Dies irae -楽しい大歌劇- 12話

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- ……五分後。 -- 案山子さん (2012-12-06 20:26:58) - 戒「……なんで、僕だけ」何故かすでにボロボロの戒がいた。 -- 案山子さん (2012-12-06 20:27:21) - テルミ「彼女持ちのサガじゃね?」 -- 名無しさん (2012-12-06 20:28:57) - 黄金「さて……では、登録をするとしよう」そう言って接近していくと、マジメにデカイ。あの人魚たちも相当デカかったが、この受付嬢も半端ないほど、デカイ。 -- 案山子さん (2012-12-06 20:30:47) - 受付嬢「あら?初めての顔ね……まあいいわ。あなた達全員が参加するの?」 -- 案山子さん (2012-12-06 20:31:27) - 黄金「そうなりますね」 -- 名無しさん (2012-12-06 20:32:11) - なぜか爽やかスマイル・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 20:32:28) - 受付嬢「そう……団体?個人?」 -- 案山子さん (2012-12-06 20:33:00) - ベイ「そんな風に分かれてるのか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 20:34:12) - ハザマ「では、個人でお願いしますね~」いつの間にかハザマ状態に戻っていた。 -- 案山子さん (2012-12-06 20:34:45) - ハザマ「これは私の盾ですので」そう言って変な顔で固まっているシュピーネを見せた -- 名無しさん (2012-12-06 20:36:31) - シュピーネ「ちょっ(;゚Д゚)!」 -- 名無しさん (2012-12-06 20:40:22) - ハザマ「なんです?私は非戦闘員ですから、闘いは苦手なのですよ」 -- 案山子さん (2012-12-06 20:42:40) - ベイ「ずりーぞ!!そこはジャンケンだろ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-06 20:43:17) - 司狼「俺、負け確定じゃねええか!!!!!!!!!!!!???????」 -- 名無しさん (2012-12-06 20:43:45) - ジャンケンと聞いて頭を抱えて叫ぶ司狼 -- 名無しさん (2012-12-06 20:45:53) - 一同(シュピーネの盾・・・勝ち取る(-_☆)) -- 名無しさん (2012-12-06 20:48:39) - 受付嬢「ああ、言っておくけど、一対一だから、ムリよ」 -- 案山子さん (2012-12-06 20:49:23) - 一同「なんです(;゚Д゚)!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-06 20:50:02) - 受付嬢「そこのキモイ男も一対一で闘うことになるから、手出し無用……それが、例え死ぬと分かっていても、ね」 -- 案山子さん (2012-12-06 20:50:34) - ハザマ「そうですか……わたくし、苦手なんですけどね~」 -- 案山子さん (2012-12-06 20:50:51) - シュピーネ「ではその辺で売り子でもやってお金を稼いで起きませんか?」 -- 名無しさん (2012-12-06 20:52:34) - 司狼「金は大事だからな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 20:52:59) - 受付嬢「そうだよ~お金は大事!!」 熱弁を始めた・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 20:54:17) - ハザマ「いえいえ、わたくしも闘いましょう~みなさんが闘うんですし」 -- 案山子さん (2012-12-06 20:55:40) - そう言ってにこやかにほほ笑んでから振り返り、テルミ「……てめえら、後でツラ貸せ」すごんだ声で睨むテルミ。マジ怖い。 -- 案山子さん (2012-12-06 20:56:15) - シュピーネ「では私は資金調達の準備がありますので!!」  -- 名無しさん (2012-12-06 20:57:00) - テルミ「お前はせっせと稼いでこい!!」 -- 名無しさん (2012-12-06 20:57:28) - 思いっきり蹴り飛ばすテルミ。 -- 案山子さん (2012-12-06 20:58:18) - ハザマ「……さて、今は誰が闘っているんです?」受付嬢「ああ、そうね……お、あんた達、運が良いわよ~」 -- 案山子さん (2012-12-06 20:58:56) - 蓮「なんでだ?」 -- 名無しさん (2012-12-06 20:59:23) - 受付嬢「なんでって……この大会の覇者三名の闘いが見えるのよ?これほどレアなことはないわ」 -- 案山子さん (2012-12-06 21:01:49) - 黄金「それはすごいな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 21:04:07) - 受付嬢「エントリーするんなら、後ででいいわ。特別に見てきていいわ」そう言って闘技場の方を指さす。 -- 案山子さん (2012-12-06 21:04:41) - ベイ「その覇者の三人が今日の花形ってわけか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 21:05:54) - 受付嬢「あんた顔真っ白いわね~病気?」 -- 名無しさん (2012-12-06 21:06:38) - ベイ「元からだ、気にするな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 21:06:53) - ハザマ「それでは、失礼しますね~」 -- 案山子さん (2012-12-06 21:07:27) - そう言って歩いていくテルミたち。そして――観客たち『ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!』先程よりもすごい歓声が迸った。 -- 案山子さん (2012-12-06 21:08:17) - ハザマ「どんなことになってるのでしょうか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 21:08:58) - やけに楽しげだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 21:09:12) - 黄金「楽しそうだな、テルミ」テルミ「……ああ。楽しいな、あいつの傀儡がどんな奴なのか、見切る必要があるしな」 -- 案山子さん (2012-12-06 21:10:12) - 戒「……凄いな」ベア「肌がビリビリしますねぇ」 -- 案山子さん (2012-12-06 21:10:44) - 蓮「花形の中にいると思うか?」 -- 名無しさん (2012-12-06 21:11:42) - テルミ「ああ、同じ作られた者として分かるぜぇ……確実にいるな」 -- 案山子さん (2012-12-06 21:12:07) - ベイ「あんたクラスのがホイホイ出てきたら流石に対処できんぞ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 21:13:58) - テルミ「安心していいと思うぜ……俺の『イヤ』な勘が当たってなければ、一体なはずだ」 -- 案山子さん (2012-12-06 21:14:31) - 司狼「そのイヤな感、とんでもない置き土産ってことか?] -- 名無しさん (2012-12-06 21:15:32) - テルミ「……想像したくねえな。俺がここまで言うんだ。気張れよ」 -- 案山子さん (2012-12-06 21:16:02) - 黄金「善処しよう」 -- 名無しさん (2012-12-06 21:17:30) - そして、ついに会場についた刹那――彼らの真横に「何か」がメリ込んだ。 -- 案山子さん (2012-12-06 21:18:07) - 全員『なに!?』 -- 案山子さん (2012-12-06 21:23:15) - その壁にめり込んでいたのは―― 司会者「な、なななななんと!?前回の覇者がまさか破れましたあああああああああああ!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-06 21:23:55) - 蓮「もしかしてアレか・・・?」 -- 名無しさん (2012-12-06 21:25:20) - テルミ「いんや、こんな雑魚じゃねえだろ」 -- 案山子さん (2012-12-06 21:26:49) - そう言ってテルミは吹き飛ばしたであろう存在の方へ視線を送った。闘技場の中央……そこに、いた。 -- 案山子さん (2012-12-06 21:27:15) - 約身長三メートルにも届くか否かという褐色肌に筋骨隆々、そして赤眼の巨人が。 -- 案山子さん (2012-12-06 21:28:04) - ベイ「!!なんて威圧感だ」司狼「ありゃ……」ジューダス「……マジもんの英雄だな」 -- 案山子さん (2012-12-06 21:28:39) - 佇むだけで、いるだけで分かる。あれの存在密度が。そして、あれがまさしく正真正銘本物の大英雄であることだ。 -- 案山子さん (2012-12-06 21:29:16) - 戒「随分厄介な置き土産だね・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 21:30:39) - テルミ「嫌な予感当たってやがった・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 21:33:13) - ベイ「…あれも傀儡か、できれば別の出会い方をしたかったな」 一戦士としての敬意と共に、禍々しい傀儡として操られている姿に悲哀を覚える。 -- 名無しさん (2012-12-06 21:39:54) - ザミエル「至極残念な限りだ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 21:43:17) - その時、???「そうかね?あれは元々そういった理に嵌められているのだ。というより、あれではないぞ?ハザマ」全員『!?その声は』唐突に聞こえた声に、皆が驚く。そう、この声はあの時別れた弓兵の―― -- 案山子さん (2012-12-06 21:56:26) - ???「思うに、あれは敵であって傀儡ではない。認識が異なる」その言い方は皮肉がこもっており、同時に懐かしかった。 -- 案山子さん (2012-12-06 21:57:24) - ???「ふっ!」徐に真上から赤い外套をはためかせながら降り立った男を見て、マキナは呼んだ。マキナ「アーチャー!」弓兵「久しいな……マキナ」 -- 案山子さん (2012-12-06 22:01:51) - 司狼「お前、なんで・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 22:03:19) - 弓兵「久しぶりの邂逅だというのに……情緒がないぞ?」 -- 案山子さん (2012-12-06 22:03:52) - 司狼「そいつは失敬」 -- 名無しさん (2012-12-06 22:04:24) - ジューダス「ひさかた」 アーチャー「おう元気そうだな?」 -- 名無しさん (2012-12-06 22:04:57) - 黄金「卿……なぜここに」弓兵「お前もか……ハイドリヒ。情緒を持ちたまえ」 -- 案山子さん (2012-12-06 22:06:17) - 弓兵「ま、いいだろう……単純なことだ」そう言って身を翻し、弓兵「――友の危機に駆けつけないほど、私は薄情ではないぞ」 -- 案山子さん (2012-12-06 22:07:01) - ジューダス「さすが元相棒」 アーチャー「かなり短い期間だったがな」 -- 名無しさん (2012-12-06 22:08:19) - 弓兵「それより……あれはこの世界での英雄だ。……よもや、また(・・)ま見えようとは」 -- 案山子さん (2012-12-06 22:09:45) - ジューダス「知り合いか?」 -- 名無しさん (2012-12-06 22:11:21) - 弓兵「……少しな」そう小さく呟く弓兵の先には、あの巨躯がいた。 -- 案山子さん (2012-12-06 22:12:05) - 踵を返して歩いていくが、そこで巨躯の男は振り返り、英雄(――――――――)弓兵「……ふ、そうだな」人知れず呟くアーチャー。 -- 案山子さん (2012-12-06 22:12:51) - 司狼「ギリシャの英雄で有名どころといえばアレだよな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 22:13:36) - 司狼はあれが誰か思い当たったようだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 22:14:24) - 蓮「おい、司狼……まさか」 -- 案山子さん (2012-12-06 22:15:18) - 司狼「多分間違いない・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 22:15:58) - ベイ「あん?知ってんのか?」 -- 案山子さん (2012-12-06 22:16:37) - 司狼「名前ぐらいは聞いたことあるだろ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 22:18:28) - アンナ「ギリシャ神話……英雄……しかも大英雄……!?う、嘘!?」 -- 案山子さん (2012-12-06 22:19:02) - 司狼「ここまでくれば嘘もクソもないだろ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 22:20:48) - 戒「もう笑えないよね・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 22:22:11) - アーチャー「察しの通りだ・・・彼の名は『ヘラクレス』私が一度戦い負けた相手だ」 -- 名無しさん (2012-12-06 22:22:57) - アーチャーがそう言った・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 22:23:14) - 黄金「……本物のようだな」 -- 案山子さん (2012-12-06 22:33:13) - ジューダス「お前ほどの男が負けるとは・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 22:34:18) - 弓兵「……仕方がなかった。あの時、私がアレに打ち勝てる確率は無に等しかった」 -- 案山子さん (2012-12-06 22:35:57) - 司狼「……けど、あんたは退かなかったんだろ?」弓兵「……………………ああ」 -- 案山子さん (2012-12-06 22:36:21) - 英雄「・・・・・・・」 ヘラクレスはどうやら弓兵と自分たちに視線を送っている・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 22:39:06) - 弓兵のその背中は、やはり偉大だった。貫いたその漢は、まさしく信念を貫いた英雄に他ならないのだ。たとえ本人が否定しようとも。 -- 案山子さん (2012-12-06 22:39:48) - 弓兵「……バーサーカー。いや、ギリシャの英雄よ。この大会で当たることになったのなら、容赦はせんぞ」 -- 案山子さん (2012-12-06 22:40:31) - 英雄「――――――――」言葉はない。だが、英雄は視線で物語っていた。――無論、と。 -- 案山子さん (2012-12-06 22:41:13) - 司狼「傀儡とやる前にとんでもないのと一戦交えるのね・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 22:42:36) - 弓兵「私は構わん……共にこれから戦う友として、そしてあの男と決着をつけねばなるまい」 -- 案山子さん (2012-12-06 22:43:29) - 蓮「……本物の、英雄か」――遠い。そう思ったのは、彼だけだったのか。本物の英雄。信念を貫いた男と、英雄になった大英雄。この二人の背中は重く、果てしなく遠いのだ。 -- 案山子さん (2012-12-06 22:44:23) - ジューダス「勝てるのかよ、あれはどう考えても自力完璧に上いかれてるぜ?」 -- 名無しさん (2012-12-06 22:45:48) - マキナ「……問題あるまい」 -- 案山子さん (2012-12-06 22:46:41) - 一番早く反応したのは、マキナだった。……と、そこで。司会者「さあさあ!続けて第二回戦!大目玉中の大目玉だ!」 -- 案山子さん (2012-12-06 22:47:26) - 片方の門が開くと、ヘラクレス同様に屈強な男が出てきたのに対し、もう片方の門が開いた刹那――弓兵「!!!!!!!!!!!!!!!!」激しく瞠目していた。 -- 案山子さん (2012-12-06 22:48:36) - ジューダス「なんだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 22:52:30) - ジューダスの言葉を聞かず、弓兵は強く拳を握りしめていた。 -- 案山子さん (2012-12-06 22:53:53) - 弓兵「どうも狂っているな……この世界は。私に因果関係のある者たちが集うとはな」自然と知らずか、汗を流すアーチャー。 -- 案山子さん (2012-12-06 22:54:48) - 司狼「この場所は英雄だらけってことかよ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 22:55:43) - そう――新たに出てきた男。それはアーチャーが知っている、ある意味因縁深い男だったのだ。 -- 案山子さん (2012-12-06 22:57:06) - 司会者「それでは……はじめィ――」司会者が開始のゴングを鳴らした瞬間――勝負が決まっていた。対戦者「……な」なぜなら、既に男の心臓に、朱色の槍が穿っていたからだ。 -- 案山子さん (2012-12-06 22:58:04) - ???「なんか知らんが、やけに久しい感じがするな・・・」 そう言ってこちらを見る??? -- 名無しさん (2012-12-06 22:59:32) - 無造作に槍を引き抜いて、相手を蹴り倒す男は、そのまま見上げ――???「……なるほど。面白ぇ……ああ、面白ぇ……やるじゃねえか。レリウス」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:00:24) - アーチャー「ロクでもないのを混ぜ込んでくれるものだな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:01:44) - ???「久しぶりってのに、その言い方かよ……アーチャー」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:03:11) - ???「あの時の決着付けようや、降りてこいよ?」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:03:55) - アーチャー「できれば君とは二度とやりたくなかった相手の一人なのだがね・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:04:28) - 弓兵「……いいだろ」黄金「待て」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:04:43) - 黄金が手で制す。 -- 案山子さん (2012-12-06 23:04:56) - 司狼「アレ・・・もしかして・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:05:48) - ???「何やら面白そうな連中とつるんでるな?」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:07:22) - 弓兵「……君もそのようだな」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:07:58) - 互いに視線のみで火花を散らしているが、ハザマ「はいはい皆さん。バトルのは後でしょ?今は登録しないといけませんよ?」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:08:37) - ???「早く登録してこいよ?」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:11:02) - 弓兵「――――」ハザマ「はいはい、行きましょう?皆さん」皆の背中を押すハザマ。 -- 案山子さん (2012-12-06 23:11:54) - ジューダス「熱くなるなよ、あんたらしくないぞ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:12:23) - 弓兵「……あ、ああ。すまない」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:13:02) - そして、皆があの受付嬢の元で正式に登録を完了させていた。シュライバー「いや~……思う存分ヤレるね♪」マキナ「……やれやれ」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:13:35) - そこには先の槍男がいた -- 名無しさん (2012-12-06 23:15:16) - ???「えーとな・・・初対面だから名乗っとくわ・・・ここではそんな面倒くさい仕来たりはないし・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:16:12) - 弓兵「……やれやれ」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:16:54) - ランサー「俺はランサー。そこのアーチャーとは……あ~……過去色々あってな。因縁深い腐れ縁ってやつだ」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:17:28) - アーチャー「弁当の取り合いの前rに殺し合いをした仲だがな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:18:48) - ↑訂正 アーチャー「弁当の取り合いの前に殺し合いをした仲だがな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:19:16) - 苦笑い混じりに告げるアーチャー -- 名無しさん (2012-12-06 23:20:26) - ランサー「んなこともあったな……」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:20:43) - 黄金「ふむ……カールよ。聞こえるか?」水銀『何かね?』 -- 案山子さん (2012-12-06 23:21:01) - 黄金「この者……本当に敵なのかね?」水銀『ああ……ただ、彼の魂そのものはいじられなかったようだな。でなくば、ここまで普通に接してはこないはずだ……今までのこと(・・・・・・)を考えるのならば』 -- 案山子さん (2012-12-06 23:21:57) - ベイ「随分軽いノリなんだな・・・・あんた」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:22:44) - ランサー「まあな・・・戦の華はなんとやらだ」 ベイ「そりゃそうだ」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:23:19) - 蓮「なんで息合ってるんだよ;」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:24:50) - ザミエル「さて……ハイドリヒ卿。私たちが闘うのは、どうやら次のようです」黄金「順番は?」ザミ「最初はカイン。次にシュライバーです」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:25:29) - ザミ「次に、刹那。ベイ。クリストフ。マキナ。馬鹿一号。ゲオルギウス。私。ハイドリヒ卿の順番です」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:26:27) - ベア「バカ一号はひどい!!!」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:27:29) - ランサー「嬢ちゃんも出るのか?」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:27:47) - 心底驚いた様子のランサー -- 名無しさん (2012-12-06 23:29:28) - ベア「ええ出ますよ!それが何か!?」逆ギレ。 -- 案山子さん (2012-12-06 23:29:58) - ランサー「逆ギレすんなよ・・・頑張れよ」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:30:52) - 弓兵&ランサー(この娘・・・あいつに似てるな・・・) -- 名無しさん (2012-12-06 23:31:40) - ランサー「敵どうしでなきゃ惚れてたかもな・・・」 頭を掻きながらぼやくランサー -- 名無しさん (2012-12-06 23:32:46) - ベア「へ?」弓兵「余計なことを言うな、ランサー」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:33:24) - ランサー「んだよ、アーチャー?いいだろうが、別に。あの嬢ちゃんは中々だったんだぜ?それを裏切るか、普通?」アーチャー「余計なお世話だ」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:34:08) - ベアトリスは顔が真っ赤になていた・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 23:35:20) - 戒「え、ええ~と……だ、誰に似ているんです――」アーチャー「ギロッ!!」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:36:17) - 戒「ひいい(;゚Д゚)!」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:37:07) - ランサー「それはヤブ蛇だ色男」 肩にポンと手を置き頷くランサー -- 名無しさん (2012-12-06 23:38:04) - アーチャー「……彼女について触れるな。誰であろうともな」彼の殺気に、黄金でさえ一歩引いた。 -- 案山子さん (2012-12-06 23:39:26) - ランサー「で聞くがよ?」 戒「なんです?」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:40:49) - ランサー「お前はあの嬢ちゃんの彼氏か?」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:41:08) - ベア「はいそうです!」即答だった。コンマ0.1秒の速度での反応。 -- 案山子さん (2012-12-06 23:42:45) - 今度は戒の顔が赤くなった・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 23:43:38) - ランサー「そうか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:43:54) - アーチャー「残念がるな……ランサー」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:44:26) - ランサー「へ……ま、俺好みの嬢ちゃんだったからな。お前の元主の女と似ているとはいえ……女運がねえな。つくづく」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:44:57) - ベイ「お互い苦労するよな・・・」  -- 名無しさん (2012-12-06 23:45:58) - ランサー「お前も縁がないのか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:46:11) - お互いの肩を叩き合う二人・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 23:46:40) - アンナ「なんで意気投合してんのよ!?」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:47:25) - ランサー&ベイ「別にいいじゃねえか!!」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:48:30) - アーチャー「司狼くん、ケータイを貸してくれ」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:49:34) - 司狼「ほらよ」 アーチャーにケータを渡した・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 23:50:02) - ↑訂正 司狼「ほらよ」 アーチャーにケータイを渡した・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 23:50:30) - そして無言で二人に向けてシャッターを切った・・ -- 名無しさん (2012-12-06 23:51:06) - 二人に向けて無言でシャッターボタンを押した・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 23:51:40) - ↑訂正 アーチャー「これでよしっと」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:52:10) - 二人『なんで撮った!?』 -- 案山子さん (2012-12-06 23:53:01) - アーチャー「記念にだ、よく撮れてるだろう(-_☆)」  -- 名無しさん (2012-12-06 23:54:39) - ランサー「へえ、こんなちっこいもんにカメラが入ってのか・・・最近の技術はすげーな」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:55:21) - 感心するランサー -- 名無しさん (2012-12-06 23:56:14) - アナウンス『それでは、第一試合を開始したいと思います!』アナウンスがそこに入った。受付嬢「あんたら、ここでは己の武器以外の使用は禁じているからね。魔法やら魔術やら、そういったことはご法度だから。いいね?」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:57:46) - 一同「了解」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:58:54) - ……戒「さて……僕が一番手だね」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:59:55) - 闘技場の中央に立った戒は、偽槍を携えながら周りを見ていた。 -- 案山子さん (2012-12-07 00:00:26) - すると、前の門から出てきたのは―― ベイ「狼男かよ……」司狼「本物までいんのかよ;」 -- 案山子さん (2012-12-07 00:01:15) - ウーウルフ『ワオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!』戒「……へ~。本物か、凄いな。確かに、カール・クラフトは凄いな。けど」構え、戒「感心はするけど……油断はしないよ」 -- 案山子さん (2012-12-07 00:02:05) - ランサー「あの兄ちゃんやるみたいだね・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:03:11) - 黄金「トバルカインはマキナと伍するほどのご都合の塊だ。そして」ザミ「剣技においては、言うに及ばず」 -- 案山子さん (2012-12-07 00:04:23) - シュライバー「つまり」ベイ「一瞬だな」 ……バゴーン!! ド派手な爆音と粉塵が舞い、それが止むと、戒「……しまった。つい加減を忘れてた」狼男が遥か彼方へ吹き飛んでいた。 -- 案山子さん (2012-12-07 00:05:28) - ランサー「コイツは当たったら楽しみだ・・・」 嬉しそうに笑った -- 名無しさん (2012-12-07 00:06:10) - 司会者「なんという強さ!思わず惚れそうです!きゃ~♪戒君~♪」一般客「おい司会者!進行しろや!」 -- 案山子さん (2012-12-07 00:07:02) - ランサー「あんたらも相当なもんなんだろ?特にそこの金髪とそこの小僧に関しちゃ別格だ・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:08:33) - 黄金「ほう?」蓮「分かるのか?」 -- 案山子さん (2012-12-07 00:08:51) - ランサー「一応な・・・さらに言えば全員が全員化物じみてやがる・・・外にいた蜘蛛みたいなのも大した力持ってやがるみたいだしな?」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:10:37) - アンナ「……あれは別よ」ベイ「別だな」ザミ「別だ」シュライバー「別別~」マキナ「別だ」 -- 案山子さん (2012-12-07 00:11:15) - 蓮「回避能力にかけては確かに誰も右には出ないな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:12:52) - 司狼「キモイけどな」 -- 案山子さん (2012-12-07 00:13:19) - 蓮「お前は時と場合によってはそれを上回るキモさを発揮するけどな・・・」 司狼「馬鹿なΣ(゚д゚lll)」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:14:33) - 黄金「それはどうでもいいが、彼は我らの中では最弱だ・・・裏方要因だしな -- 名無しさん (2012-12-07 00:17:28) - ランサー「マジかよ・・・それでも大したもんだと思うが・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:17:59) - 司会者「それでは二回戦!キャ~♪戒君~♪」 -- 案山子さん (2012-12-07 00:19:53) - 戒「あ、あはははは;」 -- 案山子さん (2012-12-07 00:20:03) - ランサー「コイツが彼女持ちだって聞いたらあの司会者憤死するだろうな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:25:35) - 司会者「ぶふううううううううううううううううううううううううう!!!!!!!!!!!?」一般客A「おい、なんか司会者が倒れたぞ!?」 -- 案山子さん (2012-12-07 00:26:24) - ランサー「なんで地獄耳なんだよ!?」 -- 案山子さん (2012-12-07 00:26:46) - 司狼「恋は盲目ってのと同じじゃね?」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:27:51) - ランサー「ある意味納得・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:28:10) - ランサー「こっからどうなるんだよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:31:33) - 司会者「誰だ・・・滅尽滅相おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」 なんか狂乱して叫びだした・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 00:33:46) - 黄金「しょうがない私が止めてこよう」 黄金が司会者に歩み寄った・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 00:38:59) - 司会者「!?」黄金「何を憤っているのかね?」黄金を前にして、急に司会者である女は惚けて見上げていた。 -- 案山子さん (2012-12-07 00:42:09) - 黄金「どうかしたのかね?」司会者「い、いいえ!?そ、そそそそそそそそそその!あなた様のお名前は!?」黄金「ハイドリヒだ……いずれ戦う者だ」司会者「ズキューン!!」 ……アンナ「あ、フラグ立った」ザミ「この世に狩りに勝る楽しみなどない」 -- 案山子さん (2012-12-07 00:43:25) - アーチャー「ランサー止めるぞ!!」 しかしランサーは一足早くと止めに入りアイアンクローで潰されていた・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 00:45:11) - ↑訂正 アーチャー「ランサー止めるぞ!!」 しかしランサーは一足早く止めに入りアイアンクローで潰されていた・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 00:45:38) - アーチャー「(;゚Д゚)!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:45:56) - ザミ「く……くふふ……くはは……ハイドリヒ卿に惚れるだと?ああ、理解はできよう。だがな……理性は止められん」……お察しの通り、ヤバイ状況です。 -- 案山子さん (2012-12-07 00:47:53) - ランサー「みんな逃げろ・・・死ぬぞ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:48:46) - ベイ「英雄を素手で倒すってどんだけだよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:49:24) - ザミ「英雄?英雄?英雄?英雄だと?ふざけるな。私も英雄だ!」 -- 案山子さん (2012-12-07 00:50:43) - ランサー「大魔神の間違いじゃね?」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:51:44) - アンナ「それには同意・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:52:07) - 潰さえれながらも語るランサー・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 00:52:54) - 瞬時に二人の頭をア☆イ☆ア☆ン☆ク☆ロー♪ -- 案山子さん (2012-12-07 00:53:42) - 二人「ぎゃああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!???????」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:54:54) - アーチャー「強すぎる(;゚Д゚)!」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:55:27) - 一同「いつものこと・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:55:53) - ドサドサッ!! 二人『――――――――』 -- 案山子さん (2012-12-07 00:56:45) - ザミエル「さて……肩慣らしは終わりだ。おい、次の奴、行け」 -- 案山子さん (2012-12-07 00:57:03) - シュライバー「オッケー」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:58:26) - 司狼「次の相手地獄絵図の主人公だわ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:59:00) - 一同「可哀想すぎるわ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:02:43) - ……結果。シュライバー「ふ~……楽しかった♪」久方ぶりに殺したので、満足している様子。 -- 案山子さん (2012-12-07 01:03:31) - 蓮「おいシュライバー。頬に返り血、付いてんぞ」そう言ってシュライバーの頬の返り血を拭う蓮。