八十葉凍羽

"冷血"八十葉凍羽(やそばとうは/No.81818)

年齢:28 性別:男 
種族:混血 メインクラス:魔道士 サブクラス:錬金術士 エクストラクラス:魔技士
所属:青龍隊 立場:副隊長(ベテラン)


イメージソング:勝利の凱歌/歌詞
イメージBGM:氷の世界/クリミア軍進撃/blastix riotz


「無駄話をする余裕があるのか? ハッ、随分と余裕なものだ。その力、本番で確実に奮うように」

「なんとかなると思います、ではない! なんとかしろ! 泣き言は断固として認めん!」


人物

甘いマスクに清涼感のある出で立ち、物腰の柔らかさでバイト先の喫茶店ではファンができるほど人気の好青年。
しかしそれら全ては建前であり、隊で指揮を握った時の彼はツンドラである。
厳格にして荘厳、冷徹にして熱血、故に冷血。
戒律に厳しく職務に忠実でクソ真面目な鬼の青龍隊副隊長。
そんな彼の指揮下で職務に当たることは、一部隊員間ではシベリア送りと称されるほどである。
だが、その厳しさもこの島とイツビ隊への好意によるものだということは伝わる者には伝わるだろう。


+ シークレット・ガーデン
+ ■ワーカホリック
■ワーカホリック
仕事はいい。働いている間は余計なことを考えなくて済む。
イツビ組の為に尽くしているときこそが自分にとって安らぎであり一番の本望だ。
イツビ組の八十葉凍羽である間は強く傲慢で厳格な男として在れる。
自身の気質が纏める側の人間ではないとは自認しつつも、人々の感情が全て青龍隊副隊長へと向けられていると思い込めば、
普段は直視できないものといくらでも対面できるだろう。
ただし、唯一部下に死なれることには強い拒否反応を起こし、
それを回避するためならば幾らでも死線に立つことを厭わない。
+ ■走り屋
■走り屋
+ ■人間不信
■人間不信
12年前、唯一の肉親であった母親にこの島に捨て置かれ、男の心は荒みに荒みきった。
一体、何がいけなかったのか。
自分ではこんな借金の捨て場所としてしか、彼女の力にはなれなかったのか。
また捨て置かれるのは御免だ、と。
男は他人を信じることを、信じられることを諦めた。
仕事としての立場と役割に対する期待は出来れど、個人に対する信頼を持つには非常に強い拒絶心を持つ。
なによりも、こんな矮小で無価値な自分、そんな己に向けられる他人の感情の全てが信じられず恐ろしくてたまらない。

+ ■臆病者
■臆病者


パーソナリティ

アライメント 秩序・中庸
属性 氷/火
趣味 料理、機械弄り、ドライブ
苦手 コンタクトを入れる、目薬を差す、生のトマト


来歴

「嘗てはそれなりにやんちゃしていたが、まあ。昔の話だとも」

2013年の夏ごろ、母親に連れられ常夏島へと足を踏み入れる。
しかし数日の後に親は自分に借金を全て押し付けて雲隠れし、自分はここへと棄てられたことを理解した。
一先ず支払いは保留にはなったが当然のごとくグレた。めっちゃグレた。
やさぐれきった果てにスリルを追い求め、異界で自棄っぱちの走りを繰り返す日々を続けた。
しかし2年ほど経ったある時、ちょうど走っていた異界を制圧しに来た東郷剣率いるイツビ組朱雀隊と偶然出くわし鎮圧・保護され、
「っつーかオメエいい走りするじゃねえか。どうだ、意味もなく走り散らすよりも俺達と来ねえか」「は?」
そんなこんなでまだ立ち上がったばかりのイツビ組へと編入する。
敢えて朱雀隊ではなく青龍隊として陰ながら彼の背を追い、揉め事を建前の面の皮の厚さと顔と物理で止める役割を担う。
そうして心を入れ替えて研鑽し続けた結果、副隊長まで登り詰めて今に至る。

一年前に任務で大怪我をした結果、右目の視力が眼鏡かモノクルがなければ殆ど見えないほどに著しく低下。
走り屋としての一線を引き、メカニック関連の技術を応用し魔技士へと転身した。
数ヶ月前から任務へと復帰したが、怪我と機械の準備を前倒しにしての強引な復帰な為か
未だ戦闘面に於いてはあまり本調子ではないようだ。


交遊関係

隊長格との関係
東郷剣
イツビ組へと入った経緯もあり、恩義をそれなりに感じていて彼の言葉には比較的従順。
真面目で厳格な部分は彼の影響も多少あるとかないとか。

アレイスター=クロウリー
青龍隊副隊長という立場と東郷に隊へと誘われた経緯から、仲のよろしくない二人の仲介役を率先して行っている。
彼女が研究に没頭した場合、大半の面倒事が彼含む副隊長たちへと皺寄せで回ってくるので頭を抱えている。

ナンシー=イナーヤト
大怪我して出撃停止を食らった際に、彼女の提案で数人を連れ添って人生で初めてやけ酒した結果
(彼女には流石に及ばないが)死ぬほど酒が強いことが発覚した。
そのときの飲みは、店の在庫の方が先に根を上げたことで一部では有名。

シパシクル
趣味は料理と機械いじりと比較的得意分野の似かよっていることもあり、度々技術やレシピの交換をしている。
二人が調理をしたときはその匂いに思わず足を止めた人々へトウハからの喝が飛ぶまでがテンプレ。

蓮川ケイ
大怪我を負った際に色々と手当てやら診察の世話になった仲……なのだが目薬を入れるのが下手くそなのがバレネタにされてるのでむかつく。
他人を無闇に殴らないと心掛けているがそれすらぶん投げてぶん殴りたい。



データ

「――爆ぜろ」


魔力を派手に爆破して爆風で全てを凪ぎ払うという、見た目とは裏腹にシンプルかつ暴力的な戦術を好んでいる。
その熱量とは反対に、全てを凍てつかせる殺気と冷気を帯びた『支配』の魔眼による行動阻害も持ち合わせる。
相反するような二つの能力は彼の二面性そのもののようであり、両方を伴って今の彼の象徴を形作っていると言えるだろう。

+ スキルフレーバー解説
+ ○『支配』の魔眼(ギアス、矛盾提起)
○『支配』の魔眼(ギアス、矛盾提起)
恐怖心を抱いている人間に己の命令を簡潔ながら刷り込むことのできる魔眼。
対象が抱いている恐怖心が強ければ強いほど、その束縛力は向上する。
対象を恐怖させやすくするために目そのものに死の概念を深く刻まれており、
この眼を持っているだけで術者とその周囲は死の体現である殺気と冷気に付きまとわれ続ける。
ローゼンクランツ家に伝わっていた家伝かつ秘蔵の魔術であるが、
長兄が失踪した為に現在この眼を持つ者はその息子である八十葉凍羽と名乗る男ただ一人となっている。
混血であるためその支配力は劣化しており、基本的には他人に向けたところでほんの一瞬本能に働きかけて動きを差し止める程度の物に収まっている。

八十葉凍羽はこの魔眼を自身に使用し、死の恐怖に怯える己の心を縛り続けている。
副隊長として相応しい態度で在り続けるように、仲間を失う恐怖で己を見失わないように、足を止めないように。

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最終更新:2018年08月22日 09:47