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???「…浅野、龍か」 ショット「な…何で俺の名前を…」 バルト「お、お前は…」 クロー「浅野龍…お前を殺す!」 第39話 敵 前回のあらすじ 仲間達を救うため、プリズムキャッスルへと向かう龍たち。 夜になり、野宿していたところへ謎の影が襲い掛かる。 月の光で見えた姿、影の正体はクローモンであった。 バルト「な、何故お前が…」 バルトモンは知っている。その姿が何を意味するかを。 そして彼は感じている。この状況が何を意味するかを。 クロー「何故?そんなこと関係ない!僕は浅野龍…お前を殺す!」 クローモンの爪がショットモンを襲う。 ショットモンは腕の銃でそれを防ぐ。 近距離では攻撃できない分、ショットモンが押されていた。 ワイバー「クソ、いい加減にしやがれ!」 ワイバーモンは足の鍵爪で捕らえようとする。 しかし、クローモンは素早く身をかわし遠ざかる。 それこそがショットモンのチャンスであった。 ショット「遠くに行けば俺だって!」 ショットモンの銃から弾丸が発射される。 クローモンはその弾丸をすべて弾いていく。 ショット「チッ…」 ショットモン…龍は感じていた。敵が誰かを。 だから、本気で戦うことができないでいた。 バルト「イプシロンバスター!」 バルトモンが腕の銃でクローモンを狙う。 その銃撃はクローモンに僅かに当たった。 クロー「クッ…」 クローモンは腕の爪を構える。しかしそこで動きが止まった。 バルト「…どうした、もう終わりか?」 クロー「…退けだと?何故だ!」 クローモンは突然叫ぶ。 当然ショットモンたちには何が何だかわかるわけが無い。 ショット「ど、どうしたんだ…」 クロー「チッ…浅野龍、お前は必ず僕が殺す!」 クローモンは森の中へと消えていった。 龍「あいつ…」 バルト「龍、お前ならわかるだろう…」 龍「じゃ、じゃあやっぱり…」 バルト「あぁ、あいつの正体は誡だ」 ワイバー「そ、そんな…」 つらい真実を見せられ、彼等は動揺している。 助け出そうとしている仲間が敵となって現れたのだから。 バルト「あいつはもう僕達が知っている誡じゃない…次は…」 龍「な、どうするつもりだ!」 バルト「もちろん倒す、それが得策だ」 龍「ふざけるな!お前は誡を助けたくて一緒に来てるんだろ?!」 バルト「だがこの状況ではそれしか無いだろ!どんな経歴でそうなったかは知らないが倒せば誡は解放される…それがあいつを救うことじゃないのか!」 バルトモンは決して誡に対して何も思っていないわけではない。 彼は誡が敵となった責任を背負っていた。 だからこそ、彼は死をもって誡を解放させようとしていた。 龍「何言ってんだ…他に方法があるかもしれないだろ!何で諦めなきゃいけねぇんだよ!」 ワイバー「おいお前等…」 龍「もういい!俺はお前なんかと一緒に行くもんか!お前はおとなしく見てろ!俺は必ず誡を助ける!」 バルト「君一人で何ができる!僕は必ず誡を救う!」 『助ける』と『救う』。似ているようで違う二つの意思が彼等を対立させていた。 バルト「行くぞワイバーモン!」 ワイバー「お、おい待てよ!」 バルトモンは森の中へと走り去り、ワイバーモンはそれを追っていった。 そうして、龍はひとりとなった。 今まではいつも近くに誰かがいた。しかし今では一人だ。 龍「待ってろ誡…お前は俺が助けてやるからな…」 第39話 完 次回 疲労

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