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亮司>でも…こんな楽園があるなら戦う必要なんて…
モノドラ>では、もし両軍がここの存在を知ったらどうなると思う?
亮司>え…それは…
モノドラ>多分奪い合いが始まるだろうな…すべての人々が暮らすには『楽園』は小さすぎる。ここの存在がまた争いを生むことになるな。
亮司>そんな…そんなことって…
虎信>(亮司の近くに来て)確かに、君のパートナーのいうとおりだ…だが、争いは起させない…この楽園は小さくても、我々の手で平和をひろげよう
レオルモン>…着いたぞ。キレーな町だろ?ただ、ここのヤツらはマコト以外の人間と会ったことないからその旨ちょっと伝えてくるわ。

(数分後)

レオルモン>おっまたせ~!んじゃ、とりあえずみんな入ってくれ!
桃里>お邪魔しま…
ピコ>待て!嫌な予感がする。
桃里>大丈夫ですよ。
ピコ>駄目だぁ!誰か先に入れ。もし桃里に万が一の事があったら困るからな。
黄泉> へぇ…ここが…。キレイな場所だな…。この場じゃこんな兵器…つけないほうがいいよな。ねぇレオルモン、武装解除しておきたいんだけどどこかそういう場所…ないかな?こんな平和な場所にはあるとは思えないけど。
ブイモン>平和だな…心なしかなんだかいい香りもしてくる…。
レオルモン> ん~…そんじゃあ、ついてきてくれよ! 一部の奴らしか入れないトコがあるんだ! マコトもそこに連れて行くつもりだし…それに……いや、後は行けばわかる。
懐芽>綺麗…
キウイ>だな、さっきまでの戦場とは全然…
懐芽>紅桜にも見せてあげた…(いきなり大量の汗をかく)
キウイ>ど、どうしたんだ!?お前らしくない…
懐芽>いや…部屋に置きっぱなしだったことを思い出した…紅桜を…
キウイ>…お前なぁ…
懐芽>大丈夫かなぁ…盗られてないといいけど…前にも部屋に侵入されちゃったし…(疑心暗鬼になってる)
龍也> 何かなぁ~…。
アグモン>どうした?
龍也>いや、ずっと戦場にいたからここはあまり落ち着かないなぁ~~。
アグモン>ま、そのうちなれるでしょ。
龍也>…そうだといいが…。
亮司>でもここに何があるんだろう…
モノドラ>さてな。だが一部の奴しか入れないところとなるとそれなりの物があると考えるべきだな。
亮司>…こんな平和なところに相応しくないものも?
モノドラ>あるいはな。
亮司>そう…
レオルモン>おい、マコトの治療もあるからちょっと通してくれ!
クワガーモン>マコト殿がお怪我を…?無事なのですか?
レオルモン>ああ。
クワガーモン>そうですか。それなら…ん?そちらの方々は?
レオルモン>前に話した奴らだよ。
クワガーモン>そうですか。…お通り下さい(地面が開き、階段が現れる)
黄泉>さーて、武装解除…と。これ、修理お願いします(クワガーモンに渡す)で…これからどうすればいいのかな?
ブイモン>この地下に一体何が…?
龍也>あれ?…なんか…ちょっと…。(気絶)
アグモン>龍也!…そういえばアバラが折れてるってさっき…。
龍也>……。
アグモン>まさか、死んでないよね?…。
龍也>…スー…スー…スー。
アグモン>よかった、生きてる。
レオルモン> ……ついて来い。

(大きな木がある広場に出る)

レオルモン>はは、おかしな話だろ、木の中に木があるなんて。…あれは癒しの木。あの気の下にいれば傷を癒す事ができる。ほら、いくつかベッドがあるだろ? ……そして、あそこで寝てるのが……アサクラ メイだ。
アグモン> わかった!ありがとう!(龍也を抱えてベットに置く)…これでよし!あれ?この子どっかで見たことのあるような…ないような…。まぁいいや!
黄泉 > へ…メイ…ちゃん?
ブイモン>あの女はマコトが始末したはずじゃ…
黄泉>生きてるの?メイちゃんは生きてるの!?
ブイモン>さすがの黄泉も必死だな。
桃里> あ…この人…
ピコ>どうした?
桃里>何でも無いの。気にしないで。
レオルモン>ん~? 前にもマコトがあの女が生きてるって言わなかったっけ?…まあいいや。あの時、マコトは念入りにって2回この女を刺したろ?…あれ、演技だったんだ。2回目に刺したのはさ、あの刀に宿ってる力の一つ…癒しの力を使ったんだ。だからあの時点では無傷だったんだ、アサクラ メイは…。……でも油断しちまった。…居たんだよ、すぐ近くに…あの女が。
ブイモン>あ、そういえばそんなこと・・・。
黄泉>殺してなかったんだ…。もしかしてあの女って…魂を抜いてたあいつのこと?
春>…っつ…ぅ…ここ、は…?
レオルモン>ああ、話が早くて助かるよ。あいつらの事はまた話すけど、既に戦争の状況を視察に来ていたらしいんだ。…そして、あいつらの作戦の中で最も邪魔になる人物であるアサクラ メイが弱っているところを発見し…魂を抜いた。…あの女の特殊能力だ。様々な条件で相手の魂を、抜くことができる…。死神の紛いモンみたいなもんだ。

