鳴沢美佐子 温泉編2


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寝室。二組の夜具が並べて敷かれている。
片側の布団の上に男が仁王立ちになり、その前に佐知子が跪いている。
無論、ふたりとも全裸の姿。肌には、まだ湯の湿りを残して。
共に、中年配のふたりだが、その肉体は対照的だった。
くすんだ色の、ダブついた見苦しい男の体。
ヌメ白く輝く、豊満に熟れきって、しかし美しい曲線を留めた佐知子の肢体。
だが、拝跪するのは艶麗なる肉体を持った女の方だった。
男の毛深い股間から屹立した魁偉なまでの肉塊。
餓えた女の肉体に、この世ならぬ悦楽を与えてくれる牡の器官。
その魔力に屈服した身なるがゆえに、佐知子は男の前に膝を折って、
熱烈な奉仕の行為を捧げる。
両手に握りしめた剛直に、その艶めかしい唇を被せて、唾音を響かせながら、
激しく首をふりたてる。
極限まで口を大開きにして、広がった鼻孔からフンフンと荒い息を吹きながら。
薄く閉じた目許にも、膨らんだ頬にも赤く血の色をのぼらせて、
憑かれたような激しさで口舌の愛撫に耽り、そうすることでいっそう
昂ぶりを強くしていく。
時折、チラリチラリと男を見上げる眼は、淫情に潤みきっていた。 

もう片方の布団の上にも、白い裸体がある。
うつ伏せの姿勢で横たわる美佐子の両腕は後ろ手に縛られて、
こんもりと盛り上がった臀丘の上に乗っている。
その不自由な体勢から、美佐子は首をもたげて、真横で淫戯を演じるふたりを
食い入るように見つめていた。
露天風呂で、佐知子の指に絶頂へと追い上げられて。
朦朧たる状態のまま、寝室へと運びこまれた。
我にかえった時には、浴衣の腰紐で腕を縛られて、転がされていた。
隣りでは、美佐子の存在など忘れたかのように、男の肉体にむしゃぶりつく佐知子。
美佐子は、ただ呆然と眺めた。
物狂ったかのように、激しいフェラチオの行為に没頭する佐知子には、
最前まで美佐子を嬲っていたときの余裕は見うけられない。
口に余るような逸物を咥えたことで、その臈たけた美貌は無様に変容している。
吹き広げられた鼻の下は間延びして、顎へダラダラと大量の唾を零して。
うっとりと、半ば開いた瞳には肉欲の火だけが揺らめいている。
「……フ……ムウゥ……」
長大な肉筒を根元近くまで含めば、佐知子の喉は膨れて、えずくような声が洩れた。
鋼のような肉矛で、喉を突かれる感覚を美佐子は思い出す。
窒息するほどの苦しさ、しかし逞しすぎる牡肉の蹂躙は、いつも否応なく従属の感情を喚起して。
その甘い痺れを覚えているから、美佐子の眼にもギラついた輝きが宿る。
視線を佐知子の口元に、佐知子がしっかと咥えた怒張に、唾液にまみれヌラヌラと輝く
野太い肉茎に釘づけにしたまま、美佐子は身をよじった。
うつ伏せから、横臥のかたちに姿勢を移しながら、くびれ腰がくねり、
重なった両の太腿が擦りあわされた。 

