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スーツェーモンに呼び出された孝治は、オブサーバールームに来ていた。
スーツェーモンはとても焦った様子だった。
「落ち着いてよく聞け!」
「御前が一番落ち着け…」
孝治が冷静にスーツェーモンに言った。
そして、スーツェーモンは落ち着いて話し始めた。
「…御前は3大特異デジモンを知ってるか?」
孝治は首を横に振る。
「3大特異デジモンとは、この世界では、ウィルスとして扱われる不完全なジョグレスをしたものに与えられるコードネームだ。カオスモン、アビスモン、ガイアモン。そのうちの1体、アビスモンが現れたのだ」
「そいつを消せ…と…?」
「そうだ。場所はダークエリア付近のネットの海」
「ダークエリア付近!?」
「ブロンズテイマーであった御前には、ダークエリア付近を任せることは死を与えるようなもの。しかし、現在御前はシルバーテイマー。ダークエリアの中に入ることは出来なくても、ダークエリア付近の探索なら任せられる」
「なるほど…」
「加勢してくれるデジモンがいる筈。ワニと妖精のようなデジモンが…」
「わかった」
そして、孝治は急いでポータルに乗り、ダークエリア付近ネットの海へ向かった。

                    Evolve18『魔王と妖精
                               アビスモンの槍』

孝治はダークエリア付近ネットの海に到着した。
どうやら、酸素はそれなりにあるようで、ちゃんと呼吸できる。
「どうするんだ?ネットの海ってかなり広いぞ?」
「分かっている。まず、その”ワニと妖精”のようなデジモンと出会わなくちゃ…」
孝治は泳いでそのデジモンを探した。

そして、それらしきデジモンを見つけた。
「お!来たか!御前がスーツェーモンの野郎が送ってきたテイマーか?」
「あ、あぁ…そうだが…」
「俺の名はリヴァイアモン!嫉妬を司る魔王だ!」
「私はマリンエンジェモン。リヴァイアモン様のお嫁さんよ♪」
マリンエンジェモンは頬を赤くして言った。
「ま、魔王…お、お嫁さん…って…」

~データ解析~
リヴァイアモン
世代:究極体
種族:魔王型
属性:ウィルス種
所属:七大魔王
詳細:ネットの海付近に封印されているという嫉妬を司る七大魔王の一員。その巨大なデータ容量は、デジモンの中でも最大の大きさを誇る。大きな顎はデジタルワールドをも飲み込みかねない。
必殺技:ロストルム、カウダ、アニマ、ドゥオカウダ

マリンエンジェモン
世代:究極体
種族:妖精型
属性:ワクチン種
詳細:ネットの海を漂っている妖精型デジモン。滅多に見ることが出来ず、その生態は謎に包まれている。首のホーリーリングからして、神聖系のデジモンだと思われる。
必殺技:オーシャンラブ、ファニースマイル、プリティハート、マリンスコードロン

「ま、まだ認めたわけじゃねぇ…!」
リヴァイアモンは頬を赤らめて必死で否定する。
「いいじゃない♪結局私達は結ばれるんだから…」
「い、いや…ってなんでそうなるんだ!?」
「だって、いつも私を”必死で”守ってくれるじゃない…」
「ち、力のある奴が…よ、弱い奴を守るのはあ、当たり前だろ!」
「そうよねぇ~…でも、この間貴方が散歩してるとき、私がシャコモンを苛めてたら見てみぬ振りをしてたわねぇ~…私と扱いが違うと思うけど~?」
「な、なんのことだ!?お、俺はさっぱり知らない!」
必死で否定するリヴァイアモン。
しかし、孝治はそんな否定するリヴァイアモンを無駄な足掻きと思う。
明らかに誰から見ても図星だと分かる。
「とぼけても無駄よ♪目線がこっちに向いてたの分かってたんだから」
「さ、さぁ…俺は知らねぇ…。い、いい加減な事言ってると食うぞ!」
「リヴァイアモンに食べられるのなら…本望よ…♪」
明らかにマリンエンジェモンの顔は「食べてください」的なMの顔をしている。
「クッ!」
しかし、リヴァイアモンが他の気配に気付いた。
『アイスランス!!』
氷の矢が上からマリンエンジェモンを狙ってきた。
リヴァイアモンは素早く動き、マリンエンジェモンをその銛から守った。
「リ、リヴァイアモン…!?」
氷の矢はリヴァイアモンの背中から腹部を貫通している。
「け、怪我は…ねぇか…」
「わ、私は大丈夫よ…」
「そ、そうか…」
リヴァイアモンはニコッとマリンエンジェモンに微笑んだ。
氷の矢はゆっくりと消えていく。
すると、ジョグレス体のような青いデジモンが現れた。
「我はアビスモン!この海を制圧しに来た…」
「アイツが…アビスモン…!!」

~データ解析~
アビスモン
世代:究極体
種族:特異型
属性:データ種
詳細:水を操る特異型デジモン。ギガシードラモンとメタルシードラモンの不完全なジョグレスにより誕生した。腕は伸縮自在で、しかも再生能力も備わっている。左腕のギガシーキャノンから、魚雷などを放ち、右腕のアルティメットキャノンから、強力な粒子砲を放つ。基本攻撃は射撃。
必殺技:ギガシーストリーム、ダブルシーファング、アイスランス、ギガシーデストロイヤー、アルティメットストリーム、ヘルスクイーズ、ポセイドンディバイド

「やってくれるじゃないのよ…アンタ!!」
さっきまでのマリンエンジェモンとは違い、凄い怒っている。
「よくも…よくもリヴァイアモンを…私の夫を!!」
怒りに満ちたマリンエンジェモンはアビスモンに向かって飛んでいった。
「待て!マリンエンジェモン!!」
しかし、そんな孝治の言葉は届いてない。
「哀れな奴よ…『アイスランス!!』」
アビスモンは左腕のギガシーキャノンから、氷の矢を放った。
マリンエンジェモンはそれを素早く避ける。
『オーシャンラブ!!』
マリンエンジェモンはハートを放った。
「フッ!そんな攻撃…『アルティメットストリーム!!』」
強力な粒子砲が右腕のアルティメットキャノンから放たれた。
マリンエンジェモンもその粒子砲により消されてしまった。
「フッ!所詮この程度か…残念だ…」
しかし…。
「満足そうね…何か嬉しいことでもあったの?」
「何!?」
アビスモンが後ろを振り向くと、そこにはマリンエンジェモンがいた。
「じゃあ仕返しさせてもらうわ…リヴァイアモンから受け継いだこの技で…」
「クッ!避けられない!」
『アニマ!!』
暗黒の渦巻きがマリンエンジェモンから放たれた。
「グウォッ!!」
アビスモンはその渦巻きに巻き込まれた。
果たして、どうなるのか…。