - お返しだと言わんばかりにぶっ放した -- 名無しさん (2012-12-10 01:12:19) - だが、神父「甘いな」その言葉が、引き金となった。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:12:55) - ???「不倶、金剛、蛇蝎、」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:13:36) - アーチャー「貴様!!?」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:14:43) - カラドボルグが、停滞し、???「粛」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:16:00) - 握りつぶされ、消えた。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:16:10) - 空間から徐々に輪郭が浮かび上がっていく。そう、この男は――アラヤ「久しいな……守護者よ」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:16:51) - アーチャー「本当に嫌なときに出てくるな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:18:30) - アラヤ「全くだな・・・本当に嫌な奴の下に付かされるものだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:20:49) - 神父「気にするな……よかったではないか?また『根源』に至れるのかもしれんぞ?」アラヤ「……確かにな」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:23:46) - アーチャー「やれやれ・・・つくづく性格が悪いな、あんたは・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:24:19) - 神父「褒めても何も出んよ」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:24:38) - 神父「さて、どうするのかね……切嗣の忘れ形見よ」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:25:28) - 徐にアラヤが「右腕」を前に突き出した。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:25:45) - アーチャー「貴様らを潰すという選択肢はどうだ?」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:27:07) - 蓮「そうだな・・・こっちも取り返さなくちゃいけないんでね・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:27:48) - ベイ「そういうこった・・・・・・・」 ベイが立ち上がる・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 01:28:20) - アラヤ「……ふ」神父「くふふ」???「ははは」三人『あははははははははははははは』 -- 案山子さん (2012-12-10 01:28:39) - 突然笑い出した三人。面白くて仕方ないと。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:28:54) - アラヤ「不可能だ」神父「手遅れだよ」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:29:09) - 蓮「どう言う意味だ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:30:07) - ただ静かにつぶやく蓮・・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 01:30:50) - ???「そういう意味だ……バカが」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:31:14) - ゆっくりと接近する???。一番厄介なのは、事実上こいつだ。円卓の者たちが身構えた。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:31:44) - ???「有象無象が……失せろ。邪魔だ」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:32:10) - 蓮「黙れよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:32:40) - 言うが早いか???を蓮が蹴り飛ばした -- 名無しさん (2012-12-10 01:33:19) - だが、ランサー「不用意に近づくな!そこのヘラクレスもかつて殺されたんだぞ!!」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:34:01) - 途端、蓮の右足が――切断されていた。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:34:19) - ???「ああ、すまない……加減してしまったようだ」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:34:33) - 言葉と共に、蓮の肉体に無数の斬撃が奔り、血達磨になった。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:34:55) - 圧倒的な武力に速度。目に見えぬ剣技に重すぎる力。最悪にして最凶の存在。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:35:22) - それが――セイバーオルタだ。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:35:40) - 司狼「あのバカが!!」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:36:24) - 蓮「――――――――」気絶している。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:37:14) - セイバーオルタ「死ね」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:37:36) - 剣を振りかぶって告げる・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 01:38:01) - マキナ「させるかァッ!!」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:38:31) - 真横からの拳撃に、オルタは退いた。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:38:48) - 黒セイバー「愚かな……そこの黄金。あと黒、お前たちなら楽しめそうだ」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:39:04) - 剣の切っ先をハイドリヒとマキナに向けるオルタ。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:39:28) - 黄金「カール、刹那を頼む」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:40:19) - 水銀「言われるまでもない」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:40:37) - そして、ハイドリヒとマキナが並んだ。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:41:06) - 黒セイバー「ふむ……やはり、面白そうだが、つまらなそうでもあるな」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:41:28) - 黄金「我らは出せて本気の一割程度らしいからな?」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:42:45) - 黒セイバー「ハッタリのつもりか?」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:43:05) - マキナ「いいや」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:44:06) - 黄金「本気だ」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:44:17) - 黒セイバー「ならば出せ」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:44:40) - 互いに力を高まらせる中、レリウス『――――お前たち、ご苦労。時間稼ぎ、よくやった』 -- 案山子さん (2012-12-10 01:45:00) - あの男の声が響いた。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:45:13) - 蓮「もその声には目を覚ました -- 名無しさん (2012-12-10 01:46:07) - 水銀「これで大丈夫だ・・・たっても良いぞ息子よ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:47:30) - 蓮の足は完全に復活していた・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 01:47:45) - テルミ(時間稼ぎだと?) -- 案山子さん (2012-12-10 01:48:47) - レリウス『綺礼……アラヤ……セイバー……オルタ……帰還しろ』 -- 案山子さん (2012-12-10 01:49:17) - 全員『ヤヴォール』すると、黒い瘴気が彼らを包みこみ、一名ずつ消えていく。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:49:42) - 最後に、セイバー「…………アーチャー」涙を流し、セイバー「……助けて」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:50:10) - そう言い残して、消えた。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:50:20) - アーチャー「・・・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:50:43) - ただ歯噛みするだけだった・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 01:50:59) - 司狼「蓮、シロ助大丈夫か」 ベイ「なんとかな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:51:33) - 黄金「カール、ベイを治せるか?」 水銀「無論だ」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:52:04) - ザミ「こちらも――ん?おい、綾瀬香純はどうした?」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:52:20) - エリー「ちょっと気を失ってるね・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:53:09) - エリーが香純を背負って歩いてきた・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 01:53:58) - 司狼「無事だったか・・・」 エリー「なんとか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:54:26) - 神父「やれやれ……骨が折れますね」リザ「ヴァレリア……よく無事ね?;」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:54:47) - シュライバー「あ~疲れた。って、ん?ありゃ?ありゃりゃりゃ?」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:55:12) - 黄金「全員揃ったか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:55:50) - 司狼「ランサー、あんたも見てもらっとけ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:56:49) - ランサー「俺は大丈夫だ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:57:14) - シュライバー「…………;」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:57:35) - 黄金「どうした、シュライバー?」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:58:26) - シュライバー「い、いえ~その……これって、マズイかな~っと;」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:59:06) - ベイ「どういうこったよ?」  -- 名無しさん (2012-12-10 01:59:40) - シュライバー「」無言で後ろを指した。 -- 案山子さん (2012-12-10 02:00:01) - 一同は後ろを振り返った・・・すると -- 名無しさん (2012-12-10 02:00:59) - ――ブラックホールが出来ていた。 -- 案山子さん (2012-12-10 02:01:20) - シュライバー「流石の僕らも……まずいと思う人、手を上げて!」 -- 案山子さん (2012-12-10 02:01:41) - 全員は手を挙げたそして叫んだ 全員「ざけんじゃねええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!! -- 名無しさん (2012-12-10 02:02:45) - 黄金「総員!駆け足!全速力で走れえええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-10 02:03:12) - 全員「ぜってー潰してやる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 叫んで走り出した -- 名無しさん (2012-12-10 02:04:08) - 徐々にブラックホームが迫っていく。 -- 案山子さん (2012-12-10 02:05:05) - 司狼「おい、蓮の足は大丈夫ななんだろうな?」 -- 名無しさん (2012-12-10 02:05:38) - 必死で走りながら水銀に問う司狼 -- 名無しさん (2012-12-10 02:05:57) - 水銀「問題ない!後ろに問題ありだ!」 -- 案山子さん (2012-12-10 02:06:31) - 流石のメルクリウスも、急なブラックホームに焦っているようだ。 -- 案山子さん (2012-12-10 02:06:47) - ランサー「嬢ちゃん、その子俺に預けろ!!」 エリー「あんた、怪我!!?」 ランサー「これぐらい問題ない!!!」 -- 名無しさん (2012-12-10 02:08:38) - ランサーたちは最後尾だ・・・下手すればまとめて持っていかれる・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 02:10:04) - ランサー「しゃあねえ・・・」 言うとランサーは二人抱えて速度を上げた -- 名無しさん (2012-12-10 02:10:46) - アーチャー「食い止めるか」 -- 案山子さん (2012-12-10 02:11:33) - そして、徐に立ち止まり振り返った。 -- 案山子さん (2012-12-10 02:11:45) - 司狼「バカよせ、飲まれるぞ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-10 02:12:18) - 司狼が走りながら声を上げる -- 名無しさん (2012-12-10 02:12:55) - アーチャー「……I am the born of my sword」 -- 案山子さん (2012-12-10 02:13:19) - ランサー「んなとこで切り札使う気かよ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 02:14:42) - アーチャー「足止めはいるだろ?」 -- 案山子さん (2012-12-10 02:15:11) - 虚空へ手を伸ばし、紡ぐ。アーチャー「我が骨子は……捻じれ狂う!!」 -- 案山子さん (2012-12-10 02:15:38) - 弓矢をだし、矢とする武具。生半可なものでは足止めにすらならない。ならば!! -- 案山子さん (2012-12-10 02:16:07) - アーチャー「我は黄金なり……総てを破壊し、総てを制覇する覇者なり」 -- 案山子さん (2012-12-10 02:16:40) - 黄金「我が聖槍を真似るつもりか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 02:17:26) - だが、当然リスクは――デカイ。 -- 案山子さん (2012-12-10 02:17:40) - アーチャー「ぐっ!!……わ、我は黄金!総てを破壊し、愛する王なり!ならば我が手にするは黄金なる聖槍なり!!」 -- 案山子さん (2012-12-10 02:18:19) - アーチャーの全身から血が噴きだしていく。 -- 案山子さん (2012-12-10 02:18:46) - 意識が朦朧とする中、確かに聞こえた。 『――――シャキッとしなさい!アーチャー!私のパートナーでしょ!!』そう、確かに聞こえた! -- 案山子さん (2012-12-10 02:19:27) - アーチャー「ねぼすけに言われるとはな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 02:20:32) - つぶやくと笑った -- 名無しさん (2012-12-10 02:20:53) - そして、 -- 案山子さん (2012-12-10 02:22:22) - アーチャー「さあ!我が波動よ!今ここで――総てを愛そうではないか!」力強く、告げた。 -- 案山子さん (2012-12-10 02:22:53) - アーチャー「ロンギヌスランザ・テスタメントおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-10 02:23:21) - 水銀「私も力を貸そう」 -- 名無しさん (2012-12-10 02:23:59) - 水銀がアーチャーの隣に立った -- 名無しさん (2012-12-10 02:24:16) - 黄金の聖槍を完全に模索し、顕現させ――ついに、二人『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』放った。 -- 案山子さん (2012-12-10 02:26:55) - そして聖槍はブラックホールに吸い込まれると同時にブラックホールをぶち壊した・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 02:29:39) - 水銀「アーチャーよ無茶をしすぎだ・・・」 アーチャー「昔ほどではないよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 02:32:03) - 水銀「やはりこちらでは一割にも満たないか…」 アーチャー「あれで一割以下だと言うのか…」 -- 名無しさん (2012-12-10 02:53:41) - 水銀「本気のハイドリヒと息子を見れば嫌でも納得する」 -- 名無しさん (2012-12-10 02:59:16) - アーチャー「なるほどな」そう言って歩こうとした時、 『やるじゃない、アーチャー!……私を助けてって言いたいけど……お願い、士郎を救って頂戴』 また、そんな声が聞こえた。 -- 案山子さん (2012-12-10 06:39:53) - アーチャー「……ああ、了解したよ。マスター」そう言って立ち上がり、前を見据えた。水銀「……治癒は私がしてやろう」アンナ「私も協力するわ」そう言って二人による治癒がアーチャーを癒していく。 -- 案山子さん (2012-12-10 07:32:27) - 蓮「……親父からの脱却。今の俺に可能なのか」アーチャーたちの邂逅によってずっと彼の中に止まっていた思い。それは、この水銀からの脱却をすれば、皆を救えるのではないか?という彼の想いがそこにあった。だが、マリィ『レン……』霊体化しているマリィが心配そうに声をかける。彼の予想はある意味で正しいが、現状それは愚作にして愚行だ。 -- 案山子さん (2012-12-10 07:43:54) - 夜刀化すれば敵を殲滅できるのやもしれない。だが、同時に危惧するは彼の覇道流出だ。黄金が流出を起こし、水銀との三つ巴状態に陥る可能性だって十全にある。敵味方関係なく、覇道とは食い合う宿命にあるのだ。 -- 案山子さん (2012-12-10 07:45:18) - マキナ「往くぞ、兄弟」蓮「ん?あ、ああ……」頷き、各々が各々を確認にする。超人の集まりといえど、相手も超人。しかもエイヴィヒカイトを超える威力も兼ね揃えているのだ。油断などできるはずがない。 -- 案山子さん (2012-12-10 09:00:02) - ベイ「あの黒女、誰が殺る?」 -- 名無しさん (2012-12-10 10:39:39) - ベイが言ったのは現状一番の問題だ…アラヤやクソ神父位ならまぁどうにかなるだろうがあれは別問題が過ぎる…… -- 名無しさん (2012-12-10 11:15:22) - シュライバー「あれは今の僕らより少し上だね・・・むかつく話」 -- 名無しさん (2012-12-10 13:51:08) - アーチャー「……考えたくはないが、アレがいるということは」ランサー「……おいおい。キャスターたちやバーサーカーまでいるってか?どうやってか知らねえが、聖杯から魂を奪うなんざ、不可能に近いだろ」 -- 案山子さん (2012-12-10 15:39:10) - 黄金「今一度、前の話をできないかね?敵陣に攻撃を仕掛ける前に」 -- 案山子さん (2012-12-10 15:42:22) - アーチャー「……分かった」ランサー「俺らはクラスが七つに分かれているって話はしたよね?」 -- 案山子さん (2012-12-10 15:42:52) - 蓮「それは聴いた…他にはどんなやつが呼ばれてたんだ?」 -- 名無しさん (2012-12-10 15:48:58) - 蓮「それは聴いた…他にはどんなやつが呼ばれてたんだ?」」 -- 名無しさん (2012-12-10 15:52:12) - ↑訂正 アーチャー「そうだな…今面が割れているのが四体…他にはアサシン、は「佐々木小次郎」 キャスターは「神代の魔女」 ライダーならば「メデューサと呼ばれた女」と言ったところだな…」 -- 名無しさん (2012-12-10 15:58:21) - ランサー「アサシンに関しては二体いた「顔のない英雄」だ」 -- 名無しさん (2012-12-10 15:59:32) - エリー「顔のない……英雄?」 -- 案山子さん (2012-12-10 16:00:17) - ジューダス「あん?知ってるのか?嬢ちゃん」 -- 案山子さん (2012-12-10 16:04:28) - エリー「顔のない英雄……顔のない……!!わかったわ、それってハサンのこと?」 -- 案山子さん (2012-12-10 16:06:01) - ランサー「ご明察だ…特徴は片腕がやけに長い」 -- 名無しさん (2012-12-10 16:07:15) - 蓮「ハサン?なんだそれ?」 -- 案山子さん (2012-12-10 16:08:52) - エリー「ありゃりゃ……蓮君知らなさすぎよ?」 -- 案山子さん (2012-12-10 16:12:54) - 司狼「お前が博識すぎるんだろうが;」 -- 案山子さん (2012-12-10 16:16:13) - アーチャー「確かに奴はこの場所にはうってつけだな…」 -- 名無しさん (2012-12-10 16:18:03) - ランサー「正面から戦おうとしないからめんどくさいけどな……」 -- 名無しさん (2012-12-10 16:19:01) - エリー「ハサンってのはまあ一言で言うと盗賊の頭領ってやつ」 -- 名無しさん (2012-12-10 16:19:42) - ↑訂正 エリー「ハサンってのはまあ一言で言うと暗殺団の頭領ってやつ」 -- 名無しさん (2012-12-10 16:26:02) - アンナ「ああ、シュピーネみたいな奴ってこと?」 -- 案山子さん (2012-12-10 16:31:22) - ランサー「気色悪さはそいつ以上だけどな…」 -- 名無しさん (2012-12-10 16:38:21) - ヘラクレス「話が脱線するといかん……戻せ」アーチャー「ああ」 -- 案山子さん (2012-12-10 16:44:02) - アーチャー「さて……私の予想が正しければ、この瘴気や死の臭い……そして泥臭さには、覚えがある(・・・・・)」ランサー「ああ、俺もだ……まさかこれが悪化するとこうなるとはなァ」 -- 案山子さん (2012-12-10 16:45:00) - ベイ「どういうこったよ?」ランサー「気づかねえのか?単純に魂の怨嗟にしちゃあ濃度が濃すぎる(・・・・)んだよ」 -- 案山子さん (2012-12-10 16:46:26) - 司狼「聖杯の中身とにてるってことか?」 司狼が問う -- 名無しさん (2012-12-10 16:47:19) - テルミ「いんや――その聖杯と同化しちまってんだよ」 -- 案山子さん (2012-12-10 17:12:28) - 全員『!?』 -- 案山子さん (2012-12-10 17:16:40) - アーチャー「!!だからか……あのアラヤの気配に気づかなかったわけだ」ランサー「……あの汚泥の中にいるってことは、魂だけをサイクルさせて無限に蘇る。ある意味、あんたの世界と同じだな?中将さんよ」 -- 案山子さん (2012-12-10 17:17:54) - 黄金「さてな……だが、状況はよく分かった。今より往くぞ!!」 -- 案山子さん (2012-12-10 17:29:46) - 蓮たち「おう!」そして、皆が橋の上を走っていく。徐々に瘴気の濃度が濃くなり、精神をむしばんでいく。 -- 案山子さん (2012-12-10 17:33:32) - …漣「…くる」 レリウス「落ち着け、坊や。焦らずとも望みの相手はくるさ」 ???「親が来たことを感じ取ったにしては随分と剣呑だな」 レリウス「この坊やの目的は創造主からの解放だからな、それを成すには創造主の力を超えるか…」 ???