肩が胸が、乱れる呼気に波打つ。
くなくなと腰がくねり続ける。両腕を扼された肢体の蠢き、
わななく唇から覗かせた赤い舌先が物欲しげに震えるさまは、のたうつ白い蛇のようだった。
暖房を強くきかせた部屋の空気は、ふたりの女の吐き出す生臭い肉欲の息で
染められていく。ふたつの熟れきった裸身から滲む粘い汗の臭気に満たされていく。
そして、その濃厚な気は、それを撒き散らした女たち自身を追いつめていく。
「……アアァ……ねえ……ねえ……」
貪っていた肉塊を吐き出した佐知子が、男を振り仰いで、咽ぶような声で求めた。
口は離しても、その手はしっかと太い根元を握りしめて、執着と欲求を示すように、
扱きたてている。
「ねえ、おねがい、ハメて、これ、欲しいの」
テラテラとヨダレを光らせた口で、あられもない言葉をほざく。
男は、冷笑を浮かべ見下ろすだけ。
美佐子より、男との関係が長い佐知子は、ここで踏むべき手続きを熟知している。
より卑猥で下劣な言葉でねだること。
「おねがいします、オチ○ポ、入れて、佐知子の寂しいオマ○コに、このブッとい
 チ○ポ、刺してぇ」
ほとんど自動的に言葉は流れ出る。
「ああ、まだ焦らすのぉ? ヒドイわ、ずっと待ってましたのに、佐知子の熟れマ○コ
 グチョグチョになって、ハメていただくのを、待ち侘びてるのにぃ」
淫らきわまる言上は、それがすべて事実であるだけに、なおさら焦燥と昂ぶりを煽って。
佐知子はムズがるように、「おねがい」「ハメて」と繰り返しながら、
待ち焦がれる肉根を扱く手の動きを激しくして、その先端に舌を這わせる。 

赤い舌先は、充血しきった赤黒い亀頭を這いまわり、鈴口を舐めずる。
絶倫の男の溢出する先走りは多量で、濃密だ。
ピチャピチャと殊更な音をたてて、美味そうに佐知子は舐めずり、
それでも足らじと、唇を吸いつかせて、チューチューと吸いたてた。
ゴクッ、と。
瞬きも忘れて、見入っている美佐子の喉が、あさましく鳴る。
その音が聞こえたとでもいうのか。男が、ようやく美佐子へと視線を向ける。
酷薄な眼が見下ろす。
「……あ…」
美佐子は口を開きかけて、しかし、言葉を紡ぐことは出来ない。
その膜のかかった双眸は、佐知子にも劣らぬ欲情と渇望を訴えてはいたが。
嘲笑った男は、股間に吸いつく佐知子の顎を掴んで、傍らの美佐子の方を目顔で示す。
それだけで、男の意を察した佐知子は、
「…またですの? 本当に趣味が悪いんだから…」
詰るように、そう言いはしたが。その後の動きには一瞬の逡巡もなく。
どころか、いそいそとした身ごなしで腰をもたげ、美佐子の横たわる夜具の上へと移った。
美佐子の腰に手をかけて、ゴロリと転がす。
「……え…?」
仰向けにされた美佐子は、鈍い反応しか返せない。
「ごめんなさいね」
佐知子は、おざなりな詫びをいれて、逆向きに美佐子の上に覆い被さった。
てらいもなく大股開きになって、美佐子の顔を跨いだのだった。 

「……っ!?」
美佐子は、突如目の前に広がった景色に絶句する。
四つん這いになった佐知子は、両膝を美佐子の顔の横についている。
すなわち美佐子は、佐知子の股座を至近の距離から眺めることとなった。
濃く繁った黒い叢、その中心にパックリと口を開いた鮮紅色の女肉。
思わず美佐子は、マジマジと凝視してしまう。
「……恥ずかしいわ」
佐知子の声が、腹の方から聞こえた。
眼を向ければ、重たく垂れ下がったふたつの乳房の向こうから、
逆しまの佐知子の顔がこちらを見ている。
「見苦しいでしょう? 私のオマ○コ」
恥ずかしげに佐知子は言って。しかし、美佐子の顔の上で、ゆるゆると
臀を打ち振る動きは、むしろ見せつけるかのようだ。
「い、いやっ」
ようやく我にかえって、美佐子はこのあまりにも恥辱的な構図から逃れようとする。
しかし、両腕は縛られたまま背中の下になっている。広がった髪を佐知子の膝に
踏まれて、顔を逸らすことさえ出来ない。
さらには、佐知子の手が太腿を押さえつけて、下肢の抵抗さえ奪ってしまう。
「こ、こんな、離してっ」
「ごめんなさいね。でも、こうしないと、蛙田さんに、オチ○ポを頂けないの」
「なっ、そん、な?」
愉しげに告げた佐知子の言葉に、美佐子の貌は恐怖に強張る。
(……まさか!? このまま…?) 

