「……終わったの? あれ。……ああ、そう……
……どうせ終わるなら、もっと早くに終わっときなさいよね、まったく……」
朱鷺(とき/Toki)
クラス:大魔道士/死霊術士/ほか 種族:転生体 性別:女性 身長:166cm 体重:48kg
イメージアイコン:黒沼爽子(君に届け) イメージCV:藤村歩 イメージカラー:紫
所属:夜明け2014卓/学園卓Mk-2 PL:メイト
「絶対って決め付けてた価値観や事象なんて、ある日簡単に崩れるものよ。
それはいつだって避けようがないから……そういうこともある、って腹だけは括っておきなさい」
外見
長い前髪をともなったロングの黒髪と青白い肌という幽霊のような出で立ちの女。
髪の奥で爛々と輝く銀色の瞳は、どこか物憂げに遠くを見つめていることが多い。
右腕に長い数珠を巻きつけており、それを中心に霊たちがさまよっていることも。
人格
マイナス思考の厭世主義者。口をついて出るのは批判と嫌味ばかり。
基本的に人間不信で、自分にとって親しみ深い霊たちを第一に信頼している。
根は善人だが善意に慣れておらず、旅先で感謝などされればそそくさと逃げ去る。
来歴
朱鷺はオリュンポス十二神が一柱、ヘルメスの転生体である。
かつては転生体自覚が存在せず、親と遺伝的繋がりが存在しないことを知った彼女は
故郷を離れて様々な経験と出会いを積む過程で、ついには自らが転生体だと自覚した。
長い苦悩の末、宝蔵寺朱鷺は両親に真実を告げて世界を巡る決断をする。
転生体としての使命を選んだことも理由のひとつだが、
より彼女の心を動かしたのは、この世界のすべてを視たいという純粋な欲求だった。
個人という立場を切り捨てた朱鷺の、決して終わることのない道程はこれからも続く。
もしも世界のどこかで彼女と出会うことがあるとするならば、
彼女の生まれ育った地である恐山か、高校時代についての話題を振ると良いだろう。
過剰な警戒心はたちまち解かれ、寂しくも穏やかな笑みを浮かべてくれるはずだ。
それらの思い出は、彼女が人間だった時の大切な記憶そのものなのだから。
能力
朱鷺は、死霊と風魔法を操る魔道士だ。
不気味な怨恨と爽やかな風が混ざり合う様は奇妙で不可解だが、
多くの敵対者はそれに疑問を抱く前に圧倒的な一撃の元に葬り去られるだろう。
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過去ページ |
宝蔵寺朱鷺(ほうぞうじ とき/Toki Houzouji)
年齢:16 性別:女性 種族:転生体 身長:164cm 体重:46kg
クラス:魔道士10/死霊術士5/魔道博士6/伝承術士5
参戦回数:13回 コミュニティ:ネズミの穴倉 PL:メイト
「終わりよ……世界の終わりよおおおおおおおおおおおおッ!!!」
概要
外見
長い前髪をともなったロングの黒髪と青白い肌という幽霊のような少女。
右腕に長い数珠を巻きつけており、それを中心に霊たちがさまよっていることも。
私服は柄などに和服の要素を取り入れ甘さと派手さを強く抑えたゴシック&ロリータ。
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詳細 |
銀眼
朱鷺は神々しい光を放つ自身の銀色の眼を良く思っていない。
彼女の目についてどんな賛辞を並べ立てようとも、
きっと気分を害するだけだろう。酷評であるならなおさらだ。
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更に詳細 |
変異
宝蔵寺家は戦乱の時代から代々続く由緒正しい家柄であるが、
朱鷺の銀眼は、それまでの宝蔵寺家の家系には存在しなかった特徴である。
憑依
朱鷺がトランスを使用すると、その銀眼は一層輝きを増す。
さらに纏う雰囲気や声色、立ち振る舞いまでもが一変し、
飄々としていながら威圧感のともなう異質な人格が顕わになる。
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神妙
朱鷺は上記の眼をはじめとした自身の外見的個性を正しく理解していて、
それらができるだけ目立たないように心がけているが、
彼女がまとうミステリアスな空気に「あてられてしまう」者も稀に存在する。
数珠
彼女の右腕の数珠は、イタコの霊媒術をベースとした術式を使用するための礼装だ。
黒ずんでいるが、きちんと磨いた際の本来の色はやはり銀色であるらしい。
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人格
超がつくほどのマイナス思考で、終末思想を唱えては薄ら寒い笑いを浮かべてばかり。
の世のほとんどのものを信じておらず、親しみ深い霊たちだけを頼っている。
彼女と異変解決に乗り出した者は、その過剰な警戒心にうんざりすることだろう。
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詳細 |
嫌味
朱鷺は人を褒めたり喜ばせたりということに労力を払わない。
口を開けば出てくるのは批判に皮肉と人の気を害するものばかりである。
そのくせ自分が嫌味を言われたらへそを曲げるので手に負えない。
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更に詳細 |
篤愛
朱鷺はいわゆる「根は優しい人」に分類される。
ただし、それが表層まで出てきた際に気づく者は少ないだろう。
素直
朱鷺はなんだかんだで他人から寄せられた好意を忘れない。