「創造主である水銀の蛇の撃滅しかないか…惨いことをするなレリウス」 レリウス「遅かれ早かれいずれはこうなったさ、坊やの魂が神格に組み込まれた因子に悲鳴を上げる限りな」 -- 名無しさん (2012-12-10 18:01:16) - ゴゴゴゴゴゴゴゴ、と響く地鳴りと共に紫電が撒き散る中、レリウスは悠々とソファーに座っていた。 -- 案山子さん (2012-12-10 18:06:31) - 神父「しかし、あの者たちと戦う場合、一対多は不利だな」黒セイバー「問題ない……叩き伏せるだけのこと」アラヤ「それはお前の力があってこそ……根源に至れるあの弓兵は生かせ」黒セイバー「知らん」 -- 案山子さん (2012-12-10 18:07:39) - セイバー「……………」神父「どうした、セイバー?顔色が優れんようだが?」セイバー「…………別に」 -- 案山子さん (2012-12-10 18:12:29) - レリウス「魂があればどうとでもなる。肉体は滅ぼしても構わん」 -- 名無しさん (2012-12-10 18:13:28) - 黒セイバー「とのことだ……私が殲滅す――」アラヤ「粛」 -- 案山子さん (2012-12-10 18:14:15) - 右手を思いっきり握った。すると、黒セイバーの辺りに重圧が加わった。だが、黒セイバー「くだらん」一振りで払いのけた。 -- 案山子さん (2012-12-10 18:15:02) - 黒セイバー「……お前から消すぞ」アラヤ「…………」神父「仲間割れはよせ……またそこの男に消されるぞ?」 -- 案山子さん (2012-12-10 18:17:44) - そう言って視線の先には――本を片手に読書をするフードを被った男がいた。 -- 案山子さん (2012-12-10 18:18:16) - ???「レリウス様……そろそろ、来ますよ?」 -- 案山子さん (2012-12-10 18:22:31) - レリウス「では――出迎えてやれ。盛大にな」 -- 案山子さん (2012-12-10 18:26:49) - 全員『承諾』 -- 案山子さん (2012-12-10 18:39:43) - ・・・・・・・・ ベイ「外も悪趣味だったが中も大概だな・・・・」 中に入ってそうそう感想を漏らしたベイ -- 名無しさん (2012-12-10 18:48:47) - 香純「……鼻、ながり”ぞう”;」口元を抑える香純。ベイが背中を摩る。 -- 案山子さん (2012-12-10 18:49:56) - テルミ「これ、更に拍車がかかってやがる」 -- 名無しさん (2012-12-10 18:50:40) - ザミ「……滅却したくなるな」 -- 案山子さん (2012-12-10 18:52:10) - ランサー「……どうやら、目の前の階段しかねえようだな」アーチャー「一方通行か」 -- 案山子さん (2012-12-10 18:52:52) - 蓮「さてと・・・」 司狼「哀れな人形ちゃんたちを壊しに行きますか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 18:55:47) - そう言って階段を上っていく皆。 -- 案山子さん (2012-12-10 18:56:15) - シュライバー「ベイ~、君感情抑えなよ~?そこの変態が忠告したんだからさ~」 -- 案山子さん (2012-12-10 18:56:43) - ベイ「わ~ってるよ・・・その言葉お前にも当てはまるんだぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-10 18:57:42) - シュライバー「余計なお世話、心配性に拍車がかかってるよ?ベイ」 -- 名無しさん (2012-12-10 18:58:39) - メンチを切る二人。 -- 案山子さん (2012-12-10 18:59:03) - 司狼「んなとこで喧嘩してんじゃねえよ?」 -- 名無しさん (2012-12-10 18:59:45) - 二人「うるせえ!!」 -- 名無しさん (2012-12-10 18:59:59) - テルミ「気が滅入りそうだな?博打でもするか?」 -- 名無しさん (2012-12-10 19:00:25) - 二人「賛成!」 -- 案山子さん (2012-12-10 19:00:42) - 黄金「内容は?」 テルミ「誰が最初に壊されに出てくるか予想をしてもらう」 -- 名無しさん (2012-12-10 19:01:45) - 司狼「え~麻雀やろうぜ?」 -- 名無しさん (2012-12-10 19:02:22) - テルミ「お前最初にハコ天させるぞ?o(^▽^)o」 -- 名無しさん (2012-12-10 19:02:54) - 無駄にいい笑顔だ・・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 19:06:41) - 黄金「私が親でいいかね?」 -- 案山子さん (2012-12-10 19:08:39) - 神父&戒&エリー「……なんか、デジャヴが;」 -- 案山子さん (2012-12-10 19:09:11) - そして三十分後・・・テルミ&司狼、ハコ天・・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 19:10:04) - 司狼「――――――――燃えた、燃え尽きたよ」 -- 案山子さん (2012-12-10 19:10:37) - エリー「あんた一回もツモってないじゃん?」 -- 名無しさん (2012-12-10 19:11:29) - 司狼「いきなり天鳳二連発ってなんだよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 19:12:41) - テルミ「ツモる間がねえよ・・・電動雀卓だぞ・・・イカサマで着ねえようにしてんだぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-10 19:14:00) - ↑訂正 テルミ「ツモる間がねえよ・・・電動雀卓だぞ・・・イカサマできねえようにしてんだぞ?(ToT)」 -- 名無しさん (2012-12-10 19:14:41) - 黄金「さて次は誰が座るかね?」 -- 名無しさん (2012-12-10 19:18:05) - 黄金様はいつでもウェルカムなようだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 19:19:20) - ランサー「俺が行くぜ・・・・・・」  司狼「やめとけ・・・精神的に死ぬぞ・・・・(T ^ T)」 -- 名無しさん (2012-12-10 19:27:45) - …………五十分後。壁に体育座りをしたランサーが頭をぶつけていた。何度も。 -- 案山子さん (2012-12-10 19:50:43) - 司狼「言わんこっちゃねえ;」 -- 案山子さん (2012-12-10 19:58:09) - ……???「……何を遊んでいるのだろうな奴らは?」 レリウス「あれも魂の劣化に伴う自滅の徴候という奴かもな。少なくとも水銀の蛇は既に発現しているだろう、この坊やのように創造主の消滅を願う衝動を持つような設計ミスは本来の奴なら決してしないだろう」 漣「……」 身動きせず力を蓄える漣に視線を向ける、そしてその手に持つ槍にもだ。 レリウス「あの槍はあらゆる魂を砕き消滅させる破滅の象徴。黄金の対極の特性を持つ写し身が極限域に達した時に生まれた産物だ。当然、黄金と同じ水銀に対する自滅因子の特性も持っている……あのような自分を滅ぼすモノを作ったことからも自滅の衝動が窺える」 ???「本人はゲームの駒として作ったのだろうになあ」 レリウス「歌劇の中で死ねるならば役者冥利に尽きるのだろうさ」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:02:33) - ???「へ~……面白い話をしてんなァ、レリウスよ」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:06:08) - そこに――彼らと共にいるはずの、テルミがいた。 -- 案山子さん (2012-12-10 20:06:36) - 帽子を被った状態で、壁に寄りかかっていた。テルミ「……影分身ってな。探したぜェ?あいつらに気づかれないようにして動くのは、骨が折れるぜ」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:07:32) - 黒セイバー「ほう?私の剣の錆びになりに来るとは……殊勝な心がけだな」神父「袋の鼠だぞ?」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:09:37) - テルミ「そんななまくらのサビにされるのはゴメンだな?」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:11:04) - テルミは薄く笑う -- 名無しさん (2012-12-10 20:11:29) - テルミ「第一……俺はやられねえよ」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:12:59) - セイバー「…………」神父「セイバー……働きたまえ」セイバー「…………私が闘うまでもない」アラヤ「……なら、私がやろう」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:13:54) - テルミ「おいおい、俺は話をしに来ただけだぜ?見てて気づかねえ?」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:15:49) - 薄笑いを浮かべたまま告げるテルミ -- 名無しさん (2012-12-10 20:16:24) - レリウス「……態勢を崩せ。本当のようだ」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:17:06) - 片手を上げて鎮める。レリウス「……よもやと思っていたが、まさか『今頃になって思い出した(・・・・・・・・・・・)』とはな」テルミ「……へ、思い出すのに手間がかかったがな」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:18:00) - レリウス「一言いいか?」 テルミ「なんだよ?」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:18:55) - レリウス「なんだ?先の勝負のていたらくは?貴様麻雀弱すぎるぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:19:45) - テルミ「お前ちゃめっ気ってやつが増えたな?実際やってみろよ?笑えるほど勝てねえから」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:20:48) - ハザマ(偽)「というより、これは一体どういうことなんです?」レリウス「つまり……ハザマは最初から」そこで区切り、レリウス「――私の協力者、ということだ」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:21:22) - 神父「……ほう?演技がそれにしては上手だったが?」黒セイバー「役者に向いているぞ……道化」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:22:08) - テルミ「黙れよ?お人形ちゃん、潰すぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:23:27) - 黒セイバー「できるのか?お前如きが」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:24:29) - テルミ「じゃあ、試すか、出来損ない」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:26:06) - 笑っているが殺気が跳ね上がる -- 名無しさん (2012-12-10 20:26:40) - 互いの殺気が充満していく。レリウス「――それより、ハザマよ。私から提案がある、乗るか反るか……お前が決めろ」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:27:12) - ……マキナ「着いたな」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:27:34) - 黄金たち一行は、最初のデカイ門にたどり着いていた。 -- 案山子さん (2012-12-10 20:27:52) - 結局、あの後ハイドリヒの無限コンボが発生して、全勝していたのだ……メルクリウスは何とか食らいついていたが、負けていた。 -- 案山子さん (2012-12-10 20:28:30) - ランサー「・・・・・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:29:40) - アーチャー「いつまで落ち込んでいるつもりだ?ランサーよ、いつものことではないか」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:30:21) - ランサー「あそこまで潰されるとは思わね~よ、俺も、誰も・・・・(゜´Д`゜)」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:31:16) - 彼は無限コンボ中に何度も挑みすべて負けたのだ・・・無理もない -- 名無しさん (2012-12-10 20:31:51) - 全員『いいや、予想できてた』 -- 案山子さん (2012-12-10 20:32:25) - ランサー「ちくしょ~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!