愕然とする美佐子の視界に、無骨な手が現れる。
いつの間にか、佐知子の臀の後ろ、美佐子の頭の上に膝立ちになっていた男が、
佐知子の秘肉へと伸ばした手だった。
「アッ、アアァン」
男の指を感じた佐知子が、嬉しげに鼻を鳴らして、掲げた臀を悶えさせた。
玄妙な弄いを受ける女肉は、たちまちに発情の気配を強めていく。
プックラとした花弁は充血して膨れあがり、剥かれた肉芽がピンピンに屹立する。
美佐子は、眼を逸らすことが出来なかった。
巧緻な指の動きを見せつけられて、身体の奥の熱が高まり、腰が震える。
「アッ、ア、ア、イイッ、きもちイイッ」
「……あ……アァ……」
コリコリと女芯を擦られた佐知子が舌足らずな嬌声を上げれば、
美佐子も啼くような声を洩らして、ビクビクと下肢をおののかせた。
やがて、指は溶け崩れた女肉の中心、物欲しげに口を開いたヴァギナへと滑りこんだ。
「アヒッ、アッ、アア」
ブルッと、美佐子の顔を跨いだ、佐知子の逞しい太腿が震える。
挿しこまれた二本の指に、熟れた女肉がまとわりつき締めつけるさまを、美佐子は目にした。
「アア、い、いいっ、そこ、そこお」
潜りこんだ指先が快楽のスポットを攻め立てたのか、佐知子は淫声を迸らせて、
ブルブルと臀を揺すった。
ジュプジュプと淫猥な水音。濃厚な臭気とともに噴出されたヨガリ汁が、
男の指を汚し、美佐子の顔にも降りかかる。 

ポタポタと零れ落ちる佐知子の女蜜を避けようともせず。
美佐子は、男の手に嬲られる佐知子の女陰を見つめ続けた。
(……なんて……いやらしい……)
淫靡な匂いのコッテリとした液をダラダラと吹きこぼして、糜爛した肉襞まで覗かせながら。
嬉しげに男の指を食いしめて、快楽を貪る牝の器官。
それは、あの臈たけた美しさを誇る佐知子の肉体とは信じられないような、
あさましさといやらしさ。グロテスクですらあった。
しかし、その妖しい花の戦慄きを見つめる美佐子の表情に浮かぶのは、
忌避や嫌悪の色ではなかった。
あくまでも生々しく、生臭く。グロテスクであるからこそ魅入られてしまう。
なにより、美佐子は知っている。
自分もまた、同様に醜く淫蕩なものを肉体に備えていること。
女の虚飾を嘲笑うかのような毒々しさで咲き誇る肉の花。
佐知子も、自分も、それを持っているからこそ、あの肉を焼き尽くすような
性の悦楽を味わうことが出来る。
「……あぁ……あああ……」
咽ぶような声を洩らして、美佐子は堪えきれぬ肉体の疼きに身悶えた。
と、坩堝を掻き回していた男の指が抜きとられた。掻き出された女蜜の大きな滴が
美佐子の鼻先にしたたり、流れる。
ひときわ強く嗅覚を刺激する佐知子の牝臭。思わず鼻を吸い上げた美佐子は、
クラリと酩酊にも似た感覚を生じさせる。
その頭上で、男が膝を進めた。
佐知子の唾にまみれた凶悪な肉筒が、熟れ臀の中心を指して突き出される。 

