自殺者 (すーさいど/suicide)
令人・三笠=ユスティーツ (れいと・みかさ=ゆすてぃーつ)
イメージアイコン:アイル(グランブルーファンタジー)
「……やかましい。黙って前を向いてろ」
外見・人格
黒髪、つり目。やや童顔。常にむすっとした顔をしているが素であり特に機嫌が悪いわけではない。
基本的にツッコミ側の人間だが、気心のしれた友人の前でなら軽口程度は叩くくらい。
激情家で、特に筋の通らないものを目にするとすぐに怒り始める。その結果、ランデル内では上官に殴り掛かることもしばしば。
そんなに元気が余っているのなら働いてこい、と過酷な戦場に優先的に送られるが、運もありその全てから生還。
階級差を無視したり、上官を殴り倒したり、様々な戦場に送られた結果に付いたあだ名が「自殺者(スーサイド)」。
しかし結果を残していたため今までギリギリで見逃されていたスーサイドだが、ひょんなことからランデル内の不正を発見。
そのまま不正の黒幕であった将官をぶん殴った結果、とうとう軍法会議に掛けられることに。
証拠は確かな物であったが、将官は会議開始前までに根回しを行い、その罪を部下に押し付けて回避。
スーサイドは不正を見つけたことは評価されたものの、無関係な(と装った)将官を殴ったことで第十新潟派遣部隊「ヒラヌマ」として魔境都市へと放り込まれ、全ての攻撃スキルの習得を禁じられた。
結果、壁役として成長していくこととなる。
本名は別にあるが、現在は任務中のためコードネームで名乗っている。
来歴
ランデル中将の父親と一般人の母親の間に生まれた三人姉弟の真ん中。
姉→
麗良・三笠=ユスティーツ
弟→
頼人・三笠=ユスティーツ
父親は基本的には子供の教育には一切口を挟まず、母親に任せきり。
遊び相手だった姉はあまりにも暴君だったため、自然と家から逃げて外に遊び相手を求めるようになる。
そのまま悪い友人とつるむようになり、不良化する。
父親には何も言われず、母親や姉の言うことも無視した結果ますますグレることになっていったが、中学在学時にあるランデルの隊員と出会う。
喧嘩に明け暮れていたスーサイドを止めず、むしろ喧嘩のやり方を教えるような変人だったが、喧嘩の原因だけは必ず問い詰めてきた。
その際、必ず最後にはこう言っていた。
「坊主、喧嘩はいくらでもやれ! だがな、自分が正しいと思った時にだけだ。間違ってる時にやると拳が鈍って負けるからな!」
なるほど、と納得したスーサイドはそれから、自分の正義に従って喧嘩をするようになる。
喧嘩するたびにこのランデル隊員にとっ捕まるようになったが、原因を説明するとむしろ褒められていた。
スーサイドはこの隊員に非常によく懐き、中学卒業と同時にランデルへと入隊する。
母や姉からは士官学校を勧められたが、現場で働きたかったスーサイドはそれを断って一番下っ端から頑張っていた。
隊内でもよく喧嘩し、しかし真面目に働いてランデルにも慣れた頃、お世話になったランデル隊員の訃報が届く。
それをきっかけにスーサイドは「自分が正しいと思った時に戦う」ことにより一層固執し始め、今までは隊内くらいで収まっていた喧嘩を上官などにもふっかけるようになる。
「……あの人の理想を、俺が継ぐんだ」
キャラクター情報
最終更新:2017年12月03日 17:15