(゜´Д`゜)」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:33:18) - 泣き崩れた・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 20:33:48) - ハザマ「まあまあ、いいじゃないですか。そうヘコむこともありませんよ?」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:34:39) - テルミからハザマ状態になっているハザマが優しくそう言った。 -- 案山子さん (2012-12-10 20:35:07) - ランサー「そうだな・・・紳士たるもの常に冷静にだもんな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:35:59) - 蓮「アーチャーよ」 アーチャー「なんだね?」 蓮「ランサーって紳士なのか?」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:36:46) - アーチャー「まあ……紳士ではあるな。変態ではないしストーカーでもない。一部の者から『アニキ』とも呼ばれているな」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:37:34) - 蓮「司狼、お前の完敗だ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:38:12) - 蓮は司狼の肩を叩いた・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 20:38:39) - 司狼「ちっくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:39:20) - 泣き崩れた二号…… -- 案山子さん (2012-12-10 20:39:34) - エリー「あんたが適う道理がないって・・・」 更に追い討ちをかけるエリー様 -- 名無しさん (2012-12-10 20:40:35) - 司狼「うわあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:41:26) - 神父「やれやれ……遊佐君は進歩が足りませんねぇ」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:41:56) - 司狼「うるせええええええええええええ!!!!!あんたもその変態ぶりを直しやがれ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:43:15) - 泣きながら叫ぶ司狼 -- 名無しさん (2012-12-10 20:43:27) - シュライバー「そうだよ、強姦神父」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:43:52) - 神父「変態?はて……誰のことを言っているのです?」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:44:23) - 全員『お前だよ!お前!!』 -- 案山子さん (2012-12-10 20:44:40) - 司狼「『テレジア、私の子を産みなさい』」  -- 名無しさん (2012-12-10 20:45:28) - 司狼が声真似をして呟く -- 名無しさん (2012-12-10 20:45:54) - 神父「――――――――NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:46:22) - アーチャー「……どこの神父も」ランサー「腐ってるのは同じとは……情けねぇ;」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:46:52) - ???「は~~~くしゅん!!」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:48:40) - 神父は盛大にくしゃみをした -- 名無しさん (2012-12-10 20:49:32) - アラヤ「どうした?」???「いやなに……この私のことを噂でもしているのかにゃ?」そう言ってウインクする???。 -- 案山子さん (2012-12-10 20:49:50) - アーチャー&ランサー&セイバー「!!!!!!!!???」ゾワゾワ -- 案山子さん (2012-12-10 20:50:12) - 互いに離れた場所でも、感じ取った気持ちの悪さに、頭を壁に叩きつけていた。 -- 案山子さん (2012-12-10 20:50:41) - ???「なぜだろう、急にあの店の麻婆豆腐が食いたくなった・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:51:36) - アラヤ「麻婆豆腐?」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:52:50) - ……アーチャー「いかん!早く進むぞ!」ランサー「手遅れになるまえに!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:53:17) - 蓮たち「お、おう」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:54:02) - アーチャーとランサーの腱膜に気圧されて早急に扉をぶち壊し中に入る一同 -- 名無しさん (2012-12-10 20:54:59) - 門を開けると――薄暗い空間があった。 -- 案山子さん (2012-12-10 20:55:34) - 周りには石柱と階段と山門があった。 -- 案山子さん (2012-12-10 20:56:13) - ランサー「いきなり嫌がらせかよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:56:50) - アーチャー「そう言うな、この場所ならば・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:57:10) - ???「――ふむ。嫌がらせとは……無粋な言いようだな、槍兵よ。今宵の邂逅に、そのような言葉づかいは似合わぬぞ」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:57:47) - ……そこに、流麗で、なんと美しい男の美声が上段の方から聞こえてきた。 -- 案山子さん (2012-12-10 20:58:17) - ランサー「一番手がお前かよ・・・アサシン殿?」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:58:54) - アーチャー「今度はあの女狐の邪魔は入らないという解釈で良いのかな?」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:59:36) - アサシン「ああ、そういうことらしいな……今宵の邂逅、待ちわびたぞ」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:00:43) - 暗闇の中で、不意に五尺を超える長刀が月光を弾く。 -- 案山子さん (2012-12-10 21:01:10) - そう、不自然に真上に月だけが出現した。なのに、暗いのだ。 -- 案山子さん (2012-12-10 21:01:36) - アサシン「できればもっと違う場所でまみえたかったが仕方ない・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:03:17) - 不満を漏らしこちらを見るアサシン -- 名無しさん (2012-12-10 21:03:33) - アサシン「ん?どうした?そのような怖い形相をして……お前たちらしくないではないか?」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:03:53) - アサシン「いらだちを隠せという方が無理な話だな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:06:11) - 彼もなんだかんだで不満があるらしい・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 21:06:34) - ランサー「……てめえ、だったらなんで大人しく――!!」アサシン「無粋だな……そして、言わせるなランサー。口にすれば、詰まらぬ言葉に成り下がるぞ」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:07:11) - アーチャー「そうだぞ、落ち着け・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:07:59) - アーチャーがランサーを制す・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 21:08:37) - アサシン「そして」そう言って五尺を超える長刀を掲げ、アサシン「不満はあれど、この身はそれだけのこと。ならば、強者との戦いこそ、私の宿願だ」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:08:53) - ジューダス「……ベル」ベル『止めとけ……あれは危険だな。あの黒いのとは別次元で、返り討ちにされるぞ』 -- 案山子さん (2012-12-10 21:09:40) - 司狼「エリー」エリー「本当だよ……さっきのアサシンが佐々木小次郎っていうんだったら、間違いなくヤバいよ。遠距離だとか近距離だとか、そういった次元の話じゃないよ」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:10:36) - アサシン「我が名は『佐々木小次郎』だ」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:11:30) - 唄うように名を告げるアサシン -- 名無しさん (2012-12-10 21:11:48) - アサシン「今宵、私は君らに出会えたこと嬉しく思うぞ」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:12:26) - ベイ「……はッ」吐き捨てるようにしてベイが前に出る。 -- 案山子さん (2012-12-10 21:13:12) - ベイ「おい小僧……黄色い劣等。俺らは急いでるんだ、邪魔すっと死ぬぞ?」そう言いながら杭を全身から囃していた。 -- 案山子さん (2012-12-10 21:13:47) - アーチャー「まて、あれは剣技だけならセイバークラスだ!!」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:14:55) - ベイ「!?」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:15:04) - 司狼「おい、ちょいと待てや!確かクラスごとに振り分けされてんだよな?なんでだよ?暗殺者じゃねえのかよ!?」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:15:41) - ランサー「あれは、呼び出され方が違うんだよ」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:17:13) - シュピーネ「違う?どういうことです?」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:17:43) - アーチャー「あれを呼び出したの、我らと同じ『神代の魔女』だ」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:18:56) - アンナ「キャスター……ね」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:19:35) - 香純「け、けどそれって……サーヴァントがサーヴァントを呼び出すって、アリなの?」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:20:02) - ランサー「あいつは『ルールを敗れる』その強みを利用したんだ」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:21:29) - 蓮「――ルール、だって?」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:22:15) - アサシン「…………くふふ」くつくつと笑うアサシン。その姿さえも、美しい。 -- 案山子さん (2012-12-10 21:22:42) - アサシン「今は私にその枷はない、話しておこう」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:24:05) - ベイ「んだと?」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:24:24) - アサシン「そう睨むな」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:24:37) - 流麗に謳うアサシン。 -- 案山子さん (2012-12-10 21:25:01) - アサシン「私の成り立ち……それはな、麗しいお嬢さん方。私は『佐々木小次郎』という殻に嵌められた亡霊なのだよ」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:25:49) - エリー「虚像ってこと?」