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ドール




”ドール”エイラ・ヘヴンリーズ(-/'DoLL'Ala Heavenlies)

年齢:17 性別:女 種族:鬼人 身長:161cm 体重:45kg(改造部位を含む)
クラス:魔道士/魔法芸術家/サイボーグ/戦士 所属隊:朱雀隊 立場:新人
アイコン:ヴァイオレット・エヴァーガーデン(ヴァイオレット・エヴァーガーデン)
イメージCV:種﨑敦美 参加卓:夜明け2018卓/常夏島 PL:メイト


「エイラ・ヘヴンリーズと申します。
任務中は”ドール”とお呼びください」もぐもぐ。


外見
 柔らかく編み込まれた金髪に深みのある色合いの碧眼。
 総じて精巧な人形と見紛うほどの卓越した美貌を持つ。
 無表情かつ声の抑揚も薄いため一見して無感情だと勘違いされやすいが、
 長く彼女に接していれば、次第に言い回しや間から内在する豊かな情緒を感じ取れる。

+服装
服装
 清楚かつ華やかなワンピース・ドレスに彩られた姿。
 ドレスの上のジャケットやシルクのプリーツスカート及びその下のタイツが腕と脚を、
 さらに革製の手袋とロングブーツが指先足先までを完全に覆い隠している。
 胸元にはエメラルドのブローチが取り付けられ、普段も淡い魔力を放っている。

 およそ常夏の炎天下にはそぐわず魔法使いの活動に適しているようにも思えないが、
 特にイツビ組の任務において彼女がこの出で立ち以外で現れることは極めて稀だ。

+身体的特徴
身体的特徴
 手袋を外すと、そこには硬質なる金属の光。タイツで覆われている脚も同様。
 彼女の肩および股から先に生身の腕と脚は存在せず、
 人体改造による機械四肢がその機能を代替している。

 改造に際していくつかの身体機能もそれに合わせて調整している。
 たとえば体温調節。彼女は両腕両脚を失っているため他人とは代謝バランスが異なる。
 これを解消するために義肢は体温調節を行う臓器としての役割も併せ持っており、
 このため常夏島の炎天下にて厚着をしていても過度な暑さに苛まれることはない。

 そうした多機能性や体内カロリーを義肢の電力の一部へと変換しているためか、
 義肢を装着した状態での彼女の活動は燃費がやや悪く、多くのエネルギーを必要とする。
 こまめに食事を摂っているのはこれの補給のためでもあるようだ。

 四肢には直接的な感覚は存在しない。
 相手から触れられることはできても、自分が相手に触れることはできない。
 この引け目からか、戦闘中などの必要に駆られている場面を除き、
 彼女が直接その義手(て)で相手に触れるようとするのはごく稀である。

 また、服で隠れている生身の大半には火傷痕が残っている。
 これは彼女が魔法使いとして覚醒した際に身を包んだ炎の名残であり、
 後述する脳障害にも影響している、自由を掴んだ烙印にして呪いの産物である。

 直接的な感情表現に乏しいのは彼女が強く自制しているためであり、実際は感情豊か。
 彼女は自身の感情の直接的な表現に対して強い抵抗が生じる脳障害を患っており、
 過剰な疲弊に見舞われないために可能な限り自身の感情表現を制御している。

 口調が概ね敬体かつ論理的なのも、不用意な感情表現を避けるのが主な理由。
 他人に対する敬意などロクに払っておらず、謝罪を口にする時も謝意の欠片もない。
 ただし、話し方に引きずられてか、論理性を重視する思考回路も持っている。

 魚住博士の見立てでは、彼女のこうした身体障害については
 数年から十数年の期間で快方に向かう可能性もあるという。

+”DoLL”
Dawn of Lasting Liberty(これより続く自由の夜明け)
 イツビ組隊員として活動する際の彼女のコードネーム。略称DoLL。
 特に隊員たちからは私生活においてもこの名前で呼ばれることも多い。

 彼女が死の淵で見つめた光景を元にした名前であり、心象風景そのもの。
 彼女は自分自身を芸術として見做すことによる魔法を扱っており、
 隊員たちからドールと定義させているのもその概念の補強の一環である。

