各カードの詳細に記載されている「カードテキスト」の内容は、エラッタが発表されているものに関しましては、エラッタ後の内容を記載しております。
また、公式のエラッタはでていないが、「ルール定義や表現統一などの関係上そうすべき内容」に関しても筆者独自の文章修正を行っているものも御座いますので、予めご理解とご了承をお願い致します。

【各エキスパンションの特徴】

  • β版
全144種。
何故発売したのか不明な上、カードの強さとレアリティの設定があまりにも無茶苦茶。
例えば《森原 さとみ》《木乃原 茜》《失敗》がコモンで、《河井 麻里奈》《ロケットスタート》《コントロールルーム》がレアだったりなど。
そのせいで火単を組みたいユーザーから見ればベーシックが発売された後も不要なカードが多く目的のカードを集めにくい製品版を買うよりも、β版を買う方が有用なことが多くショップに問合せが行ったりオークションで高値が付くなどとんでもない事態になっていた。
なお、後に問題視されるベーシック期2大強デッキの主要パーツはこの時点でほぼ全て存在しており、そのまま製品化されている。
狡猾フィーリア》《深水 まどか》《水姫》の3種は製品版でカード内容が変わっているため「禁止カード」扱い。

  • ベーシック
全290種。
基本的にナビゲーターが異様な性能を誇り、後は一部以外使いようのないものばかりなのが特徴。
イベント、スペルは「結果的に他の選択肢が現れなかった」がために優秀な物が揃っている。
火やごく一部のキャラクター以外軒並み低スペックなので、火以外のキャラクターは後のカードに軍配が上がる。
β版と比べ150種ほども増えているが、アンコモンorレアナビゲーター(《セシル王妃》以外)の他は
長内 エミリ》《レプリカント》《桜庭 ひかる》《剣を捨てて…》《駆逐》《別れの時
荷物整理》《マジックアロー》《氷川流十徳封神剣》《リザレクション》《空間凍結》程度。
他には特定のコンボに使用する以外には数えるくらいしか構築戦レベルのカードが増えていない事実がある。

  • ファースト
全100種。後に地、水、風デッキへのキーパーソンとなるカードが収録された。
火はともかく、みちるロックの影響なのか空もキャラクターに使えるものは微量。
特にナビゲーターの性能が尖りすぎており、結果的に《モナコ》しか殆ど使われなかった。
イベントスペルアイテム数枚だけ異様に使い勝手が良く、残りは限定的な用途が多い。
キーワード能力として「代用コスト」「軽減能力」「指名能力」が登場。
「軽減能力」はセカンドでも採用されたが2エキスパンション合わせてもほとんど空気。
「指名能力」はそれほど悪い能力でもなかったが、当エキスパンションのみの登場となった。

  • セカンド
多色を推奨したかったがスベったエキスパンション。全100種
水のレアだけやたらと強く、挙句の果てには火を最強に押し上げるカードを何故か追加してきた謎パック。
その中、風のコモンカードは優秀だがこれまでのコンセプトと相反する守り重視の性能で迷走。
新キーワード能力として「パートナー」が追加されたが、まともに使えたものではない。
再録カードの関係で各エレメントごとの種類枚数比率に差がある上に、イベントの使えなさが群を抜いている。
ナビゲーターに関しては優秀なものが揃っているため、概ね採用されている。

  • サード
投げやりエキスパンション。総種類すら70種とこれまでより30種も少ない。
地と風エレメントのみやたらと優遇されており、コモンですら有用なものも。
火に使い外のあるカードがあるのに水や空は殆ど何も得ていない。
イベント、スペルもイマイチで環境を全く考えられていないものばかり。
反してアイテムは結構優秀なものが多く、新たなデッキを生み出すきっかけにもなった。
何を意図して作られたのか不明なカードも多く、それまでの恒例サイクルカード類も一切無し。
それなのに一番用途の無かったパートナーだけは特定のカードへ継続採用されているぶっ飛び具合
最終更新:2012年10月29日 15:41