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第四章第10話「希望」

啓人たちはまだ戦っていた。

デュークモン「はああああっ!クリムゾンヴァディス!」
カオスデュークモン「ハイパーアクティブウイング」
お互いに向けて、無数の刃が飛び掛る。だが、二つの刃は
お互いを取り囲み、動きを封じただけだった。
だがそこで指一本でも動かせば、切り刻まれるということを二対は認識していた。
そのまま両者はにらみ合っていた。
一方―
アルファモンも、お互いに刃をぶつけ合っていた。もはやその空間は歪み、原形をとどめていなかった。
アルファモン「王龍槍、竜神波!」
雷の様な真空刃がカオスアルファモンに迫る。
カオスアルファモン「ふん!こんなもの!」
バキィィィィィィンン!!普通のデジモンなら防ぐまもなく倒されるほどの速さの技を見切り、その上背中に生えたデクスモンの腕で弾いた。
カオスアルファモン「今度はこちらから行くぞ!デクスインパルス!」
竜神波と同じか、それ以上の波動がアルファモンに迫った。
アルファモン「くっ!」
アルファモンは王龍剣でその波動を切り裂いて何とか防ぎきった。
そして、また剣を打ち合わせて戦うこう着状態へと移った。

スサノオモン「天照!」
日本刀「暁」から巨大な火の玉が放たれた。
カオススサノオモン「紫光羽々斬」(しこうのはばきり)
カオススサノオモンはこともなげに灼熱の火の玉を切り飛ばした。
だが、それは陽動だった。斬り飛ばしたその隙に、スサノオモンに突っ込んだ。
スサノオモン「月夢!暁!ジョグレス!草薙剣!」
カオススサノオモン「何!」
スサノオモン「いっけえーーーー!!!天照時送」
だが、カオススサノオモンの手に、闇の剣が握られる。
カオススサノオモン「やれると思うたか!」
スサノオモンの一撃を受け止める。
そのままかオススサノオモンはすべての力を闇の剣に込める。
カオスアルファモン「サタンカオスブレード!」
だがスサノオモンはかまわずそのまま突っ込んだ。
スサノオモン「これで・・・終わりだぁぁぁぁ!!!」
カオススサノモンの剣を貫き、さらに胸部も貫いた。そのまま時の力を解放して時を送る。
そしてカオススサノオモン「グオォォオオオオ!!終わらぬ!まだ終わらぬぞ!貴様を道ずれにしてやる!」
スサノオモン「させるか!希望がある限り、俺は、俺たちは、前に進む!!!月読!!!」
カオススサノオモンそのものを結界に閉じ込める。
だが、その爆風で最後のつぶやきは聞こえなかった。
カオススサノオモン「これで、終わったと思うなよ・・・」
そして、カオススサノオモンだったものは元のクリスタルに戻る。そして、それもやがて砕け散り、上へと昇っていった。
そして、オメガモン―
オメガモン「ソニックガルルキャノン!」
カオスオメガモン「カオスオメガキャノン!」
相殺する。さっきからずっとこの調子だ。
カオスオメガモン「貴様に生きるすべは無い!消えうせろ!カオスオメガキャノン!」
それが直撃する。更にグレイソードで切り裂かれ、バランスを大きく崩した。
オメガモン「ぐうっ!」
カオスオメガモン「終わりだ!」
もうだめか―そう思ったとき、仲間の顔が浮かんだ。そうだ。俺たちは二人だけじゃない。希望がある。希望があるなら―
オメガモン「こんな所で、負けられない!」
オメガモンはカオスオメガモンの剣をかろうじて避けた。
その後すぐに
オメガモン「オメガクロニクルセイバァァァァ!!!」
カオスオメガモン「カオスオメガセイバーーー!!!」
オメガモン「ウオォォォォォ!!!」
カオスオメガモン「ハアアアアアア!!!」
オメガモン「俺たちは・・・こんな所で、負けられないんだぁぁぁ!!!」
カオスオメガモンの剣に亀裂が走り、折れ飛んだ。
カオスオメガモン「バ、ばかなっ!」
そのままオメガモンの刃はカオスオメガモンを貫いた。
カオスオメガモン「グワァァァァァァァァ!!!」
カオスオメガモンは地に落ち、斃れた。
そして、呻くようにオメガモンに問うた。
カオスオメガモン「な、なぜだ・・・」
オメガモンは小さく、だがはっきりと言った。
オメガモン「それは仲間がいるから―希望が、あるからだ」
カオスオメガモン「ゴフッ、そうか、それに俺は、負けたのか・・・さらばだ、本物のオメガモンよ・・・だが、まだ終わらない・・・」
そういうと、カオスオメガモンは、元のクリスタルへも戻った。それもカオススサノオモン同様、オメガモンのクリスタルも砕け、昇天した。

―カオスロード―(そういえば久々の登場だな。)

カオスロード「そうか、カオスオメガモンとカオススサノオモンが斃れたか・・・だが、まだ終わらない・・・」
カオスロードは不敵な笑みを浮かべると、闇に消えた・・・

続く