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ここは、バイフーモンが支配する西方のテイマーユニオン。
とある、臆病なテイマーとそのパートナーデジモンがいた。
「ねぇ、薫…。また新しいテイマーが現れたみたいだよ?」
デジモンの名はメタモルモン。
テイマーの名は加藤薫。
二人ともとても臆病な性格。
「よし!それじゃあ我々が叩きに行くか!」
「うん!!」
臆病だが…得意なのは痩せ我慢…。
彼等はその新しいテイマーとデジモンのテイマーホームへと向かうのでした。

                Evolve10『臆病コンビ!?
                         薫とメタモルモンの痩せ我慢』

孝治はクエストを終了し、宗太と共にスーツェーモンに報告した。
「ご苦労。良くやってくれた」
「それじゃあ俺はこれで…」
宗太は一足早くその場を去った。
「スーツェーモン…狙ってないか?」
「?」
孝治の言ったことにスーツェーモンは理解できなかった。
「俺たちにやらせるクエストは、デジモンをデリートするクエストしかないな…」
「さぁな…偶然ではないか?」
「………」
スーツェーモンはそっぽを向いていった。
孝治は何も言わずにそのまま去っていった。

影から、見ているものが…。
「薫!アイツだ…アイツがきっと…」
メタモルモンが孝治を見ながら薫の肩を叩くが、薫は蹲って震えている。
「ま、まさか…あんな奴だとは…」
「薫!何やってるの!?しっかりしてよ!僕たち、王様になるんでしょ!?」
メタモルモンの言葉に目が覚めたのでした。
「そうだ…我々は王になるんだ!」
薫は急にメタモルモンの手をとった。
「一緒に頑張ろう!メタモルモン!」
「うん!!それでこそ鉄の薫だよ!」
そして、孝治の後をつけた。

一方、後をつけられている孝治は…。
「ッ!?」
「どうした?」
D-サポートの中のグリムモンが孝治に言った。
「さっきクリアしたクエストの時から気配を感じてる…」
「まさか…!?」
「いや、どうやらそのときの気配とは違う…」
「…どうするんだ?」
「知らぬフリだ…」
そのまま孝治は帰っていった。

「よしよし!気付いてないぞ!もし気付かれても御前の変化能力を使えば…」
「そのときは任せてよ!」
おやおや…全く気付いてないのはどうやらこちらのようですね…。

孝治はポータルに乗った。
「(今だ!メタモルモン!)」
小声で薫が言った。
(『トランシーレイヴ!!』)
彼等は小石になって、ポータルに乗ることが出来ました。

テイマーホームに到着すると、彼等は元の姿に戻った。
「ふぅ…」
「やはりつけられていたか…」
彼等の目の前には腕を組んでこちらを怖い顔で見下ろしている孝治が立っていた。
「も、もしかして…気付かれていた?」
「さぁて…グリムモン。コイツの始末はどうする?」
「任せるよ。つけられていたのは俺じゃなく御前なんだからな…」
「「ヒ、ヒィ~~!!」」
メタモルモンと薫は涙を流してガタガタと体を振るわせた。
「こ、こうなったら…メタモルモン!!」
『トランシーレイヴ!!』
メタモルモンは巨大な大砲になった。
「どうだ!これでテイマーホームを破壊されたくなければ…」
『コールヤンマ!!』
薫が台詞を言い終える前に電撃が彼等を襲った。
「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」」
最早、問答無用という感じだ。
「ひ、人の話は…さ、最後まで…聞くものだろう…?」
「ストーカーの話なんか誰が聞くか!」
「し、しかし…何故あの大砲を見ても驚かない…?」
「さっきからこれでメタモルモンのことは理解したからな…」

~データ解析~
メタモルモン
世代:完全体
種族:突然変異型
属性:ウィルス種
詳細:変身することを得意とするデジモン。変身するとHPも回復する。
必殺技:トランシーレイヴ、レーザートランスレーション

「さぁて…どう甚振ろうか…?」
「ゆ、許してくれ!じ、じゃあこれはどうだ?俺様が御前にアドレスを教えてやる。それで…」
「どういう立場か理解できてないようだな…グリムモン、容赦せんでいい!」
『コールヤンマ!!』
「「うぎゃぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」」

コテンパンにやられたメタモルモンと薫は黒焦げになって自分のテイマーホームに帰っていくのでした。
「つ、次こそ…きっと…勝つぞ…メタモルモン!」
「ぉ、ぉぉ…」