朱雀式:剣奥義
 彼女はこのコードネームを朱雀式:剣奥義の名称としても当てはめている。

 術式発動の際に宣言し、自己の役柄であるDoLLを対象を巻き込む形で拡張する。
 かつて彼女が体験してきた一瞬の中の無限に等しい時間意識も押し付ける形で
 相手を強引に自分の舞台に引きずり上げ、不可避の一閃を叩き込む絶技。

人物
 現在の心身と過去の体験に基づく非常に複雑な精神性を有している。
 それでもあえてざっくばらんにその性格を表するならば、のん気。

+詳細
 良くも悪くもマイペース。自分の意志と欲求に素直な性格。
 他者に手を貸すのも慮るのも、一方でダシにするのも、全ては彼女の気分次第。
 規範意識というものが希薄であり、周りが思いもよらない行動に出ることも多々ある。
 自分の外見と振る舞いが周囲に与える印象をよく理解した上でなので尚タチが悪い。

 自分が好き放題しているだけあって、他人の意志もよく尊重している。
 特に、何かに縛られたり迷ったり悩んだりと、不自由に囚われている相手に対して、
 それから解放されるようにと献身的な姿勢を見せることもある。
 もちろん、彼女が気に入っている相手ならばという前提が加わるのだが。

 また、彼女自身は自分が異端に属するという変えられない自意識を抱いている。
 過去の体験から精神性の一部が老成してしまっていることや、
 実際の社会経験の未熟さによる幼さも持ち合わせてしまっていることを自覚していて、
 それでも自分は年齢通りの少女として生きることもできる、と信じようとしている。

 だからこそ、彼女はあらゆる人々に違った形での普通さを認めるし、
 それぞれが持つ普遍性を大切に想い、それを傷つけ得るものから自ら守ろうとする。
 イツビ組朱雀隊に所属しているのも、いざという時に必要となる”力”を育むためだ。

 常夏島に来たばかりの頃は人々に対して隔意を抱いていた。
 ドール、というコードネームが示す人形という意味にもそれは端的に含まれている。
 だが、人々が自分を受け入れるにつれてより自然な好意を示すようになっていった。

 不活発にして活動的。休日は街中自然区域でのんびりと日を浴びている。
 舞台女優としても活動しており、稽古や自主練習に明け暮れる1日を過ごすこともある。
 そして三度の食事よりも食事が好き。節電魔義肢の駆動に必要な燃料というのもあり、
 こまめに食事を摂っている姿をよく見かける。他人のものも勝手に食べる。

 彼女の奔放さには、彼女が擬似体験してきた他者の人生が深く関わっている。
 彼らのほとんどは”火の鳥”を追い求めた傍若無人な悪人ばかりであり、
 それらを自分自身として経験させられた彼女の心もまた悪性に冒されしまった。
 幸いにも、現在の彼女はそれを身勝手さという形で上手くコントロールしている。

 総じて、不条理と不自由に苛まれた壮絶な過去を持ちその影響は色濃く残っているが、
 概ね前向きに楽しく常夏島での生活を謳歌している少女。今日もご飯がおいしい。

属性 火・混沌・悪
起源 黎明
好き 食事・散歩・舞台・面白い相手
嫌い (自分への)強制・束縛・押し付け・面倒事

能力
 自己そのものを”芸術”と定義し、魔義肢から独自の力を発揮する純戦闘型魔法使い。
 基礎能力こそ俊敏性を除いて突出していないが、魔道士としての火力殲滅、
 エクスカリバーでの白兵戦闘、様々な攻撃を捌き切る耐性と回復力全てを併せ持つ。

+魔法
+鬼人
鬼人
 幻想種”火の鳥”の血を半分受け継ぐ鬼人。
 魔力を解放した際に背から生まれる片翼の焔がその象徴。

 人外の美貌を持つ彼女の身体は常に”最も美しい状態”へと保全される補正がかかる。
 彼女は普段から美しさを基調とした服装を身に纏うことでこの性質を補強・拡張し、
 たとえ傷つこうとも美しさを保ち続けるという『再生能力』へと昇華している。