そして、自分が好意を寄せている人間には曲がりなりにも従う姿勢を見せる。
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価値
朱鷺の悲観思想の根本にあるのは、自身を無意味と定義する「無価値感」である。
月並みな虐めは受けてきたものの、彼女はきちんとした愛情や友情に恵まれてきた。
これは環境ではなく先天によるものである。
泰然
朱鷺が不安げに振舞うのは危険を匂わせる状況でのみであり、
安全だろうと察知できる場合はこちらが驚くほど落ち着いている。
そこには普段のおどおどした調子は一切見られず、ある種の貫禄さえ漂っている。
奉仕
意外にも、朱鷺は仕事熱心だ。働く時は愚痴などこぼさずしっかりと働き、
どこかしら活き活きとした表情さえ見せることがある。
幼い頃から仏門で厳しく躾けられてきたことが強く影響しているのだろう。
扇情
人の多いところでは口ごもりがちな朱鷺だが、
少数の感情に対して彼女の言動は高い支配力を発揮する。
同性だろうと口説いたり先輩を犬に堕としたりと結構やりたい放題。
差別
朱鷺の言動には、人間以外の異種族へのほんのわずかな差別意識が垣間見える。
おそらく彼女自身も気づいていない程度だろう。
金欠
彼女は必要最低限以下の仕送りしか受けとっていないため、先立つものを欲している。
どんなに危険な依頼であろうと、口では嫌々言いながらも首は横に振らない。
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来歴
青森県出身。うるさい親元から離れたい一心で音連坂学園に編入し、下宿中。
父は古くから続く寺院の住職、母は専業主婦。
一人っ子であり、跡取り息子が居ないのが夫婦の目下の悩み。
そんな家系に生まれていながら、幼い彼女を引きつけたのは地元の霊媒術だった。
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詳細 |
家族
朱鷺いわく、彼女は両親にとって煩わしい存在であるらしい。
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更に詳細 |
出生
朱鷺の父は性機能障害を抱えており、朱鷺の母と子宝に恵まれずにいた。
また、朱鷺は確かに朱鷺の母親に宿った命であるにもかかわらず、
朱鷺と朱鷺の両親には遺伝的な繋がりが存在しない。
逃走
朱鷺の両親は中学時代に朱鷺の摩訶不思議な出生の秘密を打ち明け、
それでも朱鷺を娘として愛していることを訴えた。
しかし、自分が何者なのか分からなくなった朱鷺は親からの愛を受け入れられず、
彼らの傍から逃れるように音連坂学園への編入の道を選んだ。
人間
朱鷺は自分が人間であることを拠り所としている。
この前提が崩れてしまうと、これまで築き上げてきた自己が崩れかねないからである。
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郷愁
朱鷺は出身地である青森・恐山について話す時、
普段見せないような穏やかな笑みを湛える。
故郷を離れた理由に、その土地が嫌になったことが含まれていないのは明らかだ。
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死霊術
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霊たち |
ジル(じる/Gilles)
色とりどりの光とガラガラという騒音、不快でないが鼻につく香りを放つ派手な霊。
朱鷺はこの霊をうっとうしそうにしている割に、何故か側近のように扱っている。
エリゼベート(えりぜべーと/Erzsebet)
ピリピリとした威圧感を放つ霊。朱鷺の激情を察知すると勝手に出てくる。
この霊が扱う呪いはよくイメージされるような遅効性のものではない。
敵対者は速やかに苦痛を味わうことになるだろう。
ウィリアム(うぃりあむ/William)
呼び出しに応じて出てきても、すぐに朱鷺の髪の後ろに隠れてしまう霊。
臆病者で、特に犬が嫌い。エリザベートにけしかけられて仕方なく動くことも。
ユーゼビウス(ゆーぜびうす/Eusebius)
居るのか居ないのか分からない、だけど確かに存在する。
朱鷺の遣う霊の中で最も霊らしい霊。
血の香が漂っている場所では自然と現れ、少しだけ自己主張が強くなる。
ジャック(じゃっく/Jack)
ぴょんぴょんと跳ね回る愉快な霊。あまりの速さに複数に分身して見える。
朱鷺の集中力の補佐役なのだが……きちんと機能しているのかどうか怪しい。
エティエン(えてぃえん/Etienne)
人を驚かすのが好きな霊。あの手この手で不意をつく。
大胆な割に恥ずかしがり屋という矛盾した一面を持つ。
命名
朱鷺がよく使役する霊につけている名前は、すべて有名な快楽殺人者に由来している。
命名規則に特にそれらしい意味は無いようだ。いわゆる厨二病の一種なのだろう。
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朱鷺の正体 |
ヘルメス(へるめす/Hermes)
宝蔵寺朱鷺は、オリンポス十二神の一柱・ヘルメスの転生体である。自覚は無い。
ほかの多くの転生体と同じように、
彼女が生み出された理由は「人にしか対処できない災いの保険」。
この存在理由が、彼女の杞憂とも言えそうな心配性に繋がっているようだ。
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詳細 |