その距離……超近い。……玲愛「ビキッ」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:04:23) - リザ「ど、どうしたの?玲愛;」玲愛「……並列世界ならいざ知らず、この世界で広げようなど笑止千万!」水銀「暴れるでないぞ?……蓮華がいるのだ」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:05:06) - 座にいる一行は、彼らをモニターしていたが、玲愛は見ずとも感じ取っていた。……なに、この超人スキル。 -- 案山子さん (2012-12-07 01:05:40) - ……シュライバー「ふえ?ありがと♪」無邪気に微笑むシュライバー。狂乱の白騎士といえども、何故か蓮の前では素直なのだ。 -- 案山子さん (2012-12-07 01:06:20) - 蓮「次は俺か・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:08:32) - シュライバー「手加減しなよ?」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:09:51) - 蓮「できたらな」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:10:35) - そう言って蓮が闘技場に出ると、ドクンッ!! 蓮「――――そうか」マキナ「…………そうだ」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:11:09) - 二人は今共鳴していた。同じ蠱毒で殺し合い、マキナは蠱毒にずっと囚われていた。別の闘技場とはいえ、似ている場が二人の感覚を狂わす。 -- 案山子さん (2012-12-07 01:11:52) - 司狼「なんの因果だよ?」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:12:20) - ↑訂正 蓮「笑えないな・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:14:36) - かつての魂であるロートスは、ミハエルと殺し合い、殺された。マキナは縛られ続け、永劫の輪からの解放を願った。この闘技場は、否が応にも二人をおかしくするには、最適の場所なのだ。 -- 案山子さん (2012-12-07 01:16:11) - 蓮「でもこれで・・・・」 マキナ「遠慮はせんでよくなった・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:17:41) - そして、向かいの門から出てきたのは―― 蓮「!!!!?なんで……嘘だろ」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:18:38) - マキナ「!?バカな……もう一人のロートスだと!?」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:18:56) - なんと、軍服を着たロートスそのものだった。 -- 案山子さん (2012-12-07 01:19:16) - 司狼「やっこさん随分と悪趣味が好きなんだな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:20:30) - 蓮「…………ぁ……ぁあ……」蓮は知らず後ずさりしていた。 -- 案山子さん (2012-12-07 01:21:56) - マキナ「!!兄弟……」黄金「いかん!刹那!気をしっかり持て!」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:22:30) - 蓮「俺……なのか?俺は……俺と、殺し合いを……するのか?」ロートス「そのようだな……俺の未来の姿……とは違うようだが」帯刀していた刀を抜き、ロートス「悪く思うなよ?」蓮「!?ぁ……ああ」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:23:33) - ロートス「ミハエル」マキナ「!?」ロートス「お前は……『どっちの味方なんだ』?」マキナ「!?そ、それは……」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:24:09) - 司狼「蓮、しっかりしやがれ!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:25:12) - 司狼の激が飛ぶ -- 名無しさん (2012-12-07 01:25:24) - 蓮「あ……ぁ……ああ……」完全に後ずさりをしている蓮。 -- 案山子さん (2012-12-07 01:26:11) - 司狼「たくあのバカ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:26:41) - ランサー「完全に飲まれてやがるな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:27:03) - 黄金「……マレウス。共に来い」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:28:34) - アンナ「了解」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:29:52) - ランサー「こういうのは一番イケ好かねえんだがな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:30:46) - ……蓮「俺は……本物なのか?」ロートス「いんや、悪いが……俺が本物だ」そう言って刀の切っ先を向ける。 -- 案山子さん (2012-12-07 01:31:47) - 蓮「……ま、紛い物?俺が?」ロートス「そうだ……そして俺が――本物だ」その言葉に、蓮に関係するすべての人間の怒りが、吹っ切れた。それは座にいる彼女たちも例外ではない。 -- 案山子さん (2012-12-07 01:32:36) - 香純「ねえ、アイツ本物?」 水銀に問う香純 -- 名無しさん (2012-12-07 01:33:54) - 水銀「際どいな……偽物ならば私が分かるのだが……なにをしたのか知らんが、平行世界でロートスの魂の残滓を手に入れ、組み込んだようだな。故に、偽物と断言はできんよ」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:36:11) - 先輩「あれは殺しても問題はないの?」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:37:23) - 水銀「あれは厳密には息子とは無関係の別人だ。殺害による息子への影響は無い……何らかの仕掛けでもせん限りはな」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:38:59) - ザミエル「まさかここまでやるとはな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:40:14) - ロートス「さあ、始めるか」蓮「!?お、俺は……」アンナ「レン君」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:40:34) - 蓮「ルサルカ!!?」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:41:05) - そこに、背後からハイドリヒとアンナが接近していた。黄金「邪魔立てはせんよ……ただ、話ぐらいはいいだろう?」司会者「はい!もちろんです!」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:41:22) - 蓮「俺は……」黄金「刹那……いや、蓮よ。卿はなんだ?」蓮「!?」黄金「卿は……何なのだ?紛い物なのかね?」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:42:10) - 黄金「私はいったはずだ、卿は卿だと」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:43:17) - 黄金「よもや忘れたわけではあるまいな?」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:43:40) - 蓮「だけど!」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:44:05) - 司狼「蓮!惑わされるな!お前はお前だ!」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:44:27) - ロートス「……アンナ。お前は俺を否定するのか?」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:44:42) - アンナ「私はロートスを…自分の思いを否定なんかしない。でもね、貴方は私が知っているロートスとは違うのよ」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:46:58) - ロートス「……違う?ドコガダイ?」急に口調が? -- 案山子さん (2012-12-07 01:47:47) - ロートス「俺ハ俺ダ……なア、ミハえル」ロートスはミハエルを見上げる。 -- 案山子さん (2012-12-07 01:48:19) - マキナ「俺に言った言葉を覚えているか?」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:49:02) - マキナはロートスに問う -- 名無しさん (2012-12-07 01:49:32) - ロートス「?」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:50:01) - マキナ「そうか・・・あの言葉は決定的だったのだがな・・・残念だ」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:50:38) - ロートス「俺ハロートス――」ミハエル「いい加減にしろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:51:13) - 黒騎士の怒号が世界を揺るがし、座にまで響いていた。 -- 案山子さん (2012-12-07 01:51:35) - ミハエル「あの男を……ロートスを穢すなぁ!!!!お前は偽物だ!!戦友を、兄弟を……我らが思いを穢すなぁ!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:52:21) - アンナ「あんたは空っぽだ、空っぽの箱に恋なんて私はしない!!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:53:16) - すっぱりと切り捨てるルサルカ・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 01:53:42) - ロートス?「……く、くふふふ……くふふふふふ……人形(・・)に恋やら兄弟なんていう狂人の言葉らしいな」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:54:26) - すると、容姿はそのままに急に口調が変化した。それはまるで、ロートスと蓮の存在そのものを嘲笑うかのように。 -- 案山子さん (2012-12-07 01:54:59) - マキナ「茶番はしまいか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:55:50) - 蓮「ふ~やっと生き返ったぜ・・・・」 一息ついて気合を入れる蓮 -- 名無しさん (2012-12-07 01:56:40) - ロートス?「ああ……楽しかったろ?人形劇(・・・)は」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:57:00) - 蓮「とってもな」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:57:21) - ドクンッ!! 蓮「創造――!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:57:51) - ロートス「創造……刹那を愛する……ああ、俺も好きだぜ?刹那は。不変の時はな」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:58:22) - 蓮「そうか・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:58:55) - 如何に偽物といえど、残滓が入っているのだ。嘘ではないだろう。 -- 案山子さん (2012-12-07 01:59:28) - 蓮「手を出すなよ?」 -- 名無しさん (2012-12-07 02:00:36) - 黄金「無論だ」 -- 案山子さん (2012-12-07 02:00:44) - アンナ「レン君」そう言って徐に蓮に口づけをしたアンナ。アンナ「……お願い。倒して」蓮「……ああ」 -- 案山子さん (2012-12-07 02:01:33) - 万感な思いが込められた口づけと言葉に、蓮は頷いた。そして、改めて対峙する二人。 -- 案山子さん (2012-12-07 02:02:06) - ロートス「…俺が望んだ夢を実現する力が目の前にある…でも結局幻想だ…焦れても焦れても届きはしない……何処まで行ってもただの夢さ」 どこか自嘲気味につぶやく。 -- 名無しさん (2012-12-07 02:02:29) - 蓮「確かにな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 02:03:20) - ロートス「お前までが幻想になったんじゃ……本末転倒だろ?」 -- 案山子さん (2012-12-07 02:04:13) - 蓮「俺は死ぬまで生きるさ」 -- 名無しさん (2012-12-07 02:05:55) - ロートス「できるのか?」 -- 案山子さん (2012-12-07 02:06:07) - 蓮「誓ってやるよ」 -- 名無しさん (2012-12-07 02:07:11) - 蓮「お前が空っぽじゃないならな」 -- 名無しさん (2012-12-07 02:07:30) - ロートス「……そうか」そう言ってアンナを少しだけ見て、ロートス「なら……いいか」 -- 案山子さん (2012-12-07 02:07:57) - 司会者「それでは、第三回戦……はじめ!」 -- 案山子さん (2012-12-07 02:08:13) - 蓮「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」ロートス「はああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」ギロチンと刀が一閃。 -- 案山子さん (2012-12-07 02:08:41) - 勝負はそれで決した・・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 02:09:21) - 蓮「俺の勝ちだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 02:09:34) - 西部劇のように互いに通り過ぎてから静止していた。そして、ロートス「…………ごめんな、アンナ」小さく呟いた。 -- 案山子さん (2012-12-07 02:09:52) - アンナ「!?」彼女が涙を流そうとしたが、ザミエルが頭に手を優しく置いた。 -- 案山子さん (2012-12-07 02:10:25) - ザミエル「……見ておけ。偽物とはいえ、奴の最後を」 -- 案山子さん (2012-12-07 02:10:46) - 蓮「少しは思い出せたか?」 ロートス「おかげでな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 02:11:54) - 苦笑するロートス。 -- 案山子さん (2012-12-07 02:12:47) - ロートス「……ああ、そうだな。アンナ、ミハエル……そして、ラインハルト中将閣下。……オレ(・・)を頼んだ……ぜ」 -- 案山子さん (2012-12-07 02:13:26) - 黄金「しかとその言葉受け取った・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 02:14:12) - ミハエル「言われるまでもない……さらばだ」 -- 名無しさん (2012-12-07 02:14:59) - アンナ「任せてよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 02:15:40) - そう言って霧散していくロートス。 -- 案山子さん (2012-12-07 02:16:07) - ロートス「ああ……そうだっ……た……な……」 -- 案山子さん (2012-12-07 02:16:31) - ……???「くふふふ……面白い素材だ」その様子を、別の時空から覗く存在がいた。 -- 案山子さん (2012-12-07 02:17:07) - ???「魂の輝き……残滓とはいえここまでか……面白い」 -- 案山子さん (2012-12-07 02:17:35) - ……ロートス「……じゃあ……な。未来……の……お……れ……」 -- 案山子さん (2012-12-07 02:18:01) - 蓮「ああ、あばよ過去の俺」 -- 名無しさん (2012-12-07 02:18:38) - マキナ「俺と交わした言葉・・・思い出せたか?」 -- 名無しさん (2012-12-07 02:19:36) - ロートス「…………ああ」 -- 案山子さん (2012-12-07 02:19:59) - 黄金「ではゆくが良い、カメラード・・・ベイ!!手向けやるぞ!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 02:21:36) - ベイ「あいよ、モードチェンジ・ベイオリン」 -- 名無しさん (2012-12-07 02:22:06) - 黄金の元まで行きベイオリンになったベイ -- 名無しさん (2012-12-07 02:22:49) - 黄金が弾き始めたのは無論レクイエムだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 02:26:25) - ナハト(死者を送るか……俺らにゃ理解できない感覚だな) 理解はできないが、消えていくロートスを見届ける。 ナハト(…あのガキがいれば少しは戦えるんだがな) ふと、ロートスと似た顔の宿主変わりである少年を思い出す。今はこの場にいないのだが― ナハト「あれは!?」 一瞬、客席に今思い描いていた少年の姿が見えた。 ナハト「おいベル! 今、漣の奴が客席に…」 ベルゼバブ「何言ってるんだい、あの子は水銀の所にいるんだろ。いるわけないじゃん」 ナハト「だけどよ……あれ、居ねえ?」 -- 名無しさん (2012-12-07 02:55:43) - ベルゼバブ「悪魔が白昼夢なんて笑えないよ」 ナハト「…おっかしいな」 首をかしげるナハト。 ベルゼバブ(…ガキといえば、もっとヤバそうなのに危機感持てっての) ベルゼバブも客席にいる少年に注意を向けていた。齢は15ほどの金髪の少年、それだけなら何も問題は無いだろうが。 ベルゼバブ(あの黄金と似ているけどどこかが決定的に異なっている気配……直感的なヤバさは同じくらいに思えたけど) 少年の目は純粋に無邪気にこの大会を楽しんでいるようだったが、どこかに危うさを感じる。 -- 名無しさん (2012-12-07 03:00:15) - ベル「ジューダス」 ジューダス「なんだ?」 ベル「ここにいる奴らにあの少年に気をつけるように言っとけ…」 -- 名無しさん (2012-12-07 03:05:58) - ナハト「あれだ…」 ジューダス「……なるほどな、解った」 -- 名無しさん (2012-12-07 03:07:02) - そうこう話してる内に演奏が終わり観客から拍手が送られ出した… -- 名無しさん (2012-12-07 03:08:52) - その中でヘラクレスが黄金の前に歩み寄ってきた… -- 名無しさん (2012-12-07 03:10:18) - 少年「よろしくお願いしますね」ヘラクレス「――――――――お前は!?」少年の口元が三日月に歪み、少年「うん……そうだよ」 -- 案山子さん (2012-12-07 07:21:02) - 赤い双眸が爛々と輝く少年。少年「……それじゃ、死んでください」無邪気にそう言った瞬間――空間に波紋が広がった。 -- 案山子さん (2012-12-07 07:25:36) - 一同「!!??」 -- 名無しさん (2012-12-07 09:00:44) - 気がつくとそこには無数の武器の山が空間から突き出していた… -- 名無しさん (2012-12-07 09:01:56) - しかもどれもこれもが一撃必殺級の武器ばかりだ… -- 名無しさん (2012-12-07 09:44:59) - 少年「僕としてはどうでもよかったんだけどね……肉達磨は消えなよ」 -- 案山子さん (2012-12-07 11:56:30) - ジューダス「ベル・・・あれ全部打ち落とせるか・・・」 ベル「全部は無理底が見えないし・・・いけて4割がせいぜいじゃない?」 -- 名無しさん (2012-12-07 12:00:56) - アーチャー「その話・・私も協力しよう」 -- 名無しさん (2012-12-07 12:03:36) - ランサー「あのいけ好かねェ眼は間違いないな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 12:04:42) - ジューダス「じゃあ今は的だなんだおいといて共同戦線はるか?」 ランサー「まあ、しょうがねえだろ」 -- 名無しさん (2012-12-07 15:30:45) - ↑訂正 ジューダス「じゃあ今は敵だ味方だおいといて共同戦線はるか?」 ランサー「まあ、しょうがねえだろ、あいつは俺が倒したいしそれに奴には借りがある・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 15:32:02) - そうこう言ってる間に、ヘラクレスとの戦闘が始まっていた。 -- 案山子さん (2012-12-07 15:51:10) - 司会者「おおっと!これは前代未聞!このような幼い少年が、我らが英雄に勝てるというのだろうかぁぁぁぁぁぁ!!?」司会者も、観客も気づいていない――あれの異質さに。 -- 案山子さん (2012-12-07 15:51:57) - ヘラクレス「――――――――!!」声なき咆哮をしながらヘラクレスは突貫した。 -- 案山子さん (2012-12-07 15:56:36) - 少年「……しょうがない」そう言ってゆっくり……まるで見せつけるような動作で片手を上げ、少年「――もう一回(・・・・)、死んでみるかい(・・・・・・・)?」 -- 案山子さん (2012-12-07 16:21:37) - 黄金「あれはまずいな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 16:24:31) - 兵士「邪魔立てはいけません。ルール違反とみなし、即刻退場願いますよ」 -- 案山子さん (2012-12-07 16:25:47) - ジューダス「じゃあ、あいつを見捨てろってのかよ!?」兵士「ここのルールは、一対一。この闘技場での神聖なる戦いを、邪魔立てすることは……何人たりとも許しません」 -- 案山子さん (2012-12-07 16:30:47) - アーチャー「ぬう -- 名無しさん (2012-12-07 16:38:22) - アーチャー「英雄である限りあれには勝てない・・・」 ランサー「それは -- 名無しさん (2012-12-07 16:39:01) - ランサー「それは解っちゃいるが・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 16:39:36) - ベル「なんとか均衡保ってるけどあのデカイのがどう考えても不利だね~これは」 -- 名無しさん (2012-12-07 16:41:41) - 次々と放たれる武具の数々。あれはどれをとっても決殺を秘めているモノばかり。ヘラクレスは何とか回避したり弾いたりしているが、ジリ貧だ。 -- 案山子さん (2012-12-07 16:43:14) - ランサー「それにやつはあれを出してない・・・」 黄金「あれとは?」 -- 名無しさん (2012-12-07 16:45:42) - ランサー「奴にはとっておきが二つあるんだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 16:46:25) - ランサー「それはな……」ランサーが言おうとした時、少年「――――――――ニヤリ」少年が、邪悪に、無邪気に……笑った。 -- 案山子さん (2012-12-07 16:47:07) - ランサー「野郎・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 16:48:06) - 少年(?)「……さあ、疾く散るがいい」 -- 案山子さん (2012-12-07 16:49:59) - 少年は指を鳴らし、告げた。少年(?)「天の鎖よ!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 16:50:22) - ランサー「きやがった・・・俺は以前あれを出されて負けたんだ・・・」 悔しそうに語るランサー -- 名無しさん (2012-12-07 16:51:44) - そして、虚空から放たれた銀色の鎖がヘラクレスの四肢を捕縛した。 -- 案山子さん (2012-12-07 16:52:22) - ヘラクレス「貴様ぁ!!」少年(?)「喚かないでよ……安心して」ニヤリッ、と笑い、少年(?)「ラクに殺してあげるから」 -- 案山子さん (2012-12-07 16:53:15) - アーチャー「まずい!!来る!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 16:54:14) - ……レリウス「ふむ……やはり、あれはいじらなくて正解だったな」別の時空から眺めるレリウスは言う。レリウス「あれの魂はデカすぎる。あのような場合、あえて肉体を与えて及ぼす結果が重要だ」 -- 案山子さん (2012-12-07 16:54:37) - レリウス「さて……では、私が作り上げた肉体を使って暴れるがいい……英雄王よ」 -- 案山子さん (2012-12-07 16:55:15) - ……少年(?)「ええ、そうしますよ……さあ、消えなよッ」 -- 案山子さん (2012-12-07 16:55:47) - ジューダス「こういう状況で手が出せんのはマジで歯がゆいな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 16:56:38) - アーチャー「今飛び込めば確実に消される・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 16:56:59) - 蓮「……やめろ」フラッ、と蓮が動く。 -- 案山子さん (2012-12-07 16:57:26) - アーチャー「よせ!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 16:58:02) - アーチャーが止めに入るが蓮は止まらない・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 16:58:19) - 蓮「やめろ……やめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 16:58:48) - ドクンッ!! 蓮(終曲)「日は古より変わらず星と競い」 -- 案山子さん (2012-12-07 16:59:31) - 蓮(終曲)「定められた道を雷鳴の如く疾走する」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:00:04) - 蓮(終曲)「そして速く 何より速く 永劫の円環を駆け抜けよう」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:00:29) - 蓮(終曲)「光となって破壊しろ その一撃で燃やしつくせ 」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:01:01) - 少年(?)「なんだい……君も死にたいのかい?」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:01:44) - 蓮はその問には答えない・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 17:02:36) - ただ言葉を紡ぐだけだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 17:02:53) - 蓮(終曲)「そは誰も知らず  届かぬ  至高の創造!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:03:04) - 少年(?)「答えろよ?」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:03:36) - 蓮(終曲)「我が渇望こそが原初の荘厳!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:04:06) - ヘラクレス「・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:04:59) - ただ蓮を見つめていた・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 17:05:22) - 蓮(終曲)「殺させない……絶対に!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:06:23) - その瞬間、少年の纏う気が一気に変質し、爆発した。??「調子に乗るな、雑種!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:06:54) - 大爆発。総てを覆う爆音と爆風が観客たちを吹き飛ばす。 -- 案山子さん (2012-12-07 17:07:20) - 蓮「うるせえな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:08:34) - 静かに告げる蓮・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 17:08:48) - つぶやくと同時に天の鎖を叩き斬った・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 17:09:29) - ??「そうか……あの錬金術師に止められていたが、有象無象の輩はやはり排除しておくべきだな。なあ、狗もそうであろう?」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:10:01) - 解放されたヘラクレスは黙ってこちらを伺っている・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 17:13:08) - ランサー「……ようやく出てきやがったな」アーチャー「相変わらずの傲慢にして怠慢だな……」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:13:59) - ……香純「な、なにあれ……なにあれ?」リザ「落ち着いて、香純ちゃん」震える香純を抱きしめるリザ。 -- 案山子さん (2012-12-07 17:14:35) - 水銀「……あれは、まさか。出てきてはならない魂の保持者だ……邂逅してはならぬ!」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:16:56) - ???「フェイカーよくものこのこと我の前に顔を出せたものよな?」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:19:46) - ???はアーチャーに対してかなりご立腹のようだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:22:45) - アーチャー「久しいな……相も変わらず。傀儡と成り堕ちるとは……滑稽だな」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:25:39) - ランサー「ホントホント、英雄のおうともあろう御方が・・・笑っちまうぜ?」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:27:15) - ???「ふん……駄犬と贋作の言うことはたかが知れている。身の程を弁えろ。雑種共」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:27:59) - ランサー「神様ってのから見ればお前も十分雑種じゃねえか?」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:28:46) - アーチャー「それもそうだな」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:29:04) - 苦笑い混じりに同意するアーチャー -- 名無しさん (2012-12-07 17:29:49) - ???「ほう?王たる我《オレ》を前にして、随分と吼えるではないか。駄犬……友を殺した槍を誇りに思うとはな。友思いなことだな」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:30:14) - ランサー「そう思えるだけの友達がいて羨ましいだろ~」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:31:31) - 悪童のようにランサーはそう返す -- 名無しさん (2012-12-07 17:31:47) - ???「……そうか。そんなに『本気』の俺とやりあいたいか」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:32:30) - ランサー&アーチャー「!?」一斉に退避した二人は蓮たちと並んだ。 -- 案山子さん (2012-12-07 17:32:56) - ランサー「口で勝てなきゃ実力攻守か、なんか悪化してね?」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:33:53) - アーチャー「元からこんなだったと思うが?」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:34:11) - 黄金「卿ら……あれの実力、どれほどなのだ?」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:34:59) - 二人「はっきり言って英雄である以上あれには勝てん」  -- 名無しさん (2012-12-07 17:36:21) - アーチャー「私はともかくランサーは相性最悪だな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:36:44) - ランサー「正直デタラメだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:37:05) - 黄金「我らはどうだ?英雄ではないぞ?」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:37:40) - ランサー「本気が出せればなんとかなるだろうが・・・・正直きついな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:38:33) - ???「雑種共が喋るな……公害ではないか」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:40:56) - 司狼「蓮!いいか……突っ込むなよ。でないと、俺がお前を殺すぞ」マキナ「流石の俺も……その意見には同意する」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:41:32) - 司狼「しかしあの野郎雑種雑種うるせーな」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:42:34) - 刹那、司狼の目と鼻の先に剣軍が迫っていた。 -- 案山子さん (2012-12-07 17:43:42) - ???「まずは貴様からだ……うるさい蠅よ」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:43:59) - 司狼「!!?」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:44:48) - しかし司狼は笑った・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 17:45:10) - 司狼「読めてるよ、ターコ」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:45:49) - ???「なに?」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:47:43) - 司狼は???の攻撃を全て躱してみせた・・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 17:48:58) - 司狼「秘技その一シュピーネの真似ってな」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:50:11) - ???「おのれキモイ動きで躱しよって!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:51:00) - 司狼「うるせえ!!本物はもっとキモいぞ!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:55:37) - ……シュピーネ「へェェェェェェェェェェェっくし!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:57:33) - ???「馬鹿なΣ(゚д゚lll)」  -- 名無しさん (2012-12-07 17:58:33) - その事実に驚愕する??? -- 名無しさん (2012-12-07 17:59:04) - だが、???「だからどうした」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:01:07) - そこでようやく、男の姿が明らかになった。 -- 案山子さん (2012-12-07 18:01:23) - 黄金の鎧。黄金の籠手。黄金の足枷。黄金の逆立っている髪。黄金のピアス。赤い瞳以外総てを黄金で統一したその存在。名を――英雄王「いいだろう……雑種共。この我(オレ)が相手をしてやろう」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:02:33) - 司狼「おい、金ピカ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:03:42) - 英雄王「なんだ雑種?」 司狼「お前・・・それ悪趣味にも程があるぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:04:21) - 英雄王「――――――――(゚д゚lll)」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:04:41) - 絶賛絶句中。 -- 案山子さん (2012-12-07 18:04:51) - ブルブル、と頭を振って、英雄王「この俺の趣味が分からぬとは……哀れよな」アーチャー「ま、当然の指摘だな」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:05:32) - 英雄王「馬鹿な(;゚Д゚)!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:06:11) - ランサー「小僧ナイスだ・・・・」 必死で笑いをこらえるランサー -- 名無しさん (2012-12-07 18:06:55) - 英雄王「……ゲート・オブ」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:07:31) - 司狼「あらら~キレチャッタノネ?」