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「ドルハザーモンが過去に暴れていた理由が分かった」
バルバモンのパートナーの老人が言った。
「本当か?バルバモン」
ベルフェモンがバルバモンに聞いた。
「無論本当だ。しかし、意外なものだったなぁ…」
「確かに…」
「もったいぶらずに教えろよ!!」
雄治が待ちきれない様子で言った。
「てめぇら…この俺を無視して話してんじゃねぇ!!『デストロイフレイム!!』」
クロノコアが激怒して、破滅の炎を放った。
4体はパートナーを連れて、避けた。

                Evolve76『明かされるドルハザーモンの思い
                                      パートナーとの絆』

「で、その理由って何だよ!」
雄治がベルフェモンが動いてる中、バルバモンのパートナーに言った。
「ドルハザーモンはパートナーを探すために暴れていたのだ」
「パートナーを探すために?」
疾風の腕の中で蹲っているルナモンが聞き返した。
「そう…。ドルハザーモンは自分だけがパートナーのいないということに孤独を感じてその孤独が暴走に繋がってしまったのだろう…」
「なるほど…ドルハザーモンのような凶暴な姿をしたデジモンが普通に歩いて見つけることも出来るわけない。ドルハザーモンにはこの方法でしか見つけられなかったわけか…」
「そして、その結果…封印されることになってしまった…」
疾風の言った後に雄治が付け足していった。
「ご主人様…ドルハザーモン…なんとかしてあげられないのですか?」
「俺だって…やりたいとは思う!けど、何が出来るって言うんだ…。パートナーを連れてくるって言ったってこんな広い世界を飛び回るのは…!」
疾風は言葉を言い掛けると、先ほど助けた少女のことを思い出した。
「そうだ…あの子…ひょっとしたら…!!」
「疾風?」
「すまない、優里香。彼等の援護を頼む!」
疾風が優里香にそういうとデュナスモンは一目散に飛んでいった。
「あ、ちょっと!!」
「優里香!来てる!!」
「あんもぅ!!『カードスキャン!―ホーリーアロー!』」
ロードナイトモンはパイルバンカーから迫り来る炎に向かって聖なる矢を放った。
「この世界を左右する力を持つこの俺に対して無視するとは…よほど早く死にたいらしいなぁ!!『バニシングデストロイヤー!!』」
ドルハザーモンは電撃を帯びた炎を吐き、3体に攻撃した。
『ランプランツス・ネオ!!』
『パンデモニウムロスト!!』
『アージェントパルス!!』
3体の攻撃の壁でドルハザーモンの攻撃は防ぐことが出来た。
しかし、それでもやっとだった。
「雑魚どもが…この俺様を!!」

一方の疾風、デュナスモン、ルナモンの3名は…。
「…一体何処に…」
「ドルハザーモンをかなり気に掛けていたから、そう遠くまで行ってない筈だ…ん?」
疾風がそういいながら見回していると例の少女が瓦礫の陰に隠れていた。
「ここにいたのか…」
少女は振り返った。
「お願い…私をあのデジモンのところに!!」
「分かってる。そのために君を探してたんだ」
そして疾風はその少女を連れてもとの戦場へ戻っていった。

