魔境都市世界観


魔境都市


 魔境都市は通称であり、正式名称は存在しない。
 【劇場】内ではこの通称で通っているが、人によってはまったく違う名称で呼ぶこともあるだろう。
 元は新潟県の都市群であるが、今は劇場に覆われ凄惨たる有様になっている。
 特に大きく地形の変えられた村雲市北部一帯は【崩壊都市】と名付けられている。
 崩壊都市の中心部に、劇場を展開しているプレイライト人がいる魔王城と呼ばれる建築物があり
 その魔王城こそがプレイライト人の本拠地であると思われている。

MGMのコメント

PC達の目的は「プレイライトに占領された村雲市の奪還」になります。
もちろんそれ以外に戦争参加の理由があっても良いですが、この目的が最優先事項です。


【劇場】


 プレイライト人が新潟県全域に作り上げた大きなドーム状の劇場。
 劇場の境目には薄らと黒い膜のような結界が張られており、外部からの攻撃等による干渉を防いでいる。
 劇場内へ攻撃をするには劇場に入らなければならないのである。
 ただしこれは結界内部から外部への攻撃も不可能である、ということを指しており
 少なくとも劇場が広がらない限りは外部への被害は一切ないだろう。

 また、劇場内は結界で外部と隔絶されている為、電気・ガス・水道などは全て結界内で補う必要がある。



【ランデル臨時魔境支部】


 "劇場"に派遣されたランデル所属の魔法使い達が作った臨時支部。
 劇場展開直後から組織されており、プレイライトとの戦争の指揮を執っている。
 支部に所属する者には個々人に照会可能な固有のナンバーの入ったバッジが配られている為、騙るのは不可能だろう。
 基本的に、有事の際は支部から支給された携帯電話に連絡が入り呼び出される事となる。
 また、支部には魔法使い協会の人間もいるため劇場内で魔法使いに目覚めた一般人には
 臨時ライセンスの取得も行っている。

MGMのコメント

ナンバーは16桁の大小英数字を組み合わせたものになります。
規則性はなく、またナンバーもバッジを既定の手順で操作し開いた場合にのみ確認可能となります。
当然、照会すれば登録された個人の情報が出てきますので、なりすましは基本的にできないものと思って下さい。



【劇場内の生活】


 劇場内は結界により外部と断片的にではあるが、隔絶されている。
 内部から見る結界は近付かない限り透明であり、天候も劇場外部と変わらない。
 ただし"崩壊都市内"のみ劇場の影響が強く、常に曇天である。
 時折降る雨は黒く、雨が降っても曇天が晴れる事はない。人体に害があるかは不明だ。

 現在、劇場内部はその半分ほどをガイアが取り返している。
 当初は外部から輸送等で供給するしかなかったライフラインもだいぶ回復した。
 ただし余剰電力は少なく、時折計画的な停電を実施する事もある。
 ガスや水道水に関しては外部からの輸送もある為、困る事はないだろう。

MGMのコメント

劇場内では電気や水道、交通機関、電波に至るまでほぼ全てのライフラインが隔絶されています。
その為、劇場内にある(又は新規に建設された)各種施設により、魔境都市内のみのライフラインを確立しています。
電話やインターネットといった物も「外部とは繋がっていない」ので注意してください。
もちろん、魔境都市内のみの電波やインターネットは外に出れば繋がらなくなりますので、そちらもご注意ください。




【"Newgame"】


 劇場に入った際、ML1の魔法使いになってしまう現象を名付けた物。
 この現象は結界を通る度に発生してしまうため、結界内で活動しようとする場合外に出る事ができなくなってしまう。
 その為、ランデル臨時魔境支部はライフラインの確立を最優先としている。
 現在は結界内でのライフラインは安定しているが、それは外部からの物資輸送を定期的に行っているからである。
 その為、物資輸送の際に必ずランデル臨時魔境支部から護衛人員が派遣されている。

 ただしこの劇場は"魔王"が許可した者は劇場の影響を受けずに通過・滞在することが出来る。
 その為、他の劇場から来たプレイライト人や平行世界人も許可を受ければ劇場内で通常通り行動は可能だ。

MGMのコメント

当然ですが、内部から外部に出た場合レベルは元に戻ります。
ただし、内部でのレベルはセーブされる事はありませんので、例え劇場内でML10になったとしても
一度外部に出てから内部に戻った場合、再びML1からスタートになります。
また、当然ですが劇場内で初めて魔法使いになり、ML10になったからと言って外部に出ても力が維持できるか、というと
外部に出た時点でML1どころか魔法使いですらなくなります。あくまで「劇場内でのみ」発揮できる力とお考えください。



【身代わりの護符】


 ランデル臨時魔境支部から支給されている護符。
 この護符は戦争に参加する者達に必ず配られ、その命を守ってくれる。
 護符は所謂"賢者の石"に近いものであり、魂が摩耗すると身代わりとなって燃え尽きる。
 その特性上、その護符を最初に受け取った本人にしか使えない。
 また、護符の作り方は悪用・濫用を危惧して秘匿されており、誰も窺い知ることはできない。


【プレイライト人】


 魔境都市に攻め入ってきている平行世界人。
 プレイライト人の多くは"劇場"を展開する自称魔王軍に属し、ガイア人に対して敵対している。
 が、一部のプレイライト人はそれらに反抗しガイア人に対して友好的に接している。

 しかし忘れることなかれ。彼らは「役割を演じる」種族であるということを。

MGMのコメント

これはプレイライト人が裏切る、という事を示唆しているのではなく
彼らは彼らの"役割"に従って行動しているだけである、という前提を忘れないでください、という意味です。
協力的と言ってもそれが彼らの"役割"に合わなければ、彼らは従わないでしょう。

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最終更新:2017年11月16日 17:41