尺度
朱鷺がトランスを発動した際、
ヘルメスの人格が神霊として彼女の肉体を一時的に操るようになる。
その人格は飄々にして傲慢不遜。
自身こそが絶対的な価値判断基準だと信じて疑わない、ある種神らしい神である。
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参加セッション |
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「京男に伊勢女」第1回 2014/1/4 |
「全校生徒の見世物よ……アハハ、アハハハハハハハ」
初参加は大人数セッション。美術部部室に発生した異界探索に乗り出す。
変人だらけの面子に囲まれ自身もハイテンションに。
ボケがスルーされることにより進行がスムーズになるという謎現象が発生。
朱鷺の願い……こじんまりとした平穏と安寧は、
最期の休憩表で現れた妖精の大群により打ち壊される。
イスカ |
鯉清 |
与一 |
綾 |
空路 |
朱鷺 |
鋭斗 |
庵路 |
奈緒 |
フランメ |
ノーマ |
陽介 |
梅酒 |
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「泣きっ面に蜂」第2回 2014/1/7 |
「虻蜂取らずにはなりたくないわ」
学校中庭にできた蜂の異界を探索。
セッションを後向きに前向きに引っ張るビルドとして探索に戦闘にと縦横無尽に活躍。
不器用な性格が周囲に理解されるのはまだ先の話かもしれない……。
青砥イスカ |
宮永空路 |
宝蔵寺朱鷺 |
マリア・ソーンベルク=クー |
夙川奈緒 |
梅酒 |
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「欲の熊鷹股裂くる」第3回 2014/1/9 |
「でも……口約束ならしてあげる」
クマーの異界に住むクマー達を救うためにオオクマクイを討伐。
嘘みたいなセッション内容紹介だが事実である。
探索でも戦闘でも人並み以上に活躍。そういうキャラクターですから。
それにしても……依頼解決に必要だったとはいえ、
クマー人妻をためらい無く口説く彼女の神経はいったいどうなっているのだろうか。
闇野トオル |
露木綾 |
宝蔵寺朱鷺 |
マリア・ソーンベルク=クー |
結城定敬 |
はきの |
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「犬も歩けば棒に当たる」第4回 2014/1/10 |
「ただし、私が貴方のご主人様よ」
メイド好きのメイド好きによるメイド好きのための異界を探索するはずだった。
気がついたらペットの犬ができていました。
何を言っているのか全然分からないかもしれませんが私にもいまだに分かりません。
砥部鯉清 |
ピクセル・レゴルス=ミーム |
宝蔵寺朱鷺 |
ジェリオ・カッチーニ |
夙川奈緒 |
そま |
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「終わり良ければすべて良し」第5回 2014/1/12 |
『シンドゥーリアのように貧しい家には、そんなものが届く道理もありません』
演劇セッション。
ナレーターという立ち位置から、表に裏に劇を支える。
GMとPCの狭間のような立ち位置を心行くまで楽しみました。
初のMVPを獲得。やったね。
イスカ |
トオル |
空路 |
ピクセル |
朱鷺 |
マリア |
パンドラ |
フランメ |
ピャー |
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「罪を悪んで人を悪まず」第6回 2014/1/17 |
「いつか死んでも良いって言うの?」
露木綾をPC1に据えたシナリオ。
ジェリオとのシリアスでセンシティブな関係性がこのセッションから発展していく。
ボスの回避力の高さに苦しみつつ本卓2度目の戦闘不能。
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「縁は異なもの味なもの」第7回 2014/1/24 |
「事情聴取しましょうか」
妙に恋人達をくっつける異界を探索。
道中で起こるイベントではやりたい放題でご満悦。パラライズはRP用スキル。
戦闘では秋涼とのビルドの噛みあいが光りました。
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「口に蜜あり、腹に剣あり」第8回 2014/1/30 |
「……ありがと」
食堂冷蔵庫に現れた甘い甘い異界を探索。
ムーブ後衛忘れという凡ミスで3回目の戦闘不能ゥ!
ジェリオとの絡みは甘かったものの、次回がそうなるとは限らない。
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友人関係 |
宮永空路
頼りになるのかならないのか分からない先輩。
園村秋涼
良いコンビ。隣で朱鷺の弱点をカバーしてくれる。
闇野トオル
気がついたらパーティーを巻き込む台風の目になっている魔性の子。警戒に値する存在。
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PickUp
汎用魔道士。持てる役割は多いものの、主な仕事はやっぱり戦闘時のアタッカー。
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最終更新:2016年01月15日 07:38