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孝治はパソコンの光に飲まれ、見知らぬ世界へ飛ばされたのだ。
「こ、ここは…一体…?」
孝治は頭の中を整理しようとまず、起き上がり立ち上がった。
「…そうか…俺はパソコンからの光に飲まれて…」
しかし、やはり訳が分からなかった。
何故自分が別の世界にいるのか。
そして、この世界がどんな世界なのか…。
謎は多いままだ。

                  Evolve2『その名は
                            デジタルモンスター』

暫く、森の中を歩いていた。
「しかし、本当にここは…何処なんだ?」
草木を見ても、何も変わらない。
ただ、自分がいた世界とは全く違う世界だということだけが分かる。
暫く歩いていると、バグらしきデータが集まってきている場所を見つけた。
「あれは…バグ?」
そして、一つの不気味なタマゴが出来上がった。
「タマゴ…?」
孝治はそのタマゴを抱え上げた。
「なんの…タマゴだ?」
と、そのとき…。
後ろの方から草がガサガサという音を立てた。
それに気付いた孝治はすぐに後ろを向いた。
そこには、巨大な青いクワガタのようなデジモンがいた。
「何だ?コイツは」
孝治はその姿を見ても全く驚かない。
孝治の腰についてるものが音を出して光り始めた。
「何だ?これは…」
孝治はその腰についていたものを手に取った。
恐らく、こっちに来たときに腰に付いたものだろうと孝治は思った。
紅く光っているボタンを押すと、そのクワガタのデータが現れた。

~データ解析~
カットクワガーモン
世代:成熟期
種族:昆虫型
属性:ウィルス種
詳細:青いクワガーモンの姿をしたデジモン。頭の鋏はどんなに硬いものでも両断する切れ味と威力を持っている。その鋏を飛ばすことも可能だ。背中の翼は高速で移動するためのもので、飛行するためのものではないため、とても薄く出来ている。
必殺技:カットシザー、ホーミングカット

「カットクワガーモン?」
そのカットクワガーモンというデジモンが鋭い爪を立ててこちらに攻撃してきた。
「ん?」
孝治は全く動じず、タマゴを抱えながらその攻撃を避けた。
「ほぅ…面白そうだな!」
それどころか孝治は、面白がっている。
孝治はカットクワガーモンのその手を蹴った。
しかし、昆虫特有の甲殻で、全くダメージは無かった。
「ほぅ…流石虫の化け物…虫特有の甲殻はあるみたいだな…」
『カットシザー!!』
カットクワガーモンは頭の鋏で攻撃してきた。
「あの切れ味…相当なものだな…」
孝治はカットクワガーモンの行動の一瞬でその攻撃の威力を見極めた。
そして、最小限の動きでその攻撃を避けた。
「ギャァァァァァァァァァァ!!」
カットクワガーモンはいい加減イライラしてきたらしく、叫び声を上げた。
「弱い奴ほど吠えたがるって奴か?」
『ホーミングカット!!』
カットクワガーモンの頭の鋏が孝治に向けて発射された。
「何ぃ!?」
孝治は距離をとった。
「どうせ遠くまで来れないだろう?」
孝治はそう言って、奥へと逃げていった。
しかし、どんなに逃げても鋏は追ってくる。
「クッ!!しつこい!!」
孝治は逆に、向かってくる鋏に突っ込んだ。
鋏が空を切った瞬間に孝治は鋏の上へと飛び、踵落しを食らわせた。
その鋏はもとのカットクワガーモンの頭に戻った。
しかし、カットクワガーモンはすぐそこまで来ていた。
『カットシザー!!』
孝治は距離をとって避けるが、高く聳え立つ崖がその先にあり、孝治はこれ以上逃げられなかった。
「チッ!ゲームもここまでか…」
流石に孝治はどう対処したらいいか分からなかった。
『カットシザー!!』
カットクワガーモンの鋏が迫ってくる。
そのとき、突然孝治の抱えていたタマゴが光を放ち始めたのだ。
「こ、これは…」
そして、そのタマゴは黒い生き物に変わった。