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:26:48) - アサシン「聡明だな……その通り」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:27:15) - ランサー「……ま、それでも実力はあのセイバーとタメ張れるほどだ。油断すんなよ」アーチャー「……あれの剣技は、伊達に佐々木小次郎という殻に当て嵌められただけのことはある」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:28:18) - 靡く紫の長髪。そして細まる綺麗な目。 -- 案山子さん (2012-12-10 21:29:05) - アサシン「……二つ、忠告がある」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:29:32) - 蓮「忠告・・・・?」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:30:08) - 司狼「二つね・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:30:55) - アサシン「聞いておけ……タメになる」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:31:18) - 黄金「ではたのもうか・・・佐々木殿」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:31:56) - アサシン「敵の身であるのが悔しいが……言おう」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:32:36) - アサシン「まず第一――ここから先、一対一が原則となる」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:33:00) - 司狼「一体一ね・・・なるほど今の俺らなら、それで倒せると?」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:34:23) - ↑訂正 司狼「一対一ね・・・なるほど今の俺らなら、それで倒せると?」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:35:09) - アサシン「私はそこまで安くは見ていない・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:35:35) - アサシン「そして、第二――その戦いに、横槍を入れた場合、罰が下る。そして、一人戦うごとに、他の者は上の階へ上がっていくことだ」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:36:05) - ザミエル「そちらが横槍を入れるということは?」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:38:07) - アサシン「ありえん」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:38:27) - キッパリと強く断言したアサシン。 -- 案山子さん (2012-12-10 21:38:42) - アサシン「保証しよう……上の階に大人しく行くならば、邪魔立てはせん」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:39:20) - 水銀「……一つ確認したいのだが、残った一人がその階の番人を倒せば当然上に行ってよいのだろう」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:39:43) - アサシン「ああ、そうだ」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:40:14) - 黄金「……一対一、正々堂々とかね?」アサシン「ああ、それがあの錬金術師の言伝でもある」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:40:32) - 司狼「一番信用できない名前をここで出すなよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:42:00) - アサシン「安心しろ……あの男も、どうやら忙しいらしくてな。本気で取れ」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:42:45) - 司狼「妥協できて話半分だ」 アサシン「それが妥当であろうな・・・」 苦笑いを浮かべた -- 名無しさん (2012-12-10 21:43:30) - アサシン「さて」そこで――一気に場の雰囲気が一変した。 -- 案山子さん (2012-12-10 21:44:05) - 長刀に剣気と鋭い、刀のような殺気が長刀に宿っていく。 -- 案山子さん (2012-12-10 21:44:35) - アサシン「――一番手、誰が来る?」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:44:52) - 一同「・・・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:46:32) - その殺気には一同瞠目するしかなかった・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 21:46:52) - 荒れ狂う殺気ではなく、一点に収束収斂された剣気は戦慄さえ覚えさせるほどだ。 -- 案山子さん (2012-12-10 21:47:25) - 静かに構えを取るアサシン。どうやら本当に相手が決まるまで待つらしい。 -- 案山子さん (2012-12-10 21:48:14) - 黄金「あまり待たせるのも悪いな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:49:36) - なんと、黄金が前に出た。 -- 案山子さん (2012-12-10 21:50:20) - アサシン「――――ほう?決まったのか?」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:50:39) - 蓮「いいのかよ?」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:51:33) - 黄金「問題ない――シュライバー!ベイ!ザミエル!」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:52:13) - 三人「!!?」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:52:49) - 声をかけられ驚く三人 -- 名無しさん (2012-12-10 21:53:24) - 黄金「これより私はこの者と修羅に入る!己を見失うな!我が爪牙として――己を超えよ(・・・・・)!!バビロン並びに聖餐杯!!」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:53:56) - 二人「はい」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:54:56) - 背中を見せながら、黄金「――――テレジアと、イザークを頼む」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:55:44) - 二人「ヤヴォール -- 名無しさん (2012-12-10 21:56:47) - 黄金「マキナ!ゲオルギウス!」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:57:50) - マキナ「…………」司狼「んだよ、大将」 -- 案山子さん (2012-12-10 22:00:53) - 黄金「刹那と……ツァラトゥストラを、頼んだ。お前たちが、鍵だ」 -- 案山子さん (2012-12-10 22:01:30) - マキナ「…………諒解している」司狼「言われるまでもねえよ」 -- 案山子さん (2012-12-10 22:04:16) - 黄金「ランサー、アーチャー皆のことを頼んだぞ」 -- 名無しさん (2012-12-10 22:05:37) - ランサー「ようやくまともな主に出会えた気分だな」 アーチャー「笑えんぞランサー」 -- 名無しさん (2012-12-10 22:06:13) - 二人は笑いながら言い合った、それは了解の印だ -- 名無しさん (2012-12-10 22:06:43) - アサシン「――――さて、では会い見(まみ)えようか」 -- 案山子さん (2012-12-10 22:08:37) - 蓮「――ラインハルト」水銀「ハイドリヒ」二人『勝てよ』黄金「無論だ」 -- 案山子さん (2012-12-10 22:09:08) - アサシン「――――では、後ろを通過していくがいい。上に続く階段がある。そこしかないため、征くがいい」 -- 案山子さん (2012-12-10 22:09:44) - 一同「言われるまでもない!!!」 -- 名無しさん (2012-12-10 22:10:37) - アーチャー「ひとつ聞く」 -- 名無しさん (2012-12-10 22:11:01) - アサシン「ん?」 -- 案山子さん (2012-12-10 22:11:31) - アーチャー「あの女狐も居るのだな?」 アサシン「ああ、本来ならば私が首を撥ねたかったのだがな」 -- 名無しさん (2012-12-10 22:12:32) - アサシン「……なら、それでいい」そう言って登っていくアーチャー。 -- 案山子さん (2012-12-10 22:12:59) - ゾロゾロとアサシンの横を通過していき、階段を上っていく。すると、入り口付近が閉ざされた。 -- 案山子さん (2012-12-10 22:13:11) - アサシン「では始めようか」 -- 名無しさん (2012-12-10 22:13:36) - 黄金「よかろう・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 22:13:47) - 一人の剣士と、一人の覇王。今――ここに衝突する。 -- 案山子さん (2012-12-10 22:14:16) - 黄金は笑う目の前の強敵に向けて、それはアサシンも同じことだった -- 名無しさん (2012-12-10 22:17:06) - ↑訂正 黄金は笑う、目の前の強敵に向けて、それはアサシンも同じことだった・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 22:17:46) - ・・・・・・ ジューダス「一番手があの人でこの先大丈夫なのかよ?」 ザミエル「心配いらん」 -- 名無しさん (2012-12-10 22:28:44) - 階段を上りながらジューダスの言葉にザミエルが答える -- 名無しさん (2012-12-10 22:29:32) - ザミエル「あの方が負けることなど有りえん」 全幅の信頼と確信を持って言い切る。 ジューダス「いや、姐さんに惚気られんでも負けるとは思ってねえけどよ。相手の戦力がわからん上にこっちは非戦闘員も抱えてんのにいきなり最強格出しちまっていいのかよ」 -- 名無しさん (2012-12-10 22:42:17) - 司狼「確かにそうだな・・だが自力でなんとかするしかねえだろ?状況が状況だ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 22:45:00) - 司狼の言葉は辛辣ではあるが事実だ・・・それだけにこの状況はある意味まずい・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 22:52:48) - ベイ「……おい、少し待てや」 -- 案山子さん (2012-12-10 23:12:39) - 蓮「どうした?」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:16:47) - ベイ「……テルミの野郎、どこにいった?」 -- 案山子さん (2012-12-10 23:18:12) - 水銀「おおかた、元から裏切る気だったのだろう・・・あれはそんな男だ・・・」 水銀が予定調和であるかのように言う -- 名無しさん (2012-12-10 23:19:21) - ベイ「……じゃあよぉ、蓮華に対しての思いとか、優しさとか……全部が嘘だってのか?」 -- 案山子さん (2012-12-10 23:20:10) - 水銀「おそらく・・・嘘はないと信じたいが・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:20:57) - 蓮「……あいつを捕まえて、吐かせるしかないな」 -- 案山子さん (2012-12-10 23:21:47) - 司狼「あそこまで本心が見えねえやつも珍しかったんだが・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:22:49) - 司狼がぼやく -- 名無しさん (2012-12-10 23:23:49) - シュライバー「あ!見えたよ!門だ!誰が開ける?」 -- 案山子さん (2012-12-10 23:25:12) - 蓮「誰が待ってるかによるんだがな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:27:41) - マキナ「俺が行こう……ぶがああああああああああ!!!!」走っていたマキナがそのまま門を殴り飛ばした。 -- 案山子さん (2012-12-10 23:29:28) - ランサー「どこまでも頼もしい連中だな・・・これで本調子出ない何座信じたくねえぞ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:31:01) - ↑訂正 ランサー「どこまでも頼もしい連中だな・・・これで本調子出ないなんざ信じたくねえぞ・・・」  ランサーが呆れたようにぼやく -- 名無しさん (2012-12-10 23:31:39) - そして、そのまま門の扉が飛来していくと、ドクンッ!! ドクンッ!! ドクンッ!! ドクンッ!! ドクンッ!! ドクンッ!! ドクンッ!! ドクンッ!! 戦慄が走った。 -- 案山子さん (2012-12-10 23:32:36) - 『だから―――絶対に、おまえの事も認めない。おまえが俺の理想だっていうんなら、そんな間違った理想は、俺自身の手でたたき出す!!!!!!!!』 -- 案山子さん (2012-12-10 23:35:21) - アーチャー「全く・・・あいも変わらず頑固者のようだな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:36:10) - そして―― 「――――投影(トレース)、開始(オン)」 -- 案山子さん (2012-12-10 23:36:45) - 無限の魔弾が出てきたアーチャーのみに集中砲火した。それはまさに絨毯爆撃だった。 -- 案山子さん (2012-12-10 23:37:38) - アーチャー「その程度か!!!!!!!」  -- 名無しさん (2012-12-10 23:38:44) - ???「――――黙れ、壊れた代物」低い、奈落のような声が響いた。 -- 案山子さん (2012-12-10 23:39:09) - アーチャー「貴様が言えた言葉でないわ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:39:47) - アーチャーはそれに怒声で返す -- 名無しさん (2012-12-10 23:40:11) - そして、アーチャーはたどり着いた。その辿り着いた場所を見て――絶句した。そこは本来、ここにはない、あってはならない場所だったのだから。 ――アインツベルン城。そう、あの白き少女が、衛宮切嗣がかつて根城ともしていた関係深き城だったのだ。恐らく魂を使用してでの幻術か幻視か、どちらにせよアーチャーにとってここは思い返したくもない場所だった。ふと、何者かが瓦礫を踏み砕いて前に進んで来ていた。それに警戒するように鷹の目で見据える。向かうのは階段の下、この広間の中心。 -- 案山子さん (2012-12-10 23:40:35) - アーチャー「本当に皮肉だな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:41:55) - 呟くアーチャー -- 名無しさん (2012-12-10 23:42:07) - ???「ああ、そうだな。そして、一対一……手出しはない。横槍もない。ああ……実に有り難い。ここなら、俺はお前と殺し合いができる」アーチャー「――――――――」遠く階段に佇む黒フードの男の声が反響した。 -- 案山子さん (2012-12-10 23:43:03) - アーチャー「そこまで落ちても、」その頑固さが消えないとは・・・ある意味褒めれば良いのか?」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:44:09) - 苦笑い混じりに告げるアーチャー -- 名無しさん (2012-12-10 23:44:38) - ???「抜かせ、フェイカー。オレはお前を認められない。だからここにいるんだ」アーチャー「貴様……!」???「なんで憤っている?オレと、英雄であるお前は別の存在同士。互いに殺し合うのが宿命じゃないのか?なあ」 -- 案山子さん (2012-12-10 23:45:47) - アーチャー「我が、マスターが『君を救ってくれ』と残した理由がよくわかったよ」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:47:45) - すぐに持ち直しそう返すアーチャー -- 名無しさん (2012-12-10 23:49:14) - ???「『マスター』?誰だ、そいつは?」 -- 案山子さん (2012-12-10 23:50:08) - アーチャー「そこまで忘れたか?哀れだな・・・本当に救いがあるのか?」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:50:45) - 神父「あるとも」そこに、あの神父が後ろから出てきていた。 -- 案山子さん (2012-12-10 23:51:30) - ランサー「横槍はないんじゃなかったのか?クソ神父」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:52:26) - 神父「邪魔立てはせんよ……戦う前までは、オーケーラインだ」 -- 案山子さん (2012-12-10 23:52:49) - ランサー「口出しはOKか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:53:25) - アーチャー「君は存在自体が有害だろう?」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:54:12) - 神父に皮肉を言うアーチャー -- 名無しさん (2012-12-10 23:54:30) - 神父「ん?私が有害?ははは、冗談が厳しいな、アーチャーよ。そしてそういうことだ……物わかりがいいな、ランサー」 -- 案山子さん (2012-12-10 23:55:13) - ランサー「俺もこいつと同意見なんだが?」 神父「馬鹿な(;゚Д゚)!」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:56:23) - 神父「私は有害などではないぞ?;」 -- 案山子さん (2012-12-10 23:56:53) - ???「どう考えても有害だと思うぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:57:15) - 敵にまで言われる始末だ・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 23:57:33) - 神父「――この魂に憐れみを(シクシク」 -- 案山子さん (2012-12-10 23:58:32) - ランサー「無視して続き行くか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:59:42) - 一同「そうだな」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:59:55) - ???「ああ、そうだな……さっさと後ろに行け――邪魔だ、槍兵。狗は狗らしく吼えていろ」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:00:50) - ランサー「ガキが吠えるようになったじゃねえか?」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:01:59) - ???「――ぐっ!?」途端、急に頭を押さえはじめた???。 -- 案山子さん (2012-12-11 00:02:30) - ランサー「おいアーチャー」 アーチャー「なんだ、ランサー」 ひそひそ話を始めた二人 -- 名無しさん (2012-12-11 00:03:31) - ランサー(あいつ、なんか性格があの金ピカ馬鹿に近くなってね?)  アーチャー(そうだな・・・さすがに哀れすぎるが事実だな・・・) -- 名無しさん (2012-12-11 00:05:04) - ???「ぐ……ぐァあ!?お、オレは……だ、誰だ!?おおおおおおおおれおれおれおれおれおれろえろえろえれおれおれおれ!?!?!?!?!?!?!?」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:05:42) - 神父「……ふむ。やはりまだ『未完成』であったか」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:06:22) - アーチャー「全く、やはりお前は有害だな・・・」 ランサー「全くだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:07:51) - 頭を抱えながら悶える???に、神父は何の感慨もなく一瞥していた。神父「ふむ……どうだ?いっそ、この者を殺すというのであれば、上に行ってもよいぞ?なに、ある意味救済であろう?なあ――衛宮士郎よ」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:09:06) - アーチャー「最終手段だな・・・それは・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:10:15) - 神父「そうか――ならば、私が始末してやろう。なに、また作ればいい――これと同じ人形をな」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:11:14) - ランサー「それやっても同じことの繰り返しじゃねえのか?クソ神父」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:12:31) - ランサー「いや、『言峰綺礼』さんよぉ!!」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:13:46) - 神父「貴様にさん付けで呼ばれる日が来るとはな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:14:25) - ザミ「――――おい、堕落司祭」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:15:11) - 神父「私は堕落などしていない、何だ赤き髪の女よ」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:16:15) - ザミ「――――貴様は、何階にいるのだ?」静かに――切れていた。 -- 案山子さん (2012-12-11 00:16:44) - 綺礼「そうだな――あともう一階上だ」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:17:39) - ザミエル「貴様は私が殺してやるよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:18:26) - ただ静かに告げるザミエル・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 00:18:48) - 綺礼「ほう?それはそれは……楽しみだ」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:19:35) - ランサー「悪い・・・譲ってくれねえか、その役・・・」 ランサー割って入る・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 00:20:35) - ザミエル「なんだと?」  -- 名無しさん (2012-12-11 00:20:59) - 綺礼「ランサー……悪いが、君には『先約』がいるぞ?」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:21:33) - ランサー「そうかよ・・・・・・『アイツ』も利用しやがったのか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:22:17) - 綺礼「気づいたとは……愉快だな。さて……沈黙を貫いている諸君……言いたいことはあるかね?」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:22:48) - 水銀「漣は私との戦いを望んでいるのかね?」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:24:03) - 水銀が口を開く・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 00:24:15) - 綺礼「――――流石だ」一言だけだった。 -- 案山子さん (2012-12-11 00:24:45) - 水銀「そうかね・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:25:15) - 水銀は腐っても神だ・・・己の孫の渇望ぐらいは即座に読めるだろう・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 00:25:49) - 蓮「そこに漬け込んだわけか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:27:03) - 神父「ふっ……さてね。では、先に行っている……衛宮士郎。喜べ、君の願い……ようやく叶うぞ」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:27:54) - アーチャー「どこまでも腐った男だな、あんたは・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:30:01) - 神父「――よもやと思うのだが、私が何なのか、忘れたとは言うまい?」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:30:29) - 一同「ただの腐れ外道でいいじゃねえか?」