火系デッキ

公式からのエレメントコンセプトは「守りより攻撃」とされていたが、そのコンセプトがアンタップインによって表現されてしまっていたために風エレメントの価値を潰してしまっており、火のデッキはベーシックからほぼ決まった基礎を作り上げていた。
1ターン目3/2の「日野森あずさ」、2ターン目で4/2+アンタップの「森原さとみ」ほぼ妨害されない3点火力「桜庭ひかる」、勢いをとめられても打開できる「プリシア」「玉蘭」。
とにかく単体カードパワーの高い色で、通常なら確定枠でもおかしくないカード群すら積むスペースがない等、他の色が嫉妬してしまうほど優遇された色であった。
基本はその低コスト高火力を生かした速攻型で組まれることが多く、引き次第でほぼ全ての状況へ対応できるため特に苦手な相手も存在しない。
速攻系の色であるにもかかわらず、ナビゲーターがテクニカルな性能を持っており、速攻型で組んでいるにもかかわらず状況しだいでコントロールすることも出来るほど。
そちらの性能に目をつけ、火でコントロールを組む者もいた。

1st環境では、まったくカードに恵まれず変化のないデッキを余儀なくされるものの、2ndで「斉藤倫子」「西崎美耶子」という強力カードを入手したことでロックへの耐性が更に上昇というムチャクチャ加減を発揮。
キャラクターカードの内容も、ヒット作品の人気キャラなことが多く、F&CTCGを代表する色であろう。

F&CTCGをプレイするならば避けては通れない色の一つであった。
それ故、火を好んで使うものと、完全に嫌がるものでの対決が常時見られている。
ちなみに筆者は後者である。


構築戦において採用実績があったカード


火をを主体としたデッキ
最終更新:2012年09月27日 15:05