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『フゥ…いや、失礼…あまりにも素晴らしかったのでな…まさか我輩の最高傑作をいとも簡単に消し飛ばすとは…だが、おまえ自身も無事ではないようだが?』
ヤイバ「どうでもいいよ…じゃ、僕は行くね」
『まぁ待て、我輩が直々に相手をしてやろう…感謝するといい』
シレイ「さて…我輩と戦う余力は残っているのかな?」

第67話 誡

前回のあらすじ
Sキメラモンと戦うことになった誡だがその再生能力に苦戦していた。
深いダメージを負うものも、勝利したがそこへシレイモンが立ちふさがった。

シレイ「さて…どう戦うか…自分自身で戦うことはあまり無いからな…」
ヤイバ「…じゃあ、僕から行くよ」
ゆっくりとシレイモンに近づいていく。
だが、シレイモンの姿は途端に消える。
シレイモンはヤイバモンの後ろにいた。
シレイ「慌てることはない…ゆっくりとしようではないか…」
ヤイバモンの背中に闇の矢が突き刺さる。
ヤイバ「っ…」
ヤイバモンはシレイモンへ腕を向ける。
だがすでにシレイモンの姿は無かった。
シレイ「ふん、そう甘くは無いぞ!」
闇の矢が頭上から降り注ぐ。
ヤイバモンは間一髪でそれをかわした。
シレイ「なかなかだな…だが動きが鈍っているぞ!」
突如横に出現したシレイモンは闇の矢を放つ。
ヤイバモンはそれを避け切れなかった。
ヤイバ「ぅ…」
ヤイバモンは再び腕を向ける。だがその先にはすでにいない。
ヤイバ「はぁ…はぁ…」
シレイ「どうした、随分疲労しているではないか…もう終わりか?」
ヤイバモンの後ろにシレイモンが現れる。
ヤイバ「終わり?まだだよ、僕はまだ終わらない…終われない」

そう、僕は終われない。
戦わなければいけないんだ。
それが僕がここにいる理由。僕が戦う理由。
僕にはもう、それしか残されてないから。
僕はもう、すべてを失ってしまったから。
だから僕は戦わなければいけない。
たとえ…相手と刺し違えても。

シレイ「ならば…これで終わらせる。『シャドーアロー』」
ヤイバモン目掛けて無数の矢が押し寄せてくる。
ヤイバ「避けきれはしないか…なら…」
ヤイバモンはそれを逃げずに逆に前へと向かう。
シレイ「お前は…死ぬつもりか?!」
ヤイバ「ただでは死なない…お前も道連れだ」
ヤイバモンは怯まずに前へと進む。
そして矢は…当たらなかった。

ソード「グゥ…」
ヤイバ「そ、ソードモン…」
ソードモンがヤイバモンの前に立ち、その矢を受けていた。
シレイ「ここまで来ていたか…だが何故?」
ヤイバ「ソードモン…僕なんかを庇って…」
ソード「…誡殿は一人ではありません…私が…皆がいます」
ヤイバ「ソードモン…君は…」
ソード「戦うことで、誡殿が傷つくならば…私はそれを守ります。だから…もう、その命を粗末にしないで…」
ヤイバ「…」
ソード「私は誡殿の…あなたの剣となる」
剣を極めし者は答える。大切なものを守るために。
ヤイバ「…ありがとう、ソードモン」
ソード「誡殿…」
ヤイバ「でも、ソードモンだけを戦わせたくは無い…そのために僕は力を得たんだから」
闇を受け入れし者は答える。大切なものを失わないために。
ソード「…えぇ」
ヤイバ「だから…」
『一緒に戦おう、お互いを守るために』
そして2人は答える。互いを守るために。互いを失わないために。

ヤイバモン。
ソードモン!
『バスターエヴォリューション!』
ロウハ「ロウハモン!」
ロウハモン。鎧を身にまとい、妖刀『雷電丸』を持つ戦士型デジモン。必殺技は雷刃無双。
シレイ「これは…報告にあった合体…いや融合進化か!」
ロウハ「今こそ見せよう…『我等』の力を!」

第67話 完
次回 剣舞