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:31:00) - 一斉にそう返された -- 名無しさん (2012-12-11 00:31:17) - 綺礼「まあ、否定はせんよ」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:31:39) - そう言うと、綺礼は黒い炎に包まれ、消えた。 -- 案山子さん (2012-12-11 00:31:58) - 士郎「――――後ろの扉に行け」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:32:21) - ランサー「やれやれせっかちだな・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:34:03) - そう言いながら蓮たちが通過する中、蓮「――――失望したな」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:34:34) - ???「なんだと?」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:35:30) - 蓮の言葉に反応した??? -- 名無しさん (2012-12-11 00:35:53) - 蓮「――――あんたが望んだユメは、それっぽっちとは、ガッカリもいいところだ」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:36:27) - ???「お前に何がわかる?」 蓮「わかるさ・・・同じであって違うからな」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:37:35) - 士郎「――青臭い」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:38:18) - 蓮「……アーチャー」アーチャー「言われるまでもない……先に行っていてくれ」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:38:49) - 蓮「やれやれ、『馬の耳に念仏』とはよく言ったものだな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:40:05) - アーチャー「全くだな・・・」二人は苦笑いし合った・・・ そして蓮は階段を上っていった -- 名無しさん (2012-12-11 00:41:05) - アーチャー「分かっているな」士郎「ああ」二人「互いに戦うということは」キッ!! 二人『剣製を競い合うということを!!』 -- 案山子さん (2012-12-11 00:42:23) - アーチャー「まだ、余地はあるか・・・」 つぶやくと剣を構えた -- 名無しさん (2012-12-11 00:43:32) - 士郎「ああ」フードを脱ぎ捨て、白髪の士郎が構える。 -- 案山子さん (2012-12-11 00:44:15) - アーチャー「その前に一つ言っておくことがある」 士郎「何だ?」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:45:54) - アーチャー「本当に忘れたのか?」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:46:14) - 士郎「――――――――――――――――けないだろ」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:46:53) - アーチャー「それを聞けて安心したよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:47:20) - 小さく呟いた言葉に、アーチャーは安堵していた。 -- 案山子さん (2012-12-11 00:47:53) - アーチャー「マスターよ・・・見ていろ、君の信じた男は本当の強さを持っていると、焼き付けろ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:49:02) - その声に合わせるように二人は同時に飛び出した -- 名無しさん (2012-12-11 00:49:39) - ……ザミ「始まったようだな」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:50:37) - 司狼「ああ・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:51:22) - ベア「大丈夫でしょうか?」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:52:40) - ランサー「問題ねえよ・・・あいつは強い、認めるのは癪だがな・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:53:19) - 司狼「次はあのクソ神父か・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:54:45) - 階段を走っていく一行。やがて、門が見えてくると、ザミ「我は荘厳なるヴァルハラを燃やし尽くす者となる!!」走りながらタバコを指に挟んで捨てながら唱えていた。 -- 案山子さん (2012-12-11 00:56:00) - 司狼「部屋ごと焼き払うつもりかよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:57:05) - ザミ「創造(ブリアー)!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:57:30) - 戒「皆、一旦さが――」ザミ「焦熱地獄・激痛の剣(ムスペルヘイム・レーヴァテイン)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:58:10) - ザミエルの怒号とともに激痛の剣が放たれた -- 名無しさん (2012-12-11 00:59:14) - 全員『えええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!??????』 -- 案山子さん (2012-12-11 00:59:33) - ランサー「奇襲にしては派手すぎじゃねえ!!?」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:00:23) - ザミエル「ちっ、やはりこの程度の力しか出んか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:01:16) - 吐き捨てると爆炎が晴れていき、神父がいた・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 01:01:50) - 神父「……ふむ。コーヒーがちょうどいい加減に温まった。ありがたいな」ソファーにくつろいでいた。 -- 案山子さん (2012-12-11 01:02:44) - しかしコーヒーはマグマじみている・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 01:03:36) - 蓮「コーヒーに麻婆豆腐ってどうなんだ?」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:04:20) - しかも麻婆豆腐はものすごく赤い・・ -- 名無しさん (2012-12-11 01:04:45) - 綺礼「食してみるかね?中々の美味だぞ?」 -- 案山子さん (2012-12-11 01:05:14) - そう言いながらグビグビ飲む綺礼。そのわきには――二十人前あった。 -- 案山子さん (2012-12-11 01:05:40) - 神父「やはり麻婆豆腐は辛口に限るな・・・甘口など邪道だ」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:06:45) - 雄弁に語る神父・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 01:07:18) - 綺礼「麻婆豆腐の甘口など出している会社は恥を知るべきだ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:08:52) - クワっと目を見開き叫ぶ綺礼 -- 名無しさん (2012-12-11 01:09:36) - ランサー「なにやってんだてめえええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-11 01:10:04) - 綺礼「食うのか?」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:10:35) - 麻婆豆腐をランサーにすすめる綺礼 -- 名無しさん (2012-12-11 01:11:03) - ランサー「食うか!!そんなゲテモン!!」 -- 案山子さん (2012-12-11 01:11:24) - 綺礼「馬鹿なことを言うな!!麻婆豆腐は志向だ!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:12:58) - ランサー「この味覚音痴がああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-11 01:13:18) - 綺礼「失敬な!!!」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:14:21) - 綺礼「ならば食ってみろ!!この至高の麻婆豆腐を!!!」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:15:03) - 蓮(女)「じゃ、いただきまーす」 -- 案山子さん (2012-12-11 01:15:32) - いつの間にか、蓮(女)が二人の間にいた。 -- 案山子さん (2012-12-11 01:15:50) - 一同「なんで!!?」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:16:26) - 蓮(女)は一口食べてむせた・・・・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 01:16:55) - 蓮(女)「これ、辛すぎて逆にまずいよ?」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:17:24) - 綺礼「――――――――――――――――――――――」 -- 案山子さん (2012-12-11 01:17:39) - 目を見開いて、血涙を流していた――ホラーだ。 -- 案山子さん (2012-12-11 01:18:06) - 綺礼「頼む・・・誰か・・・美味いと・・・・言ってくれ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:19:14) - 血の涙を流しながら呟く綺礼 -- 名無しさん (2012-12-11 01:19:42) - 蓮(女)「……ご、ごめん」そっ、と目を背けた。 -- 案山子さん (2012-12-11 01:20:16) - ランサー「わ、悪いな……」あのランサーも目を背けていた。 -- 案山子さん (2012-12-11 01:20:33) - しかし二人共食うきはさらさらないようだ・・・と言うかコイツ以外無理だ・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 01:21:56) - 水銀「これは・・・蓮華か・・・!!?」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:22:46) - 水銀が呟く・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 01:22:58) - 綺礼「レンゲならあるぞ。思う存分食らうといい」 特盛のマーボーと一緒に差し出す。 -- 名無しさん (2012-12-11 01:31:24) - 蓮「違うわばかたれ!!」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:31:46) - 水銀「馬鹿者!!これは麻婆という概念を逸脱してる!!私が本物の麻婆豆腐を見せてやろう」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:32:40) - 綺礼「貴様、私が今まで麻婆豆腐でないものを食していたというのか!!?」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:33:50) - 水銀「叱 -- 名無しさん (2012-12-11 01:34:05) - 水銀「然りだ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:34:25) - 蓮(女)「今回ばかりは親父に賛同する」 蓮「同じく」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:36:20) - 綺礼「何を言うか!! お前らの孫であり子供である少年は私のマーボーの味を理解してモリモリお代わりしていたぞ!!」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:38:08) - 蓮&水銀「人の子供を味覚障害者にする気か!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:39:15) - 水銀「貴様に真実の麻婆豆腐を見せてやる!