(一方その頃)
その女>さてさて、この魂は……ン?何コレ?
ローズモン>おや、どうやら抵抗力の強い魂がいくつかあるようですね。
その女>ゲッ!キんモぉ~イ!!こんなの審判神様にあげたら害になっちゃ~う!それ、ポ~イ!(魂を逃がす。ちなみにこれ、ドリモゲモンとかの魂)
ローズモン>…処分した方がよかったのでは?
その女>だってめんどいし~。あんなん逃がしたトコで害にゃなんないでしょ♪

亮司>そうか…よかった。
モノドラ>しかし魂なんぞを集めて奴等は何を企んでいるんだ?
亮司>そうだな…そもそもあいつ等の目的自体はっきりとしてないからな。
ブイモン>とりあえずそいつを倒せばなんとかなるんだな?
黄泉>メイちゃんの笑顔…もう一度…見たい。だからそのためなら俺…
ブイモン>言いたいことはよく分かった。で…これからあいつらにどう立ち向かえばいいんだ?奴ら相当の猛者らしいが…。
レオルモン>あいつらは…真っ向から立ち向かうしかない。実力と実力のぶつかり合いになるだろうな…。…もし勝てなければ……デジタルワールドの全てのデジモンが…デリートされる…。
ピコ>全てのデジモン…そんな事か。俺達には関係の無い話だ。
桃里>何言ってるの、皆消えちゃうのよ?
ピコ>ふん!そんな事はどうでもいいんだよ、本当に。
エアドラ>どうでもいい事無いっスよ!勝てなかったら全員死ぬかも知れないんスよ!?
ピコ>死ぬのはデジモンだろ?デジモンが何体死のうがどうなろうが知ったことじゃない。それだけで済むなら安いものだ。
エアドラ>(ブチッ!)安いもの…?人間はダメでもデジモンなら良いって事っスか!?みんな命があるんスよ!?ピコデビモンと同じ命が!いくらなんでもそれは酷いんじゃないっスか!?
ピコ>俺の…ハハハハ!言い方を変えようか、俺はなぁ、桃里さえ助かれば他の奴なんてどうでもいいんだよ。お前が死のうがそこの奴が死のうが…大体俺の命なんてとっくの昔に終わっている。今すぐ消えてなくなっても何の未練も無い。
桃里>じぃ~(ずっとメイの正面に座って見つめている)
亮司>ちょっとお前等!今はそんなことで揉めている場合じゃないだろ!
モノドラ>…それがあいつが戦っていた理由か。なんとなくわかる気がするな。
春>ピコデビモンの意見には…賛成、だな。(疲労困憊で現れる。)人によって価値観は違うんだ。十人の中の一人を救うために九人を見殺しにしなければいけないときだってある。他人の価値観に口出しするものではないぞ、エアドラモン?
レオルモン>…価値観とかそういうのはいいとしても…デジタルワールドってのは現実世界の全ての電脳が集まってる場所だ。…そこのデジモンが全て消えたら、お前達が元居た世界への影響も半端じゃないだろうな。
春>現実世界、ね…いいんじゃないか?あんな腐れきった世界一つ、どうなろうとも。別に僕には関係ない…
レオルモン>腐れきった世界…?……こっちの現実世界は、そんなに酷いのか?
春 > さぁ?単に僕の「価値観」の問題じゃないのかな。まぁそんなことどうでもいいんだろう?
エアドラ>…つまり…ピコデビモンも春も大切な人を守るためなら誰が死んでもかまわない…って事っスか?
春>…一つの意見さ。もっとも僕には守るべき人ももういない、がな。それと…僕は戦おう。それだけが今ここにいる理由なのだから。
エアドラ>守るべき人がいない…?そんな事無いっス…まだいるはずっス…守るべき人…いや…守るべき’人達’が…。
レオルモン>……とにかく。奴らを倒す方法は一つしかない。…もし、戦いたくないならここに残ればいい。ここなら永遠に戦いから離れられるだろうしな。たとえ全てのデジモンが消去されようとも、ここだけは安全だ。別にここに残るやつをとがめる気はない。元は普通の生活を送っていたただの人間なんだしな。

