ダンスゲーム
ITEM/My Turn/フィールドにセット 【コスト】全全全
『ダンスゲーム』をタップし、カードタイプひとつを宣言し、あなたの山札の上から3枚のカードを公開する:
あなたは、宣言したカードタイプと、公開したカードのカードタイプが合致した数と同数の、任意のエレメントのエネルギーを得る。
その後、公開したカードを山札の一番下に、任意の順番で置く。

不安定ながら、タップのみで任意エレメントを最大3エネルギーも得られる効果自体は破格。
しかし、エネルギーは安定した供給を必要とするものであり不安定なのは中々使いにくいと言える。
エラッタが出るまでは《ユーティ》によってエネルギー数だけは簡単に確保できたこともかなりの向かい風。

ゲームシステムの関係上、基本的にはナビゲーターを一定数デッキ内には入れないと成立せず、残りを全てキャラクターで埋めたとしてもそもそもこのカード自体も邪魔してくるため、宣言カードは多くて30枚前後と言ったところであり、3枚めくっての宣言カード合致成功確率は平均すると2に届くか怪しいところである。
全デッキが投入していることの多い《失敗》の枚数も考慮すると、かなり尖った構成にしても不安定さは残るだろう。

そもそもの話としては、本作の環境として色拘束こそ強いもののコストは6が最大であり、あまり一度に大量のエネルギーを空以外が必要としていないためこのカードを用いてまで何かをするデッキというのがコンセプトとして成り立ちにくかったという事実もある。

面白い所ではキャラクター満載の水デッキで少な目のナビゲーターからこのカードをどうにか配置して起動しながら、《双葉 涼子(CHARACTER Ver.)》を活用するというコンセプトがあったのだが、結果は推して知るべし。
特化してもどこかしらでナビゲーターか《ダンスゲーム》自身がエネルギー供給の邪魔をしてきて満足に動いていなかった。

相手の《玉蘭》等にトップ操作をされ続けるような時の打開策とならなくもないのだが、わざわざこのカードを使うよりは《荷物整理》や《桜井 若葉》でも採用したほうが融通が利くだろう。

リミテッドでも使いにくい。概ねパンモロを眺めるためのカードである


セカンド-アンコモン
最終更新:2022年10月27日 14:30