Dies irae 夏といえば海、ならば縁日もでしょ!第1話

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Dies irae 夏といえば海、ならば縁日もでしょ! - (2012/08/17 (金) 01:51:07) -初めましてこんばんわ!「Dies irae 夏といえば、海でしょ」を投稿した者です。 -今が夏ということで、さらに思いついて投稿しました。 -思いついたら、是非是非書いてください。 司狼「祭りだ!」マレウス「宴よ!」キルヒアイゼン「お祭りです!」 エレオノーレ「……なんだろうか、この既知感」 -- 名無しさん (2012-08-13 09:24:54) 着物を着てはしゃいでいる三人を見て、エレオノーレは以前にも似たようなことがあったかのような錯覚に陥っていた。 -- 案山子さん (2012-08-13 11:00:12) そんな彼女に、 ハイドリヒ「どうした?ザミエル。今宵は宴なのだろう?ならば、共に楽しもうではないか」優雅に着物を着こなしているハイドリヒがイザークたちを引き連れていた。 -- 案山子さん (2012-08-13 11:03:07) エレオノーレ「は、ハイドリヒ卿!?;」Σ(////;) -- 名無しさん (2012-08-13 11:05:36) ハイドリヒ「どうしたのかね?」エレオノーレ「い、いいえ!何でもありません!」イザーク「父様、私は『かき氷』なるものを所望してみたいです」 -- 案山子さん (2012-08-13 11:07:38) ハイドリヒ「そうか、私も一度食べて見たかったのでな。味はどうする?」 -- 名無しさん (2012-08-13 11:15:15) イザーク「この、ブルーハワイというものにします」 -- 正田卿のレギオン (2012-08-13 11:31:28) ハイドリヒ「では私はイチゴにするか」 -- 名無しさん (2012-08-13 11:34:05) ハイドリヒ「ザミエル、卿はどうする?」 -- 案山子さん (2012-08-13 11:48:20) エレオノーレ「わ、私ですか!?Σ(゜□゜;)」 -- 名無しさん (2012-08-13 11:53:44) ハイドリヒ「無論だ。まさか、私の誘いを断るのかね?」 -- 案山子さん (2012-08-13 12:01:23) エレオノーレ「そそそそんな!! とんでもありません!!;」 -- 名無しさん (2012-08-13 12:03:58) ハイドリヒ「では、選びたまえ。店主、さらに一人追加だ」???「はいよ」 -- 案山子さん (2012-08-13 12:06:30) エレオノーレ「で、ではその…………レモンで」 -- 名無しさん (2012-08-13 12:15:48) 店主「はいよ!ブルーハワイが一つ、イチゴが一つ、レモンが一つだな!代金は誰が支払うんだい?」 -- 案山子さん (2012-08-13 12:20:04) ハイドリヒ「私が払おう」 エレオノーレ「そ、そんな!! ハイドリヒ卿にそのようなことを…」 -- 名無しさん (2012-08-13 12:21:10) ハイドリヒ「何、純粋に私が食べたいので支払いたいのと、仮にも卿は女だ。女に金を払わせるのは、気が引けるではないか」 -- 案山子さん (2012-08-13 12:22:41) エレオノーレ「……………(///□///;)」 -- 名無しさん (2012-08-13 12:23:58) ハイドリヒ「うむ、冷たくて美味。どうかねイザーク?」イザーク「はい、冷たくて美味しいです。父さま」エレオノーレ「・・・・・・(/////)」そうして食べていると・・・ハイドリヒ「イザーク、卿の味も美味しそうだな」イザーク「それでは、父さま。はい」エレオノーレ「!!」アーンをするイザークとそれを食べるハイドリヒ -- AST (2012-08-13 12:55:20) エレオノーレに衝撃が走る。エレオノーレ(も、もしやこのパターンは……ッ!!) -- 案山子さん (2012-08-13 12:57:26) ハイドリヒ「ザミエル」 エレオノーレ「は、はい!!;」 -- 名無しさん (2012-08-13 13:01:33) エレオノーレ(もしやもしやもしやもしやもしやもしやもしやもしやッ!) -- 案山子さん (2012-08-13 13:05:32) ベアトリス「あ、皆さんずるーい! 私もかき氷食べたいです!!」 -- 名無しさん (2012-08-13 13:06:35) と、赤き乙女が夢見た瞬間、横からトンデモナイ邪魔が入った。 -- 案山子さん (2012-08-13 13:10:07) エレオノーレ「……………………」 -- 案山子さん (2012-08-13 13:11:09) ベア「ギャース!!!!!!??? 鼻カキ氷はご勘弁ををを!!!」 -- 名無しさん (2012-08-13 13:20:57) エレオノーレ「そうかそうかそんなに食いたいのかいいだろう私が食べさせてやろうではないかああああああああああ!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-13 13:35:31) 黄金「あははははは!相も変わらず元気がいいな、ヴァルキュリアは」イザーク「父様、次はあの『射的』なるものもやってみたいです」 -- 案山子さん (2012-08-13 13:54:05) シュライバー「こっちの輪投げの方が面白いよ〜」 ボロ雑巾と化したヴィルヘルムが形成状態で転がっていた…… -- 名無しさん (2012-08-13 14:01:07) ベア「げほげほっ!っていうか、げほ!なんで、げほ!ベイ中尉がボロ雑巾になってるん、げほ!ですか?」 -- 案山子さん (2012-08-13 14:03:23) シュライバー「ヒ・ミ・ツv」 ベイ「………ぶっ殺す」 -- 名無しさん (2012-08-13 14:05:53) シュライバー「あれ?