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:08:26) - マキナ「余計なことを言うな!来るぞ!」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:10:12) - 黄金「全員、散開ッ!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:10:28) - 英雄王「バビロン!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:10:40) - 虚空から放たれる無限の宝具の嵐。一発でも掠れば、即死は免れない。 -- 案山子さん (2012-12-07 18:11:19) - ジューダス&ベイ「なめんじゃねえ!!!!!!」 乱射しながら逃げる -- 名無しさん (2012-12-07 18:12:09) - ジューダス「俺らで相殺できて六割だ!!あとは自力で何とかしろ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:13:14) - その瞬間、グサッ ジューダス「……な、んだと」ジューダスの脇腹から、鎌の切っ先が突き出ていた。 -- 案山子さん (2012-12-07 18:14:08) - ジューダス「やべっしくじったか・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:14:43) - 英雄王「やれやれ……いつまでもオレが、わざわざ手を抜く義理はあるまい?まして……以前の俺と一緒にするでないわ。この身は人類最古の英雄王ぞ」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:15:15) - 英雄王は慢心する傾向が強かった。では、その慢心がないとどうなるか?……それは、アーチャーたちが一番避けたかったことだ。 -- 案山子さん (2012-12-07 18:15:58) - アーチャー「全く、最悪だな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:17:18) - ジューダス「全くだ・・・分が悪すぎる・・・責め負けるぞ」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:17:53) - 英雄王「さて……オレが慢心していたら勝てたろうな……なあ?フェイカーよ」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:18:31) - アーチャー「確かにそうだな・・・だが諦めてはいないぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:19:17) - 英雄王「そうだろうな……だが、オレは期待していたのだぞ?またいつぞやの『くだらない贋作同士の殺し合い』を見えるかと思っていたのだが……残念だ」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:21:20) - アーチャー -- 名無しさん (2012-12-07 18:21:53) - アーチャー「あれにはいろいろ託してきたのでね・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:22:24) - 英雄王「あの『出来損ない』にか?」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:22:52) - アーチャー「その出来損ないに負けた王は果たして誰だったか、忘れたか?」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:23:59) - 黄金「ほう?興味があるな」ベイ「俺もだ」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:25:07) - シュライバー「んじゃま」ザミ「戦いながら」戒「聞きましょうか」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:25:30) - ランサー「確かにコイツの口から吐かせたいよな~」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:27:07) - アーチャーの言葉にめっちゃやる気になった一同・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 18:27:28) - 蓮(終曲)「なら――俺が征く!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:27:59) - ヘラクレス「待て……手を貸そう」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:28:15) - 英雄王「はっ!肉達磨が自ら首を差し出すとは……殊勝な心がけだな。笑えるぞ!あはははははははははははは!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:28:54) - ヘラクレス「うるせーよポンコツ英雄王」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:30:19) - 初めてまともに言い返したヘラクレス・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 18:30:38) - 英雄王「――――――――エアよ」全員『!?』 -- 案山子さん (2012-12-07 18:31:41) - 瞬間――世界が絶対零度に包まれた。……水銀「!?なんだ……この波動は!?」それは座にいる水銀も感知していた。 -- 案山子さん (2012-12-07 18:32:17) - ランサー「ついに出しやがったか・・・」 アーチャー「乖離剣・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:33:44) - それを前にして、二人の雰囲気がガラリと変わった。 -- 案山子さん (2012-12-07 18:34:13) - ランサー「お前ら……今から巫山戯るのは終わりだ」アーチャー「あれにはご都合などない。無だ。全員……身構えろ」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:34:51) - 司狼「あれは確かに躱しようがねえな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:36:18) - 司狼からもいつもの悪童じみた空気が消えている・・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 18:36:54) - 英雄王「さて……エアよ。開幕だ……今宵は良い『エサ』がいる……さあ、今から吼えるがいい!舞台は整った!」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:37:37) - ジューダス「あれを仕舞うつもりはないっぽいな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:38:41) - 黄金「さてどうしたものか・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:39:42) - エアが大気を掻き乱し、世界を歪ませる。 -- 案山子さん (2012-12-07 18:42:17) - 蓮「本気の一割程度じゃマジできついな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:43:37) - 黄金「せめて三割は出せるようにして欲しかったものだ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:44:04) - 司狼「泣き言言ってる場合じゃねえ!!来るぞ!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:48:59) - 黄金「……思えば、あの征服王以来だな。この我(オレ)がエアを抜くのは。さあ……フェイカーに駄犬よ。お前たちは理解しているはずだ。これが……何なのかがな。そして肉達磨……貴様もだ」 -- 案山子さん (2012-12-07 19:45:51) - アーチャー(…奴があの切り札を使ったのは……いや、今の我らは別世界で活動するために人形の体に本体のコピーを詰め込んだ存在だ…システム上の齟齬のようなものか) -- 名無しさん (2012-12-07 19:49:51) - 英雄王「オレはオレだ……レリウス?知らんな……オレを扱うなど、言語道断!」 -- 案山子さん (2012-12-07 19:51:47) - そう、アーチャーの見立ては正しい……そう、正しい『はず』なのだ。 -- 案山子さん (2012-12-07 19:52:43) - だが、アーチャー(なんだ、この感じは?奴はまるで……)そう、まるであれはコピーなどではなく…… -- 案山子さん (2012-12-07 19:53:17) - 英雄王「どうした?フェイカー……肉体は偽りだが、よもやオレの魂が偽物だと思っていたのか(・・・・・・・・・・・・・・・・)?」 -- 案山子さん (2012-12-07 19:57:39) - アーチャー「英雄王!まさかお前は――」英雄王「ふん!……あの小賢しい錬金術師に肉体は作られ、魂が宿されたのは同じではあるがな……オレを雑種どもと一緒にするでないわ!」 -- 案山子さん (2012-12-07 20:02:14) - 黄金「どういうことかね?」ランサー「……そういうことか。あいつだけ『別』ってわけか。人形の肉体でも、魂がコピーじゃなく、本物なら霊質は変わらねえ。つまり」アーチャー「……語るまでもあるまい」 -- 案山子さん (2012-12-07 20:06:01) - 英雄王「戯言はそれまでだ……さあ、足掻いて見せろ!!」ザミ「……いいだろう」ドクンッ!! ザミ「彼ほど真実に誓いを守った者はなく 彼ほど誠実に契約を守った者もなく 彼ほど純粋に人を愛した者はいない」 -- 案山子さん (2012-12-07 20:09:56) - マキナ「死よ 死の幕引きこそ唯一の救い」 -- 案山子さん (2012-12-07 20:10:47) - シュライバー「さらばヴァルハラ!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 20:27:07) - 各々が特攻をかける中、ついに――来た。 -- 案山子さん (2012-12-07 20:32:22) - 英雄王「散るがいい――エヌマ」呼応するように剣が回転を始めた。吹き上がる魔力に、大気そのものを吸い上げ、暴風が巻き起こった。空気が打ち震え、大地が鳴動した。 -- 案山子さん (2012-12-07 20:33:27) - 回転する刀身からジェット噴射のように魔力が溢れ出していた。 -- 案山子さん (2012-12-07 20:34:05) - 黄金「皆、こらえろよ!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 20:36:35) - 一同「了解!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 20:38:17) - アーチャー「さて…何処まで対抗できるか…」 呟いて一歩前にでたアーチャー… -- 名無しさん (2012-12-07 20:44:33) - そして―― 英雄王「エリッシュ!!!!!!!!!!!!!!!!!」 ――世界が断裂した。赤く巻く破界の渦に、世界が切り裂かれていった。閃光と風によって、闘技場が消えていく。赤い波動が視界の総てを埋め尽くした。 -- 案山子さん (2012-12-07 21:07:59) - 英雄王「ふん、しぶといなこれで終わらせる予定だったのだが?」 -- 名無しさん (2012-12-07 21:32:56) - 赤き波動が巻き上げた爆炎が晴れるとどうにか全員そこにいた・・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 21:33:39) - 英雄王「……貴様の仕業か、フェイカー」 -- 案山子さん (2012-12-07 21:43:10) - そこには、七枚の花弁による結界が彼らを守っていたのだ。ただし、残りの花弁は一枚だけになっていたが。 -- 案山子さん (2012-12-07 21:44:54) - アーチャー「どうにか間に合ったな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 21:47:14) - 黄金「流石は私が認めた友だ……」マキナ「助かった」ザミ「礼を言おう」 -- 案山子さん (2012-12-07 21:49:35) - アーチャー「礼はいい、こいつを片付けたあとだ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 21:51:03) - 黄金「そのほうがよさそうだな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 21:51:18) - そう言って立ち上がる。英雄王「……エアを耐え抜くとはな。流石はフェイカー、真似るのは得意のようだな」 -- 案山子さん (2012-12-07 21:57:54) - アーチャー「褒めるなよ」 -- 名無しさん (2012-12-07 21:59:02) - 英雄王「褒めてなぞおらんわ、我を倒すと聞こえたが幻聴か?」 -- 名無しさん (2012-12-07 22:03:15) - アーチャー「ああ、聞こえていたのか?それは失敬」 -- 案山子さん (2012-12-07 22:05:44) - アーチャー「すぐに幻聴じゃなくなるさ・・・・」  -- 名無しさん (2012-12-07 22:08:26) - 英雄王「なに?」アーチャー「今だ!」ランサー「――――ゲイ」 -- 案山子さん (2012-12-07 22:10:21) - 英雄王は油断していなかった。だが、気づくべきだった。――彼らの中に、最速の連中が抜けていることに。ベア「トールトーテンタンツ」蓮「アインファウスト」 -- 案山子さん (2012-12-07 22:11:14) - 姿がない、英雄王が気配を探っていると、英雄王「!!上か」上を見上げると――最速の連中が迫っていた。 -- 案山子さん (2012-12-07 22:12:00) - ランサーは紅の波動が周囲に撒き散らせながら、弓を引き絞るように上体を反らしていた。そう、あの構えこそ、アーチャーがある意味で信頼をおく破城の鉄槌。 -- 案山子さん (2012-12-07 22:12:43) - ランサー「ヴォルグ!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 22:14:03) - 叫びとともに英雄王の心臓めがけて槍を放つ・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 22:14:43) - 英雄王「小賢しい!!!」 避けようとする英雄王しかし・・ -- 名無しさん (2012-12-07 22:15:26) - ベア「ヴァルキュリア!!!!」蓮「オーヴェルデューレェェェェェェェェ!!!!!!」シュライバー「ニブルヘイム・フェンリスボルフ!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 22:30:35) - シュライバーが回り込み槍に向かって蹴り上げる -- 名無しさん (2012-12-07 22:32:09) - そして蓮が槍をさらに加速させそれに合わせるようにベアトリスが雷撃を纏って加速する -- 名無しさん (2012-12-07 22:33:12) - 英雄王「調子に乗るな!!!!」 エアで -- 名無しさん (2012-12-07 22:33:45) - ↑訂正 英雄王「調子に乗るなよ、雑種!!!!!」 叫んで蓮たちを追撃しようとするが・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 22:34:57) - ↑訂正 英雄王「調子に乗るなよ、雑種!!!!!」 叫んで蓮たちを振り払おうとするが・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 22:35:35) - アーチャー「我が骨子は……捻じれ狂う!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 22:39:17) - 黄金「ザミエル!外すな!」ザミ「ヤヴォール!」聖槍と焔槍の照準を英雄王に向け、アーチャーは弓矢と化した剣を番えていた。 -- 案山子さん (2012-12-07 22:40:24) - ジューダス「ベル、一瞬でいいやるぞ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 22:41:18) - ベイ「おっしゃ・・・俺も行くか・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 22:41:59) - 二人『アクセス――我がシン!!!!』 -- 案山子さん (2012-12-07 22:42:59) - ベイ「舐めるなよ、金メッキが!吸い殺してやるよおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」香純『頑張って!ベイ!』座にいる香純の声援を聞き、ベイは頷いた。ベイ「おうよ!」 -- 案山子さん (2012-12-07 22:43:42) - 黄金「この勝機を決して逃すな!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 22:44:17) - 一同「おうよ!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 22:45:10) - 黄金「怒りの日、終末の時・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 22:46:15) - 一同「(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-12-07 22:46:49) - 黄金の詠唱が始まり皆の目が輝る・・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 22:49:35) - 水銀『今だけ私の力を貸そう!いいか、一瞬で決めたまえ!!!!』 -- 案山子さん (2012-12-07 22:49:50) - 黄金「ドゥーゾルスト・ディエスイレ!!」 水銀「アクタエスト・ファーブラ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 22:52:02) - 黄金の神気が高められていく・・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 22:56:48) - 英雄王「ふざけるなあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」蓮「てめえの、負けだあああああああああああああ!!!!!!!!!」マキナ「ミズガルズ・ヴォルスング・サガぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:00:17) - ランサー「くたばりやがれえええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:02:17) - ヘラクレス「おおおおおおおおおおおおおおおおおおああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:02:36) - アーチャー「これで詰だ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:03:10) - 英雄王「負けるかああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」???「いいえ、あなたの負けですよ……英雄王殿」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:06:12) - 英雄王「なにい!!?」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:06:48) - グサッ 英雄王「―――――――貴様、ぐふっ」――胸元に、聖槍に似た槍が突き刺さっていた。虚空から。 -- 案山子さん (2012-12-07 23:07:24) - ???「さあ……彼らの攻撃を喰らって死になさい」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:08:30) - 英雄王「ふざけるな!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:09:00) - 見えざる者の声に、英雄王――ウルクの王は吼えた。英雄王「傀儡風情がああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:09:26) - そして……皆の攻撃が、ギルガメッシュに直撃した。 -- 案山子さん (2012-12-07 23:09:48) - 英雄王「この俺が傀儡と雑種ごときにいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:10:58) - それが最古の英雄王の最後だった・・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 23:11:32) - ……黄金「終わったな……」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:13:18) - アーチャー「黄金の王よ、やつの魂を取り込めるか?」  -- 名無しさん (2012-12-07 23:15:34) - 黄金「これ以上奴らに魂を渡すのは癪だからな」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:16:03) - そう言って黄金が取り込もうとした時、???「お疲れ様です、そしてそうはさせませんよ」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:16:39) - 水銀「ふざけるでないわバカものが」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:17:27) - それに合わせるように水銀の声が響く -- 名無しさん (2012-12-07 23:17:43) - ???「いえいえ……ふざけてはいませんよ。相も変わらずの強さ……敬服いたしました。流石は流石」そこに、あの神殿で会った、本を片手に持った黒フードの存在がいた。 -- 案山子さん (2012-12-07 23:18:04) - そして、片方の手には――???「英雄王の魂……確かに回収しましたよ」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:18:33) - 水銀「逃がすと思うかね?」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:19:38) - ウザ笑いを浮かべる水銀・・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 23:19:52) - ???「ええ」あっさりと答える???。 -- 案山子さん (2012-12-07 23:20:27) - ???「なにせ……私は『此処にいて、どこにもいない』のですから」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:20:58) - ベイ「なぞかけに付き合う気はないぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:22:09) - ベイが???に向けて低く言う -- 名無しさん (2012-12-07 23:22:34) - ???「答えを教えたのに……分かりませんか?ねえ、ミハエル殿?」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:23:05) - ベイ「ふざけろよ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:24:25) - マキナ「待て……まさかとは思うのだが」???「ゴギト・エルゴ・スム」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:24:57) - 黄金「・・・・・・・・・・悪ふざけが過ぎるぞ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:25:51) - ???「これが私の理……故に、ご都合のデウス・エクス・マキナでも無理なのですよ」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:26:34) - 蓮「……我思う、故に我ありだと?」???「然り」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:27:07) - ベイ「本当に嫌がらせが大好きなんだな・・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:28:32) - ベイが静かにキレた・・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 23:28:48) - ???「よいのですか……私を攻撃すれば『彼女』が傷つきますよ?」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:30:10) - そう言って懐からある霊魂を取り出した。これが無意味なこととはベイには思えなかった。 -- 案山子さん (2012-12-07 23:30:37) - ベイ「捕まるとそこまで腐っちまうんだな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:31:22) - ???「そのような言い方……あなたに恋していた『姫』に、申し訳なくはありませんか?」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:32:25) - ベイ「・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:33:21) - それを前に、ベイは絶句した。 -- 案山子さん (2012-12-07 23:33:38) - 『あなたに恋をした』『姫』『魂』……この関連性。分からないほうがおかしいだろう。 -- 案山子さん (2012-12-07 23:34:10) - ランサー「・・・・・・・・・・・・・」 ただ無言でこの状況を見据えている・・・かなりご立腹なようだが -- 名無しさん (2012-12-07 23:35:27) - ???「そう……そうですよ。彼女(・・)ですよ」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:37:18) - ベイの脳裏を過る思い出。???『ヴィルヘルム様~♪』……あの姫の綺麗な美声を。 -- 案山子さん (2012-12-07 23:37:58) - ベイ「お前らは・・・・よほど潰されてえのか・・・・・・・・・」 静かに告げるベイ -- 名無しさん (2012-12-07 23:38:55) - ランサー(なるほどね・・・・・・・・・) -- 名無しさん (2012-12-07 23:39:27) - そう――それは、あのセレーナ姫の魂そのものだったのだ。 -- 案山子さん (2012-12-07 23:42:35) - ???「あの方……もう存じていますね?レリウス様は、敢えてこの魂だけ私に預けました……意味、分かりますかな?」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:43:18) - アーチャー(女の魂を盾にするか・・・・・・・・) -- 名無しさん (2012-12-07 23:45:19) - ???「……いいえ」アーチャー(心を読まれた!?) -- 案山子さん (2012-12-07 23:45:50) - ???「この魂だけ……お返ししますよ」そう言って彼女の魂をベイに渡した。 -- 案山子さん (2012-12-07 23:46:15) - 黄金「卿は誇りまで失ったのか?本当に?」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:47:46) - ???「……私を知る者など、もういないのですよ。ハイドリヒ卿(・・・・・・)」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:48:14) - 黄金「そうか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:48:37) - ???「では……ああ、ランサー。我が主から言伝が」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:50:07) - ランサー「なんだよ?」 不機嫌そうに返すランサー -- 名無しさん (2012-12-07 23:51:19) - ???「曰く――『好きに舞うといい……お前の魂、私に魅せろ』とのことです」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:52:52) - ランサー「そいじゃあそうさせてもらう、今回の一件で裏切ろうと思っていた真っ最中だったしな?」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:54:16) - レリウス『それはそれは……裏切り結構だ、クー・フーリンよ』 -- 案山子さん (2012-12-07 23:55:14) - ランサー「余計なお世話だよ・・・ターコ」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:56:11) - ベイ「おいコラ……姿ぐらい見せろや、ボケナス」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:56:37) - レリウス『……無駄な時間を過ごすつもりはない』 -- 案山子さん (2012-12-07 23:56:56) - ベイ「んだと!?」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:58:49) - テルミ「毎回思うが体外うぜえな、お前」 -- 名無しさん (2012-12-08 00:00:10) - ↑訂正 テルミ「毎回思うが大概うぜえな、お前」 -- 名無しさん (2012-12-08 00:00:46) - そこに、レリウス「それは済まないな……ハザマよ」テルミ「!?」いつの間にか、彼の真後ろにその存在がいた。 -- 案山子さん (2012-12-08 00:01:18) - 思わず前へ飛んで態勢を整えるテルミ。 -- 案山子さん (2012-12-08 00:02:58) - テルミ「おいコラ……あんたさっき何て言ったか覚えてんのか?」レリウス「なに……別段お前ならば接触しても問題あるまい」 -- 案山子さん (2012-12-08 00:03:44) - テルミ「わざわざ俺のためにって感激でもすればいいのか?」 -- 名無しさん (2012-12-08 00:04:57) - レリウス「お前が?正直……気味が悪いな、それは」 -- 案山子さん (2012-12-08 00:06:04) - テルミ「俺も想像して吐き気がしたわ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-08 00:07:11) - ドヨーン!とするテルミ。 -- 案山子さん (2012-12-08 00:07:27) - レリウス「さて……私は失礼しよう。まだまだ『鬼ごっこ』は始まったばかりだからな」そう言って虚空へと徐々に姿を消していくレリウス。 -- 案山子さん (2012-12-08 00:08:08) - テルミ「・・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-08 00:18:52) - レリウス『さて……では、また別の世界に来たまえ……私を捕まえてみせるといい。この世界でそこの男に渡した魂……それと取引だよ』 -- 案山子さん (2012-12-08 00:20:01) - ベイ「……いつか殺してやるッ」レリウス『……好きにするといい』 -- 案山子さん (2012-12-08 00:22:40) - そして、レリウスは完全に世界から消えた。???「では、わたしも失礼しますよ」 -- 案山子さん (2012-12-08 00:23:02) - 黄金「いずれ・・・・」 ???「あいまみえよう・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-08 00:25:13) - ???はそれだけ答えると消えた・・・ -- 名無しさん (2012-12-08 00:28:04) - 蓮「……なんなんだよ、これ」司狼「……あの変態の場所まで戻れないのか?」 -- 案山子さん (2012-12-08 00:29:33) - 水銀「どうにか干渉は出来たがそれは無理なようだな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-08 00:31:16) - 黄金「カールか……触覚かね?」水銀「ああ……本体の私は座にいるよ」 -- 案山子さん (2012-12-08 00:33:56) - 司狼「行動は共にできんのか?」 -- 名無しさん (2012-12-08 00:35:25) - 黄金「どうなのだカールよ?」 -- 名無しさん (2012-12-08 00:37:56) - 水銀「マレウス程度に落とした状態ならば、参戦可能だよ」 -- 案山子さん (2012-12-08 00:40:30) - 黄金「それほどまでに落とさねばならぬのか?」 -- 名無しさん (2012-12-08 00:45:21) - ランサー「ところでよ、先から普通に話しているがそいつは誰なんだ?」 -- 名無しさん (2012-12-08 00:55:00) - 水銀「はじめましてで良いかね?槍使いの英雄殿、私はカールクラフト・メルクリウスという」 ランサー「何はともあれよろしくな」  -- 名無しさん (2012-12-08 02:27:59) - シュピーネ「ハイドリヒ卿!!」 黄金「シュピーネか、資金調達は出来たか?」 シュピーネ「それは問題ないのですが・・・大盛況なのでちょっと人をチョコしていただきたいのです」  -- 名無しさん (2012-12-08 02:29:53) - ↑訂正 シュピーネ「ハイドリヒ卿!!」 黄金「シュピーネか、資金調達は出来たか?」 シュピーネ「それは問題ないのですが・・・大盛況なのでちょっと人を寄越していただきたいのです」  -- 名無しさん (2012-12-08 02:30:33) - 黄金「ならば総出で処理しよう。今の所この世界で他にやる事は無いからな」 シュピーネ「ヤヴォール」 騎士団と蓮達も黄金に続く。 ベルゼバブ「ん? そういやナハトはどこに行ったんだろう」 悪魔の片割れの姿は何処にも見えなかった。 ベルゼバブ「まっ、拾い食いでもしてるんだろうね」 鼻で笑いつつ罪悪の王は頭の片隅に追いやられた。 -- 名無しさん (2012-12-08 03:19:38) - その頃ナハト… ナハト「ちくしょう派手にぶっ飛ばしてくれやがって…しかし何で人だかりが出来てんだ…」 -- 名無しさん (2012-12-08 03:26:39) - ナハト「確かこのテントはあの蜘蛛野郎の資金調達してたテントみたいだな…こんなとこまで飛ばされたのか…何か立て札に「しばらくお待ちください」って書いてるな…」 -- 名無しさん (2012-12-08 03:29:46) - そしてシュピーネたちが戻ってきた… -- 名無しさん (2012-12-08 03:30:53) - 蓮「……疲れたな、正直戦いよりも;」 司狼「ヒーローってのは辛いねえ…」 ぐったりした様子の両人。戻ってくるまでの間に興奮冷めやらぬ観客や血が騒いだ他の出場者達にもみくちゃにされたのがこたえたようだ。 -- 名無しさん (2012-12-08 03:35:03) - シュピーネ「売り子で出していた飲み物と食べ物が幾らか残っているので、それでもどうです?」 蓮「頼むわ」 司狼「俺も」 シュピーネ「それでは……む? 在庫の数が合いませんね…」 確認してみれば、売り物の飲食物の数が確実に減っている。資金の方は泥棒対策にきちんと所持していたので無事だが。 -- 名無しさん (2012-12-08 03:44:40) - …ナハト「やっぱ気のせいか…こんなところにあのガキがいるわけねーし」 ナハトは数人分の飲食物を食いながら闘技場の中で漣を探し回っていた。試合中に一瞬それらしき姿をとらえた気がしたのだが。 ナハト「…そろそろあいつらも戻ってるだろうし、俺も戻るか」 熱気をそのままに帰路に就く観客の流れを一瞥して独りごちる。 ナハト「しかし、無駄にデカイなここの連中は…!?」 人ごみに悪態をついた時、確かに漣の姿を一瞬捉え、すぐに消えた。 ナハト「今のは…」 「ナハト」 ナハト「!!??」 呼びかけに振り返れば、真後ろに漣が立っている。 -- 名無しさん (2012-12-08 03:46:00) - ナハト「なんでお前が…」 -- 名無しさん (2012-12-08 03:48:13) - ナハト(なんか様子が変だな…) -- 名無しさん (2012-12-08 03:52:53) - 漣「どうしたの?」 漣に向けてナハトの警戒が強まる。なぜここにいるのか、どうやって後ろに回ったのか問いただすべき疑問以上に漣の瞳から垣間見える虚ろな光と気配がナハトの直感を刺激する。 漣「ねえ、ナハト…一緒に遊ぼうよ―アクセス、我がシン」 ナハト「んなっ!?」 己の罪を持って地獄の門を開く宣誓とともにナハトが漣に取り込まれる。 ナハト(何だ…こりゃあ!?) 抵抗する事も出来ず意識が止みへと沈んでいく… ???「坊や、お友達は見つかったかな?」 漣「うん、ありがとうおじさん」 ナハト(…この声は…) 最後に近くした声の主を記憶から引っ張り出す前に悪魔の意識は闇の深層に落ちて行った。同時に漣の体に異変が起こる。 ???「ほう、中々に壮観な姿だな」 -- 名無しさん (2012-12-08 03:53:26) - 蓮「!!??なんだ…この感じ…」 蓮は何かを感じ取った… -- 名無しさん (2012-12-08 03:56:43) - ベル「ジューダス…ナハトの気配が薄くなりやがった…」 神妙な声で告げるベル -- 名無しさん (2012-12-08 03:58:09) - 蓮「!!??なんだ…この感じ…」 蓮は何かを感じ取った…… -- 名無しさん (2012-12-08 03:58:52) - 7つ程だった幼子の姿は15歳ほどへと成長を遂げ、肩にかかる程度だった髪は腰まで伸びた漆黒の長髪となった。そして、病的なほどに白い全身を覆う黒の文様と深紅の瞳。 ???「魔王の器…いや、現世に舞い降りた魔王そのものか。君ならばこれも使いこなせるかな?」 そして、漣に手渡される漆黒の槍。ラインハルトの聖槍に連なる形状と桁外れの想念を兼ね備えた槍だ。 -- 名無しさん (2012-12-08 03:59:31) - 黄金「どうやら、また余計なことをしてくれているようだな…」 黄金も何かを感じ取った… -- 名無しさん (2012-12-08 04:01:42) - ???「さて、感づかれたようだが。あいにくこの舞台はもう閉幕を告げたのでね。次の舞台へと参ろうか」 変貌した漣とともに跡形もなくその場から姿を消した。 -- 名無しさん (2012-12-08 04:02:14) - 蓮「消えた……しかし今のは」 -- 名無しさん (2012-12-08 04:03:34) - 水銀「どうやら、我が孫をけしかけるつもりらしいな…」 静かにだが確かにブチギレている水銀 -- 名無しさん (2012-12-08 04:06:49) - ランサー「女の次はガキかよ……本当にどうしようもないのに着いてたんだな…俺」 -- 名無しさん (2012-12-08 04:12:02) - アーチャー「まあ諦めろ、ランサー。……それで、大英雄よ、君はどうするのだ?」 -- 案山子さん (2012-12-08 17:51:49) - ヘラクレス「……ついていこう。この世界は崩壊する……水銀の蛇よ、どのぐらいで崩壊する?」 -- 案山子さん (2012-12-08 17:53:05) - 水銀「もって一時間だな。そうだな――」と、そこに――螢『藤井君、無事なの?』玲愛『……藤井君』彼女たちの声が聞こえてきた。 -- 案山子さん (2012-12-08 17:53:48) - 蓮「先輩たちか?」玲愛『……よかった。