???「来たか・・・我が身体よ・・・!」
???「・・・・・・」
???「・・・・・・」
???「待ちわびたぞ、この時を!デジモン達は・・・最後のディナーでも味わっているがいい・・・今日から・・・私がこのデジタルワールドを統べる王となる!来たれ我が身体よ!今こそ封印を解き放たん!」
???「我は翼となり・・・」
???「我は矢となる・・・」
???「ハッハッハッハ!強大な力が我が身に!フフフフフフ・・・ハハハハハハァ!」
???/???「・・・我が名は・・・」
???「●●●●●●●●●●●●・・・なっ!?何事だ・・・!?身体が・・・」
???/???「別れて行く・・・」
???「・・・!?この姿は・・・!?私の・・・2体に戻ってしまう・・・何故だ!?何故ここまできて・・・」

???「・・・混沌の力は無事に封印し終えた・・・その二人も、な・・・」

???「達也・・・?達也なの・・・?」
???「・・・?」

???「俺は・・・人一人も救えない・・・こんなにも無力なのか・・・」

過去の夢を見ていた・・・人は、死ぬ前に過去を思い出すと言うが・・・
レーザーバーモン「気がついたか・・・戦う準備はいいか!?」
カオス「・・・お前と?」
レーザーバーモン「違う!周りを見ろ!」

ネオガーゴモン「やはり来たか・・・いや、来て貰わねば困るのだがな・・・我らの主『デミカオスモン』の分身、カオスよ・・・!我が名はネオガーゴモン!我が主を『アルティメットカオスモン』へと導く者なり・・・」

第15話

カオス「俺は誰かの分身っつー記憶は無ぇな。」
ネオガーゴモン「フム、失礼・・・分身というより・・・もう一つの身体・・・と、言うべきかな?」
カオス「・・・?」

カオスは状況をあまり把握できてはいないようだが・・・レーザーバーモンは、ネオガーゴモンの言っている意味が解るようだ。
レーザーバーモン「・・・・・・」
ネオガーゴモン「気づいたようだな・・・レーザーバーモン・・・」
レーザーバーモン「はぁ・・・僭称の野郎も、何故俺を選んだかね・・・コイツに少しでも『カオスモン』の意志があれば、俺は粉微塵にされていただろうってのによ・・・」
ネオガーゴモン「・・・さて、カオスよ。私は直ぐにでも貴様を主の下へ連れて行きたいのだが・・・生憎邪魔がいる様だ・・・そして、邪魔を消すのにはまた貴様が邪魔・・・今暫く黙っていてはもらえぬかな?」
カオス「黙ってろだぁ!?」
レーザーバーモンが、何かを悟った。そして、カオスに叫ぶ。
レーザーバーモン「奴め・・・封じる気か・・・カオス、逃げろ!」
カオス「・・・お前が言うなら、『黙って』逃げた方が良さそうだな・・・!あれ、俺はいつからコイツを信用したっけか?・・・最近疲れが溜まってるな・・・」

ネオガーゴモン「レーザーバーモン・・・貴様は昔からそうだな・・・邪魔をするのを好む・・・」
レーザーバーモン「残念ながら、邪魔しているつもりは無ぇんだけどよ。おっと、いけねっ。カオス!コイツ持って行きな!」
レーザーバーモンはそう言うと、カオスに電子機器の様な物を投げた。

カオス「ンだコレ?新型の携帯か・・・?」
レーザーバーモン「・・・今はそういう捉え方をしてくれてもいい・・・いずれ解るだろうからな。」
二人が話しているとき、やはりこのときを狙ってネオガーゴモンが攻撃を仕掛けた。
ネオガーゴモン「案外、敵にとっての好機を見せやすいものなのだな・・・ヘルガーゴイル!」
レーザーバーモン「やっぱ、相手しなきゃダメか・・・」

その頃、人間界・・・
佐々木「なんだコイツは・・・!?」
僭称「私は・・・こんなデジモンは創った憶えは無いぞ!?」
???「デジモン達の無念!デジモン達の怨念!人間よ・・・その身をもって知るがいい!!」
カズ「・・・・・・」

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最終更新:2007年06月13日 16:04