クロー「うるさい…お前を殺す!」
シレイ「お前の憎しみ…利用させてもらうぞ」
龍「この攻撃…シーフェアモン?」
春名「…ごめんね」

第34話 裏切り

前回のあらすじ
シレイモンの研究室に到着した誡はシレイモンの研究を見せられる。
そしてバルトモンは捕らえられ、誡もシレイモンの攻撃に倒れてしまった。
一方、龍たちは春名と合流する。しかし、突如シーフェアモンに攻撃されたのであった。

龍「お、おい…近くに敵がいるのか?進化までしちゃって…」
スコピオ「敵がいるのは間違いないな」
龍「敵って…どこにいるんだよ!」
剛輔「…おまえはまだわからないか」
龍「ど、どういうことだよ…」
スネイク「…斉藤春名、そしてそのパートナーアクアモン。それが敵の名だ」
龍「そ、そんなことって…嘘だよな、そんなわけ…」
春名「…本当だよ」
再び水弾が龍を襲う。
龍は間一髪でそれをかわした。
龍「何でだよ!何でこんなこと…」
???「本当におめでたい奴だ」
突如上から声が聞こえる。
そこには道化師と呼べる姿をしたものがいた。
その道化師はゆっくりと春名の隣に降りてきた。
剛輔「貴様…誰だ!」
ドーケ「フフフ…そういえば表にでるのは今回が初めてだったな…我が名はドーケモン、以後お見知りおきを」
ドーケモン。道化師のごとく相手を翻弄する魔人型デジモン。必殺技はトランプブーメラン。
龍「…お前が操ってるのか!」
ドーケ「…お前はとことんおめでたいな…」
春名「私は…操られてない…自分の意思でこうしてるの」
龍「そ、そんな…」
ドーケ「そしてこれを見るがいい」
ドーケモンが指した先…そこには2つの十字架があった。
十字架には、龍のパートナーと彼の親友のパートナーの姿があった。
龍「ガンムモン、ナイフモン!」
ガンム「チッ…俺としたことが…」
ナイフ「すまない…反応が一歩遅れた…」
ドーケ「これをやったのが誰だかわかるか?」
龍「そ、そんなことって…」
春名「龍君…私達はあなたの…敵なの」
小さく、しかし重い一言が龍を貫く。
スコピオ「相手が誰であろうと敵ならば容赦しない!」
スコピオモンの尾が春名を襲う。
しかし、それは水によって阻まれた。
シーフェア「誰であろうと…春名を傷つけさせない!」
春名「シーフェアモン…お願い」
シーフェア「わかってる…」
春名のD・フォンは輝いていた。
春名「行くよ…ハイパーエヴォリューション!」
シーフェア「シーフェアモン激進化!」
シーフェアモンの周りを水が纏う。
ハイドロ「溢れる流水、ハイドロモン!」
ハイドロモン。空気中の水分を操る水人型デジモン。必殺技はハイドロショット。
龍「春名…本気なんだな」
春名「えぇ…ハイドロモン!」
ハイドロ「うん!」
ドーケ「フッフッフ…」

第34話 完
次回 脱出

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最終更新:2007年06月09日 10:06