まだ生きてたの、ベイ。しぶといねぇ~」ベイ「……この糞餓鬼」 -- 案山子さん (2012-08-13 14:11:45) イザーク「………………;」 -- 名無しさん (2012-08-13 16:11:59) 玲愛「……おじいちゃん、楽しんでるみたいね」香純「本当だね♪」 -- 案山子さん (2012-08-13 17:12:47) 蓮「そうか………?;」 -- 名無しさん (2012-08-13 17:34:44) 明らかに困惑しているのだが、彼女たちには楽しんでいるように見えるようだ。 -- 案山子さん (2012-08-13 17:41:36) と、そこに…… マレウス「レ~ン~君~♪」背後から蓮に抱きつこうと飛びつく痴女。 -- 案山子さん (2012-08-13 17:58:35) 蓮「おわ!?;」いきなり飛び付かれたためによろける。 -- 名無しさん (2012-08-13 17:59:32) マリィ「きゃん♪」よろけた先には、マリィの巨乳で出来た谷間というクッションが待っていた。 -- 案山子さん (2012-08-13 18:01:10) ロリ「…………」 次元の違いの前に絶句 -- 名無しさん (2012-08-13 18:05:30) 玲愛&螢「Σ(゜Д゜)!?」同様に目撃し、絶句するコンビ。 -- 案山子さん (2012-08-13 18:08:32) 蓮「ぶはっ……!わ、悪いマリィ(////;)!」マリィ「う、ううん……(////;)!」 -- 案山子さん (2012-08-13 18:19:59) 玲愛&螢「…………」 -- 名無しさん (2012-08-13 18:57:20) マリィの谷間から脱出し互いに赤面になっている最中、二人のコンビは彼女の胸と己の胸を省みた。ロリ「………………」同時に、ロリも己の胸を見下ろした。 -- 案山子さん (2012-08-13 19:29:29) 玲愛&螢&ロリ「……………orz」 -- 名無しさん (2012-08-13 19:47:35) 二の句も告げられない真実。それを彼女たちに叩きつけられたのだ。 -- 案山子さん (2012-08-13 19:55:11) 香純「あ、あの……大丈夫?先輩、それに櫻井さんも(ゆっさゆっさ)」リザ「あら?マレウス、あなたどうしたの?(ぼいんぼいん)」 -- 案山子さん (2012-08-13 19:56:06) 玲愛&螢&ロリ「キッ!!」香純&リザ「ヒィ!?」 -- 案山子さん (2012-08-13 20:01:32) 玲愛&螢&ロリ「滅・尽・滅・相!!」 -- 名無しさん (2012-08-13 20:07:53) リザ&香純「きゃあああああああああああああ!!!!!?;」 -- 名無しさん (2012-08-13 20:11:41) 鈴「やれやれ、毎回毎回飽きないな」 蓮(女)「………」 鈴「いつまでどんよりとしたオーラで壁に手をついている」 蓮(女)「………なんで俺、いつもこんな格好?」 鈴「案ずるな、似合ってるぞ?」 -- 名無しさん (2012-08-13 20:14:18) マキナ「……?兄弟…………ッ!?」シュライバー「ん?どうしたんだい?マッキー」ベイを蹴りながら尋ねるシュライバー。 -- 案山子さん (2012-08-13 20:34:48) 神父「そこの輪投げ、やらしてもらえませんが〜」 -- 名無しさん (2012-08-13 20:37:21) シュライバー「いいよ〜v」 ベイ「……………」ギロリ -- 名無しさん (2012-08-13 20:39:39) シュライバー「ん?あれ?そういえばクリストフ」神父「はい、何でしょうか?」シュライバー「バビロンは一緒じゃないのかい?」 -- 案山子さん (2012-08-13 20:41:41) 神父「ああ、彼女なら藤井さんの女バージョンに浴衣を着せて共に来てますよ。ほらあそこ」 -- 案山子さん (2012-08-13 21:06:38) そう言って指を指した先には、確かに蓮(女)はいるものの、リザの姿はなかった。 神父「……はて?確かに彼女も共にいたはずですが」ベイ「っんあ?バビロンならあそこにいんぞ?」神父「はい?」倒れるベイが指差す方向を見ると、 -- 案山子さん (2012-08-13 21:08:27) ロリにボストンクラブ。蛍にキャメルクラッチを掛けられていた -- 名無しさん (2012-08-13 21:17:28) 神父「リザ!?;」 -- 名無しさん (2012-08-13 21:23:25) シュライバー「あ~あ……」ベイ「俺知~らねっと」二人は見て見ぬフリをした。 -- 案山子さん (2012-08-13 21:28:26) さらに玲愛にヒールホールドを掛けられていた。 -- 案山子さん (2012-08-13 21:30:45) 神父「何をやっているのです、こんなががっが!!?」 諌めようとした神父は即座に間接を決められていた。器用な事にリザへの関節技も続行中である。 -- 名無しさん (2012-08-13 21:31:47) ロリ「あら?こんな所に飛んで火にいる夏の虫ってやつね♪」螢「猊下、お覚悟を」玲愛「邪魔」 -- 名無しさん (2012-08-13 21:39:11) 神父「え?いや、ちょっと!?わ、私は関係n」ロリ&螢&玲愛『問答無用!』神父「ぎゃあああああああああああああああああああ!!!!!!!????」 -- 案山子さん (2012-08-13 21:54:12) 何とか標的が神父に変わったその瞬間を狙い、何とかリザはあの危険な集団から抜け出していた。 -- 案山子さん (2012-08-13 21:59:46) リザ「はあ………はあ……はあ……;」 -- 名無しさん (2012-08-13 22:05:56) 流石の彼女も、己の娘の攻撃に身の危険を感じたのだろう。