日野森 あずさ 3/2
火/CHARACTER/Female 【コスト】火
-衝突-
『日野森 あずさ』がフィールドに出たとき、あなたは2ダメージを受ける。

大多数の1~2域(場合によっては3域)のキャラクターカードを無価値にしている根源。
ライトなプレイヤーからはデメリット能力しか持っていないことから良い印象を持たれないが、本作のカードリストを眺めれば異常さがわかるカード。

まず、3/2というサイズは本作において2域はおろか3域と張れるスペックである。
そして3域ですらデメリットを持っていたりするのに、それらと比較にならないほどデメリットが軽い。
レアではあるものの構築済みに収録、セカンドで再録され4枚揃えるだけならかなり容易。
先行スタートの場合はまず初手のアタックは通るため、1域の役割以上のことをやってのける。
参考:3ターン目18点

MTGにおいて特定条件下付きでようやく3/2である「秘密を掘り下げる者」が(飛行が付くのも大きいとはいえ)あれだけトーナメントに存在感を出してるというのに、実質無条件で3/2である。
「初期HPが30なんだから実質2/2」と考える人もいるかもしれないが、それはスルーした際の話であり、ディフェンスする場合も考慮して考える必要があることは記しておきたい。

DPは2なので、後攻スタートだと1ターン目に出てきた場合でも相打ちは頻発するのだが、他エレメントではほとんどがタップインかつ「1域AP2はデッキに入りにくいカードばかり」なので、戦闘要員は大体2域でありタップインしてくるため最低アタック1回は通ってしまう。
1域でAP3や一方的に勝てるスペックを持つキャラクターなどミラー以外に殆ど存在していないため、ダメージレースに持ち込む事もできないことから相打ちを強制させているとも言える。
ちなみに、1~2域において一方的に打ち勝てる(スペック2/4を超える)カードは数枚しかない。
正直な話3域ならいるかと思えば、意外にもそれほどいない。
ナビゲーターが事故気味でも、このカードを複数枚引いていたりするとなんとかなることすらあり得る。

さすがにタップインなので《レプリカント》や《駆逐》等で流されやすいが当たり前
このサイズを意識し対策としてダブルアタックデッキに投入されたのが《新山 留依》である。

原作でも人気キャラなだけあってプロモなどの種類も多い。
しかし、良く見てみるとP-002と構築済み収録版は服が違うだけである。

ちなみにβ版から一切性能は変わっていない。
開発内のテストプレイで問題として上げられなかったのだろうか?
このトンでもないキャラですらセカンド以降は若干使用率が下がるのだから、火エレメントのデザイン者は何か異次元に生きているとしか思えない。


最終更新:2012年11月02日 16:25