無事なんだね』マリィ『レン……』蓮「悪いな……そっちに行けないけど、俺は大丈夫だよ」 -- 案山子さん (2012-12-08 18:28:56) - 香純「それよりあんたの子供が居ないんだけど」 蓮「やっぱりか…」 -- 名無しさん (2012-12-08 18:34:13) - マリィ『どうしよう……レン』ぐすぐす、と泣くマリィ。 -- 案山子さん (2012-12-08 18:37:42) - 水銀「……マルグリット。安心したまえ、必ず私が救い出す。必ずだ」 -- 案山子さん (2012-12-08 18:42:26) - 司狼「っていうかよ……ここから離脱するってのはどうよ?」シュピーネ「ちょっと待ってください!?私の出番は!?活躍は!?」 -- 案山子さん (2012-12-08 19:37:29) - 蓮「黙れよ」ジューダス「っていうより、俺も早々にこの世界から出たほうがいいと思うぜ?」 -- 案山子さん (2012-12-08 19:42:25) - 水銀「確かにこのままいけば我ら全員お陀仏になってしまう……」 -- 名無しさん (2012-12-08 20:14:10) - マキナ「ならば」ハザマ「はいはい、私の出番ですね。それじゃあ、折角小者さんががんばってくれましたが、即刻ここから離脱しますよ~」 -- 案山子さん (2012-12-08 20:46:04) - 一同「誰が小者だ!!??って言う突っ込みは期待するだけ無駄だけどな(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-12-08 20:49:38) - ハザマ「そうそう」そこで表情を変え、テルミ「……逆らったら首吊りだからな」 -- 案山子さん (2012-12-08 20:50:20) - 水銀「さっさとヤリタマエヨ、テルミサマ」 -- 名無しさん (2012-12-08 20:53:47) - ↑訂正 水銀「どうでもよいが、急いでくれたまえよ…」 -- 名無しさん (2012-12-08 20:54:52) - テルミ「おうおう、従順な奴は好きだぜ~……んじゃま、俺の近くに来い。ああ、蜘蛛野郎は真っ白野郎かマキナ、捕獲しておけ」 -- 案山子さん (2012-12-08 20:55:28) - マキナ「諒解した」 -- 案山子さん (2012-12-08 20:58:29) - 問答無用でシュピーネを鷲掴みにするマキナ。テルミ「おい大英雄さんよ……この世界は崩壊する。てめえも来いや。んで、嬢ちゃんたちの守護者になっとけや」 -- 案山子さん (2012-12-08 20:59:19) - ヘラクレス「口は悪いがこの際だ了解しよう・・・」 -- 名無しさん (2012-12-08 21:00:37) - 司狼「なんかすごいメンバーになっていくな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-08 21:00:59) - 蓮「英雄だらけかよ;」 -- 案山子さん (2012-12-08 21:06:41) - そして――彼らはこの世界から離脱した。……黄金「…………」一人、時空に揺蕩うハイドリヒは考え事をしていた。 -- 案山子さん (2012-12-08 21:07:16) - ジューダス「どうしたんだよ?」 -- 案山子さん (2012-12-08 21:14:11) - 黄金「……あのレリウスのことを、あの英雄王は『錬金術師』と言っていたな」 -- 案山子さん (2012-12-08 21:14:35) - 黄金「テルミ殿、あれは本当に錬金術師なのか?」 -- 名無しさん (2012-12-08 21:16:49) - テルミ「…………語りたくもねえな」そう言って趺坐を空中でかくテルミ。 -- 案山子さん (2012-12-08 21:18:09) - テルミ「っていうより、論より証拠だろうがァ。てめえら、今まで何見てきたんだよ?」 -- 案山子さん (2012-12-08 21:18:42) - 司狼「いわゆる『人体錬成』とかいうやつな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-08 21:24:38) - テルミ「……そういうこった。前例言っただろ?はいおさらい!」 -- 案山子さん (2012-12-08 21:25:28) - 蓮「あいつは確か魂を集めてる・・・」 -- 名無しさん (2012-12-08 21:30:01) - マキナ「それを利用して、新たな傀儡(くぐつ)を生み出している……」 -- 案山子さん (2012-12-08 21:32:14) - ザミ「そして奴はそれを実験としている……」戒「さらに、研究が趣味で完璧な人形を作るのが真の目的……」ベア「悪趣味も極まれりですが……」シュライバー「まだ終わってないよね、多分」 -- 案山子さん (2012-12-08 21:33:14) - テルミ「そ。んでこのハザマの肉体を作ったのも野郎だ……つまり、あれは狂気の錬金術師。正真正銘、本物の……ある意味で俺を超える化け物だよ」 -- 案山子さん (2012-12-08 21:34:01) - 司狼「んなもん作ってどうすんだよ?絶望でもしたいのか?」 -- 名無しさん (2012-12-08 21:36:40) - テルミ「……お前はレリウスを理解していねえな」 -- 案山子さん (2012-12-08 21:37:59) - 司狼「教えてください、テルミ様!!!」 -- 名無しさん (2012-12-08 21:39:11) - なぜか敬語の司狼・・・ -- 名無しさん (2012-12-08 21:39:27) - テルミ「♪もう一回言ってみろ……俺がてめえに対しての言葉、改めてやるよ」 -- 案山子さん (2012-12-08 21:40:17) - 司狼「悪かったな、ちょっとしたお茶目だ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-08 21:41:55) - テルミ「もう一回言えって言ったんだよおおおおおおおお!!!!ボケがあああああああああああああああああああ!!!!」キレるテルミ。 -- 案山子さん (2012-12-08 21:42:24) - 全員『ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!?』アーチャー「……よもや、こういうことですか?テルミ様」テルミ「♪♪そうだよ、アーチャー君♪」 -- 案山子さん (2012-12-08 21:43:16) - 爽やかに言うテルミ。 -- 案山子さん (2012-12-08 21:43:27) - レリウス「キモイ(;゚Д゚)!!!!?」 突然レリウスノの声が響いた・・・ -- 名無しさん (2012-12-08 21:44:44) - レリウス「よもやこの私に、言葉遣い一つで吐き気を催させるとはやるな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-08 21:45:49) - テルミ「……おい変態。全力で妨害しろ。今すぐだ。機嫌がいい内にレリウスの声を殺せ」 -- 案山子さん (2012-12-08 21:47:40) - 水銀「了解しました、テルミ様」 -- 名無しさん (2012-12-08 21:48:30) - そう言って全力で封殺に掛かった。 -- 案山子さん (2012-12-08 21:48:44) - テルミ「おいてめえら。俺様に言葉を直した野郎は、無条件で俺も優しくしてやる……殺すのも半殺し程度に抑えてやるよ」 -- 案山子さん (2012-12-08 21:49:21) - ベア「それは優しくなっているのでございますか?テルミ様?」 -- 名無しさん (2012-12-08 21:50:33) - テルミ「おうよ……仔犬ちゃんは良い子だな(なでなで)」 -- 案山子さん (2012-12-08 21:51:04) - ランサー「ま、嬢ちゃんは気質からいいからな」何気に高評価なベアトリス。 -- 案山子さん (2012-12-08 21:51:34) - 水銀「あちらの声は届かないが君の声はあちらに届くと言う感じにしておいた」  -- 名無しさん (2012-12-08 21:52:36) - 水銀「さあ、皆でテルミ様を崇め奉ろうではないか!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-08 21:53:19) - レリウス「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(;゚Д゚)!」 -- 名無しさん (2012-12-08 21:53:52) - 画面越しに絶叫していた・・・・ -- 名無しさん (2012-12-08 21:54:05) - そして三秒後その画面には水銀がウマウマやってる動画で埋め尽くされた・・・・ -- 名無しさん (2012-12-08 21:55:07) - キモいことこの上ない・・・・ -- 名無しさん (2012-12-08 21:55:27) - マリィ「……おェ」香純「ぎゃあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!?マリィちゃんが吐いた!?」 -- 案山子さん (2012-12-08 21:56:37) - そしてレリウスに届くテルミ様の綺麗な言葉遣い・・・ -- 名無しさん (2012-12-08 21:57:30) - レリウスは発狂した・・・二重にキモイのだ無理もない・・・ -- 名無しさん (2012-12-08 22:02:55) - レリウス[ -- 名無しさん (2012-12-08 22:06:37) - ↑訂正 レリウス「gyaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-08 22:07:29) - ……十分後。座に到着したテルミたち。 -- 案山子さん (2012-12-08 22:21:37) - テルミ「いや~……オレ、こいつら気に入ったわ……どっかのツンデレ赤女は別としてな」ザミ「…………イライライライライライラ」そう……あの後、彼女だけがテルミと対立していたのだ。 -- 案山子さん (2012-12-08 22:22:34) - ザミ「私は……呼ばん!死んでもだ!」 -- 案山子さん (2012-12-08 22:27:37) - テルミ「そうか……んじゃ、バニーのコスプレかフレンチメイド服か全裸で踊る……どれがいい?選ばせてやる……もしくは、俺に殺されててェのか?あん?」 -- 案山子さん (2012-12-08 22:28:29) - シュピーネ「テルミ様、ご収めください」  -- 名無しさん (2012-12-08 22:29:29) - そう言ってシュピーネはザミエルのバニーコス写真を渡した・・・・ -- 名無しさん (2012-12-08 22:30:10) - テルミ「ほう?おぬしも悪よの~」 -- 案山子さん (2012-12-08 22:30:44) - ザミエル「貴様、シュピーネ!!いつの間に!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-08 22:31:26) - シュピーネ「ほほほほほ!舐めないでくださいよ……最初の世界で既に撮っておきましたから~」 -- 案山子さん (2012-12-08 22:32:38) - 黄金「……ふむ。改めて見ても、中々に面白い」蓮(女)「……これがあの龍明になるのか?不思議だな~」 -- 案山子さん (2012-12-08 22:33:17) - エリー「テルミ様、『流す』準備は整っております(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-12-08 22:34:06) - テルミ「…………ご苦労。ニヤリ」 -- 案山子さん (2012-12-08 22:35:19) - エリーの指はエンターキーにかかっている・・・・ -- 名無しさん (2012-12-08 22:37:24) - ランサー「仕事早い嬢ちゃんだな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-08 22:37:45) - エリー「まあね♪」 -- 名無しさん (2012-12-08 22:38:02) - ザミ「……………………なるほど。人は真に怒ると、逆に冷静になるらしいな」 -- 案山子さん (2012-12-08 22:39:22) - 一同「まずいなこれ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-08 22:39:49) - ランサー(俺だって学習するってことを見せてやる・・・・) -- 名無しさん (2012-12-08 22:40:20) - アーチャー「ランサー、また同じ鉄を踏むことになるぞ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-08 22:40:55) - ランサー「人の心を読むなよ!!?」 -- 名無しさん (2012-12-08 22:41:12) - 瞬間、ランサーの姿がアーチャーの前から消えていた。 -- 案山子さん (2012-12-08 22:41:37) - ランサー「そのキーは俺に押させろ!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-08 22:42:30) - ザミエル「バカタレが、誰がさせるものか!!!!!!!!!!!!」  激痛の剣がランサーに突き刺さった・・・ -- 名無しさん (2012-12-08 22:43:19) - 刹那、ランサーはアーチャーの真横を通過し、吹き飛ばしていた。アーチャー「(;゚Д゚)!?」 -- 案山子さん (2012-12-08 22:43:59) - 司狼「俺が行くぜ!!あとはまか――」ザミ「ふんっ!」延髄蹴りが司狼を直撃していた。 -- 案山子さん (2012-12-08 22:44:49) - アーチャー「英雄を超える力だと(;゚Д゚)!?」 -- 案山子さん (2012-12-08 22:49:03) - ザミエル「この程度朝飯前だ!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-08 22:50:24) - 香純「……なんか、進化してない?;」 -- 案山子さん (2012-12-08 22:50:53) - 螢「そんなことはないわ!サー!」未だに抜け切れていない螢。そして泣く戒。 -- 案山子さん (2012-12-08 22:51:19) - ランサー「無駄に男前だ……」 -- 名無しさん (2012-12-08 22:52:13) - 煙を上げながらそう言うランサー -- 名無しさん (2012-12-08 22:52:43) - アーチャー「ランサーよ君のことは忘れない・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-08 22:55:21) - 一同は十字を切った・・・・ -- 名無しさん (2012-12-08 23:06:07) - ランサー「あん?どういうこっ――ッ!?」ゾワゾワ!と寒気を感じたランサーが振り返ると、ザミエル「ニッコリ(^-^)」――悪鬼がそこにいた。 -- 案山子さん (2012-12-08 23:24:59) - ランサー「(;゚Д゚)!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-08 23:31:19) - ランサー「テルミ様、助けて?」 テルミ「すまん無理だ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-08 23:31:48) - 蓮華「おじちゃ~ん♪こーひー、もってきたよ~♪」ハザマ「ああ、ありがとうございます」 -- 案山子さん (2012-12-08 23:33:12) - テルミはハザマとなり、のんびりくつろいでいた。 -- 案山子さん (2012-12-08 23:33:32) - ランサー「ノオオオオオオオオ(ノД`)」  -- 名無しさん (2012-12-08 23:36:06) - テルミ(アイツがあの状況だとなぜか俺でも勝てないんだよな…自力は上のはずなのに……) -- 名無しさん (2012-12-08 23:37:51) - ……一分後。ランサー「…………ピク、ピクピク」こんがり焼けました~♪ -- 案山子さん (2012-12-08 23:39:39) - ヘラクレス「墓、創った方がいいか?」 -- 名無しさん (2012-12-08 23:43:51) - アーチャー「……あ、ああ;」 -- 案山子さん (2012-12-08 23:44:15) - ハザマ「お~お見事♪見事なミディアム具合!」拍手するハザマ。蓮華「お姉ちゃん、かっこいい♪」その横で真似て拍手する蓮華。 -- 案山子さん (2012-12-08 23:44:37) - ザミエル「女とは強くあるべきなのだ…」 -- 名無しさん (2012-12-08 23:46:35) - 蓮華「うん♪」 -- 案山子さん (2012-12-08 23:47:16) - ランサー「……お、俺の在り方って……な、なんだ?ガクッ」アーチャー「ランサーが死んだ!?」 -- 案山子さん (2012-12-08 23:48:00) - ランサー「勝手に……殺すな……」 -- 名無しさん (2012-12-08 23:49:27) - 神父「墓はこのくらいでいいでしょうか?」水銀「女神の浜辺に穴を掘るでないわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」神父「ぷげら!?」 -- 案山子さん (2012-12-08 23:51:37) - 水銀「シェクレナートゥーラーム!!!!!!(゚Д゚)」  -- 名無しさん (2012-12-08 23:57:34) - 神父に向けて流星が降ってきた… -- 名無しさん (2012-12-08 23:58:15) - アーチャー「…………;」 -- 案山子さん (2012-12-08 23:59:51) - 水銀「ああ……折角私が那由他の果てまで保管しておいた女神の足跡とその臭いが消えてしまうではないか!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-09 00:00:33) - 神父「そんなストーカーの賜のために私に死ねというのですか(゚Д゚;)!!??」 -- 名無しさん (2012-12-09 00:02:50) - 水銀「死ね!死ぬがいい!変態堕落神父よ!!!!女神の地平を生む礎となるがいい!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-09 00:04:03) - 先輩「殺ってよし(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-12-09 00:05:36) - 神父「テレジア「(;゚Д゚)!?」 -- 案山子さん (2012-12-09 00:06:50) - 水銀「ああよし……変態は駆除せねばなるまい!さあ……女神に詫びよ!謝れ!謝罪せよ!那由他の果てまでえ永劫謝り続けるがいい!そして女神の臭いを返せええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-09 00:07:42) - 神父&ランサー「ギャアアアァァァァァアアアアア!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-09 00:09:08) - なぜかランサーも巻き添えを喰っていた… -- 名無しさん (2012-12-09 00:09:57) - 皆は学んだ……ストーカーとは、変態を凌駕するのだと。 -- 案山子さん (2012-12-09 00:10:10) - 蓮華「ねえねえみんな。『すとーかー』ってなに?」指を咥えながら蓮華は首を傾げた。可愛らしく。 -- 案山子さん (2012-12-09 00:12:25) - 蓮「蓮華は知らなくて言い……」 -- 名無しさん (2012-12-09 00:14:17) - 水銀「いいか、蓮華よ……ストーカーとは」黄金「皆、止めィ!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-09 00:15:18) - 蓮「やめんかバカたれ!!!!!!!!!!!!!! -- 名無しさん (2012-12-09 00:17:17) - 蓮が真っ先にど突いた… -- 名無しさん (2012-12-09 00:18:08) - 水銀「邪魔をするでない!我が息子よ!これも蓮華のためだ!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-09 00:18:55) - 蓮「そんなんだからお前にお爺ちゃんは勤まらないんだよ!!!!!!!!!!!!」 水銀「馬鹿な!!??(゚Д゚;)」 -- 名無しさん (2012-12-09 00:21:05) - 黄金「右に同じ」 -- 案山子さん (2012-12-09 00:22:14) - 水銀「笑わせるな!私ほど娘のことを思っている親はいない!」イザーク「…………ムカッ」 -- 案山子さん (2012-12-09 00:22:48) - マリィ「こう言うのを《身内の恥》って言うんだよね」 -- 名無しさん (2012-12-09 00:24:34) - 水銀「ビキッ」刹那、水銀の世界に皹が生じた。 -- 案山子さん (2012-12-09 00:25:07) - 水銀「女神よ…私ほどの良いお爺ちゃんは居ないぞ…どこにも(T_T)」 -- 名無しさん (2012-12-09 00:26:52) - マリィ「いいえ」キッパリ。 -- 案山子さん (2012-12-09 00:27:22) - 司狼「どう考えても真逆だよな……」 -- 名無しさん (2012-12-09 00:30:53) - 一同『うんうん』 -- 案山子さん (2012-12-09 00:32:18) - ハザマ「というか、蓮華ちゃんが可哀想だとは思いませんか……ねえ?」語尾だけテルミ状態で言うハザマ。 -- 案山子さん (2012-12-09 00:32:59) - 一同「同感」 -- 名無しさん (2012-12-09 00:34:25) - 水銀「テルミよ……私を怒らせたいのか?」テルミ「…………へェ。蓮華を非難させた後、お前の頸を刎ねてもいいんだぜ?」テルミの目が亀裂のように細まった。 -- 案山子さん (2012-12-09 00:36:53) - 静かに互いの神威と殺意を高まらせる二人。 -- 案山子さん (2012-12-09 00:40:09) - 黄金「待て、双方。今はあのレリウスを追うのが先決ではないのかね?」 -- 案山子さん (2012-12-09 00:42:24) - 蓮「おいこら、サッサと漣を取り返しに往くぞ…んなとこで争ってる場合かよ…」蓮の神威フルパワーの拳が二人に落ちたしかも夜刀化している -- 名無しさん (2012-12-09 00:44:00) - テルミ「……この野郎。まあ、確かにそうだな……いいぜェ、おとなしく矛を収めてやるよ」 -- 案山子さん (2012-12-09 00:46:30) - 水銀「仕方あるまい・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 00:49:53) - 蓮華「?どうしたの、みん――な」ドサッ マリィ「――――――――――――え?」突然、蓮華が予告のなしに倒れた。 -- 案山子さん (2012-12-09 00:52:19) - 全員『なんだ?』 -- 案山子さん (2012-12-09 00:56:38) - マリィが蓮華を抱きかかえるとものすごい熱にうなされていた・・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 00:58:02) - ランサー「見せてみろ・・・」 復活したランサーが蓮華に触った -- 名無しさん (2012-12-09 00:58:49) - すると、熱にうなされる蓮華の魂が不自然に身体から遊離していく。まるで、何かに呼ばれているかのように。 -- 案山子さん (2012-12-09 00:59:36) - テルミ「!?テメエら!その魂を離すな!」必死でテルミが叫んだ。 -- 案山子さん (2012-12-09 01:03:44) - 黄金「私がやろう!!」 -- 名無しさん (2012-12-09 01:06:25) - 強引に取り込み神気で押さえつけた -- 名無しさん (2012-12-09 01:06:51) - ???「ちい・・・失敗か・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 01:07:07) - ???「つまらんな……つまらん」 -- 案山子さん (2012-12-09 01:07:40) - 悔しそうな声が響いた・・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 01:08:58) - テルミ「こっちは結構愉快だがな?」 -- 名無しさん (2012-12-09 01:09:29) - テルミがそう返す・・ -- 名無しさん (2012-12-09 01:10:01) - そしてその目は――マジだった。 -- 案山子さん (2012-12-09 01:10:25) - テルミ「……てめえら、全員能力解放して方陣を引け。今すぐだ!」 -- 案山子さん (2012-12-09 01:10:35) - 一同「言われるまでもない!!」 -- 名無しさん (2012-12-09 01:11:13) - 水銀「……有り得ないのだが。この座に介入してくるなど」???「そうでもない……事前に用意はしていたからな(・・・・・・・・・・・・・)、なあ、ボウズ?」その声は――蓮に指してだった。 -- 案山子さん (2012-12-09 01:11:46) - ベル「ナハトの気配がしやがるが・・・これは・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 01:13:05) - ジューダス「どうした相棒・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 01:14:09) - ベル「てめえ・・・まさか・・・・」 ベルが二人を睨みつける -- 名無しさん (2012-12-09 01:14:36) - ???「気づかないのも無理はない……あの時、そこの黄金は気づいていたはずだ……あの『影』に」 -- 案山子さん (2012-12-09 01:19:08) - ???「それからレリウス様から『ハザマ貴様にお灸を据えて来い』とのことだ、貴様一体何をやった?」 -- 名無しさん (2012-12-09 01:26:32) - テルミ「言う必要……あるか?」 -- 案山子さん (2012-12-09 01:27:31) - ???「ないな・・・どうせロクでもないことだろうし両方共・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 01:28:29) - テルミ「レリウスは確かにロクでもないが俺はそこまでではないぞ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 01:29:53) - ???(どうしよう返す言葉が出てこない・・・・) -- 名無しさん (2012-12-09 01:33:37) - レリウス『返せ……私は感情というものを知らないが、せめて侮辱されているのだ。切り返すことぐらいしたらどうだ?』 -- 案山子さん (2012-12-09 01:34:39) - ???「はっ、申し訳ございません!!!貴様、確かにあのお方は安月給で人をこき使ってくれるけど心だけは広んだぞ、侮辱するな!!!:」 -- 名無しさん (2012-12-09 01:36:27) - 刹那、レリウス『――――――――イグニス(・・・・)、出ろ』 -- 案山子さん (2012-12-09 01:38:33) - ???「ひいい(;゚Д゚)!」 -- 名無しさん (2012-12-09 01:39:19) - テルミ「ちゃんと心あるじゃねえか・・・レリウス・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 01:39:58) - 座に――出現した。出てはいけない……あの男のモノが。 -- 案山子さん (2012-12-09 01:40:49) - それは女の形をしていた。赤い色で「コーティング」され、腕などの間接に「線」が入っている――人形が。 -- 案山子さん (2012-12-09 01:41:37) - アーチャー「なんだ……あれは?」ヘラクレス「……………………」 -- 案山子さん (2012-12-09 01:42:08) - テルミ「あれは別格だ・・・気を抜くんじゃねえぞ・・・・」声がマジだ -- 名無しさん (2012-12-09 01:42:46) - 香純「ね、ねえ……あれって、前に話してた」 -- 案山子さん (2012-12-09 01:43:41) - テルミ「あたりだ・・・・・・・あれだけは厄介の次元を二つ三つ通り越してる」 -- 名無しさん (2012-12-09 01:44:58) - 蓮「……実の娘である」司狼「姉そのものか」 -- 案山子さん (2012-12-09 01:45:39) - レリウス『ほう?ハザマから聞いたか?どうかね?私の実験に成功したソレは』 -- 案山子さん (2012-12-09 01:46:21) - ベイ「ぶっ壊したくなった・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 01:47:19) - レリウス『気に入らないか……やはり凡人だな』 -- 案山子さん (2012-12-09 01:47:48) - ベイ「何とでも言えよ、悪趣味野郎」 -- 名無しさん (2012-12-09 01:48:53) - レリウス『……やれやれ。私にも息子がいたのだが……あれと同様に、くだらんな』 -- 案山子さん (2012-12-09 01:49:39) - テルミ「聞く必要ないぞ?狂人の戯言だ」 -- 名無しさん (2012-12-09 01:51:17) - テルミ「気は抜けねえがな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 01:51:37) - レリウス『ハザマよ……お前の肉体は、誰が制作したのだ?それに、お前の肉体は戦闘用(・・・)ではない。勝ち目はないぞ』 -- 案山子さん (2012-12-09 01:52:23) - テルミ「・・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 01:53:13) - ベア「え?う、嘘……」戒「あれほどの実力で」ベイ「戦闘用じゃねえだと?」 -- 案山子さん (2012-12-09 01:55:25) - 黄金「レリウスにとっては彼はそれだけの存在なのだろう・・・あえて戦闘用にしなかった?違うかな?」 -- 名無しさん (2012-12-09 01:57:32) - レリウス『ほう?分かるか?』 -- 案山子さん (2012-12-09 01:58:16) - 黄金「それぐらいはな」 -- 名無しさん (2012-12-09 01:59:01) - 蓮「確かにあれだけの力を戦闘用の体で使われたら相当面倒そうだな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 01:59:54) - レリウス「力を抑えて従わせようとしたが・・・さっぱり宛が外れたわけだが」 -- 名無しさん (2012-12-09 02:01:01) - テルミ「てめえなんぞにこき使われてたまるか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 02:04:28) - レリウス『まあいい……イグニス。そこのバカを連れて戻ってこい。あと……幾人か、連れてこい』 -- 案山子さん (2012-12-09 02:09:25) - ???「わたくしの任務は!?」 -- 案山子さん (2012-12-09 02:12:34) - レリウス「戻ってこい、お説教だ」 -- 名無しさん (2012-12-09 02:14:00) - ???「ひィ!?」 -- 案山子さん (2012-12-09 02:14:53) - レリウス「誰が安月給でこき使ってるってェ?」 -- 名無しさん (2012-12-09 02:15:25) - ???「ひいい(;゚Д゚)!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-09 02:15:42) - レリウス『あと……イグニス――――そうだな。その者たちの光(・)と影(・)、そして、陰(・)と陽(・)を連れてこい』 -- 案山子さん (2012-12-09 02:16:13) - テルミ「何度も言うが気を抜くなよ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 02:17:26) - テルミの顔に汗が伝っている・・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 02:18:18) - マキナ「分かって――」いる、というマキナの言葉は既に遅かった。何故なら―― -- 案山子さん (2012-12-09 02:18:58) - レリウス『流石はイグニス……手際がいい』 -- 案山子さん (2012-12-09 02:19:30) - ――既に、捕まっていたからだ。四人、気を失った状態。しかも、皆の遥か後方で。目の前にいたはずなのに。 -- 案山子さん (2012-12-09 02:20:03) - 蓮「早すぎるだろ!!?」 -- 名無しさん (2012-12-09 02:20:38) - テルミ「ざけやがって・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 02:21:20) - 蓮「香純!蓮華!!」神父「テレジア!!」黄金「イザーク!!」 -- 案山子さん (2012-12-09 02:21:39) - レリウス『上々だな……イグニス。そしてイグラーダ、引け』 -- 案山子さん (2012-12-09 02:22:09) - 司狼「逃がすか!!!!」 発泡する司狼 -- 名無しさん (2012-12-09 02:23:04) - レリウス『彼女たちに当たるぞ?』 -- 案山子さん (2012-12-09 02:23:42) - そう告げると、イグニスは無表情のまま香純を前に突き出した。それはまるで、盾のように。 -- 案山子さん (2012-12-09 02:24:07) - 水銀「それが本当に彼女ならね?」 -- 名無しさん (2012-12-09 02:24:33) - レリウス「なんだと?」 -- 名無しさん (2012-12-09 02:25:06) - 水銀の手に香純が何故かいた・・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 02:27:18) - レリウス「だがまだ三つあるのだぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-09 02:27:56) - レリウス『だが……ふむ。本物であるゾーネンキント二体はもらっていく』そう言うと、イグニスは消えた。 -- 案山子さん (2012-12-09 02:28:40) - イグラーダ「仕方ない……蓮華ちゃんは、私が連れていきましょうか」 -- 案山子さん (2012-12-09 02:29:11) - 水銀「その子も返してもらおうか・・・・」 水銀が蓮華を連れて行こうとする奴を捕まえた・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 02:30:23) - すると、イグラーダ「輪廻転生滅尽滅相」 -- 案山子さん (2012-12-09 02:31:15) - 小さく、危険な言葉を呟いた。 -- 案山子さん (2012-12-09 02:31:32) - 水銀「これは!!?」 -- 名無しさん (2012-12-09 02:32:03) - 蓮がそれに応えるようにざわついた・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 02:32:53) - イグラーダ「ああ、手を離さないと――消えますよ(・・・・・)」 -- 案山子さん (2012-12-09 02:33:11) - 死ぬ、ではなく消える(・・・)。これの意味するところは―― -- 案山子さん (2012-12-09 02:33:31) - 水銀「この程度のチカラで?私を?笑止だな」 -- 名無しさん (2012-12-09 02:34:46) - しかし水銀は笑っている・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 02:35:09) - 何か策があるのだろうか・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 02:35:50) - イグラーダ「いいや(・・・)、お前(・・)、ではない(・・・・)」 -- 案山子さん (2012-12-09 02:36:10) - 水銀「なんだと?」 -- 名無しさん (2012-12-09 02:36:54) - ↑訂正 水銀「もう遅いのだよ・・・そちらが・・・」 しかしそれを聞いても笑っている・・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 02:37:30) - その言葉の先には―― イグラーダ「この中で(・・・・)、一番無力(・・)なのは、誰だ?」 -- 案山子さん (2012-12-09 02:38:06) - 蓮「まさか!!?お前」 -- 名無しさん (2012-12-09 02:38:32) - 全員『!?』その意味はつまり―― 蓮「蓮華!!」 -- 案山子さん (2012-12-09 02:38:50) - イグラーダ「滅尽滅相――焦土穢土、戒臨」 -- 案山子さん (2012-12-09 02:39:14) - 真っ黒の瘴気が蓮華を包み、イグラーダ「――死」 -- 案山子さん (2012-12-09 02:39:41) - 眼を覆う光景が――起きてしまった。蓮華「――――――――」蓮華の胸元が――裂かれた。 -- 案山子さん (2012-12-09 02:40:19) - イグラーダ「離ッ!!」そして、瞬時に座から離脱した。 -- 案山子さん (2012-12-09 02:40:51) - イダラーク「魂はもらっていくぞ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-09 02:41:30) - 水銀「私が何の法だか忘れたかね?」 イダラーク「!!?」 -- 名無しさん (2012-12-09 02:42:02) - イグラーダ「だから?」 -- 案山子さん (2012-12-09 02:42:35) - 刹那、水銀「!?バカな!?なぜ回帰しない!?」 -- 案山子さん (2012-12-09 02:42:56) - イグラーダ「無駄だ……もう……お前に……回帰は……使えない」 -- 案山子さん (2012-12-09 02:43:17) - 蓮「どういうことだ!!?」 -- 名無しさん (2012-12-09 02:44:36) - テルミ「てめえら・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 02:45:14) - テルミは何かに気がついたようだ・・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 02:45:36) - イグラーダ「……ふっ」最後に笑みを浮かべてから、魂を奪って消えた。 -- 案山子さん (2012-12-09 02:45:54) - 蓮「蓮華ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-09 02:46:44) - 後に残ったのは――幼女の亡骸と、蓮の慟哭だけだった。 -- 案山子さん (2012-12-09 02:47:05) - ランサー「随分ゲスなやり口だな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 02:48:00) - 最初に口を開いたのはランサーだった・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 02:48:20) - 蓮の慟哭が迸る中、ランサーは奥歯を噛み砕いていた。 -- 案山子さん (2012-12-09 02:48:42) - 水銀「……ありえん。我が法が、蓮華が……ありえん。ありえん」黄金「カール!しっかり持て!」 -- 案山子さん (2012-12-09 02:49:21) - マリィに至っては、気を失っていた。 -- 案山子さん (2012-12-09 02:49:53) - テルミ「おい、水銀あの時だ・・・多分あんたが苦しんでいる時のことだろうな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 02:51:05) - 黄金「なるほど、それならば合点が行く・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 02:51:37) - 水銀「……アリエン。ありえんアリエンありえんアリエン」 -- 案山子さん (2012-12-09 02:51:50) - いつもの水銀は消え、まるで迷う幼子のように、同じ言葉を繰り返していた。 -- 案山子さん (2012-12-09 02:52:14) - ヘラクレス「・・・・・・・・・・・・」 ただ無言だ・・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 02:53:23) - アーチャー「・・・・・・・・・・・・」 昔のことを思い出しているようだ・・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 02:54:04) - 香純「―――――――――」香純も気を失っていた。 -- 案山子さん (2012-12-09 02:54:20) - あまりのショックだったのだろうか、螢も気を失っていた。 -- 案山子さん (2012-12-09 02:54:43) - ベイ「………………コロス。ゼッタイニコロス」 -- 案山子さん (2012-12-09 02:57:12) - 全身に杭を囃しながらベイの目に狂気が走っていた。もはや理性など残っていなかった。 -- 案山子さん (2012-12-09 02:57:41) - 司狼「蓮・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 02:58:44) - 蓮「慰めなら要らねえぞ・・・・」 司狼「誰がするかよ・・・・・・・・・」 それだけで二人には通じたようだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 02:59:29) - 黄金「カールよ・・・・目を覚ませ!!!!!!!!!」  -- 名無しさん (2012-12-09 03:00:44) - 思い切り水銀を殴るハイドリヒ・・・・ 水銀「!!?」 -- 名無しさん (2012-12-09 03:01:15) - その光景には理性の残ってなかったはずのベイも目を見開いた -- 名無しさん (2012-12-09 03:02:13) - 水銀「私は……」黄金「目が覚めたようだな……カール。我が友よ」 -- 案山子さん (2012-12-09 12:37:39) - 水銀「ハイドリヒ……私は、なんだ?なぜ、我が法が効かぬ?なぜ、我が娘がこのような――」テルミ「――――――――そいういうことか」一人、小さく呟くテルミ。彼だけが、真の意味を理解したらしい。 -- 案山子さん (2012-12-09 12:39:31) - アーチャー「……どういうことだ?」テルミ「それは説明してやりてェが……おい、この座にいる連中総てを集めろ。ガキだろうが何だろうが関係ねェ。今すぐ召集しろ!」 -- 案山子さん (2012-12-09 12:41:47) - シュピーネ「では私が!」そう言ってヨハンを連れに走っていった。黄金「イザークにテレジア……連れ去らわれたのは二名」 -- 案山子さん (2012-12-09 12:43:14) - ザミ「二人の共通しているのは」ベア「……ゾーネンキント」戒「ああ、間違いない」エリー「確か、あんたら五色で意味を成すんでしょ?神父さんにマッキー、シュライバーにエレ姐さん、そして先輩」神父「…………まさか」リザ「……魂の収集だけじゃなさそうね」 -- 案山子さん (2012-12-09 12:45:40) - アンナ「……レンゲちゃんを本来は連れていくはずだった。けど、それを敢えて殺したのにも理由はあるってことかしら?」マキナ「…………」マキナは今まで以上に黙り込んでいた。あの蓮華に一番慕われていたのだ。無理もない。 -- 案山子さん (2012-12-09 12:59:43) - シュピーネ「全員お連れしました」 シュピーネが帰ってきた・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 13:34:56) - ヨハン「い、一体……なにが起きたの?ねェ?」 -- 案山子さん (2012-12-09 13:36:55) - シュピーネ「それはこれから全て話します・・・その前に気を確かにして聞いてじ欲しいことがあるのです・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 13:38:58) - ヨハン「え?」 -- 案山子さん (2012-12-09 13:40:33) - シュピーネ「蓮華さんが・・・・・・・・殺されました・・・・」 苦い顔して語るシュピーネの顔を見てヨハンが固まる・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 13:42:23) - ヨハン「――――――――――――――――ウソだ」 -- 案山子さん (2012-12-09 13:43:33) - テルミ「本当だ・・・・・」 テルミもそう語る・・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 13:47:10) - 黄金「間に合う可能性はあるのか?」 テルミに問う黄金 -- 名無しさん (2012-12-09 13:48:40) - テルミ「ある。十全にな……だが、問題は奴らにある」 -- 案山子さん (2012-12-09 13:49:25) - テルミ「情報をまとめる前に」膝から崩れ、瞳から光が消えていくヨハンを見た。 -- 案山子さん (2012-12-09 13:51:44) - テルミ「おい蜘蛛とリザといったなそいつのこと頼む」 -- 名無しさん (2012-12-09 13:52:34) - テルミ「あとラインハルト……別の個室で話をしてやれ。いいか、丁寧に話をしてやれ」 -- 案山子さん (2012-12-09 13:53:18) - 三人「了解」 -- 名無しさん (2012-12-09 13:54:51) - ハイドリヒがヨハンを背負って別の場所へと移動していく。 -- 案山子さん (2012-12-09 13:55:19) - テルミ「よし……全部(・・)の情報をまとめるぞ。いいか、全部(・・)だ」 -- 案山子さん (2012-12-09 13:55:53) - 一同「解った・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 13:56:29) - テルミ「……まず、奴らの構成についてだ。今まで、何体目撃した?」 -- 案山子さん (2012-12-09 13:57:17) - ジューダス「まず……最初の世界も入れていいのか?」テルミ「ああ」 -- 案山子さん (2012-12-09 13:59:22) - シュライバー「え~と……確か、黒装束の奴はいた、かな?」ザミ「いや、それとは違うが、『創られた』特殊な奴ならいたぞ」 -- 案山子さん (2012-12-09 14:00:10) - エリー「あのオバちゃんか」 -- 案山子さん (2012-12-09 14:00:25) - テルミ「そうだ、そのおばちゃんから始まってだ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 14:01:22) - あのハートのクィーン……あれが原初だ。 -- 案山子さん (2012-12-09 14:02:42) - テルミ「本来水銀の生み出した世界はあいつが基本で忠実だ。イレギュラーは起きないはずだったんだ……だが」 -- 案山子さん (2012-12-09 14:03:16) - 蓮「ロクでもない邪魔が入った・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 14:04:44) - テルミ「そうだ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 14:05:01) - あそこでなにが有ったのか……エリーは思い返していた。 -- 案山子さん (2012-12-09 14:07:30) - ジューダス「しかし、なんで俺とそこの嬢ちゃんだけ先に呼び出しを受けたんだろうな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 14:09:11) - ジューダスも同じように考えていた・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 14:11:19) - ジューダス「呼び出しくらって、少し話して、嬢ちゃんがブチ抜いて帰ろうとしたら出口が消えた」 エリー「私らが驚愕してる間に攻撃されて、声が響いた、そしたらあの姿のおばちゃんが出てきた・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 14:19:10) - テルミ「そこだ」そう言ってテルミが両者を指した。 -- 案山子さん (2012-12-09 14:23:57) - テルミ「そこだよ……おかしくなったのは」 -- 案山子さん (2012-12-09 14:26:55) - 蓮「……あのババアから始まったのは分かる。だが――」テルミ「話の腰を折るな……今の俺は冷静じゃねえ。マジで魂魄残さず細切れにすんぞ」 -- 案山子さん (2012-12-09 14:32:07) - 蓮「すまん」 -- 名無しさん (2012-12-09 14:35:42) - テルミ「よし――奴らの言っていた話、単語、繰り返していたこと……全部思い出しながら言え」 -- 案山子さん (2012-12-09 14:38:51) - 司狼「魂の輝きを魅せろ」 マキナ「傀儡」  -- 名無しさん (2012-12-09 14:43:49) - まず代表格の言葉が上がった -- 名無しさん (2012-12-09 14:44:31) - ジューダス「魂もだな」 -- 案山子さん (2012-12-09 14:45:38) - テルミ「そう――そして、敵であるレリウスは何者だ?」改めて問うテルミ。 -- 案山子さん (2012-12-09 14:46:12) - 蓮「錬金術師…人体錬成…魂の定着…」 -- 名無しさん (2012-12-09 14:47:22) - 水銀「それは、全てが禁忌とされている…」 -- 名無しさん (2012-12-09 14:51:33) - テルミ「そうだ……別に野郎は死者を甦らさせるなんて考えてはいねえよ」 -- 案山子さん (2012-12-09 14:52:42) - 司狼「それ以上に求めたものがある…ってことか」 -- 名無しさん (2012-12-09 14:57:11) - そこでテルミは首を鳴らし、テルミ「そうだ。そして……これで見えてきたこともある」 -- 案山子さん (2012-12-09 14:57:44) - テルミ「野郎どもが回収してきた魂も合わせて、人魚の世界では、どんぐらい取られた?あと、どいつが連れ去られた?」 -- 案山子さん (2012-12-09 14:58:32) - 戒「確か……あの世界の姫たちは連れ去られていたね」 -- 案山子さん (2012-12-09 15:01:29) - 司狼「過去も含めりゃもっと多いな……」 -- 名無しさん (2012-12-09 15:03:14) - 水銀「……私の束ねる万象の世界だけではなさそうだな」 -- 案山子さん (2012-12-09 15:04:17) - テルミ「ああ……間違いなく、あの野郎は魂の蒐集と人形を使っての人体実験をやらかす気だ……しかも、言葉にするだけ吐き気がしそうな、な」 -- 案山子さん (2012-12-09 15:05:31) - マキナ「――どういうことだ?」テルミ「分からねえか?おい、槍兵。お前らは『どうやって作られた』?」 -- 案山子さん (2012-12-09 15:06:16) - ランサー「語りたくねぇが…いいか」 ランサーは語り始めた -- 名無しさん (2012-12-09 15:09:57) - テルミ「頼む」 -- 案山子さん (2012-12-09 15:12:40) - ランサー「単純に言えば……俺らの素体は、生身の人間から臓物とか血を完全に抜きった抜け空とエーテル体で構成されているんだよ」 -- 案山子さん (2012-12-09 15:13:46) - 司狼「要するに人間の剥製見てーなのに魂ぶち込むようなもんってことか… -- 名無しさん (2012-12-09 15:16:03) - アーチャー「そうだ……その工程として、その人間から魂を引き抜き、我々の魂をどこで入手したかは知らんが、それを埋め込んだ」エリー「じゃーさぁ、あの英雄王ってのはどうなの?」 -- 案山子さん (2012-12-09 15:16:57) - アーチャー「あれは別格がすぎる…魂だけで肉体を保ぐらいは造作もないだろうな……」 -- 名無しさん (2012-12-09 15:19:12) - 司狼「神話の話が本当なら奴には三分の二ほど神様の血が流れているらしいからな…」 -- 名無しさん (2012-12-09 15:21:33) - アーチャー「それだけではないがな…」 -- 名無しさん (2012-12-09 15:22:13) - 蓮「?どういう……ことだ」テルミ「話してやれ」 -- 案山子さん (2012-12-09 15:24:42) - アーチャー「色々と過去の話も混ざってくる…が全て事実だ、受け入れてくれ」 そこまで言うと話し始めた -- 名無しさん (2012-12-09 15:27:50) - アーチャー「彼は以前ここではない世界でそこのランサーと私とで邂逅しているのは知っての通りだ…だがそれ以前に彼は私たちの世界に呼び出せれていた…」 -- 名無しさん (2012-12-09 15:35:45) - ザミ「ん?」マキナ「?」流石の三騎士も頭を捻っていた。 -- 案山子さん (2012-12-09 15:37:58) - 水銀「つまり……君らとの邂逅以前に、その世界に召喚されていたと……そういうことかね?」 -- 案山子さん (2012-12-09 15:38:27) - アーチャー「言った通りだ」 -- 案山子さん (2012-12-09 15:38:43) - アンナ「……あいつ、人類最古って言ってたわよね?」ベイ「んあ?ああ、そうだな……んで?」 -- 案山子さん (2012-12-09 15:39:16) - アーチャー「さらに言うと他にも六体個別で呼び出されている…」 -- 名無しさん (2012-12-09 15:42:38) - 司狼「……おいおい、冗談だろ?;」 -- 案山子さん (2012-12-09 15:43:32) - 蓮「つまり……あんな化け物やお前らがさらに六体もいたってのかよ」シュライバー「常識はずれだね~随分と」 -- 案山子さん (2012-12-09 15:44:14) - アーチャー「呼び出されるものの共通点は全てが過去に名を馳せた英雄だ」 -- 名無しさん (2012-12-09 15:46:01) - アーチャー「アーサー王や征服王のようにな」 -- 名無しさん (2012-12-09 15:46:35) - 司狼「その二人も呼ばれてたとか言わないよな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 15:47:07) - アーチャー「無論呼ばれていた」 -- 名無しさん (2012-12-09 15:47:26) - 全員『――――――――』流石の全員も黙った。 -- 案山子さん (2012-12-09 15:47:58) - 絶句どころの話ではない。そのような奇跡……いや、そのような奇蹟がありえるはずがない。 -- 案山子さん (2012-12-09 15:48:27) - アーチャー「それを可能にしたのが『聖杯』まがい物だったがね・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 15:51:12) - 蓮「まがい物・・・・ってどういうことだよ・・・・?」 -- 名無しさん (2012-12-09 15:51:47) - 声を搾り出す蓮 -- 名無しさん (2012-12-09 15:52:03) - 司狼「しかも……聖杯って、あの聖杯か?」ははは、と乾いた笑いをする司狼。 -- 案山子さん (2012-12-09 15:52:41) - アーチャー「そうだ・・・だがあくまでまがい物、それはある魔術の御三家と言われた者らが作り出したもの・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 15:54:46) - ヘラクレス「…………!」 -- 案山子さん (2012-12-09 15:55:16) - シュピーネ「どうなさいました?大英雄殿」 -- 案山子さん (2012-12-09 15:55:38) - ザミ「顔色が優れんぞ?」 -- 案山子さん (2012-12-09 15:55:53) - アーチャー「無理もない・・・彼にとっては傷口をえぐっているようなものだからな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 15:56:43) - ↑訂正 アーチャー「無理もない・・・彼にとっては傷口を刳られているようなものだからな・・・・」  ヘラクレス「大丈夫だ、続けてくれ」 -- 名無しさん (2012-12-09 15:57:28) - アーチャー「解った・・・・」 短く答えると話を再開した・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 16:00:07) - 香純「うぅ……ど、どういうことなの?」と、そこに、香純が復活した。 -- 案山子さん (2012-12-09 16:00:38) - 水銀「もう少し横になっていたまえ・・・話だけは聞いておいてもらうが」 -- 名無しさん (2012-12-09 16:01:44) - アーチャー「そうだぞ・・・無理はいかん」 香純「ありがとう、けど大丈夫・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 16:02:15) - どういって気丈に立ち上がるが、よろめいた。 -- 案山子さん (2012-12-09 16:02:37) - ランサー「おっと」そこに、ランサーが受け止めた。 -- 案山子さん (2012-12-09 16:02:56) - ランサー「肩貸してやるから、座れるか?」 香純「ありがとう」 -- 名無しさん (2012-12-09 16:04:12) - 蓮「……アーチャー、頼む」 -- 案山子さん (2012-12-09 16:06:00) - アーチャー「……分かった。そう言っていつの間に出したのか、ソファーに腰掛けるアーチャー。アーチャー「皆も楽にしてくれ」 -- 案山子さん (2012-12-09 16:06:36) - すると、彼らの後ろにソファーが出現していた。 -- 案山子さん (2012-12-09 16:06:55) - テルミ「芸達者だなお前・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 16:07:30) - アーチャー「褒めてもこれ以上はでんよ?」 そう言いながらもテーブルに紅茶とケーキのセットも出てきた・・・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 16:08:23) - マキナも手伝っていた。 -- 案山子さん (2012-12-09 16:09:06) - 蓮(女)「あ、あのさ……」そこに、蓮(女)がアーチャに近づいた。 -- 案山子さん (2012-12-09 16:09:32) - 司狼「どうした・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 16:10:01) - 蓮(女)「こ、これ……返すよ」そう言うと、朱い外套を渡した。 -- 案山子さん (2012-12-09 16:10:14) - アーチャー「ほう……私のか?」 -- 案山子さん (2012-12-09 16:10:28) - 蓮(女)「あ、ああ……あんたの持ち物だろ?だから――」アーチャー「いいや、君が持っていたまえ」 -- 案山子さん (2012-12-09 16:10:59) - 蓮(女)「いいのか?」 アーチャー「ああ」 -- 名無しさん (2012-12-09 16:11:59) - アーチャー「それは君を守ってくれる……羽織るといい」 -- 案山子さん (2012-12-09 16:12:42) - そう言われて羽織ると、蓮(女)の容姿が変わり始めた。 -- 案山子さん (2012-12-09 16:13:05) - 髪の色が銀髪になり、朱い目に変わり、背丈も少しばかり伸びていた。 -- 案山子さん (2012-12-09 16:13:39) - さらに、服装もアーチャーのような恰好の女バージョンに変わっていた。 -- 案山子さん (2012-12-09 16:14:01) - ランサー「お前ら兄弟みテーだな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 16:14:41) - アーチャー「血のつながりはないし双子でもないがね」 -- 名無しさん (2012-12-09 16:15:12) - 蓮(女)「俺、どうなったんだ?」  -- 名無しさん (2012-12-09 16:16:04) - アーチャー「なに、安心したまえ」柔和な笑みを浮かべるアーチャー。 -- 案山子さん (2012-12-09 16:16:27) - アーチャー「かけたまえよ、話の続きだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 16:16:56) - 蓮(女)「ああ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 16:17:12) - そして、話が続行した。 -- 案山子さん (2012-12-09 16:17:39) - アーチャー「私たちの話をしたのは、今回の一件と関係があると、私がさらに睨んだからだ」 -- 案山子さん (2012-12-09 16:18:05) - ランサー「俺らは聖杯を求めて殺し合ったんだよ……都合、五回(・・)もな」 -- 案山子さん (2012-12-09 16:18:47) - 司狼「あの金ピカが体ごとってのはどういう理屈だよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 16:21:09) - アーチャー&ランサー「…………」 -- 案山子さん (2012-12-09 16:21:42) - テルミ「あのレリウスでも手に負えなかったってのが俺の予想なんだが……おそらく、別だな」 -- 案山子さん (2012-12-09 16:22:12) - アーチャー「彼とアーサー王の場合は別なのだ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 16:22:51) - 蓮「なんでアーサー王の名前が出てくるんだよ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 16:23:23) - アーチャー「英雄王とアーサー王はこの戦いに二回呼び出されている・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 16:24:01) - アーチャー「英雄王の方は以前の戦いから十年間こちらにとどまっていたわけだから呼び出されたのとは違うが」 -- 名無しさん (2012-12-09 16:25:41) - 蓮「はあ?」 -- 案山子さん (2012-12-09 16:27:58) - ランサー「面倒くさいのは分かる。俺も分かる。けどな、こいつは複雑なんだよ、色々とな」 -- 案山子さん (2012-12-09 16:28:27) - 水銀「あれほどの魂が十年以上も何もなしで現世にとどまるなど不可能だ」 -- 名無しさん (2012-12-09 16:29:20) - アーチャー「確かに不可能だ・・・だが彼は『聖杯の中身をその身に飲んでいる』のだ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 16:30:15) - ランサー「そして新しい主人と契約してとどまった・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 16:31:09) - 黄金「聖杯の中身?」 -- 名無しさん (2012-12-09 16:32:36) - アーチャー「『此の世全ての悪』だ」 -- 名無しさん (2012-12-09 16:34:26) - 刹那、全員の胸に『ナニカ』が奔った。 -- 案山子さん (2012-12-09 16:35:03) - 司狼「まさか作り出された聖杯の器ってのは・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 16:37:03) - ヘラクレス「その通りだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 16:38:33) - ヘラクレスの表情が、一段と強張っていた。 -- 案山子さん (2012-12-09 16:50:54) - 香純「も、もしかして……うぅ」 -- 案山子さん (2012-12-09 16:51:15) - ヘラクレス「《聖杯の器》それは《ホムンクルス》だ」 -- 名無しさん (2012-12-09 16:52:47) - アーチャー「そう、作られた存在…それが器だ」 -- 名無しさん (2012-12-09 16:54:45) - ランサー「もしくは人間をそのまま《聖杯の器》にしやがった妖怪爺も居たな」 -- 名無しさん (2012-12-09 16:57:12) - ……レリウス「ほう?話をしたようだな。どうやら……しかし、肉体を壊さずともよかったのではないか?」イグラーダ「何を言っていることやら……私もあの獣同様に愛してるからこそ壊したのですよ」レリウス「やれやれ……お前にも困ったものだ」だが……と言い、レリウス「これで……総てが揃った。後は――」イグラータ「彼らが来るのを待ちましょうか」 -- 案山子さん (2012-12-09 17:00:08) - ……ランサー「あの金ピカは……まあ、気づいたよな?」 -- 案山子さん (2012-12-09 17:00:51) - エリー「もちよ……人類最古っていったら一つしかないでしょ」 -- 案山子さん (2012-12-09 17:01:22) - そう、人類最古にしてウルクの王……これで分からない者はいないはずだ。 -- 案山子さん (2012-12-09 17:03:37) - 一同「ギルガメッシュ…だよね」 -- 名無しさん (2012-12-09 17:05:27) - 二人『その通り』 -- 案山子さん (2012-12-09 17:06:11) - ランサー「んで、話の続きだが……『聖杯の器』ってのは特殊でな。膨大な魔力を内にため込んでいるんだよ」 -- 案山子さん (2012-12-09 17:07:00) - 司狼「あんたらが中身なんて言わないでくれよ…」 -- 名無しさん (2012-12-09 17:09:08) - アーチャー「歴代で英雄と言われたもの、悪名高きものを含めて全てだよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 17:10:52) - 司狼「マジかよ・・・・・・・・」 ランサー「マジなんだよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 17:15:37) - アーチャー「まあ、そうだな……キャスターやライダーもそうだったな」 -- 案山子さん (2012-12-09 17:16:20) - ランサー「アサシンは例外すぎるがな」アーチャー「あれは別問題だ」 -- 案山子さん (2012-12-09 17:16:42) - 全員『???』分からないことが多すぎて、皆の頭上に?マークが浮かび上がっていた。 -- 案山子さん (2012-12-09 17:17:06) - 蓮「あんたら一体どんなふうに呼ばれるんだよ?」 ランサー「七体っての話したな?」 -- 名無しさん (2012-12-09 17:19:02) - ランサー「俺らはそれぞれ違うクラスに分かれて呼ばれるんだ」 -- 名無しさん (2012-12-09 17:23:07) - アーチャー「セイバー ランサー アーチャー キャスター バーサーカー アサシン ライダーといった別れ方だ」 -- 名無しさん (2012-12-09 17:32:01) - アーチャー「弓使いならばアーチャー」ランサー「槍使いならばランサーってな」 -- 案山子さん (2012-12-09 17:38:08) - エリー「ちょい待ち。んじゃあさぁ、そっちの大英雄ちゃんは?セイバー?」 -- 案山子さん (2012-12-09 17:38:40) - アーチャー「彼はバーサーカーだ・・・」 ランサー「セイバーはアーサー王で女だぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-09 17:41:14) - 全員『ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!????????????????????』 -- 案山子さん (2012-12-09 17:43:58) - 大驚愕。 -- 案山子さん (2012-12-09 17:44:21) - アーチャー「しかも君は太巻き一本のためにエクスカリバーを叩き込まれかけたな?」  -- 名無しさん (2012-12-09 17:46:58) - 苦笑いしながら言うアーチャー」 -- 名無しさん (2012-12-09 17:47:22) - ↑訂正 アーチャー「しかも君は太巻き一本のためにエクスカリバーを叩き込まれかけたよな?」  -- 名無しさん (2012-12-09 17:48:21) - 苦笑いしながらランサーに言うアーチャー -- 名無しさん (2012-12-09 17:49:01) - ランサー「い、嫌なことを;」 -- 案山子さん (2012-12-09 17:50:14) - ドクンッ!! その時、 『――――――――けて』 幼い幼女の声が、聞こえた。 -- 案山子さん (2012-12-09 17:50:46) - 一同「!!?」 -- 名無しさん (2012-12-09 17:52:02) - テルミ「今の声……まさか!?」 『――――――――けて』 -- 案山子さん (2012-12-09 17:52:30) - 蓮「蓮華か!?」 -- 案山子さん (2012-12-09 17:54:07) - それだけではない。 『――――――――けてよ、○ミヤ君』 聞いたことのある、黒髪の少女の声も聞こえてきていた。 -- 案山子さん (2012-12-09 17:54:50) - 『――――――――けて』 『――――――――けて』 『――――――――けて』 『――――――――けて』 無限に響いてくる助けを求める声。 -- 案山子さん (2012-12-09 17:55:27) - 黄金「カールよこれはどういうことだ!!?」 -- 名無しさん (2012-12-09 17:56:15) - 黄金は水銀に問う -- 名無しさん (2012-12-09 17:57:30) - 声はただ助けを求めるものばかり・・・聞いたことある声から聞いたことのない声まで様々だ・・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 17:58:22) - 水銀「……考えられることは一つ。今まさにその『実験』が開始したということだ」 -- 案山子さん (2012-12-09 17:58:59) - そして 『――――助けてよ、エミヤ君!!!!』 『お父さん!たすけてえええええええええええええええ!!!!!!!!!!!』 蓮「蓮華えええええええええええ!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-09 17:59:44) - アーチャー「随分せっかちだな・・・・苛立たせてくれる・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 18:00:36) - ランサー「やれやれ・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 18:01:21) - 中には、 『神父様!いたいよ!』 -- 案山子さん (2012-12-09 18:02:00) - あの、アルフヘイムの子供たちの声までもが。 -- 案山子さん (2012-12-09 18:02:27) - 司狼「おい、変態世界が壊れてもいいから俺らにフルパワー出させろ?」 -- 名無しさん (2012-12-09 18:03:35) - 司狼が水銀に言う、彼も相当頭に来ているようだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 18:04:05) - 水銀「……無理だ。ここがどこだが忘れたかね?」 -- 案山子さん (2012-12-09 18:08:18) - 司狼「忘れてねえよ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 18:09:55) - 黄金「座……もとい、特異点であろう?」そこに、ハイドリヒたちが戻ってきていた。 -- 案山子さん (2012-12-09 18:10:19) - 水銀「然りだ……話は奴らがいる場所に行く途中で聞こうではないか」そう言って立ち上がった水銀。 -- 案山子さん (2012-12-09 18:11:00) - 黄金「分かったのかね?」水銀「ああ……私が何もしてなかったと思うのかね?」 -- 案山子さん (2012-12-09 18:11:35) - ベイ「死ぬほど後悔させてやる・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 18:13:10) - シュライバー「ぶっちゃけ殺すけどね?」 -- 名無しさん (2012-12-09 18:13:31) - ザミ「副首領……どこにいる?」水銀「座標は確認できた……今より、本体である私も出向こう」 -- 案山子さん (2012-12-09 19:19:42) - さあ――これより、この水銀の本来の楽しい世界に戻すべく、総てを救うため、悪鬼羅刹の怒りの日を進む覇道の軍勢が、進軍するのだ。 -- 案山子さん (2012-12-09 19:21:56) - 蓮(待ってろよ、蓮華!!) -- 案山子さん (2012-12-09 19:28:54) - ……レリウス「……第一段階、終了だな」???「……ああ、そのようだな。魂の鮮烈なる輝き。実に素晴らしいな、レリウスよ」レリウス「私は私の研究のためにここまで来ただけのこと」 -- 案山子さん (2012-12-09 19:46:45) - ???「……そうだな。さて……魂たちの音叉は気持ちがいい。魂の輝きは色褪せることなく、この私を満たしていく。もう少し、もう少しで私は『完成』する」 -- 案山子さん (2012-12-09 19:47:47) - レリウス「完成させるためには……まだ段階を踏まねばならない。もう少し、ここに止まっておけ」???「ああ、そうするつもりさ……最も、来れればの話だがな」 -- 案山子さん (2012-12-09 19:48:47) - その謎の会話を特殊なカプセルに封じ込められた魂たちが聞いていた。蓮華(痛いよ……痛いよ……助けてよ……お父さん。お母さん……おじちゃん……おじいちゃん!さみしいよ!うええええええええええええええん!!!!!!!!!!!) -- 案山子さん (2012-12-09 19:50:05) - ……蓮「!!蓮華だ、間違いない」あの後、座からヨハンを置いてイザークまでもが共に随伴し、共に本体であるメルクリウスたちと潜っていた。水銀「皆、私の方陣から一歩たりとも離れるな」 -- 案山子さん (2012-12-09 19:51:29) - 一同「・・・・・・・解った」 ただ静かに皆うなずづいた・・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 20:09:46) - 水銀「これより、私の神性の一部を流す。いいか?気を失うな」 -- 案山子さん (2012-12-09 20:10:35) - それはある意味で禁忌とも言うべき譲与だ。彼は神性の神であるに対し、彼らは神ではない。だが、これを流すことで一時的な神性を帯びることが可能なのだ。ただし――リスクはある。 -- 案山子さん (2012-12-09 20:11:28) - ランサー「それは俺らにも流してくれるのか?」 -- 名無しさん (2012-12-09 20:12:28) - ランサーが静かに聞く・・・・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 20:12:49) - 水銀「お前たちの場合は勝手が異なる。それは不可能に近い」 -- 案山子さん (2012-12-09 20:13:33) - 水銀「そして……これはランサーたちにも言えよう。感情の昂りには気をつけよ。ランサーたちはともかく、お前たちは感情をなるべく冷静状態で抑えよ。もって数分だ……ベイ、シュライバー、我が息子、ゲオルギウス、綾瀬香純、クリストフ。ザミエルも然り。気をつけよ」 -- 案山子さん (2012-12-09 20:13:53) - 黄金「曰く――狂気に堕ちると?」水銀「然り――特に一番危険なのはシュライバーとベイだ」 -- 案山子さん (2012-12-09 20:14:41) - 司狼「納得・・・お前の力は桁が外れてやがるかなら・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 20:15:24) - 蓮「シュライバー、特にお前は抑えろよ?」 シュライバー「オッケー」 -- 名無しさん (2012-12-09 20:17:01) - ベイ「……俺は分からねえな。抑えられる自身がねえよ」 -- 案山子さん (2012-12-09 20:17:55) - 水銀「姫の魂は今お前と同化している……その姫の魂を枯渇させるつもりかね?」 -- 案山子さん (2012-12-09 20:18:28) - ベイ「シャーねえな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 20:19:03) - 渋々ながらも承諾するベイ -- 名無しさん (2012-12-09 20:19:51) - 水銀「よし……では、さらに潜る。意識を高めよ!」 -- 案山子さん (2012-12-09 20:20:21) - その言葉に習うように意識を高める一同・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 20:20:47) - そして――水銀「視えた!」 -- 案山子さん (2012-12-09 20:21:27) - 両手を翼のように広げ、水銀「そこだッ!!」 -- 案山子さん (2012-12-09 20:22:09) - 魔法陣が炸裂した瞬間――彼らは、遥か上空から落ちていた。あの人魚の世界と同じように。 -- 案山子さん (2012-12-09 20:22:45) - 蓮「これは・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 20:24:33) - 編集しました。どうぞ皆様書き込んで下さい。 -- 案山子さん (2012-12-06 20:39:03) - メルクリウスの口調を直して下さい。 -- 案山子さん (2012-12-08 20:24:52) - こちらで修正しました。 -- 案山子さん (2012-12-08 20:40:23) - ありがとうございます -- 名無しさん (2012-12-08 20:43:35) #comment() 合計:&counter() 今日:&counter(today) 昨日:&counter(yesterday) トップページの合計:&counter(total, page=トップページ)
