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あらすじ ついに黒幕・エリック=アレクサンドロスのもとに辿り着いた龍也たち。 そこで、ついに目的が明かされる。 それは、デジモンと米軍の力を利用した楽園の創造だった。支配である。 それを阻止すべく、立ち向かっていく。 と、それぞれの前に完全体デジモンが現れた。 ライズグレイモン(黒) メタルグレイモンに似た、サイボーグ型デジモン。 体の半分が機械化され、翼までもがビーム砲を搭載、左腕は自分の体ほどある巨大なリボルバー(砲身)になっていて、その攻撃の威力は核弾頭一発分に匹敵する。 クロンデジゾイド製の銃身とその巨大な体の割に、軽々と大空を飛翔し、戦う。 技はリボルバーから放たれる「トライデントリボルバー」他 メタルファントモン 全身を機械化した死神の姿をした、サイボーグ型デジモン。 スタンドラモン(オリジナル) 銀色に輝く竜(蛇形)の姿をしたマシーン型デジモン。 電気タンクを背負っており、そこからおよそ1600万ボルトの電撃をスタンガンの形をした手へと送り込み、放つ(「スタンブラスト」)。 37th moment ~機竜~ ライズグレイモンは一瞬にしてメタル(M)ドルグレモンに迫り、腕の砲身を叩きつける。 Mドルグレモンは翼で身体を覆って防ぐ。 キュインッ!! 相手は続いて二度、三度と砲身で攻撃する、それを受け流す。 「アルケミーレイン!!」 少しはなれ、鋼の翼から無数の針を錬成し飛ばす。 しかし相手は身体中を使って衝撃を起こし、それらを吹き飛ばす。 「くっ・・・!!」 と、再び急接近して砲身を向ける。「・・・・!!」 バーーーーーン!!! 砲弾をすれすれでよけるMドルグレモン。そしてすかさず翼で攻撃する。 相手はよけて、砲身ではない右腕で攻撃。 Mドルグレモンもよけ、攻撃を続ける。互いに譲らず、それを繰り返す。 と、相手は砲身を大きく振り上げ、すばやく振り下ろす!! それと同時に、Mドルグレモン全身全霊をかけ突進する。 ギャイイイイイイン!! 距離が離れ、対峙する。 「・・・・・・・!!」 機械の死神は持っている大鎌をカヤクモンに振る。濃い紫色の斬撃が飛ぶ。 カヤクモンは飛んでよける。 そしてどこからかダイナマイトを相手に落とす。 ボオオオーーーーーーン!!!モクモクモク・・・・ 8本のダイナマイトがすべて爆発し、煙が立つ。 ・・・しかし!!カヤクモンの後ろにまわっていた。 「・・・・・・・!!」 キュイン!! 死神の斬撃が再び彼女を襲うが、すかさず隠し持っていた刀で弾く。 ドバーーーン!! ティーダドラモンのソーラーデストロイヤーとスタンドラモンが放出した電気が相殺しあ う。 「その手に気を付けろ!」海人が指示する。 「わかってる!・・・・・はっ!!!!」 爪でパンチを繰り出す。相手もスタンガンの手で攻撃する。 バッ!! クロスカウンターのようになるがティーダドラモンはすれすれで感電を免れた。 「危なっ・・・」 お互いに尻尾で打ち合う!! スタンガンの手が伸びてくる!! 「サンシャインネイル!!」太陽の力をこめたツメ攻撃。 バーーーン!! キャイン!!キャイン!!キャインッ!!キャインッ! カヤクモンの刀と機械の死神・メタルファントモンの大鎌がぶつかり合う。 カヤクモン、大鎌の横切りを一回転で飛んでよけ、後ろにジャンプし離れる。 「はあっ!!」 札を投げつけるカヤクモンだが、メタルファントモンはそれを吹き飛ばす。 そして対峙する。 「・・・フハ!フハハハハハ!!!」 「何がおかしいっ!?」 と、カヤクモンは「オマエノカコヲヨミガエラセテヤル」という言葉を思い出した。 キュイイイン!! ズバッ!! バッ!!ズバッ!!バッ!! 「きゃあ!」「ぐあっ!!」「ぐはあっっ!!」 「あ・・・・・・あ・・・・・」 幼きレナモンに映ったものは、倒れていく仲間達の姿だった。 「やめろおおお~~!!!」 「フハハハハ!オマエノカコダ!!」 カヤクモンは過去の悪夢を見せられていた。 「ぐああああ~~~~~!!」 「カヤクモン!!」 それに気を取られるティーダドラモン。 と、最大の電撃が彼を襲う!! バチーーーーーーン!!! 「ぐはあっ!!」 「ティーダドラモン!!」 スタンドラモンの尻尾が顔面に直撃!! 「ぐはっっ!!このっ・・・」 バンッ!!バチバチバチバチ!! たてなおそうとしたが、再び尻尾攻撃、スタンガンアームの電撃をくらった。 「ぐはああああっっっっ!!」 ピンチに陥ってしまった! 「カヤクモン!!」と、えりか。 「ムダムダムダアアアッッッ!!ワタシノアクムヲヤブルコトナドデキナイ!!コノママ コイツハセイキヲトラレテシヌ!!」 「ぐあああ~~~!!」 悪夢を何度もみせられる。 私は戦争で仲間を失った・・・。終戦後もなんとか生き延びていたが、私は独りだった。 しかし私には今、仲間がいる!そして・・・ 「カヤクモン!」 一番大切なパートナー、えりかの声をで目を覚ます。 「はあああああっっっ!!」 「何!?メタルファントモンの悪夢を断ち切っただと!?」 高みの見物をしていたエリックが驚嘆した。 「はあああっっっ!!」 すばやくメタルファントモンの前に移動する。 カヤクモンが立っていた場所には重りが落ちていた。 バキッ!! メタルファントモンは鎌で防いだが砕かれる。 「孤螺旋(コラセン)!!!」 炎と雷の渦巻き玉 至近距離かつ最大級で放つ。 ブオオオオオオ!!ドーーーーーン!! 相手は回転しながら吹き飛ぶ、そして壁にうちつけられ、のめりこんだ。 シュウ・・・ 撃破したのだった。 ティーダドラモンも反撃に転じる。 スタンガンの両手を両手でつかむ! 「うがああああっっっっっっ!!」 感電してしまう。 「何をっ・・・・!」 「ソーラーデストロイヤー!! 感電しながらも、至近距離で必殺技を放つ。捨て身だ。 「はあ、はあ、はあ・・・」 ザシュウウウウウ!!! サンシャインネイルでとどめをさした。 そして、MドルグレモンVSライズグレイモン ライズグレイモンは翼のビーム砲を全て発射した。 Mドルグレモンはすかさず鋼の翼から無数の刃を錬成して飛ばし、それらを撃ち落とす。 そして接近し、Mドルグレモンは翼、ライズグレイモンはリボルバーで攻撃しあう。 ・・・・・そして対峙する。 タスケテ・・・タスケテクレ・・・ 「・・・・・・・・・!!誰?」 Mドルグレモンは何者かの声を聞いた。 「うるさいですよ・・・“室長”。」 エリックがつぶやいた。 37th moment end

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