シュウ・・・・
オレはこの日、こいつとであった・・・。
オレは神谷 龍也（かみや たつや）。沖縄に住んでいる１４歳、中学２年生だ。
そいつは紫色の毛並みをした恐竜のような生物だった。
彼は自分のことを“デジモン”と名乗っていた。そのなかの“ドルモン”という名前らしい。
もちろん！オレは最初かなりびっくりした！！
見たことも聞いたこともない怪物がしゃべるんだぜ？
やつは何者かに呼び出され、人間界（この世界）に召喚されたらしい。
- にわかに信じがたい話だ。オレはまったく信じ切れなかった。
そのときが来るまでは・・・。
ド～～ン！！！
「・・・・・・！！」「グウオオオオ！！」
やべえ殺気を感じた！！そこには一つ目の右腕がやけにでかい怪物がいたんだ・・・！！
ドルモンはそいつをサイクロモンと呼んでいた。
目が違うんだ、ドルモンの。
そしてドルモンはサイクロモンに向かっていった。
「メタルキャノン！！」
ドルモンは鉄球をはきだし、サイクロモンはでかい右腕で攻撃し戦っていた。
そんなとき、オレはいい考えを思いついた。
そしてオレはドルモンを踏み台にしてサイクロモンの頭上の高さまで跳んだ！！
オレはサッカー部所属だ。
だからオレはやつの顔面にけりをいれてやった！！
そしてドルモンが至近距離からの「メタルキャノン」！！
サイクロモンは倒れた！！
やった！！二人ともそう思った。だが・・・。
「グウウオオオオオ！！！」
一回り大きくなり、右腕と同じように左腕も巨大化。凶暴さも増していた・・・。
さすが勝てないと悟ったのか、ドルモンは逃げることを提案した。
と、あいつは自分をおとりにしてオレを逃がそうとしたんだ！！
なんでだ！？初めて会ったはずなのに、あいつは・・・・。
「龍也危ない！！」
ドオオオオオン！！！
んな・・・・！！
俺をかばってやつはサイクロモンの攻撃を受けた・・・。
「なにやってんだよオマエ！！」
「へへ・・・・大丈夫か？」
「大丈夫か？じゃねえよ！！なんであんなこと・・・。しかも、なんでオレの名前を・・・。」
「へへ。体が勝手に・・・。僕、前に君に会ったことがある気がするんだ・・・。もうだめだ・・・逃げて。」
「何いってんだよ！！おい！！おい・・・・。
へへ・・・。弱えよな、オレ。こんなやつを助けることも、基地を動かすこともできないんだ。・・・強くなりてえ、どうすればいいんだよ・・・オレは！！教えてくれよ！！」
そのとき、何かが光った！！
ポケットの中にしまっておいた携帯電話だ！!
それを取り出すと・・・変な機械に変わっていた！！
そしてその光がドルモンを包む・・・・！！
「ドルモン進化～～！！ドルガモン！！！」
その姿は、ドルモンが一回り大きくなり、刃物のような翼らしいものが生え、額からは
稲妻形の角が生えている。変身した・・・！？
オレを乗せ、安全な場所へ運んでくれた。
そしてサイクロモンに向かっていった！！
２体とも、互角の戦いを繰り広げた！！
ジオドルガモンの口から溶けた鉄を一気に吐き出す「バーストメタル」。
サイクロモンの高熱の光線を放つ「ハイパーヒート」。
それぞれの技が相殺しあい、煙が立つ。
その中から現れたジオドルガモン、再びサイクロモンとの激突！！
そしてとどめの必殺技「ホーンインパルス」。空中に飛び、高速回転しながら急降下し、サイクロモンに突進した！！
そしてサイクロモンを貫いた！！サイクロモンは消滅した・・・！！
「・・・・・やあ！！」
「やあ・・・じゃねえよ・・・！！」
このときから、沖縄の・・・いや、全世界の運命をかけた壮大な戦いが待っているなんて・・・
このときはまだ、知るよしもなかったんだ・・・。
歴史年表
１９９０年 デジモンが発見される。
１９９１年 ソ連解体
１９９２年 龍也誕生
この年、世界各国の研究者がデジモンの研究を始める。
１９９４年 デジタルワールドの存在が確認される。
１９９５年 龍也、当時４歳
この年に初めてデジモンが人間界にリアライズした。そして・・・
１９９９年 この年、最大のデジモン事件発生。（今のところトップシークレット）
２０００年 日本政府によって記憶処理などの前年に起きた事件の収拾が行われる。
２００１年 ９月１１日。アメリカ・ニューヨークの世界貿易センタービルにアメリ
カの旅客機が激突するテロ事件「アメリカ同時多発テロ事件」発生。
その後、アメリカのジョン・ブッシュ大統領指導の下、「対テロ戦争」として、アメリカはアフガニスタン侵攻やイラク戦争を行うことになる。
２００３年 イラク戦争勃発。
２００４年 沖縄県宜野湾市内の沖縄国際大学に普天間飛行場所属の米軍ヘリコプタ―が墜落。
２００６年 ８月１５日・・・戦後６１年目の終戦記念日。
この日、日本の大泉総理が靖国神社に参拝し公約を果たす。
そして、龍也はドルモンと出会う。
To be continue
最終更新：2007年06月14日 08:09