- ???『死した亡霊……エーテル体の魂ですかぁ。あの方も気に入るでしょうか。いいえ、きっと気に入り、実験に取り入れるでしょうね』ロビンの背後に、黒いフードを羽織った謎の存在がいた。あの時邂逅した、本を持ったモノとはまた異なる存在だった。 -- 案山子さん (2012-12-02 20:28:09) - シュライバー「君も大概隙だらけだよ?」 シュライバーが???の後ろに周り蹴り飛ばそうとした -- 名無しさん (2012-12-02 20:35:19) - ↑訂正 シュライバー「君も大概隙だらけだよ?」 シュライバーが???の後ろに周り蹴り飛ばした。 それと同時に倒れるロビン・・・・・・ -- 名無しさん (2012-12-02 20:37:54) - シュライバーはかなりキレていらっしゃるようだ・・・・・・ -- 名無しさん (2012-12-02 20:42:24) - ???『どこを蹴っているので?』だが、その相手は倒れたロビンをいつの間にか宙で頭部を鷲掴みにしていた。 -- 案山子さん (2012-12-02 21:11:39) - ???『甘い。腑抜けている。そんなことでよく修羅道の具現やら最後の大隊(ラストバタリオン)などと呼ばれている。恥ずかしいとは思わないのかね?』 -- 案山子さん (2012-12-02 21:12:38) - ベイ「抜かしてくれるじゃねえか・・・・・・?」 -- 名無しさん (2012-12-02 21:14:21) - 黄金「ほう・・・・・・我らに喧嘩を売りに来たというわけか?」  -- 名無しさん (2012-12-02 21:15:06) - 蓮「おい、クソ親父降りてこれるか?」 -- 名無しさん (2012-12-02 21:17:01) - 顔は爽やかだが殺気だけは超一級品の蓮が水銀に問う・・・・・ -- 名無しさん (2012-12-02 21:17:42) - 水銀『――――――――だ――――――』ヒドイ雑音が代わりに返答した。 -- 案山子さん (2012-12-02 21:18:05) - 蓮「無理か・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-02 21:18:54) - ???『無駄だ。あの水銀の蛇は“もう”干渉することは不可能だ』 -- 案山子さん (2012-12-02 21:19:39) - そう言いながら徐々にフードを羽織った存在は、ロビンを頭部を鷲掴みにしたまま上昇していた。???『コレは貰って行こう……あの方のために』 -- 案山子さん (2012-12-02 21:20:33) - 司狼「誰が逃がす、ボケ!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-02 21:21:00) - 司狼が太極を発動した -- 名無しさん (2012-12-02 21:21:26) - パリアカカ「その通りだ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-02 21:22:05) - 司狼「蓮、アレ、使えよ?」 -- 名無しさん (2012-12-02 21:25:02) - 蓮「ああ!」 -- 案山子さん (2012-12-02 21:25:46) - 蓮が発動させようとしたその時、酷い酩酊感が彼を襲う。 -- 案山子さん (2012-12-02 21:26:09) - 蓮「ぐっ!?」???『……ふっ。“そろそろ”か』 -- 案山子さん (2012-12-02 21:26:37) - 司狼「蓮!どうした!?」???『気付かない愚かしさ……やはり所詮は人間だな』 -- 案山子さん (2012-12-02 21:30:06) - 蓮「ざけんじゃねえぞ・・・てめえ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-02 21:33:00) - ???『まあいいさ……これと、あとそれも頂こう』刹那、セレーナをいつの間にか片手で抱えていた。 -- 案山子さん (2012-12-02 21:34:27) - ベイ&司狼「ふざけんじゃねえぞ!!!!!」 ベイと司狼が同時にぶっぱなした -- 名無しさん (2012-12-02 21:35:24) - ???『よいのか?当たるぞ?』そう言ってセレーナを前に突き出した。 -- 案山子さん (2012-12-02 21:36:08) - セレーナ「ひィっ!?ヴィルヘルム様!!助けて!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-02 21:36:34) - ジューダス「ところがどっこい!!」 ジューダスが乱射し、弾の軌道を変えた -- 名無しさん (2012-12-02 21:38:12) - そして誰にも当たることなく???のフードを払い頬を掠めた・・・ ジューダス「ちい、目算誤ったか・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-02 21:39:40) - ???「……ふむ。なるほど、技量申し分なし」 -- 案山子さん (2012-12-02 21:40:54) - ジューダス「そういうのは当たった時に言って欲しいね?」 -- 名無しさん (2012-12-02 21:41:30) - ???「なに、私に掠めたのだ。私なりの賞賛だよ」 -- 案山子さん (2012-12-02 21:42:06) - その会話を隠れ蓑にシュライバーが横から刹那とセレーナを掠め取っていった・・・ -- 名無しさん (2012-12-02 21:43:25) - ???「ほう?狂犬にしては中々」 -- 案山子さん (2012-12-02 21:44:37) - シュライバー「トロイんだよ!!」???「……ま、もう『手遅れ』ですけどね」ベイ「!?」シュライバー「!?」 -- 案山子さん (2012-12-02 21:45:09) - シュライバーと蓮は徐に奪還した彼女たちを見ると――生気がなかった。ロビンは死んでいるとはいえ、まるで「死」んでいるかのように、目を閉ざしていた。 -- 案山子さん (2012-12-02 21:46:05) - ベイ「……おい、セレーナ?おい、どうした?なあ?」王「……嘘だ。ありえぬ。セレーナ?」蟹「あ……あぁ……そんな……嘘だ……こんな」 -- 案山子さん (2012-12-02 21:46:51) - ???「ふむ……中々に面白い魂だ。やはりあの人魚を『死神』にした際に立ち会った時も思ったが、中々に面白い魂だ。この世界の人魚たちは」 -- 案山子さん (2012-12-02 21:48:03) - ???「あの方にこの二つの魂を持っていくか……」まるで、魂を引き抜いた相手に興味がないと言わんばかりに、黒フードは踵を返した。 -- 案山子さん (2012-12-02 21:49:09) - 司狼「待てやコラ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-02 21:49:52) - 司狼「蓮がこの程度でくたばるかよ?」 -- 名無しさん (2012-12-02 21:50:32) - それに応えるように刹那の魂が暴れだした・・・・ -- 名無しさん (2012-12-02 21:51:03) - ???「蓮?ああ、確か麻薬だったかな?一つのことしか考えられない……なるほど、物凄くいいネーミングセンスだ」 -- 案山子さん (2012-12-02 21:51:35) - ???「単一思考しか出来ない壊れた代物……水銀の理と相まって相性が抜群にいい」 -- 案山子さん (2012-12-02 21:52:28) - 司狼「蓮、何寝てんだよ?思い出せよ?第六天『糞」の0ニヤけ面をよおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-02 21:53:58) - 蓮『――――――――ッ!!!!』 -- 案山子さん (2012-12-02 21:54:23) - ???「馬鹿な!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-02 21:54:50) - 蓮「うるせえぞ・・・・・・・滅尽滅相おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! -- 名無しさん (2012-12-02 21:55:26) - パリアカカ「貴様あああああああああああああ!!!!!!!!!」王「許さぬ!セレーヌの魂を返せえええええええええええええ!!!!!!!」さらに、二人の王と神が本気の一撃を放った。だが、???「無」 -- 案山子さん (2012-12-02 21:55:49) - 強大な力を誇る力が、同時に霧散した。全員「!?」 -- 案山子さん (2012-12-02 21:56:17) - ???「バカめ……単なる端役風情が粋がるな。創られた私が、単なる端役程度の一撃、受けるわけがない」 -- 案山子さん (2012-12-02 21:57:05) - そして、瞬きした時には、二人の間に立っており、???「震脚」 -- 案山子さん (2012-12-02 21:57:51) - 刹那――彼を中心にハイドリヒたちが爆風と衝撃波によって吹き飛ばされた。王「ぐあああああああああああああああ!!!!!!!!」パリアカカ「ぐううううううううううううううう!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-02 21:58:47) - ???「まったく……手間を取らせる」そして、二つの魂を持ったまま行こうとしたが、そこで――香純を見た。???「そういえば……中々に面白い素材がいると、言っていたな。アイツが」 -- 案山子さん (2012-12-02 21:59:49) - 蓮「おい?」 -- 名無しさん (2012-12-02 22:00:45) - 蓮「調子にのんなよ?」 -- 名無しさん (2012-12-02 22:01:11) - 強引に高速を解いて自らの体に戻る蓮 -- 名無しさん (2012-12-02 22:01:43) - ???「器用な奴だ」 -- 案山子さん (2012-12-02 22:02:12) - 司狼「おはよう寝坊助」 -- 名無しさん (2012-12-02 22:02:50) - 蓮「おはようさん、てかもう昼だぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-02 22:03:56) - 蓮「さてと・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-02 22:05:33) - ???「ほう……刹那と相反する自滅因子……手を出すなと言われていた二人か」 -- 案山子さん (2012-12-02 22:05:51) - 司狼「このスロースターターが・・・」 -- 名無しさん (2012-12-02 22:07:02) - 蓮「黙れ起爆剤」 -- 名無しさん (2012-12-02 22:07:22) - 司狼「なんか掴めたか?」 蓮「ああ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-02 22:09:40) - ???「ふ……ま、二人には手を出さないと言われていたが……『遊ぶ』程度ならばよいか」 -- 案山子さん (2012-12-02 22:10:09) - 司狼「要望通り、遊ばれてやるか?」 蓮「そうするか?」 -- 名無しさん (2012-12-02 22:11:15) - 司狼「それじゃ行くぜ?おっさん」 -- 名無しさん (2012-12-02 22:13:14) - ???「来なさい」 -- 名無しさん (2012-12-02 22:13:35) - 対峙する二人に対し、相手が構えを取った。それは――司狼「中国拳法かよ……」 -- 案山子さん (2012-12-02 22:13:57) - 司狼「メンドクセーやっちゃな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-02 22:15:08) - 蓮「震脚なんぞ使った時点でサッシはついてたんだ、慌てることじゃねえだろ?」 -- 名無しさん (2012-12-02 22:16:15) - 司狼「使い手がこれじゃなきゃな?」 -- 名無しさん (2012-12-02 22:16:43) - ???「どうした?」 -- 案山子さん (2012-12-02 22:17:38) - ???「来ないのならば……こちらから往くぞ」瞬間、長身を折り畳むよう司狼の左横に身を屈め、躊躇なく掌で腹を殴りつけ、 迸る稲妻めいた左右の脚が司狼の体を容赦なく蹴り上げた。 -- 案山子さん (2012-12-02 22:18:27) - 司狼「ごめん、足もらうわ?」 -- 名無しさん (2012-12-02 22:19:32) - ???「ん?」 -- 案山子さん (2012-12-02 22:20:34) - いつの間にか、蹴り上げながらも銃口が黒フードの足に定まっていた。 -- 案山子さん (2012-12-02 22:21:11) - 司狼が撃つと同時に蓮は飛び退いた・・・ ???の足にはいつの間にか手榴弾がついていた・・ -- 名無しさん (2012-12-02 22:22:24) - ??「ちょっ!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-02 22:23:00) - 司狼「一緒に逝こうぜ?」 -- 名無しさん (2012-12-02 22:23:20) - ???「男の道連れなんて嫌~~~~~~~~~!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-02 22:23:53) - ???「……と、言えばいいか。ならば返そう」途端、男は躊躇なく手榴弾をあろうことか……蹴り上げていた。 -- 案山子さん (2012-12-02 22:24:46) - 司狼「(゜ロ゜)」  -- 名無しさん (2012-12-02 22:25:47) - 司狼「って顔すればいいのか?」 -- 名無しさん (2012-12-02 22:26:18) - それと同時に蹴り上げたほうが爆発し、そしてなぜかもう片方の足が爆発した・・・・・・ ???「!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-02 22:27:12) - 司狼「へっ!甘いんだよ!」 -- 案山子さん (2012-12-02 22:27:34) - ???「なんと手癖の悪い!!?」 -- 名無しさん (2012-12-02 22:28:27) - ジューダス「間抜けなりに大した動きだよあんた!」 シュライバー「カンフー映画でも出てれば!!」 ベイ「ここで死ぬけどなあ!!」 その隙を見計らっての一斉射撃をたたき込む。 -- 名無しさん (2012-12-02 22:28:47) - だが、???「、戴天」 -- 案山子さん (2012-12-02 22:29:25) - 吹き飛ばされた足が元に戻り、その場で大きく跳躍し、外へ逃げた。???「これ以上はいられん」 -- 案山子さん (2012-12-02 22:30:02) - 黄金「逃がさんよ」 -- 名無しさん (2012-12-02 22:31:41) - 聖槍で問答無用に打ち返された・・・ -- 名無しさん (2012-12-02 22:32:20) - ???「ぐっ!!?」 -- 案山子さん (2012-12-02 22:33:17) - 蓮「死ねよ!!!!」そして、蓮のギロチンが彼を切断しようとしたその時――???2「退きなさい……刹那」 -- 案山子さん (2012-12-02 22:34:10) - 蓮「!!?」 即座に飛び退く蓮 -- 名無しさん (2012-12-02 22:34:47) - 司狼「ごめん、そいつの背中に時限爆弾付けたの忘れてた」 -- 名無しさん (2012-12-02 22:35:27) - ???「なんですと!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-02 22:35:43) - 司狼「物のついでだ、ありがたく頂戴しろ?」 -- 名無しさん (2012-12-02 22:37:00) - 蓮「ぼちぼち時間じゃね?」 -- 名無しさん (2012-12-02 22:37:19) - ???「いつつけたんだよ??」 -- 名無しさん (2012-12-02 22:38:01) - シュライバー「僕が蹴り飛ばしたとき♫」 -- 名無しさん (2012-12-02 22:38:29) - そして、時限爆弾が起爆しようとした瞬間、???2「私は――引けと言ったぞ」男の時限爆弾が、不意に消えた。 -- 案山子さん (2012-12-02 22:39:16) - 一同『!?』不意に、カツン、カツン……と革靴音がゆっくりと歩いてくる。???2「まったく……手癖の悪いことだな」 -- 案山子さん (2012-12-02 22:39:58) - 司狼「技巧派紳士と呼んでくれていいぜ?」 -- 名無しさん (2012-12-02 22:40:56) - ???2「結構だ……少年」???「ぐっ……お前か」???2「何をやらかしている。早く魂を回収しろ」 -- 案山子さん (2012-12-02 22:41:53) - 司狼「それはさすがにセンスを疑うぞ?」 ???2「その通りだ」 -- 名無しさん (2012-12-02 22:42:41) - 司狼「いいだろ別に、お前もコイツのアフロ姿とか見たくねえ?」 ???2「それはぜひ見たいな」 -- 名無しさん (2012-12-02 22:44:55) - そう言って???の背中に残り一秒で爆発する時限爆弾を戻した・・・ -- 名無しさん (2012-12-02 22:45:33) - ???「何してくれとんじゃおま――」 ピーーーーーーーーーーーードカン・・・と爆発した -- 名無しさん (2012-12-02 22:48:14) - そして???はアフロになった・・・・・・・・・  -- 名無しさん (2012-12-02 22:53:24) - ???2「……ぶふぅ」 真っ先に噴き出すのが仲間の辺り、笑いを誘う。 -- 名無しさん (2012-12-02 22:56:31) - ???2「と、いつまでふざけているつもりだ」???「てめえのせいだろうが……」そこには、アフロになっていたが、すぐに元通りに戻っている存在がいた。 -- 案山子さん (2012-12-02 23:02:42) - 司狼「どうよ?」 ???2「面白かったな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-02 23:03:50) - 蓮「っていうか、無傷……かよ」司狼「なんかウチらの無敵超人共と似ているねェ、おい」???「さて、同じかな?」???2「お遊びはここまでだ……魂は私が運ぶ。お前は足止めをしろ」???「諒解」 -- 案山子さん (2012-12-02 23:04:17) - ???2は踵を返して、そのまま虚空へと消えていく。 -- 案山子さん (2012-12-02 23:04:46) - 司狼「とりあえず、この『一瞬アフロ』は仕留めとくか」 -- 名無しさん (2012-12-02 23:06:28) - 蓮「お前、先からネーミングセンスが安直すぎるぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-02 23:06:56) - 黄金「では、一瞬アフロ殿お相手願おうか?」 -- 名無しさん (2012-12-02 23:07:32) - ???「巫山戯てんのか?」 一同「呼ばれたくなきゃ名乗れ!!」 -- 名無しさん (2012-12-02 23:10:31) - ???「それもそうだな」 -- 案山子さん (2012-12-02 23:11:18) - そう言って男は己の纏うフードを脱ぎ捨てると、下からは群青色のチャイナ服を着た屈強な男だった。 -- 案山子さん (2012-12-02 23:12:10) - 司狼「うわ、似合わねえ!!」 -- 名無しさん (2012-12-02 23:12:33) - ???「ほざけ」 -- 案山子さん (2012-12-02 23:13:15) - そして、一瞬にして髪型を元に戻し、アサシン「アサシン……それが『我』が名だ。己の名前など、とうの昔に捨てた」 -- 案山子さん (2012-12-02 23:13:28) - 司狼「また、名無しのゴンちゃんかよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-02 23:14:15) - 黄金「思うに、どうやら作られた者は須らく名を「消されている」ようだな」 -- 案山子さん (2012-12-02 23:15:15) - 蓮「なるほど・・・・・しかし体術であれだもんな・・・気が抜けん・・」 -- 名無しさん (2012-12-02 23:16:11) - アサシン「そも、闘いとはなんだ?」唐突に質問するアサシン。 -- 案山子さん (2012-12-02 23:17:31) - アサシン「答えよ……黄金の王よ」 -- 案山子さん (2012-12-02 23:20:23) - 黄金「全てを壊(愛する)すことよ」 -- 名無しさん (2012-12-02 23:23:29) - 迷いなく答える黄金 -- 名無しさん (2012-12-02 23:23:48) - 黄金「戦いの定義など人によって違うものだ・・・それを個人に問うのはどうかと思うぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-02 23:27:13) - アサシン「それもそうだな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-02 23:30:45) - そして、徐に己の右足を軸に左足で円を描いていく。それは中国拳法でよく見られる―― -- 案山子さん (2012-12-02 23:32:08) - アサシン「八卦太極――黒白天理」 -- 案山子さん (2012-12-02 23:32:52) - 巨大な太極図に他ならない。 -- 案山子さん (2012-12-02 23:33:15) - 蓮「下手に捕まるなよ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-02 23:33:57) - 一同「わかってらい・・・」 -- 名無しさん (2012-12-02 23:34:15) - アサシン「では……足止め兼鏖殺と参ろう。あの二人の魂はもう戻らない。諦めろ」 -- 案山子さん (2012-12-02 23:34:47) - 蟹「貴様あああああああああああああああ!!!!姫様をよくも――!!」王「よせ!セバルディー!」 -- 案山子さん (2012-12-02 23:35:31) - 突っ込んでいく蟹をアサシンが一瞥し、アサシン「最初はお前か」 -- 案山子さん (2012-12-02 23:36:34) - シュライバー「しょうがないな~」 ぼやきつつカニを捕まえ投げ飛ばした・・・ -- 名無しさん (2012-12-02 23:37:25) - アサシン「先のが全速ではなかったのか!?」 -- 名無しさん (2012-12-02 23:37:55) - 蟹「覚悟おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-02 23:38:40) - アサシン「仕方ない……」ドクンッ!! 不気味に太極図がゆっくり回転していき、アサシン「玄武太極――鋼甲鉄槌殺爪」 -- 案山子さん (2012-12-02 23:39:04) - 呟くと同時に太極図が鳴動し、男の身体が獣のように四肢を着き、そして蟹を見た刹那――蟹が八つ裂きに裂かれていた。 -- 案山子さん (2012-12-02 23:40:05) - アサシン「また、つまらぬものを傷つけてしまった・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-02 23:41:07) - 蟹「――――――――」アサシン「そして、冥府に落ちろ……お前の末路に死を手向けよう」簡単に殺した蟹を一瞥してからそう言葉を贈ったアサシン。 -- 案山子さん (2012-12-02 23:41:35) - 王「セバルディィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!」パリアカカ「おのれえええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-02 23:42:10) - アサシン「王と神の魂か……貰い受けよう」黄金「いかん!!二人を止めろ!!」 -- 案山子さん (2012-12-02 23:42:50) - その言葉に答えるように蓮よシュライバーが二人を抑えた・・・ -- 名無しさん (2012-12-02 23:43:41) - ↑訂正 その言葉に答えるように蓮とシュライバーが二人を抑えた・・・ -- 名無しさん (2012-12-02 23:44:06) - 蓮「よせ!!」 シュライバー「死ぬ気?」 -- 名無しさん (2012-12-02 23:45:22) - 王「止めるな!セバルディーが!」 -- 案山子さん (2012-12-02 23:50:05) - アサシン「人は死ぬ……必ず死ぬ。それは蟹とて同じこと。そして」巨乳人魚たち『ひィ!?』アサシン「あれらも――な」黄金「いかん!!」 -- 案山子さん (2012-12-02 23:50:57) - アサシン「太極描きて諸行無常……我が祈りをもって成就させよ。朱雀太極――紅咒絶炎爪牙」 -- 案山子さん (2012-12-02 23:52:22) - アサシンを纏う気が紅になり、一気に男は右拳から抜き手へ変え、そのまま一気に――刺突した。向かう先は――人魚たちだ。 -- 案山子さん (2012-12-02 23:54:00) - 司狼「モードチェンジ・太極!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-02 23:54:52) - アサシンの炎がかき消えた・・・ -- 名無しさん (2012-12-02 23:55:33) - ↑訂正 司狼が受け止めた・・・ -- 名無しさん (2012-12-02 23:58:15) - エリー「司狼!」司狼「情けない声出してんじゃねえよ、エリー」 -- 案山子さん (2012-12-02 23:58:49) - 受け止めながら、徐々に炎が鎮静されていく。アサシン「ご都合か……気に入らないな」 -- 案山子さん (2012-12-03 00:06:01) - 司狼「俺もだ」 -- 名無しさん (2012-12-03 00:06:36) - アサシン「なに?」 -- 案山子さん (2012-12-03 00:07:13) - アサシン「その成りで否定するか……ご都合を」 -- 案山子さん (2012-12-03 00:10:05) - 司狼「お前の服見てるとラーメン食いたくなるな」 -- 名無しさん (2012-12-03 00:11:14) - 笑う司狼・・・・・・ -- 名無しさん (2012-12-03 00:11:30) - 司狼「冗談抜きでだ、ご都合主義なんて大っ嫌いだね。真面目に生きてるやつを馬鹿にしてる。そんなもんはいらねえし、そんなもんに頼ってるくそったれもくたばりやがれって話だ……そんな俺がご都合でムカつくご都合を消してるんだ、笑えるだろ」 -- 名無しさん (2012-12-03 00:13:06) - アサシン「……絡繰り人形として、上出来な意見だ。まあ、その言いようには賛成しておこう」 -- 案山子さん (2012-12-03 00:15:49) - アサシン「だが、私の攻撃が貫けなかったことに対しては気に食わん!!」 -- 名無しさん (2012-12-03 00:17:02) - そう言って己の右拳を司狼に向け、アサシン「さらにだ。ご都合というのは、現実に生きられず逃避したが故に手に入れた幻想(まぼろし)だ。そんなモノを手に入れてのうのうと生きている……笑わせる。否が応にも、ご都合に囚われた者たちが跋扈している……気に喰わないことこの上ない」 -- 案山子さん (2012-12-03 00:17:35) - それは、エイヴィヒカイトを有している者たち全員にそれが言える。現実を生きられなかった。巻き込まれようがそうでなかろうが変わらない。現実から目を背けたのだ。 -- 案山子さん (2012-12-03 00:18:39) - 司狼「気が合うな、だが・・・・それでも、生きてる以上は」 蓮「俺の刹那だ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-03 00:19:34) - アサシン「ふ……笑わせるな。元人間としてこれだけはいえる……貴様らの主張とやらは、所詮絵空事だ。司狼……といったな?お前の主張は正しい。お前はそれゆえにお前の世界(地獄)で変えようとしている。ならば、それ相応に相手をしてやろう……元達人としてな」 -- 案山子さん (2012-12-03 00:20:25) - 司狼「いいぜ?」 -- 名無しさん (2012-12-03 00:21:35) - そう言って司狼が前に躍り出た。 -- 案山子さん (2012-12-03 00:21:53) - 司狼「邪魔すんじゃねえぞ、てめえら……ご指名だ」 -- 案山子さん (2012-12-03 00:22:17) - 司狼「ひとつ言わせろや?」 アサシン「なんだ?」 -- 名無しさん (2012-12-03 00:23:39) - 司狼「自分を自分で空っぽにしてきたような奴が何を今更ってんda -- 名無しさん (2012-12-03 00:24:23) - ↑訂正 司狼「自分を自分で空っぽにしてきたような奴が何を今更ってんだ?そんな奴に誰が好き好んで負けてやるかよ」 -- 名無しさん (2012-12-03 00:25:09) - アサシン「……空っぽ。確かにそうだな。ただ」そこで男の眼はまるで――あの赤き弓兵のような悲しげな眼をしていた。 -- 案山子さん (2012-12-03 00:26:12) - 司狼「どうやらあんたは・・・」 -- 名無しさん (2012-12-03 00:28:49) - 司狼は何かを感じ取ったようだ・・・・ -- 名無しさん (2012-12-03 00:29:27) - アサシン「何も言うなよ?」 司狼「これ以上野暮は言わねえよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-03 00:30:06) - そこで二人の空気が一変した。 -- 案山子さん (2012-12-03 00:31:31) - アサシン「鬼に逢うては鬼を斬る」司狼「仏に逢うては」二人『仏を斬る!!』 -- 案山子さん (2012-12-03 00:32:11) - 刹那、二人はコンマ数秒の狂いもなくまったく同時に突っ込んでいた。 -- 案山子さん (2012-12-03 00:32:45) - アサシン「掌底!!」司狼「甘いぜェ!!」迫る掌底を何とか真横へ回避したが、完璧に避けたはずが、司狼の服の一部が裂けていた。なんという鋭さ。 -- 案山子さん (2012-12-03 00:33:45) - アサシン「よく避けた!!!」 -- 名無しさん (2012-12-03 00:34:43) - 司狼「抜かせ、気づかねえか?」 彼の服も一部避けていた・・ -- 名無しさん (2012-12-03 00:35:25) - 司狼もなんだかんだで超人とともに生活して腕を上げていたのだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-03 00:37:05) - ベイ&シュライバー「鍛えてやった甲斐があったぜ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-03 00:37:42) - アサシン「ならば!」ドン!と地面を踏みしめ、アサシン「疾ッ――!!」男の姿が消え――!?司狼「ぐぼは!?」いつの間にか己の真横にいたアサシンの回し蹴りをモロに受けて吹き飛ぶ司狼。 -- 案山子さん (2012-12-03 00:41:43) - 蓮「縮地か!?」 -- 案山子さん (2012-12-03 00:42:06) - 司狼「負けるか!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-03 00:43:04) - 叫んで即座に立て直す司狼 -- 名無しさん (2012-12-03 00:43:28) - そして突きに来たところを躱して捕まえ、投げ飛ばす -- 名無しさん (2012-12-03 00:44:22) - アサシン「入山宜知六甲秘祝 祝曰 臨兵鬥者 皆陣列前行!!」 -- 案山子さん (2012-12-03 00:45:36) - 空中で残像すら残さぬ速度で印を結んで、壁に足を着けて――アサシン「火遁――劫火!!」 -- 案山子さん (2012-12-03 00:46:30) - 司狼「秘技、シュピーネの真似!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-03 00:47:16) - 飛んでくる無数の劫火を交わしていく アサシン「馬鹿な!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-03 00:48:00) - シュピーネ「私の回避術が!?」 -- 案山子さん (2012-12-03 00:48:31) - アサシン「ならば!凡九字 常當密祝之 無所不辟 要道不煩 此之謂也!!」 -- 案山子さん (2012-12-03 00:48:55) - 司狼「貧弱貧者!!無駄無駄ああああああああああ!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-03 00:49:23) - 蓮「シュピーネより完成度が高い!!?」 -- 名無しさん (2012-12-03 00:50:10) - シュピーネ「なんですと!?Σ(゜□゜;)」 -- 案山子さん (2012-12-03 00:50:39) - シュピーネ「わたしはそれを超えてみせる!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-03 00:51:18) - 司狼に対抗意識を燃やすシュピーネ -- 名無しさん (2012-12-03 00:51:41) - 黄金「ひっこんでいろ。邪魔だ」 -- 案山子さん (2012-12-03 00:52:59) - 投げ飛ばさされたシュピーネ -- 名無しさん (2012-12-03 00:53:27) - アサシン「急急如律令――怨敵退散!!疾ッ――!!」 -- 案山子さん (2012-12-03 00:54:46) - さらに加速して疾走しながら司狼へ踵落としを放つアサシン。 -- 案山子さん (2012-12-03 00:55:15) - 司狼「遅い!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-03 00:55:50) - アサシン「なんだと!!?」 司狼「あの白チビの方が早いんだよ!!」 -- 名無しさん (2012-12-03 00:56:32) - 司狼はアサシンを捕まえ、横っ面をぶん殴った -- 名無しさん (2012-12-03 00:57:34) - アサシン「ぐっ……!?」 -- 案山子さん (2012-12-03 00:58:36) - 司狼「終わるかよ!!!!」 さらにベイのような縦横無尽の攻撃を繰り出す司狼 -- 名無しさん (2012-12-03 00:59:38) - ベイ「連撃に出るまでのムダが無くなってやがる・・・」 -- 名無しさん (2012-12-03 01:01:54) - シュライバー「成長したね~」 -- 案山子さん (2012-12-03 01:02:30) - アサシン「…………」マキナ「妙だ」アンナ「へ?」マキナ「無抵抗すぎる……奴ならば反撃できるはずだ」 -- 案山子さん (2012-12-03 01:03:03) - アサシン(……あと少し、踏み込んで来い) -- 案山子さん (2012-12-03 01:04:45) - ベイ「野郎もそれを解ってんのか下手な踏み込みをしてないな」 -- 名無しさん (2012-12-03 01:06:06) - 司狼「こいつ、なんか狙ってやがる・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-03 01:06:41) - アサシン「!!そこだ、扣歩!!」 -- 案山子さん (2012-12-03 01:07:13) - 司狼「やべ!!?」 -- 名無しさん (2012-12-03 01:07:55) - 司狼の攻撃が一瞬止んだのを狙って、上体をギリギリまで残し、一気に側面に滑り込んだ。司狼「な、消え――」今の司狼の視界から完全に消えたかのように見えていた。そして、 -- 案山子さん (2012-12-03 01:08:40) - アサシン「擺歩!!」司狼の足に己の足を引っ掛け、上体を押しただけで司狼を転ばせたのだ。司狼「ガハッ……」 -- 案山子さん (2012-12-03 01:09:35) - 司狼(やべ……意識が) -- 案山子さん (2012-12-03 01:10:01) - 地に伏した司狼を片足のみで浮き上がらせ、アサシン「靠撃!!」 -- 案山子さん (2012-12-03 01:11:10) - 司狼「ふざけろ、タコが!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-03 01:11:38) - 叫んで状態をそらし攻撃を交わして急所にヘッドバットを叩き込んだ アサシン「!!!????」 -- 名無しさん (2012-12-03 01:12:49) - 司狼「へへ……効くだろ?」 -- 案山子さん (2012-12-03 01:13:11) - アサシン「八極の一手」それは極意。 -- 案山子さん (2012-12-03 01:13:55) - アサシン「双纒手!!!!」蓮「やべえ!逃げろ司狼!」 -- 案山子さん (2012-12-03 01:14:20) - 司狼「使いたくなかったが・・・」 -- 名無しさん (2012-12-03 01:14:53) - 司狼「秘技、 -- 名無しさん (2012-12-03 01:15:25) - ↑訂正 司狼「秘技其ノ二、鯱返し!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-03 01:16:19) - アサシン「!!!!!!!!!!?」 -- 案山子さん (2012-12-03 01:16:45) - 強引に体をそらしアサシンの頭上に上がりそのまま反動を利用してアサシンを押し倒した・・・頭から -- 名無しさん (2012-12-03 01:18:35) - アサシン「なんだ、その体の柔らかさは!!!!!!!??」 司狼「みさらせ!!これが太子クオリティーだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-03 01:22:09) - 蓮「うぜェ」 -- 案山子さん (2012-12-03 01:23:58) - 司狼「主人公の座をよこせええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-03 01:25:22) - アサシン「もはや関係ねええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!」  -- 名無しさん (2012-12-03 01:25:46) - それでも司狼は必死だ・・・・ -- 名無しさん (2012-12-03 01:27:34) - 蓮「誰が寄越すか三下。とっとと倒せよ」 -- 案山子さん (2012-12-03 01:34:11) - 司狼「やってやらあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-03 01:34:57) - 全体重をかけて首からアサシンを地面に叩きつけた -- 名無しさん (2012-12-03 01:35:25) - アサシン「ぐっ!!なんだ、この力は!?」 -- 案山子さん (2012-12-03 01:36:23) - マリィ「うふふ……レンったら」玲愛「俳優になれるわ……AVの」ベア「はいストップです」 -- 案山子さん (2012-12-03 01:37:00) - 蓮「あいつにはこれくらいで十分なんだよ」 -- 案山子さん (2012-12-03 01:37:19) - 司狼「俺は、いろんなもん背負ってるからな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-03 01:38:23) - 司狼「人の魂集めて、死を冒涜してるような奴らに負けてやる気は微塵もねえんだよ」 -- 名無しさん (2012-12-03 01:43:03) - 司狼「お前は絵空事と笑ったがよ、うちの大将は誰よりも生と死を重く見てる・・・そこだけは評価できると思うぜ?」 -- 名無しさん (2012-12-03 01:44:55) - アサシン「……ふん。では問うが、お前たちの祖たる者、果たして評価できるか?」 -- 案山子さん (2012-12-03 01:46:04) - 司狼「それは論外だ、そのうち潰すし」 -- 名無しさん (2012-12-03 01:46:33) - 司狼「人に完璧なんて言葉は何があっても当てはまらねえよ」 -- 名無しさん (2012-12-03 01:47:11) - 司狼「そうだろ?なあ?」 アサシン「全くだな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-03 01:48:31) - アサシン「では」スッ、と目を細め、アサシン「赤き弓兵をどう思う(・・・・・・・・・)?」 -- 案山子さん (2012-12-03 01:49:47) - 司狼「お前と似てるな・・・だが奴は1が残ってるぜ?」 -- 名無しさん (2012-12-03 01:51:01) - アサシン「どう言う意味だ?」 司狼「本当の自分があった、捨ててなんていなかった、といったつもりなんだが?」 -- 名無しさん (2012-12-03 01:52:08) - 司狼「あいつの泣き面の写真あるぜ?」 -- 名無しさん (2012-12-03 01:53:25) - アサシン「あいつが泣いただと!!?」 -- 名無しさん (2012-12-03 01:53:44) - 司狼「ああ……」そして、皆の脳内に過る別の世界でのあの男の横顔。 -- 案山子さん (2012-12-03 01:57:43) - 弓兵(――――――――ついて来れるか)それは誰に言った言葉なのか、分からない。ただ、彼は貫いたのだ。己の信念を。魂を。その行く末がどうであれ、彼は貫いたのだ。 -- 案山子さん (2012-12-03 01:58:39) - 司狼「あいつの中には、しっかりと残っていたぜ?無くしてなんかなかったよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-03 02:00:32) - アサシン「……く、くふふふ……くふふふふふふ……そう、か」 -- 案山子さん (2012-12-03 02:02:15) - ならば、と開眼させ、アサシン「決めるぞ!!」司狼「!!」そこでアサシンから闘気が溢れだし、司狼は後退した。 -- 案山子さん (2012-12-03 02:03:17) - 司狼「意地でもだな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-03 02:04:11) - 呟いて笑う司狼 -- 名無しさん (2012-12-03 02:05:11) - 司狼(追いつくどころか追い越してやるよ・・・・) -- 名無しさん (2012-12-03 02:06:05) - アサシン「嬉しそうだな?」 司狼「まあな」 -- 名無しさん (2012-12-03 02:06:42) - 弓兵(――――――――――――勝て)司狼(!?)弓兵(――――――――お前なら、勝てる)聞こえるはずのない男の声。その声に、司狼は笑みを浮かべた。 -- 案山子さん (2012-12-03 02:07:42) - 司狼「もらって背負ったわけだからな?」 悪童のように笑いそう告げる司狼 -- 名無しさん (2012-12-03 02:08:35) - アサシン「使命感というやつか?」 司狼「違うな、自分で決めたんだ、我侭さ」 -- 名無しさん (2012-12-03 02:10:18) - 二人の間に風が吹く……そして―― -- 案山子さん (2012-12-03 02:11:25) - 二人は同時に動いた、ここからは技もクソもないただの殴り合いだ -- 名無しさん (2012-12-03 02:12:57) - 自分の我を通すただそれだけ・・・ -- 名無しさん (2012-12-03 02:14:01) - 司狼「つぉぉぉぉぉらあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」アサシン「破あああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-03 02:16:35) - どちらも引かない・・・いや引けない・・・ -- 名無しさん (2012-12-03 02:18:06) - ……???「ふふふ……舞え。踊れ。狂え。さすれば、魂が輝く」二つの新たな魂を漂わせながら、彼らの闘いを見ながら嘯く謎の影。 -- 案山子さん (2012-12-03 02:19:43) - 黄金「何やらふざけた視線を感じるな・・・・・・この素晴らしき決闘を無粋な視線で汚すなどあってはならん・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-03 02:21:30) - 司狼の拳がアサシンの顔面にめり込めば、アサシンの膝が司狼の腹に突き刺さる -- 名無しさん (2012-12-03 02:24:51) - 司狼「ぐっ……だらあああああああああああ!!!!!!!!!」アサシン「ふんっ!!」 -- 案山子さん (2012-12-03 02:27:54) - ……???「そうだ、悶え苦しめ。そして魂をもっと輝かせろ。我に魂を、至高を魅せろ」???2「相も変わらずだな……だが、興味深い連中ではあるようだな」 -- 案山子さん (2012-12-03 02:29:25) - 司狼「お前にだけは負けん!!!!!!!」  司狼は叫びながらリバーブロー、顔面にフック、アッパーを最速で叩き込む -- 名無しさん (2012-12-03 02:32:34) - アサシン「ぐっ……我阿阿阿阿阿阿阿阿阿阿阿阿阿阿阿阿!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-03 02:34:09) - 蓮(女)「司狼!負けるなあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!」香純「勝ちなさいよ!司狼!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-03 02:34:46) - ベイ「確実に急所を狙うことを叩き込んできてよかったぜ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-03 02:36:25) - シュライバー「全部いい角度で入ってるね~」 -- 名無しさん (2012-12-03 02:36:44) - それでもアサシンは引かない・・・ みぞおちに膝を、体が下がったところに拳を確実に決めてくる・・・ -- 名無しさん (2012-12-03 02:37:57) - 司狼「がああああああああ!!っくうううううう!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-03 02:40:43) - アサシン「因果応報……一撃決殺!!おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-03 02:46:23) - 司狼「喰らうか、ボケ!!!!!!!!!!!」 躱してカウンターに連撃を叩き込む -- 名無しさん (2012-12-03 02:48:30) - ここでついに、アサシンが崩れた。アサシン「……ガハッ」ドサッ -- 案山子さん (2012-12-03 02:52:00) - 司狼「どうだ・・・効くだろうが・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-03 02:52:40) - 司狼がアサシンを見下ろした・・・ 司狼「負けられないんだよ・・・・聞こえちまったからな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-03 02:53:36) - アサシン「自分自身か・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-03 02:56:36) - 司狼「そうだ」 -- 名無しさん (2012-12-03 02:56:49) - アサシン「あいつは強かったか?」 司狼「お前なんぞよりもな・・・精神も技も、何もかもがだ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-03 02:59:00) - 弓兵(――――――――ふ、上出来だ。ならば、貫くがいい)また、そう聞こえた。 -- 案山子さん (2012-12-03 02:59:27) - 司狼(ふっ、上等だ・・・・・・) -- 名無しさん (2012-12-03 03:02:05) - 薄く笑みを浮かべそう返す司狼 -- 名無しさん (2012-12-03 03:03:19) - アサシン「そうか・・・・・・」 どこか満足そうな顔をしている・・・ -- 名無しさん (2012-12-03 03:05:11) - マキナ「……終わったな」蓮「しかし……中国拳法。接近戦か」ベイ「下手したら、相性的に小僧は適任だったろうな」ベア「どっかの誰かさんみたいにケンカ慣れしてますしね」蓮(女)「司狼!大丈夫か!?」 -- 案山子さん (2012-12-03 07:27:58) - 司狼「ああ……痛テテ」エリー「はいはい、ドクターストップ。肋骨が三本折れてて、左足は内出血。その他諸々で大怪我ってところね」司狼「そんな簡単に言うなよ;」エリー「ふんっだ」 -- 案山子さん (2012-12-03 07:35:01) - 黄金「……名を忘れた、いや名を捨てられた者。問う、卿は我が配下になる気はないかね?」アサシン「……軍勢、変生か。情報は聞いている……獣の爪牙。鬣の一本になるか……だが、私を取り込むのは賢い選択とはいえんな」黄金「卿ならば問題なし、と私が判断したのだ。このまま死なせるには、卿は惜しい。アーチャーの一件から、私は卿らをむざむざ消させるわけにはいかんと……そう思ったのだ」 -- 案山子さん (2012-12-03 07:37:53) - 蓮「それにいろいろ話もしたいしな…」 -- 名無しさん (2012-12-03 09:20:56) - アサシン「……そうだな」 -- 案山子さん (2012-12-03 22:52:34) - そこで身体を上げ、体の埃を払った。 -- 案山子さん (2012-12-03 22:54:06) - アサシン「名を忘れた我を爪牙として……仲間として受け入れるのならば、この現実と向き合え(・・・・・・・・・)」そう言って自ら聖槍へ貫かれた瞬間、黄金「!?」彼の脳裏にアサシンの情報が入ってきた。 -- 案山子さん (2012-12-03 22:55:09) - 過去回想~ ザー…… ???「魂、か。面白い……彼らは、私の実験対象になり得るのか?四葉よ』四葉『さてな……だが、確率事象が起きたことで生じたこの事実、見逃す道理はあるまい。何より、天(みかど)』 -- 案山子さん (2012-12-03 22:57:10) - ???『ああ、あの者か……まあいい。互いに目的が同じであるならば』四葉『ああ、問題ないな』 -- 案山子さん (2012-12-03 23:00:11) - 回想終了…… 黄金「……もしや、今のが」アサシン「……そう。お前たちが定める元凶だ」 -- 案山子さん (2012-12-03 23:01:00) - 蓮「場所がわかればすぐにでも乗り込みたいが・・・」  -- 名無しさん (2012-12-03 23:03:55) - 司狼「さんざん好き勝手してくれてるわけだしな・・・・こっちから仕掛けて一きいに潰してやる・・・」 エリー「無茶言ってんじゃないよ?このケガで」 -- 名無しさん (2012-12-03 23:04:59) - ↑訂正 司狼「さんざん好き勝手してくれてるわけだしな・・・・こっちから仕掛けて一気にに潰してやる・・・」 エリー「無茶言ってんじゃないよ?このケガで」 -- 名無しさん (2012-12-03 23:05:41) - アサシン「無理だ……あれのいる場所に征くことは出来ん」 -- 案山子さん (2012-12-03 23:06:26) - 司狼「次元が別にあるってことか?」 -- 名無しさん (2012-12-03 23:07:15) - アサシン「それもある。だが、水銀の掌握している術でも無理なのだ……なぜなら――」???『は~いそこまでですよ~、傀儡ちゃん。おしゃべりが過ぎる奴には死刑をプレゼント~ヒャッハァ!!』アサシン「!?」刹那、虚空からドス黒い緑色のナイフが蛇の形状をしたままアサシン目掛けて放たれていた。 -- 案山子さん (2012-12-03 23:08:43) - ジューダス「ざけんな!!」ナイフを撃ち落としにかかるジューダス -- 名無しさん (2012-12-03 23:09:28) - どうにか撃ち落としたが投げた張本人は笑っていた・・・・ -- 名無しさん (2012-12-03 23:10:53) - ???『あ~あ……なんだ、もう反応したのかよ。つっまんね~なァ……なあ、仔犬ちゃんたち(・・・・・・・)』 -- 案山子さん (2012-12-03 23:12:00) - ジューダス「いやいや~手癖が悪いもんで~、卑怯者さん?」 -- 名無しさん (2012-12-03 23:14:44) - ルサルカ(今の技…というか魔術に近いわね。ハザマの奴が使っていたものに似てる…嫌な感じは段違いだけど) -- 名無しさん (2012-12-03 23:16:04) - ???『……調子に乗るな、クソ餓鬼ども』そこに、虚空から姿を現したのは――ハザマと瓜二つの存在だった。 -- 案山子さん (2012-12-03 23:16:54) - ???「はじめてまして……そしてさようなら。今夜、ここに神はいない」すると、世界に亀裂が生じた。???「チッ……異分子の耐性がなさすぎだな。もう崩れてきたか」 -- 案山子さん (2012-12-03 23:21:01) - ベイ「これ、ヤバくね?」 -- 名無しさん (2012-12-03 23:22:38) - ルサルカ「桁外れの質量の異界が元の空間を侵食して空間自体が崩壊してる!? …このままじゃこの世界自体が消えるわよ!?」 -- 名無しさん (2012-12-03 23:24:00) - ???「ま、どうでもいいだろ。どうせここで何体か……」そこで瓜二つのハザマの目が亀裂のように細まり、???「消えるんだからなァッ!!」 -- 案山子さん (2012-12-03 23:24:31) - マキナ「!!きょうだ――」ハザマ(瓜二つ)「遅ェッ!!」マキナが動く前に、黒緑の蛇が彼の腕に突き刺さっていた。 -- 案山子さん (2012-12-03 23:25:32) - ハザマ(瓜二つ)「んじゃ、まず一体――」マキナ「ぐっ!?」ハザマ(瓜二つ)「消えちまえよ!天秤ちゃんよぉ!!」 -- 案山子さん (2012-12-03 23:26:20) - 蓮「やらせるか~!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-03 23:27:02) - 割ってはいろうとする蓮・・・・ -- 名無しさん (2012-12-03 23:27:21) - ハザマ(瓜二つ)「はい、射程圏」 -- 案山子さん (2012-12-03 23:28:42) - 蓮「はい、のんびりすぎ!!!」 さらに加速しケリを放つ -- 名無しさん (2012-12-03 23:29:30) - ハザマ(瓜二つ)「遅ェ」蓮「!?」すると、いつの間にか蓮の周りには無数の黒緑の蛇を纏ったナイフが漂い、照準が蓮に合わさっていた。ハザマ(瓜二つ)「死ねェや!!」 -- 案山子さん (2012-12-03 23:30:23) - 無数の蛇が蓮に向かって飛来し、そのまま直撃した。ハザマは回避していて、さりげなくベイの肩にもナイフが突き刺さっていた。 -- 案山子さん (2012-12-03 23:31:14) - ベイ&蓮「ぐあっ!!?」 -- 名無しさん (2012-12-03 23:32:32) - ハザマ「蜘蛛野郎、とりあえずお前も死んどけ?」 -- 名無しさん (2012-12-03 23:34:09) - シュピーネ「(゚д゚lll)!!!」 -- 名無しさん (2012-12-03 23:34:34) - 蛇が飛んでくるシュピーネは変な顔して固まっている・・・しかし・・・・ -- 名無しさん (2012-12-03 23:35:17) - シュピーネ「だああああああ!!??」 関節や骨格、運動法則を無視したような珍妙な動きで回避するシュピーネ。 -- 名無しさん (2012-12-03 23:36:30) - だが、 -- 案山子さん (2012-12-03 23:37:20) - ハザマ「ウザい!!!」 即座に回り込み蹴り飛ばしにかかるだが・・・・ -- 名無しさん (2012-12-03 23:38:44) - シュピーネ「ほあちゃあああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」 奇声をあげてさらに躱す・・・ -- 名無しさん (2012-12-03 23:44:34) - ドクンッ!! ハザマ「第666拘束機関解放」黄金「なに?」ザミ「まさか!?」ハザマ「見せてやる――」テルミ「碧のをな!次元干渉虚数方陣展開!!」ハザマ「!?」 -- 案山子さん (2012-12-03 23:48:16) - すると、硝子が砕ける音と共にもう一人のハザマが空間を突破しながら出てきた。 -- 案山子さん (2012-12-03 23:48:57) - テルミ「失せろや!端役!!!!」テルミの神速とも呼べる速度の投擲ナイフが相手の眉間へ突き刺さり、瞬時に黒緑の蛇が頭部を砕いていた。 -- 案山子さん (2012-12-03 23:50:10) - テルミ「ナイス時間稼ぎだ、蜘蛛」 -- 名無しさん (2012-12-03 23:53:21) - シュピーネ「死にたくなかっただけですよ!!」 -- 名無しさん (2012-12-03 23:54:45) - 答えながら比較的安全圏に神速で退避する。 ルサルカ(逃げ足限定でシュライバー並みね;) -- 名無しさん (2012-12-03 23:56:01) - テルミ「まだ死んでないだろ?湧いてでろや、汚物」 -- 名無しさん (2012-12-03 23:58:33) - ハザマ(瓜二つ)「…ああ、ああ…何だこりゃあ……何してくれてんだクソカスがあああああ!!!??」 激昂するハザマ。粉砕された頭部が再生されるが、その怒りを示すように髪が逆立つ。 -- 名無しさん (2012-12-04 00:00:42) - テルミ「なに?ってお前というゴミを掃除しに来たんだろ?」 -- 名無しさん (2012-12-04 00:01:27) - ニヒルに笑うテルミ -- 名無しさん (2012-12-04 00:01:42) - テルミ「俺様のコピー風情がなに粋がってんだ、あァ?汚物が、笑わせるなよ。あァ!?」テルミの怒号が黄金たちにまで伝播する。 -- 案山子さん (2012-12-04 00:03:26) - テルミ「コピーが本物を超えるってロマンがあっていいよな?」 -- 名無しさん (2012-12-04 00:04:10) - ↑訂正 ハザマ「コピーが本物を超えるってロマンがあっていいいよな?」 -- 名無しさん (2012-12-04 00:05:16) - ベア(シスコンチンピラとはエライ違いですね・・・) -- 名無しさん (2012-12-04 00:06:27) - テルミ「ゴミはゴミらしくしとけば良いのによぉ(^_^)」 かなり良い笑顔だ…しかし殺気は跳ね上がったら…… -- 名無しさん (2012-12-04 01:29:23) - ハザマ「てめえ……ブチ殺――」殺気を高め、殺そうとしたその時、ついに世界の亀裂が大きくなり――裂けた。全員『なに!?』ハザマ「ちっ!いいところで!」テルミ「ちっ……!おいてめえら、とっととこの世界から離脱すんぞ!巻き込まれたらああなるぞ!」 -- 案山子さん (2012-12-04 17:02:42) - そう言って指さすと、あの王やパリアカカたちが、まるで石化したかのように動かなくなっていた。それは他の人魚たちも同じことがいえる。ハザマ「しゃあねェ!『本来の目的』は達成したが、念には念だ、もらっていくぞ!」そう言って一本の黒緑の蛇と化したナイフを巨乳人魚たちへ放つと、円を描くように方陣が描かれ、ハザマ「はっ!」方陣と共に人魚姫たちの姿が消えていた。 -- 案山子さん (2012-12-04 17:05:41) - 黄金「テルミ殿の言うとおりにしよう、皆急ぐぞ!」 全員「ヤヴォール!!!!!!」 蓮「あんたも捕まれ」 アサシン「すまない」 -- 名無しさん (2012-12-04 17:19:13) - ハザマ「おっと!逃がすか!」アサシンに向かって世界が崩壊する中、ナイフを問答無用で投擲してくるハザマ。 -- 案山子さん (2012-12-04 17:23:57) - テルミ「ウザいんだよ!!!!!!」 振り向きざまにナイフを投げて撃ち落とす -- 名無しさん (2012-12-04 17:29:27) - しかしさらにナイフが飛んでくる…しかし 司狼「奢りだ、とっとけや(-_☆)」 ナイフに器用に閃光弾をブチ当てた ハザマ「しまった!!??」 テルミ「いまだ…飛び込め!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-04 17:33:54) - ハザマ「ちっ!まあいい……ならば、アレは貰っていくぞ」なんと、弾かれたナイフが石化した王の槍の方へと落ちていき、ハザマ「神造兵器……貰う!」刹那、トライデントホーンが虚空へと消えた。 -- 案山子さん (2012-12-04 17:34:30) - ハザマ「くははははははは!あの方はさぞお喜びになるだろう!んじゃ、バイビー!」そう言うと、司狼の弾丸を諸共せずに、虚空へと消えていく。 -- 案山子さん (2012-12-04 17:35:28) - ハザマ「ああ、そうそう……そういえば、一応言っておいてやろう」消えつつあるハザマは、ハザマ「ミレニアム……キングダム……覚えとけやァ」そう言い残して、いち早くこの世界から消えていった。 -- 案山子さん (2012-12-04 17:36:27) - 蓮「随分と悪趣味な名前付けるな…センス疑うぞ…」 -- 名無しさん (2012-12-04 17:38:31) - テルミ「ナイス援護だ…狼」 司狼「デカいの持って行かれたけどな…」 -- 名無しさん (2012-12-04 17:41:02) - 司狼「それはいいが…状況かなりまずいことになってんでねーのかい?」 -- 名無しさん (2012-12-04 17:48:20) - 徐々に崩壊していく世界。そして石化していき、消えていく人魚たち。 -- 案山子さん (2012-12-04 17:49:47) - テルミ「察しの通りだ…」 かなり重たい表情で告げるテルミ -- 名無しさん (2012-12-04 17:52:56) - ベイ「あの変態が出張れないってのは確実何だよな?」 -- 名無しさん (2012-12-04 17:56:16) - テルミ「ああ。少々あの変態も手こずっていてな……ここ一ヵ月一睡もしてねえんだよ」 -- 案山子さん (2012-12-04 17:56:39) - 黄金「あのカールが…」 驚愕する黄金 -- 名無しさん (2012-12-04 17:59:48) - 司狼「いったん状況整理すっか?」 -- 名無しさん (2012-12-04 18:01:50) - ザミエル「ほとんどなにも解らん状態では話を聞いても理解が追い付かんからな…」 -- 名無しさん (2012-12-04 18:02:50) - テルミ「ああ……って、おい」ふと声をかけると、あの女医だけが何故か石化せず、蹲っていた。このままでは彼女も彼ら同様に石化してしまうのは明白。女医「うぅ……」 -- 案山子さん (2012-12-04 18:04:11) - 蓮「あれ助けに行くの間に合うか!!??」 -- 名無しさん (2012-12-04 18:06:29) - マキナ「俺が――」ベイ「いんや、俺が征くぜ!」そう言うや否や、ベイは疾走していた。テルミ「気を付けろ!硝子の欠片に触れでもしてみろ!お前も世界諸共消えるぞ!」 -- 案山子さん (2012-12-04 18:07:44) - 世界が崩壊していくと同時に空間に皹が入っており、そこから崩れるように硝子の破片が飛び散っていた。あれのことだろう。タイムラグも予告なしで突然空間が割れるのだ。警戒して然りだ。 -- 案山子さん (2012-12-04 18:08:37) - ベイ「解った!」 -- 名無しさん (2012-12-04 18:09:36) - ジューダス「今あいつは完全に居ないよな…」 テルミ「ああ、この世界にはな…」 -- 名無しさん (2012-12-04 18:12:54) - 何とか回避しながら蹲る女医に接近するベイ。ベイ「おい、動けるか?」女医「……お、王は?」 -- 案山子さん (2012-12-04 18:21:46) - ベイ「話は後だ…この世界が崩れる前に戻るぞ -- 名無しさん (2012-12-04 18:28:10) - 女医「そうね…」 女医を抱えて無事に帰還するベイ … -- 名無しさん (2012-12-04 18:29:26) - エリー「お疲れさん」 ベイ「ああ…」 -- 名無しさん (2012-12-04 18:31:00) - テルミ「豪快にバリバリ逝かなくて良かったぜ…」 -- 名無しさん (2012-12-04 18:43:50) - 黄金「ともかく、まずは脱出が先だな」テルミ「ああ」 -- 案山子さん (2012-12-04 18:51:27) - そう言うや否や、テルミが黄色い双眸を光らせ、テルミ「この世界から離脱するぜ!俺の肩に捕まれ!ガキども!」 -- 案山子さん (2012-12-04 18:52:12) - 一同「おう」 全員テルミの肩に捕まった -- 名無しさん (2012-12-04 18:53:38) - テルミ「んじゃ……」ナイフを徐に上空へ投げた。テルミ「転移!」そのナイフの矛先が下に向いた瞬間、彼らを魔法陣が包み込んだ。そして――気づけばそこは、“座”だった。 -- 案山子さん (2012-12-04 18:57:47) - テルミ「御一行様、ゲームをまあクリアっていう形で出てこさせたぜ?」水銀「……ァあ……その……ようだな」目の前には、軍服姿の、若干やつれた水銀がいた。いつもの感じが完全に消えていた。 -- 案山子さん (2012-12-04 18:59:15) - 蓮「親父、大丈夫か!!??」 -- 名無しさん (2012-12-04 19:09:51) - 何かいつものウザさがないどころか、不味いものでもたべて腹でも壊しているような感じがする… -- 名無しさん (2012-12-04 19:12:37) - 水銀「大丈夫……か。なに、安心……したまえ。この程度……の、こと……マルグリットとの……出会いに……比べれば……大したことは、ないよ」 -- 案山子さん (2012-12-04 23:06:20) - 黄金「…カール、何があった?」 ただならぬ様子に、黄金も率直に事態を問いただす。 水銀「…毒を食わされた…性質の悪い猛毒をね」 黄金「猛毒か。卿を害するとは相当だな」 水銀「ああ…私の掌握する世界の中に突然現れた異物……如何なる可能性や因果律を考慮しても決して形成されるはずがない異世界…」 -- 名無しさん (2012-12-04 23:33:47) - 水銀「加えて……言うならば……神造兵器……あれが……奪われたのが……原因とも……いえよう……」 -- 案山子さん (2012-12-04 23:40:26) - 司狼「すまん、もうちょい気を配ってれば…」  -- 名無しさん (2012-12-04 23:53:06) - 水銀「気に……するな……ゲオル、ギウスよ……あの偽物は……仮にも、テルミの力を……完全に一緒な、のだ……無理も、あるまい」 -- 案山子さん (2012-12-05 00:02:55) - ベイ「随分とテルミって奴の力を評価してんだな」 テルミ「何だよ、その目は?」 疑惑の目をテルミに向けるベイ。いや、ベイだけではなく一同の視線がテルミに集まる。 エリー「あんた、いったいなんなのさ? 今までは舞台の司会進行で流しても良かったけど、こんな事態を起こした奴らの一人がそっくりさんで、同じような力を持ってるってんなら。見過ごすわけにもいかないでしょ」 -- 名無しさん (2012-12-05 00:20:28) - テルミ「そりゃそうだな、話してもいいかい?」 すいぎん「どのみち・・・事態が・・・事態だ・・・・仕方あるまい」 -- 名無しさん (2012-12-05 00:23:30) - テルミ「んじゃま、説明してやんよ」そこでテルミは振り返り、テルミ「俺はな……元々は、別世界の住人なんだよ」 -- 案山子さん (2012-12-05 00:45:19) - 黙って聞き入る一同・・・ -- 名無しさん (2012-12-05 00:50:50) - テルミ「目的が合致して、俺は協力してんだよ……この変態とな。ま、元々俺らがめぐり合うことなんて、有り得ない(・・・・・)んだがな。確率的に」 -- 案山子さん (2012-12-05 00:53:24) - 蓮「目的って・・・あの偽物を潰すってことか?」 -- 名無しさん (2012-12-05 01:05:55) - テルミ「はァ?偽物を潰すだァ?そんな『ちゃちなこと』な訳ねえだろうが」 -- 案山子さん (2012-12-05 01:08:26) - 司狼「じゃあ何なんだ?あんたほど力があれば大抵のことは問題ないだろ?」 -- 名無しさん (2012-12-05 01:12:10) - テルミ「ああ……『大抵のこと』はな。けど、俺の場合、ちょいと事情が異なってな。本来邂逅しない者同士が邂逅した時、発生したバグ。俺のこの世界での目的はな、未知を見て、体験することってのもあるんだが……」 -- 案山子さん (2012-12-05 01:18:13) - テルミ「簡単に言えば、俺はお前たちと一戦交えるってことと、紛れた可能性と紛れたバグの駆除。それが『今』の俺の目的なんだわ」 -- 案山子さん (2012-12-05 01:19:32) - 一同「できればあんたとは殺りたくないわ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-05 01:22:01) - テルミ「安心しろや……『今』の俺は、5%しか力を出せねえんだからなァ」 -- 案山子さん (2012-12-05 01:30:14) - 蓮「あれで5%って反則だろ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-05 01:31:40) - テルミ「何ほざいてんだよ、クソガキ。ハザマの時なんか、2%なんだぜ?弱体化しまくってんだ、感謝しろや」 -- 案山子さん (2012-12-05 01:32:46) - 司狼「もしかして100%ならそこの変態より強い?」 -- 名無しさん (2012-12-05 01:35:11) - テルミ「いんや、半々だな。俺の魔道書を解禁すりゃ~50%まではいけるが、本気を出しても五分だな。勝てるわけねえよ」 -- 案山子さん (2012-12-05 01:36:56) - 蓮「どのみち強すぎるじゃねえか・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-05 01:38:15) - テルミ「お前らだってあの中では半分の力も出せてなかったんだぜ?目算誤りすぎってもんだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-05 01:39:33) - テルミ「こっちならともかく、創造位階、だったか?それでも本来の力は出せてねえよ。流出だってそうだ。覆い尽くすなんて不可能なんだよ」 -- 案山子さん (2012-12-05 01:41:14) - 蓮「確かに、あの状態でシュライバーがあっさり捕まるなんてありえないよな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-05 01:42:37) - マキナ「俺の創造もそうだ……倒しても出てくるなど、有り得ない」 -- 案山子さん (2012-12-05 01:43:21) - 司狼「確かに・・・・お前のご都合ぶりがあの程度なわけないしな、普段あら」 -- 名無しさん (2012-12-05 01:44:53) - アンナ「確かに」ベア「そうですね~」黄金「然りだ」 -- 案山子さん (2012-12-05 01:45:24) - テルミ「そして、黄金の槍は出しただけで全部諸共終わりだろうが。それがあの程度になってる時点で気づけや」 -- 案山子さん (2012-12-05 01:46:07) - 一同「いろいろありすぎて気づかなんだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-05 01:46:47) - テルミ「それ以上にありえないのはそこの蜘蛛だ・・・運動的法則無視しすぎだろ?」 -- 名無しさん (2012-12-05 01:47:41) - 水銀「シュピーネ・・・の回避術は・・・元から・・・人外の領域・・・だったからな・・・それが全く発揮させる場面がなかっただけだよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-05 01:51:29) - テルミ「こっちにいればもっと上がるのか・・・」 水銀「然りだ・・・認めたく・・・ないがね・・・」 -- 名無しさん (2012-12-05 01:54:38) - テルミ「よし、試すか(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-12-05 01:57:14) - シュピーネ「結構です!!;」ベイ「焦るなよ;」 -- 案山子さん (2012-12-05 01:57:53) - テルミ「まあともかくだ。異常事態に加えて、この変態の作った世界でのご都合が半減以上されてんだ。てめえらじゃ無理なんだよ……あいつらと殺り合うにはな。こっちなら、てめえらは勝てるだろうが、いるのはあくまでこの変態が作った世界だ」 -- 案山子さん (2012-12-05 01:58:01) - 司狼「地の利を最大限に生かしてるわけか・・・・面倒くさいな」 -- 名無しさん (2012-12-05 01:59:21) - テルミ「……それと、なんで『アイツ』がいるのか、俺には検討がつかないしな」 -- 案山子さん (2012-12-05 02:00:37) - ベイ「ものすごくロクでもない予感が・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-05 02:01:53) - テルミ「……俺がここにいる理由、そして未だ加担している理由も、そこにあるんだよ。……はァ、因果ってやつだろうな」 -- 案山子さん (2012-12-05 02:04:55) - 司狼「因果は廻るってやつか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-05 02:08:42) - テルミ「まあ、お前らも薄々感づいているんだろ?今回の世界を巡って、重要なキーワードが何なのか?ってのがな」 -- 案山子さん (2012-12-05 02:09:47) - 司狼「一応な・・・」 -- 名無しさん (2012-12-05 02:11:23) - 蓮「あいつらやけに『魂』にこだわってたな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-05 02:12:02) - マキナ「……そして、傀儡。人形か」 -- 案山子さん (2012-12-05 02:13:50) - 司狼「人形遊びは5歳までで卒業しろってんだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-05 02:17:35) - エリー「そーそー、五歳からはプラモの時代だよね」 -- 名無しさん (2012-12-05 02:18:58) - テルミ「確かに俺もプラモ派だが・・・ってんなことは今はどうでもいいんだ」 -- 名無しさん (2012-12-05 02:23:54) - テルミ「ともかく、俺には心当たりがある……いや、あり過ぎる(・・・・・)」 -- 案山子さん (2012-12-05 15:22:57) - マキナ「どういう意味だ?」テルミ「つまりはだァ!この元凶が、俺の知る奴かもしんねェって言ってんだよぉ!」 -- 案山子さん (2012-12-05 16:10:14) - 黄金「卿には世界を渡り歩く力がある…この事態の元凶も同じ力を持っているという認識で間違いないな。ならば卿の知っている者が元凶だと仮定してだ、その目的が何なのかわからんか?」 -- 名無しさん (2012-12-05 16:31:13) - テルミ「ああ……そのことか。おそらく目的は……実験だろうな」 -- 案山子さん (2012-12-05 16:34:48) - ベイ「実験だぁ?あの死神みたいなの生み出したりするってことか?」 -- 名無しさん (2012-12-05 16:58:29) - テルミ「俺の思ってる通りの奴なら、間違いなくやるだろうな……あれの趣味が、研究だからなァ」 -- 案山子さん (2012-12-05 17:01:31) - アンナ「うわ、ロクでもな!!」 -- 名無しさん (2012-12-05 17:08:31) - テルミ「俺もそう思いわ~」 -- 名無しさん (2012-12-05 17:09:47) - ↑訂正 テルミ「俺もそう思うわ~」  しみじみ語るテルミ・・・・・・ -- 名無しさん (2012-12-05 17:10:23) - テルミ「ま、あんまり強くは言えないがな……なんせ、俺も」ニヤリ、と笑い、テルミ「造られた身(・・・・・・)だからなァ」 -- 案山子さん (2012-12-05 17:10:59) - 蓮「けど、その知り合いよりは幾許マシなんだろ?」 -- 名無しさん (2012-12-05 17:15:30) - テルミ「まあな」 -- 名無しさん (2012-12-05 17:15:48) - テルミ「まあいい……教えてやるよ。俺の予想だと、今回の元凶。その名は『レリウス』だ。絶対に忘れるな」 -- 案山子さん (2012-12-05 17:18:24) - 一同「レリウス・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-05 17:19:27) - 蓮「粉々にしてやりたいけど今のままじゃきついんだよな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-05 17:20:19) - テルミ「まあな……ともかく、まずはこの変態のカバーが最優先だ。おい魔女BBA!てめえ協力してやれや!」 -- 案山子さん (2012-12-05 17:21:21) - アンナ「誰がババアよ!!!」 キレながらも協力するアンナ -- 名無しさん (2012-12-05 17:23:25) - テルミ「じゃあ、魔女おbsnだ」 -- 名無しさん (2012-12-05 17:24:50) - アンナ「むっき~!」 -- 案山子さん (2012-12-05 17:25:30) - テルミ「おいてめえ……反抗したら文字通り八つ裂きだぞ?あとは……変態神父もカバー。あとバビロン……いや、リザだったか?サポートしてやれや。女は協力。男どもはバックアップしてやれ。水銀の世界が狂ってもいいんなら……話は別だがな」 -- 案山子さん (2012-12-05 17:26:06) - 黄金「流石にそれはまずいな・・・・」  -- 名無しさん (2012-12-05 17:27:35) - 司狼「お前もなんだかんだで巨乳フェチなんだな?」 ニヤケ面で言う司狼 -- 名無しさん (2012-12-05 17:28:20) - テルミ「……そうか。てめえが最初の獲物か……あん?」 -- 案山子さん (2012-12-05 17:30:13) - 蓮「やめんかバカタレ!!」 頭をどついて司狼をひっぱていく蓮・・・・ -- 名無しさん (2012-12-05 17:31:55) - 司狼「なにすんだ――」全員『――――――――』すごむ皆。マリィに関しては……言いたくない。 -- 案山子さん (2012-12-05 17:32:44) - テルミ「現場の指揮権は私にあるのだ!!者共従え!!」 めっちゃ偉そうだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-05 17:34:42) - 水銀「最高・・・責任・・・者は・・・わたしだ・・・・」 偉そうなのが増えた・・・ -- 名無しさん (2012-12-05 17:35:24) - 司狼「ころ――」エリー「――――――――♪」超満面な笑みで銃口を司狼の眉間に宛がうエリー。 -- 案山子さん (2012-12-05 17:36:19) - 司狼「エリー様、ごめんなさい・・・」 蓮「どうでもいいが親父、お前は寝てろ」 -- 名無しさん (2012-12-05 17:37:56) - 水銀「心配・・・無用だ・・・・」 黄金「そうだぞ刹那よ・・・するだけ無駄だ・・」 -- 名無しさん (2012-12-05 17:38:57) - 水銀の展開している術式は水銀だけのもの。つまり、神の術式だ。それを他が真似てバックアップすることは不可能だ。せめて、マレウスのように魔術に特化した者などが少しばかり演算などを協力するのが関の山。 -- 案山子さん (2012-12-05 17:43:46) - 一同「だあああああああああああああああ!!!!!!!!!もうこれめんどくさ!!!!」 叫びながらも皮脂で作業する一同・・・ -- 名無しさん (2012-12-05 17:45:50) - ↑訂正 一同「だあああああああああああああああ!!!!!!!!!もうこれめんどくさ!!!!」 叫びながらも必死で作業する一同・・・ -- 名無しさん (2012-12-05 17:46:58) - W悪魔『俺らの……苦しみ……味わえ』 -- 案山子さん (2012-12-05 17:48:20) - 司狼&ベイ「あとでケーキたらふくおごってやるから手伝え!!!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-05 17:49:37) - W悪魔「その言葉、偽り無いな!!!!!!!!」 ベイ&司狼「もちだ!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-05 17:50:27) - W悪魔「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!」蓮「単純すぎないか!?」 -- 案山子さん (2012-12-05 17:51:10) - 作業スピードが十桁ほど跳ね上がった・・・・ -- 名無しさん (2012-12-05 17:53:00) - 司狼「コツも掴んだし・・・俺様もうおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 司狼も超高速で作業を始めた言葉通りコツを掴んだようだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-05 17:53:51) - だが、そこに――水銀「ぐおおおおおおおおお!!!!!!!!?」水銀に莫大な情報が逆流してきた。 -- 案山子さん (2012-12-05 17:54:23) - これだ。情報をいじって直そうとすればするほど、その反動で一気に跳ね返ってくるのだ。しかも平行世界に加えて作った世界も入ってくる。想像もしたくないだろう。 -- 案山子さん (2012-12-05 17:55:15) - 蓮「親父!!」 -- 名無しさん (2012-12-05 17:56:18) - 水銀「寄るな!」 -- 案山子さん (2012-12-05 17:57:25) - 必死の形相であの現人神であるメルクリウスが、必死の形相で蓮を静止させたのだ。 -- 案山子さん (2012-12-05 17:58:10) - 水銀「どうやらよほど全開状態の我らとやるのが怖いと見える・・・」 -- 名無しさん (2012-12-05 17:59:01) - 水銀「速いところ直せ・・・でなければ・・・現実にも影響が出る・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-05 17:59:49) - 黄金「よもやここまでとは……ん?」そこで黄金は今一瞬脳裏を「何か」が過った。それは海に落とした石が波紋を浮かべるように、極々小さな異変。だが、それを黄金は感じ取っていたのだ。 -- 案山子さん (2012-12-05 18:00:09) - 司狼「どうしたよ?」 作業しながら黄金に声を投げる司狼 -- 名無しさん (2012-12-05 18:01:50) - 黄金「いや……気のせいなのか?今、何かが……」 -- 案山子さん (2012-12-05 18:02:29) - 黄金「テルミ殿」 テルミ「なんだ?」 黄金「先から妙な違和感を感じるのだが・・・」 テルミ「違和感だぁ?」 -- 名無しさん (2012-12-05 18:04:48) - テルミはそう言われて、目を瞑った。 -- 案山子さん (2012-12-05 18:06:51) - 意識を僅かに水銀と同調をさせた瞬間、テルミ「なにっ!?」急に意識が弾かれ、彼の肉体も同時に吹き飛んだ。慌ててマキナが受け止めた。 -- 案山子さん (2012-12-05 18:07:38) - マキナ「大丈夫か?」 テルミ「なんとかな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-05 18:08:49) - テルミ「しかしこれは・・・」 -- 名無しさん (2012-12-05 18:09:25) - ドクンッ!! その時、妙な胸騒ぎが起きた。 -- 案山子さん (2012-12-05 18:10:43) - ???『ほう……?私に気づいたか?ハザマよ』テルミ「!?この声は……あんたか」???『探りを入れていたのは気づいていた……が、まさかお前もこちらに来ていたとはな』 -- 案山子さん (2012-12-05 18:11:42) - 黄金「何者だ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-05 18:15:28) - ???『音声のみで済まない……何分こちらも今忙しくてな……声のみで許してくれたまえ』 -- 案山子さん (2012-12-05 18:16:22) - 黄金「それは別に構わんよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-05 18:17:02) - むしろこのクソ忙しい時に姿なんぞ魅せられてもこっちが困りものだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-05 18:17:42) - ???『さて』そこで、まるで眼中にないと言わんばかりに話しを切り上げた。???『ハザマよ……どうしてお前がそちらにいる』 -- 案山子さん (2012-12-05 18:18:43) - テルミ「まあ、いろいろあってな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-05 18:23:08) - ???『よもやとは思うが……楽しむために抜け出したとでもいうのか?ハザマよ』 -- 案山子さん (2012-12-05 18:25:23) - テルミ「まさか、阿保抜かせ。俺は違ェっつってんだろうがァ」???『そうか……では、お前は私とは敵対する、という認識でよいのだな?ハザマよ』 -- 案山子さん (2012-12-05 18:30:21) - テルミ「ああ、そうだな」 -- 名無しさん (2012-12-05 18:45:40) - ???『では……私を捕まえてみたまえ』そう言うと、急に水銀の容体が安定してきたではないか。???『少しばかりそちらの神の体調を直させた……意味は、分かるな?ハザマよ』 -- 案山子さん (2012-12-05 18:46:46) - テルミ「鬼ごっこか?なあ……『レリウス』さんよぉ」 -- 案山子さん (2012-12-05 18:54:02) - 全員『なにっ!?』 -- 案山子さん (2012-12-05 18:56:53) - 黄金「卿の予想が当たっていたということか」 水銀「……敵に塩を送るか、この私に…く、くくく。舐めてくれたものだな」 いつもの芝居がかった所作の下に憤怒の炎が燃え上がる水銀。 -- 名無しさん (2012-12-05 19:02:11) - 司狼「下手すりゃそこの変態より変態そうだな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-05 19:41:01) - レリウス「それは断じてない!!」 再び声が響いた・・・ -- 名無しさん (2012-12-05 19:42:16) - 司狼「ああ言ってるがどうなのよ?」 テルミに問う司狼 -- 名無しさん (2012-12-05 19:48:24) - テルミ「……見当違いだな。レリウスの野郎は、俺の手を余すほどの、マッドサイエンティストだ」 -- 案山子さん (2012-12-05 19:50:21) - 司狼「どのみち変態の部類じゃねえか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-05 19:50:59) - テルミ「そこだけはどんなに頑張っても否定できないな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-05 19:52:19) - テルミ「さて……と。こっちに塩を送るなんて柄にもねえことしたんだ。……そっちの要件は?」レリウス『簡単に言えば、私は世界を転々と動いていく。その私を捕まえられれば、情報を渡そう』 -- 案山子さん (2012-12-05 19:52:50) - テルミ「情報だァ?」レリウス『知りたくはないのかね?……あの人魚たちのことも(・・・・・・・・・・)。あの事件のことも(・・・・・・・・)』 -- 案山子さん (2012-12-05 19:55:31) - ベイ「……おい。ちょいと待てや。すると何か?てめえが――」レリウス『……ほう?中々に面白い魂の持ち主だな。餓鬼道か畜生道に堕ちた魂……なるほど。白貌とはよくいったものだな』 -- 案山子さん (2012-12-05 19:59:26) - ベイ「殺すぞ、てめえ……」黄金「よせ、ベイ。挑発に乗るな」 -- 案山子さん (2012-12-05 20:19:30) - 司狼「要するにゲームを続行してお前に会いに来いってことか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-05 20:26:01) - レリウス『賢いな……自滅因子、といったかな?あのジャッカルは気に入ったかね?』 -- 案山子さん (2012-12-05 20:27:48) - 司狼「あの名無しのゴンちゃん二号のことか?アイツそういう名前なのか」 -- 名無しさん (2012-12-05 20:34:45) - レリウス『神殿を守りし者……ガーディアン。陳腐なものだったな、アレは。名をはぎ取られ、中身が抜ければ他愛ない。価値がなかった』その言いように、司狼たちはひどく嫌悪を覚えた。その言いようは、まるで自分以外の人間は利用価値でしか見ていないかのようだ。 -- 案山子さん (2012-12-05 20:37:04) - ハザマ「いや~相変わらずですね~あなたは」口調をハザマに戻して話を続行するテルミ。ハザマ「しかし……少々動き過ぎでは?」レリウス『お前が言うか?ハザマよ』 -- 案山子さん (2012-12-05 20:38:19) - ハザマ「私のはお仕事ですよ~あなたと違って」 -- 名無しさん (2012-12-05 20:39:55) - レリウス『……相も変わらずのようだな』ハザマ「ええ」互いに言葉のみの応酬。しかし、相手がハザマ以上の者となれば、油断はできない。 -- 案山子さん (2012-12-05 21:06:51) - テルミ「……おい、てめえら。よく聞け」そこで口調を荒っぽい方のテルミに戻し、テルミ「最初から全力で当たれ。俺はレリウスの野郎に……一回も勝った試しがねえんだ(・・・・・・・・・・・・・)。どの平行世界の確率を覗いてもな」 -- 案山子さん (2012-12-05 21:08:26) - 一同「了解!!」 -- 名無しさん (2012-12-05 21:41:12) - レリウス『では……待っているぞ。ハザマよ』終始ハザマのみを見ていたであろう男の声は、そこで途絶えた。 -- 案山子さん (2012-12-05 21:44:09) - 司狼「ああは言ったが…あんたより上かよ…」 -- 名無しさん (2012-12-05 21:51:43) - テルミ「ああ、うぜェことに戦っても勝った試しがねェんだ」 -- 案山子さん (2012-12-05 21:53:57) - 蓮「親父よ、俺らがもしフルの状態で暴れたとして世界の方が大丈夫って保証あるか?」 -- 名無しさん (2012-12-05 21:55:50) - 水銀「ある……と思えるかね?覇道流出の影響は総てを覆うのだぞ?私のように」 -- 案山子さん (2012-12-05 21:56:37) - 水銀「あの世界では君らの力は出せて、全力の一割未満だ…フルでやったら三秒と保たんだろうな…」この -- 名無しさん (2012-12-05 21:59:13) - 黄金「そこまでなのかね?」水銀「無論だ……こちらならばハイドリヒたちが覇道流出をしても、最後に誰かが残ればよいが……私が創造した世界は脆弱なのだよ。ハッキリ言おう……無理だ」 -- 案山子さん (2012-12-05 22:00:42) - 水銀「さらにいうなら息子よ、君に至っては、あれを出せば出した瞬間潰れる!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-05 22:03:47) - 蓮「マジ!!??」 水銀「マジだ」 -- 名無しさん (2012-12-05 22:05:07) - ザミ「夜刀化……か」 -- 案山子さん (2012-12-05 22:05:23) - 蓮「それでも限り無く薄くしてんだろ?」 水銀「当たり前だ」 -- 名無しさん (2012-12-05 22:09:34) - 司狼「ま、話はそこまでにしようぜ……おい、女医さんよ。そろそろそっちの話も全部話してもらうぜェ?死神やらアヌビスって野郎のこととかな。謎のまま終わるなんて冗談じゃねえ」 -- 案山子さん (2012-12-05 22:18:59) - 蓮「頼む、王様のこと助けるためには必要なんだ」 -- 名無しさん (2012-12-05 22:21:47) - 女医「……分かったわ。まず、わたしが呼んでいた死神の名前、憶えているかしら?」 -- 案山子さん (2012-12-05 22:34:59) - 蓮「クサナギ…だったか?」 -- 名無しさん (2012-12-05 22:39:06) - 女医「ええ……クサナギはね、元はマリィ姫に仕えていた近衛だったのよ。一番強く、何よりも姫様のことを重んじていた人魚兵。正義感は強くてね……けど、そんな時、あの厄災とも言うべき、忌むべき日が訪れた」 -- 案山子さん (2012-12-05 22:44:24) - 黄金「あの日か…」 -- 名無しさん (2012-12-05 22:48:49) - 司狼「なぁ…」 テルミ「何だ?」 司狼「この姉ちゃんの言ってることを引き起こしたのも…先の奴って解釈で良いんだよな?」 -- 名無しさん (2012-12-05 22:55:47) - テルミ「ああ……一応確認とるぜ?爆乳の姉ちゃんよ。例の日、襲ってきた奴ってのは、一人(・・)だけだったのか?」 -- 案山子さん (2012-12-05 22:59:53) - 女医「い、いいえ……た、確かもう一ついたはずよ」テルミ「これで確実だな。間違いない、レリウスだな」 -- 案山子さん (2012-12-05 23:07:40) - シュピーネ「もう一人というのが気にかかりますね…」  -- 名無しさん (2012-12-05 23:16:57) - テルミ「正確には『もう一体』だな」 -- 案山子さん (2012-12-05 23:21:02) - 蓮「レリウスってのは大抵誰かと組んで行動してるのか?」 -- 名無しさん (2012-12-05 23:24:34) - テルミ「……はァ」そこまでいって、テルミは重い溜息を零した。 -- 案山子さん (2012-12-05 23:27:58) - テルミ「なんで気づかないんだよ、てめえら……」 -- 案山子さん (2012-12-05 23:37:14) - 司狼「まさか・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-05 23:38:50) - テルミ「そう……『もう一体』ってのはな、人形だよ」 -- 案山子さん (2012-12-05 23:42:27) - テルミ「しかも……あ~女どもは気をしっかり持っとけよ。特にそこのお嬢ちゃんたちはよ」そう言って香純とマリィを指さす。 -- 案山子さん (2012-12-05 23:43:10) - 香純&マリィ「わかった」 -- 名無しさん (2012-12-05 23:44:44) - テルミ「……そのもう一体の人形。これの正体は知っておけや。レリウスの目的そのものは『完璧な人形の創造』だ。そして、あれは目的のためなら、躊躇なくコロスぞ。そう……たとえ、両親であろうが――妻であろうが」 -- 案山子さん (2012-12-05 23:46:09) - 香純「ベイとシュライバーの例があるし・・・あんましなれないけど・・・」 -- 名無しさん (2012-12-05 23:48:08) - 蓮「典型的狂人じゃねえか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-05 23:49:11) - 香純「そいつ・・・最悪じゃん・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-05 23:52:10) - テルミ「そして、その人形……さて、ここで問題。どっちだと思う?両親か?あるいは――」 -- 案山子さん (2012-12-05 23:52:51) - 香純「多分だけど・・・奥さん?」 -- 名無しさん (2012-12-05 23:55:03) - テルミはそこで邪悪な笑みを浮かべた。つまり――そういうことだ。 -- 案山子さん (2012-12-05 23:55:30) - ベイ「そいつ三流ドラマの観すぎじゃね?」 -- 名無しさん (2012-12-05 23:57:16) - テルミ「ほう?レリウスにそんなこと言えるのか?あれは狂人だぜ?それも間違いなく……俺の上を征くんだ。理解しろ、シロ助」 -- 案山子さん (2012-12-05 23:58:18) - ベイ「ひとつ聞くがよ・・・そいつに自分が狂人だっていう自覚があるのか?」 -- 名無しさん (2012-12-06 00:00:08) - テルミ「……あったら苦労しねえよ。あれがあいつの常識だからな。お前らの常識で図れる相手じゃねえよ」 -- 案山子さん (2012-12-06 00:01:16) - ベイ「タチが悪すぎるだろ・・・それ」 司狼「俺らも大概だが・・・そいつはさらに上行くな・・・・」 げんなりする二人・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 00:02:57) - テルミ「第一、あいつは元妻帯者で、実の息子もいるんだが……さて、ここでさらに問題。レリウスには家族があった。妻がいて、息子がいて、姉がいた。んでだ……この中で、実験体になったのは妻なのは分かったな?んじゃ……『もう一体』は誰だと思う?」 -- 案山子さん (2012-12-06 00:04:40) - 司狼「もしかして・・・息子とか?」 -- 名無しさん (2012-12-06 00:07:11) - テルミ「外れ」 -- 案山子さん (2012-12-06 00:08:24) - ベイ「そいつもしかして・・・ヤンデレ・・・・・・・?」 めっちゃ青い顔して聞くベイ -- 名無しさん (2012-12-06 00:09:44) - テルミ「違うわ」思いっきり躊躇なく、目潰し。 -- 案山子さん (2012-12-06 00:12:04) - ベイ「めが、眼があああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-06 00:12:35) - 某大佐のように叫んで転がるベイ・・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 00:13:20) - 司狼「こいつは姉と聞けばそういう連想が始まるんだよ・・・それで毎回地獄見てるし・・・」 テルミ「哀れなやつだな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 00:14:25) - 水銀「一つ言っておくが・・・そこの、マルグリットはその気になれば私より強いぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-06 00:18:05) - テルミ「メルクリウス……協力者として、言っておいてやる。ご都合なんてないんだ。レリウスは生身でありながら、この俺の肉体(・・・・)を生み出した男だぞ?それに、単純な戦闘力も高い。甘く見るな」 -- 案山子さん (2012-12-06 00:20:44) - 一同「それ・・・ほんとに人間か?」 -- 名無しさん (2012-12-06 00:21:49) - テルミ「人間だ。間違いなく。ただ……甘く見るな」ここまでテルミが警戒する男。普通じゃない。 -- 案山子さん (2012-12-06 00:22:59) - テルミ「俺が総ての可能性を見て……全部死んでた。意味……分かるよな?」 -- 案山子さん (2012-12-06 00:24:16) - 司狼「勝てない・・・もしくは勝負という概念が成立しないってことか・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 00:26:14) - テルミ「戦ってみろよ?……あの人形、通常攻撃を受けてもいいが、ある攻撃(・・)にだけは注意を払え。でないと――」 -- 案山子さん (2012-12-06 00:27:25) - 黄金「ある攻撃とはなんだね・・・」  -- 名無しさん (2012-12-06 00:29:41) - 司狼「おそらく格ゲーとかなら一発即死技の類だろうな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 00:30:22) - テルミ「そいつは――」何かを言おうとしたその時、不意に時空が歪み始めた。 -- 案山子さん (2012-12-06 00:31:01) - 一同「なんだ!!?」 -- 名無しさん (2012-12-06 00:31:41) - 水銀「!!マルグリットたちは私と共に座にいたまえ!非戦闘員だけだ!」香純「う、うん!」マリィ「うん!」玲愛「分かったわ」リザ「ええ」イザーク「仕方ない」 -- 案山子さん (2012-12-06 00:32:08) - テルミ「戦闘員!密集組め!」そう言われ、戦闘員が密集すると、時空が激しく歪んだ刹那――座から黄金たち戦闘員がまとめて弾き飛ばされた。 -- 案山子さん (2012-12-06 00:33:19) - ジューダス「敵さん本当に辛抱って言葉を知らないみたいだな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 00:34:40) - テルミ「そんな言葉知ってたら知ってたで驚きもんだ!!」 -- 名無しさん (2012-12-06 00:35:24) - そう言いながらも、マリィたちと離されていく。マリィ「レン!」蓮「マリィ!」 -- 案山子さん (2012-12-06 00:36:02) - 二人が必死に手を伸ばした瞬間――眩い閃光が戦闘員を包み込み、座から姿を消していた。 -- 案山子さん (2012-12-06 00:36:37) - 黄金「決してはなされるでないぞ!!!このメンツはひとりでもかければおそらくアウトだ!!!」 一同「わかってるよ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-06 00:38:47) - その中にはなぜかW悪魔も混ざっていた・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 00:40:16) - ジューダス「なんでいんだよ!?ベル!!」 -- 案山子さん (2012-12-06 00:41:04) - ベル&ナハト「なんか巻き込まれた!!」 -- 名無しさん (2012-12-06 00:42:39) - ジューダス「ええええええええええええええええええ!!!!!!!!?」かなり強引な力が彼らを引き裂こうとする中、やけに蓮だけが皆から引き離されていた。司狼「蓮!どうし――ッ野郎!!」 -- 案山子さん (2012-12-06 00:43:06) - 蓮が時空で苦しむ中、蓮の背後に黒い影があった。それもギリギリ見えるか否かという範囲で。 -- 案山子さん (2012-12-06 00:43:52) - ???「ふふふ……あなたは私と来なさい。代替品よ」 -- 案山子さん (2012-12-06 00:44:26) - 蓮「ふざけんな!!!」  -- 名無しさん (2012-12-06 00:44:49) - 強引に抵抗する蓮 -- 名無しさん (2012-12-06 00:45:08) - ジューダス「ベル、力かせ!」 ベル「シャーねえな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 00:45:38) - ジューダスに宿ったベル・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 00:46:22) - ドクンッ!! ベル&ジューダス「アクセス――我がシン」 -- 案山子さん (2012-12-06 00:46:43) - ジューダス&ベル「きたきた・・・ぶち抜け!!!!!!!!」 叫びとともに最速でぶっパ名無し蓮につきまとう影を引き剥がす -- 名無しさん (2012-12-06 00:48:26) - ↑訂正 ジューダス&ベル「きたきた・・・ぶち抜け!!!!!!!!」 叫びとともに最速でぶっ放し蓮につきまとう影を引き剥がす -- 名無しさん (2012-12-06 00:49:07) - その隙をついて蓮が司狼たちに追いつく 司狼「蓮!!」 蓮「司狼!!!」 蓮はどうにか司狼の手を掴んだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 00:52:26) - ナハト「お前だらしねえな~」 蓮「うるせ~!!!」 -- 名無しさん (2012-12-06 00:53:13) - ???「……ふ」黄金「ん?」やけにあっさり消えていく相手に、訝しむ黄金。 -- 案山子さん (2012-12-06 00:54:45) - 黄金「刹那よ」 蓮「なんだ?」 黄金「あの影に何かされたか?」  -- 名無しさん (2012-12-06 00:56:03) - テルミ「おい、あとで少し見せてもらうぞ?コイツの感はよく当たるからな」 蓮「頼む」 -- 名無しさん (2012-12-06 00:58:46) - ナハト「俺にも宿主がいればな・・・」 悔しそうなナハト -- 名無しさん (2012-12-06 00:59:34) - ベル「君の宿主が務まるのは多分”彼”ぐらいじゃない?」 -- 名無しさん (2012-12-06 01:12:03) - ナハト「だよな・・・なんであの変態はあいつも呼んでないんだよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 01:15:58) - ベイ「キャラが被るからだろ?」 -- 案山子さん (2012-12-06 01:23:08) - 戒「な、なんで僕を見ながら言うんだい?;」 -- 案山子さん (2012-12-06 01:23:28) - ベル&ナハト&ジューダス「中身以外ほとんど似てるから」 -- 名無しさん (2012-12-06 01:24:56) - ジューダス「あんたを残忍なやつにすればはい出来上がりってことだ」 -- 名無しさん (2012-12-06 01:29:06) - 戒「ははは・・・・・・・」 から笑いを浮かべる戒・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 01:35:01) - ベア「戒はそんなんじゃありませんよ~だ!ね~か~い♪」どこまでいってもベアトリスだった。戒にひっつくベア。まあ、この状況でくっつくのは問題はない。……リア充爆死しろとか、そこ言わない。 -- 案山子さん (2012-12-06 01:41:09) - テルミ(こいつちょっと羨ましいな・・・) -- 名無しさん (2012-12-06 01:43:11) - ナハト「確かにあんたは俺の宿主とは真逆だわ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 01:43:59) - ベル「いいけどさ、これどこまで飛ばされるの?」 -- 名無しさん (2012-12-06 01:44:58) - 未だ時空の狭間で揺蕩う彼ら。マキナ「……ハザマのは五〇センチ、か」ぼそっ、と呟くマキナ。 -- 案山子さん (2012-12-06 01:51:37) - テルミ「マッキーよ俺がどうしたって?」 -- 名無しさん (2012-12-06 01:52:50) - マキナ「いや……急に何かが脳裏を過ったのだが……お前の○○○のサイズは五〇センチだと流れたのだが……気のせいか?」 -- 案山子さん (2012-12-06 01:54:52) - テルミ「野郎の仕業か・・・絶対潰す・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 01:57:51) - 司狼「あん?なに、五〇センチなのか?」黄金「どうせこのまま流れるのだ……聞かせたまえ」 -- 案山子さん (2012-12-06 01:59:10) - W悪魔「そうだそうだ」 -- 名無しさん (2012-12-06 02:00:42) - W悪魔はやけににやついてる・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 02:05:56) - しかしどこか声が優れていない・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 02:24:55) - 蓮「どうした!?」ベル「いやな……宿主に憑依しているのはいいんだが、なんか」ナハト「……気分が悪いな」 -- 案山子さん (2012-12-06 12:38:23) - ベイ「元の姿じゃないのに力使ったからじゃねえのか?」 -- 名無しさん (2012-12-06 12:47:11) - W悪魔「たぶん違う・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 13:02:09) - 黄金「これは一体……」水銀『おそらく、君たち以外のイレギュラー、つまりはそこの二名の力を封殺にかかったのだろう』そこに、座にいる水銀から声が聞こえた。 -- 案山子さん (2012-12-06 13:09:59) - W悪魔「力失ったら俺らただの人形じゃねえか!!?」 -- 名無しさん (2012-12-06 13:12:59) - 水銀『無理を言うな。今更引き返すことなど不可能だよ。諦めよ』 -- 案山子さん (2012-12-06 13:13:38) - W悪魔「せっかくの見せ場が・・・」  -- 名無しさん (2012-12-06 13:14:46) - ジューダス「完全に封殺されんのか!!?」 水銀に問うジューダス -- 名無しさん (2012-12-06 13:16:11) - 水銀『君に関しては問題なしだよ。ただ、同化してアクセスをすれば、君にも負荷が生じる。気をつけたまえ』 -- 案山子さん (2012-12-06 13:20:59) - ジューダス「長いこと使うのは不味いってことか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 13:22:25) - 司郎「いざって時までとっとけよ・・・あれはかなり役に立つからな」 -- 名無しさん (2012-12-06 13:23:13) - 蓮「しかし対応が早いな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 13:23:49) - 水銀『敵を今までの雑魚と一緒にせぬほうがいい……テルミの言葉を私は信じる故に』 -- 案山子さん (2012-12-06 13:24:47) - 司狼「やれやれ、面倒くせえな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 13:26:28) - テルミ「どうやらぼちぼちつくみたいだぜ?抜かるなよ?」 テルミが言う -- 名無しさん (2012-12-06 13:28:06) - そう言いながら前を見据えた刹那――世界が光に満ちた。 -- 案山子さん (2012-12-06 13:31:49) - ……レリウス「ハザマめ……どうやら着いたようだな」???「んで?俺はどうすりゃあいいんだ?」レリウス「なに、お前は好きに動け」???「いいのかい?」レリウス「無論だ……私の後を追うのは勝手だが、簡単に捕まってはつまらない。手がかりだけ残していこう」怪しげな会話をする謎の二人組。 -- 案山子さん (2012-12-06 13:33:28) - ???「ケッ……どこぞの神父のようだな」レリウス「ふんっ……ではな。私は別の世界へと移る。倒した魂は」???「へいへい、お前に渡せばいいんだろ?」 -- 案山子さん (2012-12-06 13:34:29) - レリウス「そうだ……あとは好きに暴れろ。槍使いよ」???「んじゃま、暴れますか」そう言って互いに背を向けると同時に、互いの姿は消えていた。 -- 案山子さん (2012-12-06 13:35:15) - ……蓮「ん……ん?」司狼「……んだ?ここは」戒「これは……もしかして」マキナ「……オリンポスか」ベア「ということは?」ザミ「……コロッセオか」 -- 案山子さん (2012-12-06 13:36:14) - 皆が目を開けた。そこには……超巨大な闘技場の門が目の前にデカデカとあった。さらに、街並みの衣装や恰好も、まさにオリンポスそのものだ。 -- 案山子さん (2012-12-06 13:37:13) - 司狼「て~ことは、ギリシャか」 -- 案山子さん (2012-12-06 13:38:11) - 黄金「……どうやら、我々の向かう先はここのようだな」マキナ「…………」一人腕を組んだまま黙るマキナ。闘技場に一番関連深いのは彼だ。無理もない。 -- 案山子さん (2012-12-06 13:43:15) - テルミ「とりあえず・・・そこの変体の息子ちょっと来い」 蓮「おう」 -- 名無しさん (2012-12-06 13:56:46) - 司狼「蓮が戻るまで、こっちはこっちでいろいろ確認見てー名ことでもしとこうぜ?」 -- 名無しさん (2012-12-06 14:03:25) - ↑訂正 司狼「蓮が戻るまで、こっちはこっちでいろいろ確認みてーなことでもしとこうぜ?不用意に突っ込むのは危険だ」 -- 名無しさん (2012-12-06 14:04:07) - ベイ「それが無難だろうなァ」アンナ「そうね」 -- 案山子さん (2012-12-06 14:05:27) - 司狼「でジューダスよ、そこの悪魔たちはどれくらい力出せる?完全に封じられてるわけじゃなさそうだが?」 -- 名無しさん (2012-12-06 14:07:32) - ジューダス「ま、三割程度だろうな」 -- 案山子さん (2012-12-06 14:08:31) - ザミエル「その程度か?」ジューダス「ああ、特にナハトの野郎はガタ落ちだ。ベルの野郎は、同化してるからまあまあだな」 -- 案山子さん (2012-12-06 14:09:05) - ベルナハトのがた落ちはかなり痛手だよね・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 14:11:12) - 戒同様の腐滅を冠するというのが、特に痛い。戦闘面ではマキナのご都合と伍するというのに。 -- 案山子さん (2012-12-06 14:13:30) - と、そこに…… ???「さあさあ寄ってらっしゃい!見てらっしゃい!今日も張った張った!」 -- 案山子さん (2012-12-06 14:20:36) - ベイ「何だ?」 -- 名無しさん (2012-12-06 14:21:53) - 平民A「お!ついに始まるのか!」平民B「おい、誰に賭けるよ?」平民C「当然、決まってるだろ!」 -- 案山子さん (2012-12-06 14:23:48) - 平民たちが賑わい始めた。???「さあさあ!張った張った!今日も闘技場で恒例のが始まるよ!チケット欲しい奴は金払いな!」 -- 案山子さん (2012-12-06 14:27:42) - 司狼&テルミ「博打か(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-12-06 14:44:01) - 黄金「ハイドリヒ目潰し」躊躇なく、本気の目潰し。 -- 案山子さん (2012-12-06 14:45:31) - 司狼&テルミ「目が、目があああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-06 14:46:27) - ザミエル「ザミエルパンチ!」紅蓮の拳がのたうち回る二人の股間をフルボッコ……男ども、一斉に目を反らした。 -- 案山子さん (2012-12-06 14:48:06) - テルミ&司狼「助けろ~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 哀れな悲鳴が響いた・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 14:50:02) - 男ども『無理』 -- 案山子さん (2012-12-06 14:51:04) - そして五分後・・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 14:52:02) - 二人は煙を上げながら地面に埋まっていた・・・ 二人「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 ピクリともしない、死んでいるようだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 14:52:58) - そこになぜか観客たちからの拍手が・・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 14:53:36) - 蓮「なんで来て早々こうなるんだよ;」マキナ「……もはや哀れとしか言えんな」 -- 案山子さん (2012-12-06 14:53:53) - ベイ「小僧、どうだったんだよ?」 -- 名無しさん (2012-12-06 14:54:47) - 一応身内に甘いシスコンチンピラが蓮に問う・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 14:55:32) - 蓮「ああ、そこの死んでるテルミと少し聞き込みしてたんだ」 -- 案山子さん (2012-12-06 14:59:47) - テルミ「……お、俺は……し、死んでねえ……よ」なんと、ザミエルのラッシュを受けながら立ち上がっていた……腰が引けてはいるが。 -- 案山子さん (2012-12-06 15:00:22) - 蓮「んでだ……聞いてみると、どうやらこの闘技場で月に一回の大会が開くようだぜ」 -- 案山子さん (2012-12-06 15:05:31) - 司狼&ベイ「大会だァ?」 -- 案山子さん (2012-12-06 15:10:33) - 蓮「ああ、そしてその大会に資格条件はない……つまり」テルミ「誰でもエントリー可能なんだよ……ここまできたら理解しろや」 -- 案山子さん (2012-12-06 15:18:07) - 戒「つまりは」ベイ「そこにいるってことか……」黄金「レリウスとやらが」 -- 案山子さん (2012-12-06 15:25:28) - テルミ「あいつらが騒いでいるのは、今回の大会で誰が優勝するかってことだ。ま、俺たちには関係ねえ。俺らも参加するぞ」 -- 案山子さん (2012-12-06 15:32:25) - 司狼「多分だけどよ・・・代理をよこしそうな気がするんだが・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 15:58:47) - シュピーネ「確かお題目は『鬼ごっこ』ですからね・・・十分にありえそうですね・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 16:05:17) - ベイ「話はわかったが、おい小僧、お前あの影に何もされてなかったんだな?」 -- 名無しさん (2012-12-06 16:31:33) - 蓮「ああ、問題なしだ」黄金「私の勘違いかね?」テルミ「多分そうじゃねえか?」 -- 案山子さん (2012-12-06 19:44:30) - ベイ「ならいいがよぉ…一番ねらわれやすいのはお前とハイドリヒ卿何だから頼むぜ…」 -- 名無しさん (2012-12-06 19:56:55) - そうだ。互いに流出位階へ達することが可能なのは二名のみであり、何より魂の価値でいうなら、まさしく希少種だろう。 -- 案山子さん (2012-12-06 20:01:33) - テルミ「お前は強いがどこか抜けてんだ…起爆剤と一緒にいろ」 -- 名無しさん (2012-12-06 20:02:57) - そうして自称紳士こと(遊佐司狼)を指差すテルミ -- 名無しさん (2012-12-06 20:04:18) - マキナ「……入るぞ」テルミ「そうだな……ツーマンセルで常に行動しろ。ここは変態の世界といえども、敵の姿とかは知らねえんだ。レリウスに関しては俺に任せろ」そう言って巨大な門へ潜っていくと――観客たち『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!』物凄い大歓声がビリビリ……と響いてきていた。 -- 案山子さん (2012-12-06 20:04:35) - ベア「きゃっ!?」ザミ「……ほう」シュライバー「……へぇ」赤騎士と凶獣はこの大歓声に火が付いたようだ。 -- 案山子さん (2012-12-06 20:05:22) - シュライバー「公衆の面前で殺せるっていいね(^_^)」 -- 名無しさん (2012-12-06 20:08:14) - 無駄に言い笑顔で言い放つシュライバー -- 名無しさん (2012-12-06 20:08:58) - ベイ「面白そうじゃねえかァ」マキナ「……闘争心を抑えろ。テルミの言った言葉を忘れたか」テルミ「そうだな……あまりバトってんと、敵にやられんぞ」 -- 案山子さん (2012-12-06 20:09:24) - 司狼「敵がどんなのか解らんし…」 -- 名無しさん (2012-12-06 20:11:26) - 黄金「テルミの言葉を受け止めよう……シュライバー」シュライバー「ヤヴォール・マインヘル」 -- 案山子さん (2012-12-06 20:12:04) - 蓮「んじゃま、エントリーしようぜ」戒「そうだね……受け付けは」受付嬢「はぁ~い♪そこのイケメンのお兄さん方♪」そこに、思わず見入ってしまいそうな胸を弾ませる受付嬢がテーブルに両肘を置いて手招きをしていた。 -- 案山子さん (2012-12-06 20:13:26) - ベア「…………なんでこう胸がやたら大きい人ばっかいるんでしょうねぇ~……ギロッ」戒「!?そ、そうだね……あ、あはは、あははははは;」 -- 案山子さん (2012-12-06 20:14:27) - テルミ(我慢だ!!俺!!) -- 名無しさん (2012-12-06 20:18:30) - 蓮「ほんと、香純たちがいなくて正解だったな;」司狼「まったくだ;」 -- 案山子さん (2012-12-06 20:19:09) - ジューダス「今ここで紳士の心得復唱しとくか?」 -- 名無しさん (2012-12-06 20:20:01) - 全員『お願いします!』 -- 案山子さん (2012-12-06 20:21:00) - ジューダス「紳士の心得その一!!! 紳士たるもの常に冷静であれ!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-06 20:21:53) - 全員(黄金除く)『紳士たるもの常に冷静であれ!!!!』 -- 案山子さん (2012-12-06 20:23:46) - それを言った瞬間戒はベアトリスに捕まった・・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 20:24:53) - ジューダス「気にせず行くぞ!!」 黄金以外「おっしゃ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-06 20:25:23)

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