その表情には未だ警戒の色が残っていた。 リザ(あ、あの子……どこで教育の仕方間違ったのかしら?) -- 案山子さん (2012-08-13 22:07:12) が、ぬるりと現れた玲愛に捕まる。 リザ「まっ、まって玲愛……」 玲愛「命乞い?情への訴えかけ?知らぬ知らぬ聞こえぬ見えん!ここを何処だと心得る、女の戦場よ。死に場所でしょう。心を燃やし、好いた男と墓場に向かう、誉れの舞台でしょう。そんな言葉は笑止千万」 言うまでも無いが、完全にやつあたりである。 -- 名無しさん (2012-08-13 22:09:24) リザ「わ、私があなたに何かしたのかしら?」リザには彼女が攻撃してきた理由がサッパリだった。 -- 案山子さん (2012-08-13 22:10:48) 玲愛「『何か』…………? ふふふふ、あはははは…」 -- 名無しさん (2012-08-13 22:17:50) 不気味に笑う玲愛。その玲愛に言い知れない何かを感じ、リザが少し後退る。 -- 案山子さん (2012-08-13 22:20:01) リザ「あ、あの……玲愛?もしもし~……」玲愛「『何か』『何か』『何か』……ふふふふふふ、あははははは」 -- 案山子さん (2012-08-13 22:40:26) リザ(こ、怖い!!;) -- 名無しさん (2012-08-13 22:41:14) 明らかに『何か』触れてはいけないワードに触れてしまったことに戦慄が走るリザ。もはや母の体面とかそんな悠長なことを考えてもいられず、そのまま後退しようとするが、 -- 案山子さん (2012-08-13 22:43:24) 玲愛「り〜〜〜ざ〜〜〜」玲愛の目からハイライトがなくなった。 -- 名無しさん (2012-08-13 22:47:44) リザ「ヒィ!?お、落ち着きなさい玲愛!あなたがなn……じゃなかった。それについて憤っている理由は不明だけど、八つ当たりは止めなさい!(主に私のためにも!)」 -- 案山子さん (2012-08-13 23:12:54) 迫る鬼女……じゃなかった。玲愛に乱れて妖艶な感じを出しているリザは、ジリジリ……と何とか手で制していたが、 -- 案山子さん (2012-08-13 23:29:06) ガシッ!! リザ「!?」螢「ふふふ……逃がしませんよ」リザ「あなたは……ッまさか!?」背後から羽交い絞めしてくる螢の存在に驚き、同時に視線を先程まで彼女がいたであろう場所を見ると、 -- 案山子さん (2012-08-13 23:50:07) 神父?「ぁ……て、テレジア……」リザ「ヴァレリア!?」まるでゾ○ビのように這う神父の姿があった。 -- 案山子さん (2012-08-14 00:00:10) 螢「猊下には申し訳ありませんが、実験体になってもらいました。おかげで、技に磨きが掛かりました」 -- 案山子さん (2012-08-14 08:19:49) 神父「ぁ……よ、よくぞここまで成長しました。我がm」螢「次は海老反りなんかいかがです?猊下<ニコッ>(^ー^)」 -- 案山子さん (2012-08-14 08:33:25) 微笑む彼女の背後に、二本の稲妻と炎を灯した剣を構える女武者が現出していた。 -- 案山子さん (2012-08-14 08:58:58) 神父「い、いいえなんでもありませんすいませんごめんなさい」平に謝り謝り土下座する神父。もはや彼に威厳なんていうものは欠片も残っていなかった。玲愛「……じゃあ、終わらせようか。リザ」ハイライトのない目で玲愛は接近する。 リザ「あ……あ……あ……きゃあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-14 09:31:07) …… エレオノーレ「ん?」ベア「どうしたんですか?少佐」アイスキャンディーを二人して舐めていたエレオノーレとベアトリスは、怪訝そうにするエレオノーレにベアトリスは、妙にエロい仕草で舐めながら問いかけていた。 -- 案山子さん (2012-08-14 10:04:40) エレオノーレ「………今、ブレンナーの声が聞こえたような」 -- 名無しさん (2012-08-14 10:07:52) ベア「ぴちゃっ……レロッ……そうですか?ちゅぱっ……私の耳には、何も聞こえてきませんでしたが?」そう言いつつも舐める彼女の仕草に、歩く男たちは自然と前屈みになりつつあり、または見ずとも聴覚から得る情報で、耳を真っ赤にさせていた。 -- 案山子さん (2012-08-14 10:10:06) エレオノーレ「…………」彼女に他意はないのは分かっているが、それを差し引いてもこれは周囲の目を引く。かく思うエレオノーレであるが、気を利かせたシュライバーから手渡された際、 -- 案山子さん (2012-08-14 10:16:17) 回想~ シュライバー『はい、ザミエル』エレ『む……気が利くな。シュライバー』シュライバー『別にいいんだよ。僕は満足しているしね……それよりも』エレ『?なんだ』手で招くシュライバーに怪訝そうにしながらも耳を寄せると、シュライバーは両手で口元を隠し、 シュライバー『美味しそうにそれを舐めるといいよ♪』エレ『?』 -- 案山子さん (2012-08-14 10:19:27) 回想終了~ あの時は何を言っているのか意味が不明であったが、『これ』を見て理解した。 -- 案山子さん (2012-08-14 10:20:05) ベアトリス「んぐっ………はむ……くちゅ…」 -- 名無しさん (2012-08-14 10:22:51) エレオノーレ「……………………はぁ」 -- 案山子さん (2012-08-14 10:24:28) 重い溜め息を零していると、 エレ「!しまった」舐めていなかったせいか、アイスが溶けて彼女の手を伝っていく。すると、 黄金「ん?