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第四章第二話「復讐」

リアルワールドがデジモンの襲撃により崩壊した。
そして・・・

その映像は、生き残った人々がデジタルワールドへ向かうところで終わっていた。
子供たちを包んでいたモニターの球体がゆっくりと離れた。
太一「馬鹿な・・・なぜ、こんな・・・」
子供たちとそのパートナーは、呆然としていた。
大輔「なんで、ここまでひどいことを・・・」
カオスロード「ひどい?これがひどいことなんだ?こんなもの、僕たちが受けたことに比べたら、まだ生ぬるい!」
ユージ「なんだと!」
カオスロード「そうか、知らないのか・・・なら教えてあげよう・・・」
            ・
            ・
まだその時代には善悪は存在しなかった。
      • それは、カオスロードの回想だった。
××それは、まだ人間界が中世の時代だったころ・・・××

―そう、その時代からすでにデジタルワールドは存在していた・・・

カオスロード(幼年時代)(以下カオス)「今日から人間の世界に行くんだろ?」
エンジェモン「ああ、そうだよ、カオス。」
ボアモン「早く行こうぜ!」
コロモン「みんな、どこに行くのー?」
ワーガルルモン「人間界と協力し合おうって相談に行くんだよ。」
そこにはカオスをはじめ獣人、獣、竜、天使、戦士、アンデッドなど、各種族のデジモンが存在していた。
エンジェモン「さあ、みんな、行こう!」
彼らは希望を胸に、人間界にたどり着いた。
だが、それは惨劇の始まりだった。
各国へと散らばったデジモンたちに人間はいかにも協力しようとしていた。だが、それらのほとんどは上辺だけのものだった。
人間A「ははははは!こいつはいいや!こいつら、ちっとも抵抗しないぜ!」
そう、人間たちはデジモンたちを捕らえ、殺し、道具のように使い、見世物にした。
人間B 「おらおら、さっさと歩け!」
プレイリモン「このーーー!」
人間B「ぎゃあああああ!」
我慢の限界に達したデジモンたちは反撃を始めた。
しかし、人間の数にデジモンたちをはるかに上回っていた。
人間C「化物め!死ね!」
ワーガルルモン「わあああ!」
また一人、また一人と斃れ、残ったのはわずかなデジモンだけだった。
無論、天使や神人形のデジモンを崇め、敬うものもいた。
だがそれも、自分の権力のためだけだった。
のこったデジモンも化物として殺された。
カオスは、その光景を目の当たりにし、人間に激しい憎悪を覚えたのだ。当のカオスも、命からがら逃げ延び、デジタルゲート発見してデジタルワールドへと帰った。
      • それが事の顛末だった。

カオスロード「・・・これでも、人間は悪くないといえるのか?今の世界だってデジモンは危険だといって殺す人間がいる。それでもか?」

その問いは、子供たちとデジモンたちの耳に、いつまでも響いていた・・・・

続く