「……アアァ…」
美佐子は熱い息を吐いて。その眼は、顔の上で揺れる男の肉塊だけを捉える。
「……アア……」
発情しきった牝肉に、熱く硬い矛先を感知した佐知子も、燃えるような息をついて、
美佐子を跨いだ肉置を、期待にブルルとおののかせた。
「き、来てぇっ」
切迫した呼び声に応じて、巨大な肉頭が突きこまれた。
「ヒッ……アア……アアッ」
短い悲鳴。一瞬、佐知子の腰が硬直する。
どれほど待ち望んではいても、男の肉体の魁偉さは、挿入の瞬間に身を裂くような
苦痛を与えずにはおかなかった。
美佐子もまた、息をつめて、佐知子と男が繋がり合っていくさまを見つめていた。
「ヒ……グ……ア、アアッ」
美佐子の両腿に置かれた佐知子の両手に力がこもって、腿肉に指を食いこませる。
しかし、しとどな濡れと男の技巧によって、侵入は停まることなく進む。
ついには、その長大な肉の全てが佐知子の中に収まって、
「ウウム……アハァッ……」
重い息のあとに、佐知子が柳眉を開いて、蕩けた声を上げる。
美佐子は、奇術を見せられような心地で、裂けるほどに広がって
男の太い根元を食いしめる女陰を呆然と見やっていた。 

「ウン……ウアアアッ」
俄然、佐知子が激しく臀をふりたくり始めた。
男の攻勢を待ちきれず、自ら、その豊臀を揺すって、咥えこんだものを貪ろうとする。
「アア、これ、これよ、これがっ、アッ、イイッ」
折れかかる両腕を必死に踏ん張り、頭を激しく打ちふって、
男の腹に尻たぶを叩きつけるようにして。
その狂いようは、性交が始まったばかりとも思えぬ激烈さだった。
「アア、いいわ、イイッ、スゴイ、来ちゃう、もう、アアアッ」
熟れた牝の狂乱は、組み敷かれた美佐子にも伝播する。
いま佐知子の味わっている快楽の強さ深さを、刻みこまれた肉体であるから。
「アア、アアアッ」
うなされるような声を洩らして。美佐子は佐知子の腰の動きにシンクロして、
押さえこまれた下半身をガクガクと跳ね上げた。
ますます滴る佐知子の脂汗と淫汁に、美佐子の顔はベタベタになっている。
無意識のうちに首をもたげ、他人の淫慾の証に汚れた面を、
ふたりが繋がった部分へと少しでも近づけて。
美佐子は渇望にギラつく視線を、そこへと突き刺す。
欲しい。
意識を満たすのは、その思いだけだった。
欲しい。欲しい。欲しい。
「……ああ、アアアア」
あれが、欲しい。欲しくてたまらない。 

どんどんと甲高くなっていく佐知子のヨガリ泣きの声が恨めしい。
テラテラと汗を輝かせた肉置の快楽の震えが、とめどもなくヨガリ汁を噴き出す女陰の、
これみよがしな喜悦の表情が、羨ましくてたまらない。
「アア、ねえ、ねえっ」
佐知子の女叫びの間隙をぬって、美佐子は哀願した。
「ねえっ、ねえ」
喉を反らして、後頭を布団に擦りつけるようにして、男を呼ぶ。
しかし、この体勢では、どうやっても男の顔は見えない。
毛むくじゃらの下半身だけが目に映る。
と、男の腰がはじめて自発的な動きを見せ、佐知子を突き上げた。
歓悦の叫びを張り上げた佐知子は、すかさず男に動きを合わせながら、
「突いてぇーーっ!」
男の攻撃を希った。
男が荒腰を使いはじめれば、佐知子の狂いぶりはいやまして。
美佐子は、生殺しの地獄にのたうつ。
「あああ、ねえ、おねがい、おねがいっ」
もはや号泣するように、そんな言葉を繰り返す。
あさましく男の肉体を求めることへの躊躇はない。
ただ、あまりの昂ぶりと焦燥に言葉が出て来ないだけだった。
泣き喚く美佐子を爪弾きにしたまま、頭上の肉交は苛烈さを増して。
「アアアッ! いくッ、イックーーッ!」
早々とピークに達した佐知子が、断末魔の絶叫を迸らせる。
泣き濡れた美佐子の眼前で、熟れた女肉は貪婪な収縮を繰り返し、
吐き出した女精で、男の体と美佐子の顔を汚した。 

