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剛輔「ここまでくればもうすぐか…」
スネイク「あぁ…大分遅れをとってしまったからな…」
剛輔「…行くぞ」
スネイク「あぁ」

第48話 優越

前回のあらすじ
クローモンと対峙した龍。2人は戦うことになる。
互角の勝負の中、龍はクローモンを倒し誡を助け出すことに成功した。

剛輔たちがサジタリモンと別れてから数日。プリズムキャッスルのすぐ近くまで来ていた。
剛輔「多分あいつらも近くに来ているだろう…」
スネイク「あぁ、向こうは数が多い分有利だからな」
2人だけでここまで来た。
それは龍たちと出会う前と変わらない。
だが、その中身は変わっていた。
自らの状況を自覚し、成長した剛輔。
もはや彼等に迷いは無い。
剛輔「…どうやら俺たちには近づいてほしくないようだな…」
森の中から何体ものデジモンたちが現れる。
彼等は皆操られ、剛輔たちに襲い掛かってくる。
剛輔「蹴散らすぞ」
スネイク「あぁ」
2人はデジモンの群れに飛び掛った。

ハブ「さすがに数が多いな」
剛輔「…どうしてもここで足止めしたいらしいな」
ハブ「あぁ…だがあと少し!」
ハブモンが残ったデジモンたちをなぎ倒す。
襲ってきたデジモンたちはすべて倒した。
ハブ「よし、このまま行くぞ」
剛輔「…いや、まだだ」
ハブ「な…」
剛輔「まさかここで会えるとは思わなかったがな…スラッシュモン!」
スラッシュ「へぇ…よくわかったね」
木の上からスラッシュモンが降りてくる。
スラッシュモン。それは剛輔が追い求める敵。
剛輔「貴様とはこれっきりにしてもらいたいな…」
スラッシュ「確かに、僕ももう飽きてきたからね」
ハブ「剛輔…」
剛輔「大丈夫だ…俺はもう戦える。デジタルアーマーダウンロード!」
ポイズン「ポイズンモン!」
スラッシュ「へぇ…それを制御できてるんだ」
ポイズン「すべてはお前を倒すためだ!」
すぐさまポイズンモンはスラッシュモンに飛び掛る。
だがスラッシュモンはそれをかわし、切りかかる。
ポイズンモンはそれを受け止める。
スラッシュ「ふぅん、なかなか強くなったね」
ポイズン「なめるなよ…良平の敵、お前を倒す!」
スラッシュ「…気に入らないな!」
スラッシュモンはポイズンモンの腹を蹴り飛ばした。
ポイズン「ガハッ…」
スネイク「剛輔!」
スラッシュ「君の…君のそういうところがむかつくんだよ!」
倒れたポイズンモンにスラッシュモンは蹴り続ける。
スラッシュ「全く…自分がいつも上だからって!いい気になるな!」
ポイズン「グッ…ガハッ…」
スラッシュ「いつもいつもいつも!君は上にいる!今この状況でも!君は上にいると思ってる!」
ポイズン「グゥ…ゲフッ…」
スラッシュ「何で!どうして!そんなに優越感に浸りたいか!」
ポイズン「ウッ…」
ハブ「剛輔から離れろ!」
スラッシュ「おっと!」
ハブモンが飛び掛り、スラッシュモンはポイズンモンから離れる。
ハブ「剛輔!剛輔!」

…何かが違う。
あいつはさっきなんていった?
俺が上にいる…『いつも』?
まさか…そうか、そういうことか。
俺はとんでもない勘違いをしていたんだ…

ポイズン「そうか…そういうことか…」
フラフラと立ち上がる。だがその体は消え、人間としての体が現れる。
ハブ「剛輔…」
剛輔「そうか…『希望』とはそういうことか…」
スラッシュ「何を言っているのかさっぱりだよ!」
剛輔「…ならば…俺の本当の戦う理由は…」
スラッシュ「いい加減に倒れろ!」
スラッシュモンは剛輔に飛び掛る。
だが、剛輔のD・フォンは光り輝いていた。
剛輔「俺の戦う理由…それは良平、お前を取り戻す!デジタルアーマーダウンロード!」
剛輔の体は光に包まれた。
光の中、剛輔のからだに装甲がついていく。
やがて、光は消えていった。
そこに立っていたのは剛輔でも、ポイズンモンでもない。新たな力。新たな希望。
ヴァング「ヴァングモン!」

第48話 完
次回 希望