僕は。この島を。島に住んでいる人たちを。大切な人たちを。護りたい。
……それが例え卑しい気持ちからだとしても。
アンナ・ファルネーゼ・ロマノフ
(Anna・Farnese・Romanov)
年齢:17 所属隊:朱雀 立場:新人 身長:166cm 体重:51kg企業秘密 スリーサイズ::73-58-83企業秘密
職業:常夏学園生徒(高等部2年) 副業:銀細工職人 好きな物:ラグナ君、狙撃、銭湯、銀細工、猫 嫌いな物:雑音、刺激の強い料理、悪意
クラス:戦士/錬金術師/魔弾使い 種族:混血 PL名:ロミアス イメージアイコン:アイリス(マテリアルスナイパー)
外見
「あら、小さいのにおませさんねぇ。そんな黄色い髪にしちゃって。
やっぱり、あんな浮ついた女の血がそうさせてるのかしら?」
──初めて参加した舞踏会において、耳にしてしまった言葉
艶やかな金髪に耳当てを付け、髪の一部を束ねてハネさせている。
とてもとても綺麗な髪なのだが、父とも母とも似つかぬ髪色は自身のひそかなコンプレックスとなってしまっている。
そして彼女は彼らを恨んでい"た"
母型の隔離遺伝、あるいは何らかの魔法の影響とされてはいるが、原因は不明。DNA検査の結果では両親の実子ということが判明してはいるのだが……
身長そのものは一般的な女性よりはるかに大きいわけではない。
だが、その体付きは英才教育の賜なのか、やや筋肉質で女性的な柔らかさが足りていないこともまたコンプレックスとなってしまっている。
それもまた、彼女の性格を作る一要素になっているのだろう。
しかしながら、ある程度の身長と整ったプロポーションに恵まれた美貌は正しく"モデル体形"と言うべきもの。
一般的な女性が望むような恵まれた体であることは間違いない。
服装は実家が厳格だった反動からか、ジーパンやシャツなどのラフな物を好む。
自身の瞳(そして母とも……母とも!)と同じ色合いのライトエメラルドの服を好んで着ている。なんだかんだでファッションに興味はないわけではないようだ。
人格
「………にゃ。にゃにゃ……にゃ…」ワンだふる御殿にて子猫と戯れている様子
口数が少なく、のんびりとした性格。
やるべきことが無いときはぽやぽやと空を見上げてるか、あるいは寝ているかのどちらかしかしてないような能天気さ。
放課後によく「ワンだふる御殿」で猫と戯れているところを見かけるだろう。
ただし、彼女の得意分野、得に狙撃と銀細工関係においては"のんびり"という印象が容易く覆るだろう。
ぽやぽやとしているところはそのままに。職人気質……悪く言えば頑固なところがハッキリと出てくる。
口数が少ないとはいえ、主義主張ははっきりと行うし、ライバルと思った相手には負けるもんかと敵愾心も見せる。
そして彼女はけっして恨みを忘れない。表に出すかどうかはさておいて。
来歴
「これこそ、新たなる時代を作り出す力!!これをもって我はかつての名を捨て……ロマノフと名乗ろう!」
──"ロマノフⅠ世。その一生"第1章112ページより抜粋
"打ち抜くもの"に魔力を込める事に長けていた一族の一人が銃の魅力に目覚め、ロマノフを名乗ったことが、一族の始まり。
アンナはロマノフⅩⅢ世の第4子……次女として生まれた。
厳格ながらも子には誠実であった、偉大なる魔弾使いでもある父親。
優しく女性としての魅力にあふれていた一流の錬金術師である母親。
両親に恵まれてアンナは優しさと慎ましさを兼ね備えた、貴族らしい女性に……育たなかった。
原因はその艶やかな金に染まった髪だ。
何の因果か母の煌めくような茶髪でもなく父のような銀髪でもないそれは、心無い人たちから間夫がいたのではないかと根も葉もない噂にされてしまった。
その疑惑は両親が徹底して晴らしたが、アンナの心中には「金髪だとしても、ロマノフ家の一人として胸を張っていきたい」という想いが芽生えてくる そして、その家族の名前を重いとも思ってしまってい"た"。
その想いは日に日に大きくなり、高校生二年に進学する際、常夏島の常夏学園に転校して独り立ちすることを決意する。
両親は最初反対していたが、何度説得しても変わらないアンナの様子を見て"実家の力を用いない"ことを条件に送り出した。
現在は自身の貯蓄で買った一軒家で銀細工をネット販売で売りさばいて学費を稼ぎつつ、通学している。
店の名前は"silver bullet"。そもそもの商品の数こそ少ないが、確かな出来栄えで売り上げは上々。
お客と話すことが苦手なので現実世界での商売を行ってはいないが、興味は持っている。
イツビ組には転校した際に自ら志願した。厳しい試験があったのだが、気合いで乗り切った模様。
適性的には玄武隊が向いているのだがロマノフの一族としての実力を示すためにも、朱雀隊に入隊することにしたようだ。
元より魔弾使いとしての教育を受けていたからか、訓練にも問題なくついていけている。
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交友関係 |
交友関係
「共に過ごせば気が安らぐ。共に戦えば戦力になる。共に生きれば切磋琢磨できる」
──"ロマノフⅠ世。その一生"第3章1ページより抜粋
