Dies irae もしも女神が刹那に対する高感度が百を超えていて、水銀が親バカだったら 第八話

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- … レミリア「確かこの辺だって言ってたよな……」 ガサガサガサ! レミリア「ん?」 蓮「うわああああん!!」 レミリア「!?」 突如茂みから飛び出してきた蓮を、思わず抱きしめる。 -- 名無しさん (2012-09-13 19:08:46) - レミリア「こ、子供?;」 蓮「あ、ごめんなさい!」 レミリア「いやいいけど……一体どうしたんだ?」 -- 名無しさん (2012-09-13 19:46:31) - 蓮は一歩間合いを取って、蓮「え、いや、あの、女の人が怖くて…」 -- 愛の伝道師? (2012-09-14 14:10:14) - レミリア「?」とりあえず蓮と同じ目線になるようにしゃがみこむ。 -- 名無しさん (2012-09-14 14:17:49) - その一動作に、女性恐怖症になりかけている蓮は、恐慌した。 -- 愛の伝道師? (2012-09-14 14:54:50) - 蓮「は、はう・・・・・・・・」 レミリア「・・・・・・・・」 半泣きする連に、レミリアはむっとした表情になる。 -- 名無しさん (2012-09-14 14:56:39) - 蓮「ふええ・・・・・・・・」 ビシンッ! 蓮「ひゃう!?」 泣きそうになるにデコピンするレミリア。 レミリア「泣くな! 男だろ?」 -- 14番目の黒円卓 (2012-09-14 15:04:24) - 蓮「へ………?」 -- 名無しさん (2012-09-14 16:54:41) - どうやらデコピンの威力が桁はずれだったようだ。蓮は重い脳震盪によって意識を失った。 -- 愛の伝道師? (2012-09-14 23:53:22) - レミリア「ちょ、おい! 大丈夫か!?;」あわてて蓮を抱き上げる。 -- 名無しさん (2012-09-15 08:17:48) - レミリア「…しまった、『あいつ』に似てたからかつい力加減を間違えた……」 -- 名無しさん (2012-09-15 10:23:35) - おろおろしながらあたりを蓮を抱きしめ、近くに小児科があったことを思い出していそいだ。 -- 名無しさん (2012-09-15 10:28:14) - … 玲愛「ふ、なかなかやるじゃない」 -- 名無しさん (2012-09-15 10:45:01) - ロートス「お嬢ちゃんこそ、ここまでやるとは思わなかったぜ」 玲愛「これじゃ引き分けお次はーーメンコで勝負!」 ロートス「望むところだ!」 今まで二人はベーゴマで勝負していた。あくまで常人の二人が公平に勝負するためである。 -- 名無しさん (2012-09-15 11:51:17) - ロートス「メンコの方も随分とやり込んでるみたいだけど、今の子にしちゃ珍しいな」 玲愛「藤井君に近づくためにずっと練習してたのよ。やってる内に近所の子供の中で一番になったけど」 -- 名無しさん (2012-09-15 16:19:27) - ロートス「そうか……、ならば手加減はいらないな!!」 玲愛「望むところよ!!」 -- 名無しさん (2012-09-15 17:08:30) - アンナ「……随分と楽しそうねえ、あいつは」 少し離れた所から戯れる二人をふくれっ面で眺めているアンナ。 -- 名無しさん (2012-09-17 16:40:55) - アンナ「ん? そういえば蓮くんは・・・・・・・・?」 -- 名無しさん (2012-09-17 17:06:16) - ・・・ レミリア「・・・・・・・・・ごめん;」 蓮「ううん、気にしないで;」 土下座してまで謝る彼女に、蓮もそれ以上は言えなかった。 -- 名無しさん (2012-09-17 17:08:34) - 蓮「それで…お姉さんは、え~と…僕は藤井蓮って言います。蓮で良いんだけど、お姉さんは何て呼べばいいかな?」 レミリア(藤井蓮……蓮か!? 私には気づいてないみたいだけど…まあ、五年ぶりくらいだしなあ…蓮ももっと小さかったし、私も見た目変わったからわからないのも無理ないか) -- 名無しさん (2012-09-17 17:42:42) - レミリア「私は……レミリア」 蓮「レミリアお姉さん?」 -- 名無しさん (2012-09-17 17:44:36) - レミリア「ああ、レミ姉とでも呼んでくれ」 蓮「うん(何か、初めてあった気がしないなあ)。それでレミ姉はどうしてこんな所に?」 レミリア「あ~、友達から馬鹿親…メルクリウスさんっていう有名な俳優さんがこの辺で撮影しているって聞いてね。その人とは家……じゃなくて知り合いというかまあ、弟子みたいなもんだったんだ」 蓮「親父のお弟子さん…『だった』?」 -- 名無しさん (2012-09-17 18:49:08) - レミリア「…メルクリウスさんと一回大喧嘩しちゃってな、それ以来破門同然で、今まで一回も連絡すらしなかったんだ。ただ、あれから何年も経ってるし、この機会にせめて話くらいはできないかってな。…まあ、撮影所探してたらこんな所に入っちまったわけだけど」 -- 名無しさん (2012-09-17 19:04:36) - 蓮「そうなんだ……」 -- 名無しさん (2012-09-17 19:06:50) - と、ここで少し蓮は冷静になった。目の前に居るのは、名前から異人とわかるのだが、スタイル抜群(峰不二子もビックリのJK)女性がいる。そして………どこかの店のモノと思われるいろいろギリギリの制服。視線の高さを蓮に会わせる為にしゃがんでいたので当然…いや、なんでもない。が、紅蓮。 -- 愛の伝道師? (2012-09-18 21:18:57) - 蓮「…………(////;)」 -- 名無しさん (2012-09-18 21:40:31) - そして、股間にテントができた。性の目覚めである。 -- 愛の伝道師? (2012-09-19 17:05:46) - レミリア「どうした?」 蓮「な……なんでもないです………(////;)」 -- 名無しさん (2012-09-19 17:47:32) - … 水銀「ぐおおおおおおおおおおお!!!!」 -- 名無しさん (2012-09-19 18:06:36) - 地球・少年たちの秘奥義(テイルズ参照)・前・傾・姿・勢!!、である。 -- 愛の伝道師? (2012-09-19 18:08:11) - 水銀「なんだかわからないが………我が子に危機が迫っている!!」 -- 名無しさん (2012-09-19 18:17:19) - 水銀「今こそ愛の力で<スゥーーー>どこでもド」マリィ「えい♪」カリオストロの深呼吸後の気合のワープは、オードブルに続くスープによって阻まれた。 -- 愛の伝道師? (2012-09-19 20:18:18) - 水銀「ごぱあ!!」 -- 名無しさん (2012-09-19 20:21:43) - ちなみに竜胆は既に逃げた。一応5人分作ってあるスープを、続けざまに、まるでゴミ箱に捨てるかのごとくに、メルクリウスの口に投げ込まれていく。 -- 愛の伝道師? (2012-09-19 20:33:48) - 水銀「ぐげええええええええええええええええ!!!!」 -- 名無しさん (2012-09-19 20:50:37) - 屠殺される家畜のような悲鳴を上げる水銀の顔は凄まじい勢いで生気を失っていく。マキナの拳すらスキンシップと平然と受け入れる水銀ですら本気で命の危機を感じた。 -- 名無しさん (2012-09-19 23:31:34) - 竜胆「はっ、はあ……こ、ここまで来れば」 ぐげええええええええええ!!! 竜胆「ひっ!!?」 彼方より聞こえる水銀の悲鳴に恐怖が湧きたつ。 -- 名無しさん (2012-09-19 23:44:01) - 竜胆「うう、大丈夫…大丈夫だ」 必死に自分を鼓舞するが、謎の生命体が生息する未開の地で一人ぼっちという状況は幼い彼女には過酷過ぎた。 竜胆「……うう、人をほっぽって逃げ出しおって、恥を知れ覇吐め……覇吐ぃ;」 普段、気丈にふるまう少女から思わず弱音が漏れる。 -- 名無しさん (2012-09-20 00:04:54) - … アンナ「大変よみんな! 蓮君がいなくなっちゃった!!」 -- 名無しさん (2012-09-20 12:20:07) - ロートス「何!? しまった、勝負に熱中し過ぎた!?」 マキナ「……ぐぅ」 アンナ「って、マッキー!? その怪我何よ、早く病院いかないと!!」 -- 名無しさん (2012-09-21 00:40:38) - マキナ「そんなことはどうでもいい、それよりも蓮が……」 -- 名無しさん (2012-09-21 10:23:51) - アンナ「馬鹿! そんな怪我で!!!」 ロートス「蓮は俺たちに任せて病院行け!!!」 マキナ「良いと言っている!!」 言い争う三人。そこに、 レミリア「こっちで良いのか?」 蓮「うん、ようやく戻ってこれた…ってマキナぁああああああ!!;」 戻ってきた蓮は兄の姿を見て絶叫した。 -- 名無しさん (2012-09-22 23:51:54) - アンナ&ロートス&マキナ「蓮(君)!!」 -- 名無しさん (2012-09-23 06:56:25) - マキナ「無事か蓮!!(ブシュ」 アンナ「マッキー血が吹き出してるわよ!!?;」 ロートス「落ち着けマキナぁ!!?;」 興奮し過ぎてマキナの傷口が開く。 -- 名無しさん (2012-09-23 14:56:40) - レミリア「!?」マキナの姿を視認したとたん、物陰に隠れる。 蓮「マキナあああああああああ!!(;□;)」 マキナ「ぐう………っ!」 -- 名無しさん (2012-09-23 15:06:46) - アンナ「早く病院に、いや救急車呼ばないと!!?;」 慌てて携帯電話を取り出すアンナ。 -- 名無しさん (2012-09-24 19:35:10) - 蓮「マキナ―――――!!!!」 -- 名無しさん (2012-09-24 20:16:45) - レミリア「…………っ」 物陰からその様子を見るレミリア。 レミリア(あ、あれってマキナだよな!? う、嘘だろ!! ななな何でアイツがここにいるんだ!?(///□///;)) -- 名無しさん (2012-09-24 20:19:15) - 予想外の再会(一方的に見てるだけだが)にてんぱるレミリア、心の準備が出来ていなかった。 レミリア(…け、怪我してるけど大丈夫か?)  -- 名無しさん (2012-09-25 09:25:25) - アンナ「もしもし!? 急患です、早く来て下さい!!」 ロートス「マキナ! しっかりしろ!!」 蓮「うえええええええん! マキナが死んじゃうー!!」 -- 14番目の黒円卓 (2012-09-25 09:48:44) - マキナ「む、むう; 意外とだ、大丈夫だが;」 怪我は痛むが意識自体ははっきりしており、むしろ大騒ぎする周囲特に大泣きする蓮に困惑するマキナ。落ち着かせようとしても、今の姿では何を言っても逆効果だ。 -- 名無しさん (2012-09-26 00:00:49) - レミリア「ま、マキナ!」 目の前の大騒ぎに堪らず飛び出そうとするレミリア…をちょうど邪魔するタイミングで空間がひび割れる。 一同「!?」 ひびの先に見えるのは到底地球とは思えない不可思議な光景…そして 「会いたかったぞ、息子達ぃぃぃいいいいいいいいい!!!!!」 尋常じゃ無い勢いで飛び出してきた影だった。 マキナ・蓮「「親父!!!?」」 水銀「長かった……本当に長かったこの二十数年間…那由多すらも塵芥に思える長き時の中で刹那も二人を忘れた事は無かったぞ………」 一同『;』 感極まって泣き出す水銀に唖然とするしかない一同。後、マキナの傷は一瞬で治癒されていた。 -- 名無しさん (2012-09-26 02:24:09) - 蓮「に、二十数年って?」 マキナ「…お前がフランスにワープしてから半日もたっていないぞ」 疑問を浮かべる二人に水銀が飛び出した穴から出て来た別の男が近づく。 ???「久しぶりだな、蓮君」 蓮「え、え~と。俺? あ、あのどちら様ですか」 親しげに話しかけてくる見知らぬ男に困惑する蓮。年のころは三十路ほどだろうか男は精悍な顔立ちに派手な赤い長髪、そしてモン○ンの歴戦ハンターのような重装備で身を固めていた。 蓮(いや、待てよ…この人どこかで、み、た、よ、うな…) 知り合いに思い至り固まる蓮。そんなはずはないと自分のおかしな考えを否定するために一応確認をとる。 蓮「えと……まさかとは思いますが覇吐君…な訳ないよね」 覇吐「解ってくれたかい!! 嬉しいよ蓮君」 蓮の予想の真逆の回答をたたき返してくれた。 -- 名無しさん (2012-09-26 02:32:15) - 一同『……』 覇吐「どうした?」 一同『嘘だあああああああああ!!!!!???』 蓮「何で!? 覇吐君俺と同い年だよね!!!? 何そのでかさ!!?」 ロートス「覇吐君って蓮とよく遊んでたあの子だろ!?」 アンナ「え、え!? な、何がどうなってるの!!?」 マキナ「顔立ちや背丈だけでなく雰囲気も大分違うぞ、まるで武人だ」 玲愛「よく見れば姿がおかしいわよ!? 何そのゲームのモンスターみたいな角やら羽やら長い爪!!?」 覇吐「いや~、カールおじさんに連れられた別の星で生き延びようと毎日鍛錬して、栄養つくもの食べてたら大きくなっちゃって」 一同『大きくなったってレベルじゃねーぞ!!!!????』 -- 名無しさん (2012-09-26 02:48:08) - ???「久しぶりの帰郷なのに、騒がしいぞ覇吐」 覇吐「わりい、竜胆。ホントに懐かしくてさ…帰ってきたんだな」 一同『竜胆!!!???』 竜胆もまた覇吐と同じように大人になっていた。歴戦ハンターのような重武装と人間にはありえない角やらなんやらが付いていたが。-- 名無しさん (2012-09-26 02:48:25) - 蓮「…どういう事なの」 あまりに意味不明な展開にこれ位しかいう事が無い。仲のいい友人が半日も経たないうちに人外化に片足突っ込んだ歴戦のナイスミドルである、理解できる方がおかしい。あまりにおかしな展開に、背丈が増した以外はほぼそのまんまでいつの間にかその辺で瞑想している波旬に安心すら覚える。 -- 名無しさん (2012-09-26 02:55:20) - ロートス・アンナ「ホントにどういう事なの」 マキナ「…気にするなというのは無理か。奴の無茶はよく知っているつもりだったがこれは予想できなかった。…まてよ」 と、そこでマキナが気付く。水銀に連れられたのはもう一人いたはずだ、彼女はいったいどこに。 -- 名無しさん (2012-09-26 02:59:01) - 辺りを見回せば水銀達が出てきた穴はまだ開いていた。相も変わらず地球とは思えない光景を映し出す穴… マキナ「!?」 何かが穴の前を通る。その動きはマキナの動体視力でも見切れなかった。だが、何が出てきたかは考えるまでも無い。そこには美しい女性がいた、白い布のようなもので身体を覆う。日本人には持ちえない、外来人特有の金髪、白い肌。そして、一切の穢れを感じさせない清浄で無垢な雰囲気が彼女の周りを覆っていた。 -- 名無しさん (2012-09-26 03:06:45) - アンナ「あ、あれはまさか…………!」 -- 名無しさん (2012-09-26 09:05:15) - ?「蓮」 蓮「ま、まさかm」 水銀「マルグリット無事だったk」 ?「(ニコッ」  水銀「遮ってごめんなさい!!」 -- 名無しさん (2012-09-26 19:45:26) - マリィ「………レン、久しぶり」 -- 名無しさん (2012-09-26 19:47:47) - 蓮(ブ、ブルイユ…さんだよな?) 先程の邪神そのものの邪気と陰気と瘴気と狂気を振りまき暴虐の限りを尽くしたマリィはどこにもいない。目の前の女性は女神のような慈愛と包容力に溢れていた。 -- 名無しさん (2012-09-26 23:47:42) - アンナ「嘘………;」 ロートス「これが、本当にあの子なのか………!?」 -- 名無しさん (2012-09-27 17:06:31) - マリィが蓮に微笑む 水銀「貴女に恋をした。ひざまず」 ゴスッ -- 名無しさん (2012-09-27 22:28:18) - ひざまずいていた水銀の頭を、マリィの足が踏み抜いていた。水銀の頭どころか自身の足首まで床にメリ込む勢いで -- 名無しさん (2012-09-27 22:30:03) - 一同『あんまり変わってねええええええ!!!』 -- 名無しさん (2012-09-27 22:31:33) - レミリア(な、なんか出るに出られない状況に………;)物陰から様子を伺うレミリア。 -- 名無しさん (2012-09-27 22:33:18) - 水銀「いや、これでも大分優しくなったのだよ」 蓮「親父!?」 速効で復帰する水銀。 水銀「最初の方は容赦が無さ過ぎて一撃で殺されかけた事ばかりだったが、今は手加減を覚えてくれてこの通りだ」 ロートス「…基準がおかしくないか;」 竜胆「彼女、昔に比べれば穏やかになりましたよ。私たちとも普通に接してくれるようになりましたし…メルクリウスさんを除いてですが」 覇吐「他人から触れられても」 覇吐がマリィの肩に手を置くと。 マリィ「!!」 スパーンと黄金の張りせんが覇吐の頭をたたく。覇吐は少し痛そうだったが、特に怪我はしていなかった。 覇吐「これで済ませてもらえるし」 -- 名無しさん (2012-09-27 22:37:05) - ロートス&アンナ「え〜……;」 -- 名無しさん (2012-09-27 22:39:09) - マキナ「………可憐だ」 アンナ「ぶふぉ!? マッキーちょっと本気で!!?」 ロートス「ああいう子が好みなのか!!?」 マキナ「ご、ゴホン!? と、とにかくだ。いつまでもここに居ても始まらんだろう、一旦撮影所の方まで戻らんか」 わざとらしく咳き込んでごまかそうとするマキナ。 -- 名無しさん (2012-09-28 15:39:20) - レミリア「…………(゜Д゜)」いまだに物陰からその様子を見るレミリア。 レミリア(マキナ……、お前おしとやかタイプが好きだったのか!?(;□;))勝てない、勝てるわけがない。自分にはおしとやかのとの字すらないというのに… -- 名無しさん (2012-09-28 16:16:40) - アンナ「いくら好みでも本当なら蓮君と同い年なの、ある意味ロリコンよ。そんな烙印が欲しいのマッキーは?」 マキナ「むし返すな!!」 ロートス「お前彼女いんだろ。浮気は不味いぞ」 マキナ「だから違うわ!!!」 蓮「えっ!? 彼女!!?」 ロートス「あれ? 聞いてないのか? 一目惚れしてテンパッたマキナがいきなりプロポーズして、そのままつき合ってる彼女の話」 マキナ「ま、待てロートス、それはだな」 顔を真っ赤にして弁解するマキナ。その姿は普段の寡黙さとはほど遠い。-- 名無しさん (2012-09-28 23:21:04) - 水銀「我が息子の初々しい姿には喜びもあり寂しさもあり、複雑な未知だったよあれは……」 しみじみ語る水銀。 -- 名無しさん (2012-09-28 23:23:21) - ロートス「ほら、これがマキナの彼女」 蓮「へ~、マキナも隅に置けないんだな」 携帯の画像を蓮に見せるロートス。黒髪の大和撫子といった風体の凛とした雰囲気を漂わせる女性だった。 マキナ「お、大人をからかうものではない!!」 -- 名無しさん (2012-09-28 23:24:57) - 蓮「………あれ?」 ロートス「どうした?」 蓮(この女の人、どっかで見たような……) -- 名無しさん (2012-09-29 07:17:25) - レミリア(マキナ、私が居ない間に彼女作ってたのかよ!? 誰だよあの人!!?(;□;)) 驚異的な視力でロートスの携帯画面を盗み見る。 -- 名無しさん (2012-09-29 08:43:47) - もっとも、ボンヤリとしか見えないが。 -- 名無しさん (2012-09-29 09:35:06) - レミリア(グスン……まあでも、いきなり家をとびだして連絡も入れなかったからな……愛想つかされても無理ないか(T-T)) -- 名無しさん (2012-09-29 09:37:09) - 蓮「………あ!」 ロートス「どうした?」 蓮「俺、さっきこの人に会ったよ」 アンナ&ロートス&マキナ「!!!!!?Σ(゜Д゜)」 蓮「さっき俺のことを看病してくれた人だ」 アンナ「れ、レミリアに会ったの!?Σ(゜□゜;)」 -- 名無しさん (2012-09-29 09:39:51) - マキナ「れ、レミリアにあったのか!? あの俺の義妹で親父と口論して家出した!?」 ロートス「凄い説明口調だな」 マキナがロートスの携帯画面を覗きこむ。 マキナ「そうか、レミリアかそうか(考えてみれば紹介してなかったからな、ロートスが『あの人』の画像を持っている訳ないか。焦らせおって、何か勘違いしていたか。大体義妹と付き合うなどフィクションでもないのにあり得ん)」 -- 名無しさん (2012-09-29 10:19:02) - 水銀「まさか……あの子がここに来ているだと………!?」 -- 名無しさん (2012-09-29 10:48:13) - 蓮「お、親父?」 普段は見せない動揺した様子の父の姿に面食らう蓮。 -- 名無しさん (2012-09-29 11:03:16) - 水銀「娘よおおおおおおおおおおお!!!! どこにいるうううううううううう!!!?」 -- 名無しさん (2012-09-29 11:27:14) - 一同『!!??(ビクゥ』 絶叫して娘に呼びかける水銀。いつものウザヤかさをかなぐり捨てた必死な姿に一同も驚きを隠せない。 -- 名無しさん (2012-09-29 11:43:25) - 水銀「生きているのか!? 無事なのか!!? 返事をしてくれええええええええええ!!!!」 -- 名無しさん (2012-09-29 11:52:40) - レミリア(親父………) -- 名無しさん (2012-09-29 13:02:21) - 蓮「あんな親父初めて見た……」 -- 名無しさん (2012-09-29 13:05:19) - なおも叫び続ける父親の姿に息子達も揺り動かされる。 蓮「マキナ、俺達もレミリア姉ちゃんを探そう!」 マキナ「ああ!」 そして、女神も腰を上げた。 マリィ「私も手伝うよ、皆も手伝ってくれる?」 覇吐「任せろ!」 ロートス「そんな薄情に見えるのかい、お嬢ちゃん」 玲愛「藤井君がやるなら…」 -- 名無しさん (2012-09-29 18:35:57) - レミリア「!!;」なぜか反射的にその場から逃げ出した。 -- 名無しさん (2012-09-29 18:38:25) - 水銀「キュピーン!!そこかあああああああ!!!!娘よおおおおおおおおおおおおおお!!!!」僅かな物音を聞き分け、水銀は必至な形相で走っていく。蓮「マキナ!!」マキナ「無論だ」ロートス「俺らも行こう」アンナ「当然!」 -- 案山子さん (2012-09-29 19:43:42) - … レミリア「くっ!!;」とっさに森の中に逃げ込む。森の入り口の看板に書かれていたのは… -- 名無しさん (2012-09-29 19:52:40) - 『この先崖注意』 -- 名無しさん (2012-09-29 19:56:26) - 水銀「!!いかん、待て我が娘よおおおおおおお!!!!」蓮「え、あ!!」マキナ「ちっ!!蓮、お前はここに残れ!!」蓮「え、けど!!」ロートス「俺たちが後を追う!!」アンナ「レン君はここにいて頂戴!!」 -- 案山子さん (2012-09-29 20:03:20) - … レミリア「はあっ……はあっ……はあっ……」 -- 名無しさん (2012-09-29 20:10:02) - レミリア「…何で……逃げちまってんだ……」 自問するまでも無く答えはわかっている。どうすればいいかわからなかっただけだ、見た事も無いほど必死に自分を探す父親の姿にどんな顔で会ってどんな言葉をかければいいかが解らなかった。ただ、それだけでこんな所まで逃げだしたのだ。 レミリア「……結局、なんも成長してなかったのかな…」 家を出て行った時もそうだった、互いに一方的に言いたい事をまくしたてて、それでも父親はまだ自分の言葉を聞いてくれた自分は父親の言葉に聞く耳を持てなかった。 -- 名無しさん (2012-09-29 20:17:43) - レミリア「っ……………親父」 -- 名無しさん (2012-09-29 20:19:22) - ガッ レミリア「え?」 茂みで視界が悪く後悔で注意力が落ちていたレミリアは崖に足を踏み外す。自分でも間の抜けた声を出したなと感じた時には、地面という支えを失った身体の自由は聞かなかった。 -- 名無しさん (2012-09-29 20:28:14) - レミリア「きゃあああああああああああああ!!!?」 -- 名無しさん (2012-09-29 20:31:39) - 反射的に手を伸ばすが、掴めるものが無い。 レミリア(ヤバい……死!?) 脳裏に浮かぶリアルな死の予感… 水銀「レミリアあああああ!!!!!」 それをぬぐい去り、自分の手を取ったのは決別したはずの父親の手だった。 -- 名無しさん (2012-09-29 20:37:39) - ガシィッ!! -- 名無しさん (2012-09-29 20:39:46) - レミリア「お、親父ぃ!!」 -- 名無しさん (2012-09-29 20:46:55) - 水銀「久しいな娘よ。だが、まずはこの状況をなんとかせねばな」 いつもの回りくどい言い回しを捨てて、すぐにレミリアを引っ張り上げようとする水銀。だが、水銀の体勢もぎりぎりで中々引き揚げられない。 -- 名無しさん (2012-09-29 21:08:21) - 水銀「ぐぅ……このっ……」 -- 名無しさん (2012-09-29 21:11:12) - レミリア「お、親父」 水銀「安心したまえ、絶対にこの手をはなしなどせん! ぬ、ぐう…」 -- 名無しさん (2012-09-29 21:24:26) - レミリア「親父! 無理すんなよ、親父まで落ちちまうよ!!」 -- 名無しさん (2012-09-29 21:28:58) - 水銀「二度も言わせないでくれたまえ、絶対に離さん……離したらもう二度と父親を名乗れんよ!」 -- 名無しさん (2012-09-29 21:48:34) - レミリア「お、親父……」水銀の言葉にレミリアが何かを言おうとした瞬間、崖がさらに崩れた。それはちょうど、水銀の腹の部分まで。 -- 案山子さん (2012-09-29 21:54:37) - 水銀「ぬう………!」 -- 名無しさん (2012-09-29 22:31:07) - 水銀(くっ、せめてレミリアは) 落ちかけながらも、せめてレミリアを助けようともがく水銀。だがその努力もむなしく体は言う事を聞かない。 水銀「ぬあ!?」 レミリア「親父!?」 空中に投げだされかける水銀の身体… マキナ「うおおおおおおおおおお!!!!」 その手を凄まじい勢いで走り込んできたマキナが引っ張り上げた!! 水銀・レミリア「「マキナ!!」」 -- 名無しさん (2012-09-29 22:50:39) - マキナ「ロートス、手を貸せ!!」 ロートス「おう!!」 -- 名無しさん (2012-09-29 22:55:54) - マリィ「私達も!!」 覇吐「あいよ!!」 竜胆「任せてもらおう!!」 アンナ「やるわよ!!」 マリィ達も手を貸す。 -- 名無しさん (2012-09-29 22:59:24) - 一同『があああああああああああああ!!!!』 -- 名無しさん (2012-09-29 23:04:45) - 皆で一斉に力を込めて、崖から引き上げ這い上がる! ……レミリア「はあっ…はあっ……」 水銀「ふう、皆無事で何よりといったところかな」 レミリアと水銀を引き上げた一同。 -- 名無しさん (2012-09-29 23:09:50) - アンナ「レミリアあああああああああ!!」涙を流してレミリアに抱きつく。 -- 名無しさん (2012-09-29 23:34:20) - アンナ「バカバカ!! あんたいきなり居なくなってふらっと戻ってきたと思ったら、何死にかけてんのよ!! ホントに心配したんだからね!!!!」 -- 名無しさん (2012-09-29 23:48:33) - ロートス「そうだぞ!(俺の目の保養とか)マキナも『何処に行ったんだ―、レミリア!…レミリアーーーー!!』って大変だったんだからな。」 -- 愛の伝道師? (2012-09-30 04:09:29) - レミリア「アンナ……ロートス……」 -- 名無しさん (2012-09-30 07:23:48) - マキナ「…久しぶりだな」 レミリア「マキナ……」 マキナ「…俺よりも親父と話したいことがあるんじゃないか?」 レミリア「……」 -- 名無しさん (2012-09-30 17:29:21) - 水銀「………娘よ」 -- 名無しさん (2012-09-30 17:32:05) - レミリア「親父……」 -- 名無しさん (2012-09-30 17:40:49) - 水銀「しばらく見ないあいだに、大きくなったな………妻に似ている」 -- 名無しさん (2012-09-30 17:49:59) - 今まで回りくどい言い回しやウザイことで印象付いていた男の、優しく、慈愛の籠った眼差しはまさしく父のソレ。 -- 案山子さん (2012-09-30 17:58:24) - レミリア「……うん、5年くらい経ったし」 水銀「生活は大丈夫かい?」 レミリア「職場の皆いい人ばっかだし、今んところ困ってることは…まったくないわけでもないけど、結構楽しくやってるよ」 水銀「そうか」 レミリア「……」 レミリアは父親に対して言いたいことも言えることもたくさんあるはずだった。だが、いざ対面すれば言葉がうまく出てこない。 -- 名無しさん (2012-09-30 18:10:35) - 水銀「レミリア」優しい音色で己の娘を見て、水銀「私の元に戻るつもりは……あるか?」レミリア「え?」 -- 案山子さん (2012-09-30 18:25:06) - アンナ「レミリア、帰ってきて!」 -- 名無しさん (2012-09-30 18:45:39) - ロートス「わだかまりもあるだろうけどさ、そろそろ戻ってもいいんじゃないか」 -- 名無しさん (2012-09-30 18:48:26) - マキナ「また昔のように暮らそう」 -- 名無しさん (2012-09-30 18:52:03) - レミリア「け、けどさ……」水銀「……お前が望むのならば、私は私の命を差し出す所存だ」レミリア&マキナ&蓮「!?」 -- 案山子さん (2012-09-30 20:25:16) - 今追い着いた蓮は、着いた瞬間に親のその発言を聞いたのだ。 -- 案山子さん (2012-09-30 20:25:45) - 水銀「だから、どうか帰ってきておくれ……私の愛娘よ」 -- 名無しさん (2012-09-30 20:27:49) - レミリア「親父……」マキナ「……………………」蓮「今の……どういうこと?」マキナ「!?蓮」そこで初めて蓮の存在に気付いたマキナが振り向くと、蓮はゆっくりと歩いてきていた。蓮「なんで?なんで親父が命を差し出すんだ?なあ?なあ?」最後の言葉しか聞いていなかった蓮は、明らかに誤解していた。 -- 案山子さん (2012-09-30 20:31:56) - アンナ「あ……い、いやね蓮君。もちろん蓮君が思っているような意味じゃないからね? 言葉のあやと言うか……;」 -- 名無しさん (2012-09-30 20:36:00) - ロートス「そ、そうだぞそれだけ本気だってことの比喩であってだな…」 水銀「何を言うか、私が愛娘に虚言を吐くとでも侮辱もたいがいにしたまえ。差し出すといえば本気で差し出す覚悟はある」 マキナ「話をややこしくすな!?」 -- 名無しさん (2012-09-30 20:38:09) - 蓮「……………………」皆の言葉を聞いていた蓮は俯き、ワナワナ震えていた。その現象を -- 案山子さん (2012-09-30 20:40:04) - ↑すいません。入力ミスしました。蓮「……………………」皆の言葉を聞いていた蓮は俯き、ワナワナ震えていた。その現象をマキナは知っていた。マキナ(!?ま、マズイ!!あれは)そう、この現象はあの飛行機の中にいた時と同じ―― -- 案山子さん (2012-09-30 20:41:20) - 蓮「うああああああああああああああああん!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-09-30 20:43:21) - 一同『やっぱりこうなるのかあああああああああああ!!!!!?』レミリア「!?Σ(゜□゜;)」 -- 案山子さん (2012-09-30 20:45:25) - 如何な蓮といえども、彼はまだ小学生。精神年齢として、己の親が自分の命を差し出すというのだ。親が大好きな蓮にとってみれば、それは核爆弾と同等の威力を意味しているのだ。 -- 案山子さん (2012-09-30 20:46:42) - 蓮「やだやだああああああああああああ!! 死んじゃやだああああああああああああ!!!!」 -- 名無しさん (2012-09-30 20:47:44) - 泣き出してしまった蓮。一同はおろおろと戸惑うばかりで泣きやませられそうにない。レミリア「…」 そんな中、レミリアが蓮に近づくと -- 名無しさん (2012-09-30 20:49:02) - レミリア「………」ギュッと蓮を抱きしめた。 -- 名無しさん (2012-09-30 20:50:47) - 蓮「ふぇ?」レミリア「……泣かないでくれ」 -- 案山子さん (2012-09-30 20:55:02) - 優しいぬくもりが蓮を包み、蓮は泣き止んだ。 -- 名無しさん (2012-09-30 20:57:42) - 蓮「え? ぐす…あ…レミリア…さん?」 レミリア「私の弟だろ、そんなに泣くんじゃない」 蓮「え…おとうと?」 レミリア「さっきは言わなくてごめんな。それとさ、私たちの親父は死なないよ」 抱きしめられたぬくもりに少し落ち着いた蓮をさとすと、レミリアは水銀に近づき…… レミリア「こんのバカ親父がアアアアアアアアア!!!!」 水銀「ドファああああああ!!??」 思いっきり水銀のほほをビンタした。 一同『ええええええええええ!!!???』 レミリア「あんたの命が欲しいなんて私がいつ言った!! 冗談だろうと本気だろうとそんなこと軽々しく言うんじゃねえよ!!!」 ブチギレたレミリアの剣幕に気圧された水銀。 レミリア「……親父が死んじゃったら、私もマキナも蓮もみんな悲しいよ…だからそんなこと二度というな!!!」 涙を浮かべて、絶叫する。 -- 名無しさん (2012-09-30 21:01:15) - 水銀「………レミリア」 -- 名無しさん (2012-09-30 21:03:25) - 頬を叩かれ、彼女の剣幕に押された水銀は、しばし黙ってから――水銀「……そうだな。私も少々軽く言ってしまったようだな。別段冗談ということでもないのだが、そこまで言われたら死ぬに死ねんな」 -- 案山子さん (2012-09-30 21:04:07) - レミリア「ふっ……えぐ………」 -- 名無しさん (2012-09-30 21:05:51) - 水銀「その…」 レミリア「…反省したか!!」 水銀「はい!!」 慰めようとしたところでの一喝に思わず正座。 レミリア「なら、ごめんなさいは!!」 水銀「ごめんなさあああああい!!!」 全力のごめんなさい+完璧で美しすぎる土下座。 水銀(本当に妻に似てきたな…いろんな意味で) -- 名無しさん (2012-09-30 21:09:27) - レミリア「う、うえええええええ……」緊張の糸が切れたのか、静かに泣く。 -- 名無しさん (2012-09-30 21:11:35) - 水銀「…………」マキナ「……俺は何も言わん。だが」そこで久方ぶりに水銀に向けて、マキナ「ようやく、貴様が親らしく見えたな」初であろう柔和な笑みを浮かべた。 -- 案山子さん (2012-09-30 21:18:09) - 水銀「…手厳しいね、私はいつでも親らしく振舞っているつもりなのだが」 マキナ・ロートス・アンナ・マリィ・覇吐・竜胆『あんたは何を言っているんだ?』 水銀「orz」 -- 名無しさん (2012-09-30 21:20:36) - 蓮「……なあ、親父」水銀「ん?何かな、我が最愛なる息子よ」 -- 案山子さん (2012-09-30 21:21:43) - … アダム「あ、メルクリウスさん! どこに行っていたんですか!?」 -- 名無しさん (2012-09-30 21:22:44) - 水銀「すまんね、ちょっと異星に二十数年程旅行にね」 アダム「フランスじゃなかったんですか!? いや、戻ってきてくれたならいいんですが」 -- 名無しさん (2012-09-30 21:26:26) - 水銀「いやはや、心配をかけてすまなかった」 -- 名無しさん (2012-09-30 21:29:46) - アダム「紹介していただいた代行の方にも来ていただいているのですが、出演は大丈夫ですか?」 -- 名無しさん (2012-09-30 21:34:13) - 水銀「勿論だ、世紀の傑作を作り上げることを約束しよう」 アダム「それは心強い(凄く上機嫌だな…この人は機嫌がいいほうが演技がキレるから願ったりかなったりだ)」 -- 名無しさん (2012-10-01 00:18:25) - … 蓮「ええ!? レミリアお姉ちゃんが、俺の実のお姉ちゃん!?」 -- 名無しさん (2012-10-01 08:24:50) - 水銀「ああ、今の今まで黙っていてすまないな、我が息子よ。ああ、謝罪をさせて欲しいできれば抱きとめさせておくk」マキナ「黙っていろ!!」 -- 名無しさん (2012-10-01 14:51:32) - 水銀「ぐべら!!」 -- 名無しさん (2012-10-01 15:04:33) - 沈む水銀、先ほどまでのシリアスな雰囲気は消え失せていた。 レミリア「…相変わらずだな、この方がらしいっちゃらしいんだが」 呆れ気味のレミリア。 蓮「えーと、レミリアお姉ちゃんは俺の姉ちゃんなんだよな。なんでさっきは嘘ついたんだ?」 レミリア「…悪い、さっきはまだ言いだせなくてな。まあ、全部嘘ってわけじゃないんだ。親父と口喧嘩して出てったのはほんとだしな」 -- 名無しさん (2012-10-01 15:33:52) - ロートス「そうそう。『なんでマキナを(戸籍上)家族にしたんだよ!』って、涙流しながらwww」 -- 愛の伝道師? (2012-10-01 20:05:42) - 蓮「?」 -- 名無しさん (2012-10-01 20:16:42) - レミリア「ば、バカッ!!い、今それを言う必要あるか!?」 -- 案山子さん (2012-10-01 20:22:15) - マキナ「今でも気になっていたが、あの時なぜお前は怒っていたんだ?」 -- 名無しさん (2012-10-01 20:25:00) - アンナ「蓮君に分かりやすく言うとね、血が繋がってなくても戸籍上兄妹だと結婚でき&bold(){&sizex(6){な}}」 -- 愛の伝道師? (2012-10-01 20:58:55) - この上なく綺麗な膝がアンナの股間を射抜く。(水銀との生活時に効果的にダメージを与える習慣の為) -- 愛の伝道師? (2012-10-01 21:00:05) - アンナ「痛ったー!!」 -- 名無しさん (2012-10-01 21:03:59) - 女とはいえ、これは痛い。 -- 案山子さん (2012-10-01 21:05:55) - レミリア「余計なことを言うな!!」 -- 名無しさん (2012-10-01 21:07:11) - アンナ「子ども出来なくなったらどうする気よ!?」 レミリア「いらんこと言うからだ!」 -- 名無しさん (2012-10-01 21:10:47) - 女同士が睨み合う。なんか火花が散っているが、それはご愛嬌というやつだ。 -- 案山子さん (2012-10-01 21:12:10) - ロートス「おお、久しぶりの光景だな」 -- 名無しさん (2012-10-01 21:14:09) - 蓮「二人って仲悪いの?」 マキナ「まあ、喧嘩するほど仲がいいというやつだ」 -- 名無しさん (2012-10-01 21:15:59) - アンナ&レミリア『どこがよ!?』ロートス&マキナ『ほらな』 -- 案山子さん (2012-10-01 21:21:14) - レミリア「む〜…」むくれてマキナを睨む。 -- 名無しさん (2012-10-01 21:25:42) - 覇吐「!wwwよし、じゃ、メルクリウスさん、さっきのでその当時に行こうぜwww」 -- 愛の伝道師? (2012-10-01 22:19:56) - 蓮「さっきのって? あのワープ?」 水銀「あれは予想外の要因が重なり合って時空間がねじれた場所に飛んでしまったから時間のずれが出ただけで、私のワープではタイムトラベルは無理なのだがね」  -- 名無しさん (2012-10-01 22:27:31) - 覇吐「なんだ……」 レミリア「…………おい」 覇吐「!?Σ(゜□゜;)」 レミリア「どこへ行くって……?」 -- 名無しさん (2012-10-01 22:29:31) - 覇吐はギギギ……と首を旋回させると、そこには背後に閻魔も素足で逃げ出す般若が浮かび上がっていた。 -- 案山子さん (2012-10-01 22:33:18) - 覇吐「え、え~とどうして家出したのか知りたいな~みたいな」 蓮(覇吐くん、何か見た目だけじゃなくて性格変わったな…) レミリア「………家出の理由なら口げんかだよ。マキナ達は知ってるだろ、私が子役やってたこと。…でもさ、父親が名優でマネージャーもやってもらったから、何かと親の七光りって言われてた。……それが嫌で自分で仕事とってきたんだよ、グラビアアイドルやるって条件で規模は小さいけど映画の主演…それやるって言ったら親父が絶対認めないって言い出してな」 -- 名無しさん (2012-10-01 22:34:24) - 蓮「なんで?」 ロートス「本人曰く、『愛娘の素肌を見せるなど許さない』だと」 -- 名無しさん (2012-10-01 22:36:48) - マキナ「…なんでお前はそんなに詳しいんだ?」 ロートス「…ここ最近メルクリウスさんのマネージャーとして打ち合わせとか飲みに付き合ってるうちにな…」 -- 名無しさん (2012-10-01 22:42:03) - アンナ「ふ〜ん、そうだったんだ」 -- 名無しさん (2012-10-01 22:44:20) - 蓮「ロートス、大鑑巨砲主義だもんね(どういう意味かは知らないけど…)」 -- 愛の伝道師? (2012-10-02 13:41:26) - レミリア「……子供に何を教えてんだお前らは」 ジト目でマキナ達をにらむ。 -- 名無しさん (2012-10-02 21:23:53) - ロートス「ちょ、蓮お前そんな言葉は使うな!;」 -- 名無しさん (2012-10-02 21:26:16) - 蓮「どうして?」 ロートス「えっと、それはだな;」 純真な瞳で聞き返す蓮にたじろぐロートス。 -- 名無しさん (2012-10-02 21:52:14) - レミリア「…………」 -- 名無しさん (2012-10-02 21:54:54) - アンナ「……」 レミリアとアンナの突き刺すような視線も痛い。 ロートス「ま、マキナ;」 マキナ「…(ぷい」 親友に助け舟を求めるが、申し訳なさそうな顔で拒否された。 -- 名無しさん (2012-10-02 23:29:41) - 無言で、ロートスの背後にまわり、ホールドするアンナ。同じく無言で、ロートスの前に来るレミリア。グラビア要請があっただけあってタプタプするアレにロートスが釘付けになっている正にその時。直前にアンナにはなった一撃がロートスのアレを粉砕する(気で蹴り上げる)。 -- 愛の伝道師? (2012-10-03 21:39:05) - ロートス「―――――――――!!!!」 -- 名無しさん (2012-10-03 22:43:40) - 蓮「ロートス―――!!」 -- ナナシ (2012-10-03 23:39:15) - 蓮はアソコを押さえて蹲っているロートスに近く -- ナナシ (2012-10-03 23:40:32) - ロートス「!!!!!!」蓮「ここが痛いのロートス?」痛みで言葉にならない叫びをロートスは上げ、ロートスを心配する蓮はロートスのアソコを撫でる -- ナナシ (2012-10-03 23:43:33) - 蓮「痛いの痛いのとんでいけ〜♪」ロートス「ちょ、蓮」蓮はロートスのアソコを優しく撫でるが、ロートスは痛みとは違うものを我慢していた -- ナナシ (2012-10-03 23:46:18) - ロートス(ちょ、ま!!;) -- 名無しさん (2012-10-03 23:49:53) - 蓮のまだまだやわらかく小さな手に思わずロートスの『男性』が刺激される。自分を慕う少年の無邪気な気遣いが、罪悪感とともに背徳的な後ろ暗い快楽を呼び覚ます。 -- 名無しさん (2012-10-04 00:12:02) - ロートス(これ、やば;……!?) 唐突に背後に感じる殺気、振り返ろうとした直後― 水銀・マキナ・レミリア・マリィ・玲愛「「「「「私の息子に/蓮に/弟に/レンに/藤井君になんてもん触らせてんだボケええええええええ!!!!!!」」」」」 閃光の如き股間蹴り五連閃が綺麗に決まった。 -- 名無しさん (2012-10-04 00:18:31) - ロートス「!!!!!!!」蓮「ロートス・・・ビィェェェェン」ロートスは泡を吹いて倒れ、蓮は泣き崩れる。 -- ナナシ (2012-10-04 02:03:02) - そして・・・ -- ナナシ (2012-10-04 02:05:03) - 蓮「時が止まればいいと思っていた・・・」水銀達「?!」蓮の呟きに辺りは一瞬にして静まり、水銀家族は蓮が呟いた言葉に他は蓮から感じるものに驚く。 -- ナナシ (2012-10-04 02:09:37) - みんな忘れていないだろうか?蓮は水銀の子であり、義理ではあるがマキナの弟なのだ・・・マキナ達のように『まだ』派手な力は使っていないが、思考は以上だ・・・蓮がいつも考えていることは『刹那を味わいたい』ということ・・・ -- ナナシ (2012-10-04 02:14:40) - ↑すみません『以上』ではなく『異常』です -- ナナシ (2012-10-04 02:16:44) - ロートスが倒れ、蓮にとっての『刹那』が一部、壊された・・・そして、その『刹那』を愛するという思考は、今はいない蓮の『母親』と同じ思考だった・・・その為、水銀達は驚いたのである。 -- ナナシ (2012-10-04 02:21:26) - 蓮「今が永遠に続けばいいと思っていた」朗々と紡がれていく。蓮「この刹那を、永遠のものとしたい」全員(これは!?) -- 案山子さん (2012-10-04 02:24:56) - 蓮「時よ止まれ、君は誰よりも美しい」 -- ナナシ (2012-10-04 08:05:56) - 覇吐「何だ、風が止んだ?」 まず覇吐が異変に気付いた。先ほどまで吹いていた風の音がしない。風だけではない、木々が揺れる音、虫の音、さまざまに満ち溢れていたはずの音が根こそぎ消えている。 -- 名無しさん (2012-10-04 21:29:33) - 覇吐「………なっ!?」 -- 名無しさん (2012-10-04 21:32:19) - 覇吐がふと、蓮の方を見ると、蓮の体は大人に成長しており、皮膚の色はそのままだが、髪と瞳は紅く染まり、服は白い鎧のようなものに変わっていた。そして、蓮と親しい者達と一部の例外を除いた以外の者は、まるで時間が止まったかのように、固まっていた… -- ナナシ (2012-10-04 22:32:13) - 覇吐「はあああああああああああああああ!!!!!!!!!!?なんじゃこりゃああああああああああ!!!!!!!!?」」 -- 案山子さん (2012-10-04 22:35:50) - 水銀「や、夜子(やこ)」今の蓮の姿は水銀の『元妻』で蓮達の『母親』である、藤井夜子に似ており、水銀は元妻の名前を呟く -- ナナシ (2012-10-04 22:40:21) - 水銀「…そうだな息子もまた妻に似ていた……まったく息子よ…大きくなって」 覇吐「そういうレベルじゃねえよ!!??」 感涙する水銀に突っ込む覇吐。 竜胆「…鳥が? 空に張り付いてる?」 竜胆が空を見ると、空中で鳥が静止していた。一切動きがないビデオテープで画像を停止したような現実にはありえない光景だ。 -- 名無しさん (2012-10-04 22:43:56) - マキナ「蓮に何が起こっている!? お前の仕業じゃないのか!!??」 弟の変貌に取り乱し、水銀に詰め寄るマキナ。 -- 名無しさん (2012-10-04 22:46:20) - 水銀「いいや、今回ばかりは私も何もしていない」 -- 名無しさん (2012-10-04 23:05:23) - 水銀「恐らく、そこの男が倒れたショックで潜在的な力が偶発的に現れたのだろう。体の成長は力に耐えられるように器のほうが合わせたといったところか」 -- 名無しさん (2012-10-04 23:10:57) - アンナ「ツッコミどころがありすぎる!!;」 -- 名無しさん (2012-10-04 23:38:57) - 竜胆「非現実的な;」 アンナ「いきなり成長して現れたあなた達も十分非現実的だけどね」 -- 名無しさん (2012-10-04 23:42:38) - 蓮「………」 -- 名無しさん (2012-10-04 23:43:23) - 覇吐「れ、蓮君…だよね?」 恐る恐る友人に話しかける覇吐。 蓮「…どうしたの覇吐くん、そんな珍獣を見るような眼で…俺なんかおかしい?」 返す蓮は体格はともかく中身は子供のままのようだった。 -- 名無しさん (2012-10-04 23:46:46) - 覇吐「いやその……鏡とか見たほうがいいって;」 -- 名無しさん (2012-10-05 07:18:08) - 蓮「かがみ?」 水銀「息子よ、自分の姿を見てみたまえ」 某未来から来たロボットの如くポケットから全身鏡を取り出す水銀。 -- 名無しさん (2012-10-05 20:04:07) - アンナ(もうツッコむのも面倒になってきた………) -- 名無しさん (2012-10-05 20:34:46) - 最近、出鱈目ぶりを隠そうともしなくなった水銀に周囲は軽く呆れる。普段から目の当たりにしているマキナや蓮、身をもって体験した覇吐と竜胆はもうツッコミを諦めている。 -- 名無しさん (2012-10-05 21:18:06) - 蓮「…え、ちょ、何これ待ってよ誰? え、俺? どうなってんの、病気? 病気なの?」 鏡に写る自分の姿に案の定混乱する蓮。 -- 名無しさん (2012-10-05 21:19:25) - 覇吐「と、取り敢えず落ち着こうか……;」 -- 名無しさん (2012-10-05 21:21:58) - 蓮「落ち着けないよこんなん!?; 有り得ないもの普通に有り得ないもの!?;」 興奮した蓮の背中からギロチンのような刃がいくつも生える。 蓮「って、何か出たああああ!!??」 覇吐「なんか凄い姿になっちゃったけど。意外と便利かもよ? ほら、俺もなんか角とか爪とかおかしくなったけど、この爪伸縮自在でフォークとかいらないし」 蓮「メリットが微妙過ぎるよ!!???;」 -- 名無しさん (2012-10-05 21:33:01) - 水銀「ふむ……どうやら自分の意思では戻れないようだな」 -- 名無しさん (2012-10-05 21:36:59) - マキナ「暢気にいっている場合か!?」 水銀「落ち着きたまえよマキナ。問題に対処するときはまずその問題を徹底的に分析するのが先決だろう」 -- 名無しさん (2012-10-06 00:28:22) - マキナ「だが!」 水銀「今のうちならば、まだ私の力でどうにかできる。そう焦るな」 マキナ「むぅ…」 確信を持っている水銀の表情にマキナも押し黙る。最愛の家族が関わることにかけては誰よりも誠実な男の言葉は信頼に値する。 -- 名無しさん (2012-10-06 01:14:32) - マキナ「ではどうすればいいのだ」 水銀「元の姿に戻すには少し準備がいる、今夜位には用意できるだろう。まずは、この停止した世界の解除だ。こちらはそれほど時間はかからんだろう」 アンナ「? えーと、さっきの説明を信じるなら蓮君の力ってのがこの変な状況と姿が変わったことの原因なんでしょ。どうして姿を戻すほうが難しいのよ?」 水銀「ふむ、この停止した世界は息子から漏れ出る力によるものだが、力があふれ出たのはライヒハート君が倒れたショックだろう。彼を起こせば、精神が安定して無差別に力を垂れ流すことは無くなる……自力で制御はできんようだから、私の協力が必要だがね」 -- 名無しさん (2012-10-06 01:34:21) - アンナ「…ロートスを起こすって…」 マキナ「…完全に白眼向いているぞ」 水銀「このままというわけにはいかんだろ、わが娘にマルグリットも停止したままは忍びない」 この場ではレミリアとマリィ、玲愛も停止していた。マリィと玲愛は苦手意識が消えておらず、レミリアは知り合ったばかりだからだろう。 -- 名無しさん (2012-10-06 16:36:46) - アンナ「起こすって……なんか妙案があるわけ?」マキナ「無理やりというのは、流石にマズイか……」 -- 案山子さん (2012-10-06 19:03:59) - 水銀「そこは心配ない、取り出しましたのは水銀印の気付け薬。死にかけの老人に一口飲ませれば、あら不思議ブレイクダンスでフィーバーする程の逸品だ」 マキナ「……それを飲ませていいかどうかは置いといてだ、気絶している相手にどうやって飲ませる?」 水銀「まあ、定番の口うつしかね」 -- 名無しさん (2012-10-06 19:10:26) - アンナ「任せなさい!!」マキナ「即答だと!?」 -- 案山子さん (2012-10-06 19:14:53) - 水銀「よし、では任せた」 アンナ「了解!」 -- 名無しさん (2012-10-06 19:28:27) - 勢いよく水銀の手の中のボトルを受け取るアンナ。その目はギラギラと輝いている。 -- 名無しさん (2012-10-06 19:32:28) - 覇吐&竜胆(怖い………;) -- 名無しさん (2012-10-06 19:49:28) - 覇吐&竜胆(怖い………;) -- 名無しさん (2012-10-06 19:57:42) - アンナ「はぁ……はぁ……ロートス」マキナ「何を目を血走っている!?」覇吐「しかも気のせいか?鼻血が出ている気が」アンナ「問題なし!!」一同『あるわ!!』 -- 案山子さん (2012-10-06 20:06:36) - ロートス「……」 未だ白目をむいているロートスの体を丁寧に起こす。 アンナ「ロートス……」 …目つきは気合入り過ぎで怖いけど。 アンナ「女は度胸!! 行くわよ!!!」 自らを鼓舞し一気にボトルの薬を呷ると、そのままロートスの唇めがけて突撃!!! -- 名無しさん (2012-10-06 20:11:12) - ムチューっと口づけを交わす。だが目的が口うつしである以上、これで終わりではない。 アンナ「…んんむ、むむじゅる……」 ファーストキスでぎこちないアンナ、気絶しているロートスでは中々上手く薬を飲ませられない。二人の口の間からはよだれ交じりの薬がこぼれおち、お互いベタベタになっているがアンナは貪るように口付を続ける。 -- 名無しさん (2012-10-06 21:23:52) - ロートス「む………ぐ………?」 -- 名無しさん (2012-10-06 21:52:44) - 気付け薬のおかげか目を覚ますロートス。 ロートス「んむぐ!? …んん!?」 同時にアンナに濃厚にキスされている状況に目を見開く。 -- 名無しさん (2012-10-06 22:05:32) - ロートス「んー!! ん、むー!?」 -- 名無しさん (2012-10-06 22:07:47) - 覇吐「ああ!?ロートスが悶えてる!!」マキナ「違う!!あれは悶え苦しんでいるんだ!!」水銀「見せつけてくれるな~」竜胆「なにを呑気な!?」 -- 案山子さん (2012-10-06 22:13:52) - ロートス(…あ、あんな……) アンナ「ん、ふう…ロートスぅ……」 ロートス「……ッ!;」 アンナ「え…ふ、んんむう!?」 潤んだ瞳で自分を見つめるアンナにロートスの理性がブチギレル。ロートスもアンナに負けじと激しく唇を貪り始める。 -- 名無しさん (2012-10-06 22:26:23) - 覇吐「ちょ、なんか本格的になってきたぞ!?;」 竜胆「蓮君は見るな!!;」 -- 名無しさん (2012-10-06 22:58:42) - 蓮「あ、あわわわわ;」 見た目は大人でも中身は純情小学生。見知った大人達が繰り広げるアダルティな絡み合いに真っ赤になっている。 -- 名無しさん (2012-10-06 23:05:58) - マキナ「起きたのなら止めろ!!」 アンナ&ロートス「あだ!?」2人の額をぶつけあう。 -- 名無しさん (2012-10-06 23:08:14) - アンナ「い、いきなり痛いじゃないのマッキー!?」 ロートス「何すんだよ、いてえだろ!」 マキナ「貴様らはTPOを弁えろ!!!」 ぎゃあぎゃあと騒ぐ三人。 レミリア「……何騒いでんだ、お前ら?」 覇吐「あっ、元に戻った」 そして、ロートスが起きたことで蓮も安定したのだろう。停止した世界が正常に動き始める。 -- 名無しさん (2012-10-06 23:26:23) - 蓮「やっぱり戻らない………」 -- 名無しさん (2012-10-06 23:28:21) - 世界は戻っても、蓮の姿は変貌したまま。 水銀「息子よ、その姿も私がどうにかしよう。少し準備に時間がかかるが、今日寝る前位には何とかしよう」 蓮「…本当?」 水銀「私が約束を違えたことがあったかな」 -- 名無しさん (2012-10-06 23:30:57) - 蓮「ん〜………」 -- 名無しさん (2012-10-06 23:33:44) - 水銀「……あの、なぜ即答をしてくれぬのだ?」 -- 案山子さん (2012-10-06 23:37:20) - 蓮「…約束は守ってもらってたけど、色々余計なことしたりも結構あったかなって」 -- 名無しさん (2012-10-06 23:38:30) - 水銀「……………orz」 -- 名無しさん (2012-10-06 23:40:27) - 思わず項垂れる水銀。 -- 案山子さん (2012-10-06 23:42:57) - 蓮「でも……こういう約束は絶対守ってくれる。だから、信じるよ親父を」 とびっきりの笑顔を見せる蓮。 水銀「息子よ!!」 感極まって抱きつく水銀。 マキナ・レミリア「「そのテンプレはやめい!」」 水銀に炸裂するマキナのパンチとレミリアのハイキック。 -- 名無しさん (2012-10-06 23:44:18) - 水銀「おごろぽげえ!!!!」 -- 名無しさん (2012-10-06 23:50:46) - 蓮「は、はは」 実姉も交じったいつもの光景に苦笑する。 蓮「でも、この鎧みたいな服は今どうにかしたいかな」 レミリア「あ~、確かにあっちの覇吐と竜胆って二人もそうだけど、コスプレっぽくてかなり浮くな」 -- 名無しさん (2012-10-07 00:08:07) - 覇吐&竜胆「コスプレ!?Σ(゜□゜;)」 -- 名無しさん (2012-10-07 00:16:37) - 覇吐「あの世界で必死に生き抜いてきた勲章みたいなもんなんで結構愛着あるんだけどなあ~」 竜胆「怪物を素材にした格好では、流石におかしい…かなやっぱり」 ロートス「リアルモン○ターハンターだな、ほんと…」 -- 名無しさん (2012-10-07 00:40:42) - 水銀「服か、その位なら今すぐ用意できる、着替えてくるといい。ああ、坂上君達の分もついでに出しておこう」 ポケットから簡易の更衣室と何種類かの衣服を取り出す。 