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春名「行かなきゃ…早く行かなきゃ…」
シーフェア「春名、何処にいるのかわかるの?」
春名「わからないよ!でも早く行かなきゃ…」
シーフェア「…うん、そうだね」

第55話 遅れ

前回のあらすじ
デンスモンの攻撃を受けた誡はその場に倒れてしまった。
しかし、自信の心の闇を受け入れた誡はヤイバモンとなり、デンスモンを消滅させた。

プリズムキャッスルの奥、2人はひたすら走っていた。
すべては自分達を信じてくれた仲間のため、そして囚われたものを助けるため。
春名「多分そこにはドーケモンもいると思う…そのときは…」
シーフェア「わかってる、その時は私が春名を守るよ!」
春名「…ありがとう」
2人はひたすら走った。

ドーケ「…どうやら上は混乱しているようだな…」
ミラージュ「みたいですねぇ…」
その地下、そこにドーケモンとミラージュモン。そしてひとつの巨大なフラスコがあった。
そのフラスコの中には一人の少女がいた。
フラスコにはプレートが取り付けられており、名前が刻まれている。
その名は…『斉藤 雪名(さいとう ゆきな)』
そう、春名の妹である。
ミラージュ「それより、実験の方は?」
ドーケ「シレイモンが上に行ってしまったからな、不完全ではあるがまぁ大丈夫だろう」
ミラージュ「そうですか…それはそれは」
ドーケ「さて、そろそろ2人が来る頃だ…お前はいないほうが都合がいいのでは?」
ミラージュ「そうですね、ではよろしく頼みます」
そう言うとミラージュモンは静かに消えていった。
その場にはドーケモンとフラスコの中にいる雪名だけが残った。
ドーケ「さて…」
その時、突如部屋の扉が開いた。
そこに立っていたのは春名とシーフェアモン。
2人はこの地下までたどり着いたのだ。
ドーケ「よくぞここまでたどり着いた」
春名「雪名を…返してもらいに来た…」
ドーケ「そうか…だが、ただで返すとも思わないだろう?」
シーフェア「もちろん…貴方をここで倒す!春名!」
春名「うん!ハイパーエヴォリューション!」
シーフェア「シーフェアモン激進化!」
ハイドロ「溢れる流水ハイドロモン!」
ドーケ「ほう…ならば相手になってやろう」

龍「しっかしここってどうなってるんだ?」
剛輔「おそらく幹部達の拠点だったのだろう…でなければここまで警備が厳しくも無い」
ガンム「それにしても中は全然いないぜ?」
スネイク「確かに…外があれだけすさまじいのだから中もそれなりに兵がいなければおかしいが…」
剛輔「…とにかく、さっさと行くぞ」
龍「あぁ…」

ハイドロ「ええい!」
ドーケ「フッ…甘いな」
ドーケモンは軽快にハイドロモンの攻撃をかわしていく。
春名「全然当たらない…」
ハイドロ「クッ…」
ドーケ「どうした、私を倒すのではなかったのか?」
春名「こうなったら…ハイドロモン!」
ハイドロ「うん!ハイドロ…ショット!」
ハイドロモンが発した水弾はドーケモンへ向かう。
ドーケ「このような単調な攻撃では…」
ドーケモンはもちろんかわす。だがその先には…
春名「こうなったら先に雪名を助ける!」
水弾はフラスコにあたり、フラスコは砕け散った。
春名「雪名!」
すぐさま春名は駆け出す。
春名は雪名を支えた。
ドーケ「なるほどな…確かにそうするのが最も確実な手だ。だが…遅かったな」
ハイドロ「そ、それってどういう…」
ゆっくりと雪名は目を覚ます。
雪名「お姉ちゃん…」
春名「良かった…雪…」
雪名は自力で立ち上がりそして…

春名を突き飛ばした。

春名「え…」
雪名「おはようお姉ちゃん、そして…さよなら、お姉ちゃん」

第55話 完
次回 姉妹