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春名「私は戦います、ここで逃げるわけには行かないから」
剛輔「こちらとしては、どうしても決着を付けたい相手がいるからな」
誡「きっと、これでいいんだよ」
龍「…俺も戦う」

第60話 集結

前回のあらすじ
元の世界に帰る術を手に入れた龍たちは決断の時を迎えた。
それぞれ考え出した結論。それはこの世界に残り、最後まで戦い抜くことであった。

とある荒野に存在する城。
それこそがカオスモンの居城であった。
そして微かな炎に照らされた薄暗い部屋の中。
Nブレイ「…カオスモン様、おそらくそろそろ敵が来る頃です」
カオス「…そのようだな。迎える準備は?」
混沌の力を持つ魔人、そしてそれに仕える光の剣士。
Nブレイ「現在、兵達を周辺に配備しております…カオスモン様」
カオス「何だ…」
Nブレイ「最近、周囲で妙な状況になっております。ミラージュモンとドーケモンもなにやらよからぬことを企んでいるようですし…」
カオス「そのことなら知っている…シレイモンも研究室に篭ったままだからな」
Nブレイ「このまま奴等を使っていてはいずれ…」
カオス「…心配ない、奴等はまだ私に楯突こうとはせん」
Nブレイ「ですが…」
カオス「…Nブレイモン、今となってはお前だけが頼りだ…任せたぞ」
Nブレイ「…御意に」

そしてその城の付近。
そこには戦いを決意した者達がいた。
龍「…で、どうすればいいんだ?」
剛輔「ライブラモンが提案した作戦によると、まずスターレジェンズが陽動として城を攻撃する」
スネイク「その後、向こうが混乱した隙を突き我々が進軍する…それが今回の作戦か」
ガンム「ケッ!早くしてくれよなぁ…」
ナイフ「焦るな、あの者たちならきっと大丈夫だ」
誡「周囲の兵はどれくらい?」
良平「見る限り結構な数だぞ?僕達だけで大丈夫か?」
バルト「そのためにスターレジェンズが陽動するのだろう」
雪名「皆無事だといいけど…」
春名「大丈夫、きっと無事だよ」
アクア「そうそう、どっかのバカと違って冷静だから」
ガンム「どっかのバカって誰だよ!」
アクア「あら?あんただなんてこっちは一言も言ってないけど?」
ガンム「言いたいことがあるならはっきり言えよ!」
アクア「何よ!」
ガンム「何だよ!」
ナイフ「この状況でよく喧嘩なんぞ…」
誡「それだけ余裕があるんだよ…僕達と違ってね」
ナイフ「…確かに、そうだな」
その時、爆音は走り城から煙が上がった。
それは最終決戦の開始を告げる合図。
バルト「む…作戦が開始したようだな」
剛輔「よし、行くぞ!」

良平「ちょ、ちょっと数が多すぎやしないか?!」
そこに待っていたのは多数の兵士達。
兵士は皆自らの意思を持っていた。
アシュラ「敵襲だ!カオスモン様の城をお守りするのだ!」
アシュラモン。4本の腕と3つの顔を持つ魔人型デジモン。必殺技は阿修羅神拳。
ガンム「カオスモンはデジモンを操っているんじゃねぇのかよ!」
剛輔「…とにかく、ここを突破しなくてはな!」
龍「じゃあ行くぜ!」
エヴォリューション!
ガンム「ガンムモン進化!」
キッド「キッドモン!」
ナイフ「ナイフモン進化!」
ブレード「ブレードモン!」
アクア「アクアモン進化!」
シーフェア「シーフェアモン!」
スネイク「スネイクモン進化!」
ハブ「ハブモン!」
雪名「私達も!」
良平「戦えるんだ!」
デジタルアーマーダウンロード!
ショット「ショットモン!」
ヤイバ「ヤイバモン…」
セイレー「セイレーモン!」
ヴァング「ヴァングモン!」
スラッシュ「スラッシュモン!」
フラム「フラムモン!」

一方その頃、城へと向かって空を駆け抜ける者達がいた。
???「待ってろよ…もう少しだからな」
???「おいてめぇ!まだつかねぇのかよ!」
???「うるさいッチュ!もっと静かに出来ないッチュか?!」
???「お、重いから暴れないでほしいだギャア!」
???「ちょっと止めてくださいよ、落ちますよ!」
???「落ち着け、もうしばらくでそなたにも役目が出来よう」
???「ハハハ…ほんと、濃い人たちですね」