琴雪>黄泉…訊きたい事と言いたい事がある…。(黄泉を引きずって草原へ)
黄泉>は…はぃい!?(引きずられながら)
ブイモン>何するつもりだ?あいつ…。
桃里>あれ、二人…何所に行くのかしら。
黄泉>(ひきずられながら)だからなんなんですかアンタ!用が無いなら俺戻りますよ?
琴雪>さっきも言ったろ…訊きたい事と言いたい事があるって…ちなみにオレは空高琴雪だ。
黄泉>だからそれがなんなのかって僕は聞いてるんですよ!早く言ってください!
ブイモン>にしてもあいつ…遅いな。
琴雪>(歩くのを止める)…お前…何であの時…死のうとしたんだ?
黄泉>…!僕はあの時命について何もわかってなくて…自分が本当に嫌になって…悲しくなって…つい…。でも僕はもうあんなことはしない。悲しむヤツがいること…僕、分かったからさ(ブイモンの方を見やる)
琴雪>そうか…そんな理由か…この……ボケがああぁぁっ!(殴りとばす)一瞬だろうと…一瞬だろうと…自分を嫌うんじゃねぇ!……ま…自分が死んで悲しむヤツがいるって分かったようだからもう言いたいことはねぇ…。……殴って悪かったな…。
黄泉>そう…ですか。分かりました。じゃ、俺はこれで…(マコトのもとへ)

モノドラ>…お前はここに残れ。
亮司>え…でも…
モノドラ>もともとお前は戦いに向いていない。もう軍人でもないのだから無理に戦う必要もないだろう。  亮司>でも…
モノドラ>…大丈夫だ、あとは私が戦う。お前はここで待っていてくれ。
ブイモン>黄泉はどうであれ…俺は戦う。どの場所でも戦いの無い世界…それが黄泉の望み…そう思うからだ。とにかく…俺は行くぞ?文句無いよな?
マコト> …く…。
レオルモン>マコト! もう大丈夫なのか?
マコト>ああ、何とかな…。
レオルモン>そうか。それなら良かった。
マコト>……こいつらに、ヤツのことは話したか?
レオルモン>いや、まだあの四人組の事しか…。
マコト>…お前達、よく聞け。…あの四人組は、とある者に仕えている。そして、そいつこそが全ての元凶だ。…だが、そいつを倒すには…そこで寝ている女の力が必要だ。……その女を目覚めさせる上での最重要事項の一つが…あの兵士達の魂を奪った奴を倒す事だ…。…戦うという奴は、いるか? …もし戦うなら、この休息は今だけになると思ったほうがいい…。
桃里>私はピコちゃんがいなくなったら困るな~
ピコ>俺は困らない!桃里がいれば!
桃里>誰もいないのに私が一人生きていたって仕方が無い。そうでしょ?
ピコ>む…
桃里>私達がこの世界に来たのにはきっと理由が、しないといけない事がある気がするし。こんな所で立ち止まっちゃ駄目だと思うの。
ピコ>むぐぐ…
龍也>……俺は戦うぜ。別にここでのんびりしているにもいかないし、休息なんて無用だ。それより作戦はあるのか?
春>…そうだな、今はいたんだったな。だが…僕にとって本当に守るべきだった人はもういない。だから戦うんだ。
亮司>モノドラモン…俺も戦う。
モノドラ>ばか!何言っているんだ!お前は戦えるのか?!今まで戸惑っていたお前に!
亮司>今までは相手も俺たちと同じだった。皆なにか守りたいもの、守らなきゃいけないものがあった。だから戦うのが怖かった。
モノドラ>なら…
亮司>だけど、今度の敵は違う…俺はこんな楽園を守りたい…
モノドラ>…それが、お前の決めた道なら…止められん。
黄泉>…僕、行くよ。これで戦いを終わらせる。この世界に戦場なんて作らせない!
ブイモン>ほらな?これが俺たちの意思…だ。
ピコ>と・に・か・く!桃里に万が一の事があったら!
桃里>でも、ピコちゃんが守ってくれるんでしょ?
ピコ>と、当然だ!
桃里>それに、琴雪君もいるし…(琴雪を見やる)ね♪
琴雪>(マコト達の所へ)此処に戦わないなんて言うヤツは居ねぇ。
エアドラ>大切な人を守るために…。
ガブ>此処まで来たんだからな。
マコト>そうか……。……奴らのデジモン狩りが始まるのは、明日だ。…明日になれば嫌でも居場所がわかるだろう。それまで全員、ゆっくり休め。
懐芽>皆戦うんだ…
キウイ>オマエもだろ?
懐芽>そりゃ、お父さん達を見つけるまでは…けど…
キウイ>けど?
懐芽>紅桜どうしよう…帝国に置きっぱなし…
キウイ>まだ言ってるのか…(呆れる)
マコト> ……レオルモン。
レオルモン>ん?
マコト>…お前は、元の世界に帰りたいか?
レオルモン>……マコト次第だよ。どうしたんだ、急に?
マコト>…いや…何でもない。…お前も休め。今日はあまりにも働きすぎだ。
レオルモン>…はは、マコトにゃ何にも隠せねーな…。
マコト>当たり前だ。もう十年以上の付き合いだからな…。

審判神>…これだけの魂があれば、我が力も…。よくやったぞ。
Bドラモン>ま、魂集めてきたのはコイツだけどな。
魂女>ほめてほめて~♪
ローズモン>…明日、デジモンの殲滅を開始いたします。それと、あの金髪の少年が…
審判神>…みなまで言うな。ヤツの心中など、とうの昔にわかっているわ。
ローズモン>……申し訳ございませんでした。