アデーレ・SB・トゥエルブ

アデーレ・SB・トゥエルブ

年齢:32才 職業:運び屋 性別:女 メイン:聖職者 サブ:結界師 エクストラ:竜装術士 追加サブ:戦士/魔法戦士 種族:鬼人
参戦回数:0回 身長:147cm 体重:38kg PL名:レジィ すりーさいず:ぺたん・すらっ・ない

「機体名ユニコーン、起動します。私の後ろにいてください。すべてを防ぎます」

「やぁあああああっ!外!外出ちゃった外怖いっ!太陽がまぶしいっ!?怖いっ!風が吹いてるぅ!!!」


外見

「見た目は確かに小さいかもしれないですけど、大人なんですよ?」


見た目は小柄な少女。金髪碧眼を輝かせる10代前半に見えるが生まれてから30年をとうに過ぎているアラサーである。
普段は白い大型の魔道甲冑に搭乗しており、野外でその姿を見せることはあんまりない。
服装はサイズが合わないぶかぶかの服を着ているが、これは背中を中心に取り付けられている魔道甲冑と接続するためのアタッチメントを隠すためであると同時に搭乗時に接続しやすくするためである。

人格

「私には何もありませんでした。将軍に助けられるまでは」

「失うものが無かったから見えるもの、得られるものがあると思うんです。今はそれを探しています」


「それはそれとして私にはさん付けをして敬いましょう。私のほうが年上なんですからね!」


魔道甲冑に乗っているときはどこか無機質に見えてしまうほど落ち着いて物事に対処する。
しかしそう見えるだけで少しでも繋がりができればすべての機能を使って味方を守るメイン盾である。

なお、魔道甲冑から降りると年下にはお姉さんぶり、年上には大人として扱うよう要求するめんどくさい性格になる。
そのうえ室内ならいいが開けた場所だと脅えてしまう開所恐怖症に襲われる。
これはどちらかというと開所というよりも生身で多くの情報を受け取ることに慣れていないせいであるようだ。

来歴

「私はとても幸運に恵まれました。部品として生きるだけだった命がここまで続くことができた」

「望まれていた生き方ではないですけど、終わるときには何か意味ができるといい。そう思っています」


とある神を祀る秘密結社で生まれ、戦争を長引かせるために戦力のバランスをとるために作られた。
自分の意思はなく、ただただ命ずるままに魔道甲冑に乗り目標を破壊していた。

兵器としか認められず、心の存在を否定され続けた毎日に変化が起きたのは紛争から始まった長く続いた戦争が終わる気配を見せてからだった。
和平派の第一人者である『青の国』の姫を誘拐し、洗脳することによりさらなる戦争煽る計画のため潜入した。
油断させるために経歴を偽り、姫のお付きのメイドとして潜り込めたが、メイドとしての生活はこれまでとは違うことが多くある日々だった。
初めて得た心を認め、触れ合える存在に心酔することに時間はかからなかったが、それでも生まれた理由には勝らなかった。

和平について歩み寄るための会談が開催される前に誘拐せよと命令が届き、それを実行しようとした。
その時に邪魔されたのは『青の国』と戦争をしているはずの『黄の国』の少年、そしてどんな紛争や戦争にも顔を突っ込む敵対者として結社から憎まれているある傭兵の老人だった。
誘拐は失敗し、姫のそばにいられなくなりアデーレは逃亡した。

そして老いた傭兵により存在を証明されてしまい、『青の国』と『黄の国』の連合討伐隊を送り込まれた結社はなりふり構わず抵抗した。
アデーレも魔道甲冑の『SB(Support Brain)』として搭載され、多くの討伐隊を撃破して多くの兵士に恐怖を刻み付けた。
そして『青の国』の姫の誘拐を邪魔した『黄の国』の兵士を見つけ、自分と姫を引き離したと逆恨みに近い感情を抱く。
恨みだろうなんだろうと強い心の動きである。その動きに触発されたかのようにアデーレが搭載された魔道甲冑は常軌を逸した動きを見せつけ、『黄の国』の少年を追い詰める。
その邪魔をしたのはやはり老兵だった。『黄の国』の兵士たちを含めた他の討伐隊を先に進ませ、アデーレが搭載された魔道甲冑を引き受けた。

アデーレの感情に触発されるも基本的に魔道甲冑が主となり、搭乗者を試みない動きで稼働する魔道甲冑。
四肢と内臓の一部を失い、それでも戦争に立ち向かうために神経を魔道甲冑とつなげて人機一体の動きを見せる老兵。
この戦いは魔道甲冑と人との差が勝敗を分けた。魔道甲冑が壊れても換装により補充できる老兵と、サウザンド・カスタムとして一機で戦場を覆すべく強力無比がゆえに壊れればすぐには修復することができず、そのうえ機能が落ちるアデーレが搭載された魔道甲冑。
その差を見抜いた老兵による相打ち戦法により行動不能になったのはアデーレが搭載された魔道甲冑だった。

秘密結社はアデーレが搭載された魔道甲冑以外にも戦力があったが、『黄の国』の少年を含めた討伐隊の尽力によって壊滅し、多くの戦争を起こした結社は滅んだ。
アデーレは『青の国』の姫の陳情があり、また老兵からもアデーレの在り方はアデーレ自身に責任がないと判断され『青の国』と『黄の国』が同盟してできた『緑連邦』の復興に従事することを条件に罪に問われなかった。
そして老兵は去り、復興も終わり、戦争を知らない世代ができたことをきっかけにアデーレは『緑連邦』を去ることにした。
いつの間にかくっついていた姫と少年は引き留めたが、アデーレは自分が恨まれるようなことをしてきて、そしてそのことで恨んでいる人がいるかもしれない。
それにより姫に迷惑などが掛かると自分が心苦しい。それに世界を少しでも見ておきたいと自分の気持ちを伝えた。
アデーレの決心が硬いことを知ると少年は自分の愛機をアデーレ用に改造し、少年には老兵から譲られた機体があるからと遠慮するアデーレに押し付けた。
こうして兵器のおまけだった命が人となり、世界をめぐり悪徳の街と呼ばれる都市にたどり着いた。
この後の物語がどうなるかは、まだ誰も知らない。

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いつか書くよ!



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最終更新:2018年02月13日 22:29