スラッシュ「本当に数が多いな!」
シーフェア「これじゃ近づけない!」
倒しても倒しても沸いてくる敵に、彼等は城に近づけずにいた。
キッド「おいどうすんだよ!このままじゃ…」
バルト「チッ…思ったより数が多い…」
ショット「陽動がしっかり出来てるのか?!」
ハブ「あぁ、むこうに多数の兵が向かったことは確認している」
ヴァング「おそらく向こうにはこれ以上の敵がいるだろう」
ブレード「だ、だがこのままでは…」
ヤイバ「…僕が敵をひきつけよう。その隙に…」
セイレー「そ、そんなの無茶だよ!」
フラム「この数を相手に一人じゃ無理に決まってる!」
ヤイバ「この状況をどうにかするためには誰かが犠牲にならなくてはいけない…それを僕が引き受けるだけだ」
ショット「ふざけるな!誰かを犠牲になんてできるか!」
ヤイバ「…甘いよ、犠牲が無い勝利なんてないんだ。犠牲がなければ…」
アシュラ「行け!相手に休み暇など与えるな!」
ショット「畜生…どうすれば…」

その時、突如上空から衝撃波が飛んできた。
アシュラ「な、何者だ!」
ゆっくりと降りてくる影、それは彼等にとっては希望となる存在。
ワイバー「何者だ?そうだな…勇者ワイバーモンとその仲間達ってところでどうだ?」
ストーグ「ふざけるな!ゴブリン盗賊団で決定だろ!」
ネズッチュ「もうネズミーズでいいんじゃないッチュか?」
モノクロ「け、喧嘩はよしてくださいよ…」
スレイブ「つ、疲れただギャア…」
ハーピ「お疲れ様です…」
Cタイガ「皆の者、騒いでいる暇は無いぞ」
そこに現れたのはかつて旅の途中で出会った者達。
ショット「お、お前等…なんで…」
Cタイガ「最終決戦だと聞いたのでな、仲間達を募って駆けつけた訳だ」
モノクロ「私達はみなさんに比べれば強くはありませんけど…」
ハーピ「それでも皆さんの手伝いくらいなら出来ますから」
セイレー「皆…ありがとう」
ストーグ「なぁに、礼ならこいつに言ってくれよ!」
ネズッチュ「オイラ達を集めたのはワイバーモンッチュからね」
バルト「ワイバーモン…」
ワイバー「言ったろ?俺のできることをするって…俺のスピードならこれくらい楽勝だぜ!」
スレイブ「オラにも手伝わせて酷いだギャア…」
ワイバー「悪い悪い、この数じゃ俺一人じゃ運びきれなかったからよ」
ヤイバ「ネズッチュモン…」
ネズッチュ「約束どおりまた会えたッチュね…」
Cタイガ「さて…勇者達よ、ここは我々に任せて先に進むがよい」
キッド「な、でも…」
ストーグ「俺達が中に入っても足手まといになるだけだが…雑魚の相手ぐらいなら引き受けてやるさ」
アシュラ「ざ、雑魚だと…舐めおって…」
モノクロ「そういうことです…皆さんは早く!」
ヴァング「…すまない!」
シーフェア「ありがとう!」
仲間達に見送られ、勇者達は城の中へと向かっていく。
皆の思いを無駄にしないために。

ネズッチュ「とはいえ、本当に多いッチュね」
ストーグ「何だ?怖気づいたか?」
ネズッチュ「そ、そんなこといってないッチュよ!」
ハーピ「でも、こちらが不利なのは事実です」
Cタイガ「弱気になったらそこで負けだぞ…」
???「やっぱりそういうこったろうと思ったよ」
???「これじゃ苦戦するのも当たり前だしね」
ワイバー「お、お前等なんで戻ってきたんだよ!」
スラッシュ「いや、足手まといになるのは俺達も同じだからさ」
フラム「それに、皆だけじゃ頼りないしね」
スレイブ「正直助かっただギャア…」
バルト「そういうことだ…よろしく頼むぞ、相棒」
ワイバー「相棒、ね…ま、悪い気はしねぇな」
モノクロ「皆さん、来ますよ!」
ストーグ「よっしゃあ!行くぜ!」

第60話 完
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