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夜明け2017卓/学園都市

夜明け2017卓/魔境都市

東雲陽翔

東雲 陽翔(シノノメハルト/Harut Shinonome)

年齢:19 学年/職業:大学一年 性別:男 レベル:11 メイン:戦士 サブ:学徒 エクストラ:竜装術士 追加サブ:マグス 種族:転生体(自覚なしから自覚した) 属性:火(CP技能より)
参戦回数:16回 アライメント:善 表の顔:コンビニの新米店員 身長:181cm 体重:73kg 
所属:夜明け2016卓/悪徳の街卓 PL名:たまこ イメージアイコン:嬬武器雷刀(SOUND VOLTEX) イメージCV:阿部敦


「任せてくれ、とも言いたいけど。散々もうたくさん任せてもらったからな」
「これからは一緒に行って、一緒に頑張ろう。きっと、それが一番だ」

誕生日は4月2日、誕生花は四葉のクローバー。
その葉に込められた意味は、あの夜、少女に投げられた言葉と同じものだった。




「…ねえ、ハルト」
久しぶりのきょうだい三人での戯れの帰り道。夕闇が少しずつ地平線を覆い、高度を少しずつ下げる斜陽はみっつ並んだ影を引き延ばしていく。
少し前を歩いていた姉は、ゆらりとかつて仕事着だったゴシック調の黒衣を翻した。
上で二つにくくられたマゼンタ色の髪が、少し遅れてふわり、体の後を追う。
「なんだ?ねーちゃん」
「ううん。ちょっと、昔のことを思い出して…ね」
かつ、かつとピンヒールの刻むテンポは言葉と共に鈍くなっていく。
「今でもたまに、すごく申し訳なくなるのよ。彼等と私と『私』の願いの為に貴方をあの地へと行かせたこと」
「…」
「あんな悪人だらけの地獄に放り込んで、その結果二人とも毎日傷だらけで帰ってきちゃってさ。
 ほかの人間なんか正直どうなろうといいけど、貴方たちは別だもの。本当ならこうして一緒にゆっくりしてるのもおこがましいくらいのとんだ大悪人だわ」
「善人とか悪人と、いいやつと悪いやつはまた別の話だよ」
いつだか友人に語った話を思い返しながら、朱の兄は姉弟の手を掴んで一歩前へと進んだ。
「誰がなんと言おうと俺にとってはねーちゃんはいいやつだし、
 その…あそこで会ったやつらも善人とか悪人っていえば確かに悪人っていうかむちゃくちゃなやり方や生き方するようなやつばっかだったけどさ。
 ジョーも、ルドルフも、武也も、ナーシアも、ジェネラルも、サンジも、曇も、永梨も、クランも、ケラのおっさんも、オリバーも、エイブラムスも、カラスも、ほむーんも、蕪姫も、ミラも…とにかくほかにもたくさんいたけど。
 みんなみんな、本当にいいやつだよ。でもそんなあいつらにはあそこに行かなきゃ会えなかったから、行かせてくれたのすっげー感謝してるんだぞ」
くるりと振り返り、夕日を背にして太陽より明るい笑顔で青年は笑う。
「それに、何よりあいつと出逢えたから」
煌く斜陽よりも一段と頬を染めて。
「貴方という人は、あの街のことになるといつも最終的にはそこへと話を持って行きますね」
「う、うるせー!!」
「っ、ふふ……あははっ」
沈黙を貫いていた蒼の弟の零した一言で、複雑な面持ちで話を聞いていた姉もついに耐えかねたかあるいは呆れたようにくすくすと笑いだした。
「ありがとうね、ハルトに、それにオボロも。私は今、とっても幸せよ」
「僕もですよ。ずっと悩みの種だった馬鹿兄貴も、ようやくしっかり幸せしてくれましたし」
「馬鹿は余計だっつーの!……でも、そっか。
 …本当に、よかった」

生まれの事情も、背負った影も覆すにはちっぽけすぎて、虚像に縋りつかなければ絶対に幸せなんて与えてやれないと思っていたけれど。
ずっと追い求めていたものは確かに実像となってそこに在った。


+ 終了前収録分


「ところでねーちゃん、もう30ちょいだったと思うんだけどそろそろケッコン」
「あああっ!!!いけません!!!それ以上はいけませんにいさん!!
 それ以上続けてはねえさんが本格的に行き遅れな現実と向き合わなくてはいけなくなって死んでしまいます!!!」
「オボロあんたわざとやってるでしょ!!!?最近ちょっと調子乗ってんじゃないの!?
 ほんっと何なのよどこもかしこも!私はこうして爆死してるってのに周りからは次から次へと結婚しました^^とか子供できました^^とか送られてくるし!
 っていうか何よあの違法ロリ、澄ました顔しておっさんとダハーカの使徒に囲まれてうふふあはは!?よっぽど私より絵面が犯罪でこの世の悪でしょう!!
 理不尽…理不尽よこんなの…っていうかハルトももう子供いるんだから年齢関係なくおねえちゃんじゃなくておよめさんを経由することなくおばさんになっちゃうじゃない…ううっ」
「ね、ねーちゃん…その、ねーちゃんはいくつになってもどうなっても俺にとってはねーちゃんだから…うん…早くいい相手見つかるといいな…」
「それ貴方が言ってもフォローにならないのでは…?」
「子供にはおばさんじゃなくておねえさんって呼ぶように言っておきなさいよ…」


……一家全員真の円満ハッピーエンドには、もう少し時間がかかりそうだ。

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