ザミエル、アイスが溶けてしまっているぞ」 -- 案山子さん (2012-08-14 10:34:39) 黄金がその手を取り…… -- 名無しさん (2012-08-14 10:39:07) 黄金「…………ん」ザミ「!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」伝ったアイスの汁と、黄金が瞼を閉じ、その美しい舌で舐め取ったのだ。 -- 案山子さん (2012-08-14 10:40:36) エレオノーレ「ほ、ほあああああああああああああああああああああ!!!!!?(///□///;)」 -- 名無しさん (2012-08-14 10:42:21) ベア「ん……ふぅ。って、え!?あれ!?少佐!?どこ行くんです!?」あまりの羞恥心に、エレオノーレはついに爆発した。ハイドリヒにアイスの汁が飛び散らないようにしたのは流石だが、 -- 案山子さん (2012-08-14 10:44:44) エレオノーレ「私を探すな触れるな呼ぶなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-14 10:58:47) 人目も省みず、永遠の処女は残像すら残さぬ速度で駆けて行った。ベアトリスはそれを追おうとするが、 黄金「……ふむ。ヴァルキュリアよ、私は何か過ちを犯したのかね?」 -- 案山子さん (2012-08-14 11:08:17) ベアトリス「え、えっとその……;」 -- 名無しさん (2012-08-14 11:11:48) 真剣に悩むハイドリヒに、ベアトリスはどう言ったものかと考えていた。 ベア(少佐はあれはあれで乙女ですからね~、下手にハイドリヒ卿に刺激させるようなことも言えないし、はぁもう!何で私っていっつもこんな損な役回りばかり来るのかしら!?) -- 案山子さん (2012-08-14 11:13:46) … 蓮(女)「…………」 マキナ「…………いつまで隠れている」 -- 名無しさん (2012-08-14 12:03:03) リザと分かれた蓮(女)は、木の後ろに隠れてしまっていた。マキナはそんな彼女が出てくるのを待っていた。 -- 案山子さん (2012-08-14 14:15:25) 蓮(女)「……………もうほっといてくれ」 -- 名無しさん (2012-08-14 14:25:19) マキナ「そういう訳にもいかん。今日は縁日なのだろう?なら、そんな薄暗い所にいないで、こちらに来い」 -- 案山子さん (2012-08-14 15:03:06) 蓮(女)「っ……………」ヒョコっと木の後ろから顔を出す。 -- 名無しさん (2012-08-14 15:10:54) マキナ「さあ」漆黒の着物を着たマキナが手を差し伸べる。 -- 案山子さん (2012-08-14 15:12:59) 蓮(女)「…………」おそるおそる手を伸ばすが…… -- 名無しさん (2012-08-14 15:24:01) 司狼「ちぇすとおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」 2人「!?」 2人の間に司狼が割って入った。 -- 14番目の黒円卓 (2012-08-14 15:25:20) 司狼「おっと!これ以上好きにさせるかあああああああああ!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-14 15:44:05) マキナ「………なんのマネだ」 -- 14番目の黒円卓 (2012-08-14 15:45:20) 流石の寡黙で売りであるマキナも、司狼の乱入に黙ってはいない。 司狼「あん!?なんか文句あんのかよ!ムッツリスケベが!?」完全にどこぞのチンピラと化している司狼は、マキナと火花を散らしていた。 -- 案山子さん (2012-08-14 15:47:01) 司狼「だいたいお前、毎回毎回蓮(女)とイチャイチャすんじゃねえよ!!」 マキナ「別にイチャイチャしているつもりはない」 司狼「だからしてんだよ!!」 -- 14番目の黒円卓 (2012-08-14 15:52:02) マキナ「していないと言っている。聞き分けろ」 -- 案山子さん (2012-08-14 15:59:58) 司狼「うるせえ!! いつもはエリーがいたから横槍を入れられなかったが………、今日はアイツはずせない用事で来てねえんだ! 徹底的に邪魔してやるぜ!!」 -- 14番目の黒円卓 (2012-08-14 16:10:32) もはや悪ガキそのものと化している司狼。仕方が無い、と割り切ったマキナは上半身の着物を脱ぎ、右拳を作り、右腕の筋肉が盛り上がっていた。 -- 案山子さん (2012-08-14 16:12:29) 司狼「なんだ、やろうってのか!?」 -- 名無しさん (2012-08-14 16:16:12) マキナ「……昔から相場が決まっている」司狼「あん!?」マキナ「……言うことを聞かない悪ガキには、『お仕置き』が必要だとな」 -- 案山子さん (2012-08-14 16:17:23) マキナの周りに膨大な量の神気が迸る。しかもその目は『殺る気満々』だった。 -- 名無しさん (2012-08-14 16:23:28) 司狼「はっ! そっちがその気ならよオ」 司狼も銃(ジューダスとナラカからこっそりパクッといた超性能の未来銃)を引き抜いて臨戦態勢に入る。  -- 名無しさん (2012-08-14 16:26:07) 司狼&マキナ『……………………』一触即発。まさに二人がぶつかり合おうとしたその時だった。蓮(女)「キャアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!」蓮(女)の悲鳴が迸った。 -- 案山子さん (2012-08-14 16:28:23) 2人「!?」 -- 名無しさん (2012-08-14 16:29:33) 蓮(女)の悲鳴を聞き、二人の纏う神気を霧散させ、木の後ろにいる蓮(女)を見ると、 チンピラ「へへへ!