???『ちょうど我輩の研究所にもネズミが入り込んだところだ…お前達も我輩の研究所に招待しよう』
龍「な、何を考えてやがる?!」
???『さぁ、我輩のところには誰がたどり着けるかな?』
龍「み、みんな!」

第29話 復讐

前回のあらすじ
剛輔を探していた龍達は野宿をすることになった。
そこでスターレジェンズのキャンサーモンと出会うが、突如チューブが現れ龍達は吸い込まれてしまった。

龍「ん…あぁ…」
龍が目を覚ますとどこか部屋のようなところだった。
???「目が覚めたか」
龍「…ウワァッ!な、何だお前?!」
スコピオ「何だとは何だ、折角倒れてるお前を拾ってきたのに」
スコピオモン。尻尾に猛毒の針がある昆虫型デジモン。必殺技はポイズンピアス。
龍「そうか…そうだ、他のみんなは?!」
スネイク「どうやら私達だけのようだな…」
スネイクモンが暗闇から現れた。
龍「スネイクモン、どこいってたんだ?」
スネイク「辺りを捜索にいってた」
スコピオ「スネイクモン、周りはどうだ」
スネイク「どうやら閉じ込められたようだな」
龍「どういうことだ?」
スコピオ「元々私達はここがカオスモンの手下が使っている研究所という情報を得てな。潜入捜査をしてたわけだが…」
スネイク「その話によると突然隔壁が降りて戻れなくなったそうだ」
龍「それって…俺達がこっちに来たから?」
スコピオ「…だろうな。私達のことがばれた可能性もあるが」
龍「そうか…ん?」
突如、何かが降ってきた。
龍「う、ウワッ?!」
ドスン!その影は龍の上に落ちてきた。
剛輔「…何だここは…」
龍「は、早く降りてくれない?」
剛輔「…なぜお前がここに?」
龍「早く降りろ!」
剛輔は龍からゆっくりと降りる。
スネイク「剛輔!」
剛輔「スネイクモン…それに」
スコピオ「久しぶりだな、剛輔…」
剛輔「あぁ…」
龍「で?どうしてお前まで…」
剛輔「どうもこうもいきなりチューブが出てきて吸い込まれた…」
龍「何だ、俺達と同じか」
剛輔「お前とは同じにしてほしくないがな」
龍「何だと!」
スコピオ「…喧嘩している場合ではないようだ。」
龍「あぁ?」
壁が開き、そこから一体のデジモンが現れた。
???「ヘッ…また会えたな」
龍「そ、その声…」
剛輔「誰だ貴様」
リフレク「忘れたとは言わせねぇ…貴様等に復讐するためにここにいるんだからな…」
スコピオ「知り合いか?」
スネイク「前に襲ってきた賞金稼ぎだ…だが何故ここに…」
リフレク「復讐するための力を得るためだ…貴様等を超えるな!」
リフレクモンは突如光に包まれ、その皮膚がはがれていく。
龍「な…」
剛輔「…貴様、自分の体を売ったか…」
その体は鋼鉄のようだった。
M(メタル)リフレク「うるせぇ!貴様等を倒すためならこの魂、悪魔にだってくれてやらぁ!」

第29話 完
次回 蛇遣座

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最終更新:2007年06月09日 09:59