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暗黒と地獄の剣を持ったベルフェモンのスピードはクロノモン以上のスピードで追いついた。
「待て!クロノモン!!」
雄治が叫んだ。
クロノモンは背後のベルフェモンの存在に気付いた。
「もう来たのか?ということは…」
クロノモンの脳裏にふと彼等の顔が浮かんでくる。
しかし、クロノモンはその後スピードを上げ、どこかへと向かった。
無論、ベルフェモンと雄治はそれを逃さないように追うまでだ。

        Evolve70『火竜!
                ディアブレズモン降臨!』

そして、クロノモンを追ってるうちに辿り着いた場所は、地図に無い緑が生茂っている森丘だった。
「これも…太古の扉が開かれたことにより出現した場所なのか…?」
「恐らく…そういった場所は正確には過去にあった場所が復活したということになるな…」
ベルフェモンは推測を語った。
「なるほどねぇ…。この場所はとてもそんな場所には見えないけど…」
雄治は納得したようだが、まだ半分信じられないようだ。
クロノモンは、その森丘のとある洞窟のようなところに降りた。
「ベルフェモン、降りたぞ」
「分かっている…」
雄治がベルフェモンに静かに言った。
そして、クロノモンと同じ場所に下りた。
真下にはクロノモンが誰かの帰りを待つような態度で静かに待っていた。
しかし、そんなクロノモンをお構いなしにベルフェモンは爪で攻撃した。
クロノモンは軽々とその攻撃を避けた。
「御前たちか…」
「クロノモン!ドルハザーモンは復活させない!」
雄治が威勢良く言った。
「口だけなら何とでも言えるな。たが、実力はどうかな?」
クロノモンは一瞬でベルフェモンの目の前に動いた。
「その程度の速さ!!」
ベルフェモンはクロノモンの動きを見切り、暗黒と地獄の剣でクロノモンの蹴りを防いだ。
「ほぅ…実力もそこそこか…」
クロノモンは距離をとった。
クロノモンは距離をとった後、足元に誰かの雛がいることに気付いた。
「フッ…厄介な…そうやって宝玉を受け継がせようとしても無駄だ…」
クロノモンは片手を真上に掲げた。
「ッ!?まずい!『ランプランツス・ネオ!!』」
その雛に気付いたベルフェモンは少し焦り気味でクロノモンに攻撃した。
青い炎はクロノモンに直撃した。
クロノモンは一旦その場から離れ、ベルフェモンの後ろの方向にジャンプして移動した。
「その剣におかげで威力も僕の体力を少し削るほどになったみたいだね…。でも、まだデストロイモードを使うわけには行かない」
「別に使わなくても構わぬ…。そのまま死んで後悔するのは貴様なのだから…」
ベルフェモンは他人事のように言った。
「僕がそこまで馬鹿なデジモンだと思う?デストロイモードになるまでも無く、君に勝てる自身があるからそういう行動に出るまでだよ」
そんな口論(?)を述べていると上から翼を羽ばたかせる音がした。
大きな翼を持った緑色のワイバーンの姿をしたデジモンが巣穴に戻ってきたのだ。
「戻ってきたみたいだね…ディアブレスモン…」
クロノモンはその緑色のワイバーンの姿をしたデジモンにそう言った。

~データ解析~
ディアブレスモン
世代:究極体
種族:雌火龍型
属性:データ種
必殺技:トライデントブラスト、サマーソルト

「貴方は…!!」
ディアブレスモンがクロノモンを見て毛を逆立たせた。
「宝玉を持ってるのはどっちだ?」
「どっちかって…どういうことだよ!」
雄治がクロノモンに聞いた。
「火の宝玉を持つ火龍はどちらかに定められているんだよ…。雌火龍ディアブレスモンか雄の火龍ディアブレズモンのどちらか…」
「貴方に火の宝玉は渡さない!『トライデントブラスト!!』」
ディアブレスモンは口から火炎弾を3つはなった。
しかし、クロノモンは瞬歩のような速さでそれを全て避けた。
「僕に逆らうのか…『フェザーブレード!!』」
クロノモンは白く巨大な羽を持つとそれは剣のように鋭くなった。
クロノモンはディアブレスモンに切りかかった。
『サマーソルト!!』
ディアブレスモンは一歩後ろに下がると逆上がりするかのように尻尾でアッパー攻撃を繰り出した。
クロノモンはギリギリそれを避けた。
「危ない危ない…あの棘には猛毒があるんだったな…。だが…『フェザーショット!!』」
クロノモンは今度は別の羽を飛ばしてディアブレスモンに攻撃した。
しかし、ベルフェモンは剣でディアブレスモンを庇った。
「行け!早く逃げるんだ!」
「貴方たちは…」
「我は魔王・ベルフェモン。現在は我がパートナーの為にこの世界を守護するものとなっている」
「早く!!」
「分かりました。有難うございます」
ディアブレスモンはそれだけ言うと飛んでその場を去ろうとした。
子どもたちもその後についていった。
「逃がさん!『アポカリプス!!』」
クロノモンは雷を落としてディアブレスモンとその子どもに攻撃した。
その雷は直撃してしまった。
「キャァァァァァ!!!」
ディアブレスモンは子どもたち諸共落ちてきた。
「あッ!!」
地面に落ちると雄治はすぐにディアブレスモンのところへ駆け寄った。
「ディアブレスモン…」
「ウッ!!…どうやら…もうあの…悪魔から逃げることは…出来ない…みたい…ね…」
ディアブレスモンはその一言だけを残して消えた。
子どもたちも消えた。
ディアブレスモンが消えた後には何も残らなかった。
「チッ!持っていたのは雄の方か…」
「クロノモン…貴様ぁ!!」
雄治の心には憎悪と憤怒の感情しかなかった。
「ん?」
クロノモンは後ろの方を振り向くと、赤いワイバーンの姿をしたデジモンが後ろからクロノモンに空襲を仕掛けてきた。
『メテオポイズンクロー!!』
クロノモンは紙一重で避けた。
「今のは危なかったな…ディアブレズモン」

~データ解析~
ディアブレズモン
世代:究極体
種族:火龍型
属性:ワクチン種
所属:四大古龍
必殺技:クラッシュブラスト、メテオポイズンクロー

『スラッシュ・オブ・ファントム!!』
クロノモンは背中でベルフェモンの剣の攻撃を受け止めた。
「何!?」
「今…君に構ってる余裕は無い…『ホーリーフレア!!』」
クロノモンの周囲に聖なるオーラが放たれた。
『ガイアフォース!!』
クロノモンがウォーグレイモンよりも巨大なガイアフォースをディアブレズモンに放った。
『クラッシュブラスト!!』
ディアブレズモンは怒りのままに攻撃したがその攻撃には全く歯が立たず、ガイアフォースを直撃してしまい消えた。
「ディアブレズモン!!」
雄治が叫ぶがその後には宝玉以外何も残ってなかった。
クロノモンはその宝玉を持つとすぐに次の場所へと飛んでいった。
「ベルフェモン!!クロノモンを追うぞ!!」
「無論!!」
ベルフェモンは雄治を掴んですぐにクロノモンの後を追った。
その後、森丘は消えてなくなったのだった。