シャドウブレイド見参!
EVENT/All Turn/使い捨て 【コスト】全全
フィールドにある、対象のイベントひとつか対象のアイテムひとつのコントロール権を得る。

1エネルギー増えたことでAllTurnになったが、効果が少し変わったフィールドセット対策。
以下にこのカードでのメリットデメリットを記述

メリット
  • 起動することでなにかしらの効果を発揮する対象を封じ、物によっては逆利用できる
  • キャラクターorナビゲーターセットのカードを適正なら改めて配置先を指定できる
  • フィールドには残したままとなるため、何かしらの要素で回収、再配置されにくい

デメリット
  • 対象は相手のデッキのコンセプトを担っている事が多いので、1エネルギーの差が明暗を分ける事がある。
  • 奪ったところで逆利用できない効果である事も多く、その場合わざわざこのカードで対処する意味が薄れる。
  • 常時効果を発生しているようなカードに対しては実質意味がない

相手のターンに撃てる強味があるものの相手に捨て札回収要素がないのであれば《ハプニング》の方が軽く使いやすい事も多い。
双方に効果を及ぼすようなものにも意味がないため、考え無しにイベントorアイテム対策カードとして投入するわけにもいかないのが難しい所。

テキストに記載されていないが「カードの状態は維持する」という裁定が出ているため、タップ効果を持つものだと相手に割り込みで使用されてしまい望む結果が得られない事もある。
サイドボードの枠に余裕があれば《ハプニング》と両方採用するのが有効だろうか。


以下当時に筆者が出されていた裁定だったのだが、公式BBSを確認するとそうではない事が判明
あくまで「コントロール権を得る」だけであり、フィールドセットカードはオーナー側にしか再配置できない(結果変わらない)からという裁定が出されている。
これに関しては当初、処理を明確にしていなかったため、回答が出されたことでそうなったのだが、何故かこのカードに関してのみでありキャラクターやナビゲーターのコントロール権については実質配置換えが行われるのが暗黙のルールとなっていた。

よって、このカードで明確な利点を出せるのは《[[強化装甲服]]》のように双方を対象に出来、メリットデメリット両方が存在しているようなカード、と非常に限定的。
一応《[[ネクロノミコン]]》を対象にした時は利点と見る事が出来る。
(アタック出来ないターンに起動して、デッキ内のキャラクターをブレイクしていく事が出来る)

エラッタ前ではこのカードの使用者が再配置のように扱えるとされていたため、《[[守護]]》や《[[荷物整理]]》を奪って有利にするためにサイドボードに採用される事もあったが、改定後は 起動宣言権があるので利用は防げるものの、自分側への活用は不可能である。

2001/7/13時点では、「フィールドにセットされたカードのコントロールが移動する際には自分のフィールドに移動する」
ときちんと裁定が出ており、その後の改定もとくに見受けられていない。
何故間違った裁定が出回っていたのか考えたが、おそら上記説明文にある例のように
相手の場へ自コントロールカードをセットした場合の処理が曲解されたのではという推測がついている。

ベーシック-コモン
最終更新:2012年12月07日 17:28