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孝治はテイマーユニオンに戻ると、スーツェーモンに報告した。
「ご苦労だ。では、御前には正式なユニオンのテイマーとなるためにブロンズテイマー試験を受けてもらう」
「これからか?」
「あぁそうだ。ここから、ポータルの場所に向かい、道が二つに分かれてあっただろう?その右の方へ進むのだ。そこに、デジアリーナというところがある。では、健闘を祈る」
「わかった」
「あぁ…それから…」
孝治がその場から去ろうとしたとき、スーツェーモンが止めた。
「無暗にデジモンをデリートするな」
「…わかった」
孝治はそう言ってその場を去った。

                Evolve5『昇格せよ!
                          ブロンズテイマー試験』

孝治はデジアリーナの受付に着いた。
「ここがデジアリーナか…」
中がとても広いので唖然としていた。
「おい、孝治!早く終わらせようぜ!その試験って奴を!」
「そうだな…」
そして、受付に話をつけてその試験会場へと続くポータルへ向かった。

試験会場はさっきの受付よりもとても広かった。
それよりも、地面が土ということにびっくりした。
「うひょ~!広いなぁ!!」
グリムモンは少しテンションが上がった。
「はしゃぐな!心を落ち着かせておけ!」
孝治がグリムモンに言った。
そして、相手が登場してきた。
相手は、金髪で白人の少年だった。
「やぁ。君が孝治君かい?」
「あ、あぁ…」
「僕の名前はマイケルっていうんだ。よろしくね」
とても爽やかな笑顔で挨拶してきた。
クールな孝治にとってはどう返せばいいか分からなかった。
「じゃ、はじめようか。『リアライズ!スコピオモン!』」
マイケルは白い蠍のようなデジモンを出した。

~データ解析~
スコピオモン
世代:完全体
種族:昆虫型
属性:データ種
詳細:『砂漠の暗殺者』の異名を持つデジモン。もっている毒は相手の精神をも破壊する。
必殺技:ポイズンピアス、ブラックアウト

「蠍…似てるな…『グリムモン!リアライズ!』」
グリムモンがリアライズされた。
「似てるって俺とアイツがか?」
「体系的に…な」
孝治がグリムモンを納得させるように言った。
「ふ~ん…そうかぁ…」
納得した。
孝治は予想通りだったので驚かなかったらしい。
「じゃあ、こっちから攻撃させてもらうよ。スコピオモン!GO!!」
スコピオモンが勢いでグリムモンに接近してきた。
『ポイズンピアス!!』
胴体が蛇のようになってるグリムモンはそれを軽々避けた。
『コールバード!!』
グリムモンは左手の碇に炎を纏わせ、それを飛ばした。
「避けろ!!」
スコピオモンは地面に潜ってそれを避けた。
「何!?」
「気をつけろ!グリムモン!奴の異名は砂漠の暗殺者。何処から来るか分からないぞ!」
「そういう時は…『コールバット!!』」
右手の大砲のようなところからコウモリの群れを放った。
コウモリの群れは地面を低空飛行し、スコピオモンの場所を見つけた。
「そこか!!『コールバード!!』」
左手の碇がその地面に向かって放たれた。
それは、見事にスコピオモンに命中した。
スコピオモンが地面から出てきたのだ。
「やるねぇ。コウモリの超音波を使って、地面の中のスコピオモンの場所を特定し、貫通攻撃の高い攻撃で攻撃するなんて…」
「それだけじゃない…」
孝治が更に付け足した。
そう…さっきのコウモリの群れはスコピオモンが出てきたときの攻撃手段でもあったのだった。
コウモリたちはどんどんスコピオモンの体力を吸い取っている。
「さぁて、じゃあ攻撃しようか…本格的に…。スコピオモン!目を潰すんだ!」
『ブラックアウト!!』
スコピオモンは紫色の霧を放った。
コウモリたちは一瞬で落ちて消えた。
そして、グリムモンも…。
「な、何だ…目が…視界がぼやけて…」
「これは…毒の霧!?グリムモン!それ以上吸うな!!」
「もう遅いよ。スコピオモンの毒は他のとは違って強力なんだ。スコピオモン!狩の時間だ!!」
『ポイズンピアス!!』
スコピオモンの尻尾の針がグリムモンに迫る。
「クッ!…俺の視界も…グリムモン!正面だ!」
グリムモンはギリギリで避けた。
「フッ…甘いネ」
スコピオモンは攻撃が避けられると、すぐに地面に潜った。
「何!?」
「ケッ!同じことをすれば…」
『ポイズンピアス!!』
グリムモンがコールバットを放とうとしたとき、ポイズンピアスがグリムモンを襲った。
「グゥッ!!」
尻尾の先端の針がグリムモンの胸に突き刺さった。
その尻尾は再び地面に戻っていった。
果たして、この強敵を相手にどう戦うのか…。