一方戦闘中の彼等は…。
『デストロイサンダー!!』
ドルハザーモンの頭部の角が電撃を帯びて、空から落雷がベルフェモン、ロードナイトモン、バルバモンを襲う。
「クッ!この雷…規則的でないが故に避けにくい…!」
ベルフェモンがギリギリで避けながら言った。
そのとき、ロードナイトモンの真上から雷が…。
「ロードナイトモン!!上!!」
「クッ!!まずい!避けられない…!!」
『グロリアスバースト!!』
『フルムーンブラスター!!』
『フォービドゥンテンプテーション!!』
『天之尾羽張!!』
3色の攻撃と漆黒の雷がロードナイトモンと優里香を救った。
「ロードナイトモン、大丈夫か?」
スレイプモンがロードナイトモンに声を掛けた。
「すまない。有難う」
そう…DATSとドゥフトモンが来たのだ。
「あれが…ドルハザーモンとかいう奴か?」
犬飼がドルハザーモンを見て言った。
「どうやら、そのようだな。しかし、立っているだけでこれほどまでにパワーが溢れ出ている奴は始めてた…」
ドゥフトモンがドルハザーモンを見て、一瞬焦ったが冷静になっていった。
『ディバインアトーンメント!!』
ドルハザーモンが翼を大きく広げて、その翼に7つの紋章が描かれ、その紋章から光が放たれた。
『デストロイ・オブ・ダークネス!!』
ベルフェモンは両手で暗黒のエネルギーを溜めて、その暗黒のエネルギーを衝撃波にして放った。
『パンデモニウムカタストロフ!!』
バルバモンは杖からパンデモニウムロストよりも強力な魔術を放った。
しかし、それでもドルハザーモンのディバインアトーンメントには押されてしまう。
「くそぅ!!このままじゃ…!!」
「何だ…苦戦しているのか?雄治…手を貸してやろうか?」
雄治が後ろを振り向くと余裕の表情を浮かべる五十嵐の姿と、そのほかの七大魔王のパートナーの姿があった。
「五十嵐…皆…!」
『カオスフレア!!』
『ファントムウィンドウ!!』
『クラッシュロスト!!』
『ヴォルケーノインフェルノ!!』
『パーガトリアルフレイム!!』
5つの攻撃がディバインアトーンメントとぶつかり合った。
そして、ドルハザーモンの攻撃は5つの攻撃が加わって初めて押された。
「クッ!馬鹿な…ドルハザーモンが押されてるだと!?」
そして、ディバインアトーンメントは消えて、七大魔王の技はドルハザーモンに直撃した。
「グウォォォオオッ!!」
ドルハザーモンは少し仰け反った。
「ドルハザーモン!!」
突然、正面から少女の声がした。
ドルハザーモンはクロノコアの意識でなく、自分の意思でその少女を見た。
「ドルハザーモン…」
「ケッ!さっきの奴か…」

デュナスモンがロードナイトモンの近くに来た。
「待たせたな優里香」
「ホントに待ったわよ!」
優里香が疾風に怒った口調で言った。

少女はドルハザーモンの名前を叫び続けている。
「こんな奴…滅ぼしてしまえば終わりだ!『バニシング…』」
「(・・・メ・・・・ロ・・・)」
突然、クロノコアに誰かが話しかけてきた。
「ッ!?この声は…てめぇは誰なんだ!!」
「(コイ・・・・・ダ・・・ナ・・・・)」
その声はだんだん大きくなってくる。
「何を…!!」
「(コイツニテヲダスナ!!)」
「グゥッ!!なんだ…これは…」
突然光がクロノコアを襲った。
クロノコアは気が付けばドルハザーモンの外にいた。
「もう逃げられないぞ…クロノコア…」
クロノコアは七大魔王に囲まれた。
「なッ!!…ちょ…待て…」
「もう許さん!!」
「よくも童に対して舐めた真似を!!」
「海を汚した罪…しっかり償ってもらう!!」
「魔王を馬鹿にした罪も…」
「お主のしたことは、何かをして消えるようなものではない。それなりの覚悟はあるのだろうな?」
ベルフェモン以外の魔王がそれぞれクロノコアに言った。
「貴様はやりすぎたのだ…。そして、貴様を許さんと思うのは我等七大魔王だけではない」
ベルフェモンのこの言葉を聞くとクロノコアは辺りを見回した。
怒りの表情でこちらを見ている人間たち、ロイヤルナイツ、そしてドルハザーモンとそのパートナー。
「ここにいる者だけではない。YMIRも同じだ」
何故かクロノコアには七大魔王の他にもYMIRのデジモンにも囲まれたような気がした。
「俺は…俺はまだ死ぬわけには行かないんだぁ!!うわぁぁぁぁぁぁ!!」
クロノコアは上空に飛び去ってしまった。

そしてクロノコアは、宇宙に漂っていた地球破壊用サテライトに乗り込んだ。
「こうなれば世界の前にこの地球を滅ぼしてくれるわ!!」
サテライトはパワーを溜め始めた。