レミリア「…ホントに何でもありだな」 -- 名無しさん (2012-10-07 23:40:13) - 水銀「私のお勧めは、この”正直者にしか見えない”服だ。」 -- 愛の伝道師? (2012-10-08 20:00:34) - 蓮「?」 -- 名無しさん (2012-10-08 20:06:05) - 覇吐(み、見えない? 俺、嘘つきなつもりはないんだけど…) 蓮(見えない…なんかのお伽話みたいな嘘かな? …でも親父ならホントに用意しそうだ……嘘吐き呼ばわりは嫌だなぁ) 竜胆(…く、真偽はわからんが嘘吐きと煽られるのは嫌だ) 普通は嘘だと思うだろうが、言いだしたのは出鱈目極まりない水銀である。 -- 名無しさん (2012-10-08 20:06:57) - 水銀「( ̄ー ̄)ニヤリ」 -- 名無しさん (2012-10-08 20:13:38) - 水銀「ちなみに波旬君は着たぞ?俺は見える、俺は見えるぅぅぅうううう!と連呼しながら」 -- 愛の伝道師? (2012-10-10 18:14:05) - 覇吐「兄貴はある意味正直だからな・・・」 -- 名無しさん (2012-10-10 18:26:50) - 結果、彼がマッパのまま警察に連行されたのは、言うまでもなく、それは後の話となる。 -- 案山子さん (2012-10-10 19:24:21) - 水銀「さあどうする?着るか、それとも着ないのか?時間は無限ではないのだぞ?それに」一同『それに?』水銀「忘れていると思うのだが、今は旅行中だ。ハイドリヒたちがすでにホテルの方へ向かっているはずだぞ」全員『……………………あ』そう、彼らは忘れていた。今まで超常的なことが起き過ぎていてあれだったが、今は修学旅行の真っ最中なのだ。 -- 案山子さん (2012-10-10 20:02:11) - 水銀「そんなに選択に迷うかね?ならば、次のお勧めだ。メタルギ○なるゲームの衣装?強化外骨格だ。エヴァ風にピチピチ?ヴァージョンもあるぞ。」 -- 愛の伝道師? (2012-10-11 00:14:36) - 覇吐「ぴちぴち、だと・・・?「(それを竜胆に着せてヌキヌキポン!!)いける!!」  -- 名無しさん (2012-10-11 00:17:49) - 竜胆「覇吐、お前スケベなこと考えてる顔になってるぞ」 覇吐「!? い、いやそんなことは;」 竜胆に詰問される覇吐。 蓮「そっちの強化外骨格を着るよ。ちょっと変わってるけど、鎧よりは普通だし」 承諾する蓮。 -- 名無しさん (2012-10-11 00:46:05) - 蓮は水銀から服を受け取り、着替え始めようとするのだがそこで問題が生じた。 蓮(…どうしよう、この鎧の脱ぎ方わかんない;) -- 名無しさん (2012-10-11 01:20:22) - 水銀「脱げん時はゲオルギウスジャイアントにでも破って貰え」 -- 名無しさん (2012-10-11 09:24:47) - ゲオルギウスジャイアント「ウェルカーム(☆▽☆ )」 -- 名無しさん (2012-10-11 09:26:17) - みんな「なんか出たあああああああああ!!!」 -- 名無しさん (2012-10-11 11:02:10) - 蓮「ひィッ!?こ、怖いよマキナァァ!?」流石の蓮もビクつきマキナに応援を要請した。マジで怖いのだろう、泣きまくる蓮。これに答えない男ではない。 -- 案山子さん (2012-10-11 12:07:57) - 水銀「紹介しよう、最近富士の山頂で知り合ったゲオルギウスジャイアント君だ・・・見た目に反して結構シャイな性格だからそんなに怖がってやるな息子よ」 -- 名無しさん (2012-10-11 12:26:56) - マキナ「兄弟を怖がらせる巨体をどうやって説得しろというんだ、貴様は……」 -- 案山子さん (2012-10-11 12:49:47) - 水銀「ちょっと怖いだけの歌舞伎役者だと思って流せばいい・・・」 ゲオルギウスジャイアント「そりゃないぜ変態」 ここにシュールすぎる展開が -- 名無しさん (2012-10-11 14:02:37) - 2mを超え筋肉質な体躯に、歌舞伎者のような派手なメイクと奇抜な和装。ついでに頭につけている鬼女の面のせいで顔が二つあるように見える。子供が見てビビるのも無理はない異様だった。 -- 名無しさん (2012-10-11 18:11:18) - ロートス「…そのジャイアントさんは…何をどうして富士山頂にいたんだ? つーか、何で連れてきたんですか?」 ジャイアントさんのことを知るために話題を振るロートス。 -- 名無しさん (2012-10-11 18:13:23) - 水銀「私が彼と出会ったのは、十年前私が富士をの登山していた時だった。私は余裕で頂上まで登り切り彼と出会った・・・」 懐かしむように語りだす水銀 -- 名無しさん (2012-10-11 20:20:27) - … 水銀「ふむ、良い眺めだ」 -- 名無しさん (2012-10-11 20:49:36) - ???「じゃじゃじゃ、じゃ~ん」 と言って一人の大男その眺めを遮った・・・ -- 名無しさん (2012-10-11 20:53:47) - 水銀「…………」しかし無反応。 -- 名無しさん (2012-10-11 20:55:44) - ???「ちったあビビれよボロ外套」 -- 名無しさん (2012-10-11 20:57:49) - 水銀「水銀パンチ」あくまで無感情のまま目の前の巨体を裏拳で退かす水銀。???「ぶはっ!?」 -- 案山子さん (2012-10-11 21:01:10) - 水銀「やはりこの眺めは素晴らしい」 -- 名無しさん (2012-10-11 21:03:53) - ???「おいおいボロ外套、いくらなんでもそれはね――」再び問答無用の裏拳が相手の顔面を正確に捉え、殴り飛ばしていた。???「ぐぼはっ!?」 -- 案山子さん (2012-10-11 21:05:45) - 水銀「私はこの景色を楽しんでいるのだ、邪魔をするなよ三下」 -- 名無しさん (2012-10-11 21:07:45) - ???「ぐっ……ば、バカな!?俺は泣く子も黙る――」水銀「喋るなこの美しい景色が腐るではないか三下」 -- 案山子さん (2012-10-11 21:11:21) - さらに踵落とし -- 名無しさん (2012-10-11 21:13:37) - 水銀「私から見れば泣く子も笑うだ・・・その程度でその言葉を口するとは片腹痛い・・・」 -- 名無しさん (2012-10-11 21:16:11) - ???「て、てめえ……一体何者だ!?」 -- 名無しさん (2012-10-11 21:18:18) - 水銀「息子思いの父親だ(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-10-11 21:19:10) - … 水銀「こうして我らは出会ったのだ」 -- 名無しさん (2012-10-11 21:21:13) - マキナ(ただ、喧嘩してただけではないか…) ゲオルギウスジャイアント「あん時は、あの有名人のメルクリウスさんをちょいとからかってみたくてな」 -- 名無しさん (2012-10-11 21:22:43) - ロートス「命知らずにも程があるぞ・・・」 -- 名無しさん (2012-10-11 21:25:20) - ゲオルギウスジャイアント「はっ、火遊びってのは危ないから楽しいんだよ」 蓮(…よく見ると司狼にちょっと似てるな。いやむしろ兄ちゃんのジューダスさんか親戚のスクナさん?) -- 名無しさん (2012-10-11 21:27:57) - ゲオルギウスジャイアント「さあて、それじゃあ蓮君のお着替えを手伝ってやるか」手をワキワキさせる。 -- 名無しさん (2012-10-11 21:31:17) - 水銀「私も公認している、さあやるといい!」 -- 名無しさん (2012-10-11 21:32:58) - マキナ&レミリア「は!!」 ジャイアント「ぐほ!?」 マキナの鉄拳とレミリアのキックが決まる。 -- 名無しさん (2012-10-11 21:36:17) - 水銀「言い忘れていたが、そこのマキナは私の息子だ・・・そう簡単には突破できんぞ・・・」 -- 名無しさん (2012-10-11 21:40:02) - ジャイアント「ぐふっ……上等だ」 -- 名無しさん (2012-10-11 21:44:07) - マキナ「面白い……突破できると思っているようだな」レミリア「俺の弟に手を出すな……」二人とも蓮を守るように殺気立ちながら阻む。 -- 案山子さん (2012-10-11 21:50:43) - 水銀はおもむろに懐からラジカセを取出し『Rozen Vamp』をBGMといわんばかりに流し始めた。 -- 名無しさん (2012-10-11 21:57:21) - ジャイアント「面白ぇ……試してやろう。この俺、泣く子も黙る――」マキナ「消し」レミリア「飛」マキナ&レミリア「べッ!!」ジャイアント「ぐっ……がはっ!?」 -- 案山子さん (2012-10-11 22:02:00) - マキナ「その程度では泣く子も笑うだ・・・」 レミリア「相手見てからいえやボケ!!」 -- 名無しさん (2012-10-11 22:06:35) - 見得切中の容赦ない攻撃にジャイアントも足元がふらつく。 ジャイアント「ふ、ふふふふ…やるじゃねーの老けた兄ちゃんにお譲ちゃん」 -- 名無しさん (2012-10-11 22:13:53) - マキナ「老けたは余計だ」 -- 名無しさん (2012-10-11 22:26:55) - レミリア「誰が」ジャイアント「なっ!?馬鹿な、一瞬で俺の背後――」ガシッ!!と腰をホールドされたジャイアント。となれば、あとはどうなるかは――わかるだろう。 -- 案山子さん (2012-10-11 22:31:27) - レミリア「お嬢ちゃんだあああああああああああああああ!!!!」 -- 名無しさん (2012-10-11 22:32:38) - バキッ!! 全員『…………………あ』 -- 案山子さん (2012-10-11 22:38:57) - ジャイアントの背骨が………折れた。 -- 名無しさん (2012-10-11 22:42:15) - レミリア「ふん……乙女にお嬢ちゃんとは、良い根性してるわね」パッと髪を流してから決め台詞を吐くレミリア。流石は水銀の家族の者。普通の腕力じゃない。 -- 案山子さん (2012-10-11 22:51:13) - ジャイアント「…………………」 -- 名無しさん (2012-10-11 23:15:02) - アンナ「なんか、いやな予感がするわ・・・」 アンナは腹を押さえて震えだした。 -- 名無しさん (2012-10-11 23:17:39) - ロートス「背骨ぶち折るって普通に障害起こってもおかしくねえな…下手すりゃ半身不随か? …メルクリウスさんの友人なら事も無げに立ちそうな気もするが」 友人のやった惨劇に青くなるロートス。 -- 名無しさん (2012-10-11 23:22:50) - ジャイアント「あ~痛てて・・・復活-------------------------とでもいえばいいのか、この場合はよォ・・・?」 目を光らせて復活宣言をするジャイアントさん -- 名無しさん (2012-10-11 23:26:43) - マキナ「……しぶといヤツめ」 -- 名無しさん (2012-10-11 23:27:59) - レミリア「そう……地獄巡りはまだ足らないと、そういう意思表明?」ジャイアント「!?Σ(゜□゜;)」 -- 案山子さん (2012-10-11 23:28:26) - その時マキナが笑った・・・ ロートス「あれは・・・マッキースマイル・・・!!!?」 -- 名無しさん (2012-10-12 00:33:03) - マキナ「全員、命ずる――捕縛しろ!!」全員『ヤー!!』 -- 案山子さん (2012-10-12 01:52:20) - ジャイアント「誰だよあんたら!?」 突然現れた軍服に身を包んだ集団にあっさりと捕縛されてしまう。 -- 名無しさん (2012-10-12 01:56:27) - そうしてジャイアント君は連行された・・・ 連行された先・・・ ???「さてお待ちかね、夜刀先生の地獄廻りの時間だ・・・」 めっちゃノリノリの夜刀先生・・・ ジャイアント「目ぇ光らせんな!!怖いんだよてめえ」 -- 名無しさん (2012-10-12 11:41:32) - ↑訂正 そうしてジャイアント君は連行された・・・ 連行された先・・・ ???「さてお待ちかね、Dr?水銀の楽しい地獄めぐりの時間だ(-_☆)」 めっちゃノリノリのDr?水銀・・・ ジャイアント「目ぇ光らせんな!!怖いんだよてめえ、つかDr?って何だよ」 -- 名無しさん (2012-10-12 12:57:59) - 暴れようともジャイアント君はぶっといワイヤーで縛られていて動けない さらに白衣を着た水銀が迫ってくる・・・ -- 名無しさん (2012-10-12 13:13:59) - 水銀「君、仮面ラ○ダーや戦隊モノの特撮を見たことはあるかね」 ジャイアント「…あ、ああガキの頃には結構はまってたな…」 唐突すぎる質問に首をかしげるジャイアント。 水銀「これからオペを始める。君、目立つの好きだろう」 -- 名無しさん (2012-10-12 18:09:28) - ジャイアント「何の手術をする気だ!?」 -- 名無しさん (2012-10-12 18:22:51) - 水銀「これから君は謎の怪人………名前はまあ好きに決めてくれ。ともかくそれに生まれ変わるのだ」 -- 名無しさん (2012-10-13 01:27:11) - …水銀「かくして、謎の怪人・フルボ○キが誕生したのだっ」 -- 愛の伝道師? (2012-10-13 03:49:27) - ジャアント?「(-_☆)再び、復活って訳だ(☆▽☆ )」 Dr水銀の改造手術によりさらに不気味になって帰ってきたジャアント君… -- 名無しさん (2012-10-13 11:36:27) - 蓮「腕が四本になってる!?;」 鎧を脱ぐのをマキナに手伝ってもらい、着替えを終えた蓮がまずビビる。 -- 名無しさん (2012-10-13 12:14:49) - ロートス「PTAから苦情が来そうな名前だ;」 アンナ「なんというオープンセクハラ;」 -- 名無しさん (2012-10-13 15:36:00) - ジャイアント「というわけで覚悟おおおおおおおおおおおお!!」 -- 名無しさん (2012-10-13 16:49:52) - ピピピ マキナ「電話だ、ちょっと待て」 ジャイアント「えっ、ああ」 マキナの携帯電話が鳴ったので一時中断である。 黄金『もしもし、マキナ君』 マキナ「ハイドリヒ先生、どうしました?」 黄金『そろそろホテルのチェックインの時間だ。蓮君と一緒に戻ってきたまえ』 -- 名無しさん (2012-10-13 16:56:12) - マキナ「わかりました」 -- 名無しさん (2012-10-13 17:19:43) - マキナ「事情が変わった…貴様も来い」 ジャアント「どこに?」 マキナ「水銀を殺せる可能性を秘めた男だ…」 ジャアント「ほう…面白れぇ」 -- 名無しさん (2012-10-14 11:07:35) - マキナ「蓮、集合の時間だ。ホテルのほうまで行くぞ。坂上君に久雅さん、ブルイユさんと氷室さんもな」 蓮「うん…でもこの姿で大丈夫かな?」 マキナ「あいつがまたおかしなことをしたと言えば、みんな納得するさ」 -- 名無しさん (2012-10-14 11:45:28) - … 黄金「………これはどういうことだ?」 -- 名無しさん (2012-10-14 11:51:27) - 変わり果てた生徒と異様な部外者の姿に困惑する黄金。 マキナ「ほぼ水銀のせいです」 -- 名無しさん (2012-10-14 12:04:35) - ジャアント「と言うか全てがダケドナ…」 黄金「ところで、卿は誰だ?」 ロートス「あの変態の友達のゲオルギウスジャイアント君です」 -- 名無しさん (2012-10-14 12:24:11) - 黄金「ゲオルギウスジャイアント…卿はプロレスラーなのか?」 ジャイアントの巨体とリングネームのような名前からそのような疑念を抱いた黄金。 -- 名無しさん (2012-10-14 12:48:53) - ジャイアント「はっ? んなわけねえだろ、だがおもしれえ冗談だな」 陽気に笑って答えるジャイアント。見ていた子供たちの反応は好奇心を持つ者、怯える者、特に興味を持たない者と様々である。 -- 名無しさん (2012-10-14 18:07:30) - ジャイアント「俺の本名は下宿犠紗巨人なんだが…、あの変態に読み辛いからって理由で全てカタカナ読みに変えられたんだよ」 -- 名無しさん (2012-10-14 20:37:17) - ロートス(暴走族並みの当て字だな;) アンナ(子供のころ虐められてそうな名前ね;) -- 名無しさん (2012-10-14 20:40:40) - ジャイアント「これでもあの変態に会う三年前までは158cmしかなかったんだぜ・・・いつの間にこんなにでかくなっちまった・・・」 身長低い奴ら「それなら俺たちにその身長をくれ!!!!」 そいつらの叫びに驚くジャイアント君 -- 名無しさん (2012-10-17 16:19:12) - 水銀「ならば、君達も私の改造手術を受けるかね?」 ウザ笑いとともにDr水銀が再び姿を現した… -- 名無しさん (2012-10-19 01:32:15) - 一同「あ、先に波旬君で試(実験)してください。」 -- 愛の伝道師? (2012-10-22 16:55:50) - 水銀「彼はもう成長しているからな…背を伸ばすだけではつまらん」 -- 名無しさん (2012-10-22 17:23:24) - 水銀「それに今彼は警視庁の取調室にいる・・・そこで刑事たちにカレーの素晴らしさについて説いているところだ・・・」 -- 名無しさん (2012-10-22 18:43:23) - 覇吐「確かに兄貴ならやってそうだな……基本食べるモノに無頓着だけどカレーだけはこだわるんだよな」 ……警察所内取調室 波旬「かつ丼よりもカレーが食いたいカレーを寄越せ。ライスでもいいがナンならより良し。カレーは良いぞ、カレーこそ至高」 本当にカレー布教をしていた…… -- 名無しさん (2012-10-22 20:27:26) - 取調室の外、捜査課と交通課は大半の人間が『カレーとは神秘であり、宇宙であると!!!』と叫んでいた。 -- 名無しさん (2012-10-22 20:32:09) - 刑事「ほら、カレーだ・・・」 そう言って波旬にカレーを出す、そして波旬は一口食べ、ブチ切れた・・・ 波旬「カレーをなめてんのかこらあああああああああ!!!!作り方がなってない、厨房を貸せ!!!!!」 そして二時間後・・・・ 波旬「食ってみろ!!!」 そうしてカレーを食う刑事たち・・・ 刑事たち「カレーとは神秘であり、宇宙である!!!!!」 叫んで気を失った。波旬「さすが俺様の作ったカレーだ、素晴らしい・・・」 そう言って警視庁は波旬に乗っ取られた・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-22 23:05:28) - … 水銀「…何て事が起こっているかもしれない」 竜胆「いくらなんでもそれは無いんじゃ…」 実際水銀の予想とほとんど同じ事態になっていたのだが、彼らに知るすべは無い。 -- 名無しさん (2012-10-22 23:20:51) - アンナ「…&size(6){身長じゃなくてバスト大きくしてよ}」 -- 愛の伝道師? (2012-10-23 20:01:16) - ロートス「ん? 何か言ったか?」 -- 名無しさん (2012-10-23 20:08:37) - 水銀「しかと聞こえたぞ、その願い答えて進ぜよう…安心したまえ、私に不可能はない(-_☆)」 とんでもなく邪悪に笑う水銀・・・ -- 名無しさん (2012-10-23 21:02:59) - ベアトリス「わ……私も………豊胸を…」 蓮「ベアトリスさん!? 何があったの!?」 ぜえぜえと息を切らしながらも這い蹲って懇願してくるベアトリス。 戒「蓮君…だね。随分と大きくなって…」 蓮「ええまあ、色々ありまして…それはそうと戒さん、いったい何があったんですか?」 戒「ベアトリスは君達が移動した後も炎天下の中何時間もエレオノーレさんと試合をし続けていてね……結果自体はベアトリスが勝ったんだけど、終わった瞬間二人とも力尽きてね」 エレオノーレ「…ふん、あの程度で情けない……と言いたいところだが、あの試合ではそれなりに見事な太刀筋を見せられたからな。乱入もあって目標達成にはならなかったが、私に勝った褒美に訓練メニューは通常のものと同じに戻しておいた。自由時間その他もな」 ベアトリスと対照的に毅然と立つエレオノーレだが、脂汗を滲ませふらふらと足元が揺れているあたり相当消耗していることは明らかだった。 -- 名無しさん (2012-10-24 00:01:41) - ベア「そ…そこの未来のない人より先に私に…ボインボイン手術を…」 アンナ「喧嘩売ってんのあんた!?」 喧嘩し始める豊胸手術志望者。 ゲオルギウス「うが~!!!てっな」 低学年児童達「「わ~♪/きゃ~♪/うわわわ~!?」」 四本腕のパフォーマンスで場を沸かすジャイアント。 サタナイル「ブルイユか……大きくなったが腕はどうかな?」 マリィ「今日こそあなたを超えて見せます!」 師弟対決が勃発しかけている格闘者達。 刑士郎「は、覇吐くん!? いったい何があったのさ!!??」 司狼「そうだぞ蓮!! お前らだけで書くなってズリィぞ!!!」 覇吐「いや~色々あってさあ」 蓮「背はおれの勝ちだな♪」 友人の変貌に驚くクラスメイト達。と、すっかり大騒ぎである。 -- 名無しさん (2012-10-25 22:06:15) - ギャーギャーと生徒達に伝搬する騒々しい空気。ある種のパニックといってもいい統制のとれない空間が形成される。だが― 「諸君」 決して大きくは無いが、非常によく通る透き通った声。 黄金「これから理事長先生のお話があります。列を作って静かに聞きましょう」 ラインハルト先生の鶴の一声で、ぴたりと騒動はおさまった。 -- 名無しさん (2012-11-04 02:21:14) - シュピーネ「ええ、皆さんはこれから一週間。この自然豊かな沖縄にて共同生活を過ごしてもらいます……」 静寂の中で行われるシュピーネ理事長のお話。普通の学校ではこういう長い話を聞かない生徒というのが一定数いるものだが、この場では殆どのものが真剣に聞いている。 蓮(落ち着かないな;) 大人の姿のまま小学生の列に並ぶ蓮はかなり浮いており、自分自身居心地の悪さを感じていた。 ―ちょんちょん。横から軽くつつかれる。 蓮(司狼?) 隣の司狼を見れば何やらこっそりと何かを書かれた紙を見せてきた。 『俺は兄貴の持ち物からこっそりとエロイ本を持ってきた。今夜こっそり皆で見ようと思ってな。だが、何分一冊しかない皆で回し読むには厳しい。そこでだ、蓮、今のお前の姿ならエッチな本買っても怪しまれないだろ。この後買いにいこーぜ』 蓮(ぶっふ!?;) とんでもねーことを言ってきた司狼に驚く蓮。正直エッチな本への興味はあったし、事前に冗談だと思いながらも計画を聞いてもいたがまさか自分に買って来いと言ってくるとは。 -- 名無しさん (2012-11-04 02:32:31) - 蓮(エッチな本なんて……でもちょっと見たいかも) 幼いながらも芽生える性への興味。 蓮(ちょっとくらいなら…) 蓮の天秤が性に傾きかけた、まさにその瞬間。誰も手を触れていない筈の紙の文面が書き変わる。 蓮・司狼「!?」 驚く二人が恐る恐る見てみると。 『司狼君、私の息子と仲良くしてくれているのは感謝するが。息子におかしなことを吹き込むと言うなら…怖いよ』 蓮・司狼「……」 後ろにいる水銀の視線を感じる。結局、この後水銀とマキナの二人に説教を食らい、計画がとん挫する二人であった。 -- 名無しさん (2012-11-04 13:38:53) - …蓮「あ~~、めっちゃ疲れた」 覇吐「濃い一日だったからね~~」 司狼「初日からそれじゃ体持たねえぞ」 刑士郎(馴れないなあ;) ホテルの部屋に入った四人。今回の旅行は飛び入りの行事であり、希望者のみ参加のためクラスや学年の区別なく班が作られていた。 -- 名無しさん (2012-11-04 15:16:53) - しかも蓮は小学生のはずがかなりデカイ。もはや大人と大差ないだろう。 -- 案山子さん (2012-11-04 16:09:48) - 刑士郎「覇吐君に蓮君も大人になっちゃって(覇吐君は微妙にお化けっぽいけど;)…どうするのこれから?」 蓮「一応親父が寝る前位には何とかしてくれるって話だけど…」 覇吐「まあ、何とかなるだろ…あの人の出鱈目っぷりは尋常じゃないからな」 司狼「別にそのままでもいいんじゃね?」 蓮「…この状態で小学校行けってのかよ、やだよ流石に」 -- 名無しさん (2012-11-04 16:31:21) - …蓮達が部屋でワイワイやっている頃。マキナは児童保護組織『双頭の鷹』メンバーに割り振られた部屋で一息ついていた。 マキナ「ふう…」 アルフレート「マキナ君、蓮君は大丈夫なんでしょうか?」 マキナ「……あの男は今夜には蓮を戻すと言いました。ならば必ずやり遂げるでしょう」 若干の呆れも含んではいたが、父親に対してのある種の信頼を滲ませる言葉だった。 アルフレート「…君がそういうのならば、私達の心配など杞憂ですね。……マキナ君、交代まで少し時間もあることですし暇つぶしにポーカーでもやりませんか?」 マキナ「良いでしょう、丁度暇を持て余していた所です」 -- 名無しさん (2012-11-07 00:41:48) - アルフレート「では、早速…」 ピロピロリン♪ 何ともキャピキャピとした携帯のコールが鳴る。この部屋にいるのは実年齢以上に渋いマキナと老齢に差し掛かっているアルフレートの二人、何とも雰囲気に会わない音楽だ。 マキナ「…失礼、少し電話してきます」 携帯を手早く取り出し俯き気味に伝えるマキナ。 アルフレート「…恋人さんかね」 マキナ「…からかわないでください」 アルフレート「いやいや、大いに結構ではないか恋や愛に夢中になれるのは若者の特権だよ」 マキナ「…うちの父親ならば年齢など関係無いと豪語するでしょうね」 アルフレート「おっと、それもそうだ」 アルフレートに茶目っ気たっぷりの笑顔に、バツが悪そうに返すマキナ。 マキナ「…すいませんがポーカーは後でお相手します。多分、土産の催促でしょうから」 アルフレート「中々にたくましい女性のようだねえ」 マキナ「…ええ、俺の惚れた女ですから」 からかい交じりの茶々にマキナも開き直って笑う。 -- 名無しさん (2012-11-07 00:52:42) - …マキナ「ああ、わかった。土産はちゃんと買ってくる、じゃあまたな…帰ったらデート? ……問題は、無い」 ピッ。 マキナ「ふう…」 彼女との電話を終え一息つくマキナ。 -- 名無しさん (2012-11-07 23:53:13) - ……それを見ているものがいた。 レミリア「……」 ゲオルギウス「モテルねえ、あの色男」 ロートス「モテルっつーか、マキナが一目ぼれして即アプローチしたんだけどな」 ゲオルギウス「へえ、顔に似合わず意外と情熱的じゃねーの」 ロートス「からかったら本気でぶっとばされんぞ…」 -- 名無しさん (2012-11-08 19:29:01) - レミリア「……はあ」 深くため息をつくレミリア。 ゲオルギウス(あ~これは、あれかね?) ロートス(うん、まああれだな…からかおうなんてすんなよ) ゲオルギウス(流石にその辺はわきまえてる。紳士だぜ俺は) レミリアに気遣いをする男性二人。 ???「ねえ、貴方。寝とられたままでいいの?」 ロートス・ゲオルギウス「!?」 レミリア「なっ!?」 ???「…略奪愛なら協力するわよ」 ロートス(だ、誰だ!? いらんこと言うこの声は?) -- 名無しさん (2012-11-16 03:02:40) - 他人の者を奪う、足を引く、そうすれば自分も同じところにありつける。ねぇ、だから…。???「一緒に、横に並んで、歩きたいんでしょ?」 -- 愛の伝道師? (2012-11-17 01:45:44) - レミリア「わ…たし……は」 理性ではいけないとわかっていてもその囁きは余りにも甘美にレミリアの胸中を侵していく。 -- 名無しさん (2012-11-17 01:52:46) - ??????「ああ、いけないな、実にいけない。己の本性、欲には誠実になるべきだ。何時までも”永遠”に君はそこで”停まっている”つもりかね?こんな今が”大切な時”であるとその豊かな胸を張って言えるかね?」 -- 愛の伝道師? (2012-11-17 15:02:07) - ゲオルギウス「この声は間違いなくあいつだろ;」 ロートス「実の娘に何を吹き込んでんだ;」 姿は見えずとも何処からか響く声の主はわかりやす過ぎて、速攻で気付く二人。当然レミリアも気付いているだろう。 -- 名無しさん (2012-11-17 17:51:11) - ???「ぶっちゃけ、何もしないで家出しただけでしょ?カケオチは?」??????「然り然り。それとも、まさか、そんなことも出来ないと?君はそんな未知を認めると?」 -- 愛の伝道師? (2012-11-17 20:19:26) - レミリア「私は……私は…………私はこのまま終わるなんていやだ!!!」 ロートス「ちょっとお!?;」 ゲオルギウス「なんかやる気になったぞ」 -- 名無しさん (2012-11-17 21:35:34) - ??????「では、どうするね?」 -- 案山子さん (2012-11-17 21:37:43) - ??ナ「取り敢えず、緊縛プレイはした方がいいでしょ。ちょっとは従順になって欲」?????ゃ「えい->ミ★」??ナ「ちょっ、待」ゴォォォォーー、ズガーン。…セカンドインパクト? -- 愛の伝道師? (2012-11-17 22:27:28) - ?????