 彼女の多くの魔法の魔力は彼女の胸元の宝石に宿る灯から生み出される。
 この宝石は彼女の原初の生のイメージ・心象風景を辿る足掛かりとしての機能を持つ。

 彼女自身の”人生経験”と眼前で展開された魔法を照らし合わせ、
 ”火の鳥”の可能性を引き出す魔力をそこに加算することで
 敵対者の術式を一時的に我が物とする極めて特異な術式も使用可能。

+魔道士
魔道士
 彼女の魔法使いとしての能力は”火の鳥”の魔力と自身の芸術化、
 そして身体のサイボーグ化による部分が大きく、魔道士としての素養は支配的ではない。
 主に彼女は自身の魔力源として魔道を活用している。また、鍵や罠の”解放”も行える。

 魔法陣は義肢の表面に投影され、彼女が臨戦時に纏う魔力へと内在する形で展開される。

+魔法芸術家
魔法芸術家
 魔法使いとしての彼女の中核を成す要素。
 魔法芸術家の多くは自分の表現する歌や絵画を媒体に魔法を発動するが、
 彼女が表現するのは”ドールと名乗る彼女自身”という総合芸術である。

 戦闘に入ると、彼女の手には空想剣(エクスカリバー)が握られる。
 空想剣は高威力を誇るほか、彼女の観る世界を他者に向けて切り取る鍵の役目も果たす。
 様々な感情が爆発的に混ざり合った美しい黎明の光景が混沌と広がっていく。

+戦士
戦士
 イツビ組朱雀隊での訓練・任務により後天的に会得した資質。
 芸術魔法の優雅さはそのままに、空想剣を用いた戦闘技術も飛躍的に向上した。

 彼女は自身の聲(こえ)に他者の好奇と忌避を惹きつける魔力を込めることができる。
 これは彼女が今際に放ち命を繋ぎ止めた叫びを再現したものである。

+サイボーグ
サイボーグ
 彼女は魔法的な人体改造を行っている魔法使い、即ちサイボーグに分類される。
 出力の大きな魔法を使う際は手袋を外し、銀色の御手を露出する必要がある。

 決戦時には体内回路を励起し、紅~橙の爆発的な魔力を纏う。
 このハイボルテージ状態により彼女は全面的に高水準の魔法を発揮できる。

+改造部位
HKMシリーズ
 人間工学博士兼魔技士である魚住博己が彼女の為に一から設計した専用義肢。
 魔結晶を配合した合金により十分な強度と滑らかな外見を兼ね備え、
 神経と魔力の伝達で淀みなく機能し、最適な重量バランスにまで気を配られている。

 最先端技術こそ用いられていないが、だからこそ肩との接合部以外の部品は
 専門技術を持つ魔技士による修復や取り換え・改造などが比較的容易になっている。

HKM-01
 右腕代替魔義肢。エクスカリバーを手にするため、
 他の部位よりも淀みなく魔力と電力が流れるよう調整されている。
 また、装着された魔導カートリッジと電磁加速装置により威力の増強も可能。

HKM-02
 左腕代替魔義肢。右腕と比べて硬度を強化している。彼女の専用礼装でもある。
 矢や銃弾などの射撃から因果律に至るまで、様々な干渉を行うことができる。

HKM-03
 右脚代替魔義肢。接地部分からの魔力制御の役割を持つ。
 特殊な刻印が施されており、魔力消費の負担を軽減する機構を持つ。

HKM-04
 左脚代替魔義肢。基本機能は03と同様。
 02と同様の因果律干渉を持つが、こちらは過ちの運命を己へと手繰り寄せる。

来歴
 今年に入って常夏島にやってきた新人。自らイツビ組に志願し、朱雀隊員となった。
 舞台女優としての活動も並行しながら常夏島を守るために尽力している。


+詳細
 マッドサイエンティスト・嶽石栞太が”火の鳥”の亡骸との間に作った鬼人。

 生まれてからの15年をエイラは南米の奥地に存在していた
 嶽石栞太の秘密研究施設内の培養槽の中だけで過ごした。
 少なくとも、彼女が彼女としての意識で覚醒していたごく僅かな時間において、
 彼女の世界とはガラス越しに見える朽ちた研究設備と、血走った父の眼だけだった。