いいじゃねえかよ姉ちゃん少しぐらい!!俺たちと楽しもうぜ!!」チンピラ2「へへ!そうそう!!それに、呼んだ所で誰も来やしねえよ!!」蓮(女)が数名のガラの悪いチンピラに囲まれていた。 -- 案山子さん (2012-08-14 16:38:22) 普段の蓮なら有無を言わさず瞬殺している所だが、今の格好でのアクションは憚られる。いつもは気にもしない女性としての羞恥心が、浮かれた空気に当てられたのか浮かび上がったせいでもあった。 -- 名無しさん (2012-08-14 16:44:36) 蓮(女)「やめろ放せ!! 触んなこのハゲ!!」 -- 名無しさん (2012-08-14 16:45:52) チンピラ1「へへへっ!気の強い姉ちゃんだな!ちょうど俺の好みだぜっ!!」ガシッと蓮(女)の腕を押さえつけ、木に押し付けていた。 -- 案山子さん (2012-08-14 16:47:25) 下種な魂胆を隠そうともしない目つきに蓮(女)の背筋に怖気が走る。余りの嫌悪感に思わず目を瞑る。 -- 名無しさん (2012-08-14 16:49:29) そして、彼女に魔の手が襲い掛かろうとしたその時、 -- 案山子さん (2012-08-14 16:50:27) 司狼「………おい」 チンピラ2「あん?」 -- 名無しさん (2012-08-14 16:51:55) 彼女に触れようとしていた男の手を横から防ぐ手があった。 -- 案山子さん (2012-08-14 16:54:04) 司狼「…………なにしようとしてんだ」あくまで抑揚なく、ただ静かに告げる司狼。チンピラ2「あん!?なにって……ナニに決まってんだろうが!!なんだてめぇ、お前も混じりたいのか!?」 -- 案山子さん (2012-08-14 16:55:13) 下種な発言に対して、司狼はいつものニヒルな笑みを浮かべておらず、ただただ静かだった。 -- 案山子さん (2012-08-14 17:02:18) 蓮(女)(し、司狼………?) -- 名無しさん (2012-08-14 17:03:07) チンピラの意識が司狼へ移り囲まれていく中、蓮(女)はいつもとは様子が違う司狼に疑問を抱いていた。 -- 案山子さん (2012-08-14 17:05:26) 司狼「………てめえら、なに俺の女に触ってんだ、殺すぞ!?」 -- 名無しさん (2012-08-14 17:12:19) チンピラ一同『!?』蓮(女)(し、司狼……)彼の本気で怒った形相で怒声を発していた。その瞳はギラギラしており、いつものヘラヘラした感じが消えていた。 -- 案山子さん (2012-08-14 17:14:19) チンピラ「な、なんだてめえやんのか!?」若干怯みながらも、チンピラは声を荒げる。そこへ、 -- 名無しさん (2012-08-14 17:16:42) マキナ「邪魔だ」 チンピラ2「うお!?」 チンピラを押し退け、マキナが入ってきた。 -- 名無しさん (2012-08-14 17:17:43) マキナ「……まったく。いつから兄弟はお前の女になったんだ」チンピラ一同『!?』ズシッ、ズシッ、と一歩一歩踏み込みながら双腕を構えるマキナ。 -- 案山子さん (2012-08-14 17:19:42) 蓮(女)「マキナ………」 司狼「けっ、後から来たヤツに言われたくねえな」 -- 名無しさん (2012-08-14 17:21:52) マキナ「後先考えずに突っ込む男に言われたくはないな……だが」 -- 案山子さん (2012-08-14 17:24:42) 2人は周りのチンピラ達を睨む。 -- 名無しさん (2012-08-14 17:25:51) マキナ「まずは」司狼「ああ、邪魔な糞野郎どもの『掃除』が先決だな」 -- 案山子さん (2012-08-14 17:26:53) チンピラ達『!?』 -- 名無しさん (2012-08-14 17:29:23) 睨む二人の男たちから、尋常じゃないほどの神気と殺気が迸っていた。そして、背後にそれぞれ随神相を現出させていた。 -- 案山子さん (2012-08-14 17:30:29) 香純「蓮! 早くこっち!!」 蓮(女)「香純?」 -- 名無しさん (2012-08-14 17:34:10) 騒ぎに気づいた香純がいち早く駆けつけ、蓮(女)の手を掴んで、そのまま引っ張っていった。チンピラ3「って、あ!女が逃げやすぜ!!」 -- 案山子さん (2012-08-14 17:36:30) チンピラ4「なにい!?」 -- 名無しさん (2012-08-14 17:38:01) 香純「あ、マズい!」気づかれたことにバレ、香純は何とか引っ張って逃げようとするが、香純「キャッ!」枝に躓いて転ぶ香純。 -- 案山子さん (2012-08-14 17:40:09) 蓮(女)「香純!!」 -- 名無しさん (2012-08-14 17:43:12) チンピラ1「へへ!この怖ぇ奴らは放置だ!まずはその女から先に頂け!!」チンピラ5「ぎひひっ!なら、俺が頂き!!」 -- 案山子さん (2012-08-14 17:44:48) しかし、チンピラの襟首が凄い力で引っ張られる。 -- 名無しさん (2012-08-14 17:46:15) 司狼「てめえらの相手は……オレらがしてやんぜえええええええええええ!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-14 17:49:55) チンピラ4「な!?;」 -- 名無しさん (2012-08-14 17:51:45) マキナ「早く行け!!」 香純「司狼、マキナさん、ありがとう!!」 蓮(女)「2人とも……」 -- 名無しさん (2012-08-14 17:53:58) それぞれチンピラ一人ずつをボコッてから目配せをして、チンピラたちを行かせないように阻む。蓮(女)「怪我すんなよ!!」司狼&マキナ「当たり前だ!!」