「DIGIMON BLOODY EVOLUTIONS16th moment」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

DIGIMON BLOODY EVOLUTIONS16th moment」(2007/06/14 (木) 16:55:53) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

16th moment ~真相~ ~あらすじ~ 友人と肝試しに行った龍也(PD/ドルモン)は、幽霊に遭遇する。 えりか(PD/レナモン)と再会し、デジモンが関与していると聞かされた龍也は、彼女とともに調査を開始する。 幽霊の正体を見破り、バケモン・ソウルモンと遭遇した龍也たちはデジモンたちを進化させ応戦。ボス・ウィザーモンをキュウビモンが撃破し、事件は解決したと思われたが・・・。 「きゃ~~!!」 兵隊の幽霊が龍也たちの後ろに立っていた。今度こそ本物なのか。 「・・・・・はあ、はあ、はあ・・。うそ。うそよ、本物だなんて・・・」 えりか、息を切らしながら言う。 「・・・・想定外だ。デジモンの気配はしない。」レナモンが冷静に言った。 「じゃあ、本当に・・・。」「ゆうれええいい????!」 「レナモン!こ、こういうのおまえの得意分野だろ!?」と、龍也。 「む・・・私は人間は専門外だ」 「もう・・・・いや!!」「!!」えりかがこう言うと、みな静かになった。 「ここから脱出しましょう!!」 墓地から出ることにする・・・。 出口を探し、しばらく歩く。 ボーーーーーー 兵隊の霊が再び現れた!! 「また出た!!」「うわああああ!!」「くっ!」「いやっ・・・!」 逃げようとするが・・・ 「きゃ!」えりかが転んでしまう。 「えりか!!」 幽霊が、見上げて顔が見えるとこまで迫った。 「きゃあああああ!!・・・・」しかし何もしない。 ツィィィィィン!!! ・・・・・と、目の前が急に真っ白になった。 頭の中に情報や映像がながれこんでくる。 爆音や人の泣き叫ぶ声、空襲が来たときのサイレンの音・・・。すべてが鮮明で強烈だった。とても息苦しかった。早く終わって欲しかった。彼は悟った・・・・・・これは戦争だ!! (あれ・・・?女の人と・・・・・・兵隊?) と、そのかわりに二人の男女が見えた。 “絶対に帰ってくる。” “絶対に・・・・ですよ。” 場面は変わる。・・・・またあの男だった。 戦局が悪かったのか。彼と彼の隣にいた兵隊は、敵軍に囲まれていた。 “やめろ!死ぬぞ!!” “いや、オレはいく!!” そして彼はあるものを握り締めた。・・・お守りだ。彼女にもらったものだろうか。 “うおおおおおお!!!” ドカーーン!!! 爆撃が彼を襲う・・・。 そこで映像が終わった。いや、幻覚というべきか。 「・・・・・・・!!」 すると、兵隊の霊は消えていった 龍也は目をこすった。 あまりにも鮮烈だったので、息さえもできなかった。 「はあ・・・はあ・・・」 息を整える・・・。時間がたつにつれて分かってきた。 彼は、これを見せたかったのだ。 「みせてもらったよ、そういうことだったのか・・・。」 見覚えのある少年が現れた・・・海人だった。 「おまえ・・・・」「はじめまして・・・海人です。」 えりかにあいさつする。ここではじめて、この3人がそろった・・・。 なんと海人も、ひとりで調査をしていた。 「ラブラモンを連れてくる必要もなかったね。君たちが倒してくれたし・・・。でも驚いたよ。本当の幽霊もいたなんて。」 戦争が切り裂いたのだ。結局、彼は彼女の元に帰ってこなかった。この地で戦死したのだ。 しかし、彼はずっと信じた。彼女もずっと待っていた。 そして兵士の想いがこの場所に残り、成仏されずに、ずっとこの土地にいたのだ。 ・・・人の想いがデジモンを呼び寄せ、リアライズされることもある。 なんと、戦時中に死んだ兵士の霊が、その強い想いにより、デジモンたちを呼んだのだ。 後日、その霊は成仏された。 そのことは、彼女にも伝えられた。60年あまりのときを超えて。彼女は泣き崩れた。 今度こそ、事件は解決だ。 「でもオレ・・・わからないことがあるんだ。」 龍也が口を開いた。 「人の強い想いが影響するっていったけど、怨みならわかる。でもその・・・愛?っつ~ので、なんでデジモンたちは悪さをしたんだ・・・?」 「・・・・それはたぶん・・・彼らを狂暴にした何かがあるんだと思う、あるいは誰か。」 しばらく沈黙が続いたが、海人はやがてこう言った。 「へえ、それを解明するってか!」 「まあ、そういうことになるね」 「面白そうじゃねえか!」 「ああ、やろう!!」 ガシッ!!  お互い、手をしっかりと握った。 「君も・・・」 「勘違いしないでよね。」 「・・・・・・・・・」 「わたしたちは協力したわけじゃない。ただ倒すべき敵が同じだっただけ。いくよ、レナモン。」 「ああ・・・」 えりかたちは、去っていった。 「もう、素直じゃないな・・・・」 「あ・・・あいつら忘れてた」汗 数日後、墓前に花を供える龍也たちがいた。 「そろそろか・・・彼女も来たようだ。この沖縄に。」 「米軍の動きもあやしくなってきた・・・。そろそろ、会うべきだな。」 「彼らにもあかさなければならない・・・4つの血と8つの××、世界の異変を。」 16th moment end To be continued

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: