スラッシュ「さてと、そろそろ行くよ」
ポイズン「ま、待て!お前は俺が!」
ハブ「剛輔!」
リフレク「貴様等だけは…許せねぇ…何時か必ずぶっ潰す!」

第25話 過去

前回のあらすじ
突如現れたスラッシュモンとポイズンモンとなった剛輔。二人の戦いはデルタモンの消滅によって終了した。
スラッシュモンとそれを追うポイズンモンは何処かへと消え去った。

ポイズン「あいつだけは…あいつだけは…」
ポイズンモンは何処か森の中を駆けぬけていた。
ポイズン「あいつだけは…良平…」

龍達がDWに来る1ヶ月前、人間界
良平「あ~暇だ…」
剛輔「暇なら勉強でもしたらどうだ、小遣いピンチなんだろ?」
良平「そうは言うけどね…」
良平母「良平、何か小包届いてるわよ」
良平「はーい」
良平の元へ届いた小包の中にはあのD・フォンが2つ届いていた。
剛輔「携帯か?」
良平「らしいね。えっと…ん、メール?」
剛輔「DWへ来い…」
良平「あ、そっちも?DWって何だろう?」
剛輔「…なっ!」
突如、二つのD・フォンが眩い光を発し、光が消えたとき、二人の姿は無かった。

DW…
剛輔「う…ここは…良平?!」
剛輔が目覚めた所に良平の姿は無かった。
剛輔「良平…一体…」
???「…お前が私のパートナーか?」
剛輔の傍には一体のデジモンがいた。
剛輔「…誰だか知らないが、お前にかまっている暇はない」
???「な…おい」
剛輔「俺は…良平を探さなくては…いけない!」
???「ま…待ってくれ!」

剛輔「はぁ…はぁ…」
剛輔は森の中を歩いていた。
クワガー「おい!俺の縄張りに入るんじゃねぇ!」
剛輔「うるさい…」
剛輔はクワガーモンを睨みつけた。
クワガー(な…何だこの威圧感は…)
???「待ってくれ!」
剛輔「…かまっている暇はないと言ったはずだ…」
スネイク「私はスネイクモン…一人では危険だ、引き返そう」
剛輔「…俺は行く、ついてくるなら勝手にしろ…だが、俺の邪魔はするな…」
スネイク「そ…そんな…」

剛輔「良…平…」
???「大変だね~」
剛輔「誰だ…」
スラッシュ「御免ね、ちょっと今うれしいから」
剛輔「お前にかまっている暇はない!」
スラッシュ「おいおい、僕は今うれしいんだよ。珍しい物を切れたんだから」
剛輔「…珍しいもの…」
スラッシュ「あぁ…死ぬ際に何か叫んでたな…ごう…なんとかって」
剛輔「き…貴様!」
スラッシュ「あ、怒った怒った!」
剛輔の右腕に握られたD・フォンが黒く光出した。
剛輔「…どうやらこいつはお前を倒すためを力を俺にくれるらしいな…」
スラッシュ「…面白いね、やってみてよ」
剛輔「デジタルアーマーダウンロード!」
スネイク「な…?!」

スネイク「…そして剛輔は暴走。その後、それに頼らずに倒す方法を探すために旅だったんだ」
龍「そんな事が…」
誡「剛輔…」
ガンム「でもあいつは今回またそれをつかっちまった…」
春名「それであんなになっちゃったんだ…」
アクア「でも、その内戻るんじゃないの?」
スネイク「もちろんだ。だがあれは体にとてつもない負担をかける。多用していてはその内…」
誡「早く止めなくちゃ!」
ナイフ「うむ。我々も急いで追ったほうがいい」
春名「…あれ、アリエスモンは?」
誡「え…あ、メール?」
龍「メールなんか出来たのか?」
誡「電話もできるんだからメールもできるんじゃない?『次の仕事が出来たのでそっちに向かいます。ご無事で~アリエスモン~』」
ガンム「な…何だあいつ!」
龍「と…とにかくいこう!」

第25話 完
次回 戦士

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2007年06月07日 20:51