 彼女に行われ続けた実験内容は、”火の鳥”の生き血から『記憶』をデータ抽出し
 脳への直接的な信号・魔力伝達による『人生の完全なる追体験』だった。
 そして、”火の鳥”と関わった人間のほとんどは悲惨な人生の末路を迎える。
 救いのない生と死を擬似的に無限に繰り返された少女の脳は破綻を迎えた。

 ある日。久しく本来の意識を覚醒させると、
 エイラは自分の両脚が存在しないことに気が付いた。
 彼女を逃がさないために脚を斬った、そう語る嶽石の顔は既に人のものではなかった。

 15歳になり、培養槽から引き出されたエイラは嶽石から親子心中を伝えられる。
 手枷をかけられたまま最後に追体験させられた記憶は、大戦期のある軍人のものだった。
 軍人は戦闘機械として拾ったはずの少女を愛し、彼女に生きよと命じて戦火に消えた。

 彼(じぶん)が少女へと発したメッセージに感化されたエイラは、
 自らの血の性質である『新たな可能性』を引き出し、手にエクスカリバーを現出させる。
 死ぬ前に外の世界を観るべく両腕ごと枷から自らを切り離し、
 その時だけ使うことができたフライトの魔法で燃え盛る研究所から逃走する。

 初めて観た外の景色は、地平にまで満ちる黎明の陽だった。
 果てで巡り合えた喜びか、まだ生きていたいという渇望か。
 全身全霊の叫びを空に向けた後、エイラは死の淵へと倒れ込んだ。

 その声が魚住博己へと届いたことでエイラは一命をとりとめる。
 2023年より2年間は博己と共にアイスランドでのリハビリ生活に終始し、
 リハビリを終えて博己から常夏島について聞くや否や、彼女は単身飛び立っていった。

+関連人物
+魚住博己
魚住博己(うおずみ ひろき/Hiroki Uozumi)
年齢:58 性別:男 種族:人間
クラス:魔道博士/魔技士/ほか アイコン:お茶の水博士(鉄腕アトム)

概要
 エイラにサイボーグとしての人体改造を施した学者であり技術者、外科医。
 専門は人間工学だが、魔技士としてもその名は知られている。

 常夏島の建設期の計画にも携わった関係で島内の各組織に少々だが顔がきく。
 イツビ組の古参の中には常夏島で活動していた彼を知る者もいるだろう。


人物・近況
 実直にして善良。大きな鼻がチャームポイント。
 人柄のよさから勘違いされやすいが、苛烈な探求心と反骨心を備えた生粋の研究者気質。
 好きなものは子供達の笑顔と安心して暮らせる社会、嫌いなものは政治的な駆け引き。

 最先端分野の研究活動にはこれまであまり活発ではなかったこと、
 積極的なメディア露出もしないことから、一般社会的な知名度は低い。
 一方で研究者間での評価は高く、学生達からも広く慕われている。
 ただ、2023年~2025年の間は大学と学会から完全に離れていた。

 エイラ・ヘヴンリーズ(ドール)は魚住にとっての頭痛の種。
 今年の3月に彼のもとでのリハビリを終えたエイラに常夏島への移住を勧めた際は、
 あと数か月はかかるヨーロッパでの自身の多忙な研究活動がすべて片付いてから
 エイラと自分の2人で一緒に常夏島へと渡ろうと考えていた。

 ところが、魚住の勧めを聞いたエイラは勝手に常夏島へと渡ってしまう。
 一度連れ戻そうにも大詰めに入った研究活動により多忙を極めた魚住は、
 まともに彼女と連絡を取る時間すらなくなってしまった。

 やがて6月を迎えた魚住のもとにエイラを介してやってきた知らせは、
 新たな並行世界の脅威に対抗したいというイツビ組からの協力要請だった。
 もちろん、エイラがイツビ組に入っていたことに腰を抜かせたのは言うまでもない。