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:40:02) - 水銀が本気で凄む・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 01:40:19) - 綺礼「よかろう・・・私の舌を唸らせてみろ・・・」 綺礼も凄む -- 名無しさん (2012-12-11 01:41:03) - ザミ「デア・フライシュッツェ・ザミエル!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-11 01:44:34) - 問答無用でバカ共を吹き飛ばすザミエル。 -- 案山子さん (2012-12-11 01:44:53) - 二人「ぎゃああああああああああああああ!!!!!!!????????」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:46:22) - ザミエル「貴様ァ!私との殺し合いはどうした!?あん!?」マジギレ。 -- 案山子さん (2012-12-11 01:47:01) - 綺礼「待ってくれ!!これは私が味覚障害者ではないという証明をせねばならんのだ!!」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:48:24) - ザミ「黙れえええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!殺し合いを早くせんかあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-11 01:48:49) - ランサー「どんなに頑張ってもお前のは覆らねえ領域だ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:50:13) - ランサーが哀れみの視線を綺礼に向けた・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 01:50:37) - ……十分後。ザミ「はァ……はァ……はァ……はァ……」焦土と化していた。 -- 案山子さん (2012-12-11 01:51:20) - 綺礼はすっかりボロボロでアフロだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 01:52:00) - 戒(相変わらずとんでもない人だな;) ランサー(しかし俺の方が先に借りがあるんだが; 言い出せる雰囲気じゃねえ;) -- 名無しさん (2012-12-11 01:52:27) - ザミ「ど、どうだ……はァ……はァ……す、少しはやる気に、な、なった……か?」 -- 案山子さん (2012-12-11 01:53:09) - 綺礼「私がこの十分で何度も死にかけるとは・・・」 ふらつきながら立ち上がる綺礼 -- 名無しさん (2012-12-11 01:55:15) - ザミ「く、くそ……さ、三十回……程度……とは、な……情け、ないな」 -- 案山子さん (2012-12-11 01:57:25) - ちなみに、三十回とはKILL数のことである。 -- 案山子さん (2012-12-11 01:57:45) - 綺礼「おかげで私の残機は残り一だ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:59:11) - ランサー「コイツは大概しぶといぞ・・・しかも曲者だ・・・気を抜くなよ」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:59:46) - ザミエル「解っている・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 02:00:21) - ザミ「だが……くそ……!!は、ハイドリヒ卿に『ミディアムで頼む』って言われていたのに……加減を間違えた!!」別のことで怒っていた。 -- 案山子さん (2012-12-11 02:01:03) - ランサー「い、いや……;ありゃ~加減云々の世界じゃねえだろ;」 -- 案山子さん (2012-12-11 02:01:40) - 水銀[ -- 名無しさん (2012-12-11 02:03:08) - 水銀「まだ、ドンパチやってる時はマシな方だ・・・」 ランサー「マジかよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 02:03:59) - 青ざめた顔で振り返るランサー それに蓮たちは首を縦に降って答えた・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 02:04:43) - 蓮「てか、蓮華がどうとか言ってただろ、何かあったのかよ」 蓮の目が水銀を捉える。一見冷静に見えるが、滲み出る威圧感はとてつもない。 -- 名無しさん (2012-12-11 02:08:23) - 水銀「我が息子よ・・・私の娘があんな可愛らしい喋り方をするかね?」 -- 名無しさん (2012-12-11 02:10:39) - もうひとりの蓮(女)の方を見ながら言う水銀・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 02:11:21) - 蓮「確かに……ガサツってほどでもないけどもっと男っぽい話し方だな」 -- 名無しさん (2012-12-11 02:26:29) - 蓮(女)「なんか、グサッとくるな……」 -- 名無しさん (2012-12-11 02:34:29) - ランサー「俺はそういった男勝りな女は嫌いじゃないぜ?」 -- 名無しさん (2012-12-11 09:23:19) - 司狼「よくわかってんじゃねえか!!」 ランサー「おうよ!!」 -- 名無しさん (2012-12-11 09:26:26) - なんか息ピッタリだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 09:26:54) - エリー「……んでさ、マジでちょうとシリアス入ろうよ」アンナ「そうね……ザミエル、あなたはあのエセ神父と闘うんでしょ?だったら、私たちは先に行くけど……問題ないわよね?」 -- 案山子さん (2012-12-11 09:41:54) - ザミエル「問題ない」 ランサー「行く前にひとつ助言な?」 ザミエル「何だ?聴こう」 -- 名無しさん (2012-12-11 09:53:14) - ランサー「そこの神父は元代行者だ。あれは衰えた云々言ってるがよ、マジで強ぇ……俺が警戒するほどだ」 -- 案山子さん (2012-12-11 10:12:03) - 綺礼「……ふむ。まあ元ではあるがな……神に仕える者として、丁重に贈ろう――あの世にな」そう言ってカソックを翻し、綺礼「では、聖杯の恩恵を賜っている私の力を魅せよう」 -- 案山子さん (2012-12-11 10:13:01) - ランサー「あれは極度の呪や悪泥の類だ・・・下手に食らうなよ」 -- 名無しさん (2012-12-11 10:20:53) - 徐に綺礼が片手を上げると、泥が噴水のように湧き出てきていた。 -- 案山子さん (2012-12-11 10:22:25) - ザミエル「そのようだな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 10:23:58) - 綺礼「……さて、『昔』の私に戻るとするか」 -- 案山子さん (2012-12-11 10:25:21) - そう言って――あろうことか、泥の己に向けた。 -- 案山子さん (2012-12-11 10:25:43) - 綺礼「――これを使用するのは初めてだが、問題あるまい。ランサーよ、『かつての私』を見るがいい」 -- 案山子さん (2012-12-11 10:36:17) - ランサー「それを見ると俺は抑えが効かなくなるぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-11 10:38:50) - ランサーは低くうなる・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 10:39:11) - 綺礼「なに、問題ない……ここでの私の任務は二人同時に相手をすることだ(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)。だが同時に、上の階にお前が行かねば――『彼女』に殺されるぞ?なあ、ランサー……元主従関係の間柄として、いいのか?」 -- 案山子さん (2012-12-11 10:41:13) - ランサー「モテる男は辛いと嘆けばいいのかよ…」 綺礼に殺気を向けるランサー -- 名無しさん (2012-12-11 10:45:25) - 綺礼「ふ……彼女が――いいや、バゼット・フラガ・マクレミッツが待ち焦がれていたぞ?傀儡として操られているわりには、理性がの残っていたなぁ、そういえば」 -- 案山子さん (2012-12-11 10:47:42) - ランサー「『お前が殺した』と付け加えてくれよ?」 -- 名無しさん (2012-12-11 10:50:13) - 蓮「……どういうことだよ?また聖杯絡みか?」 -- 案山子さん (2012-12-11 10:51:07) - ランサー「そういうこった・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 10:51:48) - 付け加えれば間違いなくランサーは綺礼に向かって飛び出すだろう・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 10:52:33) - 綺礼「…………く、くふふ、くふふふふふふ……人の喜び。歓喜。尊み。幸せ――――なんと無価値な」 -- 案山子さん (2012-12-11 10:54:29) - 司狼「やっと本音が聞けた気がするぜ・・・」 蓮「耳が腐りそうだがな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 10:55:38) - 司狼「心理にいきついてんのに見えてないとほざくとは・・・つくづく駄目神父だな・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 10:57:27) - 綺礼「では戦う前に問う――お前たちは善を『幸せ』と感じるのか?そして何故だ?」 -- 案山子さん (2012-12-11 10:58:15) - 司狼「ぜんぜん違うぜ?善も悪も引っれて『幸せ』と読むんだよ?」 -- 名無しさん (2012-12-11 11:00:16) - 司狼が悪童のような笑みを浮かべて返す -- 名無しさん (2012-12-11 11:01:29) - ↑訂正 司狼「ぜんぜん違うぜ?善も悪も引っつれて『幸せ』と読むんだよ?」 司狼が悪童のような笑みを浮かべて返す -- 名無しさん (2012-12-11 11:02:07) - 綺礼「可笑しなことを……善も悪も?たわけ――そのような妄言は聞き飽きた。ああ……上の階にいる騎士王も、多分お前たちに賛同するのだろうな」 -- 案山子さん (2012-12-11 11:03:20) - 司狼「じゃあ、お前にとっての『善』って何だよ?」 -- 名無しさん (2012-12-11 11:04:18) - 綺礼「知れたことよ」 -- 名無しさん (2012-12-11 11:05:29) - つぶやくと気色悪い笑みを浮かべた -- 名無しさん (2012-12-11 11:06:02) - 綺礼「私にとっての善――それはな」口元を邪悪に歪ませて、告げる。 -- 案山子さん (2012-12-11 11:06:51) - 一同は同じ結論に至った・・・こいつは元から『あくの部分しか持っていない』ということに・・・言葉にされなくても解るほどこいつはゆがんでいる・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 11:08:24) - ランサー「おいエセ神父……あんたいつから歪んだ?」 -- 案山子さん (2012-12-11 11:09:00) - 綺礼「いつ?いつか……ふむ。それはな」そう言って右手の泥を躊躇なく己の心臓へ押し当て、綺礼「――――かつての私に聞くといい」 -- 案山子さん (2012-12-11 11:09:48) - 復活させました。迷惑をかけました。 -- 案山子さん (2012-12-10 00:48:56) - 11話と12話が携帯からだと途中できれちゃってて見れない・・・・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 15:04:26) - このリレーSSはどこへ向かっていくのだろう…… -- 名無しさん (2012-12-10 17:26:13) - 歌劇から恐怖劇に向かって、最後は元の歌劇にするつもりです。……見ていてください。すんません。 -- 案山子さん (2012-12-10 17:27:57) - Fate、ブレイブルー、灼眼のシャナ、あと他に何の作品が出ているんだ? -- 名無しさん (2012-12-10 18:31:14) - 面白いけど、案山子さんの更新スピードが早すぎて書き込めない; -- 名無しさん (2012-12-10 22:14:39) - す、すみません; -- 案山子さん (2012-12-10 22:15:05) - 少し自重します; -- 案山子さん (2012-12-10 22:22:59) - そろそろ分けたいと思うので、一旦投稿を中断してください。 -- 案山子さん (2012-12-12 19:54:57) #comment() -合計:&counter() -今日:&counter(today) -昨日:&counter(yesterday) -トップページの合計:&counter(total, page=トップページ)

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