魔城世界観


異種平行世界


「平行世界」と「異種世界」

 2005年に観測された主だった平行世界「アストラル」「マキナ」「レプタイル」「プレイライト」の四界。
 一触即発の事態に陥る前に使者や技術者らのはたらきで世界間の会談が実現、和平講和が成立した。
 以降並行世界同士を繋ぐゲートが作成され、日本の某所に設置。以降入植が開始され現在では各所に平行世界人の姿が散らばるようになった。

 しかし現在より8年前の20XX年、上記四界のいずれにも該当しない人種の活動が確認される。
 共同調査の結果、平行世界との接続を担ったゲートと、それにより入り乱れ増加したイデアを通じて
 「ワームホール」と定義される特殊なゲートによって来訪した新たな異世界であると判明。
 そして彼らはイデアに該当するエネルギーの枯渇、あるいは特殊な倫理観・精神性等によって
 いずれもガイアへ敵対姿勢を取っており、対話や一時的交渉は可能としても講和による平和的解決は不可能であるとされる。

 この新たに発見された平行世界は「異種平行世界(異種世界)」と命名され、人類の新たな脅威として長年の問題となっている。


ワームホール


 ガイアが設立したゲートに通ずる存在で、異種世界とガイアを繋ぐもの。
 技術というよりは異界のように現象に近い存在であり、偶発的に発生したものを異種世界の軍勢が利用し何処かへと固定しているとされる。

 ワームホールは事実上異種世界の前線基地に等しいものであり、破壊する事が出来れば以降その異種世界との接続を完全に断ち切る事が出来るとされる。

 即ち、このワームホールを破壊する事が各勢力への最終的な勝利条件となる。

 しかし一部を除いたワームホールは現在のところ座標が判明していない。

マイナーホール

 ワームホールから分化した中規模以下の勢力や単体が利用する「マイナーホール」というものも存在する。
 瞬間的に発生するものであるため逆探知は不可能だが、ある程度の誤差はあるも事前察知は可能。
 現在のところマビノギ内への発生は確認されていない。


異界・マビノギオン



発生・開拓経緯

 マビノギ学園の管理する、森林地帯と広大な湖、そして学園城下にある複数の都市部で形成される異界。
 平行世界との接続後に埼玉県南部にて間もなく発見された異界であり、当初は小規模ながらも膨大なマナを保有するばかりの存在であった。
 しかし平行世界との接続が切欠となり、発生地点付近にあった少数の土地を飲み込みながら巨大に成長。
 この現象を以て人類の目につくと同時に巨大異界・マビノギオンとして固着するに至る事となった。
 固着及び発見後は来訪者や技術の保護、そして特殊な異界の管理問題(というか四国化)を危惧した
 複数の勢力による介入のもとにより、土地や権利を巡った抗争などに阻まれることなく驚くほどスムーズに開拓が行われた。

性質

 異界ながらにその存在は非常に強く固定されており、強力な到達者であっても魔法で異界そのもに干渉することはほぼ不可能とされる。
 内部は独特な龍脈を維持しており、その核は「スリーピーウッド」と呼ばれる巨大樹に萌すものであるようだ。
 これにより基本的には内部で生活圏を営む際にも不自由する事はなく、新たな街の一つとして人々には認知されている。 

 しかし異世界が混ざり合う上に特殊な環境の上にあるためイデア質量が安定しているとはいえず、
 異界内でありながら内部に小規模な異界が発生するという特殊な状態となっている。
 スリーピーウッドの保有するマナに影響されたものであるらしく、要するに日本で地震が頻発するのと同じようなもの。

マビノギオンの役割

 マビノギオンの開拓に際し、年若い魔法使いほど内部のマナにより自然に馴染み、魔力を成長させやすい事が判明。
 これにより四森魔法学園を本格的な魔法教育の場として再生する計画が始動する事となり、
 実際に都市内の魔法使いにおいて、高い戦力を持つものの多くは予め移植した教育者らを除けば学園生が中心である。
 加えてマビノギの四枝が侵略者たる「異種並行世界」への防波堤という役割を果たすため、
 自動的にマギノギ学園そのものが最大かつ重要な対抗組織となっている。


マビノギの四枝


 異界・マビノギオンに至る四つの経路。核であるスリーピーウッドから伸びる枝のごとき存在。
 平行世界を繋ぐゲートと類似しており、埼玉県川口市・所沢市・三郷市・東京都足立区に入り口が存在する。
 現在では各所に駅が設置され、そこに用意された専用の通路を以てマビノギオンへと辿り着く事となる。

 独自かつ濃縮されたマナの流れを経路に有しており、マナを持たない、あるいは薄い非魔法使いは
 海底を歩いていくような感覚を覚えたり一方通行のはずの通路内で迷うとして内部に辿り着く事が困難となり、
 このため内部に向かう際には魔法使いの同行が必要となる。故に都市内の住民のほとんどは魔法使いである。
 またこの土地に親しんだガイア人以外の平行世界人も影響を受けるようだが、
 ガイアへの定着により現在では内部にガイア人さえ入れば出入りに不自由はせず、事実上の制限は存在しない。
 (ガイアへの恭順・共存の姿勢を世界単位で示しているため)

 この特性により既知の平行世界以上に異質の存在である異種世界の存在に対し、
 唯一干渉を拒む事の出来る天然の結界要塞となっている。


ゴースト


 マビノギオン内に存在する不死種の総称。
 より明確には異界が発生する際に元々土地にいた霊体や不死が一緒に飲み込まれた事により、
 スリーピーウッドに魂が接続された状態になったものをいう。

 通常の不死種と異なり存在維持がスリーピーウッドによって行われているため、魂喰いを必要としない。
 このため一種の怪異に近いものに変質したとして限定的に存在を認められている。
 ただし本質的に人類の敵である事が否定された訳ではなく、この変質を以てしてなお厳重な管理と制限を受けている。
 具体的には変質により生じた制限を含めて以下の通り。

  • マビノギオン外へ出入りする事が出来ない。
 もともと地縛霊のような存在になっているため基本的にはそもそも不可能なのだが、力を持った存在や特殊な技能を用いればその限りでない。
 このため魔術的制約を予め施されており、現在位置を都市上層部に管理される立場にある。

  • マビノギオン上層部に管理される立場にある
 ロゴスに課せられる制限に近く、位置情報の管理のほか収入の上納、そして要請に対する無条件の承諾をしなければならない。

  • 学業、労働における制限
 (没年等を顧みて)在学可能な年齢であれば自動的にマビノギ学園に在籍する。
 それ以上の年齢である、および在学生が卒業した場合も就職先として学園の職員となることを求められる。