最新研究
 彼がヨーロッパで進めている研究は「生体義肢」。
 これまでの彼が手掛けてこなかった最先端研究であり、
 従来の節電魔義肢を発展させたより高度な感覚を得られる義肢を目指している。

来歴
 裕福な家庭に生まれ、幼少より科学実験に明け暮れる毎日を送る。
 同じく後の人間工学者である嶽石栞太(たけいし かんた)とは幼馴染であり親友。
 小学校のテストから博士号認定に至るまで彼らは互いに切磋琢磨する間柄だった。

 だが、嶽石の研究目的の達成を史上とする倫理観の欠如した姿勢に対して
 魚住は次第に忌避感を覚えるようになり、やがて2人は袂を分かつことになる。

 嶽石が彼の娘の死後に失踪した際も、魚住は嶽石のことを気にかけることはなかった。
 やがてそれから長い年月が過ぎ、2023年の春。「最期の研究成果をお前に披露したい」
 という嶽石からの手紙を受け取った魚住は手紙に記されていた南米の秘境へと飛んだ。

 魚住が手紙を頼りに辺境へと辿り着いた時、彼は凄絶な叫び声を聞く。
 誘われるように向かった先には、四肢を失った少女と燃え盛る研究所があった。
(※エイラは両腕だけでなく両脚も義肢ですが、これは現時点でまだ公開されていません)

 急ぎ少女を助けた魚住は、彼女……エイラの口から、
 嶽石が彼女に対して15年間行い続けた狂気の実験のあらましを知ることになった。
 魚住がエイラに一貫して献身的な姿勢を見せているのは彼自身の善性もあるが、
 いずれ辿ることが分かっていたはずの嶽石の末路を放置した自分への負い目もある。

 その後、魚住はエイラをアイスランドの健やかな環境に移した上で
 サイボーグとしての人体改造を施し、2年におよぶリハビリに付き添う。
 こうしてエイラに新たな四肢と自由を与えた魚住は
 並行して進めていた生体義肢の研究を本格化させることとなった。

+嶽石栞太
嶽石栞太(たけいし かんた/Kanta Takeishi)
享年:56 性別:男 種族:混血
クラス:魔道博士/魔技士/ほか アイコン:天馬博士(鉄腕アトム)

概要
 元人間工学者。およそ二十年前に失踪し、
 ”火の鳥”と自分との間の鬼人の実娘を対象として
 尋常ならざる人体実験を行い続けたマッドサイエンティスト。

 南米の奥地にて自殺。遺体も全焼したため身元が分からず、
 嶽石の死は現在も国内のほとんどで知られていない。

人物
 非常にハングリー精神が強く、良くも悪くも情熱的。
 卓越した研究者である一方で倫理観が欠如しており、多くの問題を引き起こしてきた。
 愛娘を失ったことを切欠に嶽石の人生の歯車は決定的に狂い始める。

来歴
 ヘヴンリーズ家の妾の子として生まれ、すぐに嶽石家へと預けられる。
 劣悪な家庭環境の中で育つも、幼少期から少年期にかけては
 幼馴染の魚住博己の影響もあってか熱血漢の科学少年として慕われていた。

 だが、大学で本格的に人間工学を学ぶようになってから
 学術倫理を半ば無視した行動に嶽石は批判を受けるようになる。
 卒業後も完全に合法とは言い難い研究機関に身を置きながら研究活動を続けるも、
 結婚し娘を授かったことを機に、年齢を重ねた嶽石の人格も丸くなりつつあった。

 だが、愛娘を事故で喪ったことにより彼は狂乱する。
 失踪した嶽石は喪った娘を取り戻すために死者復活の魔法を探し、
 最終的にそのための手段として世界各地で”火の鳥”を追い求めるようになった。

 2012年。嶽石は南米の秘境にて”火の鳥”を探し当てるも、誤って殺害してしまう。
 だが、この邂逅以上の機会は二度と来ないと考えた嶽石は、
 ”火の鳥”の遺体を死姦し宿らせた命を”火の鳥”へと成長させる人体実験を開始した。

