有川雪花

年齢:18  性別:女性  レベル:9  初期メインクラス:聖職者 サブ:錬金術士 種族:人間

参戦回数:8回 コミュニティ:出雲会議 身長:162cm 体重:45kg PL名:ガリ

「あたしはお天道様のような、遍く世を照らすモノに成りたいとは思わない。
 無量の灯火になって、静かに人を救うことができるのなら、それで満足さ」

概要
 上原市内にある天龍神社の巫女。先祖代々、土地神である龍神を祀ってきた一族の出身。
 幼少の頃より巫女として育てられはしたが、雪花の人格形成に最も強く影響したのは、この上原市という街だった。
 貧困に喘ぎ、犯罪の絶えることないスラム街。
 富と名声を求め、死に逸る魔法使い。
 己が利益のために、他者を犠牲にすることを厭わぬ違法使い。
 そう在るよう望まれて生まれ、生者に害を為す幻想種。
 幼かった少女の目に、この世はあまりにも救いがなく見えたのだ。

 急激な自己の変容があったわけではない。
 自然と、この世には救いがないと思うたび、雪花は修行に打ち込んだ。
 この手で人々を救おうなどと、思い上がったわけでもない。
 ただ何もせずにいるのは嫌だっただけ。
 人生なんてものは、問答無用のハッピーエンドで在るべきだ。
 それが何かに捻じ曲げられようとしているのなら、この手で曲げ直すと決めただけ。
 自分こそが問答無用のハッピーエンドになってやろうと、日々の鍛錬に明け暮れたのだ。

 その後、無理を言ってエイセル魔法学院に通い、専門的な魔法の教育を受ける。
 当初は魔法使いになろうと思っていたわけではないが、学院での生活を通して魔法使いを目指すようになる。
 個人のまま自分の初期衝動を貫くには、その道しかないのだろう、と悟ったためである。
 現在は学院に通いつつ、友人のモニカから紹介された仲間と共に活動中。

 なお、神社の社殿は老朽化が問題になっており、改修費を工面するのも魔法使いになった理由の一つ。
 差し迫った問題というわけでもないので、のんびりと積み立てている模様。


コネクション・友人関係
 現ダールストレーム侯爵にして当主のモニカとは、学院で出会った友人。
 学院では学年やクラスという制度がないため、年の離れた友人は多い。
 モニカもそんな友人の一人で、特にウマが合ったらしい。
 戦闘面では互いの短所を補えるため、実戦形式の課題ではよく手を組んでいた。
 今はモニカが多忙なため会う機会は減ったが、連絡は取り合っているようだ。


PickUp
 徹底的に支援と耐久に特化し、そんじょそこらの戦士よりも戦線維持能力は高い。
 というか雪花が戦士を庇った方が、被害が少ないこともしばしば。
 挑発によって、自ら壁になることも可能である。
 難攻不落ではなく、絶対不落の守り手として戦場に立つ。

 最近はそこそこの攻撃もこなせるようになった。
 本職ではないため威力・命中共に難があるものの、補助としては充分である。
 用途としては、連携での運用が主体になるだろう。

 近頃は学院で何となくドルイドのルーン魔術を学んでみた。
 まだまだ未熟だが適正はあったようで、支援の手段をさらに増やした。
 今後は攻撃の支援も行えるようになることを目指している。

 識別や探索は相も変わらず苦手なまま。
 グロリアを使って強引に成功させる手もあるが、それは奥の手に近い。
 普段はそれらを行う人物を補助することになるだろう。

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最終更新:2012年06月27日 17:25