積極的に他人と関わろうとしないアンナには、友達はさほどいるわけではない。
それでも、他人を思いやる気持ちと子供のような……甘えたがる性質があるからか、友人がいないわけではない。
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睡蓮 |
「……僕も。僕もいつか。あんな風になれるのかな……」
──何時か先の、成長した未来の事を考えていたアンナ
綺麗な人。とてもとても、綺麗で、温かい人。
見た目だけではない。確かにあの宝石の様な瞳とかふわふわの尻尾とか、多分一生見続けても飽きないんだろうけど。
何よりもきっと。心が綺麗で、温かいんだと思う。
僕を子供扱いしたのは嫌だけど。あの人が大人なのは間違いないと思ってる。
……お母さんと呼びそうになったことは。秘密。
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ドナート・オルガン |
(きっと。強い人。支えるものが無くなっても戦い続けられる。強い人)
──治療痕の確認を受けているアンナの心情
守るべき物を失ってしまいながらも役割を演じている人。
自分のことを傷つけても誰を癒すことができる人。
僕とは違う強さだけど。それでもとても、とても強い人。
だからだろうか。気付くと消えてしまいそうで、それがほんのり怖い。
──エスコートしてもらった時。失礼な振舞いはしないで済んだだろうか。
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鳴戸 赤兎 |
(おちゃらけてるけど真面目で……おちゃらけてるから優しい人。)
──彼女の振る舞いを冷静に考えたアンナ
おちゃらけているかと思えば含蓄のある話をしてくれて。
場を和ませてくれたかと思えば、乱れた場を締めてくれて。
人を"支えられる人間"とは、きっと彼女のことなのだろう。
それを当たり前にできる彼女は。きっと心から優しい人なのだろう。
──彼女から見た時、僕はどのように写ってるのだろうか。頼ってもらえてるのだろうか。
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ハク |
(もふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふ……)
──ハク君をモフモフしてるアンナ
強くなりたいという考えが僕と一緒の子。
比較対象が果てしなく遠いという点でも、多分同じ。
僕の作った指輪も身に着けてくれてて。嬉しかったな。
お洒落とか興味なさそうだったけど……それは間違いだったかも。
──そういえば。流れで膝枕しちゃったけど。もしかして恥ずかしいことしてた、のかな?
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菜々篠円香 |
「……ごめん。言ってる事の半分も理解できてない」
──奈々篠ちゃんから理論の説明を受けているアンナ
天才で、スーパースパイな女の子。とっても凄い。
色んなものを作ってて、いろんなことを知ってる。
レールガンはこの子がいなかったらまず完成できないくらいには、お世話になる。
僕の力にもなってくれて、天才って懐も拾いんだなって思う。
──レールガン。完成したんだ。手伝ってくれて、ありがとう。
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土長芽衣 |
「にゃあ。にゃにゃあ。にゃあ……もふもふ、にゃあ……」
──猫と戯れていた時のアンナ
とっても、とっても頼りにしているメイドさん。
強いだけじゃなくて。とってもとってもやさしくて。あとふかふかしてる。
猫とじゃれてくれたときは、仕事のことを忘れられていたらいいな。
……でも。その時にも綺麗な動きしてたから。僕もああいう動き、してみたいかなって、思っちゃう。
──今度会ったら。メイドさんの作法、学んでみたいな……
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天神切一刀 |
「……刀。作るの大変だね……もっと、精進しないと」
──刀のアクセサリーを作った時のアンナ
刀を振るのがとてもうまい……ちょっと変な子。
事あるごとに刀の天才だって言ってたけど。きっと間違いじゃないと思う
道場を開くみたいだけど、その道筋が曖昧で大丈夫なのかな?って思っちゃう。
それでもなんとなくうまく出来そうな雰囲気を持ってるから、面白いよね。
──そうだ。刀、今度作れるか試してみようかな……
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ルイ・カルマノッテ |
「む……むむ。わ、わからない……!?」
──魔弾合成のタネを見抜けなかったアンナ
変わった魔弾を使っている子。変な顔もやってる。
……でも、実力は確か。僕に無いものをたくさん持ってる。
それに。僕よりもずっと、ずっと女の子してる。笑顔も素敵だし。
……その、言いにくいけど……女の子っぽい体付きもしてるし
──今度、女の子らしい振る舞いについて聞いてみようかな……?
