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『デストロイ・オブ・ダークネス!!』
ベルフェモンは暗黒の球を放ち、それはホーリードラモンに直撃した。
炸裂した魔弾の中から現れたのはブレイブシールドで防いでいたウォーグレイモンの姿だった。
「盾で防いだか…」

          Evolve69『パートナーを取り戻せ!
                        ロードナイトモンの執念!』

「まさか、あの攻撃を防ぐなんて思わなかった…」
ウォーグレイモンがウォーブラスターを防いだときのベルフェモンに少し感心した。
「我は魔王ベルフェモン!闇の中での戦いは得意なのでな…」
そのとき、遺跡の入り口の方から白い光が出てきた。
よくみるとそれはクロノモンだった。
「クロノモン!」
『ガイアフォース!!』
『ホーリーフレイム!!』
ベルフェモンは追いかけようと後を追おうとしたが、ウォーグレイモンとホーリードラモンが攻撃して足止めをした。
「御前の相手は俺たちだ!」
「まさか、私たちを無視するなんてことは無いでしょうね?」
「…クロノモンは…何処へ行ったんだ?」
ベルフェモンは苛立つ気持ちを抑えて冷静に聞いた。
「クロノモンは覇竜を復活させるために必要な宝玉を集めに行った」
「宝玉?」
ベルフェモンは聞き返した。
「四大古龍を倒すことで入手することが出来る宝玉よ。風、邪、火、雷の4つの宝玉を超古代の扉に嵌め込めることでドルハザーモンが復活するのよ」
ホーリードラモンが続いて解説した。
「そうか…」
ベルフェモンは納得した。
「これから先、御前は俺たちに攻撃を当てることが出来るだろうか?」
ウォーグレイモンはそういうとホーリードラモンと共に闇の中に消えた。
いや、島を覆っていた邪悪な霧が内側に流れ込んできたのだ。
「いくら魔王の役割をしていなくとも…ここまで嘲るとは……」
ベルフェモンは心の底から憎悪と憤怒が湧き上がってきた。
『カードスキャン!―暗黒と地獄の剣!』
ベルフェモンは邪悪なオーラを纏った剣を持った。
「そこか!!」
ベルフェモンは剣の影響で強化されたスピードでウォーグレイモンらしき影を追った。
しかし、そこに剣を振ると誰もいなかった。
「何!?」
「俺はここにいるぞ…『ガイアフォース!!』」
後ろからウォーグレイモンの攻撃がベルフェモンの背中に当たった。
「グゥッ!」
ベルフェモンが後ろを振り向くと今度はホーリードラモンらしき影を見た。
そして、ベルフェモンはその影を追い、剣を振り下ろすがそこにホーリードラモンの姿は無い。
「何処を見てるの?私はここよ『ホーリーフレイム!!』」
ホーリードラモンの攻撃がガイアフォースが直撃した場所と同じところに当たった。
「グッ!…何処に…」
『ドラモンキラー!!』
『シューティングスタークロー!!』
ウォーグレイモンは華麗に素早くベルフェモンをドラモンキラーで切り刻み、ホーリードラモンは流星の如く速さでベルフェモンを引掻いた。
ベルフェモンは敵の動きに翻弄され、攻撃を受け続けた。
「グアァァァァァァッ!!」
「ベルフェモン!!」
ベルフェモンの叫び声が耳に入ってきた雄治はすぐに回復のカードをスキャンした。
『カードスキャン!―ダークリカバリー!』
ベルフェモンはダークエリアから闇を吸収し、回復した。
しかし、ダークリカバリーの回復速度よりもウォーグレイモンとホーリードラモンのベルフェモンを傷つけるスピードの方が速かった。
「どうすれば…!!」
と、そのとき…。
『スパイラルマスカレード!!』
ロードナイトモンが現れ、瞬時にウォーグレイモンとホーリードラモンを切り刻んだ。
2体は攻撃を中断した。
島の領域に入ってきた邪悪な霧も島の周囲で渦巻いている霧に戻っていった。
「ロードナイトモン…」
「ボロボロだな…ベルフェモン」
デュナスモンが疾風を乗せて、ゆっくりと降りてきた。
「デュナスモン…」
「ここは我々に任せろ…」
ロードナイトモンからものすごい殺気感じ取ったベルフェモンは抵抗すると危険だと思い、ロードナイトモンの意のままに任せた。
「ベルフェモン!雄治!御前たちはクロノモンを追え!!」
疾風がベルフェモンと雄治に指示を出した。
「分かった!行くぞ!ベルフェモン!!」
ベルフェモンはすぐに雄治を掴んでクロノモンを追った。
「逃がすか!!」
ウォーグレイモンとホーリードラモンがベルフェモンを足止めしようとするがロードナイトモンがそれを阻止した。
「御前たちの相手は我々だ!!」
「邪魔をするな!!『グレートトルネード!!』」
ウォーグレイモンが回転して突進してきた。
『スパイラルマスカレード!!』
ロードナイトモンはその回転に合わせてウォーグレイモンの周囲を回り、斬りつけた。
「グアァァァァァァッ!!」
ウォーグレイモンの鎧には深い傷が出来た。
「ウォーグレイモン!!よくも…ウォーグレイモンを…私の大切な人を!!『シューティングスタークロー!!』」
ホーリードラモンは青白い光をまとって爪を前に出し、ロードナイトモンに突進した。
『アージェントフィアー!!』
ロードナイトモンはパイルバンカーで突進してくるホーリードラモンを返り討ちにした。
「ウアァァァァッ!!」
ホーリードラモンはそのまま後ろへ飛ばされた。
「まだ終わらん!」
ロードナイトモンは魔王ルーチェモンが使う瞬歩並みの速さでホーリードラモンに接近し追い討ちをかけた。
『スパイラルマスカレード!!』
「ウアァッ!!」
ホーリードラモンは更に切り刻まれた。
「ホーリードラモン!!」
ウォーグレイモンは必死で起き上がった。
『ガイア……』
ウォーグレイモンが莫大な力を宿したガイアフォースを放とうとしたとき…。
『アージェントフィアー!!』
ホーリードラモンがロードナイトモンに飛ばされて、ウォーグレイモンと激突した。
ウォーグレイモンがためていたガイアフォースは消滅した。
そして、彼等は地面に落ちた。
「クッ!」
ウォーグレイモンとホーリードラモンが起き上がろうとしたとき、ロードナイトモンが目の前に現れた。
「優里香を…何処にやった?」
ロードナイトモンの声には憎しみが篭っていた。
しかも、そこらへんの憎しみとも憤怒の魔王であるデーモンとは桁違いの憎しみの量だった。
「遺跡の…鉄格子の中にいるわ…」
ホーリードラモンが答えた。
ロードナイトモンはパイルバンカーを向けた。
『ロードインパルス!!』
パイルバンカーから光の波動が放たれた。
そして、ウォーグレイモンとホーリードラモンは大きな光に飲まれて消えた。
「さて、優里香を探すか…」
「俺たちは敵の援軍が来ないようにここを守っている」
デュナスモンと疾風は待つことにした。
そしてこの後、ロードナイトモンは無事優里香を助け出すことに成功するのだった。