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なんだこんだで警備員に勝った大達 いよいよプロのカードバトラーの、木村友樹に会える しかし、また誰が行方を阻んでいるか分からない・・・・・ The 19th 「 ラストサムライ 」 ウィイイイン ガチャッ! ケーブルカーはサウスシティ前駅に着いたようだ 「やっと着いたわね!!」 「それじゃあ、早くサウスシティに行こう!!」 100mほど向こうにある門をくぐれば、そこはもうサウスシティである 「もうすぐだな!」 すると門の手前で武士のような人と普通の青年がバトルをしていた 「別にあんなのにかまってないで早く行きましょう!」 そう言って恵が門に入ろうとしたとき・・・・ シャキン!! バトルをしている武士のような人物が恵の首元に日本刀を突きつけてきた! 「えっ!?なになに!?」 すると、その武士は刀を近くにあった看板に向けた  「 この門くぐりたければ一万円置いていくべし、または拙者とDCBのバトルをして勝つべし! 」 「なによ、10000円って!?」 「拙者はこれで生活費を稼いでいるのだ、バトルをしないのなら一万円置いてゆけ!!」 「でも、バトルで勝てたら通してくれるんでしょ?」 翔太がのんきに言った そこへ大が口をはさむ 「いや、待て!こいつとバトルをするな!」 「どうしてなの?大君?」 「この男、よく見れば「宮元武蔵」だ!!」 「えっ?宮元武蔵って誰なの?」 「お前知らないのか?ラストサムライと呼ばれたやつのことを!」 「らすとさむらい?」 「やつが高校生の頃、剣道部とライフル部で校内争いが起こったという」 「やつ以外の剣道部員は、ライフル部の攻撃によって次々と倒れていった」 「残ったやつ1人は、たった一人でライフル部員に立ち向かい、木刀二本ですべてのライフル部員をのしたそうだ」 「へ~!そんなにすごいんだ!ってそれがどう関係あるの?」 「話の続きを良く聞け!」 「そのあと社会人になったやつは1人で渡米して、アメリカの大会で圧倒的な強さで優勝して、そのあとパッタリ消えてしまったらしいんだ!」 「1人で渡米して大会で優勝って、それじゃすごい人なんだ!!」 「ああそうだ、しかしなぜやつがこんなところでバトルをしているかは分からない」 そこへ武蔵の相手の青年が声をかける 「あの~、ちょっとバトルを続けてもらえませんか?」 「おお!すまんな!それではバトルを続けようではないか!」 「拙者のターンじゃ!!」 『進化プログラムカード「進化チップW」』 「コテモン!ワープ進化!!」 すると武蔵のコテモンの体のデータが変換されていき、足元の方から馬になっていく だんだん姿が変化し、黄金の鎧をまとい、下半身が馬と一体化した将軍が現れた そして空より舞い降りてきた2つの刀を握った!! 『『ザンバモン!!!』』 ザンバモン 究極体 AT?? DT?? 「行け!!ザンバモン!!」 ザンバモンは龍斬丸をゆっくりと構えた! 『『打首獄門!!!』』 ――――――そのあとの怒涛の攻撃を見て、翔太達は唖然としていた 「こんなの・・・・勝てるわけ無い・・・・!!!!」 「なんなの・・・これ・・・・・!!!」 「強すぎる・・・・!!!」 大までもが武蔵のバトルに恐れをなしていた!! 武蔵とバトルをしていた青年は恐ろしさのあまり、気絶をしてしまった 「はっはっは!!また勝ったわい!!」 あいからわず武蔵は馬鹿笑いをしている 「どうする?あんなの勝てるわけ無いし、バトルしないんなら10000円置いてかないといけないし・・・・」 「どうにかして、あの門をくぐる方法は無いかな?」 さて、突然現れた強敵、宮元武蔵!! 彼のバトルを見て翔太達は一瞬で戦意を喪失してしまった 翔太達はサウスシティの門に入ることが出来るのか!? 次回 「 武蔵の弱点 」

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