硬直と痙攣のあと、虚脱した佐知子の肢体が美佐子の上に崩れおちた。
快楽を極めたばかりの、湯気をたてる女陰が、美佐子の顔に押しつけられた。
「いやあっ」
叫んだ美佐子が激しく首を振ったのは、嫌悪や汚辱ではなく、
ひたすら妬ましさからだった。
いっぱいに顎を反らして、美佐子は仰ぎ見た。
佐知子の中から抜け出た肉根が、そそり立っている。
白いコッテリとしたヨガリ汁をまといつかせて。
「ああ、アアアッ」
美佐子は重たくのしかかる佐知子の身体を跳ねのけようと身もがく。
縛られたまま背中に敷かれたままの両腕には、すでに感覚がなくなっている。
美佐子の意思は、いますぐ恋しい牡肉にむしゃぶりつくことを求めても、
動きは制約され、ぐったりと崩れた豊満な女の身体はどいてくれない。
ただ、汗にまみれた互いの肌が、ヌルヌルと擦れあうだけだった。
と、男が腰を沈めて、握りしめた剛直の先端を美佐子の口元へと指し向けた。
一瞬の躊躇もなく。美佐子は大きく口を開いて、男の肉体を含んだ。
「……フゥ……ムウゥ……」
舌と口腔に広がるのは、佐知子の味。
それが疎ましくて、美佐子は懸命に舌を這わせ、唾を紡いで、
愛しい牡肉から他の牝の痕跡を消し去ろうとした。
口舌に感じる熱と硬度。その量感。美佐子の淫情は臨界まで昂ぶる。
ジッと冷酷な目で見下ろしていた男が、腰を引いた。
反射的に追いすがろうとする美佐子の唇から、肉根が抜かれる。
「……ハァ……アウァ……」
うっとりと見上げて。
今度こそ自分の番だと、期待に打ち震える美佐子。 

だが。
デンと美佐子の首にのしかかった佐知子の巨臀を両手で掴んだ男は、
佐知子の身体をどけようとはせずに。
引き上げた臀のあわいに、再び肉根の先を押しつけていった。
「そ、そんなっ!?」
悲鳴のような声で、理不尽な扱いに抗議しようとした美佐子だったが。
怒張の先端が、ヴァギナではなく、その上のセピア色の蕾にあてられるのを見て、
驚愕に息を呑んだ。
無造作なほどの動きで、男が腰を送る。
皺を刻んだ佐知子の後門は、さしたる抵抗も示さずに、巨大な肉傘を呑みこんだ。
一気に男は抉りこんだ。
「……ウウ……クアッ…ウウム」
肛門を犯された衝撃で、朦朧たる境から心神を取り戻した佐知子が、
重い苦鳴を発して、総身を震わせた。
アヌスは痛々しいほどに広げられて。ギチギチと、括約筋が軋む音が
美佐子には聞こえた気がした。
しかし、とにかくも佐知子の後花は、巨大なペニスを完全に呑みこんでいるのだ。
呆然と見る美佐子の上で、男が荒々しく腰を使い始めた。
「ヒギッ、ガ、ウッアアッ」
途端に、食いしばるようなうめきを連発する佐知子。
見守る美佐子も、面を引き攣らせた。
本来、性交のための場所ではない器官に、この苛酷な攻撃は、
どれほどの苦痛を与えるものかと。 

しかし、それは美佐子の無知ゆえの杞憂だった。
佐知子の声が苦悶を伝えたのは、ほんの一瞬のことで。
「ヒッ、ヒイイッ、アイッ、アフッ」
男の突きこみの度に洩れ出る叫びは、たちまち甘く蕩けていって。
臀が踊り始める。明らかな喜悦の気色を見せて、男に動きを合わせていった。
「アアッ、いい、おしり、イイッ」
泣きじゃくるような嬌声が噴き出す。
「アヒイッ、しり、おしり、いいの、突いてぇっ!」
その狂いようは、前門を犯された時よりも激しく。
「アアッ、もう、ダメ、もう、イク、イク、イグッ!」
あっという間に、絶頂へと駆け上がって、生臭いおめきとともに、
総身をおののかせた。
しかし、男の攻撃は止まず。いっそう激しく佐知子のアナルを責めたてる。
「フアアッ、イク、また…いっちゃ、ギ……オオオオッ!」
高みから降りることが出来ずに、連続するアクメに咆哮する佐知子。
唖然として、それを見るしかない美佐子。
現実のこととも思えぬような光景だった。
不浄の場所を蹂躙されて、それほどの悦楽を感じられるものかと。
どこまで……女の肉体とは、貪婪な欲深なものなのかと。
(……わたし……も……?)
やがて、同様に背徳の悦楽を教えこまれてしまうのだろうか?
考えるまでもないだろう。
そして。やはり自分も、いま佐知子のように狂うのだろう。
佐知子が、また絶頂の叫びを上げる。
ヌルヌルとした液を吹きこぼすアナルが、男の肉体を食いしめている。
それを凝視して。美佐子は、自身のその場所に生じる熱をなだめるように、
臀を布団へと擦りつけた。 

……数え切れぬほどの絶頂の果て。
ついに完全に失神した佐知子が、また美佐子の上に崩おれた。
赤く充血した肛門は、男の肉を吐き出したあとも閉じきらずに、ヒクヒクと蠕動している。
しばし、それを眺めやってから。美佐子は視線を上に向けた。
今度も精を吐かなかった男の肉根は、依然として猛々しい屹立を保っていた。
その筒先が、再び美佐子の口元へと向けられる。
他の女の肛門を犯したばかりの、ヌメヌメと腸液にまみれたペニスが。
一瞬、ほんの一瞬だけ、美佐子は躊躇した。
佐知子は、事前にそこを清めていたのだろうか、汚物の付着はない。
しかし、やはり独特の異臭は、はっきりと嗅ぎとれた。
それでも。
美佐子は口を開いて。押しこまれる怒張を受け入れ、舌をまとわりつかせた。
鼻を鳴らして、口舌の動きに熱をこめた。
すでに、美佐子は理解していた。この旅行の意味。ここへ滞在する間に、なすべきこと。
男の意は全て受け入れ、その快楽に奉仕する。
従順な牝、性の奴隷になる。肉欲だけの獣になる。
いま、自分の身体の上で、悦楽の夢にたゆたっている、美しく淫蕩な女のように。
そうしなければ、そうなれなければ……捨てられる。
それでは、もう生きていけない自分だと、思い知らされているから。
美佐子は、佐知子の腸の臭いと味をこびり着かせた男の肉体を
しゃぶり、吸いたてて、屈従の意志を表した。 

……ようやく、その覚悟が報われて。
男が、美佐子の上から佐知子の身体を押しやる。
美佐子の上体を引き起こして。そのままうつ伏せに転がした。
後ろ手の縛めは解かれず、豊乳を圧しつぶすかたちで這った美佐子は、
それでも、両の太腿を踏ん張って、健気に臀を掲げた。
男の手が臀肉を掴む。
「……ああぁ」
それだけで、ビクビクと腰を震わせて。美佐子は必死に首をねじ向けて、
乱れきった髪の中から、男を見つめた。
失禁したように濡れそぼっている秘裂に、熱い肉鉄が押しつけられる。
「……アア、あああぁ」
美佐子の瞳から、涙が零れる。遂に、餓えを満たされることへの歓喜に。
男が、猛る牡の象徴が、抉りこんだ。
「アアッ」
待ち焦がれた苦痛。引き裂かれるような強烈な拡張と圧迫の感覚。
まさに―夢にまで見た蹂躙。
男は容赦なく腰を送って、そのまま一息に最奥まで貫通する。
「アオオオオオオーーーーッ!!」
凄まじいほどの快楽が弾けた。
一撃で極みに吹き飛ばされて、美佐子は獣のような咆哮を轟かせた……。 

