火花区シティルール

【火花区】
水都の中に広がる異世界であり、切り取られた過去の投影。鉄と蒸気の街。
川を渡る幾数本ものパイプが工場と工場をつなぎ区画一帯を動脈のように伝い、
空に浮かんでは消える煙の合間を小型艇や飛行船がかき分けるように飛んでいく。
汽笛の音で空気が震え、今日もアクアラインが巨大な歯車がむき出しの駅舎へと吸い込まれていった。

◆火花区

名称 目標 概説 特筆
火花駅 情報3【情報/40】
探索1【感知/16】
「アクアライン・ステーション」。火花区の交通の中心。
潜水艦を模したプラットホームにアクアラインが入る様は圧巻。
巨大な歯車が稼働する駅舎の屋上から観ることのできる、
水路とパイプが縦横無尽に走る火花区の街並みは絶景のひと言だ。
観光客向けの商業施設も多い、火花区でもっとも人が集まる場所。
蒸気街 情報3【交渉/42】
探索3【罠解除/40】
ステーション近辺に広がる店舗地域。遠路はるばる足を運ぶ者も多い。
いわゆる電気街とは異なり最新鋭の商品や
電子部品を取り扱っている店舗はあまりなく、
汎用・利便性を放り投げた蒸気歯車機械をあちこちで目にする。
○工学技能(+1D)
セブンスミス・カンパニー 情報1【探索/17】
探索2【器用/28】
水の都最大の造船所。ここでは小型船から大型船まで、
海の上を走るものならなんでも揃えることが出来る。
最近は物騒なので、魔道具としても使える水上バイクを
オーダーメイドする人間が増えた。
フォボス兵器廠
(武器管理機関)
情報2【鑑定/27】
探索1【探索/18】
水都の一般ギルドで扱われる武器やマジックアイテムから、
現在は対ギルマン用の兵器開発までを担っている特例市営機関。
武器流通管理に目を光らせ個人武器工房の営業許可を出すのもここ。
この機関が水都内の武器裏取引を皆無レベルにまで抑制している。
○経験が傭兵(+1D)
○経験が鍛冶屋等(+1D)
アルカディア総合博物館 情報2【知力/29】 地球誕生から現代までの人々の歩みを展示・解説している博物館。
解析機関に連なるコンピュータ展に近代アート展。
戦争博物館は外国人観光客にウケが良い。
自然展示は水棲生物が特に豊富で、子供向けのイベントも連日開催中。
○大学教育(+1D)
○知識:学問系(+1D)
ダイモス職人街 探索3【探索/42】 交易の中心だった水都の伝統に火花区の文明が混ざり合った職人街。
吸い込まれるような美しさの伝統工芸品から
奇奇怪怪な小型機械までが露店風に並ぶ。
地下には歯車と噴射の音が反響する迷路のような工房街も。
○知識:錬金術(+1D)
アレース競艇場 探索1【敏捷/16】 モーターボート選手たちが文字通りの火花を散らす公営競技施設。
ごく一般的な周回コースに魔法保護を前提としたアスレチックも。
後者では基準を超えたマシン改造が認められておりレースは荒れる。
丸寿湯 情報1【精神/17】 龍脈の熱と工業廃熱を利用した公衆浴場。
地元の人々の生活に密着した商業施設でもある。
無骨なボイラーとパイプが絡まる煙突が日々煙を吐いている。
ファミリーや昔気質の職人達、物好きな観光客が汗を流す。
×身体的特徴:醜(-1D)
廃倉庫 探索2【罠探知/28】 市の整備と開発が追いついていない倉庫群。人気はあまりない。
あらかたジャンク屋に回収されつつあるが、
まだ廃材が部分的に残っている倉庫も。
中には倉庫の一つを根城としているギルドもあるとかないとか。
○縄張り:火花区(+1D)
オリンポス・ジム 情報1【情報/19】
探索2【筋力/27】
有名スポーツ選手も利用しているらしいスポーツジム。
一般的なトレーニング機材に最新のスポーツ医学に基づいた設備、
一昔前のスポーツ漫画的な古めかしい訓練施設が混在している。
電磁発勁などの身体強化・改造プログラムも取り扱っている。
○技能:スポーツ系(+1D)
フェニックス美術館 情報2【情報/28】
探索2【鑑定/26】
王朝宮殿風の外観が特徴的な美術館。
西洋絵画や浮世絵などの常設展示に加えて様々な特別展を実施。
併設のサロン・フェニックスでもギャラリーなどが行われているほか、
平時も水都の芸術家やアートファンの交流の場となっている。
○アーティスト(+1D)
※知識:○○や技能:○○は専門知識及び専門技能の略。

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最終更新:2016年07月03日 23:36