さらに相手に蹴りを入れた所で蓮(女)は頷き、香純と共に走っていく。チンピラ1「ちっ!おい増援だ!あの女共逃すんじゃねえぞ!折角の極上だ!!この夏を飾るに相応しい宴にしてやれ!!」チンピラ6「へい!!」 -- 案山子さん (2012-08-14 18:54:39) チンピラのうち2人が、マキナと司狼の隙を見て逃げ出す。 -- 名無しさん (2012-08-14 18:56:39) 司狼「なっ!!ちぃっ!!」マキナ「マズイな……と、言いたいが」思わず舌打ちをする司狼と、マキナも同様に表情を曇らせる……と思われたが、忘れてはいないだろうか。この宴に、一体どのような集団が集結しているのかを。 -- 案山子さん (2012-08-14 19:01:37) チンピラ「ヒャッハー。こっちにも上等なオンナがー」 ??「キャー。戒君怖ーい。助けてー(棒)」 -- 名無しさん (2012-08-14 19:07:46) 玲愛「…どうしたの?」 香純「先輩逃げて!!」 ちんぴら「一人増えた!!」 ??「私は、神罰の地上代行者。私の使命は、我が愛娘に汚れた手で触れようとする塵共を、その肉の一片にいたるまで滅尽滅相すること。エェイメン」 -- 名無しさん (2012-08-14 19:12:09) チンピラ「おっ、こっちにもいいオン…グハッ」 裏拳で吹っ飛ばされる。 螢「私は今は虫の居所が悪いの汚い手で触らないでくれる…そういえば藤井君は?」気が付けば蓮の姿がどこにもなかった。しかも女神と共に 螢「まさか…してやられたようね」どうやらリザとトリファに折檻をしている隙に抜け駆けされたらしいことを悟った。 -- 名無しさん (2012-08-14 19:20:52) 「ベイだ!ベイが一杯いる!!」 死神が獲物目掛けて疾駆する -- 名無しさん (2012-08-14 19:25:19) 一方…蓮「…なんだか向こうが騒がしくないか?」マリィ「みんな楽しんでるみたい。ねーv」女神が微笑みかける先には…蓮(ショタ)「ねーv」 そこにはなんと幼い蓮の姿が…これはいったい。 蓮「…ホント胃が痛くなりそうだ」水銀「息子よ、家族が増えたことを卑下するのか?君はそんなに器の小さい男かね?」蓮「誰のせいだよ!!」話は少し前まで遡る。 -- 名無しさん (2012-08-14 19:27:43) 少し前。 マリィ「家族っていいよね、憧れちゃうなあ」 水銀「女神の願いならば、~~~(超高速で魔術の詠唱中)」 ポン 蓮(ショタ)「あれ、ここどこ」 というわけである。 -- 名無しさん (2012-08-14 19:31:28) 蓮「なんでてめえはいつもいつも事を荒立てるんだ!!」水銀「あはは!女神の頼みを無碍にするなど、森羅万象三千大千世界あらゆる万象を壊してでも有り得んよ」 -- 案山子さん (2012-08-14 19:35:05) 蓮「てめえマジぶっ殺す!!」 -- 名無しさん (2012-08-14 19:36:51) 水銀「ははは照れることはない!!家族が増えたのだ!!大いに喜びたまえよ、我が息子よ!!!!」蓮「時よ止まれ!!おまえは美しい!!!!」ブチ切れて形成を発動させる息子。 -- 案山子さん (2012-08-14 19:42:07) マリィ「カリオストロ、この子はどうしたの?」水銀「マルグリット、君と出会う前にホムンクルスをいくつか作ったことがあってね。息子よ、それらのノウハウを生かした集大成でもある。この子は息子を作る際に余っていた材料を用いて作ったものだよ…ただし、この子は息子自身の血を使っている。つまり…」マルグリット「…つまり?」水銀「その子は我が孫にしてツァラトゥストラの息子というわけだ。君とツァラトゥストラが結ばれれば君はめでたくこの子の母親となるわけだ」マリィ「!!!(///□///;)」 -- 名無しさん (2012-08-14 19:45:58) 蓮(ショタ)「?」 -- 名無しさん (2012-08-14 19:53:28) 蓮「勝手に俺を父親にするんじゃねぇ!!俺は…」蓮(ショタ)「お父さん、どうしておじいちゃんを虐めるの?僕のせいなの?」蓮(ピタッ) -- 名無しさん (2012-08-14 19:56:37) マリィ「蓮、怒らないであげて」 -- 名無しさん (2012-08-14 20:00:47) チンピラ「ヒャッハー!!金髪美少女発見!!」 八つ当たりに最適の砂袋登場 -- 名無しさん (2012-08-14 20:02:59) 蓮「あ゛?」 -- 名無しさん (2012-08-14 20:07:24) 水銀「ああ、最早救い難い愚劣なる無知蒙昧」 淡々とだがブチ切れている水銀。 -- 名無しさん (2012-08-14 20:08:54) チンピラ「え?」 -- 名無しさん (2012-08-14 20:11:41) マリィは無言で蓮(ショタ)を優しく抱き上げる。蓮(ショタ)「どうしたの?」マリィ「大丈夫、なんでもないから」幼児に凄惨な光景を見せないよう自身の豊かな胸に顔を埋めさせた。 -- 名無しさん (2012-08-14 20:18:58) 蓮「親父、今だけは協定にしておいてやる」水銀「ああ我が息子よ。今我らの目の前に現れた無知蒙昧にして愚劣極まるこの者を共に『断罪』しようではないか」蓮「へへっ……気が利くじゃねえか」 -- 案山子さん (2012-08-14 20:20:05) 水銀「WWWWWWWWWWWWWWWWWRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-08-14 20:22:42) 蓮「死に晒せえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-14 20:25:14) ???「な、何が起こってるの?」 そこらじゅうで起こる騒動にびくびくとしている青紙の少年がいた。名をヨハン、イザークの双子の弟にして香純の曽祖父、つまり黄金の息子である。