「ちょっと雑音が入ったが、改めて聞こう。君はどうしたい?」 -- 名無しさん (2012-11-17 22:33:25) - へ????ゃ「選ばせてやろう。二元論(王と下僕なSM)、堕天奈落(媚薬プレイ)、悲想天(愛を囁き合う和姦)、永劫回帰(付き果てない性欲のぶつけ合い)、輪廻転生(自分たちに合った体位を見つけるまで努力)、無間(つねにイク状態)。どれがいい?どれもこれも指一つで成せる些事だがね。」 -- 愛の伝道師? (2012-11-17 22:44:00) - ロートス「とんでもねえこと言いだしたよ!?」 ゲオルギウス「つーかいい加減姿を現せよ!?」 レミリア「え~と」 ロートス・ゲオルギウス「今の選択肢から選ぶ気かよ!?」 ロートスとゲオルギウスのツッコミがはもる。 -- 名無しさん (2012-11-17 23:31:12) - へ??つ?ゃ「大欲界天狗道(両方S、イッてもイッてないの応酬)もあるが…」 -- 愛の伝道師? (2012-11-17 23:45:35) - ロートス&ゲオルキウス「おまえ黙れよ(゚Д゚)」 -- 名無しさん (2012-11-17 23:47:52) - へ?しつ?ゃ「あ♪ミ★☆※☆★」 -- 愛の伝道師? (2012-11-18 00:14:33) - ロートス「え?」 ゲオルギウス「何て言った?」 -- 名無しさん (2012-11-18 00:43:20) - へ?しつ?ゃ「おーほしさーま、きーらきら…と言う事さ。」すると、空から★が降ってきた。 -- 愛の伝道師? (2012-11-18 01:16:14) - 二人「ふざけんじゃねぇぇえええええええええええ(゚Д゚)!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-11-18 01:19:56) - 絶叫している間に、ここホテル内なのに何故上を見ると空が見えるとか何故巨大な隕石が降ってくるなどと、一瞬のうちに様々な思考と今までの人生の思い出が頭をよぎる。 -- 名無しさん (2012-11-18 01:22:48) - 二人「早く決めろぉぉぉおおおおおお!!そうすりゃ、コイツはすぐあんたの願い叶える方に集中するから!!」レミリア「え?!何処から出てきた?!」 -- 愛の伝道師? (2012-11-18 01:27:54) - ロートス「ずっと一緒にいたよね俺達!?」 ゲオルギウス「だから早く決めてお願いし死んじゃう!?」 必死に懇願する二人。 レミリア「そ、そうだな…それじゃ」 レミリアが選択しようとしたその瞬間― マキナ「何をやっとるんだ貴様はああああ!!!」 凄まじい速度で突撃してきたマキナの鉄拳が何も無い空間を殴りつける。 -- 名無しさん (2012-11-18 01:36:44) - (^δ(○ミ(`×´;)==== -- 愛の伝道師? (2012-11-18 01:43:36) - ガラスがひび割れるような音が響き渡ると、空と降ってくる巨大隕石は掻き消え、普通のホテルの天井だけが見える。そしてブン殴られた黒いのはバウンドしながら廊下をすっ飛んで行く。 -- 名無しさん (2012-11-18 01:53:51) - レミリア「ま、マキナ!?」 ロートス・ゲオルギウス「ありがとう僕らのヒーロー!!!」 感涙するロートスとゲオルギウス。 -- 名無しさん (2012-11-18 17:27:00) - へ?しつしゃ「ぐふ…。お、お~っとココで来ましたのは、レミリアさんの白馬の王子様、MA☆CHI☆NA♪ヒューヒュー」 -- 愛の伝道師? (2012-11-18 17:37:18) - マキナ「俺に乗馬経験は無いぞ?」 素でボケるマキナ。 -- 名無しさん (2012-11-18 17:42:47) - へ?しつしゃ「…Panzerkampfwagen VI Ausf. E 漆黒verの王子様?」 -- 愛の伝道師? (2012-11-18 20:10:41) - へ?しつしゃ「………いや、反応くらいはしようか?」 -- 愛の伝道師? (2012-11-19 21:26:28) - その反応はマッキースマイルで返ってきたのは言うまでもない -- 名無しさん (2012-11-19 21:28:35) - そのマッキースマイルをへ?しつしゃがカメラでバッチリ撮ったのも言うまでもない。 -- 愛の伝道師? (2012-11-19 21:31:39) - へ?しつしゃ「君の輝き、いただきさ(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-11-19 22:27:12) - マキナ「…」 ベキィ! ヘ?しつしゃ「おうふ!?;」 マッキーローキック炸裂。基本ボクシングベースの人だが、蹴り技も一級品である。 -- 名無しさん (2012-11-20 00:34:03) - ヘ?しつしゃ「…マキナ。いい加減認めるのだ。世の中には一夫多妻制というものがあること&sizex(8){をふぅっ!!}」 -- 愛の伝道師? (2012-11-20 00:37:52) - 失言を言いきる前に真上にぶっとばされる。 ロートス(…何が起こったんだ? マキナがやったんだよな?) ゲオルギウス(ローキックで体制を崩して顔が下がったところに渾身のアッパーカットが綺麗に顎を貫いたな…普通の人間には見えん早技だ……) ロートス(…アッパーってあんなに人が飛ぶもんか?;) -- 名無しさん (2012-11-21 00:01:47) - マキナ「……なあ、ロートス」 ロートス「どうした?」 マキナ「つい反射的に殴ってしまったが、一夫多妻制があろうとなかろうと俺には無関係だよな。結婚したい相手が一人しかおらん」 ロートス「……それなら、そうだな」 ロートスはあえてレミリアに視線を向けなかった。 ロートス「結婚は良いが…一撃必殺で出来ちゃった結婚何てオチはやめろよ」 マキナ「……そこは大丈夫だ」 ロートス「…何故視線をそらす」 -- 名無しさん (2012-11-21 15:44:26) - マキナ「…結婚式には仲人を頼みたいんだが」 ロートス「露骨に話を逸らしたな」 マキナ「行方知れずの妹も帰ってきたわけだしな…そろそろ結婚を真面目に考えてもいい時期だとは思ってる」 -- 名無しさん (2012-11-21 16:01:33) - へんしつしゃ「<カシャッ>ほう。水色か。ああ、しかし、仲人とは、私の相応しい役だ。」と、マキナにぶっっっっっ飛ばされて落ちてきてレミリアのスカートの中をバッチリ撮影しながら言った。 -- 愛の伝道師? (2012-11-21 18:58:44) - マキナはそれをカメラごと踏み潰し、レミリアをキャッチした -- 名無しさん (2012-11-21 19:00:10) - さらりとレミリア(妹)の胸を揉む辺り、彼氏やってるんだなと思う。 -- 愛の伝道師? (2012-11-21 19:05:40) - マキナ「!? スマン!?」 咄嗟にレミリアを降ろす。 レミリア「い、いや助けてもらったし……」 マキナ「…再開したばかりだと言うのにどうも締まらない姿ばかりで悪いな……」 レミリア「…そんな気にすんなって」 マキナ「…俺も『兄貴』として少しはいいところを見せたいんだがな」 -- 名無しさん (2012-11-22 23:50:41) - ゲオルギウス(…あの兄ちゃんは狙ってやってんのか?) ロートス(完璧に天然だよ…妹としか見てねーからな) -- 名無しさん (2012-11-23 20:58:01) - レミリア(………某魔法少女のように、…契約しなくちゃダメなのか?) -- 愛の伝道師? (2012-11-23 21:04:32) - ゲオルギウス「…あの姉ちゃんが凄い死亡フラグを立てようとしている気がする」 ロートス「奇遇だな、俺もだ」 -- 名無しさん (2012-11-23 21:06:28) - へんしつしゃ「契約は24時間365日何時でも受付中だよ」 -- 名無しさん (2012-11-24 17:26:13) - ゲオルギウス&ロートス「お前黙れよ!!?」 -- 名無しさん (2012-11-24 18:02:37) - レミリア「お前らが黙れよ!!こっちの問題だ!」マキナ「貴様等二人、親父と一緒に何をしていた?」 -- 愛の伝道師? (2012-11-24 21:18:24) - ロートス&ゲオルギウス「そこの変態に流星を振らされた」 -- 名無しさん (2012-11-24 21:22:23) - へんしつしゃ「娘の邪魔者を排除しようとしただけだよ」 -- 名無しさん (2012-11-24 23:24:43) - マキナ「何?」変しつしゃ「いや、さりげなく横に立ちながら胸を注視していたものだからつい、親心で」 -- 愛の伝道師? (2012-11-25 14:18:25) - ロートス「俺らはお前らを普通に見守っていたら急にそこの変態が湧いて出たんだよ」 -- 名無しさん (2012-11-25 15:36:50) - 変しつ者「君たちは子供がいないから解らないのかもしれないが、子供が思いつめていたら、何かしらしてやろうと思うのは親として当然だろう。それがたとえ、敵意を向けられるような行為であろうと、ストレスが発散できさえすればよい、と思う親もいるくらいなのだ。私の方法がほんの少し、いささか、微妙にわずかに常軌を逸しているだけで、親が子を思うが故の行動だよ。分かったかね、巨乳フェチ。」 -- 愛の伝道師? (2012-11-25 16:19:24) - マキナ「お前は俺のストレスを増やしていることを自覚しろ」 水銀「あいたたたたた!?」 マッキー式こめかみぐりぐりの刑炸裂中。 -- 名無しさん (2012-11-25 16:26:11) - レミリア「そんなんだ -- 名無しさん (2012-11-25 16:28:03) - ↑訂正 レミリア「そんなんだから私が家出したんだってことに気がつけ!!」 -- 名無しさん (2012-11-25 16:28:56) - 変質者(真)「そんなに、弄られると嬉しいではないか。」 -- 愛の伝道師? (2012-11-25 19:05:21) - マキナ「蓮を元に戻してからでいいから死んでくれ」 -- 名無しさん (2012-11-25 19:29:15) - 変質者(真)「私は滅びぬ、何度でもよみがえるさ、子の力こそ親の夢だからだ!!」 -- 名無しさん (2012-11-25 20:55:22) - ゲオルギウス「こいつどうやって復活してんだよ?」 マキナ「知らん」 -- 名無しさん (2012-11-25 21:21:45) - 変質者(真)「愛の力さ!!」 キラーン☆と輝くほどに爽やかな笑顔で答える。正直ん物凄く似合わないが。 -- 名無しさん (2012-11-25 22:54:27) - 一方ホテル内では・・・ -- ナナシ (2012-11-28 13:34:41) - 香純、螢、玲愛「「「どうして、こうなった?!」」」蓮「ご、ごめんなさい!!!!」ホテルの一室で何故か『大人化』して『全裸』状態でいる香純達と香純達の裸を見て、顔を真っ赤にした蓮が土下座しているという光景があった -- ナナシ (2012-11-28 13:44:14) - 司狼「ち、ちくしょう。バカスミにまで背を追い抜かれるなんて…」 刑士郎「…そこは今話題にすることじゃないと思うよ;」 覇吐「…何でこうなったんだっけか? お姉さんから逃げてたヴィルヘルム先生を匿って、お礼にもらったグラビア雑誌をいざ皆で拝見しようとしたところに女子の皆が遊びに来て、上手くごまかしながらトランプを始めたんだよな…」 -- 名無しさん (2012-11-28 23:35:56) - 香純「そんな回想よりなんか服出してよ!?」 螢「うう、最悪…」 玲愛(この体なら藤井君を…!) ベイ「ああもう、ほらよ」 ホテルに備え付けの浴衣を渡すベイ先生。一瞬ひるんだが、すぐさま生徒を気遣えるのは中々に教師の鏡である。 -- 名無しさん (2012-12-01 23:36:15) - そして、三人は着物を着たのだが・・・ -- ナナシ (2012-12-02 02:18:23) - 司狼「香純、コロボックルなんて呼んでゴメンナサイ(T_T)」 香純に土下座する司狼 -- 名無しさん (2012-12-02 02:24:33) - 香純「フハハハハ! 今や私の方が司狼より大きいし大人の体なんだからね!!」 えっへんと勝ち誇る香純。 ベイ(見た目は大人でもやっぱり中身は子供のままだな) -- 名無しさん (2012-12-02 02:34:16) - 司狼「だが、そのうち絶対におまえより大きくなってやる(゚Д゚)」 吠える司狼 -- 名無しさん (2012-12-02 02:42:19) - 司狼「(まぁ、こいつは未来永劫、体が大人になっても、中身は永遠に子供だろうからな)」 -- 愛の伝道師? (2012-12-02 17:56:58) - 香純「あ、なんか失礼なこと考えてる顔だ!」 司狼「気のせいだバカスミ!」 香純「バカスミって言うなあ!」 -- 名無しさん (2012-12-02 18:09:03) - 司狼「じゃあ、内心コロポックル?」 -- 名無しさん (2012-12-02 18:27:08) - 香純「精神は子供ってことか!!!」 -- 名無しさん (2012-12-06 16:32:37) - 司狼「違う!体しか」 -- 愛の伝道師? (2012-12-06 22:41:03) - 司狼「成長しないってことだ!!」 -- 愛の伝道師? (2012-12-06 22:41:27) - 香純「よくも言ったな!!!?大人になった私の力を見せてやる!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-06 22:56:27) - 司狼「やってみろ!!」 そうして香純と司狼が取っ組み合いを始めてしまう。 -- 名無しさん (2012-12-15 01:59:25) - それはさながら、ブロ○ーとカカロ。トの取っ組み合いの様に一方的なものになった。”体”は大人なのだから当然の結果である。 -- 愛の伝道師? (2012-12-17 01:24:03) - 蓮「お前らやめろ」何故か水銀に似たような声で二人の喧嘩を止める。皆「へ?」蓮「あれ?今自然に声が出たけど、親父に似てなかった?」皆「すげー似てたがお前のはちゃんとしててかっこよかったぞ」 -- 名無しさん (2013-11-10 15:53:29) - ……… 水銀「おや?」キラーン☆としたウザ爽やかな笑顔を消し、ふとホテルのとある一室の方を向く。ロートス「今度は何だ」マキナ「時限式で仕掛けた術でも発動したか?」水銀「あぁそれ(時限式)も面白そうだな、今度採用しよう。どうやら私が連れて行った者達以外、息子の幼馴染みである女性達も何故か大人化したようだ」 -- 名無しさん (2014-03-24 12:46:28) - ロートス「は?Σ(゚д゚lll)」 マキナ「本当に沈めるぞ?」 -- 名無しさん (2014-03-24 21:54:58) - 水銀「彼女達に関して私は無関係だぞ?すぐに暴力に訴えるのはどうかと思うがね」 -- 名無しさん (2014-03-24 22:49:51) - マキナ「そちらではなく時限式の方だ」水銀「突然ドッキリ☆も面白そうではないか。結果もそうだが過程も楽しみたいのでね、ワンパターンでは飽きる」ロートス「飽きる程人様に迷惑かけてる自覚はあるみたいだな」水銀「はて、いつ私が迷惑をかけたのかな?何だかんだで周りも楽しんでいたと記憶しているが」 -- 名無しさん (2014-03-24 22:59:34) - マキナ「記憶違いも甚だしいな」ロートス「…言うだけ無駄だ」 -- 名無しさん (2014-04-16 01:12:54) - 水銀「うむ・・・愛を伝えるというのはなかなかにむつかしいな」 -- 名無しさん (2014-04-16 02:50:46) - レミリア「…親父が伝えるのは不信感だろ」ロートス「痛く同意」マキナ「…………」無言で頷く。ラインハルト「卿等、こんなところで何をしているのかね?」そこに見廻り中か、通りかかった黄金先生 -- 名無しさん (2014-04-16 16:03:41) - マキナ「親父の暴走を止めようとしていました」 水銀「失敬な!私は暴走などしていない」 -- 名無しさん (2014-04-16 16:05:54) - ラインハルト「…カールよ、愛娘の恋路を応援したい気持ちは理解出来るが。卿が関わると事態が余計拗れる事をいい加減理解しろ」水銀「関わらないと進展もせんのだぞ。昔娘からあれこれアプローチを受けても兄として慕われているだけだとか、まったくあの鈍感さは誰に似たのやら…末息子も鈍感スキルが高いが、女難の相がある故それが救いだがね」ひそひそ会話する二人 -- 名無しさん (2014-04-16 19:33:31) - 水銀「それでハイドリヒ、お前こそこんなとこに何か用かね?」ラインハルト「見廻りだよ。と言っても何かやらかす者達は目星をつけているからな。自分達に宛がわれた部屋に戻るよう注意しに行くところだ」 -- 名無しさん (2014-04-18 17:46:29) - とその時。―ドオォォォォン!!!! ロートス「Σ何だ!?;;」ラインハルト「ん?」水銀「おや?」 -- 名無しさん (2014-04-18 17:48:01) - エレオノーレ『キルヒアイゼェェェェェェン!!!!!!!!!』ベアトリス『ひぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!;;;;;;;;;;;;;』 レミリア「…い、今の爆音と怒声は…;;」ロートス「…螢ちゃんのお兄さんのとこだな」水銀「夜這いを仕掛けようとしたら鬼神に見付かってしまった、といったところかな」 -- 名無しさん (2014-04-18 17:51:25) - ……… 香純「い、今のって…エレオノーレさんとベアトリスさん…;;」螢「不味いわね、あの人がここに来たら…」玲愛「…確実に説教されそう、剣道部のお二人さんは理由如何で明日の練習量増えるよ」香純「で、でも大人の今ならエレオノーレさんより強いし」螢「…香純ちゃん、それ、本気で言ってる?」大人になっても中身はまだ小学生、高学年でしかない先輩に勝てるのではと淡い期待を持った香純に螢が冷たく突っ込む -- 名無しさん (2014-04-18 17:59:23) - 香純「や、やってみなきゃわからないじゃん!」玲愛「いや、わかろう?」 ―コンコン… ベイ「誰か来たな」覇吐「あ、俺が出ますよ。はーい」??????「失礼する。ここに綾瀬、氷室、櫻井は来ていないか」 螢「Σこの声は…!;」玲愛「逝ってらっしゃい綾瀬さん」香純「字が違うよ!?;………えーいままよ!!エレオノーレさん!連れ戻そうったってそう簡単に行きませんよ!!」エレオノーレ「やはりか、この馬鹿娘がこうなったからもしやと思っていたが」ベアトリス「…香純ちゃん!助けて下さい~(T_T)」大人の香純達より頭一つ以上高い長身の怜俐な美女と、アイアンクローで引き摺られている金髪の美女がいた -- 名無しさん (2014-04-18 18:21:34) - 部屋にいた男組『Σお前等もかよ!!(゜Д゜;)』香純「…淡い夢だった…orz」大人と子供の差というアドバンテージが無ければ、地力の違いでどちらが強いかは自明の理だ -- 名無しさん (2014-04-18 18:25:32) - エレオノーレ「全く貴様ら・・・覚悟はいいな?」 巻き添え決定だった -- 名無しさん (2014-04-18 23:49:09) - 司狼「つーか女共はデカクなって何で俺はこのままなんだよ!!」刑士郎「まぁまぁ;」エレオノーレ「…憶測の域は出んが、久雅、坂上、ブルイユ等が藤井の父親に連れられ時を経た姿で戻って来ただろう。その時に何等かの歪みが発生し現状に至ると推察する。見たところ我々も同じくらい歳を取った姿のようだしな。遊佐司狼に関しては『偶然』だろう」香純「ほぇ~」螢「成る程…」玲愛「一理ありそう」ベイ「…ヴィッテンブルク、オメェ本当にコイツらと同じ小学生か?」覇吐「某探偵漫画みたいに薬で小さくなってたとか…」エレオノーレ「このような荒唐無稽な仮説が頭の固い大人に立てられるとでも?…身内に藤井の父親程ではないが常識を逸した人物がいるのでね。十年砲だの逆十年砲だのの被験体やらされたのはいい思い出だよ、本当に」皮肉気な苦笑を口元に浮かべる様は中身小学生に全く見えなかった -- 名無しさん (2014-04-19 09:03:39) - ベアトリス「あ~、だから先輩も超人なんですね」エレオノーレ「も、とは何だ。この世に生を受け物心ついた頃に冗談ではなく油断すれば死ぬ訓練を受けてみろ、…弱冠三歳でいかにこの世は甘いか実感出来るぞ」一同『(この人も苦労してんだな…)』 -- 名無しさん (2014-04-19 09:10:29) - エレオノーレ「で、だ。綾瀬香純、『誰が』『誰に』勝てる…と?」香純「調子乗ってすみませんでしたぁぁぁぁぁぁ!!(スライディング土下座)」エレオノーレ「…ふん、まぁいい。子供故旅行ではしゃぐ気持ちは分からんでもないからな、貴様等が大人しく部屋に戻るならば今回は見逃してやろう。貴様もだ馬鹿娘、寛容な私に感謝するがいい」ベアトリス「はい!!(よ、良かった~…;;)」螢「ありがとうございます(剣道部名物地獄特訓『ムスペルヘイム』じゃなくて良かった…)」 司狼「……なんつーか、きっちり調教されてんな…」蓮「調教?」ベイ「子供は知らなくていい事だ」 -- 名無しさん (2014-04-19 09:19:40) - 玲愛「(チッ、このまま藤井くんと夜を共にして本妻の地位を略奪する予定が)」エレオノーレ「……返事がなかった氷室に関しては、喜べ、貴様の父親代わりに迎えに来てもらうよう手配済みだ」玲愛「ΣΣ!!??」エレオノーレ「あとベイ先生、情操教育に宜しくない書物を生徒にせがまれたからといって見せるのは教師としては如何なものかと」ベイ「お、オゥ、悪かった;」覇吐「…どっちが教師なんだか;」エレオノーレ「では我々はこれで」香純「それじゃ、おやすみなさ~い」螢「おやすみなさい」ベアトリス「おやすみなさい、また明日~」退室する玲愛以外の女性達 -- 名無しさん (2014-04-19 09:31:46) - エレオノーレ「男共?お前等は特別にその性根を鍛え直してやる…軟弱なのは見るに耐えん」 背中を向けながらとんでもないことを口走った 男たち「(゚Д゚;)!?」 -- 名無しさん (2014-04-19 20:21:55) - そしていつの間にかいた謎の男。 謎の男「親愛なる白鳥よ……」 -- 名無しさん (2014-04-19 21:26:52) - 玲愛「ストーカーはやめてください謎の変態」 謎の変態は砕け散った エレオノーレ「何をしてるんですか、ヴァレリア教頭…ロリコンも大概にしろ」 -- 名無しさん (2014-04-20 02:50:06) - ヴァレリア「いやちょっと、テレジアが部屋に戻りたくないと駄々を捏ねてるから即刻引き取りに来い。来ないと吊るすと電話で脅してきたのは貴女でしょう」エレオノーレ「そうでしたね、登場の仕方が通常運転(変態染みていた)だったものでつい口が滑りました」螢「…辛辣ですね」ベアトリス「まぁ相手がコレですし?……ん?ゲッ!!」ラインハルト「やれやれ、卿等はやはりここに集っていたか」エレオノーレ「Σハイドリヒ先生!…キルヒアイゼン貴様!先生を見るなり何だその露骨に嫌そうな顔は!」ベアトリス「だって苦手(嫌い)なんですもんこの人!!」エレオノーレ「何だと!?」ラインハルト「よい、ヴィッテンブルグ。そう後輩を虐めてやるな」ベアトリスを締め上げてるエレオノーレを止める -- 名無しさん (2014-04-30 01:19:09) - 蓮「みんなうるさい…もう眠いし、寝てる間に親父が治してくれると思うからもう寝る。親父は頑張ったらすごいからな…お休みなさい」 -- 名無しさん (2014-05-05 02:22:33) - 玲愛「添い寝してあげようか?」 黄金「聞き分けのない子にはお仕置きが必要のようだな」 ヴァレリア「テレジア!貴女にはまだ速い!」 玲愛は連行されていった -- 名無しさん (2014-05-05 03:52:09) - 水銀「息子が私を誉める声が聞こえたのでね………少し本気を出そう」 やる気満々の水銀がどっからともなく沸いて出た -- 名無しさん (2014-05-05 04:03:43) - 水銀はかなり真面目な様子で複雑に入り組まれた魔法陣のようなものを使い蓮の状態を解いていく(他の連中は片手間)何時もこのように真面目な表情なら誰にも暴力を振るわれることはないはずだ。 -- 名無しさん (2014-05-15 22:04:44) - 水銀「ふむ、我が息子やその他諸々も元の状態に戻したのがさすが我が息子、将来は私を越えるだろうな…しかし、流石に疲れた、部屋に戻って寝るか」水銀が蓮の写真も撮らずに下の部屋にぬるっと移動する。本当に神経を使ったらしいことは確かだろう。翌朝、息子の寝顔写真を撮り忘れたことを思い出しOTLな状態になっていたのだが。 -- 名無しさん (2014-05-15 22:08:54) - 水銀「息子の寝顔をとりわすれた!!!!」黄金「ぶれんな、卿は」蓮「結構前から気になってたけどさ、ハイドリヒ先生がシュピーネ校長を尊敬してる理由がわからない」全員「それはみんな思ってる!」水銀「?ああ、あれは私のせいだな、昔作った薬で初めに見たのが男なら尊敬、女なら惚れるという薬を作ったのだが自分で使うの嫌だったし隣に居た獣殿に飲ませて最初に見たのがあの三流だったわけだ。とっくのとうに解毒剤など作っていたが…おもしろいから放置していた」 -- 名無しさん (2014-05-20 22:07:53) - 黄金「あれはあれでなかなか面白く優秀なのでその部分は認めているよ」 水銀「ならば、元に戻す必要はないな」 -- 名無しさん (2014-05-20 22:14:18) - 水銀「息子よ、今日の予定は決まっているのかね?時間は無限ではない故しっかりと計画を建てておくと良い」 -- 名無しさん (2014-05-20 22:15:39) - 蓮「えっと、さ、親父。久しぶりに家族で一緒に遊びたいんだけど、いいかな?」それを少し恥ずかしがるような顔でいった瞬間水銀の目から涙があふれた。水銀「…ああ、ああ、いとしき我が息子と娘、マキナ、蓮、レミリア、今回は私は煩悩を捨てよよう!1人の父親として一緒に楽しもうではないか」一瞬でボロ布のような服からラフな服に着替え真面目な表情になる。マキナ「むう」レミリア「えーと」正直2人とも蓮が言ったため反対できず、水銀が真面目になっているため反応に困っていた。 -- 名無しさん (2014-05-24 21:46:26) - 蓮「ロートス兄は?」水銀「ロートスならばマレウスとデートだ。恋人との一時を邪魔するなど野暮な事はせんよ」マキナ(居ないなは思っていたがいつの間に…(-_-;)) -- 名無しさん (2014-05-24 22:29:36) - マリィ、玲愛、螢、香純「私たちも…」蓮はマリィと玲愛の言葉で水銀の後ろに隠れる。体が大人になったときは平気だったが子供になって恐怖心がよみがえってしまっていた。司狼「兄ちゃん、俺たちもどっかいかね?」 -- 名無しさん (2014-06-01 23:14:22) - ジューダス「悪いな、弟よ…俺は彼女とデートだ」エリー「司狼、面白そうなところあるから一緒に行かない?」司狼「おう、いーぜ」ちゃっかりリア充だったりする司狼。覇吐「えっと、り、竜胆さん、い、一緒に、い、行きませんか?」子供に戻ったせいか正確が気弱に戻った覇吐が竜胆を誘っていた。竜胆「ああ、かまわないぞ] -- 名無しさん (2014-06-01 23:18:09) - 水銀「では行こうか愛娘に愛息子達よ。ハイドリヒ、他の子供等の引率は任せた!」普段の生気の失せた枯木のような瞳から一転、生き生きと生命力溢れる瞳をした水銀が親友(盟友)の肩を叩き蓮、マキナ、レミリアを連れてこの場を離れた -- 名無しさん (2014-09-17 17:07:24) - ……… レミリア「…ところでさ、そもそも何で学校離れてこんなとこに来たんだ?蓮は小学生だろ」マキナ「む?………、……そういえば、撮影どうのという話だった気が」水銀「そんなもの延期だ延期。家族と過ごす以外に割く時間に価値はなし(但しマルグリットとの時間は除く)」 -- 名無しさん (2014-09-17 17:18:03) #comment() - そういえば波旬はどうしたんだ? -- 名無しさん (2012-10-06 14:10:55) - ↑一応、(2012-09-26 02:55:20) でその辺で瞑想しているって書かれてます。 -- 名無しさん (2012-10-06 14:17:57) - 予告抜きで文書を消すのはやめてください。 -- 案山子さん (2012-10-07 00:20:16) - 夜刀先生?蓮がいるのですが……格好が蓮は夜刀なので、設定を決めて下さい。お願いします。 -- 案山子さん (2012-10-12 12:00:04) - すいませんちっと訂正します・・・ -- 名無しさん (2012-10-12 13:17:06) - あれ?アルフレートってアットノベルスと~暁~にあるディエスの二次創作のキャラじゃね? -- DIOさん (2012-11-09 15:18:20) - ↑本編十年くらい前を描いたドラマCDに出てきたキャラで、ベアトリスの友人だった人です。普通の人間だから年食っておじいさんになってますけど。 -- 名無しさん (2012-11-09 15:28:46) - 今更ながらの質問ですが、レミリアとは誰ですか?水銀が娘と叫んでいたので蓮(女)ですか? -- 名無しさん (2013-11-11 22:32:42) - ↑あってると思う。参考http://www34.atwiki.jp/god14fan/pages/134.html -- 名無しさん (2013-12-18 18:30:22) - ↑確認しました、ありがとうございます -- 名無しさん (2013-12-27 09:13:18) #comment()