 その実験内容とは、情報思念体である”火の鳥”へとエイラを近づかせるために、
 ”火の鳥”の血液に眠る”火の鳥”がこれまで接触してきた人間たちの『記憶』を
 高速・高密度・並行してエイラに擬似体験させ、脳内情報として定着させる……
 即ち、『”火の鳥”と接触した人々の人生そのものを追体験させ続ける』ことだった。

 かつて非合法に近い研究機関に所属していた際の裏社会との繋がりを利用し、
 ”火の鳥”の遺体のパーツを裏ルートで売り捌くことで嶽石は研究資金を得ていた。
 また、実験を進める過程でエイラに歪んだ執着心も抱くようになった彼は
 エイラが万に一つも自分の手から離れることのないよう、彼女の両脚を切除した。

 15年に渡る実験の末、あらゆる面で限界を感じた嶽石はエイラとの心中を計ろうとする。
 だが、エイラは殺される直前に枷を嵌められていた両腕を自ら切断しフライトで逃走。
 全てを失った嶽石は、自ら仕掛けた研究施設の爆発と炎上に身を捧げた。

+”火の鳥”
”火の鳥”
年齢:不明 性別:女 種族:幻想種(怪異) アイコン:火の鳥(火の鳥)

概要
 滅多に人の前に姿を現すことのない伝説的幻想種。
 その血は不死性を与えるとも、その羽根は天の頂へ誘うとも言われる。

 その正体は、朱雀・鳳凰・ガルーダ・フェニックスなどの世界各国に存在する
 様々な『火鳥伝説』の複合体としての怪異であり、情報思念体。

詳細
 神話上の神獣が鳥の姿をしているのは珍しくなく、
 生命の根源や文明の象徴である火もまたそれらに欠かせないパーツである。
 この鳥と火が結びついた伝承は並行世界を含む世界各地に様々な形で存在している。

 ”火の鳥”はそれらの伝承の集合体としての都市伝説である。
 個々の伝承に現れる火鳥は多くの場合神格としての力を有しているが、
 単に語り継がれているだけの”火の鳥”にはそれほどの力はなく、怪異として立脚する。

 その能力は大きく分けて二つ。
 一つは、伝承を束ねるという性質による『情報思念の集合性』。
 ”火の鳥”はそれまで一度でも関わった人間の過去と未来の情報、
 すなわち『記憶』を超長期にわたってその血に保有し続けることができる。

 もう一つは、燃え盛る火と飛び立つ鳥から想起される『新たな可能性』。
 ”火の鳥”は人間の潜在能力や残留思念を活性化させる魔力を保有している。
 ”火の鳥”の生き血を飲むと不死になれるという伝承の大本もこれで、
 実際には一時的な生命力の活性化こそ望めても寿命を延ばすほどの力は持たない。

 ”火の鳥”自身は転生という形での再生能力を有している。
 特定の個体の死亡後に新たな個体がそれまでのすべての記憶を引き継ぐ形で再誕する。

 これらの性質から、時代や地域によって程度の差はあれど、
 ”火の鳥”は常に人々によって追い求められてきた存在である。
 伝説は誇張され、次第に失われた魂さえも蘇らせるとまで嘯かれるようになった。

 ”火の鳥”と深く関わった人間のほとんどは人生を悲惨な結末で終える。
 ”火の鳥”は人間に新たな可能性を示すことはできても、それを人間は悪用する。
 いつしか”火の鳥”は自らを狙う人々を憂い、人との接触を避けて生きるようになった。



「我は不羇(ふき)の剣。黎明の焔。
無縫の旗手の名のもとに、あなたを解放します」


 ドールはその身に芸術を宿す魔法使いにしてイツビ組の朱雀隊員である。

 楯として、剣として。あらゆる可能性を提示し、囚われた敵を解き放つ炎として。
 彼女という空想により世界は美しく染め上げられるだろう。

Functions

 ・壁
 ・魔法アタッカー
 ・白兵アタッカー



「任務完了ですね。帰還しましょう。それに、お腹もすきました」

更新履歴

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