……悠然と横たわった男の両脇に、ともに艶美な、ふたつの裸身が侍っている。
美佐子は男の股間に顔を埋めて、最前まで、自分に凄絶な快楽を与えてくれていた
牡肉を口と舌で愛撫している。
佐知子は、横から男に抱きついて、毛深い胸にチロチロと舌を這わせている。
ふたりとも、その美貌を、情交のあとの気だるい法悦に火照らせ。
同時に、さらなる悦楽を求める貪欲な色を滲ませて。
絶対の主たる男に、熱っぽい奉仕と求愛を繰り広げていた。
佐知子は、男の首筋や顎先にも、チュッチュと啄ばむようなキスを浴びせて、
掌で胸や腹を撫でまわしては、男の感覚を擽りたてる。
美佐子の顔は、男の股間から動こうとしない。
握りしめた手に執着をうかがわせて、飽くことなく屹立した肉根をしゃぶり続けている。
佐知子は、そんな美佐子を一瞥して、フッと笑って。
ゆっくりと身を起こすと、自分も男の股座へと屈みこんだ。
「美佐子さん、私にも」
柔らかな声で、交代を要求する。
しかし、美佐子は咥えたものを放さず、佐知子に一顧だにしなかった。
赤く血の色を上らせた目蓋を閉じて、頬に乱れ髪を貼りつけたまま、
一心不乱に男を貪っている。
「ずるいわ、美佐子さん」
拗ねたような口調を作った佐知子は、手の甲で、美佐子の頬を撫でた。
ようやく、美佐子が薄く眼を開いて、佐知子を見る。
「ひとり占めは、ダメよ」
「…………」
ボンヤリと佐知子を見つめて。その言葉をようよう理解したのか。
美佐子は、渋々といったていで、肉根から口を離した。 

すかさず、佐知子がとって代わる。やんわりと、細い指で茎を握りしめて。
いきなり含みはせずに、赤い舌をそよがせて、舐めずりはじめる。
鈴口や、カリのくびれ、裏スジへと。敏感な男の部位へと、巧妙な刺激を与える。
佐知子の手の中で、肉根がビクリビクリと脈動した。
長大な砲身に、たっぷりと唾を塗すと、佐知子は漲った肉冠に唇を被せた。
ズルズルと、根元近くまで呑みこむ。美佐子の精一杯より、明らかに深くまで。
ジュルジュルと、大仰な唾音を響かせながら、ゆっくりと頭を上下させる。
頬をくぼませて吸い上げ、唇で胴を締めつける。
細緻な技巧をこらした佐知子のフェラチオは、無心に男根を味わい、
口腔の快楽を貪ろうとする美佐子のそれとは次元を異にしていた。
それを見せつけられて、美佐子は唇を噛む。
横目にそれを眺めた佐知子は、ズルリと口中のものを吐き出して。
「どう? ご奉仕とは、こういうことをいうのよ」
そんな言葉で、美佐子を挑発してみせた。
美佐子の瞳に瞋恚の火が燃えたって、佐知子を押しのけるようにして、再び顔を沈めた。
大きく舌を出して、佐知子が攻めていた快楽のポイントをなぞっていく。
佐知子は愉しげにそれを眺めて。自分は、男の両脚のつけねに首をさしこんで、
ふぐりへの愛撫を開始する。
ふたりがかりの濃密な愛撫を受けて、さしもの男も、快美のうめきをついた。
その声は、女たちをいっそう猛らせて、行為の熱を高めさせた。
特に、佐知子への―自分より長く男との関係を持ち、肌を馴染ませているライバルへの
対抗心に燃えた美佐子の没入ぶりは激しかった。
佐知子を真似て、男の毛まみれの睾丸も含んだし、尻穴へも舌を使ってみせた。
……執拗な戯れの果て、男に逐情の気配が生じると、
「ああ、飲ませて」
「ずるいわ、今度は、私にください」
女たちは、口々に熱精を求めた。
「不公平のないようにしてやるぜ」
倣岸に言い放った男は、立ち上がると、目の前に並べて座らせたふたりの面へと狙いをつけた。
大量に噴出した精液が、淫情に照り輝くふたつの美貌へと降り注いだ。
熱い波涛を顔面に浴びた美佐子と佐知子は、ともに歓悦の叫びを上げて。
うっとりと、穢されることの悦びにひたった。 