常人たる彼は家族との関わりが殆ど無かったが、この祭りを通して少しでも交流をしたいと考えていた。…のだが、結局声をかけられない内にはぐれてこの状況である。 -- 名無しさん (2012-08-14 20:29:25) そんなヨハンを凝視するチンピラども。 チンピラA「おい、あの餓鬼良いんじゃねえか?」 チンピラB「いや、あれ男じゃねえか」 チンピラA「だからいいんだろうが、俺はああいう方が興奮すんだよ……」 チンピラB「わ~お、ひっでえなお前は」 -- 名無しさん (2012-08-14 20:33:18) ヨハン「え?な、何なんですか!?近寄らないでください!!」チンピラA「んな堅いことを言わないでさ、俺たちとイイコトしないかい?」 -- 案山子さん (2012-08-14 20:37:32) 「ぐええええ!!」 突如蛙が潰れるような声を出すチンピラ リザ「あら、ヨハン」 片手でチンピラの頭を鷲掴みにして持ち上げながら、朗らかに話し掛けるリザ -- 名無しさん (2012-08-14 20:41:56) ヨハン「え?あれ?あの……」チンピラB「お、おい兄弟!!てめえ、おいこの糞バ――」ヨハンが涙目で何かを言おうとするが、チンピラがリザに殴りかかろうとした刹那―― -- 案山子さん (2012-08-14 20:44:32) リザ「ふっ!」チンピラB「ぐべら!?」鷲掴みにした男を宙に放り、すかさず目にも止まらぬ回し蹴りがチンピラを薙いだ。 -- 案山子さん (2012-08-14 20:49:14) リザ「だ・れ・が・バ・バ・ア・で・す・っ・て?」 -- 名無しさん (2012-08-14 20:55:43) メシメシメシメシメシメシメシメシメシメシ!!!!!!!!!!!!!!!! チンピラB「痛てええええええええええええええ!!!!!!!!!!頭、頭が割れるうううううううううううううう!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-14 21:00:26) チンピラ「チッ…この女強えぞ!囲い込めぇ!」幹部格らしい男が指示を出すと体制を整えて囲みだす。どうやらこの男の取り巻きは他とは一味違うようだ。チンピラ「さあて…どう料理するか」ラインハルト「ほお…卿は料理に興味があるのか?」後ろを振り返ると巨大な黄金の闘気を纏わせた獣の姿が… -- 名無しさん (2012-08-14 21:01:47) 一同『!?Σ(゜□゜;)』黄金「どうしたね?卿も料理に興味があるのなら、是非とも試してみたいのだが」 -- 案山子さん (2012-08-14 21:05:11) 黄金「戦斧を持った上級大将風に言うなら」 獰猛に笑って 「フリカッセの具にしてやる。といったところか」 -- 名無しさん (2012-08-14 21:09:08) 一同『ヤベエ!?なんかこいつ一番ヤベエよ!?Σ(゜□゜;)』 -- 案山子さん (2012-08-14 21:11:34) エレオノーレ「ハイドリヒ卿、この程度の輩、あなたの手を煩わせるまでもありません」 チンピラ一同『超おっかねえ姉ちゃんきた!?』 -- 名無しさん (2012-08-14 21:25:01) 今の今まで爆走し、軽く富士山の頂上まで行っていたエレオノーレは、これまた直ぐに戻り事の状況を理解していた。 -- 案山子さん (2012-08-14 21:27:01) エレオノーレ「折角の祭りを汚す愚物どもが…」縁日を台無しにしないように最小限に抑えた活動を発動させた。 -- 名無しさん (2012-08-14 21:29:40) リザ「聞いてエレオノーレ! この人達、ヨハンを襲おうとしたのよ」ヨハンを抱き締めながら火に油を注ぐ。 -- 名無しさん (2012-08-14 21:34:49) ピクンッ!! エレオノーレ「……なんだと?」チンピラ一同『!?Σ(゜□゜;)』 -- 案山子さん (2012-08-14 21:36:41) リザの言葉に、エレオノーレの石油タンクにニトロが突っ込んだ。 -- 案山子さん (2012-08-14 21:40:35) その頃 螢「「ここまでくれば大丈夫のはずよ」蓮(女)「こんなかっこじゃなきゃ叩きのめしてやったんだけど」香純「でも、今日はどうしてあんなにチンピラが…」玲愛「前の戦いで遊佐くんたちのねぐらが一度ぶっ飛んじゃったから、それで統制が弱まって蜘蛛の子のようにチンタラしてるみたい」蓮(女)「それはまた迷惑な…ん?」向こうでちょうどチンピラの別働隊を片づけた蓮たちを見つける。 -- 名無しさん (2012-08-14 21:43:53) 蓮「あ、お前ら…」香純「蓮、こんなとこにいたの?」玲愛「やっと見つけたよ、藤井君」螢「ずいぶんと暴れてたみたいね…」周りに倒れているチンピラの屍の山を見て -- 名無しさん (2012-08-14 21:47:01) 蓮「大したことはないさ。あ、お前……」 蓮(女)「またお前か」 -- 名無しさん (2012-08-14 21:50:09) その時・・・&br()水銀&黄金「流出!!!!」灼熱&漆黒&暴風&鍍金&自滅&塵屑&閃光「創造!!!」尼僧「形成!!」 -- 愛の伝道師? (2012-08-14 21:51:31) 蓮「!?皆、伏せろォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-14 21:53:30) ヒロイン達『!?』 -- 名無しさん (2012-08-14 21:55:24) ズドォーン 蓮(ショタ)「お父さん…今の花火?」蓮「いや、花火じゃないから…」蓮(ショタ)「じゃあ何?」蓮「知らない方がいいこともある」 -- 名無しさん (2012-08-14 21:57:22) 蓮(女)「所でさ、一つ聞いていい?」蓮「…なんだ?」蓮(女)「マリィの抱いているその子は誰?