- … レミリア「確かこの辺だって言ってたよな……」 ガサガサガサ! レミリア「ん?」 蓮「うわああああん!!」 レミリア「!?」 突如茂みから飛び出してきた蓮を、思わず抱きしめる。 -- 名無しさん (2012-09-13 19:08:46) - レミリア「こ、子供?;」 蓮「あ、ごめんなさい!」 レミリア「いやいいけど……一体どうしたんだ?」 -- 名無しさん (2012-09-13 19:46:31) - 蓮は一歩間合いを取って、蓮「え、いや、あの、女の人が怖くて…」 -- 愛の伝道師? (2012-09-14 14:10:14) - レミリア「?」とりあえず蓮と同じ目線になるようにしゃがみこむ。 -- 名無しさん (2012-09-14 14:17:49) - その一動作に、女性恐怖症になりかけている蓮は、恐慌した。 -- 愛の伝道師? (2012-09-14 14:54:50) - 蓮「は、はう・・・・・・・・」 レミリア「・・・・・・・・」 半泣きする連に、レミリアはむっとした表情になる。 -- 名無しさん (2012-09-14 14:56:39) - 蓮「ふええ・・・・・・・・」 ビシンッ! 蓮「ひゃう!?」 泣きそうになるにデコピンするレミリア。 レミリア「泣くな! 男だろ?」 -- 14番目の黒円卓 (2012-09-14 15:04:24) - 蓮「へ………?」 -- 名無しさん (2012-09-14 16:54:41) - どうやらデコピンの威力が桁はずれだったようだ。蓮は重い脳震盪によって意識を失った。 -- 愛の伝道師? (2012-09-14 23:53:22) - レミリア「ちょ、おい! 大丈夫か!?;」あわてて蓮を抱き上げる。 -- 名無しさん (2012-09-15 08:17:48) - レミリア「…しまった、『あいつ』に似てたからかつい力加減を間違えた……」 -- 名無しさん (2012-09-15 10:23:35) - おろおろしながらあたりを蓮を抱きしめ、近くに小児科があったことを思い出していそいだ。 -- 名無しさん (2012-09-15 10:28:14) - … 玲愛「ふ、なかなかやるじゃない」 -- 名無しさん (2012-09-15 10:45:01) - ロートス「お嬢ちゃんこそ、ここまでやるとは思わなかったぜ」 玲愛「これじゃ引き分けお次はーーメンコで勝負!」 ロートス「望むところだ!」 今まで二人はベーゴマで勝負していた。あくまで常人の二人が公平に勝負するためである。 -- 名無しさん (2012-09-15 11:51:17) - ロートス「メンコの方も随分とやり込んでるみたいだけど、今の子にしちゃ珍しいな」 玲愛「藤井君に近づくためにずっと練習してたのよ。やってる内に近所の子供の中で一番になったけど」 -- 名無しさん (2012-09-15 16:19:27) - ロートス「そうか……、ならば手加減はいらないな!!」 玲愛「望むところよ!!」 -- 名無しさん (2012-09-15 17:08:30) - アンナ「……随分と楽しそうねえ、あいつは」 少し離れた所から戯れる二人をふくれっ面で眺めているアンナ。 -- 名無しさん (2012-09-17 16:40:55) - アンナ「ん? そういえば蓮くんは・・・・・・・・?」 -- 名無しさん (2012-09-17 17:06:16) - ・・・ レミリア「・・・・・・・・・ごめん;」 蓮「ううん、気にしないで;」 土下座してまで謝る彼女に、蓮もそれ以上は言えなかった。 -- 名無しさん (2012-09-17 17:08:34) - 蓮「それで…お姉さんは、え~と…僕は藤井蓮って言います。蓮で良いんだけど、お姉さんは何て呼べばいいかな?」 レミリア(藤井蓮……蓮か!? 私には気づいてないみたいだけど…まあ、五年ぶりくらいだしなあ…蓮ももっと小さかったし、私も見た目変わったからわからないのも無理ないか) -- 名無しさん (2012-09-17 17:42:42) - レミリア「私は……レミリア」 蓮「レミリアお姉さん?」 -- 名無しさん (2012-09-17 17:44:36) - レミリア「ああ、レミ姉とでも呼んでくれ」 蓮「うん(何か、初めてあった気がしないなあ)。それでレミ姉はどうしてこんな所に?」 レミリア「あ~、友達から馬鹿親…メルクリウスさんっていう有名な俳優さんがこの辺で撮影しているって聞いてね。その人とは家……じゃなくて知り合いというかまあ、弟子みたいなもんだったんだ」 蓮「親父のお弟子さん…『だった』?」 -- 名無しさん (2012-09-17 18:49:08) - レミリア「…メルクリウスさんと一回大喧嘩しちゃってな、それ以来破門同然で、今まで一回も連絡すらしなかったんだ。ただ、あれから何年も経ってるし、この機会にせめて話くらいはできないかってな。…まあ、撮影所探してたらこんな所に入っちまったわけだけど」 -- 名無しさん (2012-09-17 19:04:36) - 蓮「そうなんだ……」 -- 名無しさん (2012-09-17 19:06:50) - と、ここで少し蓮は冷静になった。目の前に居るのは、名前から異人とわかるのだが、スタイル抜群(峰不二子もビックリのJK)女性がいる。そして………どこかの店のモノと思われるいろいろギリギリの制服。視線の高さを蓮に会わせる為にしゃがんでいたので当然…いや、なんでもない。が、紅蓮。 -- 愛の伝道師? (2012-09-18 21:18:57) - 蓮「…………(////;)」 -- 名無しさん (2012-09-18 21:40:31) - そして、股間にテントができた。性の目覚めである。 -- 愛の伝道師? (2012-09-19 17:05:46) - レミリア「どうした?」 蓮「な……なんでもないです………(////;)」 -- 名無しさん (2012-09-19 17:47:32) - … 水銀「ぐおおおおおおおおおおお!!!!」 -- 名無しさん (2012-09-19 18:06:36) - 地球・少年たちの秘奥義(テイルズ参照)・前・傾・姿・勢!!、である。 -- 愛の伝道師? (2012-09-19 18:08:11) - 水銀「なんだかわからないが………我が子に危機が迫っている!!」 -- 名無しさん (2012-09-19 18:17:19) - 水銀「今こそ愛の力で<スゥーーー>どこでもド」マリィ「えい♪」カリオストロの深呼吸後の気合のワープは、オードブルに続くスープによって阻まれた。 -- 愛の伝道師? (2012-09-19 20:18:18) - 水銀「ごぱあ!!」 -- 名無しさん (2012-09-19 20:21:43) - ちなみに竜胆は既に逃げた。一応5人分作ってあるスープを、続けざまに、まるでゴミ箱に捨てるかのごとくに、メルクリウスの口に投げ込まれていく。 -- 愛の伝道師? (2012-09-19 20:33:48) - 水銀「ぐげええええええええええええええええ!!!!」 -- 名無しさん (2012-09-19 20:50:37) - 屠殺される家畜のような悲鳴を上げる水銀の顔は凄まじい勢いで生気を失っていく。マキナの拳すらスキンシップと平然と受け入れる水銀ですら本気で命の危機を感じた。 -- 名無しさん (2012-09-19 23:31:34) - 竜胆「はっ、はあ……こ、ここまで来れば」 ぐげええええええええええ!!! 竜胆「ひっ!!?」 彼方より聞こえる水銀の悲鳴に恐怖が湧きたつ。 -- 名無しさん (2012-09-19 23:44:01) - 竜胆「うう、大丈夫…大丈夫だ」 必死に自分を鼓舞するが、謎の生命体が生息する未開の地で一人ぼっちという状況は幼い彼女には過酷過ぎた。 竜胆「……うう、人をほっぽって逃げ出しおって、恥を知れ覇吐め……覇吐ぃ;」 普段、気丈にふるまう少女から思わず弱音が漏れる。 -- 名無しさん (2012-09-20 00:04:54) - … アンナ「大変よみんな! 蓮君がいなくなっちゃった!!」 -- 名無しさん (2012-09-20 12:20:07) - ロートス「何!? しまった、勝負に熱中し過ぎた!?」 マキナ「……ぐぅ」 アンナ「って、マッキー!? その怪我何よ、早く病院いかないと!!」 -- 名無しさん (2012-09-21 00:40:38) - マキナ「そんなことはどうでもいい、それよりも蓮が……」 -- 名無しさん (2012-09-21 10:23:51) - アンナ「馬鹿! そんな怪我で!!!」 ロートス「蓮は俺たちに任せて病院行け!!!」 マキナ「良いと言っている!!」 言い争う三人。そこに、 レミリア「こっちで良いのか?」 蓮「うん、ようやく戻ってこれた…ってマキナぁああああああ!!;」 戻ってきた蓮は兄の姿を見て絶叫した。 -- 名無しさん (2012-09-22 23:51:54) - アンナ&ロートス&マキナ「蓮(君)!!」 -- 名無しさん (2012-09-23 06:56:25) - マキナ「無事か蓮!!(ブシュ」 アンナ「マッキー血が吹き出してるわよ!!?;」 ロートス「落ち着けマキナぁ!!?;」 興奮し過ぎてマキナの傷口が開く。 -- 名無しさん (2012-09-23 14:56:40) - レミリア「!?」マキナの姿を視認したとたん、物陰に隠れる。 蓮「マキナあああああああああ!!(;□;)」 マキナ「ぐう………っ!」 -- 名無しさん (2012-09-23 15:06:46) - アンナ「早く病院に、いや救急車呼ばないと!!?;」 慌てて携帯電話を取り出すアンナ。 -- 名無しさん (2012-09-24 19:35:10) - 蓮「マキナ―――――!!!!」 -- 名無しさん (2012-09-24 20:16:45) - レミリア「…………っ」 物陰からその様子を見るレミリア。 レミリア(あ、あれってマキナだよな!? う、嘘だろ!! ななな何でアイツがここにいるんだ!?(///□///;)) -- 名無しさん (2012-09-24 20:19:15) - 予想外の再会(一方的に見てるだけだが)にてんぱるレミリア、心の準備が出来ていなかった。 レミリア(…け、怪我してるけど大丈夫か?)  -- 名無しさん (2012-09-25 09:25:25) - アンナ「もしもし!? 急患です、早く来て下さい!!」 ロートス「マキナ! しっかりしろ!!」 蓮「うえええええええん! マキナが死んじゃうー!!」 -- 14番目の黒円卓 (2012-09-25 09:48:44) - マキナ「む、むう; 意外とだ、大丈夫だが;」 怪我は痛むが意識自体ははっきりしており、むしろ大騒ぎする周囲特に大泣きする蓮に困惑するマキナ。落ち着かせようとしても、今の姿では何を言っても逆効果だ。 -- 名無しさん (2012-09-26 00:00:49) - レミリア「ま、マキナ!」 目の前の大騒ぎに堪らず飛び出そうとするレミリア…をちょうど邪魔するタイミングで空間がひび割れる。 一同「!?」 ひびの先に見えるのは到底地球とは思えない不可思議な光景…そして 「会いたかったぞ、息子達ぃぃぃいいいいいいいいい!!!!!」 尋常じゃ無い勢いで飛び出してきた影だった。 マキナ・蓮「「親父!!!?」」 水銀「長かった……本当に長かったこの二十数年間…那由多すらも塵芥に思える長き時の中で刹那も二人を忘れた事は無かったぞ………」 一同『;』 感極まって泣き出す水銀に唖然とするしかない一同。後、マキナの傷は一瞬で治癒されていた。 -- 名無しさん (2012-09-26 02:24:09) - 蓮「に、二十数年って?」 マキナ「…お前がフランスにワープしてから半日もたっていないぞ」 疑問を浮かべる二人に水銀が飛び出した穴から出て来た別の男が近づく。 ???「久しぶりだな、蓮君」 蓮「え、え~と。俺? あ、あのどちら様ですか」 親しげに話しかけてくる見知らぬ男に困惑する蓮。年のころは三十路ほどだろうか男は精悍な顔立ちに派手な赤い長髪、そしてモン○ンの歴戦ハンターのような重装備で身を固めていた。 蓮(いや、待てよ…この人どこかで、み、た、よ、うな…) 知り合いに思い至り固まる蓮。そんなはずはないと自分のおかしな考えを否定するために一応確認をとる。 蓮「えと……まさかとは思いますが覇吐君…な訳ないよね」 覇吐「解ってくれたかい!! 嬉しいよ蓮君」 蓮の予想の真逆の回答をたたき返してくれた。 -- 名無しさん (2012-09-26 02:32:15) - 一同『……』 覇吐「どうした?」 一同『嘘だあああああああああ!!!!!???』 蓮「何で!? 覇吐君俺と同い年だよね!!!? 何そのでかさ!!?」 ロートス「覇吐君って蓮とよく遊んでたあの子だろ!?」 アンナ「え、え!? な、何がどうなってるの!!?」 マキナ「顔立ちや背丈だけでなく雰囲気も大分違うぞ、まるで武人だ」 玲愛「よく見れば姿がおかしいわよ!? 何そのゲームのモンスターみたいな角やら羽やら長い爪!!?」 覇吐「いや~、カールおじさんに連れられた別の星で生き延びようと毎日鍛錬して、栄養つくもの食べてたら大きくなっちゃって」 一同『大きくなったってレベルじゃねーぞ!!!!????』 -- 名無しさん (2012-09-26 02:48:08) - ???「久しぶりの帰郷なのに、騒がしいぞ覇吐」 覇吐「わりい、竜胆。ホントに懐かしくてさ…帰ってきたんだな」 一同『竜胆!!!???』 竜胆もまた覇吐と同じように大人になっていた。歴戦ハンターのような重武装と人間にはありえない角やらなんやらが付いていたが。-- 名無しさん (2012-09-26 02:48:25) - 蓮「…どういう事なの」 あまりに意味不明な展開にこれ位しかいう事が無い。仲のいい友人が半日も経たないうちに人外化に片足突っ込んだ歴戦のナイスミドルである、理解できる方がおかしい。あまりにおかしな展開に、背丈が増した以外はほぼそのまんまでいつの間にかその辺で瞑想している波旬に安心すら覚える。 -- 名無しさん (2012-09-26 02:55:20) - ロートス・アンナ「ホントにどういう事なの」 マキナ「…気にするなというのは無理か。奴の無茶はよく知っているつもりだったがこれは予想できなかった。…まてよ」 と、そこでマキナが気付く。水銀に連れられたのはもう一人いたはずだ、彼女はいったいどこに。 -- 名無しさん (2012-09-26 02:59:01) - 辺りを見回せば水銀達が出てきた穴はまだ開いていた。相も変わらず地球とは思えない光景を映し出す穴… マキナ「!?」 何かが穴の前を通る。その動きはマキナの動体視力でも見切れなかった。だが、何が出てきたかは考えるまでも無い。そこには美しい女性がいた、白い布のようなもので身体を覆う。日本人には持ちえない、外来人特有の金髪、白い肌。そして、一切の穢れを感じさせない清浄で無垢な雰囲気が彼女の周りを覆っていた。 -- 名無しさん (2012-09-26 03:06:45) - アンナ「あ、あれはまさか…………!」 -- 名無しさん (2012-09-26 09:05:15) - ?「蓮」 蓮「ま、まさかm」 水銀「マルグリット無事だったk」 ?「(ニコッ」  水銀「遮ってごめんなさい!!」 -- 名無しさん (2012-09-26 19:45:26) - マリィ「………レン、久しぶり」 -- 名無しさん (2012-09-26 19:47:47) - 蓮(ブ、ブルイユ…さんだよな?) 先程の邪神そのものの邪気と陰気と瘴気と狂気を振りまき暴虐の限りを尽くしたマリィはどこにもいない。目の前の女性は女神のような慈愛と包容力に溢れていた。 -- 名無しさん (2012-09-26 23:47:42) - アンナ「嘘………;」 ロートス「これが、本当にあの子なのか………!?」 -- 名無しさん (2012-09-27 17:06:31) - マリィが蓮に微笑む 水銀「貴女に恋をした。ひざまず」 ゴスッ -- 名無しさん (2012-09-27 22:28:18) - ひざまずいていた水銀の頭を、マリィの足が踏み抜いていた。水銀の頭どころか自身の足首まで床にメリ込む勢いで -- 名無しさん (2012-09-27 22:30:03) - 一同『あんまり変わってねええええええ!!!』 -- 名無しさん (2012-09-27 22:31:33) - レミリア(な、なんか出るに出られない状況に………;)物陰から様子を伺うレミリア。 -- 名無しさん (2012-09-27 22:33:18) - 水銀「いや、これでも大分優しくなったのだよ」 蓮「親父!?」 速効で復帰する水銀。 水銀「最初の方は容赦が無さ過ぎて一撃で殺されかけた事ばかりだったが、今は手加減を覚えてくれてこの通りだ」 ロートス「…基準がおかしくないか;」 竜胆「彼女、昔に比べれば穏やかになりましたよ。私たちとも普通に接してくれるようになりましたし…メルクリウスさんを除いてですが」 覇吐「他人から触れられても」 覇吐がマリィの肩に手を置くと。 マリィ「!!」 スパーンと黄金の張りせんが覇吐の頭をたたく。覇吐は少し痛そうだったが、特に怪我はしていなかった。 覇吐「これで済ませてもらえるし」 -- 名無しさん (2012-09-27 22:37:05) - ロートス&アンナ「え〜……;」 -- 名無しさん (2012-09-27 22:39:09) - マキナ「………可憐だ」 アンナ「ぶふぉ!? マッキーちょっと本気で!!?」 ロートス「ああいう子が好みなのか!!?」 マキナ「ご、ゴホン!? と、とにかくだ。いつまでもここに居ても始まらんだろう、一旦撮影所の方まで戻らんか」 わざとらしく咳き込んでごまかそうとするマキナ。 -- 名無しさん (2012-09-28 15:39:20) - レミリア「…………(゜Д゜)」いまだに物陰からその様子を見るレミリア。 レミリア(マキナ……、お前おしとやかタイプが好きだったのか!?(;□;))勝てない、勝てるわけがない。自分にはおしとやかのとの字すらないというのに… -- 名無しさん (2012-09-28 16:16:40) - アンナ「いくら好みでも本当なら蓮君と同い年なの、ある意味ロリコンよ。そんな烙印が欲しいのマッキーは?」 マキナ「むし返すな!!」 ロートス「お前彼女いんだろ。浮気は不味いぞ」 マキナ「だから違うわ!!!」 蓮「えっ!? 彼女!!?」 ロートス「あれ? 聞いてないのか? 一目惚れしてテンパッたマキナがいきなりプロポーズして、そのままつき合ってる彼女の話」 マキナ「ま、待てロートス、それはだな」 顔を真っ赤にして弁解するマキナ。その姿は普段の寡黙さとはほど遠い。-- 名無しさん (2012-09-28 23:21:04) - 水銀「我が息子の初々しい姿には喜びもあり寂しさもあり、複雑な未知だったよあれは……」 しみじみ語る水銀。 -- 名無しさん (2012-09-28 23:23:21) - ロートス「ほら、これがマキナの彼女」 蓮「へ~、マキナも隅に置けないんだな」 携帯の画像を蓮に見せるロートス。黒髪の大和撫子といった風体の凛とした雰囲気を漂わせる女性だった。 マキナ「お、大人をからかうものではない!!」 -- 名無しさん (2012-09-28 23:24:57) - 蓮「………あれ?」 ロートス「どうした?」 蓮(この女の人、どっかで見たような……) -- 名無しさん (2012-09-29 07:17:25) - レミリア(マキナ、私が居ない間に彼女作ってたのかよ!? 誰だよあの人!!?(;□;)) 驚異的な視力でロートスの携帯画面を盗み見る。 -- 名無しさん (2012-09-29 08:43:47) - もっとも、ボンヤリとしか見えないが。 -- 名無しさん (2012-09-29 09:35:06) - レミリア(グスン……まあでも、いきなり家をとびだして連絡も入れなかったからな……愛想つかされても無理ないか(T-T)) -- 名無しさん (2012-09-29 09:37:09) - 蓮「………あ!」 ロートス「どうした?」 蓮「俺、さっきこの人に会ったよ」 アンナ&ロートス&マキナ「!!!!!?Σ(゜Д゜)」 蓮「さっき俺のことを看病してくれた人だ」 アンナ「れ、レミリアに会ったの!?Σ(゜□゜;)」 -- 名無しさん (2012-09-29 09:39:51) - マキナ「れ、レミリアにあったのか!? あの俺の義妹で親父と口論して家出した!?」 ロートス「凄い説明口調だな」 マキナがロートスの携帯画面を覗きこむ。 マキナ「そうか、レミリアかそうか(考えてみれば紹介してなかったからな、ロートスが『あの人』の画像を持っている訳ないか。焦らせおって、何か勘違いしていたか。大体義妹と付き合うなどフィクションでもないのにあり得ん)」 -- 名無しさん (2012-09-29 10:19:02) - 水銀「まさか……あの子がここに来ているだと………!?」 -- 名無しさん (2012-09-29 10:48:13) - 蓮「お、親父?」 普段は見せない動揺した様子の父の姿に面食らう蓮。 -- 名無しさん (2012-09-29 11:03:16) - 水銀「娘よおおおおおおおおおおお!!!! どこにいるうううううううううう!!!?」 -- 名無しさん (2012-09-29 11:27:14) - 一同『!!??(ビクゥ』 絶叫して娘に呼びかける水銀。いつものウザヤかさをかなぐり捨てた必死な姿に一同も驚きを隠せない。 -- 名無しさん (2012-09-29 11:43:25) - 水銀「生きているのか!? 無事なのか!!? 返事をしてくれええええええええええ!!!!」 -- 名無しさん (2012-09-29 11:52:40) - レミリア(親父………) -- 名無しさん (2012-09-29 13:02:21) - 蓮「あんな親父初めて見た……」 -- 名無しさん (2012-09-29 13:05:19) - なおも叫び続ける父親の姿に息子達も揺り動かされる。 蓮「マキナ、俺達もレミリア姉ちゃんを探そう!」 マキナ「ああ!」 そして、女神も腰を上げた。 マリィ「私も手伝うよ、皆も手伝ってくれる?」 覇吐「任せろ!」 ロートス「そんな薄情に見えるのかい、お嬢ちゃん」 玲愛「藤井君がやるなら…」 -- 名無しさん (2012-09-29 18:35:57) - レミリア「!!;」なぜか反射的にその場から逃げ出した。 -- 名無しさん (2012-09-29 18:38:25) - 水銀「キュピーン!!そこかあああああああ!!!!娘よおおおおおおおおおおおおおお!!!!」僅かな物音を聞き分け、水銀は必至な形相で走っていく。蓮「マキナ!!」マキナ「無論だ」ロートス「俺らも行こう」アンナ「当然!」 -- 案山子さん (2012-09-29 19:43:42) - … レミリア「くっ!!;」とっさに森の中に逃げ込む。森の入り口の看板に書かれていたのは… -- 名無しさん (2012-09-29 19:52:40) - 『この先崖注意』 -- 名無しさん (2012-09-29 19:56:26) - 水銀「!!いかん、待て我が娘よおおおおおおお!!!!」蓮「え、あ!!」マキナ「ちっ!!蓮、お前はここに残れ!!」蓮「え、けど!!」ロートス「俺たちが後を追う!!」アンナ「レン君はここにいて頂戴!!」 -- 案山子さん (2012-09-29 20:03:20) - … レミリア「はあっ……はあっ……はあっ……」 -- 名無しさん (2012-09-29 20:10:02) - レミリア「…何で……逃げちまってんだ……」 自問するまでも無く答えはわかっている。どうすればいいかわからなかっただけだ、見た事も無いほど必死に自分を探す父親の姿にどんな顔で会ってどんな言葉をかければいいかが解らなかった。ただ、それだけでこんな所まで逃げだしたのだ。 レミリア「……結局、なんも成長してなかったのかな…」 家を出て行った時もそうだった、互いに一方的に言いたい事をまくしたてて、それでも父親はまだ自分の言葉を聞いてくれた自分は父親の言葉に聞く耳を持てなかった。 -- 名無しさん (2012-09-29 20:17:43) - レミリア「っ……………親父」 -- 名無しさん (2012-09-29 20:19:22) - ガッ レミリア「え?」 茂みで視界が悪く後悔で注意力が落ちていたレミリアは崖に足を踏み外す。自分でも間の抜けた声を出したなと感じた時には、地面という支えを失った身体の自由は聞かなかった。 -- 名無しさん (2012-09-29 20:28:14) - レミリア「きゃあああああああああああああ!!!?」 -- 名無しさん (2012-09-29 20:31:39) - 反射的に手を伸ばすが、掴めるものが無い。 レミリア(ヤバい……死!?) 脳裏に浮かぶリアルな死の予感… 水銀「レミリアあああああ!!!!!」 それをぬぐい去り、自分の手を取ったのは決別したはずの父親の手だった。 -- 名無しさん (2012-09-29 20:37:39) - ガシィッ!! -- 名無しさん (2012-09-29 20:39:46) - レミリア「お、親父ぃ!!」 -- 名無しさん (2012-09-29 20:46:55) - 水銀「久しいな娘よ。だが、まずはこの状況をなんとかせねばな」 いつもの回りくどい言い回しを捨てて、すぐにレミリアを引っ張り上げようとする水銀。だが、水銀の体勢もぎりぎりで中々引き揚げられない。 -- 名無しさん (2012-09-29 21:08:21) - 水銀「ぐぅ……このっ……」 -- 名無しさん (2012-09-29 21:11:12) - レミリア「お、親父」 水銀「安心したまえ、絶対にこの手をはなしなどせん! ぬ、ぐう…」 -- 名無しさん (2012-09-29 21:24:26) - レミリア「親父! 無理すんなよ、親父まで落ちちまうよ!!」 -- 名無しさん (2012-09-29 21:28:58) - 水銀「二度も言わせないでくれたまえ、絶対に離さん……離したらもう二度と父親を名乗れんよ!」 -- 名無しさん (2012-09-29 21:48:34) - レミリア「お、親父……」水銀の言葉にレミリアが何かを言おうとした瞬間、崖がさらに崩れた。それはちょうど、水銀の腹の部分まで。 -- 案山子さん (2012-09-29 21:54:37) - 水銀「ぬう………!」 -- 名無しさん (2012-09-29 22:31:07) - 水銀(くっ、せめてレミリアは) 落ちかけながらも、せめてレミリアを助けようともがく水銀。だがその努力もむなしく体は言う事を聞かない。 水銀「ぬあ!?」 レミリア「親父!?」 空中に投げだされかける水銀の身体… マキナ「うおおおおおおおおおお!!!!」 その手を凄まじい勢いで走り込んできたマキナが引っ張り上げた!! 水銀・レミリア「「マキナ!!」」 -- 名無しさん (2012-09-29 22:50:39) - マキナ「ロートス、手を貸せ!!」 ロートス「おう!!」 -- 名無しさん (2012-09-29 22:55:54) - マリィ「私達も!!」 覇吐「あいよ!!」 竜胆「任せてもらおう!!」 アンナ「やるわよ!!」 マリィ達も手を貸す。 -- 名無しさん (2012-09-29 22:59:24) - 一同『があああああああああああああ!!!!』 -- 名無しさん (2012-09-29 23:04:45) - 皆で一斉に力を込めて、崖から引き上げ這い上がる! ……レミリア「はあっ…はあっ……」 水銀「ふう、皆無事で何よりといったところかな」 レミリアと水銀を引き上げた一同。 -- 名無しさん (2012-09-29 23:09:50) - アンナ「レミリアあああああああああ!!」涙を流してレミリアに抱きつく。 -- 名無しさん (2012-09-29 23:34:20) - アンナ「バカバカ!! あんたいきなり居なくなってふらっと戻ってきたと思ったら、何死にかけてんのよ!! ホントに心配したんだからね!!!!」 -- 名無しさん (2012-09-29 23:48:33) - ロートス「そうだぞ!(俺の目の保養とか)マキナも『何処に行ったんだ―、レミリア!…レミリアーーーー!!』って大変だったんだからな。」 -- 愛の伝道師? (2012-09-30 04:09:29) - レミリア「アンナ……ロートス……」 -- 名無しさん (2012-09-30 07:23:48) - マキナ「…久しぶりだな」 レミリア「マキナ……」 マキナ「…俺よりも親父と話したいことがあるんじゃないか?」 レミリア「……」 -- 名無しさん (2012-09-30 17:29:21) - 水銀「………娘よ」 -- 名無しさん (2012-09-30 17:32:05) - レミリア「親父……」 -- 名無しさん (2012-09-30 17:40:49) - 水銀「しばらく見ないあいだに、大きくなったな………妻に似ている」 -- 名無しさん (2012-09-30 17:49:59) - 今まで回りくどい言い回しやウザイことで印象付いていた男の、優しく、慈愛の籠った眼差しはまさしく父のソレ。 -- 案山子さん (2012-09-30 17:58:24) - レミリア「……うん、5年くらい経ったし」 水銀「生活は大丈夫かい?」 レミリア「職場の皆いい人ばっかだし、今んところ困ってることは…まったくないわけでもないけど、結構楽しくやってるよ」 水銀「そうか」 レミリア「……」 レミリアは父親に対して言いたいことも言えることもたくさんあるはずだった。だが、いざ対面すれば言葉がうまく出てこない。 -- 名無しさん (2012-09-30 18:10:35) - 水銀「レミリア」優しい音色で己の娘を見て、水銀「私の元に戻るつもりは……あるか?」レミリア「え?」 -- 案山子さん (2012-09-30 18:25:06) - アンナ「レミリア、帰ってきて!」 -- 名無しさん (2012-09-30 18:45:39) - ロートス「わだかまりもあるだろうけどさ、そろそろ戻ってもいいんじゃないか」 -- 名無しさん (2012-09-30 18:48:26) - マキナ「また昔のように暮らそう」 -- 名無しさん (2012-09-30 18:52:03) - レミリア「け、けどさ……」水銀「……お前が望むのならば、私は私の命を差し出す所存だ」レミリア&マキナ&蓮「!?」 -- 案山子さん (2012-09-30 20:25:16) - 今追い着いた蓮は、着いた瞬間に親のその発言を聞いたのだ。 -- 案山子さん (2012-09-30 20:25:45) - 水銀「だから、どうか帰ってきておくれ……私の愛娘よ」 -- 名無しさん (2012-09-30 20:27:49) - レミリア「親父……」マキナ「……………………」蓮「今の……どういうこと?」マキナ「!?蓮」そこで初めて蓮の存在に気付いたマキナが振り向くと、蓮はゆっくりと歩いてきていた。蓮「なんで?なんで親父が命を差し出すんだ?なあ?なあ?」最後の言葉しか聞いていなかった蓮は、明らかに誤解していた。 -- 案山子さん (2012-09-30 20:31:56) - アンナ「あ……い、いやね蓮君。もちろん蓮君が思っているような意味じゃないからね? 言葉のあやと言うか……;」 -- 名無しさん (2012-09-30 20:36:00) - ロートス「そ、そうだぞそれだけ本気だってことの比喩であってだな…」 水銀「何を言うか、私が愛娘に虚言を吐くとでも侮辱もたいがいにしたまえ。差し出すといえば本気で差し出す覚悟はある」 マキナ「話をややこしくすな!?」 -- 名無しさん (2012-09-30 20:38:09) - 蓮「……………………」皆の言葉を聞いていた蓮は俯き、ワナワナ震えていた。その現象を -- 案山子さん (2012-09-30 20:40:04) - ↑すいません。入力ミスしました。蓮「……………………」皆の言葉を聞いていた蓮は俯き、ワナワナ震えていた。その現象をマキナは知っていた。マキナ(!?ま、マズイ!!あれは)そう、この現象はあの飛行機の中にいた時と同じ―― -- 案山子さん (2012-09-30 20:41:20) - 蓮「うああああああああああああああああん!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-09-30 20:43:21) - 一同『やっぱりこうなるのかあああああああああああ!!!!!?』レミリア「!?Σ(゜□゜;)」 -- 案山子さん (2012-09-30 20:45:25) - 如何な蓮といえども、彼はまだ小学生。精神年齢として、己の親が自分の命を差し出すというのだ。親が大好きな蓮にとってみれば、それは核爆弾と同等の威力を意味しているのだ。 -- 案山子さん (2012-09-30 20:46:42) - 蓮「やだやだああああああああああああ!! 死んじゃやだああああああああああああ!!!!」 -- 名無しさん (2012-09-30 20:47:44) - 泣き出してしまった蓮。一同はおろおろと戸惑うばかりで泣きやませられそうにない。レミリア「…」 そんな中、レミリアが蓮に近づくと -- 名無しさん (2012-09-30 20:49:02) - レミリア「………」ギュッと蓮を抱きしめた。 -- 名無しさん (2012-09-30 20:50:47) - 蓮「ふぇ?」レミリア「……泣かないでくれ」 -- 案山子さん (2012-09-30 20:55:02) - 優しいぬくもりが蓮を包み、蓮は泣き止んだ。 -- 名無しさん (2012-09-30 20:57:42) - 蓮「え? ぐす…あ…レミリア…さん?」 レミリア「私の弟だろ、そんなに泣くんじゃない」 蓮「え…おとうと?」 レミリア「さっきは言わなくてごめんな。それとさ、私たちの親父は死なないよ」 抱きしめられたぬくもりに少し落ち着いた蓮をさとすと、レミリアは水銀に近づき…… レミリア「こんのバカ親父がアアアアアアアアア!!!!」 水銀「ドファああああああ!!??」 思いっきり水銀のほほをビンタした。 一同『ええええええええええ!!!???』 レミリア「あんたの命が欲しいなんて私がいつ言った!! 冗談だろうと本気だろうとそんなこと軽々しく言うんじゃねえよ!!!」 ブチギレたレミリアの剣幕に気圧された水銀。 レミリア「……親父が死んじゃったら、私もマキナも蓮もみんな悲しいよ…だからそんなこと二度というな!!!」 涙を浮かべて、絶叫する。 -- 名無しさん (2012-09-30 21:01:15) - 水銀「………レミリア」 -- 名無しさん (2012-09-30 21:03:25) - 頬を叩かれ、彼女の剣幕に押された水銀は、しばし黙ってから――水銀「……そうだな。私も少々軽く言ってしまったようだな。別段冗談ということでもないのだが、そこまで言われたら死ぬに死ねんな」 -- 案山子さん (2012-09-30 21:04:07) - レミリア「ふっ……えぐ………」 -- 名無しさん (2012-09-30 21:05:51) - 水銀「その…」 レミリア「…反省したか!!」 水銀「はい!!」 慰めようとしたところでの一喝に思わず正座。 レミリア「なら、ごめんなさいは!!」 水銀「ごめんなさあああああい!!!」 全力のごめんなさい+完璧で美しすぎる土下座。 水銀(本当に妻に似てきたな…いろんな意味で) -- 名無しさん (2012-09-30 21:09:27) - レミリア「う、うえええええええ……」緊張の糸が切れたのか、静かに泣く。 -- 名無しさん (2012-09-30 21:11:35) - 水銀「…………」マキナ「……俺は何も言わん。だが」そこで久方ぶりに水銀に向けて、マキナ「ようやく、貴様が親らしく見えたな」初であろう柔和な笑みを浮かべた。 -- 案山子さん (2012-09-30 21:18:09) - 水銀「…手厳しいね、私はいつでも親らしく振舞っているつもりなのだが」 マキナ・ロートス・アンナ・マリィ・覇吐・竜胆『あんたは何を言っているんだ?』 水銀「orz」 -- 名無しさん (2012-09-30 21:20:36) - 蓮「……なあ、親父」水銀「ん?何かな、我が最愛なる息子よ」 -- 案山子さん (2012-09-30 21:21:43) - … アダム「あ、メルクリウスさん! どこに行っていたんですか!?」 -- 名無しさん (2012-09-30 21:22:44) - 水銀「すまんね、ちょっと異星に二十数年程旅行にね」 アダム「フランスじゃなかったんですか!? いや、戻ってきてくれたならいいんですが」 -- 名無しさん (2012-09-30 21:26:26) - 水銀「いやはや、心配をかけてすまなかった」 -- 名無しさん (2012-09-30 21:29:46) - アダム「紹介していただいた代行の方にも来ていただいているのですが、出演は大丈夫ですか?」 -- 名無しさん (2012-09-30 21:34:13) - 水銀「勿論だ、世紀の傑作を作り上げることを約束しよう」 アダム「それは心強い(凄く上機嫌だな…この人は機嫌がいいほうが演技がキレるから願ったりかなったりだ)」 -- 名無しさん (2012-10-01 00:18:25) - … 蓮「ええ!? レミリアお姉ちゃんが、俺の実のお姉ちゃん!?」 -- 名無しさん (2012-10-01 08:24:50) - 水銀「ああ、今の今まで黙っていてすまないな、我が息子よ。ああ、謝罪をさせて欲しいできれば抱きとめさせておくk」マキナ「黙っていろ!!」 -- 名無しさん (2012-10-01 14:51:32) - 水銀「ぐべら!!」 -- 名無しさん (2012-10-01 15:04:33) - 沈む水銀、先ほどまでのシリアスな雰囲気は消え失せていた。 レミリア「…相変わらずだな、この方がらしいっちゃらしいんだが」 呆れ気味のレミリア。 蓮「えーと、レミリアお姉ちゃんは俺の姉ちゃんなんだよな。なんでさっきは嘘ついたんだ?」 レミリア「…悪い、さっきはまだ言いだせなくてな。まあ、全部嘘ってわけじゃないんだ。親父と口喧嘩して出てったのはほんとだしな」 -- 名無しさん (2012-10-01 15:33:52) - ロートス「そうそう。『なんでマキナを(戸籍上)家族にしたんだよ!』って、涙流しながらwww」 -- 愛の伝道師? (2012-10-01 20:05:42) - 蓮「?」 -- 名無しさん (2012-10-01 20:16:42) - レミリア「ば、バカッ!!い、今それを言う必要あるか!?」 -- 案山子さん (2012-10-01 20:22:15) - マキナ「今でも気になっていたが、あの時なぜお前は怒っていたんだ?」 -- 名無しさん (2012-10-01 20:25:00) - アンナ「蓮君に分かりやすく言うとね、血が繋がってなくても戸籍上兄妹だと結婚でき&bold(){&sizex(6){な}}」 -- 愛の伝道師? (2012-10-01 20:58:55) - この上なく綺麗な膝がアンナの股間を射抜く。(水銀との生活時に効果的にダメージを与える習慣の為) -- 愛の伝道師? (2012-10-01 21:00:05) - アンナ「痛ったー!!」 -- 名無しさん (2012-10-01 21:03:59) - 女とはいえ、これは痛い。 -- 案山子さん (2012-10-01 21:05:55) - レミリア「余計なことを言うな!!」 -- 名無しさん (2012-10-01 21:07:11) - アンナ「子ども出来なくなったらどうする気よ!?」 レミリア「いらんこと言うからだ!」 -- 名無しさん (2012-10-01 21:10:47) - 女同士が睨み合う。なんか火花が散っているが、それはご愛嬌というやつだ。 -- 案山子さん (2012-10-01 21:12:10) - ロートス「おお、久しぶりの光景だな」 -- 名無しさん (2012-10-01 21:14:09) - 蓮「二人って仲悪いの?」 マキナ「まあ、喧嘩するほど仲がいいというやつだ」 -- 名無しさん (2012-10-01 21:15:59) - アンナ&レミリア『どこがよ!?』ロートス&マキナ『ほらな』 -- 案山子さん (2012-10-01 21:21:14) - レミリア「む〜…」むくれてマキナを睨む。 -- 名無しさん (2012-10-01 21:25:42) - 覇吐「!wwwよし、じゃ、メルクリウスさん、さっきのでその当時に行こうぜwww」 -- 愛の伝道師? (2012-10-01 22:19:56) - 蓮「さっきのって? あのワープ?」 水銀「あれは予想外の要因が重なり合って時空間がねじれた場所に飛んでしまったから時間のずれが出ただけで、私のワープではタイムトラベルは無理なのだがね」  -- 名無しさん (2012-10-01 22:27:31) - 覇吐「なんだ……」 レミリア「…………おい」 覇吐「!?Σ(゜□゜;)」 レミリア「どこへ行くって……?」 -- 名無しさん (2012-10-01 22:29:31) - 覇吐はギギギ……と首を旋回させると、そこには背後に閻魔も素足で逃げ出す般若が浮かび上がっていた。 -- 案山子さん (2012-10-01 22:33:18) - 覇吐「え、え~とどうして家出したのか知りたいな~みたいな」 蓮(覇吐くん、何か見た目だけじゃなくて性格変わったな…) レミリア「………家出の理由なら口げんかだよ。マキナ達は知ってるだろ、私が子役やってたこと。…でもさ、父親が名優でマネージャーもやってもらったから、何かと親の七光りって言われてた。……それが嫌で自分で仕事とってきたんだよ、グラビアアイドルやるって条件で規模は小さいけど映画の主演…それやるって言ったら親父が絶対認めないって言い出してな」 -- 名無しさん (2012-10-01 22:34:24) - 蓮「なんで?」 ロートス「本人曰く、『愛娘の素肌を見せるなど許さない』だと」 -- 名無しさん (2012-10-01 22:36:48) - マキナ「…なんでお前はそんなに詳しいんだ?」 ロートス「…ここ最近メルクリウスさんのマネージャーとして打ち合わせとか飲みに付き合ってるうちにな…」 -- 名無しさん (2012-10-01 22:42:03) - アンナ「ふ〜ん、そうだったんだ」 -- 名無しさん (2012-10-01 22:44:20) - 蓮「ロートス、大鑑巨砲主義だもんね(どういう意味かは知らないけど…)」 -- 愛の伝道師? (2012-10-02 13:41:26) - レミリア「……子供に何を教えてんだお前らは」 ジト目でマキナ達をにらむ。 -- 名無しさん (2012-10-02 21:23:53) - ロートス「ちょ、蓮お前そんな言葉は使うな!;」 -- 名無しさん (2012-10-02 21:26:16) - 蓮「どうして?」 ロートス「えっと、それはだな;」 純真な瞳で聞き返す蓮にたじろぐロートス。 -- 名無しさん (2012-10-02 21:52:14) - レミリア「…………」 -- 名無しさん (2012-10-02 21:54:54) - アンナ「……」 レミリアとアンナの突き刺すような視線も痛い。 ロートス「ま、マキナ;」 マキナ「…(ぷい」 親友に助け舟を求めるが、申し訳なさそうな顔で拒否された。 -- 名無しさん (2012-10-02 23:29:41) - 無言で、ロートスの背後にまわり、ホールドするアンナ。同じく無言で、ロートスの前に来るレミリア。グラビア要請があっただけあってタプタプするアレにロートスが釘付けになっている正にその時。直前にアンナにはなった一撃がロートスのアレを粉砕する(気で蹴り上げる)。 -- 愛の伝道師? (2012-10-03 21:39:05) - ロートス「―――――――――!!!!」 -- 名無しさん (2012-10-03 22:43:40) - 蓮「ロートス―――!!」 -- ナナシ (2012-10-03 23:39:15) - 蓮はアソコを押さえて蹲っているロートスに近く -- ナナシ (2012-10-03 23:40:32) - ロートス「!!!!!!」蓮「ここが痛いのロートス?」痛みで言葉にならない叫びをロートスは上げ、ロートスを心配する蓮はロートスのアソコを撫でる -- ナナシ (2012-10-03 23:43:33) - 蓮「痛いの痛いのとんでいけ〜♪」ロートス「ちょ、蓮」蓮はロートスのアソコを優しく撫でるが、ロートスは痛みとは違うものを我慢していた -- ナナシ (2012-10-03 23:46:18) - ロートス(ちょ、ま!!;) -- 名無しさん (2012-10-03 23:49:53) - 蓮のまだまだやわらかく小さな手に思わずロートスの『男性』が刺激される。自分を慕う少年の無邪気な気遣いが、罪悪感とともに背徳的な後ろ暗い快楽を呼び覚ます。 -- 名無しさん (2012-10-04 00:12:02) - ロートス(これ、やば;……!?) 唐突に背後に感じる殺気、振り返ろうとした直後― 水銀・マキナ・レミリア・マリィ・玲愛「「「「「私の息子に/蓮に/弟に/レンに/藤井君になんてもん触らせてんだボケええええええええ!!!!!!」」」」」 閃光の如き股間蹴り五連閃が綺麗に決まった。 -- 名無しさん (2012-10-04 00:18:31) - ロートス「!!!!!!!」蓮「ロートス・・・ビィェェェェン」ロートスは泡を吹いて倒れ、蓮は泣き崩れる。 -- ナナシ (2012-10-04 02:03:02) - そして・・・ -- ナナシ (2012-10-04 02:05:03) - 蓮「時が止まればいいと思っていた・・・」水銀達「?!」蓮の呟きに辺りは一瞬にして静まり、水銀家族は蓮が呟いた言葉に他は蓮から感じるものに驚く。 -- ナナシ (2012-10-04 02:09:37) - みんな忘れていないだろうか?蓮は水銀の子であり、義理ではあるがマキナの弟なのだ・・・マキナ達のように『まだ』派手な力は使っていないが、思考は以上だ・・・蓮がいつも考えていることは『刹那を味わいたい』ということ・・・ -- ナナシ (2012-10-04 02:14:40) - ↑すみません『以上』ではなく『異常』です -- ナナシ (2012-10-04 02:16:44) - ロートスが倒れ、蓮にとっての『刹那』が一部、壊された・・・そして、その『刹那』を愛するという思考は、今はいない蓮の『母親』と同じ思考だった・・・その為、水銀達は驚いたのである。 -- ナナシ (2012-10-04 02:21:26) - 蓮「今が永遠に続けばいいと思っていた」朗々と紡がれていく。蓮「この刹那を、永遠のものとしたい」全員(これは!?) -- 案山子さん (2012-10-04 02:24:56) - 蓮「時よ止まれ、君は誰よりも美しい」 -- ナナシ (2012-10-04 08:05:56) - 覇吐「何だ、風が止んだ?」 まず覇吐が異変に気付いた。先ほどまで吹いていた風の音がしない。風だけではない、木々が揺れる音、虫の音、さまざまに満ち溢れていたはずの音が根こそぎ消えている。 -- 名無しさん (2012-10-04 21:29:33) - 覇吐「………なっ!?」 -- 名無しさん (2012-10-04 21:32:19) - 覇吐がふと、蓮の方を見ると、蓮の体は大人に成長しており、皮膚の色はそのままだが、髪と瞳は紅く染まり、服は白い鎧のようなものに変わっていた。そして、蓮と親しい者達と一部の例外を除いた以外の者は、まるで時間が止まったかのように、固まっていた… -- ナナシ (2012-10-04 22:32:13) - 覇吐「はあああああああああああああああ!!!!!!!!!!?なんじゃこりゃああああああああああ!!!!!!!!?」」 -- 案山子さん (2012-10-04 22:35:50) - 水銀「や、夜子(やこ)」今の蓮の姿は水銀の『元妻』で蓮達の『母親』である、藤井夜子に似ており、水銀は元妻の名前を呟く -- ナナシ (2012-10-04 22:40:21) - 水銀「…そうだな息子もまた妻に似ていた……まったく息子よ…大きくなって」 覇吐「そういうレベルじゃねえよ!!??」 感涙する水銀に突っ込む覇吐。 竜胆「…鳥が? 空に張り付いてる?」 竜胆が空を見ると、空中で鳥が静止していた。一切動きがないビデオテープで画像を停止したような現実にはありえない光景だ。 -- 名無しさん (2012-10-04 22:43:56) - マキナ「蓮に何が起こっている!? お前の仕業じゃないのか!!??」 弟の変貌に取り乱し、水銀に詰め寄るマキナ。 -- 名無しさん (2012-10-04 22:46:20) - 水銀「いいや、今回ばかりは私も何もしていない」 -- 名無しさん (2012-10-04 23:05:23) - 水銀「恐らく、そこの男が倒れたショックで潜在的な力が偶発的に現れたのだろう。体の成長は力に耐えられるように器のほうが合わせたといったところか」 -- 名無しさん (2012-10-04 23:10:57) - アンナ「ツッコミどころがありすぎる!!;」 -- 名無しさん (2012-10-04 23:38:57) - 竜胆「非現実的な;」 アンナ「いきなり成長して現れたあなた達も十分非現実的だけどね」 -- 名無しさん (2012-10-04 23:42:38) - 蓮「………」 -- 名無しさん (2012-10-04 23:43:23) - 覇吐「れ、蓮君…だよね?」 恐る恐る友人に話しかける覇吐。 蓮「…どうしたの覇吐くん、そんな珍獣を見るような眼で…俺なんかおかしい?」 返す蓮は体格はともかく中身は子供のままのようだった。 -- 名無しさん (2012-10-04 23:46:46) - 覇吐「いやその……鏡とか見たほうがいいって;」 -- 名無しさん (2012-10-05 07:18:08) - 蓮「かがみ?」 水銀「息子よ、自分の姿を見てみたまえ」 某未来から来たロボットの如くポケットから全身鏡を取り出す水銀。 -- 名無しさん (2012-10-05 20:04:07) - アンナ(もうツッコむのも面倒になってきた………) -- 名無しさん (2012-10-05 20:34:46) - 最近、出鱈目ぶりを隠そうともしなくなった水銀に周囲は軽く呆れる。普段から目の当たりにしているマキナや蓮、身をもって体験した覇吐と竜胆はもうツッコミを諦めている。 -- 名無しさん (2012-10-05 21:18:06) - 蓮「…え、ちょ、何これ待ってよ誰? え、俺? どうなってんの、病気? 病気なの?」 鏡に写る自分の姿に案の定混乱する蓮。 -- 名無しさん (2012-10-05 21:19:25) - 覇吐「と、取り敢えず落ち着こうか……;」 -- 名無しさん (2012-10-05 21:21:58) - 蓮「落ち着けないよこんなん!?; 有り得ないもの普通に有り得ないもの!?;」 興奮した蓮の背中からギロチンのような刃がいくつも生える。 蓮「って、何か出たああああ!!??」 覇吐「なんか凄い姿になっちゃったけど。意外と便利かもよ? ほら、俺もなんか角とか爪とかおかしくなったけど、この爪伸縮自在でフォークとかいらないし」 蓮「メリットが微妙過ぎるよ!!???;」 -- 名無しさん (2012-10-05 21:33:01) - 水銀「ふむ……どうやら自分の意思では戻れないようだな」 -- 名無しさん (2012-10-05 21:36:59) - マキナ「暢気にいっている場合か!?」 水銀「落ち着きたまえよマキナ。問題に対処するときはまずその問題を徹底的に分析するのが先決だろう」 -- 名無しさん (2012-10-06 00:28:22) - マキナ「だが!」 水銀「今のうちならば、まだ私の力でどうにかできる。そう焦るな」 マキナ「むぅ…」 確信を持っている水銀の表情にマキナも押し黙る。最愛の家族が関わることにかけては誰よりも誠実な男の言葉は信頼に値する。 -- 名無しさん (2012-10-06 01:14:32) - マキナ「ではどうすればいいのだ」 水銀「元の姿に戻すには少し準備がいる、今夜位には用意できるだろう。まずは、この停止した世界の解除だ。こちらはそれほど時間はかからんだろう」 アンナ「? えーと、さっきの説明を信じるなら蓮君の力ってのがこの変な状況と姿が変わったことの原因なんでしょ。どうして姿を戻すほうが難しいのよ?」 水銀「ふむ、この停止した世界は息子から漏れ出る力によるものだが、力があふれ出たのはライヒハート君が倒れたショックだろう。彼を起こせば、精神が安定して無差別に力を垂れ流すことは無くなる……自力で制御はできんようだから、私の協力が必要だがね」 -- 名無しさん (2012-10-06 01:34:21) - アンナ「…ロートスを起こすって…」 マキナ「…完全に白眼向いているぞ」 水銀「このままというわけにはいかんだろ、わが娘にマルグリットも停止したままは忍びない」 この場ではレミリアとマリィ、玲愛も停止していた。マリィと玲愛は苦手意識が消えておらず、レミリアは知り合ったばかりだからだろう。 -- 名無しさん (2012-10-06 16:36:46) - アンナ「起こすって……なんか妙案があるわけ?」マキナ「無理やりというのは、流石にマズイか……」 -- 案山子さん (2012-10-06 19:03:59) - 水銀「そこは心配ない、取り出しましたのは水銀印の気付け薬。死にかけの老人に一口飲ませれば、あら不思議ブレイクダンスでフィーバーする程の逸品だ」 マキナ「……それを飲ませていいかどうかは置いといてだ、気絶している相手にどうやって飲ませる?」 水銀「まあ、定番の口うつしかね」 -- 名無しさん (2012-10-06 19:10:26) - アンナ「任せなさい!!」マキナ「即答だと!?」 -- 案山子さん (2012-10-06 19:14:53) - 水銀「よし、では任せた」 アンナ「了解!」 -- 名無しさん (2012-10-06 19:28:27) - 勢いよく水銀の手の中のボトルを受け取るアンナ。その目はギラギラと輝いている。 -- 名無しさん (2012-10-06 19:32:28) - 覇吐&竜胆(怖い………;) -- 名無しさん (2012-10-06 19:49:28) - 覇吐&竜胆(怖い………;) -- 名無しさん (2012-10-06 19:57:42) - アンナ「はぁ……はぁ……ロートス」マキナ「何を目を血走っている!?」覇吐「しかも気のせいか?鼻血が出ている気が」アンナ「問題なし!!」一同『あるわ!!』 -- 案山子さん (2012-10-06 20:06:36) - ロートス「……」 未だ白目をむいているロートスの体を丁寧に起こす。 アンナ「ロートス……」 …目つきは気合入り過ぎで怖いけど。 アンナ「女は度胸!! 行くわよ!!!」 自らを鼓舞し一気にボトルの薬を呷ると、そのままロートスの唇めがけて突撃!!! -- 名無しさん (2012-10-06 20:11:12) - ムチューっと口づけを交わす。だが目的が口うつしである以上、これで終わりではない。 アンナ「…んんむ、むむじゅる……」 ファーストキスでぎこちないアンナ、気絶しているロートスでは中々上手く薬を飲ませられない。二人の口の間からはよだれ交じりの薬がこぼれおち、お互いベタベタになっているがアンナは貪るように口付を続ける。 -- 名無しさん (2012-10-06 21:23:52) - ロートス「む………ぐ………?」 -- 名無しさん (2012-10-06 21:52:44) - 気付け薬のおかげか目を覚ますロートス。 ロートス「んむぐ!? …んん!?」 同時にアンナに濃厚にキスされている状況に目を見開く。 -- 名無しさん (2012-10-06 22:05:32) - ロートス「んー!! ん、むー!?」 -- 名無しさん (2012-10-06 22:07:47) - 覇吐「ああ!?ロートスが悶えてる!!」マキナ「違う!!あれは悶え苦しんでいるんだ!!」水銀「見せつけてくれるな~」竜胆「なにを呑気な!?」 -- 案山子さん (2012-10-06 22:13:52) - ロートス(…あ、あんな……) アンナ「ん、ふう…ロートスぅ……」 ロートス「……ッ!;」 アンナ「え…ふ、んんむう!?」 潤んだ瞳で自分を見つめるアンナにロートスの理性がブチギレル。ロートスもアンナに負けじと激しく唇を貪り始める。 -- 名無しさん (2012-10-06 22:26:23) - 覇吐「ちょ、なんか本格的になってきたぞ!?;」 竜胆「蓮君は見るな!!;」 -- 名無しさん (2012-10-06 22:58:42) - 蓮「あ、あわわわわ;」 見た目は大人でも中身は純情小学生。見知った大人達が繰り広げるアダルティな絡み合いに真っ赤になっている。 -- 名無しさん (2012-10-06 23:05:58) - マキナ「起きたのなら止めろ!!」 アンナ&ロートス「あだ!?」2人の額をぶつけあう。 -- 名無しさん (2012-10-06 23:08:14) - アンナ「い、いきなり痛いじゃないのマッキー!?」 ロートス「何すんだよ、いてえだろ!」 マキナ「貴様らはTPOを弁えろ!!!」 ぎゃあぎゃあと騒ぐ三人。 レミリア「……何騒いでんだ、お前ら?」 覇吐「あっ、元に戻った」 そして、ロートスが起きたことで蓮も安定したのだろう。停止した世界が正常に動き始める。 -- 名無しさん (2012-10-06 23:26:23) - 蓮「やっぱり戻らない………」 -- 名無しさん (2012-10-06 23:28:21) - 世界は戻っても、蓮の姿は変貌したまま。 水銀「息子よ、その姿も私がどうにかしよう。少し準備に時間がかかるが、今日寝る前位には何とかしよう」 蓮「…本当?」 水銀「私が約束を違えたことがあったかな」 -- 名無しさん (2012-10-06 23:30:57) - 蓮「ん〜………」 -- 名無しさん (2012-10-06 23:33:44) - 水銀「……あの、なぜ即答をしてくれぬのだ?」 -- 案山子さん (2012-10-06 23:37:20) - 蓮「…約束は守ってもらってたけど、色々余計なことしたりも結構あったかなって」 -- 名無しさん (2012-10-06 23:38:30) - 水銀「……………orz」 -- 名無しさん (2012-10-06 23:40:27) - 思わず項垂れる水銀。 -- 案山子さん (2012-10-06 23:42:57) - 蓮「でも……こういう約束は絶対守ってくれる。だから、信じるよ親父を」 とびっきりの笑顔を見せる蓮。 水銀「息子よ!!」 感極まって抱きつく水銀。 マキナ・レミリア「「そのテンプレはやめい!」」 水銀に炸裂するマキナのパンチとレミリアのハイキック。 -- 名無しさん (2012-10-06 23:44:18) - 水銀「おごろぽげえ!!!!」 -- 名無しさん (2012-10-06 23:50:46) - 蓮「は、はは」 実姉も交じったいつもの光景に苦笑する。 蓮「でも、この鎧みたいな服は今どうにかしたいかな」 レミリア「あ~、確かにあっちの覇吐と竜胆って二人もそうだけど、コスプレっぽくてかなり浮くな」 -- 名無しさん (2012-10-07 00:08:07) - 覇吐&竜胆「コスプレ!?Σ(゜□゜;)」 -- 名無しさん (2012-10-07 00:16:37) - 覇吐「あの世界で必死に生き抜いてきた勲章みたいなもんなんで結構愛着あるんだけどなあ~」 竜胆「怪物を素材にした格好では、流石におかしい…かなやっぱり」 ロートス「リアルモン○ターハンターだな、ほんと…」 -- 名無しさん (2012-10-07 00:40:42) - 水銀「服か、その位なら今すぐ用意できる、着替えてくるといい。ああ、坂上君達の分もついでに出しておこう」 ポケットから簡易の更衣室と何種類かの衣服を取り出す。 レミリア「…ホントに何でもありだな」 -- 名無しさん (2012-10-07 23:40:13) - 水銀「私のお勧めは、この”正直者にしか見えない”服だ。」 -- 愛の伝道師? (2012-10-08 20:00:34) - 蓮「?」 -- 名無しさん (2012-10-08 20:06:05) - 覇吐(み、見えない? 俺、嘘つきなつもりはないんだけど…) 蓮(見えない…なんかのお伽話みたいな嘘かな? …でも親父ならホントに用意しそうだ……嘘吐き呼ばわりは嫌だなぁ) 竜胆(…く、真偽はわからんが嘘吐きと煽られるのは嫌だ) 普通は嘘だと思うだろうが、言いだしたのは出鱈目極まりない水銀である。 -- 名無しさん (2012-10-08 20:06:57) - 水銀「( ̄ー ̄)ニヤリ」 -- 名無しさん (2012-10-08 20:13:38) - 水銀「ちなみに波旬君は着たぞ?俺は見える、俺は見えるぅぅぅうううう!と連呼しながら」 -- 愛の伝道師? (2012-10-10 18:14:05) - 覇吐「兄貴はある意味正直だからな・・・」 -- 名無しさん (2012-10-10 18:26:50) - 結果、彼がマッパのまま警察に連行されたのは、言うまでもなく、それは後の話となる。 -- 案山子さん (2012-10-10 19:24:21) - 水銀「さあどうする?着るか、それとも着ないのか?時間は無限ではないのだぞ?それに」一同『それに?』水銀「忘れていると思うのだが、今は旅行中だ。ハイドリヒたちがすでにホテルの方へ向かっているはずだぞ」全員『……………………あ』そう、彼らは忘れていた。今まで超常的なことが起き過ぎていてあれだったが、今は修学旅行の真っ最中なのだ。 -- 案山子さん (2012-10-10 20:02:11) - 水銀「そんなに選択に迷うかね?ならば、次のお勧めだ。メタルギ○なるゲームの衣装?強化外骨格だ。エヴァ風にピチピチ?ヴァージョンもあるぞ。」 -- 愛の伝道師? (2012-10-11 00:14:36) - 覇吐「ぴちぴち、だと・・・?「(それを竜胆に着せてヌキヌキポン!!)いける!!」  -- 名無しさん (2012-10-11 00:17:49) - 竜胆「覇吐、お前スケベなこと考えてる顔になってるぞ」 覇吐「!? い、いやそんなことは;」 竜胆に詰問される覇吐。 蓮「そっちの強化外骨格を着るよ。ちょっと変わってるけど、鎧よりは普通だし」 承諾する蓮。 -- 名無しさん (2012-10-11 00:46:05) - 蓮は水銀から服を受け取り、着替え始めようとするのだがそこで問題が生じた。 蓮(…どうしよう、この鎧の脱ぎ方わかんない;) -- 名無しさん (2012-10-11 01:20:22) - 水銀「脱げん時はゲオルギウスジャイアントにでも破って貰え」 -- 名無しさん (2012-10-11 09:24:47) - ゲオルギウスジャイアント「ウェルカーム(☆▽☆ )」 -- 名無しさん (2012-10-11 09:26:17) - みんな「なんか出たあああああああああ!!!」 -- 名無しさん (2012-10-11 11:02:10) - 蓮「ひィッ!?こ、怖いよマキナァァ!?」流石の蓮もビクつきマキナに応援を要請した。マジで怖いのだろう、泣きまくる蓮。これに答えない男ではない。 -- 案山子さん (2012-10-11 12:07:57) - 水銀「紹介しよう、最近富士の山頂で知り合ったゲオルギウスジャイアント君だ・・・見た目に反して結構シャイな性格だからそんなに怖がってやるな息子よ」 -- 名無しさん (2012-10-11 12:26:56) - マキナ「兄弟を怖がらせる巨体をどうやって説得しろというんだ、貴様は……」 -- 案山子さん (2012-10-11 12:49:47) - 水銀「ちょっと怖いだけの歌舞伎役者だと思って流せばいい・・・」 ゲオルギウスジャイアント「そりゃないぜ変態」 ここにシュールすぎる展開が -- 名無しさん (2012-10-11 14:02:37) - 2mを超え筋肉質な体躯に、歌舞伎者のような派手なメイクと奇抜な和装。ついでに頭につけている鬼女の面のせいで顔が二つあるように見える。子供が見てビビるのも無理はない異様だった。 -- 名無しさん (2012-10-11 18:11:18) - ロートス「…そのジャイアントさんは…何をどうして富士山頂にいたんだ? つーか、何で連れてきたんですか?」 ジャイアントさんのことを知るために話題を振るロートス。 -- 名無しさん (2012-10-11 18:13:23) - 水銀「私が彼と出会ったのは、十年前私が富士をの登山していた時だった。私は余裕で頂上まで登り切り彼と出会った・・・」 懐かしむように語りだす水銀 -- 名無しさん (2012-10-11 20:20:27) - … 水銀「ふむ、良い眺めだ」 -- 名無しさん (2012-10-11 20:49:36) - ???「じゃじゃじゃ、じゃ~ん」 と言って一人の大男その眺めを遮った・・・ -- 名無しさん (2012-10-11 20:53:47) - 水銀「…………」しかし無反応。 -- 名無しさん (2012-10-11 20:55:44) - ???「ちったあビビれよボロ外套」 -- 名無しさん (2012-10-11 20:57:49) - 水銀「水銀パンチ」あくまで無感情のまま目の前の巨体を裏拳で退かす水銀。???「ぶはっ!?」 -- 案山子さん (2012-10-11 21:01:10) - 水銀「やはりこの眺めは素晴らしい」 -- 名無しさん (2012-10-11 21:03:53) - ???「おいおいボロ外套、いくらなんでもそれはね――」再び問答無用の裏拳が相手の顔面を正確に捉え、殴り飛ばしていた。???「ぐぼはっ!?」 -- 案山子さん (2012-10-11 21:05:45) - 水銀「私はこの景色を楽しんでいるのだ、邪魔をするなよ三下」 -- 名無しさん (2012-10-11 21:07:45) - ???「ぐっ……ば、バカな!?俺は泣く子も黙る――」水銀「喋るなこの美しい景色が腐るではないか三下」 -- 案山子さん (2012-10-11 21:11:21) - さらに踵落とし -- 名無しさん (2012-10-11 21:13:37) - 水銀「私から見れば泣く子も笑うだ・・・その程度でその言葉を口するとは片腹痛い・・・」 -- 名無しさん (2012-10-11 21:16:11) - ???「て、てめえ……一体何者だ!?」 -- 名無しさん (2012-10-11 21:18:18) - 水銀「息子思いの父親だ(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-10-11 21:19:10) - … 水銀「こうして我らは出会ったのだ」 -- 名無しさん (2012-10-11 21:21:13) - マキナ(ただ、喧嘩してただけではないか…) ゲオルギウスジャイアント「あん時は、あの有名人のメルクリウスさんをちょいとからかってみたくてな」 -- 名無しさん (2012-10-11 21:22:43) - ロートス「命知らずにも程があるぞ・・・」 -- 名無しさん (2012-10-11 21:25:20) - ゲオルギウスジャイアント「はっ、火遊びってのは危ないから楽しいんだよ」 蓮(…よく見ると司狼にちょっと似てるな。いやむしろ兄ちゃんのジューダスさんか親戚のスクナさん?) -- 名無しさん (2012-10-11 21:27:57) - ゲオルギウスジャイアント「さあて、それじゃあ蓮君のお着替えを手伝ってやるか」手をワキワキさせる。 -- 名無しさん (2012-10-11 21:31:17) - 水銀「私も公認している、さあやるといい!」 -- 名無しさん (2012-10-11 21:32:58) - マキナ&レミリア「は!!」 ジャイアント「ぐほ!?」 マキナの鉄拳とレミリアのキックが決まる。 -- 名無しさん (2012-10-11 21:36:17) - 水銀「言い忘れていたが、そこのマキナは私の息子だ・・・そう簡単には突破できんぞ・・・」 -- 名無しさん (2012-10-11 21:40:02) - ジャイアント「ぐふっ……上等だ」 -- 名無しさん (2012-10-11 21:44:07) - マキナ「面白い……突破できると思っているようだな」レミリア「俺の弟に手を出すな……」二人とも蓮を守るように殺気立ちながら阻む。 -- 案山子さん (2012-10-11 21:50:43) - 水銀はおもむろに懐からラジカセを取出し『Rozen Vamp』をBGMといわんばかりに流し始めた。 -- 名無しさん (2012-10-11 21:57:21) - ジャイアント「面白ぇ……試してやろう。この俺、泣く子も黙る――」マキナ「消し」レミリア「飛」マキナ&レミリア「べッ!!」ジャイアント「ぐっ……がはっ!?」 -- 案山子さん (2012-10-11 22:02:00) - マキナ「その程度では泣く子も笑うだ・・・」 レミリア「相手見てからいえやボケ!!」 -- 名無しさん (2012-10-11 22:06:35) - 見得切中の容赦ない攻撃にジャイアントも足元がふらつく。 ジャイアント「ふ、ふふふふ…やるじゃねーの老けた兄ちゃんにお譲ちゃん」 -- 名無しさん (2012-10-11 22:13:53) - マキナ「老けたは余計だ」 -- 名無しさん (2012-10-11 22:26:55) - レミリア「誰が」ジャイアント「なっ!?馬鹿な、一瞬で俺の背後――」ガシッ!!と腰をホールドされたジャイアント。となれば、あとはどうなるかは――わかるだろう。 -- 案山子さん (2012-10-11 22:31:27) - レミリア「お嬢ちゃんだあああああああああああああああ!!!!」 -- 名無しさん (2012-10-11 22:32:38) - バキッ!! 全員『…………………あ』 -- 案山子さん (2012-10-11 22:38:57) - ジャイアントの背骨が………折れた。 -- 名無しさん (2012-10-11 22:42:15) - レミリア「ふん……乙女にお嬢ちゃんとは、良い根性してるわね」パッと髪を流してから決め台詞を吐くレミリア。流石は水銀の家族の者。普通の腕力じゃない。 -- 案山子さん (2012-10-11 22:51:13) - ジャイアント「…………………」 -- 名無しさん (2012-10-11 23:15:02) - アンナ「なんか、いやな予感がするわ・・・」 アンナは腹を押さえて震えだした。 -- 名無しさん (2012-10-11 23:17:39) - ロートス「背骨ぶち折るって普通に障害起こってもおかしくねえな…下手すりゃ半身不随か? …メルクリウスさんの友人なら事も無げに立ちそうな気もするが」 友人のやった惨劇に青くなるロートス。 -- 名無しさん (2012-10-11 23:22:50) - ジャイアント「あ~痛てて・・・復活-------------------------とでもいえばいいのか、この場合はよォ・・・?」 目を光らせて復活宣言をするジャイアントさん -- 名無しさん (2012-10-11 23:26:43) - マキナ「……しぶといヤツめ」 -- 名無しさん (2012-10-11 23:27:59) - レミリア「そう……地獄巡りはまだ足らないと、そういう意思表明?」ジャイアント「!?Σ(゜□゜;)」 -- 案山子さん (2012-10-11 23:28:26) - その時マキナが笑った・・・ ロートス「あれは・・・マッキースマイル・・・!!!?」 -- 名無しさん (2012-10-12 00:33:03) - マキナ「全員、命ずる――捕縛しろ!!」全員『ヤー!!』 -- 案山子さん (2012-10-12 01:52:20) - ジャイアント「誰だよあんたら!?」 突然現れた軍服に身を包んだ集団にあっさりと捕縛されてしまう。 -- 名無しさん (2012-10-12 01:56:27) - そうしてジャイアント君は連行された・・・ 連行された先・・・ ???「さてお待ちかね、夜刀先生の地獄廻りの時間だ・・・」 めっちゃノリノリの夜刀先生・・・ ジャイアント「目ぇ光らせんな!!怖いんだよてめえ」 -- 名無しさん (2012-10-12 11:41:32) - ↑訂正 そうしてジャイアント君は連行された・・・ 連行された先・・・ ???「さてお待ちかね、Dr?水銀の楽しい地獄めぐりの時間だ(-_☆)」 めっちゃノリノリのDr?水銀・・・ ジャイアント「目ぇ光らせんな!!怖いんだよてめえ、つかDr?って何だよ」 -- 名無しさん (2012-10-12 12:57:59) - 暴れようともジャイアント君はぶっといワイヤーで縛られていて動けない さらに白衣を着た水銀が迫ってくる・・・ -- 名無しさん (2012-10-12 13:13:59) - 水銀「君、仮面ラ○ダーや戦隊モノの特撮を見たことはあるかね」 ジャイアント「…あ、ああガキの頃には結構はまってたな…」 唐突すぎる質問に首をかしげるジャイアント。 水銀「これからオペを始める。君、目立つの好きだろう」 -- 名無しさん (2012-10-12 18:09:28) - ジャイアント「何の手術をする気だ!?」 -- 名無しさん (2012-10-12 18:22:51) - 水銀「これから君は謎の怪人………名前はまあ好きに決めてくれ。ともかくそれに生まれ変わるのだ」 -- 名無しさん (2012-10-13 01:27:11) - …水銀「かくして、謎の怪人・フルボ○キが誕生したのだっ」 -- 愛の伝道師? (2012-10-13 03:49:27) - ジャアント?「(-_☆)再び、復活って訳だ(☆▽☆ )」 Dr水銀の改造手術によりさらに不気味になって帰ってきたジャアント君… -- 名無しさん (2012-10-13 11:36:27) - 蓮「腕が四本になってる!?;」 鎧を脱ぐのをマキナに手伝ってもらい、着替えを終えた蓮がまずビビる。 -- 名無しさん (2012-10-13 12:14:49) - ロートス「PTAから苦情が来そうな名前だ;」 アンナ「なんというオープンセクハラ;」 -- 名無しさん (2012-10-13 15:36:00) - ジャイアント「というわけで覚悟おおおおおおおおおおおお!!」 -- 名無しさん (2012-10-13 16:49:52) - ピピピ マキナ「電話だ、ちょっと待て」 ジャイアント「えっ、ああ」 マキナの携帯電話が鳴ったので一時中断である。 黄金『もしもし、マキナ君』 マキナ「ハイドリヒ先生、どうしました?」 黄金『そろそろホテルのチェックインの時間だ。蓮君と一緒に戻ってきたまえ』 -- 名無しさん (2012-10-13 16:56:12) - マキナ「わかりました」 -- 名無しさん (2012-10-13 17:19:43) - マキナ「事情が変わった…貴様も来い」 ジャアント「どこに?」 マキナ「水銀を殺せる可能性を秘めた男だ…」 ジャアント「ほう…面白れぇ」 -- 名無しさん (2012-10-14 11:07:35) - マキナ「蓮、集合の時間だ。ホテルのほうまで行くぞ。坂上君に久雅さん、ブルイユさんと氷室さんもな」 蓮「うん…でもこの姿で大丈夫かな?」 マキナ「あいつがまたおかしなことをしたと言えば、みんな納得するさ」 -- 名無しさん (2012-10-14 11:45:28) - … 黄金「………これはどういうことだ?」 -- 名無しさん (2012-10-14 11:51:27) - 変わり果てた生徒と異様な部外者の姿に困惑する黄金。 マキナ「ほぼ水銀のせいです」 -- 名無しさん (2012-10-14 12:04:35) - ジャアント「と言うか全てがダケドナ…」 黄金「ところで、卿は誰だ?」 ロートス「あの変態の友達のゲオルギウスジャイアント君です」 -- 名無しさん (2012-10-14 12:24:11) - 黄金「ゲオルギウスジャイアント…卿はプロレスラーなのか?」 ジャイアントの巨体とリングネームのような名前からそのような疑念を抱いた黄金。 -- 名無しさん (2012-10-14 12:48:53) - ジャイアント「はっ? んなわけねえだろ、だがおもしれえ冗談だな」 陽気に笑って答えるジャイアント。見ていた子供たちの反応は好奇心を持つ者、怯える者、特に興味を持たない者と様々である。 -- 名無しさん (2012-10-14 18:07:30) - ジャイアント「俺の本名は下宿犠紗巨人なんだが…、あの変態に読み辛いからって理由で全てカタカナ読みに変えられたんだよ」 -- 名無しさん (2012-10-14 20:37:17) - ロートス(暴走族並みの当て字だな;) アンナ(子供のころ虐められてそうな名前ね;) -- 名無しさん (2012-10-14 20:40:40) - ジャイアント「これでもあの変態に会う三年前までは158cmしかなかったんだぜ・・・いつの間にこんなにでかくなっちまった・・・」 身長低い奴ら「それなら俺たちにその身長をくれ!!!!」 そいつらの叫びに驚くジャイアント君 -- 名無しさん (2012-10-17 16:19:12) - 水銀「ならば、君達も私の改造手術を受けるかね?」 ウザ笑いとともにDr水銀が再び姿を現した… -- 名無しさん (2012-10-19 01:32:15) - 一同「あ、先に波旬君で試(実験)してください。」 -- 愛の伝道師? (2012-10-22 16:55:50) - 水銀「彼はもう成長しているからな…背を伸ばすだけではつまらん」 -- 名無しさん (2012-10-22 17:23:24) - 水銀「それに今彼は警視庁の取調室にいる・・・そこで刑事たちにカレーの素晴らしさについて説いているところだ・・・」 -- 名無しさん (2012-10-22 18:43:23) - 覇吐「確かに兄貴ならやってそうだな……基本食べるモノに無頓着だけどカレーだけはこだわるんだよな」 ……警察所内取調室 波旬「かつ丼よりもカレーが食いたいカレーを寄越せ。ライスでもいいがナンならより良し。カレーは良いぞ、カレーこそ至高」 本当にカレー布教をしていた…… -- 名無しさん (2012-10-22 20:27:26) - 取調室の外、捜査課と交通課は大半の人間が『カレーとは神秘であり、宇宙であると!!!』と叫んでいた。 -- 名無しさん (2012-10-22 20:32:09) - 刑事「ほら、カレーだ・・・」 そう言って波旬にカレーを出す、そして波旬は一口食べ、ブチ切れた・・・ 波旬「カレーをなめてんのかこらあああああああああ!!!!作り方がなってない、厨房を貸せ!!!!!」 そして二時間後・・・・ 波旬「食ってみろ!!!」 そうしてカレーを食う刑事たち・・・ 刑事たち「カレーとは神秘であり、宇宙である!!!!!」 叫んで気を失った。波旬「さすが俺様の作ったカレーだ、素晴らしい・・・」 そう言って警視庁は波旬に乗っ取られた・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-22 23:05:28) - … 水銀「…何て事が起こっているかもしれない」 竜胆「いくらなんでもそれは無いんじゃ…」 実際水銀の予想とほとんど同じ事態になっていたのだが、彼らに知るすべは無い。 -- 名無しさん (2012-10-22 23:20:51) - アンナ「…&size(6){身長じゃなくてバスト大きくしてよ}」 -- 愛の伝道師? (2012-10-23 20:01:16) - ロートス「ん? 何か言ったか?」 -- 名無しさん (2012-10-23 20:08:37) - 水銀「しかと聞こえたぞ、その願い答えて進ぜよう…安心したまえ、私に不可能はない(-_☆)」 とんでもなく邪悪に笑う水銀・・・ -- 名無しさん (2012-10-23 21:02:59) - ベアトリス「わ……私も………豊胸を…」 蓮「ベアトリスさん!? 何があったの!?」 ぜえぜえと息を切らしながらも這い蹲って懇願してくるベアトリス。 戒「蓮君…だね。随分と大きくなって…」 蓮「ええまあ、色々ありまして…それはそうと戒さん、いったい何があったんですか?」 戒「ベアトリスは君達が移動した後も炎天下の中何時間もエレオノーレさんと試合をし続けていてね……結果自体はベアトリスが勝ったんだけど、終わった瞬間二人とも力尽きてね」 エレオノーレ「…ふん、あの程度で情けない……と言いたいところだが、あの試合ではそれなりに見事な太刀筋を見せられたからな。乱入もあって目標達成にはならなかったが、私に勝った褒美に訓練メニューは通常のものと同じに戻しておいた。自由時間その他もな」 ベアトリスと対照的に毅然と立つエレオノーレだが、脂汗を滲ませふらふらと足元が揺れているあたり相当消耗していることは明らかだった。 -- 名無しさん (2012-10-24 00:01:41) - ベア「そ…そこの未来のない人より先に私に…ボインボイン手術を…」 アンナ「喧嘩売ってんのあんた!?」 喧嘩し始める豊胸手術志望者。 ゲオルギウス「うが~!!!てっな」 低学年児童達「「わ~♪/きゃ~♪/うわわわ~!?」」 四本腕のパフォーマンスで場を沸かすジャイアント。 サタナイル「ブルイユか……大きくなったが腕はどうかな?」 マリィ「今日こそあなたを超えて見せます!」 師弟対決が勃発しかけている格闘者達。 刑士郎「は、覇吐くん!? いったい何があったのさ!!??」 司狼「そうだぞ蓮!! お前らだけで書くなってズリィぞ!!!」 覇吐「いや~色々あってさあ」 蓮「背はおれの勝ちだな♪」 友人の変貌に驚くクラスメイト達。と、すっかり大騒ぎである。 -- 名無しさん (2012-10-25 22:06:15) - ギャーギャーと生徒達に伝搬する騒々しい空気。ある種のパニックといってもいい統制のとれない空間が形成される。だが― 「諸君」 決して大きくは無いが、非常によく通る透き通った声。 黄金「これから理事長先生のお話があります。列を作って静かに聞きましょう」 ラインハルト先生の鶴の一声で、ぴたりと騒動はおさまった。 -- 名無しさん (2012-11-04 02:21:14) - シュピーネ「ええ、皆さんはこれから一週間。この自然豊かな沖縄にて共同生活を過ごしてもらいます……」 静寂の中で行われるシュピーネ理事長のお話。普通の学校ではこういう長い話を聞かない生徒というのが一定数いるものだが、この場では殆どのものが真剣に聞いている。 蓮(落ち着かないな;) 大人の姿のまま小学生の列に並ぶ蓮はかなり浮いており、自分自身居心地の悪さを感じていた。 ―ちょんちょん。横から軽くつつかれる。 蓮(司狼?) 隣の司狼を見れば何やらこっそりと何かを書かれた紙を見せてきた。 『俺は兄貴の持ち物からこっそりとエロイ本を持ってきた。今夜こっそり皆で見ようと思ってな。だが、何分一冊しかない皆で回し読むには厳しい。そこでだ、蓮、今のお前の姿ならエッチな本買っても怪しまれないだろ。この後買いにいこーぜ』 蓮(ぶっふ!?;) とんでもねーことを言ってきた司狼に驚く蓮。正直エッチな本への興味はあったし、事前に冗談だと思いながらも計画を聞いてもいたがまさか自分に買って来いと言ってくるとは。 -- 名無しさん (2012-11-04 02:32:31) - 蓮(エッチな本なんて……でもちょっと見たいかも) 幼いながらも芽生える性への興味。 蓮(ちょっとくらいなら…) 蓮の天秤が性に傾きかけた、まさにその瞬間。誰も手を触れていない筈の紙の文面が書き変わる。 蓮・司狼「!?」 驚く二人が恐る恐る見てみると。 『司狼君、私の息子と仲良くしてくれているのは感謝するが。息子におかしなことを吹き込むと言うなら…怖いよ』 蓮・司狼「……」 後ろにいる水銀の視線を感じる。結局、この後水銀とマキナの二人に説教を食らい、計画がとん挫する二人であった。 -- 名無しさん (2012-11-04 13:38:53) - …蓮「あ~~、めっちゃ疲れた」 覇吐「濃い一日だったからね~~」 司狼「初日からそれじゃ体持たねえぞ」 刑士郎(馴れないなあ;) ホテルの部屋に入った四人。今回の旅行は飛び入りの行事であり、希望者のみ参加のためクラスや学年の区別なく班が作られていた。 -- 名無しさん (2012-11-04 15:16:53) - しかも蓮は小学生のはずがかなりデカイ。もはや大人と大差ないだろう。 -- 案山子さん (2012-11-04 16:09:48) - 刑士郎「覇吐君に蓮君も大人になっちゃって(覇吐君は微妙にお化けっぽいけど;)…どうするのこれから?」 蓮「一応親父が寝る前位には何とかしてくれるって話だけど…」 覇吐「まあ、何とかなるだろ…あの人の出鱈目っぷりは尋常じゃないからな」 司狼「別にそのままでもいいんじゃね?」 蓮「…この状態で小学校行けってのかよ、やだよ流石に」 -- 名無しさん (2012-11-04 16:31:21) - …蓮達が部屋でワイワイやっている頃。マキナは児童保護組織『双頭の鷹』メンバーに割り振られた部屋で一息ついていた。 マキナ「ふう…」 アルフレート「マキナ君、蓮君は大丈夫なんでしょうか?」 マキナ「……あの男は今夜には蓮を戻すと言いました。ならば必ずやり遂げるでしょう」 若干の呆れも含んではいたが、父親に対してのある種の信頼を滲ませる言葉だった。 アルフレート「…君がそういうのならば、私達の心配など杞憂ですね。……マキナ君、交代まで少し時間もあることですし暇つぶしにポーカーでもやりませんか?」 マキナ「良いでしょう、丁度暇を持て余していた所です」 -- 名無しさん (2012-11-07 00:41:48) - アルフレート「では、早速…」 ピロピロリン♪ 何ともキャピキャピとした携帯のコールが鳴る。この部屋にいるのは実年齢以上に渋いマキナと老齢に差し掛かっているアルフレートの二人、何とも雰囲気に会わない音楽だ。 マキナ「…失礼、少し電話してきます」 携帯を手早く取り出し俯き気味に伝えるマキナ。 アルフレート「…恋人さんかね」 マキナ「…からかわないでください」 アルフレート「いやいや、大いに結構ではないか恋や愛に夢中になれるのは若者の特権だよ」 マキナ「…うちの父親ならば年齢など関係無いと豪語するでしょうね」 アルフレート「おっと、それもそうだ」 アルフレートに茶目っ気たっぷりの笑顔に、バツが悪そうに返すマキナ。 マキナ「…すいませんがポーカーは後でお相手します。多分、土産の催促でしょうから」 アルフレート「中々にたくましい女性のようだねえ」 マキナ「…ええ、俺の惚れた女ですから」 からかい交じりの茶々にマキナも開き直って笑う。 -- 名無しさん (2012-11-07 00:52:42) - …マキナ「ああ、わかった。土産はちゃんと買ってくる、じゃあまたな…帰ったらデート? ……問題は、無い」 ピッ。 マキナ「ふう…」 彼女との電話を終え一息つくマキナ。 -- 名無しさん (2012-11-07 23:53:13) - ……それを見ているものがいた。 レミリア「……」 ゲオルギウス「モテルねえ、あの色男」 ロートス「モテルっつーか、マキナが一目ぼれして即アプローチしたんだけどな」 ゲオルギウス「へえ、顔に似合わず意外と情熱的じゃねーの」 ロートス「からかったら本気でぶっとばされんぞ…」 -- 名無しさん (2012-11-08 19:29:01) - レミリア「……はあ」 深くため息をつくレミリア。 ゲオルギウス(あ~これは、あれかね?) ロートス(うん、まああれだな…からかおうなんてすんなよ) ゲオルギウス(流石にその辺はわきまえてる。紳士だぜ俺は) レミリアに気遣いをする男性二人。 ???「ねえ、貴方。寝とられたままでいいの?」 ロートス・ゲオルギウス「!?」 レミリア「なっ!?」 ???「…略奪愛なら協力するわよ」 ロートス(だ、誰だ!? いらんこと言うこの声は?) -- 名無しさん (2012-11-16 03:02:40) - 他人の者を奪う、足を引く、そうすれば自分も同じところにありつける。ねぇ、だから…。???「一緒に、横に並んで、歩きたいんでしょ?」 -- 愛の伝道師? (2012-11-17 01:45:44) - レミリア「わ…たし……は」 理性ではいけないとわかっていてもその囁きは余りにも甘美にレミリアの胸中を侵していく。 -- 名無しさん (2012-11-17 01:52:46) - ??????「ああ、いけないな、実にいけない。己の本性、欲には誠実になるべきだ。何時までも”永遠”に君はそこで”停まっている”つもりかね?こんな今が”大切な時”であるとその豊かな胸を張って言えるかね?」 -- 愛の伝道師? (2012-11-17 15:02:07) - ゲオルギウス「この声は間違いなくあいつだろ;」 ロートス「実の娘に何を吹き込んでんだ;」 姿は見えずとも何処からか響く声の主はわかりやす過ぎて、速攻で気付く二人。当然レミリアも気付いているだろう。 -- 名無しさん (2012-11-17 17:51:11) - ???「ぶっちゃけ、何もしないで家出しただけでしょ?カケオチは?」??????「然り然り。それとも、まさか、そんなことも出来ないと?君はそんな未知を認めると?」 -- 愛の伝道師? (2012-11-17 20:19:26) - レミリア「私は……私は…………私はこのまま終わるなんていやだ!!!」 ロートス「ちょっとお!?;」 ゲオルギウス「なんかやる気になったぞ」 -- 名無しさん (2012-11-17 21:35:34) - ??????「では、どうするね?」 -- 案山子さん (2012-11-17 21:37:43) - ??ナ「取り敢えず、緊縛プレイはした方がいいでしょ。ちょっとは従順になって欲」?????ゃ「えい->ミ★」??ナ「ちょっ、待」ゴォォォォーー、ズガーン。…セカンドインパクト? -- 愛の伝道師? (2012-11-17 22:27:28) - ?????「ちょっと雑音が入ったが、改めて聞こう。君はどうしたい?」 -- 名無しさん (2012-11-17 22:33:25) - へ????ゃ「選ばせてやろう。