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ドーケ「追わなくていいだろう…どうせ、彼等はまた私達と戦うことになるだろうからな…行くぞ」
春名「はい…」
龍「…んっ…ここは…」
???「ようやく目が覚めたか、浅野龍よ」

第36話 想い

前回のあらすじ
龍たちを裏切った春名とアクアモン。彼女等とドーケモンを相手に龍たちは苦戦していた。
そこへ、バルトモンを助けたタウラスモンが現れ、彼等とともに脱出した。

龍「お、おまえは…」
ライブラ「…私はライブラモン。スターレジェンズの一人だ」
ライブラモン。体中に武器を備えたサイボーグ型デジモン。必殺技はウエポンブレイク。
龍「あんたがライブラモン…そ、そうだ!皆は!」
龍はあわてて飛び起きる。
ライブラ「剛輔たちはすでに去っている…あいつは群れることを嫌うからな…」
龍「そんなこと聞いてるんじゃない!」
ライブラ「…お前の友、のことか」
龍「…あぁ、俺はあいつを…誡を…ガンムモンを…見捨てて…」
ライブラ「水野誡、そしてガンムモンとナイフモンは戻ってきてはいない」
龍「…そうか」
ライブラ「しばらく、ここで休むといい…」
龍「休んでられねぇ…早く、皆を助けなくちゃ…」
ライブラ「…一人で、か?」
龍「…そうだ、俺一人でも皆を助け出す!」
ライブラ「今のお前では無理だな」
龍「なっ…」
ライブラ「今は休め、一人ではできることも限られるからな…」

一方、龍とは別の部屋でもう一人が寝ていた。
バルト「…なぁ、ワイバーモン」
ワイバー「どうした?」
バルトモンは自分の友であり、自分を助けてくれたワイバーモンに看病されていた。
バルト「お前はどうしてここにいるんだ?」
ワイバー「あぁ、そんなことか…俺も、いろいろと調べてたんだよ」
バルト「調べてた…ってお前そんなことを?」
ワイバー「まぁな。で、スターレジェンズの一人と出会ってこっそり付いてきたって訳」
バルト「お前…そんな性格だったか?」
ワイバー「お前が忘れてるだけだろ?」
バルト「あぁ…そうだな」
ワイバー「…バルトモン、お前…いや、なんでもない」
バルト「…気を使わなくていい」
ワイバー「…記憶は、戻らないのか?」
バルト「…戻らない方がいいかもな…」
バルトモンは静かに答え、外を眺めていた。

龍「なぁ…ひとつ聞いていいか?」
ライブラ「何だ?」
龍「お前は俺たちのことをどれだけ知っている?」
ライブラ「どれだけ、か…お前達はDWを救う伝説の戦士として召喚された人間という種族…というぐらいか」
龍「…それだけじゃねぇだろ」
ライブラ「…何故そう思う?」
龍「お前は俺の名前や誡の名前をフルネームで知ってた…あの剛輔がそこまで教える訳がねぇ…」
ライブラ「…そうだな、君は頭がいい…こんなことで騙せないと思った」
ライブラモンは腰を下ろした。
ライブラ「…私は君たちの事を見ていた…クワガーモンに襲われたこと、はぐれてしまったこと、ダコモンに襲われたこと…」
龍「じゃ、じゃああのとき…俺たちを助けてくれたのは…」
ライブラ「そう、私だ…そして私は君たちが戦士としてふさわしいかどうか見極めようとしていた…」
龍「…俺はどうすればいい」
ライブラ「…強くなることだな。君たちには敵と戦う力が与えられている、それを使えば…」
龍「で、でも…」
ライブラ「君たちの持つD・フォンは持ち主の想いを力にする…だから憎しみなどの負の感情にも反応する」
龍「そ、それで…」
ライブラ「しかし、正の感情を持てば必ず君の力になるはずだ…」
龍「ライブラモン…」
ライブラ「とにかく…君には強くなってもらいたい…こっちへ来てくれ」
龍「あ、あぁ…」
龍は案内されある部屋へと向かった。

龍「こ、ここは…」
龍が案内されたのはひとつの広い部屋。
ライブラ「君にはここで、修行をしてもらう」
龍「修行?」

第36話 完
次回 修行