……仕上げは、並んで這わされた。
四つに這って、男の前に熟れた豊臀を並べて。
谷渡りに、交互に背後から犯されたのだった。
「アッ、イィッ、いい、アアァ」
「あああ、いやあ、私にも、私にも」
苛烈な挿送を受ける美佐子が狂奔し、待たされる佐知子が
死ぬような悶えに臀をふって、男を誘う。
ふたりとも、顔には白濁の精をこびりつかせたまま、汗を散らし、
淫水を垂れ流して、背徳の痴戯に耽溺する。
「ああ、イヤッ! ヌカないでぇえ」
「早く、はや……ンアアアッ、いいーーっ」
唐突に剛直を引き抜かれた美佐子が泣き喚き、
恵みを施された佐知子が歓喜に絶叫する。
男は、あくまでも気まぐれに馬を乗りかえることを繰り返す。
短いサイクルで、決してピークまで牝どもを導くことはせずに、
ふたつの臀を行き来する。
「いやあっ、帰ってきてぇ」
「アヒッ、いいの、このまま、このまま、アアアッ」
捨て置かれる女は、シーツを噛みしめ、布団を叩きつけて、肉の虚ろに哀泣し。
与えられた女は、必死に悦楽を貪りながら、どうかこのまま続けてくれと請願する。
だが、すぐに男はまた体を移して、感泣と悲痛の声は入れ替わる。
だから、女たちは、思いつく限りの淫らな言葉を叫んで、男を求めなければならなかった。
一刻も早く、自分に戻ってきてもらうために。
少しでも長く、自分の中に留まってもらうために。 

「おねがい、チ○ポ、チ○ポくださいぃ、佐知子のオマ○コにぃ」
「うああ、いいっ、好き、チ○ポ、スキ」
「アヒイッ、いいの、オマ○コ、いいっ、突いて、もっと突いてッ」
「いや、いやいやいや、してぇ、チ○ポして、美佐子に、オマ○コ、寂しくて、死んじゃう」
「ああ、ヌカないで、一度、一度だけでも、気をヤらせてっ、おねがい」
「アイイッ、スゴい、スゴイのお、チ○ポ、いっぱい、ヒアアアッ」
汗みどろの裸身をぶつけあうようにして、天国と地獄の連環の中で二匹の牝は狂い続けた。
「アッ、来て、このまま、最後まで、してぇっ、私の中に、出してっ、イカせて」
「いやあっ、佐知子に出して、佐知子のオマ○コに、精液かけてくださいっ」
佐知子が巨臀をふって、美佐子の豊臀を跳ねのけ、男を奪おうとする。
「おねがい、蛙田さん、お尻でもいいから、して、佐知子のケツマ○コにブチこんでぇ」
「いやっ、私に、美佐子にいぃっ」
美佐子も負けじと、淫らがましく臀をまわして、今一歩のところで抜け出てしまった
男の肉体を請い求めた。
競いあって、あさましい醜態を演じ続ける美しい肉奴どもを見下ろして、男がせせら笑う。
「……さあて、最後はどっちの臀に、御馳走をくれてやったもんか……」
わざとらしく思案顔を浮かべ、凌辱を待ち侘びるふたつの熟れ臀をピシャピシャと叩いた。
「私に、私にっ」
「ください、私に、くださいっ」
同時に切迫した声が上がる。
三つ巴の肉欲の饗宴は、まだしばらくは続くようだった……。 






 

 

 

 

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