二元論(王と下僕なSM)、堕天奈落(媚薬プレイ)、悲想天(愛を囁き合う和姦)、永劫回帰(付き果てない性欲のぶつけ合い)、輪廻転生(自分たちに合った体位を見つけるまで努力)、無間(つねにイク状態)。どれがいい?どれもこれも指一つで成せる些事だがね。」 -- 愛の伝道師? (2012-11-17 22:44:00) - ロートス「とんでもねえこと言いだしたよ!?」 ゲオルギウス「つーかいい加減姿を現せよ!?」 レミリア「え~と」 ロートス・ゲオルギウス「今の選択肢から選ぶ気かよ!?」 ロートスとゲオルギウスのツッコミがはもる。 -- 名無しさん (2012-11-17 23:31:12) - へ??つ?ゃ「大欲界天狗道(両方S、イッてもイッてないの応酬)もあるが…」 -- 愛の伝道師? (2012-11-17 23:45:35) - ロートス&ゲオルキウス「おまえ黙れよ(゚Д゚)」 -- 名無しさん (2012-11-17 23:47:52) - へ?しつ?ゃ「あ♪ミ★☆※☆★」 -- 愛の伝道師? (2012-11-18 00:14:33) - ロートス「え?」 ゲオルギウス「何て言った?」 -- 名無しさん (2012-11-18 00:43:20) - へ?しつ?ゃ「おーほしさーま、きーらきら…と言う事さ。」すると、空から★が降ってきた。 -- 愛の伝道師? (2012-11-18 01:16:14) - 二人「ふざけんじゃねぇぇえええええええええええ(゚Д゚)!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-11-18 01:19:56) - 絶叫している間に、ここホテル内なのに何故上を見ると空が見えるとか何故巨大な隕石が降ってくるなどと、一瞬のうちに様々な思考と今までの人生の思い出が頭をよぎる。 -- 名無しさん (2012-11-18 01:22:48) - 二人「早く決めろぉぉぉおおおおおお!!そうすりゃ、コイツはすぐあんたの願い叶える方に集中するから!!」レミリア「え?!何処から出てきた?!」 -- 愛の伝道師? (2012-11-18 01:27:54) - ロートス「ずっと一緒にいたよね俺達!?」 ゲオルギウス「だから早く決めてお願いし死んじゃう!?」 必死に懇願する二人。 レミリア「そ、そうだな…それじゃ」 レミリアが選択しようとしたその瞬間― マキナ「何をやっとるんだ貴様はああああ!!!」 凄まじい速度で突撃してきたマキナの鉄拳が何も無い空間を殴りつける。 -- 名無しさん (2012-11-18 01:36:44) - (^δ(○ミ(`×´;)==== -- 愛の伝道師? (2012-11-18 01:43:36) - ガラスがひび割れるような音が響き渡ると、空と降ってくる巨大隕石は掻き消え、普通のホテルの天井だけが見える。そしてブン殴られた黒いのはバウンドしながら廊下をすっ飛んで行く。 -- 名無しさん (2012-11-18 01:53:51) - レミリア「ま、マキナ!?」 ロートス・ゲオルギウス「ありがとう僕らのヒーロー!!!」 感涙するロートスとゲオルギウス。 -- 名無しさん (2012-11-18 17:27:00) - へ?しつしゃ「ぐふ…。お、お~っとココで来ましたのは、レミリアさんの白馬の王子様、MA☆CHI☆NA♪ヒューヒュー」 -- 愛の伝道師? (2012-11-18 17:37:18) - マキナ「俺に乗馬経験は無いぞ?」 素でボケるマキナ。 -- 名無しさん (2012-11-18 17:42:47) - へ?しつしゃ「…Panzerkampfwagen VI Ausf. E 漆黒verの王子様?」 -- 愛の伝道師? (2012-11-18 20:10:41) - へ?しつしゃ「………いや、反応くらいはしようか?」 -- 愛の伝道師? (2012-11-19 21:26:28) - その反応はマッキースマイルで返ってきたのは言うまでもない -- 名無しさん (2012-11-19 21:28:35) - そのマッキースマイルをへ?しつしゃがカメラでバッチリ撮ったのも言うまでもない。 -- 愛の伝道師? (2012-11-19 21:31:39) - へ?しつしゃ「君の輝き、いただきさ(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-11-19 22:27:12) - マキナ「…」 ベキィ! ヘ?しつしゃ「おうふ!?;」 マッキーローキック炸裂。基本ボクシングベースの人だが、蹴り技も一級品である。 -- 名無しさん (2012-11-20 00:34:03) - ヘ?しつしゃ「…マキナ。いい加減認めるのだ。世の中には一夫多妻制というものがあること&sizex(8){をふぅっ!!}」 -- 愛の伝道師? (2012-11-20 00:37:52) - 失言を言いきる前に真上にぶっとばされる。 ロートス(…何が起こったんだ? マキナがやったんだよな?) ゲオルギウス(ローキックで体制を崩して顔が下がったところに渾身のアッパーカットが綺麗に顎を貫いたな…普通の人間には見えん早技だ……) ロートス(…アッパーってあんなに人が飛ぶもんか?;) -- 名無しさん (2012-11-21 00:01:47) - マキナ「……なあ、ロートス」 ロートス「どうした?」 マキナ「つい反射的に殴ってしまったが、一夫多妻制があろうとなかろうと俺には無関係だよな。結婚したい相手が一人しかおらん」 ロートス「……それなら、そうだな」 ロートスはあえてレミリアに視線を向けなかった。 ロートス「結婚は良いが…一撃必殺で出来ちゃった結婚何てオチはやめろよ」 マキナ「……そこは大丈夫だ」 ロートス「…何故視線をそらす」 -- 名無しさん (2012-11-21 15:44:26) - マキナ「…結婚式には仲人を頼みたいんだが」 ロートス「露骨に話を逸らしたな」 マキナ「行方知れずの妹も帰ってきたわけだしな…そろそろ結婚を真面目に考えてもいい時期だとは思ってる」 -- 名無しさん (2012-11-21 16:01:33) - へんしつしゃ「<カシャッ>ほう。水色か。ああ、しかし、仲人とは、私の相応しい役だ。」と、マキナにぶっっっっっ飛ばされて落ちてきてレミリアのスカートの中をバッチリ撮影しながら言った。 -- 愛の伝道師? (2012-11-21 18:58:44) - マキナはそれをカメラごと踏み潰し、レミリアをキャッチした -- 名無しさん (2012-11-21 19:00:10) - さらりとレミリア(妹)の胸を揉む辺り、彼氏やってるんだなと思う。 -- 愛の伝道師? (2012-11-21 19:05:40) - マキナ「!? スマン!?」 咄嗟にレミリアを降ろす。 レミリア「い、いや助けてもらったし……」 マキナ「…再開したばかりだと言うのにどうも締まらない姿ばかりで悪いな……」 レミリア「…そんな気にすんなって」 マキナ「…俺も『兄貴』として少しはいいところを見せたいんだがな」 -- 名無しさん (2012-11-22 23:50:41) - ゲオルギウス(…あの兄ちゃんは狙ってやってんのか?) ロートス(完璧に天然だよ…妹としか見てねーからな) -- 名無しさん (2012-11-23 20:58:01) - レミリア(………某魔法少女のように、…契約しなくちゃダメなのか?) -- 愛の伝道師? (2012-11-23 21:04:32) - ゲオルギウス「…あの姉ちゃんが凄い死亡フラグを立てようとしている気がする」 ロートス「奇遇だな、俺もだ」 -- 名無しさん (2012-11-23 21:06:28) - へんしつしゃ「契約は24時間365日何時でも受付中だよ」 -- 名無しさん (2012-11-24 17:26:13) - ゲオルギウス&ロートス「お前黙れよ!!?」 -- 名無しさん (2012-11-24 18:02:37) - レミリア「お前らが黙れよ!!こっちの問題だ!」マキナ「貴様等二人、親父と一緒に何をしていた?」 -- 愛の伝道師? (2012-11-24 21:18:24) - ロートス&ゲオルギウス「そこの変態に流星を振らされた」 -- 名無しさん (2012-11-24 21:22:23) - へんしつしゃ「娘の邪魔者を排除しようとしただけだよ」 -- 名無しさん (2012-11-24 23:24:43) - マキナ「何?」変しつしゃ「いや、さりげなく横に立ちながら胸を注視していたものだからつい、親心で」 -- 愛の伝道師? (2012-11-25 14:18:25) - ロートス「俺らはお前らを普通に見守っていたら急にそこの変態が湧いて出たんだよ」 -- 名無しさん (2012-11-25 15:36:50) - 変しつ者「君たちは子供がいないから解らないのかもしれないが、子供が思いつめていたら、何かしらしてやろうと思うのは親として当然だろう。それがたとえ、敵意を向けられるような行為であろうと、ストレスが発散できさえすればよい、と思う親もいるくらいなのだ。私の方法がほんの少し、いささか、微妙にわずかに常軌を逸しているだけで、親が子を思うが故の行動だよ。分かったかね、巨乳フェチ。」 -- 愛の伝道師? (2012-11-25 16:19:24) - マキナ「お前は俺のストレスを増やしていることを自覚しろ」 水銀「あいたたたたた!?」 マッキー式こめかみぐりぐりの刑炸裂中。 -- 名無しさん (2012-11-25 16:26:11) - レミリア「そんなんだ -- 名無しさん (2012-11-25 16:28:03) - ↑訂正 レミリア「そんなんだから私が家出したんだってことに気がつけ!!」 -- 名無しさん (2012-11-25 16:28:56) - 変質者(真)「そんなに、弄られると嬉しいではないか。」 -- 愛の伝道師? (2012-11-25 19:05:21) - マキナ「蓮を元に戻してからでいいから死んでくれ」 -- 名無しさん (2012-11-25 19:29:15) - 変質者(真)「私は滅びぬ、何度でもよみがえるさ、子の力こそ親の夢だからだ!!」 -- 名無しさん (2012-11-25 20:55:22) - ゲオルギウス「こいつどうやって復活してんだよ?」 マキナ「知らん」 -- 名無しさん (2012-11-25 21:21:45) - 変質者(真)「愛の力さ!!」 キラーン☆と輝くほどに爽やかな笑顔で答える。正直ん物凄く似合わないが。 -- 名無しさん (2012-11-25 22:54:27) - 一方ホテル内では・・・ -- ナナシ (2012-11-28 13:34:41) - 香純、螢、玲愛「「「どうして、こうなった?!」」」蓮「ご、ごめんなさい!!!!」ホテルの一室で何故か『大人化』して『全裸』状態でいる香純達と香純達の裸を見て、顔を真っ赤にした蓮が土下座しているという光景があった -- ナナシ (2012-11-28 13:44:14) - 司狼「ち、ちくしょう。バカスミにまで背を追い抜かれるなんて…」 刑士郎「…そこは今話題にすることじゃないと思うよ;」 覇吐「…何でこうなったんだっけか? お姉さんから逃げてたヴィルヘルム先生を匿って、お礼にもらったグラビア雑誌をいざ皆で拝見しようとしたところに女子の皆が遊びに来て、上手くごまかしながらトランプを始めたんだよな…」 -- 名無しさん (2012-11-28 23:35:56) - 香純「そんな回想よりなんか服出してよ!?」 螢「うう、最悪…」 玲愛(この体なら藤井君を…!) ベイ「ああもう、ほらよ」 ホテルに備え付けの浴衣を渡すベイ先生。一瞬ひるんだが、すぐさま生徒を気遣えるのは中々に教師の鏡である。 -- 名無しさん (2012-12-01 23:36:15) - そして、三人は着物を着たのだが・・・ -- ナナシ (2012-12-02 02:18:23) - 司狼「香純、コロボックルなんて呼んでゴメンナサイ(T_T)」 香純に土下座する司狼 -- 名無しさん (2012-12-02 02:24:33) - 香純「フハハハハ! 今や私の方が司狼より大きいし大人の体なんだからね!!」 えっへんと勝ち誇る香純。 ベイ(見た目は大人でもやっぱり中身は子供のままだな) -- 名無しさん (2012-12-02 02:34:16) - 司狼「だが、そのうち絶対におまえより大きくなってやる(゚Д゚)」 吠える司狼 -- 名無しさん (2012-12-02 02:42:19) - 司狼「(まぁ、こいつは未来永劫、体が大人になっても、中身は永遠に子供だろうからな)」 -- 愛の伝道師? (2012-12-02 17:56:58) - 香純「あ、なんか失礼なこと考えてる顔だ!」 司狼「気のせいだバカスミ!」 香純「バカスミって言うなあ!」 -- 名無しさん (2012-12-02 18:09:03) - 司狼「じゃあ、内心コロポックル?」 -- 名無しさん (2012-12-02 18:27:08) - 香純「精神は子供ってことか!!!」 -- 名無しさん (2012-12-06 16:32:37) - 司狼「違う!体しか」 -- 愛の伝道師? (2012-12-06 22:41:03) - 司狼「成長しないってことだ!!」 -- 愛の伝道師? (2012-12-06 22:41:27) - 香純「よくも言ったな!!!?大人になった私の力を見せてやる!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-06 22:56:27) - 司狼「やってみろ!!」 そうして香純と司狼が取っ組み合いを始めてしまう。 -- 名無しさん (2012-12-15 01:59:25) - それはさながら、ブロ○ーとカカロ。トの取っ組み合いの様に一方的なものになった。”体”は大人なのだから当然の結果である。 -- 愛の伝道師? (2012-12-17 01:24:03) - 蓮「お前らやめろ」何故か水銀に似たような声で二人の喧嘩を止める。皆「へ?」蓮「あれ?今自然に声が出たけど、親父に似てなかった?」皆「すげー似てたがお前のはちゃんとしててかっこよかったぞ」 -- 名無しさん (2013-11-10 15:53:29) - ……… 水銀「おや?」キラーン☆としたウザ爽やかな笑顔を消し、ふとホテルのとある一室の方を向く。ロートス「今度は何だ」マキナ「時限式で仕掛けた術でも発動したか?」水銀「あぁそれ(時限式)も面白そうだな、今度採用しよう。どうやら私が連れて行った者達以外、息子の幼馴染みである女性達も何故か大人化したようだ」 -- 名無しさん (2014-03-24 12:46:28) - ロートス「は?Σ(゚д゚lll)」 マキナ「本当に沈めるぞ?」 -- 名無しさん (2014-03-24 21:54:58) - 水銀「彼女達に関して私は無関係だぞ?すぐに暴力に訴えるのはどうかと思うがね」 -- 名無しさん (2014-03-24 22:49:51) - マキナ「そちらではなく時限式の方だ」水銀「突然ドッキリ☆も面白そうではないか。結果もそうだが過程も楽しみたいのでね、ワンパターンでは飽きる」ロートス「飽きる程人様に迷惑かけてる自覚はあるみたいだな」水銀「はて、いつ私が迷惑をかけたのかな?何だかんだで周りも楽しんでいたと記憶しているが」 -- 名無しさん (2014-03-24 22:59:34) - マキナ「記憶違いも甚だしいな」ロートス「…言うだけ無駄だ」 -- 名無しさん (2014-04-16 01:12:54) - 水銀「うむ・・・愛を伝えるというのはなかなかにむつかしいな」 -- 名無しさん (2014-04-16 02:50:46) - レミリア「…親父が伝えるのは不信感だろ」ロートス「痛く同意」マキナ「…………」無言で頷く。ラインハルト「卿等、こんなところで何をしているのかね?」そこに見廻り中か、通りかかった黄金先生 -- 名無しさん (2014-04-16 16:03:41) - マキナ「親父の暴走を止めようとしていました」 水銀「失敬な!私は暴走などしていない」 -- 名無しさん (2014-04-16 16:05:54) - ラインハルト「…カールよ、愛娘の恋路を応援したい気持ちは理解出来るが。卿が関わると事態が余計拗れる事をいい加減理解しろ」水銀「関わらないと進展もせんのだぞ。昔娘からあれこれアプローチを受けても兄として慕われているだけだとか、まったくあの鈍感さは誰に似たのやら…末息子も鈍感スキルが高いが、女難の相がある故それが救いだがね」ひそひそ会話する二人 -- 名無しさん (2014-04-16 19:33:31) - 水銀「それでハイドリヒ、お前こそこんなとこに何か用かね?」ラインハルト「見廻りだよ。と言っても何かやらかす者達は目星をつけているからな。自分達に宛がわれた部屋に戻るよう注意しに行くところだ」 -- 名無しさん (2014-04-18 17:46:29) - とその時。―ドオォォォォン!!!! ロートス「Σ何だ!?;;」ラインハルト「ん?」水銀「おや?」 -- 名無しさん (2014-04-18 17:48:01) - エレオノーレ『キルヒアイゼェェェェェェン!!!!!!!!!』ベアトリス『ひぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!;;;;;;;;;;;;;』 レミリア「…い、今の爆音と怒声は…;;」ロートス「…螢ちゃんのお兄さんのとこだな」水銀「夜這いを仕掛けようとしたら鬼神に見付かってしまった、といったところかな」 -- 名無しさん (2014-04-18 17:51:25) - ……… 香純「い、今のって…エレオノーレさんとベアトリスさん…;;」螢「不味いわね、あの人がここに来たら…」玲愛「…確実に説教されそう、剣道部のお二人さんは理由如何で明日の練習量増えるよ」香純「で、でも大人の今ならエレオノーレさんより強いし」螢「…香純ちゃん、それ、本気で言ってる?」大人になっても中身はまだ小学生、高学年でしかない先輩に勝てるのではと淡い期待を持った香純に螢が冷たく突っ込む -- 名無しさん (2014-04-18 17:59:23) - 香純「や、やってみなきゃわからないじゃん!」玲愛「いや、わかろう?」 ―コンコン… ベイ「誰か来たな」覇吐「あ、俺が出ますよ。はーい」??????「失礼する。ここに綾瀬、氷室、櫻井は来ていないか」 螢「Σこの声は…!;」玲愛「逝ってらっしゃい綾瀬さん」香純「字が違うよ!?;………えーいままよ!!エレオノーレさん!連れ戻そうったってそう簡単に行きませんよ!!」エレオノーレ「やはりか、この馬鹿娘がこうなったからもしやと思っていたが」ベアトリス「…香純ちゃん!助けて下さい~(T_T)」大人の香純達より頭一つ以上高い長身の怜俐な美女と、アイアンクローで引き摺られている金髪の美女がいた -- 名無しさん (2014-04-18 18:21:34) - 部屋にいた男組『Σお前等もかよ!!(゜Д゜;)』香純「…淡い夢だった…orz」大人と子供の差というアドバンテージが無ければ、地力の違いでどちらが強いかは自明の理だ -- 名無しさん (2014-04-18 18:25:32) - エレオノーレ「全く貴様ら・・・覚悟はいいな?」 巻き添え決定だった -- 名無しさん (2014-04-18 23:49:09) - 司狼「つーか女共はデカクなって何で俺はこのままなんだよ!!」刑士郎「まぁまぁ;」エレオノーレ「…憶測の域は出んが、久雅、坂上、ブルイユ等が藤井の父親に連れられ時を経た姿で戻って来ただろう。その時に何等かの歪みが発生し現状に至ると推察する。見たところ我々も同じくらい歳を取った姿のようだしな。遊佐司狼に関しては『偶然』だろう」香純「ほぇ~」螢「成る程…」玲愛「一理ありそう」ベイ「…ヴィッテンブルク、オメェ本当にコイツらと同じ小学生か?」覇吐「某探偵漫画みたいに薬で小さくなってたとか…」エレオノーレ「このような荒唐無稽な仮説が頭の固い大人に立てられるとでも?…身内に藤井の父親程ではないが常識を逸した人物がいるのでね。十年砲だの逆十年砲だのの被験体やらされたのはいい思い出だよ、本当に」皮肉気な苦笑を口元に浮かべる様は中身小学生に全く見えなかった -- 名無しさん (2014-04-19 09:03:39) - ベアトリス「あ~、だから先輩も超人なんですね」エレオノーレ「も、とは何だ。この世に生を受け物心ついた頃に冗談ではなく油断すれば死ぬ訓練を受けてみろ、…弱冠三歳でいかにこの世は甘いか実感出来るぞ」一同『(この人も苦労してんだな…)』 -- 名無しさん (2014-04-19 09:10:29) - エレオノーレ「で、だ。綾瀬香純、『誰が』『誰に』勝てる…と?」香純「調子乗ってすみませんでしたぁぁぁぁぁぁ!!(スライディング土下座)」エレオノーレ「…ふん、まぁいい。子供故旅行ではしゃぐ気持ちは分からんでもないからな、貴様等が大人しく部屋に戻るならば今回は見逃してやろう。貴様もだ馬鹿娘、寛容な私に感謝するがいい」ベアトリス「はい!!(よ、良かった~…;;)」螢「ありがとうございます(剣道部名物地獄特訓『ムスペルヘイム』じゃなくて良かった…)」 司狼「……なんつーか、きっちり調教されてんな…」蓮「調教?」ベイ「子供は知らなくていい事だ」 -- 名無しさん (2014-04-19 09:19:40) - 玲愛「(チッ、このまま藤井くんと夜を共にして本妻の地位を略奪する予定が)」エレオノーレ「……返事がなかった氷室に関しては、喜べ、貴様の父親代わりに迎えに来てもらうよう手配済みだ」玲愛「ΣΣ!!??」エレオノーレ「あとベイ先生、情操教育に宜しくない書物を生徒にせがまれたからといって見せるのは教師としては如何なものかと」ベイ「お、オゥ、悪かった;」覇吐「…どっちが教師なんだか;」エレオノーレ「では我々はこれで」香純「それじゃ、おやすみなさ~い」螢「おやすみなさい」ベアトリス「おやすみなさい、また明日~」退室する玲愛以外の女性達 -- 名無しさん (2014-04-19 09:31:46) - エレオノーレ「男共?お前等は特別にその性根を鍛え直してやる…軟弱なのは見るに耐えん」 背中を向けながらとんでもないことを口走った 男たち「(゚Д゚;)!?」 -- 名無しさん (2014-04-19 20:21:55) - そしていつの間にかいた謎の男。 謎の男「親愛なる白鳥よ……」 -- 名無しさん (2014-04-19 21:26:52) - 玲愛「ストーカーはやめてください謎の変態」 謎の変態は砕け散った エレオノーレ「何をしてるんですか、ヴァレリア教頭…ロリコンも大概にしろ」 -- 名無しさん (2014-04-20 02:50:06) - ヴァレリア「いやちょっと、テレジアが部屋に戻りたくないと駄々を捏ねてるから即刻引き取りに来い。来ないと吊るすと電話で脅してきたのは貴女でしょう」エレオノーレ「そうでしたね、登場の仕方が通常運転(変態染みていた)だったものでつい口が滑りました」螢「…辛辣ですね」ベアトリス「まぁ相手がコレですし?……ん?ゲッ!!」ラインハルト「やれやれ、卿等はやはりここに集っていたか」エレオノーレ「Σハイドリヒ先生!…キルヒアイゼン貴様!先生を見るなり何だその露骨に嫌そうな顔は!」ベアトリス「だって苦手(嫌い)なんですもんこの人!!」エレオノーレ「何だと!?」ラインハルト「よい、ヴィッテンブルグ。そう後輩を虐めてやるな」ベアトリスを締め上げてるエレオノーレを止める -- 名無しさん (2014-04-30 01:19:09) - 蓮「みんなうるさい…もう眠いし、寝てる間に親父が治してくれると思うからもう寝る。親父は頑張ったらすごいからな…お休みなさい」 -- 名無しさん (2014-05-05 02:22:33) - 玲愛「添い寝してあげようか?」 黄金「聞き分けのない子にはお仕置きが必要のようだな」 ヴァレリア「テレジア!貴女にはまだ速い!」 玲愛は連行されていった -- 名無しさん (2014-05-05 03:52:09) - 水銀「息子が私を誉める声が聞こえたのでね………少し本気を出そう」 やる気満々の水銀がどっからともなく沸いて出た -- 名無しさん (2014-05-05 04:03:43) - 水銀はかなり真面目な様子で複雑に入り組まれた魔法陣のようなものを使い蓮の状態を解いていく(他の連中は片手間)何時もこのように真面目な表情なら誰にも暴力を振るわれることはないはずだ。 -- 名無しさん (2014-05-15 22:04:44) - 水銀「ふむ、我が息子やその他諸々も元の状態に戻したのがさすが我が息子、将来は私を越えるだろうな…しかし、流石に疲れた、部屋に戻って寝るか」水銀が蓮の写真も撮らずに下の部屋にぬるっと移動する。本当に神経を使ったらしいことは確かだろう。翌朝、息子の寝顔写真を撮り忘れたことを思い出しOTLな状態になっていたのだが。 -- 名無しさん (2014-05-15 22:08:54) - 水銀「息子の寝顔をとりわすれた!!!!」黄金「ぶれんな、卿は」蓮「結構前から気になってたけどさ、ハイドリヒ先生がシュピーネ校長を尊敬してる理由がわからない」全員「それはみんな思ってる!」水銀「?ああ、あれは私のせいだな、昔作った薬で初めに見たのが男なら尊敬、女なら惚れるという薬を作ったのだが自分で使うの嫌だったし隣に居た獣殿に飲ませて最初に見たのがあの三流だったわけだ。とっくのとうに解毒剤など作っていたが…おもしろいから放置していた」 -- 名無しさん (2014-05-20 22:07:53) - 黄金「あれはあれでなかなか面白く優秀なのでその部分は認めているよ」 水銀「ならば、元に戻す必要はないな」 -- 名無しさん (2014-05-20 22:14:18) - 水銀「息子よ、今日の予定は決まっているのかね?時間は無限ではない故しっかりと計画を建てておくと良い」 -- 名無しさん (2014-05-20 22:15:39) - 蓮「えっと、さ、親父。久しぶりに家族で一緒に遊びたいんだけど、いいかな?」それを少し恥ずかしがるような顔でいった瞬間水銀の目から涙があふれた。水銀「…ああ、ああ、いとしき我が息子と娘、マキナ、蓮、レミリア、今回は私は煩悩を捨てよよう!1人の父親として一緒に楽しもうではないか」一瞬でボロ布のような服からラフな服に着替え真面目な表情になる。マキナ「むう」レミリア「えーと」正直2人とも蓮が言ったため反対できず、水銀が真面目になっているため反応に困っていた。 -- 名無しさん (2014-05-24 21:46:26) - 蓮「ロートス兄は?」水銀「ロートスならばマレウスとデートだ。恋人との一時を邪魔するなど野暮な事はせんよ」マキナ(居ないなは思っていたがいつの間に…(-_-;)) -- 名無しさん (2014-05-24 22:29:36) - マリィ、玲愛、螢、香純「私たちも…」蓮はマリィと玲愛の言葉で水銀の後ろに隠れる。体が大人になったときは平気だったが子供になって恐怖心がよみがえってしまっていた。司狼「兄ちゃん、俺たちもどっかいかね?」 -- 名無しさん (2014-06-01 23:14:22) - ジューダス「悪いな、弟よ…俺は彼女とデートだ」エリー「司狼、面白そうなところあるから一緒に行かない?」司狼「おう、いーぜ」ちゃっかりリア充だったりする司狼。覇吐「えっと、り、竜胆さん、い、一緒に、い、行きませんか?」子供に戻ったせいか正確が気弱に戻った覇吐が竜胆を誘っていた。竜胆「ああ、かまわないぞ] -- 名無しさん (2014-06-01 23:18:09) - 水銀「では行こうか愛娘に愛息子達よ。ハイドリヒ、他の子供等の引率は任せた!」普段の生気の失せた枯木のような瞳から一転、生き生きと生命力溢れる瞳をした水銀が親友(盟友)の肩を叩き蓮、マキナ、レミリアを連れてこの場を離れた -- 名無しさん (2014-09-17 17:07:24) - ……… レミリア「…ところでさ、そもそも何で学校離れてこんなとこに来たんだ?蓮は小学生だろ」マキナ「む?………、……そういえば、撮影どうのという話だった気が」水銀「そんなもの延期だ延期。家族と過ごす以外に割く時間に価値はなし(但しマルグリットとの時間は除く)」 -- 名無しさん (2014-09-17 17:18:03) - かなりご機嫌な水銀、小学生の蓮がはぐれないように父親(水銀)と手を繋いでいたのも理由だろう。 -- 名無しさん (2014-09-26 12:51:16) #comment() - そういえば波旬はどうしたんだ? -- 名無しさん (2012-10-06 14:10:55) - ↑一応、(2012-09-26 02:55:20) でその辺で瞑想しているって書かれてます。 -- 名無しさん (2012-10-06 14:17:57) - 予告抜きで文書を消すのはやめてください。 -- 案山子さん (2012-10-07 00:20:16) - 夜刀先生?蓮がいるのですが……格好が蓮は夜刀なので、設定を決めて下さい。お願いします。 -- 案山子さん (2012-10-12 12:00:04) - すいませんちっと訂正します・・・ -- 名無しさん (2012-10-12 13:17:06) - あれ?アルフレートってアットノベルスと~暁~にあるディエスの二次創作のキャラじゃね? -- DIOさん (2012-11-09 15:18:20) - ↑本編十年くらい前を描いたドラマCDに出てきたキャラで、ベアトリスの友人だった人です。普通の人間だから年食っておじいさんになってますけど。 -- 名無しさん (2012-11-09 15:28:46) - 今更ながらの質問ですが、レミリアとは誰ですか?水銀が娘と叫んでいたので蓮(女)ですか? -- 名無しさん (2013-11-11 22:32:42) - ↑あってると思う。参考http://www34.atwiki.jp/god14fan/pages/134.html -- 名無しさん (2013-12-18 18:30:22) - ↑確認しました、ありがとうございます -- 名無しさん (2013-12-27 09:13:18) #comment()

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