荒縄乱舞
SPELL/My Turn/使い捨て 【コスト】全全全
すべてのタップ状態のキャラクターの上に呪縛カウンターを一つ置く。
呪縛カウンターが置かれているキャラクターは以下の特殊能力を得る。
「このキャラクターはアンタップフェイズにアンタップしない。
 あなたのメインフェイズ開始時に、呪縛カウンターひとつにつき2エネルギーを支払う:
 このキャラクターをアンタップする」

イラストの不人気さの割にそこそこ優秀なカード。
エネルギーを支払われて一度アンタップしてもカウンターを取り除くわけではないので、タップした際にはまた制限が掛かる。
このようなカードにありがちな2枚目以降が使いにくいということもなく、効果が重複していくので使い甲斐もある。
本作はタップイン登場であり、かつあまりディフェンスを意識した場の硬直が起きないゲーム性なのでタップしている事が多く対象には困らない。

悪くないカードの割に採用率は皆無だったのだが、理由としては自分側のタップキャラクターも影響を受けてしまう事、3域の妨害要素というのがやや遅い事、トップメタの火はアンタップ妨害をものともしなかったことが挙げられる。
性能自体は悪くないこともあり終期に台頭した地デッキへのサイドボードや、標的コントロールやリミテッドでは活躍している。

アンタップフェイズにはアンタップしない状態にあるキャラクターは、この効果を得るとエネルギーを支払いアンタップできてしまう事には注意したい。
例として、《森原 さとみ》や《斉藤 倫子》はどちらの手段で起き上がるかを選べてしまうし、《橘 天音》は実質1エネルギー軽減になる。
その他、《辰宮 保昌》の能力影響下にあるキャラクターでもメインフェイズ開始時にエネルギーを支払えば起き上がれる。


ファースト-コモン
最終更新:2022年10月18日 10:17