学園都市世界観


学園都市


概要
 館浜市、通称学園都市は関東地方に存在する海沿いの街だ。
 人口は200万人~300万人程度、その約7割が学生で構成されている。
 魔法の研究に力を入れており、生徒たちの興味も魔法という技術に向かっている。
 あらゆる教育機関を集め、研究していることにより都市内部の技術力は外部よりも
 20年、30年は進んでいるのでは無いかと言われている。
 安全が確認されていない技術やマジックアイテム、封印指定を受けるような魔法がいくらでもあるということもあり
 学園都市の外周部をぐるりと結界や壁に覆われており、人の出入りは厳しくされている。


【壁と結界】


 学園都市と外を隔てる壁と結界、陸続きの場所は壁で、海側は可視可能な結界が張られている。
 出入りをするには許可証が必要なため、帰省などで生徒が帰る場合も申請書に記載をしなければならない。
 場合によっては、誓約魔法等をかけられることもあるだろう。

『都市結界』

 都市結界とも呼ばれる学園都市の結界は、
 薄っすらとガラスが張られているような可視性を有してはいるが、普段は物理的な干渉力を有していない。

 結界に張られている主な機能は都市から外に出る無許可の知的生物の追跡だ。
 この機能によって学園都市から出ていく無許可の技術者を追跡し、技術の漏洩等を防いでいる。
 その分、外から中に入ってくる侵入者に対しては上手く作用しにくいが、その事実を知っている人間は少ない。
 有事の際に物理的干渉力を持った結界に切り替えることは出来るが、流通が止まってしまうため、
 学園都市政府としては、使いたい機能ではない。


【電子手帳】


 学園都市内部で生徒たちが使用する【魔法電子生徒手帳】通称【電子手帳】。
 通常の生徒手帳の機能もあるが、一番大きいのは学園都市内でのみ使える電子マネーの使用だろう。
 学園都市内部では現金での支払いはほとんど無く、ほぼすべての店舗や販売機でこの電子マネーでの支払いを行う。
 なお、申請を出せば現金に変えることも出来るが、学園都市内部では現金の使用は不便なため、あまり行われないだろう。
 機能の拡張によってスマートフォン機能や、異次元ポケット機能を追加することが出来る。


【学園序列】


 学園都市の学園にはそれぞれ序列が存在し、研究成果や生徒たちの学力、
 大体育祭の結果等、様々な要素を鑑みて年に2回変動する。
 それによって総合理事会からの資金援助や人員の派遣による優位性を獲得出来る上、
 生徒たちの学校選びにも大きな影響が出ている。
 特に、上位である5つの学校は他の学校から頭一つ抜けている。
 そのため、上位5つを【五大学園】、それ以外を【マイナー学園】と呼ぶ習慣が出来てしまった。


【医学と建築】


 学園都市の特別な技術と言えばやはりこれだろう。
 都市内部では生きてさえいれば腕がもげていようが何だろうが【治癒が可能】であると言われている。
 不可能な場合もあるだろうが、それでも都市外部から比べれば圧倒的な医療技術があると言える。
 また、建築技術も都市外部から比べて圧倒的で、
 魔法を応用した建築によって、大きな建物であっても1週間もかからずに立ってしまう。
 倒壊した校舎が次の日には治っている、なんてギャグ漫画のような光景も学園都市ではよくあることだ。
 しかしながら、その技術によって建てられたはいいが、使用されていない【廃墟】が
 不良のたまり場となるだけではなく、異界化や裏組織に使用される等、社会問題となっている。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2017年04月19日 21:56