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リミラリリィ・ラミルラ=メロウ |
「リミ、ちゃん……」
──面談を拒絶された後のアンナ
菌を使った魔法を駆使するユニークな魔法を使う女の子。
独身寮の食堂に行った時に見かける時もある。ご飯が美味しい。
発酵食品に詳しいからチーズとか作った時に味見してもらってもいいかも。
そういえば。実はほとんど同じ時期に入ったみたいなんだ。だから、同期っていうのかな?
──銀時計。今度返すよ。お願いだから……ちゃんと起きてね?
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ラグナ |
「この胸の中で芽生えた願いを叶えるためにも……僕は強くなる」
──アンナ・ファルネーゼ・ロマノフ
僕は。アナタの為なら星だって撃ち落とせる。この世の果てのその先にだって往ける。
歩こう、共に。手を繋いで。ココロを繋いで。そうすれば、僕は何処までも強くなれる。
歩幅はまだ違うけど。身長だってまだ僕の方が大きいけど。そのうち追い越されちゃうかな?
大好きだよ。僕の"7発目の相手"。
──それで、えぇと……大きくなっても。ラグナ君が大人になっても。愛してほしいな……。
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能力
かの者が放った弾丸は2kmも離れた相手の幾多にも展開された障壁とその命を容易く貫いた。
──"ロマノフⅠ世。その一生"第4章67ページより抜粋
ロマノフの一族に伝わる魔弾の加工、及びその魔弾の運用。
彼女が今まで学んできた技術の結晶と言っても過言ではない魔弾の威力は、決して軽いものではない。
ただし、一流の魔弾使いを数多く産出しているロマノフの一族としてみると彼女の腕前は大きく劣っている。
……そして、それは当然の話である。アンナの能力の適正は魔弾の加工でも魔弾の運用でもないのだから。
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アンナの能力の適正 |
アンナの能力の適正
"幸運を。死にゆく者より敬礼を"
──ロマノフⅥ世が最後に制作した魔弾に刻まれた聖句
彼女が本来向いているのは魔弾の威力を高めるために学んでいる錬金術の方だ。
より正確に言うならば、魔弾と錬金術の複合による新たなる魔弾だ。
現在でも錬金術を学んではいるが、より錬金術の運用を考えればさらに彼女の魔弾は強力なものになるだろう。
そして。現に彼女の魔弾は一層の冴えを見せている。
特別な事をしたわけではない。ただ、彼女は父ではなく、母からの、天才錬金術師からの才能を強く受け継いでいただけだ。
それは既にロマノフの魔弾と言い切るのは難しいが。アンナ・ファルネーゼ・ロマノフの魔弾であることは間違いない。
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使徒 |
「7発目さえこちらにくれれば残りの6発はそちらのもの。安い買い物だろ?」
────"魔弾の悪魔"ザミエル
アンナ・ファルネーゼ・ロマノフに取り憑いている存在。
魔弾の才能には恵まれなかったアンナだが、魔弾の悪魔の眼鏡には叶ったようで、強引に取り憑かれている状態。
……だったのだが、とある事件を通じて正式に契約。多くの弾丸を入手することになった。
ザミエルからすると死なないだけマシの不平等な契約でしかないが、逆らうことは出来ていない。
結果として、致死に至る魔弾をアンナは悲劇を迎えることなく放つことが出来ている。
「…………覚えてろよ、次契約する時はもっとうまくやってやるからな……」
────"魔弾の悪魔"ザミエル
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キャラクター情報
「ロマノフの魔弾、僕の魔弾から逃れる術はない」
わかりやすい遠距離アタッカー。圧倒的な命中とアタッカーとして申し分ない火力を兼ね備えております。
また、同じエンゲージ、および物理アタッカー限定ですがエンチャントによるサポートも行えます。
問題は探索特技や防御特技が無いため、狙われると脆い点です。手厚いカバーが欲しい所ですね。
「……僕の勝ち」ふんす、と大きく息を吐く。
最終更新:2018年09月27日 01:27