御月遊里
性別:女性 年齢:???
「闇に生きてるなら、少なくても日陰ではあるだろうさ。」
御月に所属する魔法使い。半人半竜の鬼人。正義を愛し、悪を好む偽悪者。
竜種族によって人界に打ち込まれた楔。
人界を見定める観測者にして、世界の存続を第一とする守護者。
自身の活動に便利なため、力を貸すことと引き換えに御月家へ所属した。
ここ数百年、外見がまったく変化していない幼女。
これは単純に寿命が恐ろしく長いため、成長していないように見えるだけである。
なんだかんだで十三家に愛着が湧いており、わりと人間臭い。
御月陽子
性別:女性 年齢:15
「闇に生きたことを誇りこそすれ、蔑んではなりません」
幼くして十三家を統べることになった少女。
大規模な魔法を得意とし、その立場は魔王と同格である。
十三家全体を家族として認識しており、家族のためならば非情な決断もする。
だが歳相応の少女でもあり、時に自らの決断と情との間で懊悩することもしばしば。
彼女には家族はいても、友人は少ないのだ。
御月遊里との仲は悪くない。
遊里は陽子をからかい、陽子が遊里に怒る。
それが、十三家の長である陽子の良い息抜きになっているようだ。
如月顕当
性別:男性 年齢:45
「剣が折れても、己の心までは折ってはならない。」
”憑依の如月”の代表者であり、精華門にも繋がりを持つ壮年の武人。
精華門の代表である顕正童子を師と仰ぎ、若い頃は無茶もしたらしい。
今は朴訥ではあるが穏やかな人柄で、十三家内でも好かれている。
が、刀剣コレクターの顔を持ち、そのことに関しては人が変わるとか。
如月顕礼
性別:女性 年齢:24
「ほ、本当に、本当にそう思う!? いやはや、参ったねこりゃ……」
”憑依の如月”の代表者である如月顕当の娘。
必要以上の人界への干渉を避けなければならない御月遊里に代わって
十四夜会の指揮統括を直々に任されている、言わば夜会の名目上のトップ。
上の立場の相手にも毅然とした態度でずけずけとした物言いをする。
一方でお調子者かつ短慮なところもあり、おだてや煽りで簡単に乗せられてしまう。
顕正童子
性別:男性 年齢:数えてない
「ガハハハハハ!! とりあえず拳で語ろうではないか!!」
精華門の代表者であり、武神として崇められる下級の鬼神。
神としては珍しく、人間社会で精力的に活動している。
豪快を絵に描いたような人物で、多くの者から慕われている。
銭山金次郎
性別:男性 年齢:38
「金で解決する事柄であるならば、俺はそれを払うことに一片の躊躇いも持たん」
商取個人事務所・夕闇商会の会長を務める非魔法使い。夕闇通り全体の実質的な代表者。
十四夜会の夕闇通りでの活動を全面的に認める代わりに
夕闇通りの危機の際には用心棒として動いてもらうという相互協定を十四夜会と結ぶ。
また、宵草への実践行使など、十四夜会の一部権限の代行を如月顕礼より認められている。
傲慢な拝金主義者だが情け深さを併せ持ち、夕闇通りの伝統と安全を守るためには努力を惜しまない。
ラフォーン
性別:女性 年齢:??
「ラフさん、とでも呼んでくれればいいさ」
並行世界のひとつ、アストラルよりガイアに来訪している女性。
小国の有能な魔法使いであり、ガイアの発達した科学技術を調査中。
遊里からの招き入れで夜会に所属しているらしく、
並行世界に関心を寄せる夜会構成員達にアストラルの魔法体系を教えている。
謙虚に立ち振る舞う実力者。陽気で、三度の飯より酒が好き。
ミドリ
性別:女型 年齢:??
「いやー、ガイアのエンタメは最高ですぅ!」
並行世界のひとつ、マキナよりガイアに来訪している女型の自動人形。ミドリはガイアでの通名。
若く多彩な魔法使いが集まる実働部隊でありここ最近様々な事件に駆り出されている夜会に、
ガイアでのデータ収集を目的として所属している……はずが、
目的をすっかり忘れて遊び呆けている姿をたびたび目撃されている。
夜会側はというと、『平和的解決』の象徴として彼女を手元に置いているようだ。
余計な一言がやけに多いものの、基本的に親切。
最終更新:2015年04月26日 10:55