それにお父さんって…」蓮「…この子は」水銀「私の孫にしてツァラトゥストラの息子だよ」賊を片づけて即座にこの場に戻ってきた水銀の蛇が言った。気まずい沈黙の末 一同「はぁ!?」蓮「てめぇは黙ってろ!!」 -- 名無しさん (2012-08-14 21:59:44) マリィ「ちなみにお母さんは私だよv」満面の笑みで 蓮「空気を読んでくれ!マリィ!」 -- 名無しさん (2012-08-14 22:00:57) 玲愛&香純&螢&蓮(女)「………………………………」無言のプレッシャー×四。 -- 案山子さん (2012-08-14 22:03:04) マリィ「おいでーv」 -- 名無しさん (2012-08-14 22:03:47) ↑ミスりました; 無視していいです。 -- 名無しさん (2012-08-14 22:05:43) ↑いいえ、採用します。蓮(ショタ)「わ~い!お母さ~ん!」テチテチ寄って行き、マリイの胸元へ抱きつく孫。 -- 案山子さん (2012-08-14 22:06:33) ヒロイン達「…………」 -- 名無しさん (2012-08-14 22:09:34) ジリジリと迫るヒロインたちに蓮は後退る。 -- 案山子さん (2012-08-14 22:11:37) 蓮「ま、待て待て!! 話せばわかる!!;」 -- 名無しさん (2012-08-14 22:14:01) 蓮(女)「お前、ある意味俺だけどいつの間に……」 口火を切ったのは蓮(女)。 -- 名無しさん (2012-08-14 22:14:34) 香純「ヒドいよ、蓮!!あたしというものがありながら!!」次に攻撃をしかけたのは、幼馴染。 -- 案山子さん (2012-08-14 22:16:03) 螢「藤井君……」蔑むように目を細めて見るツンデレ。 -- 案山子さん (2012-08-14 22:20:16) 玲愛「認めない……絶対認めない…」ブツブツと独り言のように呟く電波。 -- 名無しさん (2012-08-14 22:27:43) 玲愛「ある日気が付いた時から不快だった何かが藤井君の周りにヘバリ付いている何だこれは鬱陶しいぞ消えてなくなれ私は彼で満ちているからそれ以外の者は消えろ滅!尽!滅!相!」 -- 案山子さん (2012-08-14 22:28:15) 水銀「…私の世界では男(神)一人に女(神)一人、等という法は無かったのだがな…大変だな、息子よ………あ、娘を半陰陽にすれば一人当たりの担当する量も減るな。どうする?やるかね?未知だぞ?」 -- 愛の伝道師? (2012-08-14 22:33:19) 蓮「これ以上爆弾をバラ撒くな!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-14 22:34:30) 蓮(女)「これ以上、俺の性別いじくんな!」 -- 名無しさん (2012-08-14 22:35:39) 水銀「ははは冗談だ。第一愛娘には思い人がいるしな」 -- 名無しさん (2012-08-14 22:40:01) 言った瞬間、蓮(女)「……………………!!!!Σ(///□///;)」 -- 案山子さん (2012-08-14 22:41:58) 蓮(女)「てんめぇ…」そこに…マリィ「喧嘩はダメぇ!」一触即発の状態の中、急激にさっきを霧散させる女神の声が響く。蓮(女)「マ、マリィ…」マリィ「この子が怖がってるでしょ」女性陣「うっ…」マリィの抱く幼い蓮(ショタ)が震えてるのを見た彼女たちは一気に怒気を沈める。 -- 名無しさん (2012-08-14 22:45:51) 水銀「あははははははは!!!!!!!どうやら私の勝利のようだな」マキナ「お前は邪魔だ」水銀「ぐべれは!?」と、そこに背後から双腕から繰り出される百烈拳によって、水銀は反応することなく沈んだ。 -- 案山子さん (2012-08-14 22:49:21) 蓮(女)&香純「マキナ(さん)!!」 -- 名無しさん (2012-08-14 22:51:02) マキナ「安心しろ……これは諠譁ではない。『粛清』だ」邪魔したな、と言って彼は水銀の頭を鷲掴みにして、そのままズリズリ……と地面を引きずって行かれた。 -- 案山子さん (2012-08-14 22:52:45) 後に残るは…… 蓮「……………………」ヒロイン達「……………………」 -- 案山子さん (2012-08-14 23:05:13) 怖がる蓮(ショタ)と、我が子を守ろうとするマリィという構図が出来ていた。 -- 案山子さん (2012-08-14 23:16:50) 玲愛「…藤井さん、これ」と玲愛は事もあろう二子供の前で、大○の玩具を取り出した。玲愛「これがあれば、半陰陽にならなくても平気だよ。私は藤井さん(運命の人)の性別とか気にしないから。」 -- 愛の伝道師? (2012-08-14 23:20:51) 蓮(女)「結構です!!」 -- 名無しさん (2012-08-14 23:24:04) 香純「///そうですよ先輩。別にそんなの使わなくても繋がれます!」 -- 愛の伝道師? (2012-08-14 23:25:27) 蓮(女)「繋がりたくなんてない!俺はノーマルだぁ!!」 -- 名無しさん (2012-08-14 23:27:52) 螢「そうよ、綾瀬さん。///恥ずかしいけど、私が着けるわ、貸して!」 -- 愛の伝道師? (2012-08-14 23:35:24) 蓮(女)「やめろ!いや、やめてください!お願いします!」 -- 案山子さん (2012-08-14 23:36:46) 蓮「流出<アティルト>…新世界へ語れ超越の物語<レースノウァエ・アルゾ・シュプラーハ・ツァラトゥストラ>」その言葉と共に玲愛たちが気が付くころには3人の蓮とマリィの姿は消えていた。  -- 名無しさん (2012-08-14 23:50:17)

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